JP3600485B2 - リードタイプのリアクター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、テレビ等の電源回路の一次側に組み込まれ、高調波電流の抑制用として用いられるリアクターに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のリアクターは、絶縁性の合成樹脂を成型してなるコイルボビンにコイルを巻回し、コアを組み込むなどして構成されている。そして、ピン端子タイプのリアクターは、ピン端子を介して取付けることができるが、リードタイプの場合、ピン端子を有しないため、取付面に取付けるための取付金具をリアクター本体に組み込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、コアが外鉄型のものにおいては、リアクター本体を取付金具に、コア外周を利用して取り付けているが、外鉄型のものは、コア形状が大きく小型化に適さず、また、重量が増大するなどの欠点がある。
【0004】
内鉄型のものは、かかる欠点を改善し得る反面、コアは小型であるため、コアを利用して取り付けにくい、という課題がある。
【0005】
この発明は、上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、内鉄型のリアクターにおいても、取付金具を容易に取り付けることができるようにしたリードタイプのリアクターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明ではリアクター本体1におけるコイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4に、それぞれ少なくとも1個ずつ、取付片用の挿通孔5を貫設し、リアクター本体用の取付金具8に、それぞれの挿通孔5に対応させて取付片11を立設し、当該挿通孔5に取付片11を挿通し、取付片11におけるコイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4の上面から露出した部分を折り曲げまたはねじり、取付金具8にリアクター本体1を取り付けている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1は本発明の一実施例を示すもので、リアクター本体と取付金具の斜視図、図2はリアクター本体を取付金具に取り付けたリードタイプのリアクターの斜視図である。
【0009】
この実施例では、図1に示すように、リアクター本体1と、これの取付金具8とを備えている。
【0010】
前記リアクター本体1は、コイルボビン2と、取付片用の挿通孔5と、コイル6と、コア7とを有している。
【0011】
前記コイルボビン2は、巻胴部(図示せず)と、巻胴部内に形成された中空部(これも図示せず)と、巻胴部の両端に形成されたフランジ3,3と、これの下部に形成された肉厚部4,4とを有している。
【0012】
前記取付片用の挿通孔5は、この実施例では図1に示すように、コイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4に、それぞれ肉厚部4,4の長さ方向に所定の間隔をおいて2個ずつ貫設されている。また、各挿通孔5は前記肉厚部4の幅方向に長い矩形に形成されている。
【0013】
前記コイル6は、コイルボビン2の巻胴部の外周に巻回され、かつその引出線には周知のようにリード線(図示せず)が接続され、リードタイプとなっている。
【0014】
前記コア7は、2個で一対をなしている。また、各コア7はU型に形成されていて、それぞれ2本の脚部を有している。そして、各コア7はその脚部を、コイルボビン2の巻胴部の内部の中空部に、当該フランジ4の外側からそれぞれ挿入し、各脚部の対向面を磁気ギャップを介し互いに接着して取り付けられている。
【0015】
前記取付金具8は鉄板等の金属板を加工してなり、かつ図1に示すように、取付用の床部9と、この取付板9の四隅に形成された取付片11とを有している。
【0016】
前記床部9は、リアクター本体1を載置し得る大きさの矩形に形成されている。この床部9の隅部の適位置には、複数個の取付穴10が設けられている。
【0017】
前記取付片11は、前記リアクター本体1におけるコイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4に設けられた挿通孔5に対応させて、床部9の長さ方向の両側部と、幅方向の両側部とをそれぞれほぼI字型に折り曲げて形成されている。したがって、取付片11は床部9の長さ方向と幅方向とにそれぞれ2本ずつ、都合4本立設されている。また、各取付片11は平面から見て、前記挿通孔5に嵌合する矩形に形成されている。さらに、各取付片11は前記コイルボビン2のフランジ3の肉厚部4の高さ寸法より長い長さに形成されている。そして、各取付片11はコイルボビン2のフランジ3の肉厚部4に形成された当該挿通孔5に挿通され、肉厚部4の上面より露出した部分を、図1に矢印aで示すごとく例えば内側に向って折り曲げ、またはねじるようになっている。
【0018】
前述のごとく、コイルボビン2とコイル3とコア7とを有する内鉄型のリアクター本体1を、取付金具8に取り付けるには次のように行う。
【0019】
すなわち、取付金具8の床部9に立設された4本の取付片11に、コイルボビン2のフランジ3の肉厚部4に貫設された4個の挿通孔5を位置合わせし、当該挿通孔5に取付片11を挿通し、取付金具8の床部9上にリアクター本体1を載置する。
【0020】
ついで、各取付片11におけるコイルボビン2のフランジ3の肉厚部4上に露出している部分を、この実施例では図2に示すごとく、互いに内側に向けて折り曲げ、またはねじることによって、取付金具8にリアクター本体1を取り付け、取付金具8にリアクター本体1を一体化したリードタイプのリアクター12を得る。
【0021】
以上のように、この実施例ではリアクター本体1におけるコイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4に所定の間隔をおいて挿通孔5を4個貫設し、取付金具8の床部9に、前記挿通孔5に対応させて取付片11を4本立設し、当該取付片11に挿通孔5を位置合わせし、その挿通孔5に取付片11を挿通し、取付片11におけるコイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4の上面に露出した部分を折り曲げまたはねじり、取付金具8にリアクター本体1を取り付けるようにしているので、内鉄型のリアクターにおいても、リアクター本体1を取付金具8に容易に取り付けることができる。
【0022】
なお、取付金具8にリアクター本体1を一体化したリードタイプのリアクター12を相手方の部材に取り付けるには、取付金具8の床部9に設けられた取付穴10を利用して、ビスまたはリベット等の固着具により固着する。
【0023】
また、本発明では挿通孔5と取付片11の組を、図面に示すごとく4組設けたものに限らず、例えば対角線上に2組設けてもよく、要は複数組適正に設ければよい。
【0024】
さらに、挿通孔5と取付片11の形状は、例えば三角形や、楕円形でもよく、円形の一部を切欠した円弧形等に形成してもよい。
【0025】
さらには、取付片11の折り曲げるべき部分にあらかじめ小さい切り欠きを入れ、その切り欠きの部分から正確にかつ簡単に折り曲げ得るようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明ではリアクター本体1におけるコイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4に、それぞれ少なくとも1個ずつ、取付片用の挿通孔5を貫設し、リアクター本体用の取付金具8に、それぞれの挿通孔5に対応させて取付片11を立設し、当該挿通孔5に取付片11を挿通し、取付片11におけるコイルボビン2のフランジ3,3の肉厚部4,4の上面から露出した部分を折り曲げまたはねじり、取付金具8にリアクター本体1を取り付けるようにしているので、内鉄型のリアクターにおいても、リアクター本体1を取付金具8に容易に取り付け得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、リアクター本体と取付金具の斜視図である。
【図2】同実施例において、リアクター本体を取付金具に取り付けたリードタイプのリアクターの斜視図である。
【符号の説明】
1 リアクター本体
2 コイルボビン
3 フランジ
4 肉厚部
5 取付片用の挿通孔
6 コイル
7 コア
8 取付金具
9 床部
11 取付片
12 リードタイプのリアクター

Claims (1)

  1. リアクター本体(1)におけるコイルボビン(2)のフランジ(3),(3)の肉厚部(4),(4)に、それぞれ少なくとも1個ずつ、取付片用の挿通孔(5)を貫設し、
    リアクター本体用の取付金具(8)に、それぞれの挿通孔(5)に対応させて取付片(11)を立設し、
    当該挿通孔(5)に取付片(11)を挿通し、取付片(11)におけるコイルボビン(2)のフランジ(3),(3)の肉厚部(4),(4)の上面から露出した部分を折り曲げまたはねじり、取付金具(8)にリアクター本体(1)を取り付けた、
    ことを特徴とするリードタイプのリアクター。
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