JPH0538901Y2 - - Google Patents

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JPH0538901Y2
JPH0538901Y2 JP15245588U JP15245588U JPH0538901Y2 JP H0538901 Y2 JPH0538901 Y2 JP H0538901Y2 JP 15245588 U JP15245588 U JP 15245588U JP 15245588 U JP15245588 U JP 15245588U JP H0538901 Y2 JPH0538901 Y2 JP H0538901Y2
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JP
Japan
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workpiece
finger
cylinder
mold
suction member
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JP15245588U
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JPH0273313U (ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はインサート成形に於て、2つ以上のワ
ークを同時に金型内に挿入する装置に関する。
(従来技術) 従来、2つ以上のワークを金型内に挿入する場
合は第11図、第12図に示すようにワークW1
ワークW2の形状に合せた2つ以上のフインガー
32,33をロボツト先端アーム34に固定し、
先ず第1のパーツフイーダP1のワーク供給部
P1′よりフインガー32にワークW1を吸着して金
型Aの所定位置に挿入し、次いで第2のパーツフ
イーダP2のワーク供給部P2′よりフインガー33
にワークW2を吸着して金型Aの所定位置に挿入
していた。
(考案が解決しようとする課題) ところで上記従来技術に於て、ワークを二度以
上にわたつて金型内に挿入、長さ検出、挿入不良
検出を行わなければならない為、タクトタイムが
多くなり時間当りの生産量が少なかつた。また、
二つ以上のフインガーをロボツトにつけなければ
ならない為、ロボツトの耐久性、動力性能を向上
させなければならないという課題があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決することを目的とし、
ロボツト先端アームにシリンダーを固定し、該シ
リンダーの上下に突出したピストンロツドの上端
につばを固定してシリンダー上端との間にスプリ
ングを介装し、ピストンロツド下端にフインガー
を固定し、該フインガー下面にワーク吸着部を形
成し、エアシリンダー上端と前記つばの一方にフ
インガーが所定位置に下降したことを検知する近
接スイツチを配設し、フインガー下部にはスプリ
ングにより下方に付勢されたワーク吸着部材を上
下動自在に取り付け、該ワーク吸着部材はワーク
が金型内に挿入された時上方に押し上げるように
し、該ワーク吸着部材によりオン・オフされる光
電スイツチをフインガーに配設したことを特徴と
するものである。
(実施例) 次に第1図乃至第10図に基づいて本考案の一
実施例を詳細に説明する。1はロボツト先端アー
ムでその先端にエアシリンダー2を固定してあ
る。3はピストンロツドでエアシリンダー2の上
下に突出し、その上端のつば4とシリンダー2と
の間にスプリング5を介装し、ピストンロツド3
の下端にフインガー6を固定し、該フインガー6
下面にバキユームに連通した環状の吸引口7を開
口し、環状のワークW1を吸着するようになつて
いる。エアシリンダー2上端にはフインガー6の
下降位置を検知する近接スイツチ8を配設し、フ
インガー6の下部中心にはスプリング9により下
方に付勢され、バキユームに連通した筒状のワー
ク吸着部材10を上下動自在に取り付け、該ワー
ク吸着部材10は下端に吸着されたワークW2
金型内に挿入された時上方に押し上げられるよう
になつている。11はフインガー6のワーク吸着
部材10の一側に配設された光電スイツチ12は
他側に配設された光源で、常時はワーク吸着部材
10により遮光され光電スイツチ11はオンにな
つているが、ワーク吸着部材10が上方に押され
た時は第3図の如く、光電スイツチ11に光源1
2より入光するので光電スイツチ11はオフにな
る。
次に作用について説明する。第10図に示す如
くロボツトの先端アーム1をパーツフイーダP1
のワーク供給部P1′に位置させて、ワークW1を吸
引口7に吸着し、次いで該先端アーム1をパーツ
フイーダP2のパーツ供給部P2′に位置させてワー
クW2をワーク吸着部10に吸着する。次いでワ
ークW1,W2を吸着した先端アーム1を金型Aに
対向位置させ、エアシリンダー2を作動してフイ
ンガー6を下降し金型B内に挿入し、ワークW1
W2を金型内所定位置に当接する。この時、ワー
クW1とワークW2が金型内に正常に挿入された時
は第3図の如く近接スイツチ8がつば4に所定量
接近してオンとなり、ワークW2がワーク吸着部
10を上方に押して光電スイツチ11をオフし正
常挿入を検知する。
ワークW2の長さが長かつた場合には第7図の
如く、フインガー6が下端まで来たときフインガ
ー上部スプリング5とエアシリンダー2の合力が
零によるようになつているので、つば4が所定位
置まで下がらず近接スイツチはオンにならない。
又、ワークW2が短い場合には光電スイツチ11
は遮光されたまゝなのでオフにならない。
ワークW1が第9図の如く、フインガー2に取
り付かなかつた場合にはバキユームの圧力で検出
し、ワークW2がワーク吸着部材10に吸着され
なかつた時又は小さい時は第8図の如く、金型挿
入時ワーク吸着部材10が押し上げられないため
光電スイツチ11がオンのまゝになるので検出す
ることが出来る。また、ワークが金型に引つかゝ
る等の挿入不良の場合もフインガー2はワーク
W2が長かつた時と同様の動作が起こるので挿入
不良を検出することができる。
なお、ワーク吸引口7及びワーク吸着部材は
夫々複数個形成してもよく、エアシリンダーの代
りに他のシリンダーを用いた近接スイツチをつば
に設けてもよい。
(効果) 本考案によるとロボツト先端アームにシリンダ
ーを固定し、該シリンダーの上下に突出したピス
トンロツドの上端につばを固定してシリンダー上
端との間にスプリングを介装し、ピストンロツド
下端にフインガーを固定し、該フインガー下面に
ワーク吸着部を形成し、エアシリンダー上端と前
記つばの一方にフインガーが所定位置に下降した
ことを検知する近接スイツチを配設し、フインガ
ー下部にはスプリングにより下方に付勢されたワ
ーク吸着部材を上下動自在に取り付け、該ワーク
吸着部材はワークが金型内に挿入された時上方に
押し上げるようにし、該ワーク吸着部材によりオ
ン・オフされる光電スイツチをフインガーに配設
したので、一つのフインガーで二つのワークを同
時に挿入、高さ検出、挿入不良の検出が出来る。
これによつてワークを二回に渡つて把持し、挿入
をすることがなく高さ検出、挿入不良の検出を一
回で済ますことができタクトタイムの節約即ち、
生産効率が上がる。またフインガーも一つで済む
ので、二つのフインガーをロボツトに取り付ける
ときよりロボツトに対する負担が小さい。よつて
ロボツトの小型化が出来る。またシステムに対す
るコストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切断全体正面部、第2図
はフインガーにワークを取り付けた時の要部切断
図、第3図は正常に挿入された時の要部切断正面
図、第4図はワークW1平面図、第5図はワーク
W2平面図、第6図は第3図A−A平断面図、第
7図はワークW2が大きい時又は引つかゝつた時
の要部切断正面図、第8図はワークW2が小さか
つた時又は把持できなかつた時の要部切断正面
図、第9図はワークW1が把持できなかつた時の
要部切断正面図、第10図は本考案のロボツトの
動きを説明する平面図、第11図は従来のロボツ
トの動きを説明する平面図、第12図は従来のロ
ボツトのフインガー要部切断正面図である。 1……ロボツトの先端アーム、2……エアシリ
ンダー、3……ピストンロツド、4……つば、5
……スプリング、6……フインガー、7……吸引
口、8……近接スイツチ、9……スプリング、1
0……ワーク吸着部材、11……光電スイツチ、
12……光源、W1,W2……ワーク、P1,P2……
パーツフイーダ、P1′,P2′……ワーク供給部、
A……金型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロボツト先端アームにシリンダーを固定し、該
    シリンダーの上下に突出したピストンロツドの上
    端につばを固定してシリンダー上端との間にスプ
    リングを介装し、ピストンロツド下端にフインガ
    ーを固定し、該フインガー下面にワーク吸着部を
    形成し、エアシリンダー上端と前記つばの一方に
    フインガーが所定位置に下降したことを検知する
    近接スイツチを配設し、フインガー下部にはスプ
    リングにより下方に付勢されたワーク吸着部材を
    上下動自在に取り付け、該ワーク吸着部材はワー
    クが金型内に挿入された時上方に押し上げるよう
    にし、該ワーク吸着部材によりオン・オフされる
    光電スイツチをフインガーに配設したインサート
    成形に於ける金型へのワーク挿入装置。
JP15245588U 1988-11-25 1988-11-25 Expired - Lifetime JPH0538901Y2 (ja)

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JP15245588U JPH0538901Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25

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JPH0273313U JPH0273313U (ja) 1990-06-05
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JP15245588U Expired - Lifetime JPH0538901Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2578935Y2 (ja) * 1991-01-24 1998-08-20 株式会社東芝 樹脂モールド装置

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JPH0273313U (ja) 1990-06-05

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