JP3957940B2 - リアクター - Google Patents

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、民生用の電子機器、例えばインバーターエアコンに組み込まれるリアクターに関する。
【0002】
【従来の技術】
インバーターエアコンには、力率改善、高調波抑制等の目的でリアクターを電源回路に挿入し、インバータ制御を行っている。
【0003】
このリアクターは、コイルとコアとを備え、コアとしてはEI型コアやEE型コア等が用いられる。
【0004】
すなわち、図4は、コイル20にE型コア21とI型コア22を組み込んだリアクターの例を示す。なお、コイル20と各コア21、22との間には絶縁物23が設けられている。また、図5は、コイル20に足の短い一対のE型コア24が上下方向からそれぞれ対向して組み込まれるなどして構成されたリアクターの例を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種のリアクターにおいては、コイル20の中央部の中空部にE型コア21、24の中央足が挿入され、コイル20の両外側部にE型コア21、24の両足がそれぞれ位置され、コイル20の約1/2がコアと絶縁物23によって覆われている。また、コイル20は銅線を巻回して構成され、コイル20に電流が流れると銅損による温度上昇が生じる。この場合、従来例では、コイル20の約1/2がコアや絶縁物23によって覆われ、コイル20の放熱面積となる露出部分が少ないため、放熱が妨げられてしまう、という課題があった。
【0006】
また、コアによって重量が増大したり、かつ形状の大型化、材料費によるコスト高といった課題もあった。
【0007】
この発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、コア形状をコンパクトにし、コイルの露出面積を大として放射熱を良好としたリアクターを提供することにある。
【0008】
また、従来品に比べ重量を低減したリアクターを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、コイルにコアが組み込まれてなるリアクターにおいて、コイルはアルミ線または銅線からなり、かつコイルはその中空部および一方の外側面側にかけてコアが組み込まれ、中空部に挿入される中足と、コイルの外側の外足との間に位置するコイル部分 を覆い、コイルの外表面の約3/4を露出させ、かつコアは一対のU型コアからなり、前記中足断面前記外足断面より大としたことにより、上記目的を達成している。
【0010】
【発明の実施の形態】
温度に影響する部分は殆どがコイル素材である銅線の銅損にあり、また、放熱性が悪いのは、コイルがコアや絶縁物で覆われ露出部分が少ないことに起因している。
【0011】
この場合、コアの素材である鉄の重量を減らしても所定のインダクタンスがとれればリアクターそのものの主性能には影響をきたすことはない。
【0012】
そこで、本発明では、コアは最少必要限度のインダクタンスを確保し得る程度の小型の形状とし、コイルの放熱面積を多くしている。
【0013】
【実施例1】
図1(a)は本発明の第1実施例の分解斜視図、図1(b)はその組立状態を示す。
【0014】
この例ではコアを一対の足の短いU型コアにて構成した点に特徴を有している。
【0015】
すなわち、一方のU型コア11はコイル1の中空部1c内に挿入され、外周にコイル1が装着される中足11aとコイル1の一方の外側面1b側に位置される外足11bとこれらを外端部において連結する連結部11cからなる。他方のU型コア11も同形状をなし、これらを向かい合わせコイル1に組み込まれる。なお、中空部1c内において互いに対向配置された中足11a間には所定の磁気ギャップが設けられる。また、図から明らかなように、コイル装着部である中足11aのコア断面の方を外足11bのコア断面より大としている。
【0016】
なお、コイル1はアルミ線からなるボビンレスのコイルで、コイル1の内周面側には絶縁紙からなる角筒状の絶縁物(図示せず)が設けられる。また、U型コア11の連結部11c、外足11bが設けられるコイル外周部分に絶縁物(図示せず)が設けられる。
【0017】
図2は本発明の第2実施例を示す。この実施例ではコア11はUU型のものとし、コイル1’は通常の銅線を用い、かつコア11の幅をコイル装着部Aとコア外側部A’とで異ならせた点に特徴を有している。
【0018】
すなわち、アルミ線より銅線の方が線径が細いため、コイル1’を小さくでき、しかも本発明ではコア形状をコンパクトにし、コイル1’の露出面積を大としたので、温度上昇は従来のEI,EE型のコアを用いたものより押えられるため、従来の線径より更に細くでき、その結果、リアクターの形状を小さくできる。
【0019】
また、コア幅は、中足であるコイル装着部Aと外足のコア外側部A’とで変化させることで電流重畳時のインダクタンスの変化を調整することができる利点がある。
【0020】
図3はコア外側部A’の幅を順次小さくした場合の電流(A)に対するインダクタンス(mH)の関係を示す。コア外側部A’の幅は、a<b<c、としたものである。
【0021】
本来、磁気特性からするとコア幅はコイル装着部Aとコア外側部A’とは同じであるがA=A’の幅をMAXとし、図3に示すように、使用上、差し支えのないところまでコア外側部A’の幅を減じて調整して行き、実使用上問題とならない範囲の性能とコア材料最低使用量が得られるところのクロス点が経済的な設計となるものである。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、外周にコイルが装着される中足断面を外足断面に比べ大とし、コイルは外周面の約3/4が露出するため、放熱性が良い。
【0023】
また、軽量なアルミ線を用い、かつコア形状は最少必要限度のインダクタンスを確保しつつ小としたため、重量を低減できる。
【0024】
さらに、銅線とした場合、コイルを小さくでき、コア形状と相俟ってリアクターの形状を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1実施例の分解斜視図、(b)はその組立斜視図を示す。
【図2】 本発明の第2実施例の分解斜視図を示す。
【図3】 同上の実施例での各種の電流に対すインダクタンス値を示す。
【図4】 従来のリアクターの一例の斜視図を示す。
【図5】 他の従来例を示す。
【符号の説明】
1,1’ コイル
11 U型コア
11a 中足
11b 外足
11c 連結部
A コアのコイル装着部の幅
A’ コアの外周部の幅

Claims (1)

  1. コイルにコアが組み込まれてなるリアクターにおいて、
    コイルはアルミ線または銅線からなり、かつコイルはその中空部および一方の外側面側にかけてコアが組み込まれ、中空部に挿入される中足と、コイルの外側の外足との間に位置するコイル部分を覆い、コイルの外表面の約3/4を露出させ、かつコアは一対のU型コアからなり、前記中足断面前記外足断面より大としたことを特徴とするリアクター。
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