JP2689423B2 - 消磁コイル・アース線取付装置 - Google Patents
消磁コイル・アース線取付装置Info
- Publication number
- JP2689423B2 JP2689423B2 JP62077758A JP7775887A JP2689423B2 JP 2689423 B2 JP2689423 B2 JP 2689423B2 JP 62077758 A JP62077758 A JP 62077758A JP 7775887 A JP7775887 A JP 7775887A JP 2689423 B2 JP2689423 B2 JP 2689423B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- degaussing coil
- ground wire
- crt
- coil
- degaussing
- Prior art date
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、テレビジョン受像機に使用されている消磁
コイルとアース線の取付装置に関するものである。 従来の技術 従来、受像機(以下、CRTという)への消磁コイル16
の取付けは、第6図,第7図に示すように、複数のバン
ド17を用い、このバンド17によりCRTバンド12に固定す
るようにしていた。 また、第8図,第9図に示すように受像管のファンネ
ル部を覆う磁気シールド板20に複数のホルダ22で固定さ
れていた。 またアース線18の取付けは、第6図に示すようにバネ
19によりCRT金具2に固定されていた。 なお第9図において23はホルダ22のホルダ取付部、24
は消磁コイル取付部である。 発明が解決しようとする問題点 ところが、このような取付装置では、CRT面との距離
が不安定であり、正確な消磁効果がでない。さらに消磁
コイル16が直接CRT13や磁気シールド板20に接触するた
め消磁コイルに絶縁用のテープを貼る必要がある。また
消磁コイル16及びアース線18を別々に現場で取付けるた
め、多くの手間が必要であるという問題がある。 本発明は、このような従来の問題を解決しようとする
ものであり、CRTと一定の距離を確保し、かつ、消磁コ
イルの絶縁テープを不要とし、かつ簡単にCRTに取付け
ることができる取付装置を提供することを目的とするも
のである。 問題点を解決するための手段 本発明の消磁コイル・アース線取付装置は、樹脂成形
もしくは加工成形により成形された成形ケースに、消磁
コイル取付用溝、アース線取付用溝、消磁コイルと外部
回路との接続用コネクター、アース線と外部回路との接
続用コネクター、CRTにこの成形ケースを固定するため
の爪を設けたことを特徴とする。 作用 このような本発明の消磁コイル・アース線取付装置に
よれば、事前に成形ケースに消磁コイル・アース線その
他偏向コイル固定用クサビ,接続用コネクター等を取付
けておき、一度に受像管(CRT)ネック側より押し込む
ことにより成形ケースの爪がCRTバンドに入り込み正確
に取付けを行うことができる。 実施例 以下、本発明の一実施例の消磁コイル・アース線取付
装置について図面を参照して説明する。 第1図は本発明の一実施例の消磁コイル・アース線取
付装置の平面図、第2図は同正面断面図、第3図,第4
図は同部分正面断面図、第5図は成形ケースの爪がCRT
金具に取付けられた所の部分側面図を示す。 第1図において、2はCRT金具、13はCRT、12はCRTバ
ンド、3は消磁コイル・アース線を取付ける成形ケー
ス、4,11は成形ケース3に設けられたCRT13へ取付ける
ための爪A,B、5は消磁コイル、6はアース線、9,10は
消磁コイル5及びアース線6と外部回路とを接続するた
めのコネクター、第3図,第4図において14,15は消磁
コイル5及びアース線6を取付けるための成形ケース3
に設けた溝である。 上記構成において、成形ケース3の周囲数個所に爪4
が設けられており、第3図に示すようにCRTバンド12に
爪4が入り込んで成形ケース3は固定される。また爪4
以外に爪11を設け、第5図に示すようにCRT金具2を爪1
1ではさみ込んで固定させてもよい。また、成形ケース
3には、第3図,第4図に示すように消磁コイル用溝14
とアース線取付用の溝15が設けられており、この溝14,1
5に消磁コイル5及びアース線6をそれぞれ取付ける。
また、成形ケース3には消磁コイル用コネクター9とア
ース線用コネクター10が設けられており、一方で消磁コ
イル5及びアース線6と接続しておくことにより、消磁
コイル5及びアース線6と外部回路との接続が容易に行
える。また第2図に示すように成形ケース3に偏向コイ
ル調整用爪8を摺動可能に取付けておくことにより偏向
コイル7の傾き調整及び固定も可能である。 発明の効果 以上述べたように、本発明の消磁コイル取付装置によ
れば、消磁コイルとCRTとの距離を一定かつ正確に確保
することができ、取付け時において、事前に成形ケース
に消磁コイル,アース線,偏向コイル固定用クサビ等を
取付けておき、現場で簡単に取付けることが可能であ
り、また消磁コイルは成形ケースの溝に入っているため
絶縁テープをまかなくてもよく、作業性の向上に大いに
有効なものである。
コイルとアース線の取付装置に関するものである。 従来の技術 従来、受像機(以下、CRTという)への消磁コイル16
の取付けは、第6図,第7図に示すように、複数のバン
ド17を用い、このバンド17によりCRTバンド12に固定す
るようにしていた。 また、第8図,第9図に示すように受像管のファンネ
ル部を覆う磁気シールド板20に複数のホルダ22で固定さ
れていた。 またアース線18の取付けは、第6図に示すようにバネ
19によりCRT金具2に固定されていた。 なお第9図において23はホルダ22のホルダ取付部、24
は消磁コイル取付部である。 発明が解決しようとする問題点 ところが、このような取付装置では、CRT面との距離
が不安定であり、正確な消磁効果がでない。さらに消磁
コイル16が直接CRT13や磁気シールド板20に接触するた
め消磁コイルに絶縁用のテープを貼る必要がある。また
消磁コイル16及びアース線18を別々に現場で取付けるた
め、多くの手間が必要であるという問題がある。 本発明は、このような従来の問題を解決しようとする
ものであり、CRTと一定の距離を確保し、かつ、消磁コ
イルの絶縁テープを不要とし、かつ簡単にCRTに取付け
ることができる取付装置を提供することを目的とするも
のである。 問題点を解決するための手段 本発明の消磁コイル・アース線取付装置は、樹脂成形
もしくは加工成形により成形された成形ケースに、消磁
コイル取付用溝、アース線取付用溝、消磁コイルと外部
回路との接続用コネクター、アース線と外部回路との接
続用コネクター、CRTにこの成形ケースを固定するため
の爪を設けたことを特徴とする。 作用 このような本発明の消磁コイル・アース線取付装置に
よれば、事前に成形ケースに消磁コイル・アース線その
他偏向コイル固定用クサビ,接続用コネクター等を取付
けておき、一度に受像管(CRT)ネック側より押し込む
ことにより成形ケースの爪がCRTバンドに入り込み正確
に取付けを行うことができる。 実施例 以下、本発明の一実施例の消磁コイル・アース線取付
装置について図面を参照して説明する。 第1図は本発明の一実施例の消磁コイル・アース線取
付装置の平面図、第2図は同正面断面図、第3図,第4
図は同部分正面断面図、第5図は成形ケースの爪がCRT
金具に取付けられた所の部分側面図を示す。 第1図において、2はCRT金具、13はCRT、12はCRTバ
ンド、3は消磁コイル・アース線を取付ける成形ケー
ス、4,11は成形ケース3に設けられたCRT13へ取付ける
ための爪A,B、5は消磁コイル、6はアース線、9,10は
消磁コイル5及びアース線6と外部回路とを接続するた
めのコネクター、第3図,第4図において14,15は消磁
コイル5及びアース線6を取付けるための成形ケース3
に設けた溝である。 上記構成において、成形ケース3の周囲数個所に爪4
が設けられており、第3図に示すようにCRTバンド12に
爪4が入り込んで成形ケース3は固定される。また爪4
以外に爪11を設け、第5図に示すようにCRT金具2を爪1
1ではさみ込んで固定させてもよい。また、成形ケース
3には、第3図,第4図に示すように消磁コイル用溝14
とアース線取付用の溝15が設けられており、この溝14,1
5に消磁コイル5及びアース線6をそれぞれ取付ける。
また、成形ケース3には消磁コイル用コネクター9とア
ース線用コネクター10が設けられており、一方で消磁コ
イル5及びアース線6と接続しておくことにより、消磁
コイル5及びアース線6と外部回路との接続が容易に行
える。また第2図に示すように成形ケース3に偏向コイ
ル調整用爪8を摺動可能に取付けておくことにより偏向
コイル7の傾き調整及び固定も可能である。 発明の効果 以上述べたように、本発明の消磁コイル取付装置によ
れば、消磁コイルとCRTとの距離を一定かつ正確に確保
することができ、取付け時において、事前に成形ケース
に消磁コイル,アース線,偏向コイル固定用クサビ等を
取付けておき、現場で簡単に取付けることが可能であ
り、また消磁コイルは成形ケースの溝に入っているため
絶縁テープをまかなくてもよく、作業性の向上に大いに
有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における消磁コイル・アース
線取付装置の平面図、第2図は同正面断面図、第3図は
その成形ケースの溝に消磁コイルが入っている部分の正
面断面図、第4図はその成形ケースの溝にアース線が入
っている部分の正面断面図、第5図はその成形ケースの
爪がCRT金具に取付けられた部分の側面図、第6図は従
来例の消磁コイル・アース線取付装置を示した平面図、
第7図は従来例の消磁コイル取付装置を示した部分断正
面図、第8図は磁気シールド板に消磁コイルを2回巻き
にして取付けた従来例の取付装置の平面図、第9図は同
部分断正面図である。 1……キャビネット、2……CRT金具、3……成形ケー
ス、4……爪、5……消磁コイル、6……アース線、7
……偏向コイル、8……偏向コイル調整用爪、9……コ
ネクター、10……コネクター、11……爪、12……CRTバ
ンド、13……CRT、14……溝、15……溝。
線取付装置の平面図、第2図は同正面断面図、第3図は
その成形ケースの溝に消磁コイルが入っている部分の正
面断面図、第4図はその成形ケースの溝にアース線が入
っている部分の正面断面図、第5図はその成形ケースの
爪がCRT金具に取付けられた部分の側面図、第6図は従
来例の消磁コイル・アース線取付装置を示した平面図、
第7図は従来例の消磁コイル取付装置を示した部分断正
面図、第8図は磁気シールド板に消磁コイルを2回巻き
にして取付けた従来例の取付装置の平面図、第9図は同
部分断正面図である。 1……キャビネット、2……CRT金具、3……成形ケー
ス、4……爪、5……消磁コイル、6……アース線、7
……偏向コイル、8……偏向コイル調整用爪、9……コ
ネクター、10……コネクター、11……爪、12……CRTバ
ンド、13……CRT、14……溝、15……溝。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.受像管のファンネル面の形状にあわせた形状の樹脂
成形品の内面に溝を設けて消磁コイルとアース線を保持
するとともに、上記消磁コイルとアース線をそれぞれ外
部回路と接続するためのコネクタと、上記樹脂成型品を
受像管に取付けるための爪とを有し、上記受像管とキャ
ビネットの間に備えられたことを特徴とする消磁コイル
・アース線の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62077758A JP2689423B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 消磁コイル・アース線取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62077758A JP2689423B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 消磁コイル・アース線取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63245086A JPS63245086A (ja) | 1988-10-12 |
JP2689423B2 true JP2689423B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=13642827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62077758A Expired - Lifetime JP2689423B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 消磁コイル・アース線取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689423B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4181909A (en) * | 1978-02-02 | 1980-01-01 | Sperry Rand Corporation | Method and appratus for initializing remote data communication equipment |
JPS54125514U (ja) * | 1978-02-21 | 1979-09-01 | ||
JPS561000A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-08 | Nichicon Capacitor Ltd | Ceramic structure |
JPS6197282U (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-21 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62077758A patent/JP2689423B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63245086A (ja) | 1988-10-12 |
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