JPH0622221B2 - ドライエツチング方法 - Google Patents

ドライエツチング方法

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JPH0622221B2
JPH0622221B2 JP62075318A JP7531887A JPH0622221B2 JP H0622221 B2 JPH0622221 B2 JP H0622221B2 JP 62075318 A JP62075318 A JP 62075318A JP 7531887 A JP7531887 A JP 7531887A JP H0622221 B2 JPH0622221 B2 JP H0622221B2
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JP
Japan
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film
etching
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etching method
pressure
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JP62075318A
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誠二 寒川
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドライエッチング方法に関し、特に三層レジス
ト法における下層有機膜のエッチング方法に関する。
〔従来の技術〕 従来、この種のエッチング方法では、サイドエッチング
を抑制するために1p前後の圧力下でドライエッチング
を行っていたが、サイドエッチングを抑えられたかっ
た。特に、寸法と深さのアスペクト比が2以上の場合に
はイオン散乱とラジカルによる大きなサイドエッチング
が入る。
第4図(a)〜(d)は従来のドライエッチング法を説
明するために工程順に示した縦断面図である。第4図
(a)は凹部を有するシリコン(Si)基板1上に有機
膜、例えばフェノール樹脂系フォトレジストあるいはポ
リイミド系樹脂膜2を形成したものである。次に、第4
図(b)に示すように、フェノール樹脂系フォトレジス
トあるいはポリイミド系樹脂膜2上に薄いTi膜3を形
成する。次に、第4図(c)に示すように上層レジスト
4を塗布し、露光・現像してフォトレジストをパターニ
ングする。次いで、薄い金属膜をエッチングしてパター
ン化する。次に、Oガスをい、圧力1Pa,基板表面
温度40℃で前記金属膜をマスクとして有機膜のドライ
エッチングを行う。しかるときは有機膜2はエッチング
されるが、第4図(d)に示すようにサイドエッチング
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のエッチング方法では、イオン散乱やラジ
カルによるサイドエッチングを抑えられず、両側で0.
1μm位の変換差が生じるという欠点がある。
本発明の目的は、イオン散乱やラジカルによるサイドエ
ッチングを抑え、マクスからの変換差を小さくすること
が出来る有機膜のドライエッチング方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のドライエッチング方法は、半導体基板上に塗布
し熱処理して硬化させた有機膜を選択的にエッチングす
るドライエッチング方法において、前記有機膜上に薄い
絶縁膜あるいは金属膜を形成する工程と、フォトエッチ
ング技術により前記絶縁膜あるいは金属膜をパターニン
グする工程と、前記パターニングされた絶縁膜あるいは
金属膜をマスクとしてOガスを用い、圧力を0.5P
a以下、半導体基板の表面の温度を25℃以下に保ちな
がらエッチングする工程とを含んで構成される。
次に、本発明の作用について説明する。第2図は本発明
の作用を説明するための関係図で、圧力とエッチング速
度,サイドエッチングの関係を示すものである。
第2図に示す曲線は、Oガス15SCCMで圧力を変
えたときのサイドエッチング(A/B比)をA曲線
に、また圧力を変えたときのエッチング速度をB曲線
として示してある。A曲線から明らかなように圧力が
小さくなるとA/B比は小さくなり0.5Pa以下にな
るとサイドエッチングが極めて小さくなる。
また、B曲線から圧力の低下と共にエッチング速度も
低下するが0.5Paではさほど低下していない。
また、第3図は基板冷却温度とサイドエッチングの関係
を示す図である。第3図から明らかなように、サイドエ
ッチングは基板温度が低くなるに従い小さくなることを
示しており25℃以下では非常にすくなくなる。
〔実施例〕
次に、本発明についで図面を参照して説明する。第1図
(a)〜(d)は、本発明の一実施例を説明するために
工程順に示しした縦断面図である。
第1図(a)ではSi基板1にフェノール樹脂系フォト
レジスト2を1μm厚に塗布し、その後250℃でN
雰囲気中で1hrベークした。次に、第1図(b)に示
すようにそのレジスト2上にTi3を500Åスパッタ
蒸着し、次いで、第1図(c)に示すように、EB露光
機を用い上層レジスト4をパターニングしたのち、Ti
をCFを用いてドライエッチングする。次に、第1図
(d)に示すようにそのTi膜をマスクに、下層レジス
ト2をOガス15sccm,0.5Pa,基板表面を
20℃に設定しエッチングを行った。マスクからの変換
差は、0.03μm以下になった。
次に、本発明の他の実施例を説明する。第1図(a)
で、Si基板上に有機膜としてポリイミド樹脂膜を1μ
m厚塗布し、その後400℃でN雰囲気中で1hrベ
ークした。その後の工程は第1の実施例の工程と同じ工
程を行い、マスク材からの変換差を0.03μm以下に
抑制できた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、エッチング中の圧力を
0.5Pa以下とし基板表面の温度を25℃以下に保つ
ことで、イオン散乱およびラジカルによるサイドエッチ
ングを十分に抑制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の一実施例を説明するた
めに工程順に示した素子の縦断面図、第2図は本発明の
作用を説明するための圧力とエッチング速度,サイドエ
ッチングの関係を示す図、第3図は第2図と同様基板冷
却温度とサイドエッチングの関係を示す図、第4図
(a)〜(d)は従来のドライエッチング法を説明する
ために工程順に示した素子の縦断面図である。 1……Si基板、2……有機膜(フェノール樹脂系フォ
トレジストあるいはポリイミド系樹脂膜)、3……Ti
膜、4……上層レジスト(EBレジスト)、5……従来
方法による開口部、6……本実施例による開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に塗布し熱処理して硬化させ
    た有機膜を選択的にエッチングするドライエッチング方
    法において、前記有機膜上に薄い絶縁膜あるいは金属膜
    を形成する工程と、フォトエッチング技術により前記絶
    縁膜あるいは金属膜をパターニングする工程と、前記パ
    ターニングされた絶縁膜あるいは金属膜をマスクとして
    ガスを用い、圧力を0.5Pa以下、半導体基板の
    表面の温度を25℃以下に保ちながらエッチングする工
    程とを含むことを特徴とするドライエッチング方法。
JP62075318A 1987-03-27 1987-03-27 ドライエツチング方法 Expired - Lifetime JPH0622221B2 (ja)

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JPS63240025A JPS63240025A (ja) 1988-10-05
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