JP5008213B2 - リアクター - Google Patents

リアクター Download PDF

Info

Publication number
JP5008213B2
JP5008213B2 JP23862499A JP23862499A JP5008213B2 JP 5008213 B2 JP5008213 B2 JP 5008213B2 JP 23862499 A JP23862499 A JP 23862499A JP 23862499 A JP23862499 A JP 23862499A JP 5008213 B2 JP5008213 B2 JP 5008213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coil bobbins
bobbins
pin terminal
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23862499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001068357A (ja
Inventor
潤二 近藤
英人 佐伯
修 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP23862499A priority Critical patent/JP5008213B2/ja
Publication of JP2001068357A publication Critical patent/JP2001068357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5008213B2 publication Critical patent/JP5008213B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、いわゆるテレビ等の電源回路の一次側に組み込まれ、高調波電流抑制用として使用されるリアクターに関する。
【0002】
【従来の技術】
リアクターには、二つのコイルボビンを用いたものがある。
【0003】
前記二つのコイルボビンを位置決めする従来技術としては、実開平7−3113号公報に記載の技術がある。
【0004】
この実開平7−3113号公報に記載の従来技術では、二つのコイルボビンのフランジにおける合わせ面に、係合用凸部と係合用凹部とを4組設け、当該係合用凸部と係合用凹部とを相対的に嵌合させて二つのコイルボビンを位置決めするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術では係合用凸部と係合用凹部の嵌合を介して、二つのコイルボビンを位置決めしているのみで、二つのコイルボビンを結合することについて配慮されていない。
【0006】
したがって、二つのコイルボビンにコアを組み込む時など、他の部品を組み付ける際の作業性が悪い、という課題があった。
【0007】
本発明は、上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、二つのコイルボビンを簡単に、かつ所期の結合状態に正確に保持でき、しかも強固に一体化し、組立作業性の向上を図り得るリアクターを提供することにある。
【0008】
また、本発明は、ピン端子タイプあるいはリードタイプのリアクターに選択的に適用可能なリアクターを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では各別にコイル17を巻回した二つのコイルボビン1、2を、コイルボビンの軸方向X−Xと直交する横方向Y−Yに配置し、二つのコイルボビン1、2の軸方向X−Xの両側から2個一対のコア19を組み込み、一体化してなるリアクターにおいて、前記二つのコイルボビン1、2の合わせ面8における前記軸方向X−Xと直交する縦方向Z−Zの一端部側であるフランジ4、4の肉厚部5、5に、蟻10と蟻溝11とを前記縦方向Z−Zから相対的に嵌め込んで結合する第1ロック機構9を設け、前記二つのコイルボビン1、2の合わせ面8における前記縦方向Z−Zの他端部側には、コイルボビン1、2のフランジ4、4に形成された切欠溝13と係合片14とを前記縦方向Z−Zからスナップ結合する第2ロック機構12を設け、前記第1ロック機構9が設けられた肉厚部5、5は二つのコイルボビン1、2を一体化してなるリアクターの他部品への取付部側であり、前記二つのコイルボビン1、2のフランジ4の肉厚部5に、それぞれピン端子取付用穴6を設けるとともに、前記二つのコイルボビン1、2のフランジ4に、リード線引出溝15を形成し、前記ピン端子取付用穴6にピン端子16を植設し、またはピン端子16を植設せず前記リード線引出溝15から前記コイル17のリード線18を引き出し、ピン端子タイプまたはリードタイプとに選択的に使用可能に構成したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は互いに結合すべき二つのコイルボビンの一実施例を示すもので、結合前の二つのコイルボビンの斜視図である。また、図2,図3,図4,図5および図6は前記二つのコイルボビンのうちの一つのコイルボビンについて示した平面図,正面図,底面図,左側面図および右側面図である。さらに、図7および図8は二つのコイルボビンを結合しかつピン端子タイプとして用いた場合の正面図および右側面図である。そして、図9および図10は二つのコイルボビンを結合しかつリードタイプとして用いた場合の正面図および右側面図である。
【0015】
これらの図に示す実施例では、図1〜図6に示すように、二つのコイルボビン1,2はそれぞれ巻胴部3と、この巻胴部3におけるコイルボビンの軸方向X−Xの両端部にそれぞれ設けられたフランジ4と、このフランジ4における下部であって前記軸方向X−Xと直交する縦方向Z−Zの一端部側に設けられた肉厚部5と、この肉厚部5に設けられたピン端子取付用穴6と、同肉厚部5に形成されたピン端子タイプ用のコイル端末引出溝7と、二つのコイルボビン1,2の合わせ面8と、この合わせ面8における前記縦方向Z−Zの一端部側であるフランジ4の肉厚部5に設けられた第1ロック機構9と、二つのコイルボビン1,2の合わせ面8における前記縦方向Z−Zの他端部側に設けられた第2ロック機構12と、前記フランジ4に形成されたリードタイプ用のリード線引出溝15とを有している。
【0016】
前記ピン端子取付用穴6は、各フランジ4の肉厚部5における前記縦方向Z−Zの一端面である下端面に、前記軸方向X−Xと直交する横方向Y−Yに所定の間隔をおいて複数個ずつ設けられ、かつ前記縦方向Z−Zの一端面から内部に向かって所定深さに設けられている。
【0017】
前記ピン端子タイプ用のコイル端末引出溝7は、前記ピン端子取付用穴6,6間に形成されている。
【0018】
前記第1ロック機構9は、フランジ4の肉厚部5において、二つのコイルボビン1,2の合わせ面8に臨ませて設けられた蟻10と蟻溝11とにより構成されている。そして、二つのコイルボビン1,2のうちの例えばコイルボビン1の軸方向X−Xの左側の肉厚部5に蟻溝11を設けた場合には、同コイルボビン1の軸方向X−Xの右側の肉厚部5には蟻10を設け、他のコイルボビン2の軸方向X−Xの左側の肉厚部5には蟻10を設け、同コイルボビン2の軸方向X−Xの右側の肉厚部5には蟻溝11を設けるというように、一つのコイルボビンに対して蟻10と蟻溝11とを一つずつ設けるとともに、一つのコイルボビンに設けられた蟻10と蟻溝11に他の一つのコイルボビンに設けられた蟻溝11と蟻10を、二つのコイルボビン1,2の合わせ面8で前記縦方向Z−Zから相対的に嵌め込んで結合し得るように構成されている。
【0019】
前記第2ロック機構12は、フランジ4における前記肉厚部5とは縦方向Z−Zの反対側において、二つのコイルボビン1,2の合わせ面8に臨ませて設けられた切欠溝13と係合片14とにより構成されている。しかして、二つのコイルボビン1,2のうちの例えばコイルボビン1の軸方向X−Xの左側のフランジ4に係合片14を設けた場合には、同コイルボビン1の軸方向X−Xの右側のフランジ4には切欠溝13を設け、他のコイルボビン2の軸方向X−Xの左側のフランジ4には切欠溝13を設け、同コイルボビン2の軸方向X−Xの右側のフランジ4には係合片14を設けるというように、一つのコイルボビンに対して切欠溝13と係合片14とを一つずつ設けるとともに、一つのコイルボビンに設けられた切欠溝13と係合片14に、他の一つのコイルボビンに設けられた係合片14と切欠溝13を、二つのコイルボビン1,2の合わせ面8で前記縦方向Z−Zから相対的に嵌め込んでスナップ結合し得るように構成されている。
【0020】
ところで、本発明にかかるリアクターは前記二つのコイルボビン1,2と、各コイルボビン1,2に巻回されたコイル17と、コア19とを有している。
【0021】
前記コイル17は、コイルボビン1,2の巻胴部3にそれぞれ巻回されている。なお、巻回されたコイル17の外周は所定巾の絶縁テープの如き絶縁材で被覆される。
【0022】
前記二つのコイルボビン1,2は、巻胴部3にそれぞれコイル17が巻回された後、二つのコイルボビン1,2の合わせ面8に設けられた第1,第2ロック機構9,12を介して結合されている。その第1,第2ロック機構9,12による結合は、一つのコイルボビンに設けられた第1ロック機構9の蟻10と蟻溝11に、他の一つのコイルボビンに設けられた第1ロック機構9の蟻溝11と蟻10を嵌合可能に前記軸方向X−Xおよび横方向Y−Yの位置を合わせ、二つのコイルボビン1,2を相対的に前記縦方向Z−Zにスライドさせ、一つのコイルボビンに設けられた第1ロック機構9の蟻10と蟻溝11に、他の一つのコイルボビンに設けられた第1ロック機構9の蟻溝11と蟻10を嵌め込む。この第1ロック機構9の蟻10と蟻溝11を嵌め込んで行く過程で、一つのコイルボビンに設けられた第2ロック機構12の切欠溝13と係合片14に、他の一つのコイルボビンに設けられた第2ロック機構12の係合片14と切欠溝13が係合して行き、第2ロック機構12の切欠溝13と係合片14が差し掛かる所定位置まで進むと、係合片14が自らの弾発力により切欠溝13に納まり、第2ロック機構12の切欠溝13と係合片14がスナップ結合する。
【0023】
したがって、この実施例では第1ロック機構9の蟻10と蟻溝11が互いに嵌合するように位置合わせしたうえで前記縦方向Z−Zにスライドさせることにより、第1ロック機構9の蟻10と蟻溝11とを結合させることができると同時に、第2ロック機構12の切欠溝13と係合片14とを結合させることができるので、二つのコイルボビン1,2を容易に結合させることができる。
【0024】
また、第1,第2ロック機構9,12により、二つのコイルボビン1,2の軸方向X−Xの位置を保持することができるし、第1ロック機構9により、二つのコイルボビン1,2の横方向Y−Yの位置を保持することができるし、第2ロック機構12により、二つのコイルボビン1,2の縦方向Z−Zの位置決めをなし得るとともに同縦方向Z−Zの位置を保持することができるので、二つのコイルボビン1,2を使用状態に正確に保形することができる。
【0025】
さらに、二つのコイルボビン1,2を、蟻10に蟻溝11を結合させる第1ロック機構9と、切欠溝13に係合片14をスナップ結合させる第2ロック機構12とにより強固に結合できるので、組立作業性の向上を得ることができる。
【0026】
前記コア19は、2個一対をなすもので、各コア19はU型に形成されている。
【0027】
そして、一つのコア19の脚部を、前記組み合わされたコイルボビン1,2の軸方向X−Xの一端部側のフランジ4の外部から巻胴部3の内部に挿入し、他の一つのコア19の脚部を、組み合わされたコイルボビン1,2の軸方向X−Xの他端部側のフランジ4の外部から巻胴部3の内部に挿入し、二つのコア19を接着剤で固定している。
【0028】
ところで、前述のごとく互いに結合された二つのコイルボビン1,2と、各コイルボビン1,2の巻胴部3にそれぞれ巻回されたコイル17と、二つのコア19を固定したアセンブリを、ピン端子タイプのリアクター20として用いる場合には、次のように構成する。
【0029】
すなわち、図7および図8に示すように、二つのコイルボビン1,2の各フランジ4の肉厚部5に設けられたピン端子取付用穴6に、ピン端子16を差し込んで植設し、各コイル17の巻始端部と巻終端部を、コイルボビン1,2のフランジ4の肉厚部5に形成されたピン端子タイプ用のコイル端末引出溝7からピン端子16側に引き出し、前記各コイル17の巻始端部と巻終端部とを各別にピン端子16に巻き付けてハンダ付けして固定する。そして、前記ピン端子16を、例えばプリント基板(図示せず)に差し込んで電気的に接続して使用する。
【0030】
一方、前述のごとく互いに結合された二つのコイルボビン1,2と、各コイルボビン1,2の巻胴部3にそれぞれ巻回されたコイル17と、二つのコア19を固定したアセンブリを、リードタイプのリアクター21として使用する場合は、次のように組み立てる。
【0031】
すなわち、図9および図10に示すように、ピン端子を植設せず、前記アセンブリを取付金具22に取り付ける。
【0032】
前記取付金具22は、床部23と、床部23の幅方向の両側部に形成された取付部24,24と、取付部24,24の長さ方向の一端部側に形成された位置決め部25,25と、同取付部24,24の長さ方向の他端部側に形成された固定片26,26とを有している。
【0033】
そこで、前記取付金具22に形成された取付部24,24に、コイルボビン1,2のフランジ4の肉厚部5,5の位置を合わせ、固定片26,26側から取付部24,24にフランジ4,4の肉厚部5,5を挿入し、位置決め部25,25に肉厚部5,5が当接するまで押し込み、取付金具22に前記アセンブリを位置決めする。
【0034】
前記取付金具22に対して、前記アセンブリを位置決めした後、固定片26,26を互いに内側に折り曲げ、またはねじり、取付金具22に前記アセンブリを固定する。
【0035】
そして、コイルボビン1,2のコイル17にリード線18を接続・引き出し、かつコイル外周には絶縁テープ27が巻かれ、さらに取付金具22を取付け、リードタイプのリアクター21として使用する。
【0036】
以上のように、この実施例によれば、コイルボビン1,2のフランジ4の肉厚部5に設けられたピン端子取付用穴6にピン端子を差し込まず、取付金具22にコイルボビン1,2とコイル17とコア19のアセンブリを取り付け、コイル17からリード線18を引き出すことによって、リードタイプのリアクター21として用いることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では二つのコイルボビン1,2の合わせ面8におけるコイルボビンの軸方向X−Xと直交する縦方向Z−Zの一端部側であるフランジ4,4の肉厚部5,5に、蟻10と蟻溝11とを前記縦方向Z−Zから相対的に嵌め込んで結合する第1ロック機構9を設け、前記二つのコイルボビン1,2の合わせ面8における前記縦方向Z−Zの他端部側には、コイルボビン1,2のフランジ4,4に形成された切欠溝13と係合片14とを前記縦方向Z−Zからスナップ結合する第2ロック機構12を設けているので、第1ロック機構9の蟻10と蟻溝11とを位置合わせしたうえで前記縦方向Z−Zにスライドさせるだけで、第1ロック機構9の蟻10と蟻溝11、および第2ロック機構12の切欠溝13と係合片14とを一緒に嵌め込み、二つのコイルボビン1,2を簡単に結合できる効果があり、前記第1,第2ロック機構9,12の結合により、二つのコイルボビン1,2を位置決め状態を正確に保持でき、しかも蟻10と蟻溝11との結合による第1ロック機構9と、切欠溝13と係合片14とのスナップ結合による第2ロック機構12とにより、二つのコイルボビン1,2を結合しているので、構造上強力に結合できることとが相俟ち、組み付けられた二つのコイルボビン1,2に対する他の部材の組立作業性の向上を図り得る効果がある。
【0038】
また、本発明では前記二つのコイルボビン1,2のフランジ4の肉厚部5に、それぞれピン端子16を植設し、ピン端子タイプのリアクターとして用いることができる、という効果がある。
【0039】
さらに、本発明では前記二つのコイルボビン1,2のフランジ4に、リード線引出溝15を形成し、このリード線引出溝15からコイル17のリード線18を引き出し、リードタイプのリアクターとして用いることができる、という効果がある。
【0040】
そして、本発明では前記二つのコイルボビン1,2のフランジ4の肉厚部5にそれぞれピン端子取付用穴6を設けるとともに、前記二つのコイルボビン1,2のフランジ4に、リード線引出溝15を形成し、ピン端子タイプとリードタイプとに選択的に使用可能に構成しているので、ピン端子タイプのリアクターと、リードタイプのリアクターとに選択的に用いることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】互いに結合すべき二つのコイルボビンの一実施例を示すもので、結合前の二つのコイルボビンの斜視図である。
【図2】結合すべき二つのコイルボビンのうちの一つについて示した平面図である。
【図3】図2に示すコイルボビンの正面図である。
【図4】図2に示すコイルボビンの底面図である。
【図5】図2に示すコイルボビンの左側面図である。
【図6】図2に示すコイルボビンの右側面図である。
【図7】二つのコイルボビンを結合しかつピン端子タイプのリアクターとして用いた正面図である。
【図8】図7のリアクターの右側面図である。
【図9】二つのコイルボビンを結合しかつリードタイプのリアクターとして用いた正面図である。
【図10】図9に示すリアクターの右側面図である。
【符号の説明】
1,2 コイルボビン
4 コイルボビンのフランジ
5 コイルボビンのフランジの肉厚部
6 ビン端子取付用穴
8 コイルボビンの合わせ面
9 第1ロック機構
10 第1ロック機構の蟻
11 第1ロック機構の蟻溝
12 第2ロック機構
13 第2ロック機構の切欠溝
14 第2ロック機構の係合片
15 リードタイプにおけるリード線引出溝
16 ピン端子
17 コイル
18 リード線
19 コア
20 ピン端子タイプのリアクター
21 リードタイプのリアクター
22 リアクターの取付金具

Claims (1)

  1. 各別にコイル(17)を巻回した二つのコイルボビン(1、2)を、コイルボビンの軸方向X−Xと直交する横方向Y−Yに配置し、二つのコイルボビン(1、2)の軸方向X−Xの両側から2個一対のコア(19)を組み込み、一体化してなるリアクターにおいて、
    前記二つのコイルボビン(1、2)の合わせ面(8)における前記軸方向X−Xと直交する縦方向Z−Zの一端部側であるフランジ(4、4)の肉厚部(5、5)に、蟻(10)と蟻溝(11)とを前記縦方向Z−Zから相対的に嵌め込んで結合する第1ロック機構(9)を設け、
    前記二つのコイルボビン(1、2)の合わせ面(8)における前記縦方向Z−Zの他端部側には、コイルボビン(1、2)のフランジ(4、4)に形成された切欠溝(13)と係合片(14)とを前記縦方向Z−Zからスナップ結合する第2ロック機構(12)を設け、
    前記第1ロック機構(9)が設けられた肉厚部(5、5)は二つのコイルボビン(1、2)を一体化してなるリアクターの他部品への取付部側であり、
    前記二つのコイルボビン(1、2)のフランジ(4)の肉厚部(5)に、それぞれピン端子取付用穴(6)を設けるとともに、前記二つのコイルボビン(1、2)のフランジ(4)に、リード線引出溝(15)を形成し、前記ピン端子取付用穴(6)にピン端子(16)を植設し、またはピン端子(16)を植設せず前記リード線引出溝(15)から前記コイル(17)のリード線(18)を引き出し、ピン端子タイプまたはリードタイプとに選択的に使用可能に構成した
    ことを特徴とするリアクター。
JP23862499A 1999-08-25 1999-08-25 リアクター Expired - Lifetime JP5008213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23862499A JP5008213B2 (ja) 1999-08-25 1999-08-25 リアクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23862499A JP5008213B2 (ja) 1999-08-25 1999-08-25 リアクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001068357A JP2001068357A (ja) 2001-03-16
JP5008213B2 true JP5008213B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=17032920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23862499A Expired - Lifetime JP5008213B2 (ja) 1999-08-25 1999-08-25 リアクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5008213B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107993813B (zh) * 2017-12-05 2019-09-06 四川长虹电子部品有限公司 开关电源滤波变压器及其制作方法
CN113436854B (zh) * 2021-07-22 2022-04-01 洞口慧创电子有限公司 一种模块拼装式电子变压器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127219U (ja) * 1984-08-24 1986-02-18 ティーディーケイ株式会社 高圧トランス
JPH0499513U (ja) * 1991-01-25 1992-08-27
JP2598308Y2 (ja) * 1993-06-08 1999-08-09 田淵電機株式会社 誘導電磁器
JP2855071B2 (ja) * 1993-12-27 1999-02-10 株式会社テック 電磁機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001068357A (ja) 2001-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090237196A1 (en) Method for manufacturing transformer, and transformer
US6078242A (en) Line filter
JPH07245217A (ja) インダクタンス素子及び該素子用コイル
JPS6032736Y2 (ja) 端子板塔載型変成器
JP5008213B2 (ja) リアクター
JP3425914B2 (ja) リアクター
JP3974967B2 (ja) コイル装置
JPS6317224Y2 (ja)
JP2000348954A (ja) チョークコイル
JP3409009B2 (ja) スイッチングトランス
JPH10144537A (ja) 小型トランス
JPH0864435A (ja) 小型トランス
JPH06176937A (ja) 小形巻線部品
JP3438201B2 (ja) コイルボビン
JPS583281Y2 (ja) 低周波トランス
JPH087611Y2 (ja) ピン付きボビン及びトランス
JPS6011612Y2 (ja) フライバツクトランス
JP3894258B2 (ja) ステータ巻線構造
JPH0799124A (ja) 面実装型コイル
JP2589483Y2 (ja) 小型トランス
JP2528340B2 (ja) 小形巻線部品
JP3429864B2 (ja) コイル
JPH0138730Y2 (ja)
JP3586653B2 (ja) トランス、その製造方法および組立て方法
JPS5938026Y2 (ja) フライバツクトランス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100720

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5008213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term