JP3068624B2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JP3068624B2 JP3068624B2 JP1197728A JP19772889A JP3068624B2 JP 3068624 B2 JP3068624 B2 JP 3068624B2 JP 1197728 A JP1197728 A JP 1197728A JP 19772889 A JP19772889 A JP 19772889A JP 3068624 B2 JP3068624 B2 JP 3068624B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- deflection yoke
- holding frame
- coil
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機等の陰極線管に配置さ
れる偏向ヨークに関するものである。
れる偏向ヨークに関するものである。
従来の技術 第4図は、従来の偏向ヨークの外観図である。第5図
は、保持枠をはずした状態の上面図である。第5図は、
従来の巻線枠に巻線されたコイルの配線方法を表わした
もので、3a及び3bのリブにコイルの巻始,巻終部の引出
し線を巻付けている。
は、保持枠をはずした状態の上面図である。第5図は、
従来の巻線枠に巻線されたコイルの配線方法を表わした
もので、3a及び3bのリブにコイルの巻始,巻終部の引出
し線を巻付けている。
また引出し線に絶縁チューブを用いて巻線部との絶縁
を図り、それから結線部(端子板と呼ぶ)の端子4a,4b
へ直接引回ししている。第6図は、以上の様な配線が巻
線枠に取付けられた端子板に引回しされたものであるこ
とを表わした側面図である。2は従来の保持枠でマグネ
ット8,マグネット9を有しており、巻線枠3に巻線され
たコイルの絶縁カバーの働きをしている。
を図り、それから結線部(端子板と呼ぶ)の端子4a,4b
へ直接引回ししている。第6図は、以上の様な配線が巻
線枠に取付けられた端子板に引回しされたものであるこ
とを表わした側面図である。2は従来の保持枠でマグネ
ット8,マグネット9を有しており、巻線枠3に巻線され
たコイルの絶縁カバーの働きをしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記従来の技術構成では、引出し部の巻
付けあるいは、絶縁のためのチューブ使用でかなりの作
業性ダウンとなっている。また、端子板が、コイルに接
近してるため、半田ディップ時に、半田クズ等の飛び散
り、それがコイルに付着する事による不良が発生し、信
頼性の低下になっていた。
付けあるいは、絶縁のためのチューブ使用でかなりの作
業性ダウンとなっている。また、端子板が、コイルに接
近してるため、半田ディップ時に、半田クズ等の飛び散
り、それがコイルに付着する事による不良が発生し、信
頼性の低下になっていた。
本発明は、前記従来の問題点を解決するもので、絶縁
チューブを用いる必要がなく、また端子板位置を変え半
田ディップでの信頼性向上を図り、生産性をより良くす
る無人化(合理化)が実現できる偏向ヨークを提供する
事を目的としている。
チューブを用いる必要がなく、また端子板位置を変え半
田ディップでの信頼性向上を図り、生産性をより良くす
る無人化(合理化)が実現できる偏向ヨークを提供する
事を目的としている。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、マグネット等を有する保
持枠にL状のリブを開口方向が上下互い違いに複数突設
し、端子板取付け及びコイル配線保持させたという構成
を有している。
持枠にL状のリブを開口方向が上下互い違いに複数突設
し、端子板取付け及びコイル配線保持させたという構成
を有している。
作用 この構成により、絶縁チューブを用いずに引出し部の
配線ができる。
配線ができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図は、本発明の保持枠に配置する配線用
リブを表わした上面図である。
説明する。第1図は、本発明の保持枠に配置する配線用
リブを表わした上面図である。
この場合、第5図に於いて保持枠2に、コイル引回し
配線リブ10,11,12,13,14,15が設けられている。
配線リブ10,11,12,13,14,15が設けられている。
マグネット8,9に於いては、従来と同様に有してい
る。
る。
またマグネット8の側面に、端子板を取付けるために
固定リブ17も配線リブ同様に保持枠2に設ける。第2図
は、本発明の配線を詳細にするための側面図である。配
線方法としては、両サイドマグネットホルダー兼配線用
リブ13から12,11,10の順でリブを通し端子板結線部4a,4
bへそれぞれ結線する。
固定リブ17も配線リブ同様に保持枠2に設ける。第2図
は、本発明の配線を詳細にするための側面図である。配
線方法としては、両サイドマグネットホルダー兼配線用
リブ13から12,11,10の順でリブを通し端子板結線部4a,4
bへそれぞれ結線する。
本発明の配線機構の特長として、保持枠の円周上どこ
からでもコイルの巻始,巻終りの引出し線を出しても問
題なく配線できる様な機構を有している。第3図は、配
線リブ断面図で、コイル引回し線が、保持枠2の外側を
配線用リブに通って配線されている形状を示す。リブ11
は上側から通し、リブ10,12,14,15は下側より通して配
線、またリブ13については、マグネットホルダーの上部
へ配線機構を追加しリブ11同様に、上側かの配線とす
る。以上のリブを上/下互い違いに配置し、上/下から
の規制リブにより線乱れを防ぎ機械による配線を実現す
る。
からでもコイルの巻始,巻終りの引出し線を出しても問
題なく配線できる様な機構を有している。第3図は、配
線リブ断面図で、コイル引回し線が、保持枠2の外側を
配線用リブに通って配線されている形状を示す。リブ11
は上側から通し、リブ10,12,14,15は下側より通して配
線、またリブ13については、マグネットホルダーの上部
へ配線機構を追加しリブ11同様に、上側かの配線とす
る。以上のリブを上/下互い違いに配置し、上/下から
の規制リブにより線乱れを防ぎ機械による配線を実現す
る。
発明の効果 本発明は、保持枠にL状のリブを開口方向が上下互い
違いに複数突設し、コイルの引出し線を保持させたこと
により、絶縁チューブの削除あるいは引出し部の巻付け
の不要による作業性アップとなる。また端子板位置を同
時に保持枠の位置に設置したことにより、半田ディップ
時の信頼性向上を図ることができる。
違いに複数突設し、コイルの引出し線を保持させたこと
により、絶縁チューブの削除あるいは引出し部の巻付け
の不要による作業性アップとなる。また端子板位置を同
時に保持枠の位置に設置したことにより、半田ディップ
時の信頼性向上を図ることができる。
第1図は本発明の実施例における偏向ヨークの配線機構
全容を表した上面図、第2図は本発明の実施例における
偏向ヨークの配線機構を入れた保持枠を表した側面図、
第3図は本発明の実施例における偏向ヨークの配線用リ
ブ断面詳細図、第4図は従来の偏向ヨークの外観側面
図、第5図は従来の偏向ヨークの配線方法を表した上面
図、第6図は従来の偏向ヨークの配線方法を表した側面
図である。 1,2……保持枠、3……巻線枠、3a,3b……リブ、4……
端子板、4a,4b……結線部、5……絶縁チューブ、6,7…
…コイル、8,9……マグネット、10〜15……リブ、16…
…端子板固定リブ。
全容を表した上面図、第2図は本発明の実施例における
偏向ヨークの配線機構を入れた保持枠を表した側面図、
第3図は本発明の実施例における偏向ヨークの配線用リ
ブ断面詳細図、第4図は従来の偏向ヨークの外観側面
図、第5図は従来の偏向ヨークの配線方法を表した上面
図、第6図は従来の偏向ヨークの配線方法を表した側面
図である。 1,2……保持枠、3……巻線枠、3a,3b……リブ、4……
端子板、4a,4b……結線部、5……絶縁チューブ、6,7…
…コイル、8,9……マグネット、10〜15……リブ、16…
…端子板固定リブ。
Claims (1)
- 【請求項1】コイルが巻線された巻線枠と、前記巻線枠
の前端部及び後端部の少なくとも一方に装着され、かつ
複数の磁性体やコイルを備えた保持枠とを備えた偏向ヨ
ークであって、前記保持枠は複数のL状の突起を前記保
持枠と前記L状の突起とで構成される開口部の開口方向
が前記偏向ヨークの軸方向に沿って互い違いに設けたこ
とを特徴とする偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1197728A JP3068624B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1197728A JP3068624B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362438A JPH0362438A (ja) | 1991-03-18 |
JP3068624B2 true JP3068624B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=16379355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1197728A Expired - Fee Related JP3068624B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068624B2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1197728A patent/JP3068624B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362438A (ja) | 1991-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |