JPS642426Y2 - - Google Patents

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JPS642426Y2
JPS642426Y2 JP1985110264U JP11026485U JPS642426Y2 JP S642426 Y2 JPS642426 Y2 JP S642426Y2 JP 1985110264 U JP1985110264 U JP 1985110264U JP 11026485 U JP11026485 U JP 11026485U JP S642426 Y2 JPS642426 Y2 JP S642426Y2
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JP
Japan
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pin terminal
winding frame
pin
flange
transformer
Prior art date
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JP1985110264U
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JPS6219724U (ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は端子としてピン端子が用いられる変圧
器に使用され、しかも一次コイル及び二次コイル
が別個に捲装され、同心的に組合わされる変圧器
用捲枠に関し、特に、上記ピン端子が所定間隔に
確実に保持され、該ピン端子が折れ曲がる等する
おそれがなくプリント基板等に正確に取付けるこ
とができることを特徴とするものである。
〔従来の技術〕
従来から、プリント基板等に直接取付け及び配
線される変圧器では、端子としてピン端子が用い
られている。そして、この種の変圧器に使用され
る変圧器用捲枠においても、絶縁作業等を軽減し
製作上の便宜を図るため、一次コイル及び二次コ
イルを別個に捲装し、同心的に組合わされる変圧
器用捲枠が提供されている。
以下、上記従来の変圧器用捲枠の一例を変圧器
に構成した縦断面図を示す第3図に基づいて説明
する。
図面において、1は内側捲枠で、コイル捲胴部
2の両端に構成された一方鍔部3の辺にピン端子
植設部4が構成されてピン端子15が植設されて
いる。なお、5はコア装着孔である。また、6′
は該内側捲枠1をその他方鍔部から収容する外側
捲枠で、コイル捲胴部7両端に構成された鍔部8
の辺にピン端子植設部9が構成されており、上記
内側捲枠1とともに同心的に組合わされる変圧器
用捲枠10′を構成している。なお、11は上記
内側捲枠1の収容部である。さらに、12は内側
捲枠1のコイル捲胴部2に捲装された一次コイ
ル、13は外側捲枠6のコイル捲胴部7に捲装さ
れた二次コイル、14は内側捲枠1のコア装着孔
5に装着されたコア、16は外側捲枠6′のピン
端子植設部9に内側捲枠1のピン端子15と同方
向に植設されたピン端子である。
上記構成の従来の変圧器a′は、上記ピン端子1
5,16をプリント基板17のランド孔に挿入し
て半田付けすることによつて、第3図示の如く、
プリント基板17に直接取り付け及び配線するこ
とができるものであつた。
ところで、ピン端子15は、第3図示の如く、
内側捲枠1のピン端子植設部4の端面とプリント
基板17との間に距離があるため、その分だけピ
ン端子16より長くされるものである。
しかしながら、このようにピン端子15の足が
長くされるにもかかわらず、上記従来の変圧器
a′においては該ピン端子15を保持する手段が講
じられていなかつたため、次のような欠点があつ
た。すなわち、ピン端子15の足が長いため、該
ピン端子15に製造、包装、運搬等の取り扱い中
に力が加わると極めて容易にピン端子植設部4側
から折れ曲がる等するものであつた。したがつ
て、予めプリント基板17に設けたランド孔のピ
ツチに適合しなくなるため、上記ピン端子15を
プリント基板17のランド孔に挿入する際に手数
を要する欠点があり、また、プリント基板17に
取り付けた後も、ピン端子15が変圧器a′の保持
に関与するため変圧器a′が安定して保持されない
恐れがある欠点があつた。
なお、ピン端子植設部4を延長して、その端面
をピン端子植設部9の端面と同一面に位置させる
ことによりピン端子15を短かくすることも考え
られるが、ピン端子15に接続される一次コイル
12のリード線の引出し等が複雑となるため好ま
しくないものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記従来技術の欠点を除去するもの
で、内側捲枠のピン端子植設部に植設される足の
長いピン端子を所定間隔に確実に保持することが
でき、該ピン端子が折れ曲る恐れがない変圧器用
捲枠を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は、コイル
捲胴部両端に構成された鍔部の一方鍔部の辺に該
鍔部と同方向にピン端子を有する内側捲枠と、該
内側捲枠をその他方鍔部から収容し、コイル捲胴
部両端に鍔部を有し、該鍔部のうち上記内側捲枠
の一方鍔部に設けたピン端子が位置する鍔部の辺
に外側に向けてピン端子保持板が突設された外側
捲枠とから構成したものである。そして、上記ピ
ン端子保持板には、上記内側捲枠のピン端子植設
部に植設したピン端子を保持する保持孔と、該ピ
ン端子を該保持孔に端部から案内する案内切欠き
を設け、さらに該外側捲枠の、上記内側捲枠の他
方鍔部が位置する側の鍔部に、上記内側捲枠のピ
ン端子と同方向のピン端子を植設した構成とした
ものである。
〔作用〕
本考案によれば、内側捲枠を外側捲枠に収容す
ると、内側捲枠のピン端子植設部に植設したピン
端子が外側捲枠のピン端子保持板の案内切欠きに
案内された後、保持孔に保持される。
したがつて、上記ピン端子は所定間隔に確実に
保持され、該ピン端子に何らかの力が加わつても
容易に折れ曲る恐れがなくなるものである。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、上記従来技術を示す第3図と同一構成部分
には同一符号を附して、その説明は省略する。
本考案の変圧器用捲枠10は上記従来技術の変
圧器用捲枠10′と異なり、外側捲枠6の鍔部8
のうち内側捲枠1の一方鍔部3に設けたピン端子
15が位置する鍔部8の辺に外側に向けてピン端
子保持板18が突設される。
そして、該ピン端子保持板18には、内側捲枠
1のピン端子植設部4に植設したピン端子15を
保持する保持孔19と、該ピン端子15を該保持
孔19に端部18aから案内する案内切欠き20
が設けられる。
図面実施例の場合、上記案内切欠き20はピン
端子保持板18の端部18a側がピン端子15の
径より大きくされてピン端子15を案内しやすく
なつており、また、保持孔19側がピン端子15
の径より若干小さくされてピン端子15を保持孔
19に確実に保持するように構成されている。
上記構成の本考案によれば、まず、内側捲枠1
及び外側捲枠6のコイル捲胴部2及び7にそれぞ
れ一次コイル12及び二次コイル13が捲装され
る。
次に、上記内側捲枠1がピン端子15を有する
一方鍔部3と反対側の他方鍔部から外側捲枠6の
収容部11に収容される。この結果、内側捲枠1
のピン端子植設部4に植設されたピン端子15が
外側捲枠6のピン端子保持板18の案内切欠き2
0に案内された後、保持孔20に保持されること
となる。
さらに、コア装着孔5にコア14を装着すれ
ば、変圧器aが完了する。
以上の如く、本考案によれば、ピン端子15が
ピン端子保持板18の保持孔19に保持されるた
め、該ピン端子15は所定間隔に確実に保持さ
れ、該ピン端子15に製造、包装、運搬等の取り
扱い中に力が加わつても容易に折れ曲がる恐れが
なくなるものである。
したがつて、予めプリント基板17に設けたラ
ンド孔にピン端子15を挿入する際に手数を要す
ることがなく、また、上記変圧器aをプリント基
板17に取り付けた後も該変圧器が安定して保持
されることとなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ピン端子を所定間隔に確実に
保持することができ、該ピン端子が折れ曲がる恐
れがない効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は組立状態を示す斜視図、第2図は変圧器に構成
した縦断面図、第3図は第2図に対応した従来技
術を示す縦断面図である。 1……内側捲枠、2,7……コイル捲胴部、
3,8……鍔部、4,9……ピン端子植設部、6
……外側捲枠、10……変圧器用捲枠、15,1
6……ピン端子、18……ピン端子保持板、19
……保持孔、20……案内切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル捲胴部両端に構成された鍔部の一方鍔部
    の辺に該鍔部と同方向にピン端子を有する内側捲
    枠と、該内側捲枠をその他方鍔部から収容し、コ
    イル捲胴部両端に鍔部を有し、該鍔部のうち上記
    内側捲枠の一方鍔部に設けたピン端子が位置する
    鍔部の辺に外側に向けてピン端子保持板が突設さ
    れ、該ピン端子保持板には上記ピン端子を保持す
    る保持孔と該ピン端子を該保持孔に端部から案内
    する案内切り欠きが設けられ、さらに上記内側捲
    枠の他方鍔部が位置する側の鍔部に、上記内側鍔
    部のピン端子と同方向のピン端子が植設された外
    側捲枠とからなることを特徴とする変圧器用捲
    枠。
JP1985110264U 1985-07-18 1985-07-18 Expired JPS642426Y2 (ja)

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JP1985110264U JPS642426Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985110264U JPS642426Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS6219724U JPS6219724U (ja) 1987-02-05
JPS642426Y2 true JPS642426Y2 (ja) 1989-01-20

Family

ID=30989123

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JP1985110264U Expired JPS642426Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2668545B2 (ja) * 1988-04-26 1997-10-27 株式会社キジマ 電気巻線部品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730829U (ja) * 1980-07-28 1982-02-18

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JPS5730829U (ja) * 1980-07-28 1982-02-18

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JPS6219724U (ja) 1987-02-05

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