JPH06224048A - 積層型フライバックトランス装置 - Google Patents

積層型フライバックトランス装置

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Publication number
JPH06224048A
JPH06224048A JP50A JP1097093A JPH06224048A JP H06224048 A JPH06224048 A JP H06224048A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1097093 A JP1097093 A JP 1097093A JP H06224048 A JPH06224048 A JP H06224048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
rib
flyback transformer
groove
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Saijo
正紀 西條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP50A priority Critical patent/JPH06224048A/ja
Publication of JPH06224048A publication Critical patent/JPH06224048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半田ディップ時におけるコイル巻線への半田
の付着を防止し、コイル巻線の線ヤセや断線を防止する
とともに巻線引掛用リブの折れを防止する。 【構成】 低圧コイルボビンの一端に形成された端子保
持部2と、該端子保持部2に植立された端子3と、前記
端子保持部2に併設された支柱部4と、該支柱部4に植
立された巻線引掛用リブ5と、該巻線引掛用リブ5に隣
接して形成された第1溝部8及び第2溝部9とを備え、
前記第1溝部8の深さと前記第2溝部9の深さとを異な
らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
モニター装置に使用される積層型フライバックトランス
装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の積層型フライバックトランス装置
における低圧コイルボビンの構造として、例えば図4
(a)(b)に示す如き構造のものがある。即ち、円筒
状の低圧コイルボビン1の下端に、複数の端子保持部2
を馬蹄状に配列したものである。
【0003】また、図5及び図6は、前記端子保持部2
を拡大したものであり、各図において3は金属製ピンか
ら成る端子、4は支柱部、5は巻線引掛用リブ、6はコ
イル巻線である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の低圧コイル
ボビンにおいては、前記巻線引掛用リブ5の位置は使用
されるフェライトコア(図示せず)の直径によって規制
される。即ち、図6に示すZ1寸法は1.0mm以上
(巻線機ノズルが通るため)、Z2寸法は1.0mm以
上(半田ディップ時にボビン保護用ガイド7[図5参
照]が入るため)必要である。従って巻線引掛用リブ5
の太さ(もしくは幅)も制限される。この巻線引掛用リ
ブ5が細くなると、巻線を引っ掛ける際、あるいはコイ
ルの取扱時に折れ易くなる。
【0005】また、端子保持部2の支柱部4の高さが一
定で、端子保持部2との段差が小さいと、コイル巻線6
が水平に近い角度で端子3に配線されることになり(図
5の矢印A部参照)、半田ディップ時(前記図5参照)
にボビン保護用ガイド7が矢印B方向に入りにくくな
り、端子3から離れたところのコイル巻線にまで半田が
付き、線ヤセや断線を起こし易くなるという問題があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、低圧コイルボビンの一端に形成された端
子保持部と、該端子保持部に植立された端子と、前記端
子保持部に併設された支柱部と、該支柱部に植立された
巻線引掛用リブと、該巻線引掛用リブに隣接して形成さ
れた第1溝部及び第2溝部とを備え、前記第1溝部の深
さと前記第2溝部の深さとを異ならせた積層型フライバ
ックトランス装置を提供せんとするものである。
【0007】
【作用】上記の如く構成したので、巻線引掛用リブの強
度が増大するとともに、第1溝部の深さと前記第2溝部
の深さとが異なっているため、各溝にコイル巻線を掛け
ることでコイル巻線を斜めに掛けることができ、よって
半田ディップ時にコイル巻線に半田が付着しない。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
つき詳述する。先ず、図1及び図2は本発明の積層型フ
ライバックトランス装置における端子保持部を拡大して
示した図であるが、従来の積層型フライバックトランス
装置と同一の部分には同一の符号を付し、その詳細な説
明は割愛する。
【0009】本発明の積層型フライバックトランス装置
においては、巻線引掛用リブ5の両側に第1溝部8及び
第2溝部9を形成し、そして寸法X1及び寸法X2をX
1>X2となるように設定している(従来の層型フライ
バックトランス装置においては、図6に示すように、X
1=X2となっている)。このため、巻線引掛用リブ5
の両側に第1溝部8及び第2溝部9を形成していても、
巻線引掛用リブ5の強度を充分に保ことができ、そして
コイル巻線6が平行にならず斜めになるので(図2の矢
印C参照)、コイル巻線に半田が付着して線ヤセや断線
等が生じることもない。さらに巻線引掛用リブ5の横の
第2溝部9には面取部10を形成しているので、巻線引
掛用リブ5でさらに補強されることになる。尚、面取部
10の変わりに曲面部としてもよい。
【0010】続いて図3は他の実施例を示している。こ
の実施例においては、第2溝部9の深さY2を1.5m
m以上に設定し、そして第1溝部8の深さY1をさらに
1.5mm深く設定している。
【0011】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、低
圧コイルボビンの一端に形成された端子保持部と、該端
子保持部に植立された端子と、前記端子保持部に併設さ
れた支柱部と、該支柱部に植立された巻線引掛用リブ
と、該巻線引掛用リブに隣接して形成された第1溝部及
び第2溝部とを備え、前記第1溝部の深さと前記第2溝
部の深さとを異ならせたので、図2に示すように、端子
3へのコイル巻線6の配線が平行でなく斜めに行うこと
ができ、且つ半田ディップ時にボビン保護用ガイド7が
深く入ることができるので、コイル巻線6の半田ヤセや
断線を防止することができるとともに、巻線引掛用リブ
5の強度が増大され、リブの折れによる巻線不良を無く
す事が出来、作業性及び信頼性を向上させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層型フライバックトランス装置の要
部平面図。
【図2】本発明の積層型フライバックトランス装置の要
部平面図。
【図3】本発明における他の実施例を示す要部平面図。
【図4】従来の積層型フライバックトランス装置の要部
平面図。
【図5】従来の積層型フライバックトランス装置の要部
平面図。
【図6】従来の積層型フライバックトランス装置の要部
平面図。
【符号の説明】
2 端子保持部 3 端子 4 支柱部 5 巻線引掛用リブ 6 コイル巻線 7 ボビン保護用ガイド 8 第1溝部 9 第2溝部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧コイルボビンの一端に形成された端
    子保持部と、該端子保持部に植立された端子と、前記端
    子保持部に併設された支柱部と、該支柱部に植立された
    巻線引掛用リブと、該巻線引掛用リブに隣接して形成さ
    れた第1溝部及び第2溝部とを備え、前記第1溝部の深
    さと前記第2溝部の深さとを異ならせたことを特徴とす
    る積層型フライバックトランス装置。
JP50A 1993-01-26 1993-01-26 積層型フライバックトランス装置 Pending JPH06224048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06224048A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 積層型フライバックトランス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06224048A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 積層型フライバックトランス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06224048A true JPH06224048A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11765024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50A Pending JPH06224048A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 積層型フライバックトランス装置

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JP (1) JPH06224048A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0724091A1 (de) * 1995-01-25 1996-07-31 Metzeler Gimetall AG Motorlager mit steuerbarer Steifigkeit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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