JPH06226674A - 真空吸着ハンド - Google Patents
真空吸着ハンドInfo
- Publication number
- JPH06226674A JPH06226674A JP1914793A JP1914793A JPH06226674A JP H06226674 A JPH06226674 A JP H06226674A JP 1914793 A JP1914793 A JP 1914793A JP 1914793 A JP1914793 A JP 1914793A JP H06226674 A JPH06226674 A JP H06226674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- suction port
- vacuum
- shaft
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】吸着面の大きさの大小異なる部品のハンドリン
グを１つの真空吸着ハンドによる行う。 【構成】下端に第１の吸着口２を有し、かつその第１の
吸着口２の上部にストッパ３を有する真空吸着用の管路
を設けたシャフト１と、第１の吸着口２の外側に位置し
た第２の吸着口５を有し、かつシャフト１の外側を上下
に自由に摺動する移動体４と、吸着を感知する吸着セン
サ６を備えている。部品を吸着する場合は、まず、第２
の吸着口５で吸着し、吸着センサ６で吸着を感知できな
い時にはさらにハンドを下降させ、第１の吸着口２で吸
着を行う。
グを１つの真空吸着ハンドによる行う。 【構成】下端に第１の吸着口２を有し、かつその第１の
吸着口２の上部にストッパ３を有する真空吸着用の管路
を設けたシャフト１と、第１の吸着口２の外側に位置し
た第２の吸着口５を有し、かつシャフト１の外側を上下
に自由に摺動する移動体４と、吸着を感知する吸着セン
サ６を備えている。部品を吸着する場合は、まず、第２
の吸着口５で吸着し、吸着センサ６で吸着を感知できな
い時にはさらにハンドを下降させ、第１の吸着口２で吸
着を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、真空吸着ハンドに関
し、特に自動組立における部品のハンドリングを行うた
めの真空吸着ハンドに関する。
し、特に自動組立における部品のハンドリングを行うた
めの真空吸着ハンドに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の真空吸着ハンドを示す側
面図である。図２に示す真空吸着ハンドは、下端にスカ
ート状の吸着口１２を有し、かつ内部に真空発生源に通
じる真空用の管路を設けたシャフト１１を有している。
部品１３に吸着口１２を当接させ、吸着口１２内を真空
にすることにより部品１３を吸着する。この真空吸着ハ
ンドで大小異なる部品を吸着しハンドリングする場合
は、部品１３の被吸着面の大きさにあった吸着口１２を
有するものに交換し、部品１３をハンドリングする必要
がある。
面図である。図２に示す真空吸着ハンドは、下端にスカ
ート状の吸着口１２を有し、かつ内部に真空発生源に通
じる真空用の管路を設けたシャフト１１を有している。
部品１３に吸着口１２を当接させ、吸着口１２内を真空
にすることにより部品１３を吸着する。この真空吸着ハ
ンドで大小異なる部品を吸着しハンドリングする場合
は、部品１３の被吸着面の大きさにあった吸着口１２を
有するものに交換し、部品１３をハンドリングする必要
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の真空吸
着ハンドは、吸着口１２の大きさが不変であるため、被
吸着面の大きさの異なる部品を吸着する場合、特に吸着
口より小さい部品を吸着する場合は、部品を吸着でき
ず、また吸着口に比べ被吸着物が大きい場合は吸着力が
足りなくなる場合があり、それぞれ吸着する部品に合っ
た大きさの吸着口を有する吸着ハンドに交換する必要が
あるという問題点があった。
着ハンドは、吸着口１２の大きさが不変であるため、被
吸着面の大きさの異なる部品を吸着する場合、特に吸着
口より小さい部品を吸着する場合は、部品を吸着でき
ず、また吸着口に比べ被吸着物が大きい場合は吸着力が
足りなくなる場合があり、それぞれ吸着する部品に合っ
た大きさの吸着口を有する吸着ハンドに交換する必要が
あるという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の真空吸着ハンド
は、下端に第１の吸着口を設けこの第１の吸着口の内部
を真空発生源に連結するための真空用の管路を内設した
シャフトと、中央に設けた穴を前記シャフトに嵌合させ
て上下方向に摺動する移動体と、前記シャフトが前記移
動体に対し上方向へ移動すると前記シャフトと前記移動
体とが当接するように働くストッパと、前記移動体に取
り付けられ前記ストッパが働いている状態で前記第１の
吸着口を囲み下端の吸着面が前記第１の吸着口の下端の
吸着面より下側に位置する第２の吸着口とを含んで構成
される。
は、下端に第１の吸着口を設けこの第１の吸着口の内部
を真空発生源に連結するための真空用の管路を内設した
シャフトと、中央に設けた穴を前記シャフトに嵌合させ
て上下方向に摺動する移動体と、前記シャフトが前記移
動体に対し上方向へ移動すると前記シャフトと前記移動
体とが当接するように働くストッパと、前記移動体に取
り付けられ前記ストッパが働いている状態で前記第１の
吸着口を囲み下端の吸着面が前記第１の吸着口の下端の
吸着面より下側に位置する第２の吸着口とを含んで構成
される。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例を示す断面
図である。
る。図１（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例を示す断面
図である。
【０００６】図１において内部に真空用管路を設けたシ
ャフト１の下端に第１の吸着口２が設けられている。ま
た中央に設けた穴をシャフト１に嵌合させて上下方向に
摺動する移動体４の下側に第２の吸着口５が設けられて
いる。シャフト１を上昇させるとシャフト１に設けたス
トッパ２が移動体４に当接し、この当接後は移動体４は
シャフト１と共に上昇する。
ャフト１の下端に第１の吸着口２が設けられている。ま
た中央に設けた穴をシャフト１に嵌合させて上下方向に
摺動する移動体４の下側に第２の吸着口５が設けられて
いる。シャフト１を上昇させるとシャフト１に設けたス
トッパ２が移動体４に当接し、この当接後は移動体４は
シャフト１と共に上昇する。
【０００７】ストッパ２に移動体４が当接した状態で
は、吸着口５が吸着口２を囲む状態で吸着口５の下端の
吸着面は吸着口２の吸着面より下側となっている。ま
た、シャフト１の真空用管路には真空発生源が接続され
るとともに空気圧または空気流量等により吸着口２また
は５による部品の吸着を検出する吸着センサが接続され
ている。
は、吸着口５が吸着口２を囲む状態で吸着口５の下端の
吸着面は吸着口２の吸着面より下側となっている。ま
た、シャフト１の真空用管路には真空発生源が接続され
るとともに空気圧または空気流量等により吸着口２また
は５による部品の吸着を検出する吸着センサが接続され
ている。
【０００８】被吸着面の大きい部品７を吸着する場合
は、図１（ａ）に示すようにストッパ３と移動体４を当
接させた状態で吸着口５で部品７を吸着する。被吸着面
の小さい部品８を吸着する場合は次のように行う。ま
ず、ストッパ３と移動体４を当接させた状態で吸着口５
による部品８の吸着を試行する。被吸着面が小さくて吸
着口５では部品を吸着できなく、吸着センサ６が部品の
吸着を検出しなければシャフト１を下降し、図１（ｂ）
に示すように吸着口２を部品８に当接させて吸着口２で
部品８を吸着する。
は、図１（ａ）に示すようにストッパ３と移動体４を当
接させた状態で吸着口５で部品７を吸着する。被吸着面
の小さい部品８を吸着する場合は次のように行う。ま
ず、ストッパ３と移動体４を当接させた状態で吸着口５
による部品８の吸着を試行する。被吸着面が小さくて吸
着口５では部品を吸着できなく、吸着センサ６が部品の
吸着を検出しなければシャフト１を下降し、図１（ｂ）
に示すように吸着口２を部品８に当接させて吸着口２で
部品８を吸着する。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、部品の吸
着を行う場合、部品の被吸着面の大きさに応じて第１ま
たは第２の吸着口に切り替えて吸着させるので真空吸着
ハンドで取り扱える部品の大きさの範囲が広くなる効果
を有する。
着を行う場合、部品の被吸着面の大きさに応じて第１ま
たは第２の吸着口に切り替えて吸着させるので真空吸着
ハンドで取り扱える部品の大きさの範囲が広くなる効果
を有する。
【図１】本発明の一実施例の断面図で、（ａ）は吸着面
の大きい部品を吸着した状態を示す図、（ｂ）は吸着面
の小さい部品を吸着した状態を示す図である。
の大きい部品を吸着した状態を示す図、（ｂ）は吸着面
の小さい部品を吸着した状態を示す図である。
【図２】従来の真空吸着ハンドの側面図である。
１ シャフト ２ 吸着口 ３ ストッパ ４ 移動体 ５ 吸着口 ６ 吸着センサ ７ 部品 ８ 部品 １１ シャフト １２ 吸着口 １３ 部品
Claims (2)
- 【請求項１】 下端に第１の吸着口を設けこの第１の吸
着口の内部を真空発生源に連結するための真空用の管路
を内設したシャフトと、中央に設けた穴を前記シャフト
に嵌合させて上下方向に摺動する移動体と、前記シャフ
トが前記移動体に対し上方向へ移動すると前記シャフト
と前記移動体とが当接するように働くストッパと、前記
移動体に取り付けられ前記ストッパが働いている状態で
前記第１の吸着口を囲み下端の吸着面が前記第１の吸着
口の下端の吸着面より下側に位置する第２の吸着口とを
含むことを特徴とする真空吸着ハンド。 - 【請求項２】 第１または第２の吸着口に部品が吸着さ
れたことを検出する吸着センサをシャフトに内設された
真空用の管路に接続した請求項１記載の真空吸着ハン
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1914793A JPH06226674A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 真空吸着ハンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1914793A JPH06226674A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 真空吸着ハンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226674A true JPH06226674A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11991337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1914793A Pending JPH06226674A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 真空吸着ハンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226674A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014200874A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | 学校法人 関西大学 | 吸着機構 |
| CN108340397A (zh) * | 2017-01-24 | 2018-07-31 | 株式会社东芝 | 保持装置、保持方法以及卸货装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03142187A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-17 | Fujitsu Miyagi Electron:Kk | 真空吸着装置 |
| JPH04186818A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-03 | Canon Inc | Ｘ線露光装置用の基板把持装置 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP1914793A patent/JPH06226674A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03142187A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-17 | Fujitsu Miyagi Electron:Kk | 真空吸着装置 |
| JPH04186818A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-03 | Canon Inc | Ｘ線露光装置用の基板把持装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014200874A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | 学校法人 関西大学 | 吸着機構 |
| CN108340397A (zh) * | 2017-01-24 | 2018-07-31 | 株式会社东芝 | 保持装置、保持方法以及卸货装置 |
| JP2018118337A (ja) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | 株式会社東芝 | 保持装置、保持方法及び荷降ろし装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950905 |