JP5375753B2 - 発振回路及びその動作電流制御方法 - Google Patents

発振回路及びその動作電流制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、発振回路及びその動作電流制御方法に関する。
図9は従来の発振回路の一例の回路構成図を示す。図9において、定電流回路1は一端に電源Vddが接続され、他端にpチャネルMOSトランジスタM1,M3のソースが接続されている。MOSトランジスタM1のドレインはnチャネルMOSトランジスタM2のドレインに接続され、MOSトランジスタM2のソースは電源Vssに接続されている。また、MOSトランジスタM3のドレインはnチャネルMOSトランジスタM4のドレインに接続され、MOSトランジスタM4のソースは電源Vssに接続されている。
MOSトランジスタM1,M2のドレインはコンデンサC1の一端に接続されると共にコンパレータ2の非反転入力端子に接続されている、コンデンサC1の他端は電源Vssに接続されている。MOSトランジスタM1,M2のゲートはRSフリップフロップ4のQ端子に接続されている。
また、MOSトランジスタM3,M4のドレインはコンデンサC2の一端に接続されると共にコンパレータ3の非反転入力端子に接続されている、コンデンサC2の他端は電源Vssに接続されている。MOSトランジスタM3,M4のゲートはRSフリップフロップ4のQB端子に接続されている。
コンパレータ2,3の反転入力端子は定電圧回路5の一端に接続されて基準電圧Vthを印加され、定電圧回路5の他端は電源Vssに接続されている。コンパレータ2は電流入力端子を定電流回路6の一端に接続されて動作電流を供給されており、定電流回路6の他端は電源Vssに接続されている。コンパレータ2はコンデンサC1の電圧が基準電圧Vthを超えたときハイレベルとなり、基準電圧Vth以下のときローレベルとなる出力信号を生成してフリップフロップ4のセット端子Sに供給する。
コンパレータ3は電流入力端子を定電流回路7の一端に接続されて動作電流を供給されており、定電流回路7の他端は電源Vssに接続されている。コンパレータ3はコンデンサC2の電圧が基準電圧Vthを超えたときハイレベルとなり、基準電圧Vth以下のときローレベルとなる出力信号を生成してフリップフロップ4のリセット端子Rに供給する。
フリップフロップ4はセット端子Sにハイレベルの信号を供給されるとQ端子出力をハイレベル、QB端子出力をローレベルとする。また、フリップフロップ4はリセット端子Rにハイレベルの信号を供給されるとQ端子出力をローレベル、QB端子出力をハイレベルとする。フリップフロップ4のQ端子出力とQB端子出力の一方又は双方が発振信号として出力される。
<動作>
フリップフロップ4のQ端子出力がローレベル(図10(E))のときMOSトランジスタM1がオン、MOSトランジスタM2がオフでコンデンサC1は充電され(図10(A))、同時にQB端子出力がハイレベル(図10(F))でMOSトランジスタM3がオフ、MOSトランジスタM4がオンでコンデンサC2は放電される(図10(C))。そして、コンデンサC1の電圧が基準電圧Vthを超えるとコンパレータ2の出力はハイレベルとなり(図10(B))、フリップフロップ4がセットされてQ端子出力がハイレベル、QB端子出力がローレベルとなる。
このときMOSトランジスタM1がオフ、MOSトランジスタM2がオンでコンデンサC1は放電され、同時にQB端子出力がローレベルでMOSトランジスタM3がオン、MOSトランジスタM4がオフでコンデンサC2は充電される。そして、コンデンサC2の電圧が基準電圧Vthを超えるとコンパレータ3の出力はハイレベルとなり(図10(D))、フリップフロップ4がリセットされてQ端子出力がローレベル、QB端子出力がハイレベルとなる。
ところで、第1、第2入力信号の高低に応じてコンデンサの充放電電流を生成するアンプと、コンデンサの端子電圧Vaと上限電圧Vth1、下限電圧Vth2を各々比較する2つのコンパレータと、2つのコンパレータの各出力信号によってリセット/セットされるフリップフロップと、制御信号に応じて2つのコンパレータのいずれか一方に駆動電流を供給するスイッチとを用いて発振回路を構成する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−159344号公報
図9に示す従来の発振回路が一定周波数の発振信号を安定して出力するためには、コンパレータ2,3に定電流回路6,7から十分な動作電流を供給する必要があり、特に、発振周波数が大きい場合にはコンパレータ2,3に供給する動作電流が大きくなる。このために、従来の発振回路は消費電力が大きいという問題があった。
また、発振周波数を大きい値に設定すると、コンパレータ2,3が十分に反応しきれずに、フリップフロップ4のセット端子Sとリセット端子Rが同時にハイレベルとなる禁止状態に陥り、発進停止を引き起こすおそれがあるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、消費電力を低減する発振回路及びその動作電流制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様による発振回路は、
制御信号に基づいてコンデンサ(C11,C12又はC51)の充放電を切り替える充放電部(M11〜M14又は51,52)と、
前記コンデンサ(C11,C12又はC51)の電圧を基準電圧と比較して比較結果信号を出力するコンパレータ(12,13又は53,54)と、
前記比較結果信号でセット又はリセットされ、出力信号を制御信号として前記充放電部(M11〜M14又は51,52)に供給すると共に発振信号として出力するフリップフロップ(14又は61)と、
前記コンデンサ(C11,C12又はC51)の電圧に基づいて前記コンパレータ(12,13又は53,54)の動作電流を制御する電流制御部(16〜19又は56,57,59,60)と、を有する。
また、本発明の他の一実施態様による発振回路は、制御信号に基づいてコンデンサ(C11,C12)の充放電を切り替える充放電部(M11〜M14)と、
前記コンデンサ(C11,C12)の電圧を基準電圧と比較して比較結果信号を出力するコンパレータ(M11〜M14)と、
前記比較結果信号でセット又はリセットされ、出力信号を制御信号として前記充放電部(M11〜M14)に供給すると共に発振信号として出力するフリップフロップ(14)と、
前記コンデンサ(C11,C12)の電圧に基づいて前記コンパレータ(12,13)の動作電流を制御する電流制御部(16〜19)と、
を有し、
前記電流制御部(16〜19)は、
前記コンデンサ(C11,C12)の電圧が前記コンパレータ(12,13)の基準電圧近傍において前記コンデンサの電圧に応じた電流を前記コンパレータ(12,13)に流す第1電流制御部(16,18)と、
前記コンパレータ(12,13)に一定の動作電流を定常的に流す第2電流制御部(17,19)を有する。
また、本発明の他の一実施態様による発振回路は、制御信号に基づいてコンデンサ(C11,C12)の充放電を切り替える充放電部(M11〜M14と、
前記コンデンサ(C11,C12)の電圧を基準電圧と比較して比較結果信号を出力するコンパレータ(12,13)と、
前記比較結果信号でセット又はリセットされ、出力信号を制御信号として前記充放電部(M11〜M14)に供給すると共に発振信号として出力するフリップフロップ(14)と、
前記コンデンサ(C11,C12)の電圧に基づいて前記コンパレータ(12,13)の動作電流を制御する電流制御部(16〜19)と、
前記フリップフロップ(14)の出力信号を遅延した信号に基づいて前記コンパレータの比較結果信号を所定レベルに変更するレベル変更部(20,M15,21,M16)を有する。
また、本発明の他の一実施態様による発振回路の動作電流制御方法は、
制御信号に基づいて充放電部(M11〜M14又は51,52)でコンデンサ(C11,C12又はC51)の充放電を切り替え、
前記コンデンサ(C11,C12又はC51)の電圧をコンパレータ(12,13又は53,54)で基準電圧と比較して比較結果信号を出力し、
前記比較結果信号でフリップフロップ(14又は61)をセット又はリセットして前記フリップフロップ(14又は61)の出力信号を制御信号として前記充放電部(M11〜M14又は51,52)に供給すると共に発振信号として出力し、
前記コンデンサ(C11,C12又はC51)の電圧に基づいて前記コンパレータ(12,13又は53,54)の動作電流を制御する。
また、本発明の他の一実施態様による発振回路の動作電流制御方法は、
制御信号に基づいて充放電部(M11〜M14)でコンデンサ(C11,C12)の充放電を切り替え、
前記コンデンサ(C11,C12)の電圧をコンパレータ(12,13)で基準電圧と比較して比較結果信号を出力し、
前記比較結果信号でフリップフロップ(14)をセット又はリセットして前記フリップフロップ(14)の出力信号を制御信号として前記充放電部(M11〜M14)に供給すると共に発振信号として出力し、
前記コンデンサ(C11,C12)の電圧に基づいて前記コンパレータ(12,13)の動作電流を制御し、
前記フリップフロップ(14)の出力信号を遅延した信号に基づいて前記コンパレータ(12,13)の比較結果信号を所定レベルに変更する。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、消費電力を低減することができる。
本発明の発振回路の第1実施形態の回路構成図である。 電流回路16,17の一実施形態の回路図である。 図1の回路各部の信号波形図である。 本発明の発振回路の第1実施形態の回路構成図である。 図4の回路各部の信号波形図である。 発振信号を利用する2次の連続時間系デルタ・シグマ変調器の一実施形態の回路構成図である。 D/Aコンバータ34の第1実施形態の回路構成図である。 D/Aコンバータ34及び35の第2実施形態の回路構成図である。 従来の発振回路の一例の回路構成図である。 図9の回路各部の信号波形図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<発振回路の第1実施形態の回路構成図>
図1は本発明の発振回路の第1実施形態の回路構成図を示す。この発振回路は半導体集積回路化されている。図1において、定電流回路11は一端に電源Vddが接続され、他端にpチャネルMOSトランジスタM11,M13のソースが接続されている。MOSトランジスタM11のドレインはnチャネルMOSトランジスタM12のドレインに接続され、MOSトランジスタM12のソースは電源Vssに接続されている。また、MOSトランジスタM13のドレインはnチャネルMOSトランジスタM14のドレインに接続され、MOSトランジスタM14のソースは電源Vssに接続されている。
MOSトランジスタM11,M12のドレインはコンデンサC11の一端に接続されると共にコンパレータ12の非反転入力端子と電流回路16の制御端子に接続されている。コンデンサC11の他端は電源Vssに接続されている。MOSトランジスタM11,M12のゲートはRSフリップフロップ14のQ端子に接続されている。また、MOSトランジスタM13,M14のドレインはコンデンサC12の一端に接続されると共にコンパレータ13の非反転入力端子と電流回路18の制御端子に接続されている。コンデンサC12の他端は電源Vssに接続されている。MOSトランジスタM13,M14のゲートはRSフリップフロップ14のQB端子に接続されている。
コンパレータ12,13の反転入力端子は定電圧回路15の一端に接続されて基準電圧Vthを印加され、定電圧回路15の他端は電源Vssに接続されている。コンパレータ12は電流入力端子を電流回路16及び17の一端に接続されて動作電流を供給されており、電流回路16,17の他端は電源Vssに接続されている。電流回路16はコンデンサC11の電圧を供給されており、この電圧が基準電圧Vth近傍においてコンデンサC11の電圧に応じた動作電流をコンパレータ12に流す。
電流回路17はコンパレータ12に一定の動作電流を定常的に流す。ここで、電流回路17がコンパレータ12に流す動作電流I2はコンパレータ12が内部状態を維持することができる程度の小さい値である。電流回路16が基準電圧Vthにおいて電流回路17と共にコンパレータ12に流す最大の動作電流I1はコンパレータ12が内部状態を変化させるのに必要なある程度大きな値である。
コンパレータ12はコンデンサC11の電圧が基準電圧Vthを超えたときハイレベルとなり、基準電圧Vth以下のときローレベルとなる出力信号を生成してフリップフロップ14のセット端子Sに供給する。
コンパレータ13は電流入力端子を電流回路18,19の一端に接続されて動作電流を供給されており、電流回路18,19の他端は電源Vssに接続されている。電流回路18は制御端子にコンデンサC12の電圧を供給されており、この電圧が基準電圧Vth近傍においてコンデンサC12の電圧に応じた動作電流をコンパレータ13に流す。
電流回路19は制御端子にコンパレータ13に一定の動作電流を定常的に流す。ここで、電流回路19がコンパレータ13に流す動作電流I2はコンパレータ13が内部状態を維持することができる程度の小さい値である。電流回路18が基準電圧Vthにおいて電流回路19と共にコンパレータ13に流す最大の動作電流I1はコンパレータ13が内部状態を変化させるのに必要なある程度大きな値である。
コンパレータ13はコンデンサC12の電圧が基準電圧Vthを超えたときハイレベルとなり、基準電圧Vth以下のときローレベルとなる出力信号を生成してフリップフロップ14のリセット端子Rに供給する。
フリップフロップ14はセット端子Sにハイレベルの信号を供給されるとQ端子出力をハイレベル、QB端子出力をローレベルとする。また、フリップフロップ14はリセット端子Rにハイレベルの信号を供給されるとQ端子出力をローレベル、QB端子出力をハイレベルとする。フリップフロップ14のQ端子出力とQB端子出力の一方又は双方が発振信号として出力される。
また、フリップフロップ14のQ端子は遅延回路20を介してnチャネルMOSトランジスタM15のゲートに接続され、MOSトランジスタM15のドレインはフリップフロップ14のセット端子Sに接続され、MOSトランジスタM15のソースは電源Vssに接続されている。このため、フリップフロップ14のQ端子出力がハイレベルとなったのち遅延回路20の遅延時間を経過すると、MOSトランジスタM15がオンしてフリップフロップ14のセット端子Sは強制的にローレベルに変更される。
同様に、フリップフロップ14のQB端子は遅延回路21を介してnチャネルMOSトランジスタM16のゲートに接続され、MOSトランジスタM16のドレインはフリップフロップ14のリセット端子Rに接続され、MOSトランジスタM16のソースは電源Vssに接続されている。このため、フリップフロップ14のQB端子出力がハイレベルとなったのち遅延回路20の遅延時間を経過すると、MOSトランジスタM16がオンしてフリップフロップ14のリセット端子Rは強制的にローレベルに変更される。
このように、遅延回路20,21,MOSトランジスタM15,M16を設けることにより、発振周波数を大きい値に設定した場合にも、フリップフロップ14のセット端子Sとリセット端子Rが同時にハイレベルとなることを回避することができる。
図2に電流回路16,17の一実施形態の回路図を示す。図2(A)において、端子21はコンパレータ12の電流入力端子に接続される。端子21にはnチャネルMOSトランジスタM20,M22のドレインが接続され、MOSトランジスタM20のソースはnチャネルMOSトランジスタM21のドレインに接続され、MOSトランジスタM21,M22のソースは電源Vssに接続されている。MOSトランジスタM20のゲートは制御端子22を介してMOSトランジスタM11,M12のドレインに接続されている。MOSトランジスタM21,M22のゲートは端子23からバイアス電圧Vbiasを供給されている。MOSトランジスタM20は制御端子22からゲートに印加される電圧に応じた電流を流す。
なお、図2(B)では、MOSトランジスタM20が端子21とMOSトランジスタM21との間に接続される代りに、MOSトランジスタM20がMOSトランジスタM21と電源Vssとの間に接続されている。この他にも、図2(A),(B)において、MOSトランジスタM21を削除した構成としても良い。
また、図2では電流回路16,17をnチャネルMOSトランジスタで構成しているが、同様にしてpチャネルMOSトランジスタで構成しても良い。また、電流回路18,19についても図2の電流回路16,17と同一構成である。
ところでnチャネルMOSトランジスタM20のスレッショルド電圧は例えば0.6V程度である。MOSトランジスタM20に所望のスイッチング動作をさせるためには、基準電圧VthをMOSトランジスタM20のスレッショルド電圧以上の例えば1.0V程度の値に設定する。また、この発振回路で生成した発振信号を連続時間系デルタ・シグマ変調器のクロックとして使用する場合には、クロックのジッタが低いことが要求される。このような場合は基準電圧Vthを高めに設定し、SN比を高くして低ジッタ化を図る。一方、低消費電流用途に発振回路を用いる場合には基準電圧Vthを可能な限り低く設定して消費電流を低減させる。
<動作>
フリップフロップ14のQ端子出力がローレベルのときMOSトランジスタM11がオン、MOSトランジスタM12がオフでコンデンサC11は充電され(図3(A))、同時にQB端子出力がハイレベルでMOSトランジスタM13がオフ、MOSトランジスタM14がオンでコンデンサC12は放電される(図3(C))。そして、コンデンサC11の電圧が基準電圧Vthを超えるとコンパレータ12の出力はハイレベルとなり(図3(B))、フリップフロップ14がセットされてQ端子出力がハイレベル、QB端子出力がローレベルとなる。
このときMOSトランジスタM11がオフ、MOSトランジスタM12がオンでコンデンサC11は放電され、同時にQB端子出力がローレベルでMOSトランジスタM13がオン、MOSトランジスタM14がオフでコンデンサC12は充電される。そして、コンデンサC12の電圧が基準電圧Vthを超えるとコンパレータ13出力はハイレベルとなり(図3(D))、フリップフロップ4がリセットされてQ端子の出力がローレベル、QB端子出力がハイレベルとなる。
ここで、図3(E)にコンパレータ12の動作電流を示す。電流回路17は定常的に値I2の電流を流し、電流回路16はコンデンサC11の電圧aが基準電圧Vth近傍で電流I2に加算されて最大値I1となる鋸歯状の電流を流す。コンパレータ12は出力値がローレベル/ハイレベルで切り替るときに大きな電流I1を要するが、切り替りがないときは小さな電流I2を流しておけば内部状態を維持することができる。
なお、従来はコンパレータ2に定常的に値I1の電流を流しており、上記実施形態では図3(E)に梨地で示す部分の電流を削減すること下できる。電流の削減量は電流I2の値と電流I1を流す期間によって上下するものの、従来の1/2未満に削減することが可能である。
同様に、図3(F)にコンパレータ13の動作電流を示す。電流回路19は定常的に値I2の電流を流し、電流回路18はコンデンサC12の電圧bが基準電圧Vth近傍で電流I2に加算されて最大値I1となる鋸歯状の電流を流す。コンパレータ13は出力値がローレベル/ハイレベルで切り替るときに大きな電流I1を要するが、切り替りがないときは小さな電流I2を流しておけば内部状態を維持することができる。
なお、従来はコンパレータ3に定常的に値I1の電流を流しており、上記実施形態では図3(F)に梨地で示す部分の電流を削減することができる。電流の削減量は電流I2の値と電流I1を流す期間によって上下するものの、従来の1/2未満に削減することが可能である。
これにより、コンパレータ12,13に流れる電流の総和は図3(G)に示すようになり、梨地で示す部分の電流を従来に比して大幅に削減することが可能となる。
<発振回路の第2実施形態の回路構成図>
図4は本発明の発振回路の第2実施形態の回路構成図を示す。この発振回路は半導体集積回路化されている。図4において、定電流回路51は一端に電源Vddが接続され、他端には定電流回路52の一端が接続され、定電流回路52の他端は電源Vssに接続されている。定電流回路51,52の制御端子はRSフリップフロップ61のQ端子に接続されている。定電流回路51,52の接続点は、コンデンサC51の一端に接続されると共に、コンパレータ53の非反転入力端子と電流回路56の制御端子、及びコンパレータ54の反転入力端子と電流回路59の制御端子に接続されている。コンデンサC51の他端は電源Vssに接続されている。
定電流回路51は例えば電源VddとコンデンサC51の一端との間に第1及び第2のpチャネルMOSトランジスタを縦型接続し、第1のpチャネルMOSトランジスタのゲートにバイアス電圧を印加して定電流を流し、第2のMOSトランジスタのゲートにフリップフロップ61のQ端子出力を印加してスイッチングを行い、Q端子出力がローレベルのとき定電流を流す構成である。
定電流回路52は例えばコンデンサC51の一端と電源Vssとの間に第3及び第4のnチャネルMOSトランジスタを縦型接続し、第3のMOSトランジスタのゲートにフリップフロップ61のQ端子出力を印加してスイッチングを行い、第4のpチャネルMOSトランジスタのゲートにバイアス電圧を印加して定電流を流し、Q端子出力がハイレベルのとき定電流を流す構成である。
なお、定電流回路51,52は、フリップフロップ61のQ端子出力を供給されるインバータと、このインバータの出力端子に一端を接続され、他端をコンデンサC51の一端に接続された抵抗で構成しても良い。定電流回路51,52はコンデンサC51の充放電を行うことができれば、どのような構成であっても良い。
コンパレータ53の反転入力端子は定電圧回路55の一端に接続されて基準電圧Vth1を印加され、定電圧回路55の他端は電源Vssに接続されている。コンパレータ54の非反転入力端子は定電圧回路58の一端に接続されて基準電圧Vth2(Vth1>Vth2)を印加され、定電圧回路58の他端は電源Vssに接続されている。
コンパレータ53は電流入力端子を電流回路56及び57の一端に接続されて動作電流を供給されており、電流回路56,57の他端は電源Vssに接続されている。電流回路56は制御端子にコンデンサC51の電圧を供給されており、この電圧が基準電圧Vth近傍においてコンデンサC51の電圧に応じた動作電流をコンパレータ53に流す。電流回路57はコンパレータ53に一定の動作電流を定常的に流す。ここで、電流回路57がコンパレータ52に流す動作電流はコンパレータ53が内部状態を維持することができる程度の小さい値である。電流回路56が基準電圧Vth1において電流回路57と共にコンパレータ53に流す最大の動作電流はコンパレータ53が内部状態を変化させるのに必要なある程度大きな値である。
コンパレータ53はコンデンサC51の電圧が基準電圧Vth1を超えたときハイレベルとなり、基準電圧Vth1以下のときローレベルとなる出力信号を生成してフリップフロップ61のセット端子Sに供給する。
コンパレータ54は電流入力端子を電流回路59,60の一端に接続されて動作電流を供給されており、電流回路59,60の他端は電源Vddに接続されている。電流回路59は制御端子にコンデンサC51の電圧を供給されており、この電圧が基準電圧Vth2近傍においてコンデンサC51の電圧に応じた動作電流をコンパレータ54に流す。
電流回路60はコンパレータ54に一定の動作電流を定常的に流す。ここで、電流回路60がコンパレータ54に流す動作電流はコンパレータ54が内部状態を維持することができる程度の小さい値である。電流回路59が基準電圧Vth2において電流回路60と共にコンパレータ54に流す最大の動作電流はコンパレータ54が内部状態を変化させるのに必要なある程度大きな値である。
コンパレータ54はコンデンサC51の電圧が基準電圧Vth2未満のときハイレベルとなり、基準電圧Vth2以上のときローレベルとなる出力信号を生成してフリップフロップ61のリセット端子Rに供給する。
フリップフロップ61はセット端子Sにハイレベルの信号を供給されるとQ端子出力をハイレベル、QB端子出力をローレベルとする。また、フリップフロップ61はリセット端子Rにハイレベルの信号を供給されるとQ端子出力をローレベル、QB端子出力をハイレベルとする。フリップフロップ61のQ端子出力とQB端子出力の一方又は双方が発振信号として出力される。
電流回路56,57は図2(A),(B)に示す構成と同一である。また、図2(A),(B)において、MOSトランジスタM21を削除した構成としても良い。電流回路59,60は図2(A),(B)において、MOSトランジスタM20〜M22をpチャネルMOSトランジスタに代え、端子21をコンパレータ54の電流入力端子に接続し、pチャネルMOSトランジスタ(M21,M22に対応)のソースを電源Vddに接続した構成である。また、図2(A),(B)において、pチャネルMOSトランジスタM21を削除した構成としても良い。
<動作>
フリップフロップ61のQ端子出力がローレベルのとき(図5(D))、定電流回路51がオン、定電流回路52がオフで、コンデンサC51は充電される(図5(A))。そして、コンデンサC51の電圧が基準電圧Vth1を超えるとコンパレータ53の出力はハイレベルとなり(図5(B))、フリップフロップ61がセットされてQ端子出力がハイレベル(図5(D))、QB端子出力がローレベル(図5(E))となる。
このとき定電流回路51がオフ、定電流回路52がオンでコンデンサC51は放電される。そして、コンデンサC51の電圧が基準電圧Vth2未満となるとコンパレータ54出力はハイレベルとなり(図5(C))、フリップフロップ61がリセットされてQ端子の出力がローレベル、QB端子出力がハイレベルとなる。
ここで、図5(F)にコンパレータ53の動作電流を示す。電流回路57は定常的に値I2の電流を流し、電流回路56はコンデンサC51の電圧aが基準電圧Vth1近傍で電流I2に加算されて最大値I1となる鋸歯状の電流を流す。コンパレータ53は出力値がローレベル/ハイレベルで切り替るときに大きな電流I1を要するが、切り替りがないときは小さな電流I2を流しておけば内部状態を維持することができる。
なお、従来はコンパレータ2に定常的に値I1の電流を流しており、上記実施形態では図5(F)に梨地で示す部分の電流を削減すること下できる。電流の削減量は電流I2の値と電流I1を流す期間によって上下するものの、従来の1/2未満に削減することが可能である。
同様に、図5(G)にコンパレータ54の動作電流を示す。電流回路60は定常的に値I2の電流を流し、電流回路59はコンデンサC51の電圧aが基準電圧Vth2近傍で電流I2に加算されて最大値I1となる鋸歯状の電流を流す。コンパレータ54は出力値がローレベル/ハイレベルで切り替るときに大きな電流I1を要するが、切り替りがないときは小さな電流I2を流しておけば内部状態を維持することができる。
これにより、コンパレータ53,54に流れる電流の総和は図5(H)に示すようになり、梨地で示す部分の電流を従来に比して大幅に削減することが可能となる。
<デルタ・シグマ変調器の回路構成図>
図6は本発明の発振回路が出力する発振信号を利用する2次の連続時間系デルタ・シグマ変調器の一実施形態の回路構成図を示す。図6において、端子30にアナログ電圧Vinが供給されて抵抗R31,演算増幅器31,帰還コンデンサC31で構成される1次の積分回路に供給され、さらに、演算増幅器31の出力は抵抗R32,演算増幅器32,帰還コンデンサC32で構成される2次の積分回路に供給される。なお、演算増幅器31,32の非反転入力端子には基準電圧Vrefが供給されている。
演算増幅器32の出力はコンパレータ33において基準電圧Vrefと比較されることで量子化され、D型フリップフロップ34のD端子に供給される。フリップフロップ34のクロック端子には図1又は図4の発振回路で生成された発振信号がクロックとして供給されている。フリップフロップ34はコンパレータ33出力を1クロック分遅延してQ端子から出力し、また、Q端子出力を反転した信号をQB端子から出力する。
フリップフロップ34のQ端子出力は1ビットD/Aコンバータ34を構成する定電流回路36の制御端子及び1ビットD/Aコンバータ35を構成する定電流回路39の制御端子に供給される。フリップフロップ34のQB端子出力は1ビットD/Aコンバータ34を構成する定電流回路37の制御端子及び1ビットD/Aコンバータ35を構成する定電流回路38の制御端子に供給される。
D/Aコンバータ34は、一端を電源Vddに接続された定電流回路36の他端と一端を電源Vssに接続された定電流回路37の他端とを接続して構成されている。定電流回路36,37は制御端子にハイレベルを供給されるとオンして電流を流す。定電流回路36,37の他端は演算増幅器31の反転入力端子に接続され、抵抗R31を通した入力電圧とD/Aコンバータ34の出力電圧の加減算を行っており、加減算後の電圧が1次の積分回路で積分される。
D/Aコンバータ35は、一端を電源Vddに接続された定電流回路38の他端と一端を電源Vssに接続された定電流回路39の他端とを接続して構成されている。定電流回路38,39は制御端子にハイレベルを供給されるとオンして電流を流す。定電流回路38,39の他端は演算増幅器32の反転入力端子に接続され、抵抗R32を通した入力電圧とD/Aコンバータ35の出力電圧の加減算を行っており、加減算後の電圧が2次の積分回路で積分される。このデルタ・シグマ変調器はアナログ電圧Vinのパルス密度変調(PDM)を行って、1ビットデジタル変調した信号をフリップフロップ34のQ端子から出力する。
<D/Aコンバータの第1実施形態>
図7はD/Aコンバータ34の第1実施形態の回路構成図を示す。D/Aコンバータ35についても同様の構成である。図7において、電源Vddと電源Vssとの間にはpチャネルMOSトランジスタM41,スイッチ41,スイッチ42,nチャネルMOSトランジスタM42が縦型接続されている。MOSトランジスタM41のゲートにはバイアス電圧Vbias_pが印加されて定電流を流し、MOSトランジスタM42のゲートにはバイアス電圧Vbias_nが印加されて定電流を流す。
スイッチ41の制御端子には端子43を通してフリップフロップ34のQ端子出力が供給され、端子43がハイレベルのときにスイッチ41はオンする。スイッチ42の制御端子には端子44を通してフリップフロップ34のQB端子出力が供給され、制御端子44がハイレベルのときにスイッチ42はオンする。スイッチ41,42の接続点は端子45から演算増幅器31の反転入力端子に接続されている。
上記のスイッチ41,42は例えばMOSトランジスタで構成される。この場合、スイッチ41,42の切り替え時にMOSトランジスタのゲート・ソース間の寄生容量やゲート・ドレイン間の寄生容量を通して端子45の出力電流にノイズが発生すると共に、バイアス電圧Vbias_p,Vbias_nにもノイズが発生する。また、端子45の出力電流が上記の寄生容量を充放電することにも使用されて出力電流が変動するために、フリップフロップ34のQ端子から出力される1ビットデジタル変調した信号の精度が低下する。
<D/Aコンバータの第2実施形態>
図8はD/Aコンバータ34及び35の第2実施形態の回路構成図を示す。図7において、電源Vddと電源Vssとの間にはpチャネルMOSトランジスタM41,スイッチ41,スイッチ42,nチャネルMOSトランジスタM42が縦型接続されている。また、MOSトランジスタM41とMOSトランジスタM42との間にはスイッチ41,42と並列にスイッチ46,47が接続されている。
MOSトランジスタM41のゲートにはバイアス電圧Vbias_pが印加されて定電流を流し、MOSトランジスタM42のゲートにはバイアス電圧Vbias_nが印加されて定電流を流す。スイッチ41,47の制御端子には端子43を通してフリップフロップ34のQ端子出力が供給され、端子43がハイレベルのときにスイッチ41,47はオンする。スイッチ41,42の接続点は端子45から演算増幅器31の反転入力端子に接続されている。スイッチ42,46の制御端子には端子44を通してフリップフロップ34のQB端子出力が供給され、端子44がハイレベルのときにスイッチ42,46はオンする。スイッチ46,47の接続点は端子48から演算増幅器32の反転入力端子に接続されている。
ここで、端子43がハイレベルのときにスイッチ41,47はオンし、端子44はローレベルであるのでスイッチ42,46はオフする。このため、MOSトランジスタM41のドレインから流れ出す電流はスイッチ41を通して端子45から出力され、端子48からスイッチ47を通してMOSトランジスタM42のドレインに電流が流れ込む。
次に、端子43がローレベルになるとスイッチ41,47はオフし、端子44はハイレベルであるのでスイッチ42,46はオンする。このため、MOSトランジスタM41のドレインから流れ出す電流はスイッチ46を通して端子48から出力され、端子45からスイッチ42を通してMOSトランジスタM42のドレインに電流が流れ込む。つまり、MOSトランジスタM41は定電流回路36,38の動作を行い、MOSトランジスタM42は定電流回路37,39の動作を行っている。
また、スイッチ41,46のいずれか一方がオンするためにMOSトランジスタM41のドレイン電位は一定となり、同様にスイッチ42,47のいずれか一方がオンするためにMOSトランジスタM42のドレイン電位は一定となる。このため、スイッチ41,42,46,47の切り替えによりスイッチ41,42,46,47を構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間の寄生容量やゲート・ドレイン間の寄生容量を通して端子45,48の出力電流にノイズが発生することを低減できる。
また、端子43から入ったノイズがスイッチ41を構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間の寄生容量を通してMOSトランジスタM41のドレインに至ると、このノイズはスイッチ46を構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間の寄生容量を通して端子44から出て行くため、上記のノイズの影響を低減できる。同様に、端子44から入ったノイズがスイッチ42を構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間の寄生容量を通してMOSトランジスタM42のドレインに至ると、このノイズはスイッチ47を構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間の寄生容量を通して端子43から出て行くため、上記のノイズの影響を低減できる。
12,13 コンパレータ
14 フリップフロップ
15 定電圧回路
16〜19 電流回路
20,21 遅延回路
C11,C12 コンデンサ
M11〜M16 MOSトランジスタ

Claims (5)

  1. 制御信号に基づいてコンデンサの充放電を切り替える充放電部と、
    前記コンデンサの電圧を基準電圧と比較して比較結果信号を出力するコンパレータと、
    前記比較結果信号でセット又はリセットされ、出力信号を制御信号として前記充放電部に供給すると共に発振信号として出力するフリップフロップと、
    前記コンデンサの電圧に基づいて前記コンパレータの動作電流を制御する電流制御部と、
    を有することを特徴とする発振回路。
  2. 制御信号に基づいてコンデンサの充放電を切り替える充放電部と、
    前記コンデンサの電圧を基準電圧と比較して比較結果信号を出力するコンパレータと、
    前記比較結果信号でセット又はリセットされ、出力信号を制御信号として前記充放電部に供給すると共に発振信号として出力するフリップフロップと、
    前記コンデンサの電圧に基づいて前記コンパレータの動作電流を制御する電流制御部と、
    を有し、
    前記電流制御部は、
    前記コンデンサの電圧が前記コンパレータの基準電圧近傍において前記コンデンサの電圧に応じた電流を前記コンパレータに流す第1電流制御部と、
    前記コンパレータに一定の動作電流を定常的に流す第2電流制御部を
    有することを特徴とする発振回路。
  3. 制御信号に基づいてコンデンサの充放電を切り替える充放電部と、
    前記コンデンサの電圧を基準電圧と比較して比較結果信号を出力するコンパレータと、
    前記比較結果信号でセット又はリセットされ、出力信号を制御信号として前記充放電部に供給すると共に発振信号として出力するフリップフロップと、
    前記コンデンサの電圧に基づいて前記コンパレータの動作電流を制御する電流制御部と、
    前記フリップフロップの出力信号を遅延した信号に基づいて前記コンパレータの比較結果信号を所定レベルに変更するレベル変更部を
    有することを特徴とする発振回路。
  4. 制御信号に基づいて充放電部でコンデンサの充放電を切り替え、
    前記コンデンサの電圧をコンパレータで基準電圧と比較して比較結果信号を出力し、
    前記比較結果信号でフリップフロップをセット又はリセットして前記フリップフロップの出力信号を制御信号として前記充放電部に供給すると共に発振信号として出力し、
    前記コンデンサの電圧に基づいて前記コンパレータの動作電流を制御する、
    ことを特徴とする発振回路の動作電流制御方法。
  5. 制御信号に基づいて充放電部でコンデンサの充放電を切り替え、
    前記コンデンサの電圧をコンパレータで基準電圧と比較して比較結果信号を出力し、
    前記比較結果信号でフリップフロップをセット又はリセットして前記フリップフロップの出力信号を制御信号として前記充放電部に供給すると共に発振信号として出力し、
    前記コンデンサの電圧に基づいて前記コンパレータの動作電流を制御し、
    前記フリップフロップの出力信号を遅延した信号に基づいて前記コンパレータの比較結果信号を所定レベルに変更する
    ことを特徴とする動作電流制御方法。
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