JPH01183106A - 小形巻線部品 - Google Patents

小形巻線部品

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JPH01183106A
JPH01183106A JP701488A JP701488A JPH01183106A JP H01183106 A JPH01183106 A JP H01183106A JP 701488 A JP701488 A JP 701488A JP 701488 A JP701488 A JP 701488A JP H01183106 A JPH01183106 A JP H01183106A
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coil
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terminal
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Seiichi Kijima
木嶋 精一
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Kijima Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、インダクタンス素子、トランス等の小形巻
線部品に関し、回路基板に端子ピンを差し込むことなく
、端°子部を回路基板面に接合させて半田付けするとこ
ろの巻線部品に係る。
「従来の技術」 プリント配線基板面に配置して直接半田付けすることか
できる小形巻線部品として、いわゆるチップ形巻線部品
が広く知られている。
チップ形巻線部品には様々な構成のものがあり、第8図
にはこの種のトランスが示しである。
このトランスは、中央脚が偏平となったE形の2つのフ
ェライトコア11.12、上記中央脚を内  挿させた
巻線筒部を有する鍔付のボビン13、ボビン13の巻線
筒部に装備させたコイル14及びボビン鍔の肉厚形成部
に植設し、コイル端部を止着させた端子ピン15より構
成されている。
上記トランスは、端子ピン15の折曲先端部をプリント
配線基板16の所定部所に載置し、自動半田付装置など
を使ってこの配線基板上に半田付けする。
[発明が解決しようとする課題」 上記した従来のトランスは、端子ピン15が半田付けさ
れると、プリント配線基板16に機械的に組付けられる
と共にこの配線基板16に電気接続されるなどいろいろ
な点で有利である。
ただ、上記したトランスの場合、端子ピン15が巻線筒
部の筒軸に対して直交する方向、つまり、鍔面に沿う方
向に植設されている関係で、鍔の肉厚形成部から抜は出
るおそれがある。特に、半田付けされて組付けされたト
ランスは、プリント配線基板16より持ち上げる方向の
外力や衝撃力が加わると、その作用力が小さいときでも
端子ピン15が抜は出ることがあり、これより、コイル
端部が断線し、延いてはトランスがプリント配線基板1
6より脱落することがある。
また、上記トランスの端子ピン15は、コイル端部を半
田付けして止着した後に、L字形に折り曲げるが、この
折曲作業においてコイル端部の止着部を傷めることがあ
り、その上、鍔の肉厚形成部下面より僅かな距離をおい
て図示する如く折り曲げることは、肉厚形成部下面に薄
形の治具を当てがって折り曲げることになるため、この
治具が破損しやすく、また、その折曲作業が簡単となら
ないためトランスの生産能率が極めて低下する。
端子ピン15を予めL字形に折曲してから鍔の肉厚形成
部に植設することが考えられるが、この構成によると、
鍔の肉厚形成部下面と端子ピン15の折曲部との間隔が
狭いこと、端子ピン15の折曲先端部が邪魔することな
どから自動巻線機によるコイル端部のからげ作業が困難
となる。また、多数の端子ピン15を植設したとき、端
子ピン15の先端部の向き、さらには、鍔の肉厚形成部
下面と端子ピン15の折曲部との間隔が揃わないことが
多く、このような事柄も自動巻線機によるコイル端部の
からげ作業を困難にする。
本発明は上記した問題点を解決することを課題としたも
ので、端子ピンの抜は出しを防止すると共に、自動巻線
機による巻線、コイル端部のからげを自動的に行なうこ
とができる小形巻線部品を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明に係る小形巻線部品
は、コアまたはボビンの巻線部の両側に鍔部を有し、巻
線部に装備されたコイルの端部が上記鍔に植設された端
子ピンに止着されている巻線部品において、−力価が巻
線部軸に直交するように鍔周囲面に植設され、鍔周囲面
より突出した他方側が鍔外面方向に折り曲げられた構成
の端子ピンを備え、かつ、この端子ピンが植設された鍔
周囲面と鍔外面との間に切欠部を形成し、上記端子ピン
の植設部近くにコイル端部を止着する構成としである。
「作 用」 端子ピンは巻線部軸に直交するように鍔周囲面に植設さ
れているが、この鍔周囲面より突出したピン部分が鍔外
面方向に折り曲がっているため、この端子ピンが半田付
けされた後に巻線部品が外力を受けた場合、この端子ピ
ンの抜は出る方向の力が極めて少なく、端子ピンの抜は
出しが防止され、また、端子ピンは鍔外面方向に鍔周囲
面で折り曲げであるから、その折曲作業が容易となると
共に、自動巻線機によって簡単にコイル端部がからげら
れる。
特に、鍔周囲面と鍔外面との間に切欠部が設けであるの
で、鍔周囲面に接近させた正確な位置にコイル端部を止
着させることができる。
「実施例」 次に、本発明を小形トランスとして実施した一実施例に
ついて図面に沿って説明する。
第1図はトランスの縦断面図、第2図は当該トランスの
分解斜視図である。
これらの図において、21.22はフェライト材からな
る同形状のコアである。これらコア21.22は共にE
形のもので、左右脚21a、21b及び22a、22b
の脚幅に比べて中央脚21c。
22cが肉薄となっている。つまり、中央脚21C12
2cが左右脚方向に長い四辺形断面をなしている。
23は絶縁性巻枠であるボビンで、これは巻線部をなす
角筒部23aの両側に鍔23b、23cが一体に形成し
である。このボビン23は角筒部23aより下側となる
鍔部分23b1.23c工を肉厚にすると共にその鍔部
を拡大し、この鍔部分に端子ピン24が植設しである。
鍔部分23b1.23cm各々の下面とそれらの側面と
の間にはテーパ一部23b2.23c2を形成し、ここ
にコイル端部を止着させるようになっている。
25はボビン巻線部に装備させたコイルで、−次、二次
コイル、或いは、三次コイルなどから構成され、各コイ
ルの巻始端部と巻終端部とが端子ピン24に止着されて
いる。
また、この実施例ではほぼくの字形をなす各端子ピン2
4が図示するように取り付けられている。
すなわち、予め所定の長さに定めた角柱状の端子ピン2
4を用意し、このピン24の一側部24aを鍔部分24
b1.24c1の下面より巻筒部軸に直交するように植
設し、その後、ピン他側部24bを鍔外面方向に折り曲
げである。
なお、端子ピン24は鍔部分23b1.23cmに形成
したテーパ一部23b2.23C2に対して直角となる
ように折り曲げることが好ましい。
各端子ピン24には鍔部分23b1.23C1の下面と
テーパ一部23b2.23C2とに接近した位置にコイ
ル端部をからげ半田付けして止着する。
上記したトランスは各端子ピン24の先端部をプリント
配線基板面に半田付けして組付けるが、トランスに外力
が作用した場合、例えば、第1図において上下方向の外
力が加わったときには、端子ピン24の一側部24aが
横方向(巻筒部軸方向)の力を受けるため、トランス生
産過程や組付は後において端子ピン24が抜は出したり
、傾いたりすることがほとんど生じない。
また、上記実施例のトランスでは端子ピン24の先端部
のプリント配線基板に対する接触面積が少ないため、組
付けたとき、プリント配線基板面の半田部から各端子ピ
ン24の先端部が外れることが考えられるが、このよう
な場合には、各端子ピン24の先端部分を第3図に示す
如く巻筒部軸に平行するように折り曲げたり、また、第
5図及び第6図に示した端子ピン24の如く偏−平に押
しつぶすことによって確実な組付けとなる。
また、本発明は第4図に示したように、端子ピン24を
直角に折り曲げても同様の効果を得ることができる。
次に、第7図は他の実施例を示すボビン26の斜祖国で
、この実施例は各端子ピン24を上記実施例同様に鍔部
分26b1.26cmに取り付けると共に、これら鍔部
分26b工、26cmの両側に組付けの安定化を図る凸
形部26b3.26C3を設けると共に、これら凸形部
の間には仕切部26b4.26c4が設けである。
凸形部26b3.26c3は鍔部分と一体形成してあり
、端子ピン24に止着したコイル端部の半田部分が上記
凸形部26b3.26C3より低くなることによってト
ランスの取り付けが機械的に安定化する。
また、仕切部26bい26c4は各端子ピン24の間に
位置するように鍔部分の内側に一体形成してあって、各
仕切部の間及び仕切部と凸形部との間に形成したテーパ
ー26b5.26C5(26C5は図示省略)によって
コイル端部の案内溝を形成している。
このような仕切部26bい26C4、テーパー26b5
.26C5により、自動巻線機によって行なわれるコイ
ル端部の各端子ピン24に対するからげが極めて容易と
なる。
このボビン26についても鍔部分にはテーパ一部26b
2.26c2が設けてあり、その他の構成は第1図及び
第2図に示したものと変りがない。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、端
子ピン24は角柱状のものにかぎらず、円形状のもの、
板状のものなどであってもよく、さらに、端子ピン24
の折り曲げを大きくすればトランスの高さがそれだけ低
くなって有利であるし、その上、端子ピン24の折曲角
に応じた傾斜面を有する治具をテーパ一部23b2.2
3C2に当てがって折り曲げできるので、肉厚の治具が
使用できる。
また、電気絶縁性のコアに巻線された巻線部品ではコア
に直接端子ピンを植設すると共に鍔部分にテーパ一部を
形成することにより上記同様に実施し得るし、コアにつ
いては上記実施例に示した形状のものにかぎらず、他の
いろいろの形状のものが使用できる。
なお、上記実施例では小形トランスについて説明したが
、インダクタンス素子などの小形巻線部品についても同
じように実施し得る。
「発明の効果」 上記した通り、本発明に係る小形巻線部品は、端子ピン
の一方側が鍔周囲面より植設され、その他方側が鍔外面
方向に折り曲げられ、その先端部を回路基板に固着させ
る構成であるから、生産過程はもとより組付は後におい
ても端子ピンの抜は出し、弛みなどがほとんどなく、そ
の上、鍔周囲面と鍔外面との間の切欠部にコイル端部の
止着部が位置するため、この止着部が鍔外面より突出せ
ず、さらに、コイル端部を端子ピンにからげるときに、
この切欠部があるから鍔部分が邪魔とならず、自動巻線
機によるコイル端部のからげ作業が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を小形トランスとして実施した実施例を示
し、第1図は上記トランスの縦断側面図、第2図は上記
トランスの分解斜視図、第3図〜第5図は端子ピンのい
ろいろな変形例を示す上記トランスの部分的な拡大断面
図、第6図は押しつぶして偏平化した第5図の端子ピン
を示す側面図、第7図は他の実施例を示すボビンで、ボ
ビンの底面方向から見た斜視図、第8図は従来例を示す
小形トランスの縦断側面図である。 21.22・・・・コア 23・・・・ボビン 23a・・・・角筒部 23b、23 c = ・・鍔 23b1.23c1・・・・鍔部分 23b2.23c2・・・・テーパ一部24・・・・端
子ピン 24a・・・・−側部 24b・・・・他側部 25・・・・コイル 特許出願人   株式会社 キ ジ マ代理人弁理士 
 小 池 寛 治 職・  ′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コアまたはボビンの巻線部の両側に鍔部を有し、巻線部
    に装備されたコイルの端部が上記鍔に植設された端子ピ
    ンに止着されている巻線部品において、一方側が巻線部
    軸に直交するように鍔周囲面に植設され、鍔周囲面より
    突出した他方側が鍔外面方向に折り曲げられた構成の端
    子ピンを備え、かつ、この端子ピンが植設された鍔周囲
    面と鍔外面との間に切欠部を形成し、上記端子ピンの植
    設部近くにコイル端部を止着してなる小形巻線部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6326874B1 (en) * 1997-02-24 2001-12-04 Lucent Technologies Inc. Terminal bobbin for a magnetic device and method of manufacture therefor
JP2009094388A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Mitsubishi Electric Corp コイル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62250611A (ja) * 1986-04-23 1987-10-31 Kijima Musen Kk 小形巻線部品

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