JP3097156B2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JP3097156B2 JP3097156B2 JP03079186A JP7918691A JP3097156B2 JP 3097156 B2 JP3097156 B2 JP 3097156B2 JP 03079186 A JP03079186 A JP 03079186A JP 7918691 A JP7918691 A JP 7918691A JP 3097156 B2 JP3097156 B2 JP 3097156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical coil
- deflection yoke
- coil
- core
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機等の
陰極線管に用いる偏向ヨークに関する。
陰極線管に用いる偏向ヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種偏向ヨークは自動化ライン
により大量に生産されるようになっている。
により大量に生産されるようになっている。
【0003】以下に従来の偏向ヨークについて図5を参
照して説明する。図において、巻線を絶縁枠1に鞍型に
巻回された水平コイル2とコア3にトロイダル型に巻回
された垂直コイル4を有し、垂直コイル4の配線は垂直
コイル4の残りの線もしくは別のリード線7を使用し、
端子板6に結線するようになっている。
照して説明する。図において、巻線を絶縁枠1に鞍型に
巻回された水平コイル2とコア3にトロイダル型に巻回
された垂直コイル4を有し、垂直コイル4の配線は垂直
コイル4の残りの線もしくは別のリード線7を使用し、
端子板6に結線するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、垂直コイル4の引き回しリード線7が垂
直コイル4の外側を這わせているため、垂直コイル4の
銅線と接触し、なおかつ圧力がかかり短絡の原因となる
ため、引き回しリード線7は十分たるませるか、もしく
は引き回しリード線7用のガイドを設けるかしている。
また機械による自動化ラインを組む上で、垂直コイル4
の引き回し作業のための機械をラインの中に入れなけれ
ばならないという問題がある。
うな構成では、垂直コイル4の引き回しリード線7が垂
直コイル4の外側を這わせているため、垂直コイル4の
銅線と接触し、なおかつ圧力がかかり短絡の原因となる
ため、引き回しリード線7は十分たるませるか、もしく
は引き回しリード線7用のガイドを設けるかしている。
また機械による自動化ラインを組む上で、垂直コイル4
の引き回し作業のための機械をラインの中に入れなけれ
ばならないという問題がある。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、垂直
コイルの引き回しリード線と垂直コイルの銅線との接触
による短絡を防止する偏向ヨークを提供することを目的
としている。
コイルの引き回しリード線と垂直コイルの銅線との接触
による短絡を防止する偏向ヨークを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、垂直コイルのコア外周面中央部の凹部と垂
直コイル銅線の隙間に、垂直コイル巻線前に上下コイル
を結線するリード線を引き回してなるものである。
するために、垂直コイルのコア外周面中央部の凹部と垂
直コイル銅線の隙間に、垂直コイル巻線前に上下コイル
を結線するリード線を引き回してなるものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成において、垂直コイルの
引き回しリード線がコア外周面中央部の凹部と垂直コイ
ルの銅線間の隙間に位置するので、リード線と垂直コイ
ルの銅線の短絡が防止される。
引き回しリード線がコア外周面中央部の凹部と垂直コイ
ルの銅線間の隙間に位置するので、リード線と垂直コイ
ルの銅線の短絡が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の偏向コイルの一実施例につい
て図1〜図4を参照しながら説明する。なお、従来例で
説明したものと同一構成部材には同一番号を用いる。
て図1〜図4を参照しながら説明する。なお、従来例で
説明したものと同一構成部材には同一番号を用いる。
【0009】図に示すように従来例と異なる点は、垂直
コイル4の巻線前にあらかじめ垂直コイル4のリード線
5をコア3の外周面中央部の凹部に沿って引き回し、結
線をしておくことにある。しかる後にコア3の内外周両
面に沿って垂直コイル4を巻回すると、その外周面では
垂直コイル4の巻線は前述の凹部から離れて直線状に最
短距離を結ぶことになる(図4側断面図参照)。したが
って巻回された垂直コイル4の銅線とリード線5との接
触がなくなり、垂直コイル4の引き回し作業のための機
械を自動化ラインの中から省くことができるものであ
る。
コイル4の巻線前にあらかじめ垂直コイル4のリード線
5をコア3の外周面中央部の凹部に沿って引き回し、結
線をしておくことにある。しかる後にコア3の内外周両
面に沿って垂直コイル4を巻回すると、その外周面では
垂直コイル4の巻線は前述の凹部から離れて直線状に最
短距離を結ぶことになる(図4側断面図参照)。したが
って巻回された垂直コイル4の銅線とリード線5との接
触がなくなり、垂直コイル4の引き回し作業のための機
械を自動化ラインの中から省くことができるものであ
る。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の偏向ヨークは垂直コイルのコアと垂直コイ
ル銅線の隙間に、垂直コイル巻線前に上下コイルの結線
をするリード線を引き回しすることによって、巻回され
た銅線との接触を防ぎ、機械による自動化ラインを組む
上で、垂直コイルの引き回し作業のための機械をライン
の中から省くことができる。
に、本発明の偏向ヨークは垂直コイルのコアと垂直コイ
ル銅線の隙間に、垂直コイル巻線前に上下コイルの結線
をするリード線を引き回しすることによって、巻回され
た銅線との接触を防ぎ、機械による自動化ラインを組む
上で、垂直コイルの引き回し作業のための機械をライン
の中から省くことができる。
【図1】本発明の一実施例の偏向ヨークの斜視図
【図2】同、偏向ヨークの垂直コイル巻線前のリード線
を結線した状態の平面図
を結線した状態の平面図
【図3】同、偏向ヨークのコアに垂直コイルを巻回した
状態の平面図
状態の平面図
【図4】同、偏向ヨークのコアに垂直コイルを巻回した
状態の側断面図
状態の側断面図
【図5】従来の偏向ヨークの斜視図
1 絶縁枠 2 水平コイル 3 コア 4 垂直コイル 5 リード線 6 端子板
Claims (1)
- 【請求項1】 大径開口部と小径開口部とを有し略円錐
環状に形成されたコアにトロイダル型にコイルを巻回し
て形成された偏向ヨークであって、 前記コアはその略円錐環状の 外周面中央部に凹部を有
し、前記コイルの引き回しリード線を前記凹部に配置し
たことを特徴とする偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03079186A JP3097156B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03079186A JP3097156B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312746A JPH04312746A (ja) | 1992-11-04 |
JP3097156B2 true JP3097156B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13682947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03079186A Expired - Fee Related JP3097156B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097156B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP03079186A patent/JP3097156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04312746A (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |