JP3136673B2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JP3136673B2 JP3136673B2 JP03202860A JP20286091A JP3136673B2 JP 3136673 B2 JP3136673 B2 JP 3136673B2 JP 03202860 A JP03202860 A JP 03202860A JP 20286091 A JP20286091 A JP 20286091A JP 3136673 B2 JP3136673 B2 JP 3136673B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection yoke
- coil
- unnecessary radiation
- large cover
- coil bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
等の陰極線管に設置する偏向ヨークに関するものであ
る。
等の陰極線管に設置する偏向ヨークに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、偏向ヨークは、陰極線管に対し
て適正な磁界が発生させる水平コイル・垂直コイルと、
これらのコイルを陰極線管に取りつける漏斗状スロット
ボビンと、またはそれらを保護するカバーとにより構成
されている。
て適正な磁界が発生させる水平コイル・垂直コイルと、
これらのコイルを陰極線管に取りつける漏斗状スロット
ボビンと、またはそれらを保護するカバーとにより構成
されている。
【0003】また、それらの偏向する磁界より生じる不
要輻射(VLF・EMFという)を対策するための電線
ガイド(コイルボビン)がカバーもしくは、スロットボ
ビンに保持固定されている。
要輻射(VLF・EMFという)を対策するための電線
ガイド(コイルボビン)がカバーもしくは、スロットボ
ビンに保持固定されている。
【0004】以下に従来の偏向ヨークについて説明す
る。図4に示す様に偏向ヨーク本体と不要輻射を対策す
る電線ガイドのコイルボビン4とは別々に構成され、偏
向ヨーク本体の大カバー3に不要輻射対策の電線ガイド
のコイルボビン4を嵌合リブ7を介して装着させ、より
強固に保持するため接着剤6により固定している。尚、
図中、1は垂直偏向コイル、2はフェライトコアであ
る。
る。図4に示す様に偏向ヨーク本体と不要輻射を対策す
る電線ガイドのコイルボビン4とは別々に構成され、偏
向ヨーク本体の大カバー3に不要輻射対策の電線ガイド
のコイルボビン4を嵌合リブ7を介して装着させ、より
強固に保持するため接着剤6により固定している。尚、
図中、1は垂直偏向コイル、2はフェライトコアであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のように構成された偏向ヨークの場合大カバー3に不
要輻射対策コイルボビン4を装着するには、大カバー3
に設けた嵌合リブ7に嵌合させ、より強固に固定するた
め接着剤6を塗布している。そのため、組立工数が増
え、且つ強固に接合できるものではなかった。
来のように構成された偏向ヨークの場合大カバー3に不
要輻射対策コイルボビン4を装着するには、大カバー3
に設けた嵌合リブ7に嵌合させ、より強固に固定するた
め接着剤6を塗布している。そのため、組立工数が増
え、且つ強固に接合できるものではなかった。
【0006】本発明の課題は、上記課題を解決するもの
であり、偏向ヨークの製造工程を低減し、しかもコイル
ボビンの取付強度に問題がない偏向ヨークの提供にあ
る。
であり、偏向ヨークの製造工程を低減し、しかもコイル
ボビンの取付強度に問題がない偏向ヨークの提供にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の偏向ヨークは、偏向ヨーク本体と不要輻射
対策コイルボビンを嵌合すべく、偏向ヨークの一部であ
る大カバーに不要輻射対策ボビンを一体成型によって形
成させる。
に、本発明の偏向ヨークは、偏向ヨーク本体と不要輻射
対策コイルボビンを嵌合すべく、偏向ヨークの一部であ
る大カバーに不要輻射対策ボビンを一体成型によって形
成させる。
【0008】
【作用】このように、偏向ヨーク大カバーと不要輻射対
策ボビンを一体成型品としたことにより、装着の嵌合リ
ブ、接着剤を不要とすることができ、しかも組立工数が
低減でき、強度上の問題も解消できるものになった。
策ボビンを一体成型品としたことにより、装着の嵌合リ
ブ、接着剤を不要とすることができ、しかも組立工数が
低減でき、強度上の問題も解消できるものになった。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明
する。図1は本発明の外観図である。図1に示すよう
に、大カバー3と不要輻射対策コイルボビン4が一体の
成型で制作され、同コイルボビンに不要輻射対策コイル
5を有している。図2,図3は大カバー3と不要輻射対
策コイルボビン4の一体成型品の平面図と側面図を示
す。コイル5を巻装していない図2から分かる様に、従
来の偏向ヨークの嵌合リブとの嵌着作業を不要にし、小
型で大カバーと密着した設計ができ、強固に保持でき
る。また図3で示す様に、不要輻射対策コイルボビン4
と大カバー3が従来は別々であったのが一体成型品とな
るので、大カバー3を介してコイルボビン4に不要輻射
対策のコイル5を巻線する。これにより、従来品より安
定したコイルができる。
する。図1は本発明の外観図である。図1に示すよう
に、大カバー3と不要輻射対策コイルボビン4が一体の
成型で制作され、同コイルボビンに不要輻射対策コイル
5を有している。図2,図3は大カバー3と不要輻射対
策コイルボビン4の一体成型品の平面図と側面図を示
す。コイル5を巻装していない図2から分かる様に、従
来の偏向ヨークの嵌合リブとの嵌着作業を不要にし、小
型で大カバーと密着した設計ができ、強固に保持でき
る。また図3で示す様に、不要輻射対策コイルボビン4
と大カバー3が従来は別々であったのが一体成型品とな
るので、大カバー3を介してコイルボビン4に不要輻射
対策のコイル5を巻線する。これにより、従来品より安
定したコイルができる。
【0010】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、大カバー
と不要輻射対策コイルボビンを一体成型とすることによ
り、嵌合させる工数を低減できると共に接着剤を廃止で
き、強固に保持固定できるものである。
と不要輻射対策コイルボビンを一体成型とすることによ
り、嵌合させる工数を低減できると共に接着剤を廃止で
き、強固に保持固定できるものである。
【図1】本発明の実施例における偏向ヨークの外観図
【図2】実施例における大カバーと不要輻射対策コイル
ボビンの一体成型品を示す平面図
ボビンの一体成型品を示す平面図
【図3】同一体成型品の側面図
【図4】従来の偏向ヨークの外観図
1 垂直偏向コイル 2 フェライトコア 3 大カバー 4 不要輻射対策コイルボビン 5 不要輻射対策コイル 6 接着剤 7 嵌合リブ
Claims (1)
- 【請求項1】陰極線管の偏向磁界を発生させる偏向コイ
ルの保護用大カバーに、不要輻射対策のコイルを巻装す
る不要輻射対策コイルボビンを一体成型したことを特徴
とする偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03202860A JP3136673B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03202860A JP3136673B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547315A JPH0547315A (ja) | 1993-02-26 |
JP3136673B2 true JP3136673B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16464396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03202860A Expired - Fee Related JP3136673B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136673B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP03202860A patent/JP3136673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0547315A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |