JP3041889B2 - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JP3041889B2
JP3041889B2 JP2154776A JP15477690A JP3041889B2 JP 3041889 B2 JP3041889 B2 JP 3041889B2 JP 2154776 A JP2154776 A JP 2154776A JP 15477690 A JP15477690 A JP 15477690A JP 3041889 B2 JP3041889 B2 JP 3041889B2
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保修 桑原
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の詳細な説明 本発明はテレビジョン受像機等の陰極線管に設置する
偏向ヨークに関するものである。
従来の技術 偏向ヨークの中には、鞍型水平偏向コイルについて高
精度の巻き線分布を得るために複数のスロットに分けて
巻いた分割巻きと呼ばれるものがある。このような構成
のものは、第6図に示すように各スロットを仕切るため
の電線ガイド壁を有する絶縁枠を使用している。この電
線ガイド壁は、第7図に示すように開口端側の部分とネ
ック端側の部分にのみ設けられるのが一般的である。つ
まり、中央部では各スロットの電線はほぼ直線となるの
で、各スロットを仕切るためのガイド壁は必要ない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成では、電線ガイド壁が
無い部分では、各スロットの線の束が広がってしまい、
隣同士の線が互いに交わるようになり、その結果各線束
の縦方向の厚みdが小さくなってしまう場合があった。
この場合、中央部について見てみれば電線が陰極線管よ
り離れる事となり、その分中央部の電線による磁界が電
子ビームに与える影響は小さくなってしまっていた。も
し、中央部にも電線ガイド壁を設けたならば、巻線工程
において、巻線機の線ガイド部材がこの中央部に設けた
電線ガイド壁に当たるという不具合が生じる場合があっ
た。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、中
央部の電線が陰極線管内の電子ビームに十分に影響を与
えることが可能な偏向ヨークを提供する事を目的とす
る。
課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、絶縁枠の中央部
の底面を、陰極線管の方へ近づくように盛り上げた構成
とした。
作 用 以上のように構成した事により、中央部において、絶
縁枠の盛り上がった分だけ電線が電子ビームに近づく事
となる。
実施例 以下、本発明の偏向ヨークの実施例を説明する。第1
図は本実施例における偏向ヨークの絶縁枠の構成を示す
断面図である。1は開口端側の部分に設けられた電線ガ
イド壁、2はネック端側の部分に設けられた電線ガイド
壁である。絶縁枠は中央部底面に陰極線管の方へ近づく
ように盛り上がった部分を備えている。3は盛り上がっ
た部分すなわち隆起部である。
第2図は、同絶縁枠に巻線を施した状態を示すもので
ある。4は束状のコイルを構成する線である。中央部に
おいては、隆起部3の高さの分だけ電線4が陰極線管の
方へ寄り、電子ビームに近づく事となる。
第3図は、本実施例における偏向ヨークのコアーの構
成を示す斜視図、第4図は同コアを絶縁枠に装着した状
態の断面図である。5はコアー、6はコアー5の内周部
に突設された突出部である。突出部6は、絶縁枠の隆起
部3の裏側に形成された凹部に勘合するようになってお
り、このように構成した事によって、コアー5の一部が
電子ビームに近付く事となる。
また第2図で示すようにコアー5の突出部6が絶縁枠
の凹部に勘合する事により、コアー5と絶縁枠が互いに
位置決めされる事となり、特性のばらつきを抑える事が
できる。
発明の効果 以上のように本発明は、絶縁枠の中央部の底面を陰極
線管の方へ近づくように盛り上げた構成とした事によ
り、中央部においては絶縁枠の盛り上がった分だけ電線
が電子ビームに近づく事となり、従って、たとえ中央部
に電線ガイド壁が無くて各スロットの線の束が広がって
しまい、各線束の縦方向の厚みdが小さくなってしまっ
ても、その分絶縁枠の盛り上がりによって補正される事
となり、中央部において電線が電子ビームから離れるの
を防止出来、この電線の磁界が電子ビームに与える影響
を低下させずに済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例における偏向ヨークの絶縁枠の構成を
示す断面図、第2図は同絶縁枠に巻線を施した状態を示
す断面図、第3図は本実施例における偏向ヨークのコア
ーの構成を示す斜視図、第4図は同コアを絶縁枠に装着
した状態の断面図、第5図は同コアを絶縁枠に装着しよ
うとする状態を示す断面図、第6図は従来の偏向ヨーク
の絶縁枠を示す斜視図、第7図は同絶縁枠の要部斜視
図、第8図は同絶縁枠に巻線を施した状態を示す要部斜
視図、第9図(イ)は同絶縁枠の端部の断面図、第9図
(ロ)は同絶縁枠の中央部の断面図である。 1,2:電線ガイド壁、3:隆起部 4:線、5:コアー 6:突出部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁枠に偏向コイルをスロット巻する偏向
    ヨークにおいて、 上記絶縁枠は、各スロットを仕切るための電線ガイド壁
    を開口端側の部分とネック端側の部分のみに備え、電線
    ガイド壁が設けられていない中央部には陰極線管の方へ
    近づくように隆起部を備えたことを特徴とする偏向ヨー
    ク。
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