JP2508374Y2 - ワ―ク吸着装置 - Google Patents
ワ―ク吸着装置Info
- Publication number
- JP2508374Y2 JP2508374Y2 JP1990045730U JP4573090U JP2508374Y2 JP 2508374 Y2 JP2508374 Y2 JP 2508374Y2 JP 1990045730 U JP1990045730 U JP 1990045730U JP 4573090 U JP4573090 U JP 4573090U JP 2508374 Y2 JP2508374 Y2 JP 2508374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air passage
- block
- work
- cylinder
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は吸着によりワークを保持し、所定位置にその
ワークを載置するワーク吸着装置に関し、詳細には比較
的小さくて軽いワークを保持する吸着装置に関するもの
である。
ワークを載置するワーク吸着装置に関し、詳細には比較
的小さくて軽いワークを保持する吸着装置に関するもの
である。
（従来技術） 従来、ロボットアーム先端（図示せず）に第３図に示
すようなワーク吸着装置を取り付けたものが知られてい
る。即ち、ロボットアームへの固定部51先端にはエアー
通路52、ワーク保持部53が形成されたブロック54が固定
されている。また、ブロック54上面には前記エアー通路
52と連通するエアーホース55が取り付けられている。
すようなワーク吸着装置を取り付けたものが知られてい
る。即ち、ロボットアームへの固定部51先端にはエアー
通路52、ワーク保持部53が形成されたブロック54が固定
されている。また、ブロック54上面には前記エアー通路
52と連通するエアーホース55が取り付けられている。
次に動作について説明する。パーツフィーダ（図示せ
ず）などに載置されているワーク56をバキュームにより
保持部53に吸着させる。次いで、金型57に形成されてい
るワーク挿入孔58にワーク56を搬送する。該ワーク挿入
孔58に載置後バキュームを切り固定部51を上昇させる
か、あるいはブローしながら固定部51を上昇させてい
た。
ず）などに載置されているワーク56をバキュームにより
保持部53に吸着させる。次いで、金型57に形成されてい
るワーク挿入孔58にワーク56を搬送する。該ワーク挿入
孔58に載置後バキュームを切り固定部51を上昇させる
か、あるいはブローしながら固定部51を上昇させてい
た。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来技術においては比較的小さく
軽いワークを吸着し、ワーク挿入孔58に載置する場合、
バキュームの余韻がエアー通路52内に残り、ワーク56を
吸着した状態のまゝフィンガー52を上昇させる場合があ
った。これを防止するためにブローする方法もあるが、
比較的軽いワークなどはブローの力によりふき飛ばされ
たり、位置ずれしてしまうという問題が生じていた。
軽いワークを吸着し、ワーク挿入孔58に載置する場合、
バキュームの余韻がエアー通路52内に残り、ワーク56を
吸着した状態のまゝフィンガー52を上昇させる場合があ
った。これを防止するためにブローする方法もあるが、
比較的軽いワークなどはブローの力によりふき飛ばされ
たり、位置ずれしてしまうという問題が生じていた。
また、保持部53に湿気があるいは油などが付着してい
ると載置しようとするワーク56が保持部53にくっついて
しまい、そのまゝ吸着装置を上昇させてしまうという問
題点があった。
ると載置しようとするワーク56が保持部53にくっついて
しまい、そのまゝ吸着装置を上昇させてしまうという問
題点があった。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記問題点を解決することを目的とし、ブロ
ックにエアー通路を形成して吸引源に連通し、該エアー
通路先端にワーク保持部を形成したワーク吸着装置に於
て、前記ブロックを固定部に固定したシリンダーのシリ
ンダーロッドに連結して上下動自在に取り付け、この固
定部にエアー通路を形成し、該固定部の下端面に開口
し、該開口をシリンダー不作動時前記ブロックのエアー
通路に当接し、シリンダー作動時前記ブロックを下降し
固定部下面のエアー通路開口より分離して大気に連通す
る如くしたことを特徴とするものである。
ックにエアー通路を形成して吸引源に連通し、該エアー
通路先端にワーク保持部を形成したワーク吸着装置に於
て、前記ブロックを固定部に固定したシリンダーのシリ
ンダーロッドに連結して上下動自在に取り付け、この固
定部にエアー通路を形成し、該固定部の下端面に開口
し、該開口をシリンダー不作動時前記ブロックのエアー
通路に当接し、シリンダー作動時前記ブロックを下降し
固定部下面のエアー通路開口より分離して大気に連通す
る如くしたことを特徴とするものである。
（実施例） 第１図、第２図は本考案の一実施例である。41はロボ
ットアームへの固定部でシリンダー45が固定され、その
先端に開閉板48が固定され、ピストンロッド47には形
の保持枠47aが固定され、開閉板48の通孔48aに挿通され
その先端にブロック44が固定されている。ブロック44に
エアー通路42が形成されている。常時第１図の如く、シ
リンダー45のピストンロッドが上方に移動して、ブロッ
ク44を開閉板48下面に当接し、通孔48bはエアーホース4
9より吸引源に連通し、更にエアー通路42に連通してい
る。
ットアームへの固定部でシリンダー45が固定され、その
先端に開閉板48が固定され、ピストンロッド47には形
の保持枠47aが固定され、開閉板48の通孔48aに挿通され
その先端にブロック44が固定されている。ブロック44に
エアー通路42が形成されている。常時第１図の如く、シ
リンダー45のピストンロッドが上方に移動して、ブロッ
ク44を開閉板48下面に当接し、通孔48bはエアーホース4
9より吸引源に連通し、更にエアー通路42に連通してい
る。
ワーク46を金型に載置する場合は、ワーク46を金型の
ワーク挿入孔の僅か上方で停止し、次にシリンダー45を
作動して第２図の如く、ピストンロッド47を下降しブロ
ック44を下降して、ブロック44上面を開閉板48より隔離
し、エアー通路42上端を大気に連通させワーク46を金型
のワーク挿入孔に挿入する。
ワーク挿入孔の僅か上方で停止し、次にシリンダー45を
作動して第２図の如く、ピストンロッド47を下降しブロ
ック44を下降して、ブロック44上面を開閉板48より隔離
し、エアー通路42上端を大気に連通させワーク46を金型
のワーク挿入孔に挿入する。
（効果） 本考案によると、ブロックにエアー通路を形成して吸
引源に連通し、該エアー通路先端にワーク保持部を形成
したワーク吸着装置に於て、前記ブロックを固定部に固
定したシリンダーのシリンダーロッドに連結して上下動
自在に取り付け、この固定部にエアー通路を形成し、該
固定部の下端面に開口し、該開口をシリンダー不作動時
前記ブロックのエアー通路に当接し、シリンダー作動時
前記ブロックを下降し固定部下面のエアー通路開口より
分離して大気に連通する如くしているので、比較的軽い
ワークを金型に載置後吸着装置を上昇する際、ワークが
エアー通路のワーク保持部にくっついて上昇してしまっ
たり、ブローを用いた場合のように位置ずれを生ずるこ
とを確実に防止できる。
引源に連通し、該エアー通路先端にワーク保持部を形成
したワーク吸着装置に於て、前記ブロックを固定部に固
定したシリンダーのシリンダーロッドに連結して上下動
自在に取り付け、この固定部にエアー通路を形成し、該
固定部の下端面に開口し、該開口をシリンダー不作動時
前記ブロックのエアー通路に当接し、シリンダー作動時
前記ブロックを下降し固定部下面のエアー通路開口より
分離して大気に連通する如くしているので、比較的軽い
ワークを金型に載置後吸着装置を上昇する際、ワークが
エアー通路のワーク保持部にくっついて上昇してしまっ
たり、ブローを用いた場合のように位置ずれを生ずるこ
とを確実に防止できる。
第１図は本考案の一実施例ワーク載置前の正断面図、第
２図は同載置時の正断面図、第３図は従来装置のワーク
載置時の正断面図である。 41……固定部、42……エアー通路、44……ブロック 46……ワーク、47……ピストンロッド、47a……保持枠 48……開閉板、48a,48b……通孔
２図は同載置時の正断面図、第３図は従来装置のワーク
載置時の正断面図である。 41……固定部、42……エアー通路、44……ブロック 46……ワーク、47……ピストンロッド、47a……保持枠 48……開閉板、48a,48b……通孔
Claims (1)
- 【請求項１】ブロックにエアー通路を形成して吸引源に
連通し、該エアー通路先端にワーク保持部を形成したワ
ーク吸着装置に於て、前記ブロックを固定部に固定した
シリンダーのシリンダーロッドに連結して上下動自在に
取り付け、この固定部にエアー通路を形成し、該固定部
の下端面に開口し、該開口をシリンダー不作動時前記ブ
ロックのエアー通路に当接し、シリンダー作動時前記ブ
ロックを下降し固定部下面のエアー通路開口より分離し
て大気に連通する如くしたことを特徴とするワーク吸着
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990045730U JP2508374Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | ワ―ク吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990045730U JP2508374Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | ワ―ク吸着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH045391U JPH045391U (ja) | 1992-01-17 |
| JP2508374Y2 true JP2508374Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31560166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990045730U Expired - Lifetime JP2508374Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | ワ―ク吸着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508374Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60125093U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-23 | 関西日本電気株式会社 | 搬送治具 |
| JPH02131889A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-21 | Sharp Corp | 真空吸着装置 |
| JPH071265Y2 (ja) * | 1988-11-11 | 1995-01-18 | 富士通株式会社 | 真空吸着装置 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP1990045730U patent/JP2508374Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH045391U (ja) | 1992-01-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |