JP4785801B2 - D級増幅器 - Google Patents

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    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers

Description

本発明は、D級増幅器に関し、特にコイル等の負荷を駆動するパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)による増幅器に関する。
D級増幅器は、入力信号をパルス幅変調して電力増幅を行う増幅器であって、例えば携帯電話機などのオーディオアンプとして広く使用される。このようなD級増幅器は、入力するアナログ信号とその差動信号とをそれぞれ三角波搬送波信号相当と比較し、パルス幅変調された正相および逆相の出力パルス信号を出力する。D級増幅器は、出力パルス信号を低飽和なパルス状の電圧で駆動することができるため、リニアアンプと比べて低消費である特徴がある。
このようなD級増幅器が、例えば特許文献1、2において開示されている。図7は、特許文献1において開示されているD級増幅器の構成を示すブロック図である。図7において、比較器140、142は、AUDIO IN入力と電圧帰還用の積分アンプ124、126によってそれぞれ生成される差動信号と三角波信号発生器123で発生される三角波信号RAMP、反転三角波信号RAMPBとをそれぞれ比較する。比較器140の比較結果であるパルス幅変調されたパルス信号は、ハーフブリッジ128で増幅され、出力端子OUTPに出力される。また、比較器142の比較結果であるパルス幅変調されたパルス信号は、ハーフブリッジ130で増幅され、出力端子OUTNに出力される。出力端子OUTP、OUTN間には負荷131が接続される。出力端子OUTPは、帰還路として抵抗器Rfb2を介して容量C102が入出力間に接続される積分アンプ124に接続される。出力端子OUTNは、帰還路として抵抗器Rfb1を介して容量C101が入出力間に接続される積分アンプ126に接続される。このような構成のD級増幅器は、正側の回路121と負側の回路122とによってそれぞれパルス幅変調された正相および逆相の出力パルス信号を負荷131の両端に出力する。
また、図8は、特許文献2において開示されているD級増幅器の構成を示すブロック図である。図8において、D級増幅器は、入力の音声電圧信号Sinを極性が異なる2つの信号に電流変換する電圧制御電流源回路F1、電流変換された各信号とフィードバック信号の電荷がそれぞれ蓄積される積分用容量素子C101、C102、積分用容量素子C101、C102の電位と基準電位Vcomとをそれぞれ比較するPWM変換用ヒステリシスコンパレータCOMP1、COMP2、その出力をそれぞれ増幅する出力バッファB1、B2、その出力をそれぞれフィードバックする定電流源帰還回路I1、I2とを備える。
入力信号Sinを極性が反転された差動電流に変換し、フィードバック電流Ifbと電流オシレータ回路2の電流をキャパシタC1、C2を利用して加算し、リファレンス電圧Vcomと比較することにより、出力端子OUTP、OUTNにパルス幅変調されたパルス信号が出力される。図8の回路構成の場合、三角波搬送波を用いるのではなく、電流オシレータの電流を用いて搬送波としているが、差動電流と搬送波パルス電流の差分をキャパシタで合成し、リファレンス電圧Vcomで比較することは、差動電圧を三角波搬送波電圧で比較するのと同様の効果が得られる。
米国特許第6262632号明細書 特開2005−303814号公報
以下の分析は本発明において与えられる。
特許文献1、2等の従来のD級増幅器における増幅動作を説明するブロック図を図9に示す。図9において、入力端子INに入力される入力信号s1から2値信号である出力信号x1および出力信号x2を生成し、出力端子OUTPと出力端子OUTNとの間に接続された負荷を駆動する。出力信号x1は、入力信号s1と、出力信号x1を係数器102a(係数β)で帰還した信号との差に対し、増幅器101a(利得A1)によって増幅され出力される。また、出力信号x2は、入力信号s1の反転信号(差動回路104によって利得−1とされる信号)と、出力信号x2を係数器102b(係数β)で帰還した信号との差に対し、増幅器101b(利得A2)によって増幅され出力される。ここで、増幅器101a、101bは、積分器および比較器で構成される回路に相当する。
今、増幅器101a、101bのそれぞれの出力において、ノイズ信号d1、d2が混入するものと想定する。このような条件において、以下の式が成り立つ。
x1=A1(s−β・x1)+d1
x2=A2(−s−β・x2)+d2
∴x1−x2=A1・s/(1+A1・β)+A2・s/(1+A2・β)+d1/(1+A1・β)−d2/(1+A2・β)
ところで、増幅器101a、101bは、それぞれ異なる積分器、比較器で構成されるため、正確にA1=A2とすることはできない。したがって、電源ノイズやグランドノイズ等のノイズ信号d1、d2が同相で同じ振幅の信号である場合でも、x1−x2が供給される負荷に対しノイズ信号が出力されてしまい、外乱に対する強い耐性が得られない。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係るD級増幅器は、入力信号から2値信号である第1および第2の出力信号を生成し、第1の出力端子と第2の出力端子との間に接続された負荷を駆動するD級増幅器であって、入力信号、第1の出力信号の反転信号、および第2の出力信号からパルス幅変調された第1のパルス信号を生成するパルス生成回路と、第1のパルス信号を入力し、第1のパルス信号のローレベルおよびハイレベルをそれぞれ反転して第1のパルス信号の半周期分シフトした第2のパルス信号を生成する差動パルス生成回路と、第1のパルス信号を入力し、第1の出力信号を生成して第1の出力端子に供給する第1のパルス増幅回路と、第2のパルス信号を入力し、第2の出力信号を生成して第2の出力端子に供給する第2のパルス増幅回路と、を備える。
本発明によれば、D級増幅器の利得を決定するパルス生成回路が第1および第2の出力信号に対して共通に用いられる。したがって、第1および第2のパルス増幅回路に同相で同じ振幅のノイズ信号が重畳した場合に、負荷にはノイズ信号が出力されず、外乱に対する強い耐性が得られる。
図1は、本発明の実施形態に係るD級増幅器における増幅動作を説明するブロック図である。図1において、D級増幅器は、入力端子INに入力される入力信号s1から2値信号である出力信号(第1の出力信号、+側出力信号)y1および出力信号(第2の出力信号、−側出力信号)y2を生成し、出力端子(第1の出力端子)OUTPと出力端子(第2の出力端子)OUTNとの間に接続された負荷を駆動する。パルス生成回路10は、入力信号s1、出力信号y1の反転信号、および出力信号y2からパルス幅変調されたパルス信号(第1のパルス信号)y0を生成する。差動パルス生成回路14は、パルス信号y0を入力し、パルス信号y0のローレベルおよびハイレベルをそれぞれ反転してパルス信号y0の半周期分シフトしたパルス信号(第2のパルス信号)y3を生成する。パルス増幅回路(第1のパルス増幅回路)11aは、パルス信号y0を入力し、出力信号y1を生成して出力端子OUTPに供給する。パルス増幅回路(第2のパルス増幅回路)11bは、パルス信号y3を入力し、出力信号y2を生成して出力端子OUTNに供給する。
以上のようなD級増幅器において、パルス生成回路10は、入力信号s1と、出力信号y1を係数器12a(係数β)で帰還して反転した信号と、出力信号y2を係数器12b(係数β)で帰還した信号との和を求め、利得Aの増幅を行って信号y0を得る回路と見なすことができる。また、差動パルス生成回路14は、デューティ比を変えずに反転するだけであるので、利得が−1である回路と見なすことができる。さらに、パルス増幅回路11a、11bは、デューティ比を変えないので、利得が1である回路と見なすことができる。ここで、パルス増幅回路11a、11bのそれぞれの出力において、ノイズ信号d1、d2が混入するものと想定する。このような条件において、以下の式が成り立つ。
y1=A(s−β・y1+β・y2)+d1
y2=−A(s−β・y1+β・y2)+d2
∴y1−y2=2A・s+d1−d2−2A・β(y1−y2)
∴y1−y2=2A・s/(1+2A・β)+(d1−d2)/(1+2A・β)
以上の式から、ノイズ信号d1、d2が同相で同じ振幅の信号である場合、y1−y2が供給される負荷には、ノイズ信号が出力されず、外乱に対する強い耐性が得られる。
なお、本発明の実施形態に係るD級増幅器において、パルス生成回路は、入力信号に対応する第1の電流と、第1の出力信号の反転信号のレベルに対応して正または負となる第2の電流と、第2の出力信号のレベルに対応して正または負となる第3の電流と、方形波信号のレベルに対応して正または負となる第4の電流とを生成する電流供給回路と、第1、第2、第3および第4の電流のそれぞれによって充放電される第1の容量素子と、第1の容量素子の電圧と参照電圧とを比較し、比較結果を第1のパルス信号として出力する第1の比較回路と、を備えるようにしてもよい。
また、差動パルス生成回路は、第1のパルス信号が第1のレベルである期間を第2のパルス信号における次周期の第2のレベルの期間とし、第1のパルス信号が第2のレベルである期間を第2のパルス信号における次周期の第1のレベルの期間とすることが好ましい。
さらに、差動パルス生成回路は、第2および第3の容量素子と、一定電流によって第2の容量素子を充電および放電する第1の充放電回路と、他の一定電流によって第3の容量素子を充電および放電する第2の充放電回路と、第2の容量素子の電圧と第1の所定電圧とを比較する第2の比較器と、第3の容量素子の電圧と第2の所定電圧とを比較する第3の比較器と、第1および第2の充放電回路を制御し、第2および第3の比較器の比較結果に基づいて第2のパルス信号を生成する制御回路と、を備え、制御回路は、第2の容量素子の電圧を第1の所定電圧に設定し、方形波信号の第1のエッジにおいて第2の容量素子の充電または放電を開始し、第1のパルス信号のレベル遷移において第2の容量素子の充電または放電を停止し、方形波信号の第1のエッジと逆方向の第2のエッジにおいて第2の容量素子の放電または充電を開始し、第2の容量素子の電圧と第1の所定電圧とが一致したタイミングで第2のパルス信号を第1のレベルから第2のレベルに遷移させ、第3の容量素子の電圧を第2の所定電圧に設定し、方形波信号の第2のエッジにおいて第3の容量素子の充電または放電を開始し、第1のパルス信号のレベル遷移において第3の容量素子の充電または放電を停止し、方形波信号の第1のエッジにおいて第3の容量素子の放電または充電を開始し、第3の容量素子の電圧と第2の所定電圧とが一致したタイミングで第2のパルス信号を第2のレベルから第1のレベルに遷移させるようにしてもよい。
また、差動パルス生成回路は、第2および第3の容量素子と、一定電流によって第2の容量素子を充電および放電する第1の充放電回路と、他の一定電流によって第3の容量素子を充電および放電する第2の充放電回路と、第2の容量素子の電圧または第3の容量素子の電圧と所定電圧とを比較する比較器と、第2の容量素子の電圧または第3の容量素子の電圧を選択して比較器に与える選択回路と、第1および第2の充放電回路を制御し、比較器の比較結果に基づいて第2のパルス信号を生成する制御回路と、を備え、制御回路は、第2の容量素子の電圧を所定電圧に設定し、方形波信号の第1のエッジにおいて第2の容量素子の充電または放電を開始し、第1のパルス信号のレベル遷移において第2の容量素子の充電または放電を停止し、方形波信号の第1のエッジと逆方向の第2のエッジにおいて第2の容量素子の放電または充電を開始すると共に第2の容量素子の電圧を選択するように選択回路を制御し、第2の容量素子の電圧と所定電圧とが一致したタイミングで第2のパルス信号を第1のレベルから第2のレベルに遷移させ、第3の容量素子の電圧を所定電圧に設定し、方形波信号の第2のエッジにおいて第3の容量素子の充電または放電を開始し、第1のパルス信号のレベル遷移において第3の容量素子の充電または放電を停止し、方形波信号の第1のエッジにおいて第3の容量素子の放電または充電を開始すると共に第3の容量素子の電圧を選択するように選択回路を制御し、第3の容量素子の電圧と所定電圧とが一致したタイミングで第2のパルス信号を第2のレベルから第1のレベルに遷移させるようにしてもよい。
以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図2は、本発明の第1の実施例に係るD級増幅器の構成を示すブロック図である。図2において、D級増幅器は、入力端子Iin、出力端子OUTP、OUTN、電流源回路I1〜I6、NchトランジスタMN1〜MN3、PchトランジスタMP1〜MP3、バッファ回路BUF1〜BUF3、レベルシフト回路22a、22b、容量素子C1、比較器CMP1、差動パルス生成回路14、ハーフブリッジ21a、21bを備える。
入力端子Iinは、他端が接地される容量素子C1の一端および比較器CMP1の非反転入力端子(+)に接続される。
比較器CMP1は、容量素子C1の一端の電圧と反転入力端子(−)の基準電圧Vrとを比較し、比較結果であるパルス信号OUT1をハーフブリッジ21aおよび差動パルス生成回路14に出力する。
差動パルス生成回路14は、矩形信号OSC、基準電圧Vr、パルス信号OUTP1を入力し、パルス信号OUTP1のローレベルおよびハイレベルをそれぞれ反転してパルス信号OUTP1の半周期分シフトしたパルス信号OUTN1を生成する。すなわち、パルス信号OUTP1がHレベルである期間をパルス信号OUTN1における次周期のLレベルの期間とし、パルス信号OUTP1がLレベルである期間をパルス信号OUTN1における次周期のHレベルの期間とする。
ハーフブリッジ21aは、パルス信号OUTP1のデューティ比を変えることなく増幅して出力端子OUTPに出力する。ハーフブリッジ21bは、パルス信号OUTN1のデューティ比を変えることなく増幅して出力端子OUTNに出力する。出力端子OUTP、OUTN間には、負荷15が接続される。
出力端子OUTPは、レベルシフト回路22a、および反転機能を有するバッファ回路BUF1を介して、NchトランジスタMN1、PchトランジスタMP1のゲートに接続される。
PchトランジスタMP1は、ソースを電流源回路I1を介して電源に接続し、ドレインを容量素子C1の一端に接続する。NchトランジスタMN1は、ソースを電流源回路I2を介して接地し、ドレインを容量素子C1の一端に接続する。ここで電流源回路I1、I2における供給電流は同じ値である。すなわち、PchトランジスタMP1がオンである時の電流源回路I1による容量素子C1への充電電流と、NchトランジスタMN1がオンである時の電流源回路I2による容量素子C1への放電電流とが同じ値である。
出力端子OUTNは、レベルシフト回路22b、およびバッファ回路BUF2を介して、NchトランジスタMN2、PchトランジスタMP2のゲートに接続される。
PchトランジスタMP2は、ソースを電流源回路I3を介して電源に接続し、ドレインを容量素子C1の一端に接続する。NchトランジスタMN2は、ソースを電流源回路I4を介して接地し、ドレインを容量素子C1の一端に接続する。ここで電流源回路I3、I4における供給電流は同じ値である。すなわち、PchトランジスタMP2がオンである時の電流源回路I3による容量素子C1への充電電流と、NchトランジスタMN2がオンである時の電流源回路I4による容量素子C1への放電電流とが同じ値である。さらに、電流源回路I3、I4における供給電流は、電流源回路I1、I2における供給電流とも同じ値である。
矩形信号OSCがバッファ回路BUF3を介してNchトランジスタMN3、PchトランジスタMP3のゲートに供給される。
PchトランジスタMP3は、ソースを電流源回路I5を介して電源に接続し、ドレインを容量素子C1の一端に接続する。NchトランジスタMN3は、ソースを電流源回路I6を介して接地し、ドレインを容量素子C1の一端に接続する。ここで電流源回路I5、I6における供給電流は同じ値である。すなわち、PchトランジスタMP3がオンである時の電流源回路I5による容量素子C1への充電電流と、NchトランジスタMN3がオンである時の電流源回路I6による容量素子C1への放電電流とが同じ値である。
以上のような構成のD級増幅器において、レベルシフト回路22a、バッファ回路BUF1、PchトランジスタMP1、電流源回路I1、NchトランジスタMN1、電流源回路I2で構成される回路が図1における帰還回路である係数器12aに相当し、電流源回路I1、I2における供給電流の値が帰還量βに対応する(ただし、反転による−1を含む)。また、レベルシフト回路22b、バッファ回路BUF2、PchトランジスタMP2、電流源回路I3、NchトランジスタMN2、電流源回路I4で構成される回路が図1における帰還回路である係数器12bに相当し、電流源回路I3、I4における供給電流の値が帰還量βに対応する。
さらに、矩形信号OSCのH、Lレベルにそれぞれ対応して電流源回路I5、I6から容量素子C1への充放電電流によって、容量素子C1の一端には、三角波となる電圧が発生する。また、入力端子Iinに供給される入力信号に対応する電流に応じて容量素子C1の一端の電圧は、変動する(波打つ)。すなわち、容量素子C1の一端の電圧は、入力信号に三角波信号が重畳され、さらに出力端子OUTP、OUTNのそれぞれにおける信号の帰還量βに対応する値が加算されたものとなる。
比較器CMP1は、容量素子C1の一端の電圧と基準電圧Vrとを比較し、比較結果であるパルス幅変調されたパルス信号OUTP1をハーフブリッジ21aおよび差動パルス生成回路14に出力する。差動パルス生成回路14は、パルス信号OUTP1を反転し位相をずらしてパルス信号OUTN1としてハーフブリッジ21bに出力する。
電流源回路I1〜I6、容量素子C1、比較器CMP1とによって、図1におけるパルス生成回路10が構成される。そして、パルス生成回路10が出力するパルス信号OUTP1は、正側のハーフブリッジ21aと負側のハーフブリッジ21bとに共通に用いられる。
次に、差動パルス生成回路14の詳細について説明する。図3は、本発明の第1の実施例に係る差動パルス生成回路の構成を示すブロック図である。図3において、差動パルス生成回路は、制御回路31a、充放電回路32、容量素子C2、C3、比較器CMP2、CMP3を備える。
制御回路31aは、パルス信号OUTP1、矩形信号OSC、比較器CMP2、CMP3のそれぞれの信号を入力し、これらの信号のタイミングに応じて充放電回路32を制御し、パルス信号OUTN1を出力する。
充放電回路32は、制御回路31aからの制御に基づき、容量素子C2、C3の充放電を行う。
比較器CMP2は、容量素子C2と基準電圧Vr2とを比較し、比較結果を制御回路31aに出力する。また、比較器CMP3は、容量素子C3と基準電圧Vr3とを比較し、比較結果を制御回路31aに出力する。
図4は、本発明の第1の実施例に係る差動パルス生成回路の動作を表すタイミングチャートである。図4において、矩形信号OSCがHレベルである期間をT1、Lレベルである期間をT2とする。なお、ここでは、矩形信号OSCの倍の周波数の信号をクロック信号CLKとして図示している。矩形信号OSCは、クロック信号CLKを1/2分周して生成する。
矩形信号OSCの立ち上りである時刻t11において、制御回路31aは、充放電回路32に対し、容量素子C2の充電を開始させ、容量素子C3の放電を開始させるように制御する。
時刻t12において、比較器CMP3が、容量素子C3の電圧Vc3が基準電圧Vr3に達したと判断すると、制御回路31aは、充放電回路32に対し、容量素子C3の放電を停止すると共に、パルス信号OUTN1を立ち下げる。
時刻t13において、パルス信号OUTP1が立ち下ったとする。この時、制御回路31aは、充放電回路32に対し、容量素子C2の充電を停止させる。
矩形信号OSCの立ち下りである時刻t21において、制御回路31aは、充放電回路32に対し、容量素子C2の放電を開始させ、容量素子C3の充電を開始させるように制御する。
時刻t22において、パルス信号OUTP1が立ち上ったとする。この時、制御回路31aは、充放電回路32に対し、容量素子C3の充電を停止させる。
時刻t23において、比較器CMP2が、容量素子C2の電圧Vc2が基準電圧Vr2に達したと判断すると、制御回路31aは、充放電回路32に対し、容量素子C2の放電を停止すると共に、パルス信号OUTN1を立ち上げる。
差動パルス生成回路14は、以上のように動作し、時刻t21〜t22間の時間を時刻t11〜t12間の時間に移し変え、時刻t11〜t13間の時間を時刻t21〜t23間の時間に移し変えてパルス信号OUTN1を生成する。ここで、時刻t11における電圧Vc2が基準電圧Vr2であって、容量素子C2の充電電流と放電電流との値が同じとすれば、時刻t11〜t13間の時間と時刻t21〜t23間の時間とが同じになる。また、時刻t21における電圧Vc3が基準電圧Vr3であって、容量素子C3の充電電流と放電電流との値が同じとすれば、時刻t11〜t12間の時間と時刻t21〜t22間の時間とが同じになる。
このように、差動パルス生成回路14は、パルス信号OUTP1がHレベルである期間をパルス信号OUTN1における次周期のLレベルの期間とし、パルス信号OUTP1がLレベルである期間をパルス信号OUTN1における次周期のHレベルの期間とすることができる。充放電回路32は、カレントミラー構成とすることで、少ない素子数で精度良く、「充電電流=放電電流」とすることが可能である。このため、差動パルス生成回路14は、容量素子における充電電流と放電電流との値を同じにして、パルス信号OUTP1におけるデューティ比を正確に反転したパルス信号OUTN1を出力することができる。したがって、差動パルス生成回路14における利得を正確に「−1」とすることができる。
図5は、本発明の第2の実施例に係る差動パルス生成回路の構成を示すブロック図である。図5において、図3と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。図5の差動パルス生成回路は、選択回路33を備え、図3の制御回路31aの替わりに制御回路31bを備える。また、図3の比較器CMP2、CMP3を共通の比較器CMP4とし、図3の基準電圧Vr2、Vr3を共通の基準電圧Vrとする。
図6は、充放電回路32および選択回路33の詳細を表す回路図である。図6において、充放電回路32は、電流源回路I11〜I14、NchトランジスタMN11、MN12、PchトランジスタMP11、MP12を備える。また、選択回路33は、NchトランジスタMN13、MN14、インバータ回路INVを備える。
制御回路31bは、図4の時刻t11〜t13間で信号CDC1をLレベルとしてPchトランジスタMP11をオンとし、電流源回路I11による電流で容量素子C2を充電する。また、図4の時刻t21〜t23間で信号CDC2をHレベルとしてNchトランジスタMN11をオンとし、電流源回路I12による電流で容量素子C2を放電する。
さらに、制御回路31bは、図4の時刻t21〜t22間で信号CDC3をLレベルとしてPchトランジスタMP12をオンとし、電流源回路I13による電流で容量素子C3を充電する。また、図4の時刻t11〜t12間で信号CDC4をHレベルとしてNchトランジスタMN12をオンとし、電流源回路I14による電流で容量素子C3を放電する。
また、制御回路31bは、図4の期間T1において信号SELをLレベルとしてインバータ回路INVを介してNchトランジスタMN14のゲートに与えてNchトランジスタMN14をオンとする。オンであるNchトランジスタMN14によって、容量素子C3の電圧Vc3が比較器CMP4の非反転入力端子(+)に与えられる。
さらに、制御回路31bは、図4の期間T2において信号SELをHレベルとしてNchトランジスタMN13のゲートに与えてNchトランジスタMN13をオンとする。オンであるNchトランジスタMN13によって、容量素子C2の電圧Vc2が比較器CMP4の非反転入力端子(+)に与えられる。
このような構成の差動パルス生成回路の動作は、第1の実施例で説明したのと同様である。
本実施例では、以上のように比較器を一つにして、選択回路33で切り替えるようにして回路の簡略化を図ることができる。
ここで、第1および第2の実施例において、D級増幅器を集積回路内に実現するに当たり、容量素子C2、C3の容量は、アナログスイッチや定電流源の切り替えスイッチの寄生容量によって影響されず、かつ、保持している間のリーク電流による電荷抜けの影響がでない程度に大きくする必要がある。しかしながら、差動パルスであるパルス信号OUTN1を生成するのに必要な2つのタイミング精度は、容量素子に対して「充電電流=放電電流」とすることで達成されるので、容量の絶対精度や、他の容量素子に対する相対精度は、不要である。
また、充放電で対になる電流源は、カレントミラー構成とすることで、少ない素子数で精度良く、「充電電流=放電電流」とすることが実現可能であり、アナログスイッチもそれぞれMOSトランジスタ1つで構成可能である。また、制御回路は、100ゲート程度のロジック回路で構成できるので、充分小さな面積で実現可能である。一方、従来例の場合は、高精度の差動アンプが必要不可欠であり、同一プロセスで差動アンプを構成した場合、大きな面積が必要になってくる。
なお、ハーフブリッジ21a、21bの電源電圧とその他のブロックの電源電圧が異なる場合を想定して、レベルシフト回路22a、22bが挿入されている。しかし、同一電源電圧であれば、レベルシフト回路22a、22bは不要である。
また、ハーフブリッジ21a、21bの電源電圧に応じて、電流源回路I1〜I4の電流値を変化させる回路構成を取れば、PSRR(Power Supply Rejection Ratio)性能を向上させることができる。
さらに、入力端子Iinは、電流入力の構成としているが、電圧電流変換回路を入力端子Iinに付加することで、電圧入力とすることも可能である。
なお、前述の特許文献等の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の実施形態に係るD級増幅器における増幅動作を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るD級増幅器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る差動パルス生成回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る差動パルス生成回路の動作を表すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例に係る差動パルス生成回路の構成を示すブロック図である。 充放電回路および選択回路の詳細を表す回路図である。 特許文献1において開示されているD級増幅器の構成を示すブロック図である。 特許文献2において開示されているD級増幅器の構成を示すブロック図である。 従来のD級増幅器における増幅動作を説明するブロック図である。
符号の説明
10 パルス生成回路
11a、11b パルス増幅回路
12a、12b 係数器
14 差動パルス生成回路
15 負荷
21a、21b ハーフブリッジ
22a、22b レベルシフト回路
31a、31b 制御回路
32 充放電回路
33 選択回路
BUF1〜BUF3 バッファ回路
C1、C2、C3 容量素子
CDC1〜CDC4、SEL 信号
CMP1、CMP2、CMP3、CMP4 比較器
d1、d2 ノイズ信号
Iin、IN 入力端子
INV インバータ回路
I1〜I6、I11〜I14 電流源回路
MN1〜MN3、MN11、MN12 Nchトランジスタ
MP1〜MP3、MP11、MP12 Pchトランジスタ
OSC 矩形信号
OUTN、OUTP 出力端子
OUTN1、OUTP1、y0、y3 パルス信号
s1 入力信号
Vr、Vr2、Vr3 基準電圧
y1、y2 出力信号

Claims (5)

  1. 入力信号から2値信号である第1および第2の出力信号を生成し、第1の出力端子と第2の出力端子との間に接続された負荷を駆動するD級増幅器であって、
    前記入力信号、前記第1の出力信号の反転信号、および前記第2の出力信号からパルス幅変調された第1のパルス信号を生成するパルス生成回路と、
    前記第1のパルス信号を入力し、前記第1のパルス信号のローレベルおよびハイレベルをそれぞれ反転して前記第1のパルス信号の半周期分シフトした第2のパルス信号を生成する差動パルス生成回路と、
    前記第1のパルス信号を入力し、前記第1の出力信号を生成して前記第1の出力端子に供給する第1のパルス増幅回路と、
    前記第2のパルス信号を入力し、前記第2の出力信号を生成して前記第2の出力端子に供給する第2のパルス増幅回路と、
    を備えることを特徴とするD級増幅器。
  2. 前記パルス生成回路は、
    前記入力信号に対応する第1の電流と、前記第1の出力信号の反転信号のレベルに対応して正または負となる第2の電流と、前記第2の出力信号のレベルに対応して正または負となる第3の電流と、方形波信号のレベルに対応して正または負となる第4の電流とを生成する電流供給回路と、
    前記第1、第2、第3および第4の電流のそれぞれによって充放電される第1の容量素子と、
    前記第1の容量素子の電圧と参照電圧とを比較し、比較結果を前記第1のパルス信号として出力する第1の比較回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のD級増幅器。
  3. 前記差動パルス生成回路は、前記第1のパルス信号が第1のレベルである期間を前記第2のパルス信号における次周期の第2のレベルの期間とし、前記第1のパルス信号が第2のレベルである期間を前記第2のパルス信号における次周期の第1のレベルの期間とすることを特徴とする請求項1記載のD級増幅器。
  4. 前記差動パルス生成回路は、
    第2および第3の容量素子と、
    一定電流によって前記第2の容量素子を充電および放電する第1の充放電回路と、
    他の一定電流によって前記第3の容量素子を充電および放電する第2の充放電回路と、
    前記第2の容量素子の電圧と第1の所定電圧とを比較する第2の比較器と、
    前記第3の容量素子の電圧と第2の所定電圧とを比較する第3の比較器と、
    前記第1および第2の充放電回路を制御し、前記第2および第3の比較器の比較結果に基づいて前記第2のパルス信号を生成する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記第2の容量素子の電圧を前記第1の所定電圧に設定し、前記方形波信号の第1のエッジにおいて前記第2の容量素子の充電または放電を開始し、前記第1のパルス信号のレベル遷移において前記第2の容量素子の充電または放電を停止し、前記方形波信号の第1のエッジと逆方向の第2のエッジにおいて前記第2の容量素子の放電または充電を開始し、前記第2の容量素子の電圧と前記第1の所定電圧とが一致したタイミングで前記第2のパルス信号を第1のレベルから第2のレベルに遷移させ、
    前記第3の容量素子の電圧を前記第2の所定電圧に設定し、前記方形波信号の第2のエッジにおいて前記第3の容量素子の充電または放電を開始し、前記第1のパルス信号のレベル遷移において前記第3の容量素子の充電または放電を停止し、前記方形波信号の第1のエッジにおいて前記第3の容量素子の放電または充電を開始し、前記第3の容量素子の電圧と前記第2の所定電圧とが一致したタイミングで前記第2のパルス信号を第2のレベルから第1のレベルに遷移させることを特徴とする請求項2記載のD級増幅器。
  5. 前記差動パルス生成回路は、
    第2および第3の容量素子と、
    一定電流によって前記第2の容量素子を充電および放電する第1の充放電回路と、
    他の一定電流によって前記第3の容量素子を充電および放電する第2の充放電回路と、
    前記第2の容量素子の電圧または前記第3の容量素子の電圧と所定電圧とを比較する比較器と、
    前記第2の容量素子の電圧または前記第3の容量素子の電圧を選択して前記比較器に与える選択回路と、
    前記第1および第2の充放電回路を制御し、前記比較器の比較結果に基づいて前記第2のパルス信号を生成する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記第2の容量素子の電圧を前記所定電圧に設定し、前記方形波信号の第1のエッジにおいて前記第2の容量素子の充電または放電を開始し、前記第1のパルス信号のレベル遷移において前記第2の容量素子の充電または放電を停止し、前記方形波信号の第1のエッジと逆方向の第2のエッジにおいて前記第2の容量素子の放電または充電を開始すると共に前記第2の容量素子の電圧を選択するように前記選択回路を制御し、前記第2の容量素子の電圧と前記所定電圧とが一致したタイミングで前記第2のパルス信号を第1のレベルから第2のレベルに遷移させ、
    前記第3の容量素子の電圧を前記所定電圧に設定し、前記方形波信号の第2のエッジにおいて前記第3の容量素子の充電または放電を開始し、前記第1のパルス信号のレベル遷移において前記第3の容量素子の充電または放電を停止し、前記方形波信号の第1のエッジにおいて前記第3の容量素子の放電または充電を開始すると共に前記第3の容量素子の電圧を選択するように前記選択回路を制御し、前記第3の容量素子の電圧と前記所定電圧とが一致したタイミングで前記第2のパルス信号を第2のレベルから第1のレベルに遷移させることを特徴とする請求項2記載のD級増幅器。
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