JPH06219014A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH06219014A
JPH06219014A JP866893A JP866893A JPH06219014A JP H06219014 A JPH06219014 A JP H06219014A JP 866893 A JP866893 A JP 866893A JP 866893 A JP866893 A JP 866893A JP H06219014 A JPH06219014 A JP H06219014A
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JP
Japan
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head
fixing plate
thermal
thermal printer
platen
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Withdrawn
Application number
JP866893A
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English (en)
Inventor
Tomoo Matsumoto
智雄 松本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルプリンタのヘッド構成に関し、ヘッ
ドの筐体からの着脱容易化を実現して組立や交換工数を
削減して生産性向上を図ることを目的とする。 【構成】 筐体フレームに取り付けられて一方向に定速
回転する回転軸と一体化したプラテンの表面に、固定軸
を回転軸として回動するヘッド固定板の端部に装着され
たヘッドを印刷紙を介して押圧し、プラテンの回転に伴
って移動する印刷紙に所要の情報をプリントするサーマ
ルプリンタであって、ヘッド固定板21がヘッド装着域を
除く領域に、その全幅若しくは少なくとも両端部にヘッ
ド装着面側に突出し且つそのヘッド側の壁面の長手方向
に該壁面を開口とし固定軸111 が円滑に回動し得るU溝
21b が形成されている枕状支持部21a と、サーマルヘッ
ド13の背面側に配置されたコイルばね16の他端部を係合
し得る枕状支持部21a を経た後の端部に反対側に突出し
たフック21d とを、少なくとも具えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリンタにおけ
るヘッド部の構成に係り、特に該ヘッド部の筐体フレー
ムからの着脱容易化を実現して組立調整, 交換工数等の
削減による生産性の向上を図ったサーマルプリンタに関
する。
【0002】メンテナンスフリーで低騒音と言う特徴を
持つサーマルプリンタは計測器,医療器などを始めとし
て金融,POS端末等各種電子機器の出力装置に多用さ
れている。
【0003】
【従来の技術】図2は従来のサーマルプリンタ主要部構
成例を説明する概念図であり(2-1) は斜視断面図,(2-2)
は(2-1) を矢印A方向から見た側断面図である。
【0004】なお図では理解し易くするため本発明に関
与するヘッド近傍のみを抽出して表わしている。図2で
サーマルプリンタ主要部1は、“コ”の字形に曲げられ
た筐体フレーム11の対面する筐体壁11a 間に垂直に固定
して立てられた固定軸111 に嵌合する軸受孔12a で該固
定軸111 に対して回動し得るヘッド固定板12と、該固定
板片面(図では右面)の幅方向両端部を除く所定領域に
絶縁された状態で固定されたセラミックス基板を基材と
するサーマルヘッド(以下単にヘッドとする)13、上記
筐体壁11a の所定位置に該壁間を繋いで回転自在に垂直
に立てられた回転軸112 と一体化したゴム等弾性体から
なるプラテン14、および該回転軸112 を中心として自在
に回動し得るように該軸112 に装着されている周辺に偏
芯カムを持つヘッドアップダウンレバー15、とを主要構
成部材として構成されている。
【0005】この内ヘッド固定板12は、筐体壁11a の他
の所定位置に立てられた固定軸113で位置決めされたコ
イルバネ16によって常時は該固定板12と一体化した上記
ヘッド13の表面が上述したプラテン14の表面と所定の接
触圧力で線接触するようになっており、この状態で該ヘ
ッド13の表面にパターン形成されている図示されない線
状発熱体が該ヘッド13のプラテン14との接触線上にほぼ
合致して位置するようになっている。
【0006】なお該ヘッド13は図示されない制御部に繋
がるフレキシブルプリント基板13aに接続されている。
また回転軸112 ひいてはプラテン14は、上記筐体壁11a
の他の所定位置に装着されている駆動用モータ17の回転
が複数の歯車からなる回転伝達機構18を経て所定の回転
速度を持つ矢印B方向の回転として伝達されるようにな
っている。
【0007】更に該回転軸112 に回動自在に装着されて
いる上記ヘッドアップダウンレバー15は、その偏芯カム
をなす周辺の一部に突出して形成されている突起15a を
マニュアルで例えば図示矢印C1方向に回転させたときに
はその周辺に形成されているカム面15b が上述したヘッ
ド固定板12の自由端側端辺12b を押し上げて該固定板12
ひいてはヘッド13を上記固定軸111 を中心とした矢印
C1′方向に回動させてヘッド13がプラテン14の表面から
開離すると共に、該ヘッドアップダウンレバー15をその
位置から逆方向すなわち図2の示矢印C2方向に回転させ
たときには該ヘッド固定板12すなわちヘッド13が上記コ
イルバネ16によって矢印C2′方向に回動し図示位置に戻
ってプラテン14の表面と接触するようになっている。
【0008】そこで、該ヘッドアップダウンレバー15の
マニュアル操作でヘッド13をプラテン14の表面から開離
させた状態でその隙間に印刷紙19を挿入し、該レバー15
を逆操作してヘッド13をプラテン14に押圧せしめること
で該印刷紙19を破線Dの如くセッティングすることがで
きるので、駆動用モータ17の作動で該印刷紙19を所定の
速度で移動させることができる。
【0009】従って図示されない制御部からフレキシブ
ルプリント基板13a を介して該ヘッド13に所要の電気信
号を送達しながら上記駆動用モータ17を作動させること
で、該印刷紙19に所要の情報をプリントアウトさせるこ
とができる。
【0010】なお、この際の印刷紙19とヘッド13表面と
の摺動で印刷時のカス等が該ヘッド13の表面に付着して
印刷品質の低下や印字ミスを誘発することがあり、該ヘ
ッド13の表面をクリーニングする必要がある。
【0011】一方、該ヘッド13の表面は印刷紙19との摩
擦に耐えるように例えばガラス系材料で形成する等耐磨
耗性に富むようになっているがこのことは逆に外部から
の衝撃に弱いことを意味するので、外部からの偶発的な
衝撃等による破損等を抑制するため上記ヘッドアップダ
ウンレバー15の作動で形成されるヘッド13とプラテン表
面間の開離距離をできるだけ小さくした上で、クリーニ
ング時には該隙間に図示されないクリーニングペーパを
挿入し該ヘッド13の表面をクリーニングするようにして
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この場合、クリーニン
グペーパによってヘッド表面が荒らされることになるの
で定期的に該表面をチェックし必要に応じて交換する必
要があるが、上述した如くヘッドとプラテン表面間の開
離距離が小さいためそのままではチェックすることがで
きず、結果的にヘッドひいてはヘッド固定板を取り外す
ことになる。
【0013】しかし、従来の構成になるサーマルプリン
タでは該ヘッド固定板を取り外すのに少なくとも固定軸
111 を取り外さなければならず、再組立調整を含めたチ
ェック・交換工数が掛かって生産性の向上を期待するこ
とができないと言う問題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、筐体フレー
ムに取り付けられた状態で一方向に定速回転する回転軸
と一体化したプラテンの表面に、該回転軸と平行して上
記筐体フレームに固定された固定軸を回転軸として回動
するヘッド固定板の端部に装着されたサーマルヘッドを
印刷紙を介して押圧し、該プラテンの回転に伴って移動
する印刷紙に所要の情報をプリントアウトするサーマル
プリンタであって、前記ヘッド固定板がサーマルヘッド
装着域を除く領域に、その全幅若しくは少なくとも両端
部にヘッド装着面側に突出し且つそのサーマルヘッド側
の壁面の長手方向には該壁面を開口とし前記固定軸が円
滑に回動し得る溝幅を持つU溝が形成されている枕状支
持部と、上記サーマルヘッドの背面側に一端で配置され
たコイルばねの他端部を係合し得るように該枕状支持部
を経た後の端部に該枕状支持部の反対側に突出して形成
されているフックとを、少なくとも具えて構成されてい
るサーマルプリンタによって解決される。
【0015】
【作用】ヘッドを含むヘッド固定板が固定軸に対して容
易に着脱し得るようにサーマルプリンタを構成すると、
その交換工数を削減することができる。
【0016】そこで本発明では、ヘッド固定板が軸と直
交する方向すなわち直径方向に着脱できるように該固定
板に設ける軸受孔をヘッドとプラテンとの接触側を開口
とするU溝形の支持部(以下支持点とする)に形成する
と共に、該ヘッド固定板に設けるプラテンへの押圧力負
荷部(以下加圧点とする)と上記支持点とをヘッドとプ
ラテンとの接線を含む平面換言すればヘッド表面を含む
面の両側に配置し更に該加圧点にかける加圧力方向を上
記接線を含む平面とほぼ平行する方向にしてサーマルプ
リンタを構成するようにしている。
【0017】このことは、ヘッド固定板の上記加圧点に
係合するコイルばねを該固定板または筐体から外すだけ
で該固定板が前述した固定軸ひいては筐体フレームから
外せることを意味する。
【0018】従って、ヘッドを含むヘッド固定板の筐体
フレームに対する着脱容易化が実現できて生産性向上を
期待することができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明になるサーマルプリンタの主要
部構成例を説明する図であり、(1-1) は斜視断面図,(1-
2)は矢印A方向から見た側断面図である。
【0020】なお図では図2で説明したサーマルプリン
タに適用させた場合を例としているので、図2と同じ対
象部材・部位には同一の記号を付して表わすと共に重複
する説明についてはそれを省略する。
【0021】図2同様に本発明に関与するヘッド近傍の
みを抽出して表わした図1で、サーマルプリンタ主要部
2は、図2の筐体フレーム11の対面する筐体壁11a 間に
垂直に固定して立てられた固定軸111 に対して回動し得
るヘッド固定板21と、該固定板片面(図では右面)に図
2同様に固定されたヘッド13、上記筐体壁間の所定位置
に回転自在に垂直に立てられた回転軸112 と一体化した
プラテン14、および該回転軸112 を中心として回動し得
るヘッドアップダウンレバー15とを主要構成部材として
構成されている。
【0022】この内ヘッド固定側端部が図2で説明した
ヘッド固定板12と同様に形成されているヘッド固定板21
は、ヘッド固定面側に全幅にわたって突出する枕状支持
部21a が形成されている中間部を経た後の他端が逆側に
突出するコイルばね係合部21c に形成されているもので
ある。
【0023】そして、枕状支持部21a にはそのヘッド固
定側壁面を開口とするU溝21b が上記固定軸111 が円滑
に回動し得る溝幅換言すれば図2における軸受孔12a の
直径と同じ溝幅をもって形成されていると共にコイルば
ね係合部21c にはコイルばね16の一端を係合させるフッ
ク21d が形成されているが、上記U溝21b と該フック21
d とはヘッド表面を含む面の両側に位置するように配置
されている。
【0024】そこで、該ヘッド固定板21のU溝21b を上
記固定軸111 に嵌め合わせた後例えば図2で説明した固
定軸113 と該ヘッド固定板21のフック21d との間にコイ
ルばね16を係合させることで該ヘッド固定板21を図示の
如く固定軸111 ひいてはサーマルプリンタの筐体フレー
ム11に装着することができると共に、逆のプロセスを踏
むことで筐体フレーム11に装着されているヘッド固定板
21を取り外すことができる。
【0025】かかるヘッド固定板21では、その回転軸と
なる上記固定軸111 が位置するU溝底部と回転力を付与
するフック21d とが一点鎖線Eで示すヘッド表面を含む
面の両側に位置しているため図2で説明したヘッド固定
板12と同じ効果を示すと同時に固定軸111 を取り外すこ
となくサーマルプリンタの筐体フレーム11へ着脱するこ
とができるので、サーマルプリンタとしての再組立調整
を含めたチェック・交換工数の減少化を実現することが
できる。
【0026】
【発明の効果】上述の如く本発明により、ヘッド部の筐
体フレームからの着脱容易化を実現して組立調整, 交換
工数等の削減による生産性向上を図ったサーマルプリン
タを提供することができる。
【0027】なお本発明の説明ではコイルばねの一端を
かける固定軸が図2で説明した固定軸113 である場合を
例としているが、筐体フレームの他の適当な位置に設け
る固定軸でも同等の効果が得られることは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるサーマルプリンタの主要部構成
例を説明する図。
【図2】 従来のサーマルプリンタ主要部構成例を説明
する概念図。
【符号の説明】
2 サーマルプリンタ主要部 11 筐体フレーム 11a 筐体
壁 13 サーマルヘッド 14 プラテン 15 ヘッドアップダウンレバー 16 コイルばね 21 ヘッド固定板 21a 枕状
支持部 21b U溝 21c コイ
ルばね係合部 21d フック 111 固定軸 112 回転軸 113 固定軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体フレームに取り付けられた状態で一
    方向に定速回転する回転軸と一体化したプラテンの表面
    に、該回転軸と平行して上記筐体フレームに固定された
    固定軸を回転軸として回動するヘッド固定板の端部に装
    着されたサーマルヘッドを印刷紙を介して押圧し、該プ
    ラテンの回転に伴って移動する印刷紙に所要の情報をプ
    リントアウトするサーマルプリンタであって、 前記ヘッド固定板(21)がサーマルヘッド装着域を除く領
    域に、その全幅若しくは少なくとも両端部にヘッド装着
    面側に突出し且つそのサーマルヘッド側の壁面の長手方
    向には該壁面を開口とし前記固定軸(111) が円滑に回動
    し得る溝幅を持つU溝(21b) が形成されている枕状支持
    部(21a) と、上記サーマルヘッド(13)の背面側に一端で
    配置されたコイルばね(16)の他端部を係合し得るように
    該枕状支持部(21a) を経た後の端部に該枕状支持部(21
    a) の反対側に突出して形成されているフック(21d) と
    を、少なくとも具えて構成されていることを特徴とした
    サーマルプリンタ。
JP866893A 1993-01-22 1993-01-22 サーマルプリンタ Withdrawn JPH06219014A (ja)

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JP866893A JPH06219014A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 サーマルプリンタ

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JP866893A JPH06219014A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 サーマルプリンタ

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JPH06219014A true JPH06219014A (ja) 1994-08-09

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ID=11699318

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JP866893A Withdrawn JPH06219014A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 サーマルプリンタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001113779A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 C B M Kk ラインサーマルプリンタ
USRE49086E1 (en) 2013-12-26 2022-05-31 Sato Holdings Kabushiki Kaisha Printer

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001113779A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 C B M Kk ラインサーマルプリンタ
JP4610032B2 (ja) * 1999-10-20 2011-01-12 シチズンホールディングス株式会社 ラインサーマルプリンタ
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