JPH10258555A - ペーパーカッター装置 - Google Patents

ペーパーカッター装置

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JPH10258555A
JPH10258555A JP8466897A JP8466897A JPH10258555A JP H10258555 A JPH10258555 A JP H10258555A JP 8466897 A JP8466897 A JP 8466897A JP 8466897 A JP8466897 A JP 8466897A JP H10258555 A JPH10258555 A JP H10258555A
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JP
Japan
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frame
paper
cutter blade
synthetic resin
manual cutter
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JP8466897A
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Makoto Kawasaki
誠 河崎
Koji Okawa
幸治 大川
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニュアルカッター刃を装着することでアー
ス取りを行え、刃の交換が可能、かつ、装着状態が確実
なペーパーカッター装置の提供。 【解決手段】 金属製フレーム29に合成樹脂製フレー
ム30を重合し、合成樹脂製フレーム30に設けた用紙
排紙口19に沿って金属製のマニュアルカッター刃31
を固定する。金属製フレーム29は合成樹脂製フレーム
30に向かって突出する係合突片37を有し、マニュア
ルカッター刃31は端部に屈曲した係合部33を備え
る。金属製フレーム29と本体フレーム2とを電気的に
結合すると共に、係合部33を係合突片37に係合させ
て合成樹脂製フレーム30へ交換可能に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レジスタのレシ
ート印字装置のように、印字後に送り出されてきた用紙
を手動で切り取る機構を備えた印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レシート印字装置の手動による用紙切断
機構は、金属板をプレスで打ち抜き成形した簡単な構造
のカッター刃を用いることが多い。このカッター刃は安
価であり、また、手動による用紙の切断には充分に機能
する。この種のカッター刃(マニュアルカッター刃と称
する)は、印字装置の金属製フレームと重合して使用す
る合成樹脂製フレームに、このフレームに形成した用紙
排出口に沿って固定してある。固定の方法や構造には種
々のものが提案されているが、マニュアルカッター刃は
使用にともなって摩耗するので交換できること、手動で
引き切る際にかなりの力を受けるので取り付けに耐久性
のあることが要求される。
【0003】この点従来のものは、合成樹脂製フレーム
に直接埋め込みで取り付けて交換不可能であったり、交
換が可能であっても取付け状態を支持する部分が合成樹
脂であるためにそれほどの使用回数でもないのにがたつ
いてきたりする難点がある。また、手動で用紙を切断す
る時に人体の表面に蓄積されていた静電気が指先を通じ
てマニュアルカッター刃に伝わり、合成樹脂製フレーム
が絶縁体であるところからどんどん帯電して、絶縁限界
の高電圧に達したところで不測に放電し、印字装置やこ
れを備えているレジスタの電子制御部を損ねてしまうこ
とがある。このために、マニュアルカッター刃と印字機
構の本体フレームとを特別の部材を用いて電気的に接続
し、いわゆるアースをとっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、マニュア
ルカッター刃を備え、送り出された印字後の用紙を手動
で切り取る機構において、マニュアルカッター刃のアー
ス取りを別個に準備された部品を用いることなく行え、
かつ、マニュアルカッター刃の交換が可能で、ユニット
フレーム(合成樹脂製フレームに金属製フレームを重合
した構造)に対する装着状態が確実なペーパーカッター
装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】ペーパーカッター装置の
基体となるユニットフレームを金属製フレームの外側に
合成樹脂製フレームを重合して構成する。金属フレーム
は、鋼板をプレス加工したものを用いることが多く、完
成したプリンタでは、活字ドラムなど印字機構の主体部
を組み付けた本体フレームと組立構造を利用した接触な
どによって電気的に結合する。合成樹脂製フレームはほ
とんどが射出成形品で、用紙排出口を備え、また、用紙
ガイド部など印字に際して必要な機能部を一体に構成し
ている。合成樹脂製フレームに設けた用紙排紙口に沿っ
て金属製のマニュアルカッター刃を固定する。このマニ
ュアルカッター刃はどのような構造でもかまわないが、
少なくとも用紙排出口に沿って用紙幅程度の長さを有す
る刃(鋸刃が多い)と合成樹脂製フレームに対する固定
部を備える必要がある。通常、ステンレスなどの薄い金
属板をプレス加工して得る。
【0006】一方、金属製フレームに合成樹脂製フレー
ムへ向かって突出する突片を設ける。突片は用紙排出口
に臨ませ、マニュアルカッター刃をこの突片に接触させ
る。接触は、マニュアルカッター刃を合成樹脂製フレー
ムに装着することで自動的に達成する。この構造である
と、マニュアルカッター刃を装着するだけでこれをアー
スすることができ、カッターの使用にともなう静電気の
帯電がない。しかも、アースをとるために格別の部品を
必要としない。
【0007】金属製フレームに設ける突片を係合突片と
し、また、マニュアルカッター刃を用紙幅方向と直交す
る方向に屈曲した係合部を有するものとし、この係合部
を金属製フレームの係合突片に係合させて、マニュアル
カッター刃を合成樹脂製フレームに交換可能に装着して
も良い。マニュアルカッター刃の係合部と金属製フレー
ムの係合突片との係合構造をマニュアルカッター刃を合
成樹脂製フレームに装着するときの固定手段の一部とし
て使用することができ、アースをとるための構造と固定
のための構造を兼用することができる。
【0008】前記の係合突片を用紙排出口の用紙幅相当
の両端部に臨ませる構造とし、マニュアルカッター刃を
用紙幅方向の両端部に用紙幅方向と直交する方向に屈曲
した係合部を備えた構造とし、金属製フレームにおける
両側の係合突片をマニュアルカッター刃の両側の係合部
で挟み付けて、マニュアルカッター刃をユニットフレー
ムに取り付けることがある。この構造であると、マニュ
アルカッター刃の装着に際してカッター刃の位置決めを
簡単に行えると共に、金属製で剛性の高い係合突片にマ
ニュアルカッター刃の係合部を直接に強く係合させて取
付けることができるので、カッターの使用をくり返して
も、マニュアルカッター刃の固定状態にガタの生じるこ
とが少ない。
【0009】マニュアルカッター刃の両端部に設けた係
合部のうち一方を、金属製フレームの係合突片に、他方
を合成樹脂製フレームと一体に用紙排出口の他端に成形
した係合突部に係合して、マニュアルカッター刃に設け
た両側の係合部で金属製フレームの係合突片と合成樹脂
製フレームの係合突部を挟み付けてマニュアルカッター
刃をユニットフレームに取り付ける構成とすることがあ
る。この構造においても、マニュアルカッター刃の位置
決めが簡単になると共に、マニュアルカッター刃の固定
状態にガタの生じることが少ない。合成樹脂製フレーム
と金属製フレームとの間に、印字機構の動力を利用して
用紙排出口に対して進退するオートカッター刃を配設す
ることがある。用紙排出口には、マニュアルカッター刃
も配置してあり、プリンタの使用者は、印字後の用紙を
オートカッター刃で自動的に切断するモードとしたり、
マニュアルカッター刃を使用する手動モードとしたり選
択することができる。オートカッター刃も薄い金属板で
作ることが多いが、ユニットフレームの金属フレームに
接触してアースされる。
【0010】
【発明の実施の形態】図は、レジスタにおける印字装置
1を示し、レジスタにおけるレシート発行位置に配置さ
れる。なお、この印字装置1は、2条のレシート用紙に
同じデータを同時に打ち込み、一方は記録用として残
し、他方はその場でお客に手渡すための構造を備える。
印字装置1は、図1,2に示すように、本体フレーム
2、回動フレーム3及びサイドフレーム4を備え、回動
フレーム3は本体フレーム2の後部に軸5で回動可能に
軸支して、前部を上下に移動することで本体フレーム2
の後部を開閉することができる(図2)。
【0011】本体フレーム2は頑丈な鋼板製で、駆動源
としてのモーター6、ギアの組合わさった輪列7、活字
ドラム8、圧接ローラー9、リボンカセット10、リボ
ン送り機構11(一部しか記載していない)及び図には
見えていない印打用のハンマー列を備える。符号12は
手差し用ガイドで内側が凹部に形成され、活字ドラムと
対向したハンマー列の頭部が内部に位置している。符号
13は用紙ガイドで、本体フレームの後部(用紙送り方
向の上流側)から活字ドラム8,8の下方を通って圧接
ローラー9の位置に到達している。また、符号14は制
御ボード(図1)でレジスタからの印字信号を受けてモ
ーター6を駆動する。
【0012】回動フレーム3は、前部の両側に設けた爪
15を有する操作レバー16で本体フレーム2と係脱自
在とされており、このフレーム3には送りローラー17
とペーパーカッター装置18及び用紙排出口19を備え
る。ペーパーカッター装置18は用紙排出口19の左側
に配置されており、用紙排出口19の右側は、記録用の
用紙排出口であってガイドスロープ20を備えている。
サイドフレーム4は、本体フレーム2の側面に配置され
る輪列7やリボン送り機構11を保護するためと記録用
のレシート用紙を巻き取るリール21の支持及びこれを
駆動するための伝動機構22を装備するためのもので、
本体フレーム2に係合とビス止めにより取り付けてあ
る。
【0013】回動フレーム3を閉じた状態としてレシー
ト用紙をセットし、先端を圧接ローラー9と送りローラ
ー17の間に配置しておく。レジスタ本体から印字信号
があるとモーター6が駆動されて輪列7を介して活字ド
ラム8,8を回転し、一方、データとして送られてくる
印打信号によってハンマーが駆動され、印字が行われ
る。また、輪列7から動力を得てリボン送り機構11が
所定タイミングでインクリボンを定量ずつ移動させる。
このようにして印字された2条のレシート用紙はレシー
ト発行キーを押すことによって所定量が用紙排出口19
から送り出され、一方の記録用の用紙は巻き取りリール
21に巻き取られ、他方の用紙はペーパーカッター装置
18により手動で、あるいは動力で自動的に切断して取
り出される。
【0014】回動フレーム3はボックス形で前部に前記
の送りローラー17の軸23を軸支すると共にその後部
にオートカッター駆動ギア24を備えたオートカッター
軸25を軸支している。これらの軸23,25は、回動
フレーム3を閉じると本体フレーム側の輪列7と噛合す
るギア26から動力を受けて回転する。符号27は、回
動フレーム3の底部に配置されたソレノイドで、制御ボ
ード14の制御下にあって、送りローラー17の逆回転
防止やオートカッター駆動ギア24の1回転を正確に規
定するようにしている。符号43はリード線で本体フレ
ーム2側の制御ボード14からこれらのソレノイド27
を駆動するためのものである。ペーパーカッター装置1
8は、ボックス形に成形された回動フレーム3の上面を
覆う形で構成したユニットフレーム28に組み付けてあ
る。図3〜図6に示すように、ユニットフレーム28
は、金属製フレーム29の外側に合成樹脂製フレーム3
0を重合して構成してあり、合成樹脂製フレーム30に
設けた用紙排紙口19に沿って右側に金属製のマニュア
ルカッター刃31を固定してある。
【0015】マニュアルカッター刃31は、薄いステン
レスのプレス成形品で、使用するレシート用紙の幅に相
当する長さの鋸刃を上縁に有し、下縁に長さ方向に沿っ
た一定幅の取付部32を有し、さらに両側に前後方向
(用紙の幅方向に対して直交する方向)へ屈曲させた係
合部33を備えている。取付部32の中央には係合孔4
4を有する。一方、合成樹脂製フレーム30は、用紙排
出口19に沿って右側に前縁を折り返すようにして形成
した係合縁34を有し、また、用紙排出口19を隔てた
反対側において右側に低いガイド隆起35を、左側に高
いガイドスロープ20を一体に成形して有している。ガ
イド隆起35の両端面は係合突部36として機能する。
また、分割して形成した係合縁34の間に小突起45を
設けてある。
【0016】さらに、この実施形態において、ガイド隆
起35の左端面はマニュアルカッター刃31の係合部3
3を受け入れる凹部35a(図3)を有し、ガイド隆起
35の右端とガイドスロープ20との間には、後述のガ
イド突片37が差し込まれる小さな孔35bが開いてい
る。金属製フレーム29は、前縁部の中央に、用紙排出
口19に沿った一部を上方へ切り起こし合成樹脂製フレ
ーム30に向かって突出する係合突片37と、右側に切
り抜き孔38及び下側に切り起こしたばね係止突起39
(図6)を有している。符号40はオートカッター刃で
薄いステンレス板をプレスして平らに形成してあり、内
面側に短いラックギア41を備えている。
【0017】金属フレーム29と合成樹脂フレーム30
を、その間にオートカッター刃40を配置し、ラックギ
ア41を切り抜き孔38に臨ませて、かつ、係合突片3
7をガイド隆起35とガイドスロープの間に差し込ん
で、重合する。オートカッター刃40は、前端部を用紙
排出口19の右側部分に臨ませ、常時は金属製フレーム
29との間に係合したバネ42によって前端部を用紙排
出口19から退避した位置としてある。
【0018】ついで、マニュアルカッタ−刃31を合成
樹脂製フレ−ム30の上面側から用紙排出口19の右側
部分に当てがい、その下縁の取付け部32を合成樹脂製
フレ−ム30の係合縁34の下に差し込み、また、両側
の係合部33を左のものはガイド隆起35の左面である
係合突部36の凹部35aに嵌め込んで当て、右のもの
は金属製フレ−ム29の孔35bを通して下方から突出
した係合突片37の右側面に当て(図4)、両側の係合
部33で係合突部36と係合突片37を挟み付けるよう
にして装着する。少し力を入れてマニュアルカッター刃
を押し込むようにすると、小突起45が取付け部32の
係合孔44に嵌まり込む。これにより、マニュアルカッ
タ−刃31は合成樹脂製フレ−ム30に固定されるとと
もに、係合突片37を通じて金属製フレ−ム29と電気
的に接続される。
【0019】マニュアルカッター刃31の鋸刃部分とガ
イド隆起35の前縁との間には用紙が通過する間隙があ
るが、マニュアルカッター刃31の左側係合部33の先
端が凹部35aの後端部に当接し、また、右側係合部3
3の基部内面が係合突片37と当接することにより、仮
にマニュアルカッター刃31が後方へ押されるような事
態があっても、マニュアルカッター刃31は移動せず、
用紙通路が確保される。
【0020】このようにして完成したユニットフレ−ム
28を回動フレーム3の上面に被せるようにして装着し
固定する。すると、切抜き孔38を通じて内面側に露出
していたラックギア41が回動フレーム3に軸支してあ
るオートカッター駆動ギア24と噛合する。そして、回
動フレーム3を軸5によって本体フレーム2に回動自在
に取り付けるとともに軸5に装着したトーションばね4
6の一端側をユニットフレーム28における金属製フレ
ーム29の後端に係合し、他端側を本体フレーム2に係
合する(図5)。トーションばね46の付勢方向は、回
動フレーム3の前部を上方へ持ち上げる方向である。ト
ーションばね46はまた、金属製フレーム29を本体フ
レーム2とを電気的に結合する機能を有し、マニュアル
カッタ−刃31がアースされる。ついで、リード線43
を本体側の制御ボード14と接続して組み立てを終る。
【0021】印字装置1を組み込んだレジスタが作動す
ると、印字機構から所定量ずつ送りだされて停止する2
条の印字済みレシート用紙は用紙排出口19の右側部分
と左側部分を通って排出され、右側のものはリール21
に自動的に巻き取って売上記録として残し、左側のもの
は、所定量送り出されて停止したところで、マニュアル
カッター刃31を利用して手動により切り取る。あるい
は、制御ボード14をセットすることで所定量ずつをオ
ートカッター刃で自動的に切断することができる。
【0022】手動で切断する際、マニュアルカッター刃
31は後方から前方ではあるが少し左右に偏った方向の
力を受ける。この力は、取付け部32と両側の係合部3
3によって受け止められる。また、レシート用紙を切り
取る際に指先から伝わる静電気は係合部33、係合突片
37、金属製フレーム29及びトーションばね46を通
じて本体フレーム2に伝達されてアースされる。オート
カッター刃を利用する場合も静電気のアースが必要であ
るが、マニュアルカッター刃の場合と同様に、金属製フ
レーム29、トーションばね46及び本体フレーム2を
通じてアースされる。
【0023】以上、1つの実施形態について説明した
が、アースをとるためにマニュアルカッター刃31と金
属製フレーム29を接触させる構造には種々のものがあ
る。前記のように、金属製フレーム29に切り起こし加
工等で設ける接触のための突片をマニュアルカッター刃
31の係合部33との係合のために用いなくとも良い。
この場合、マニュアルカッター刃31における両側の係
合部33は、合成樹脂製フレーム30に設けたガイド隆
起35の両端面である係合突部36に当接する。
【0024】逆に切り起こした係合突片37を用紙排出
口19の2個所に用紙幅をとって配置し、これにマニュ
アルカッター刃31の係合部33を係合して、係合突片
37、37を両側から挟み付けるようにしてマニュアル
カッター刃31を取り付けても良い。この構造では、マ
ニュアルカッター刃31の係合部33の接触する個所が
金属であるためにアースのとれることはもちろん、取付
け状態がより確実で、しかも耐久性が高い。
【0025】
【発明の効果】手動によるペーパーカッター装置を備え
た印字装置において、格別な部品を用いることなく、マ
ニュアルカッター刃を装着するだけでこのカッター刃を
アースして、帯電による事故を確実に防止することがで
きる。また、マニュアルカッター刃の取付けや交換を簡
単に行うことができる。ペーパーカッター装置の基体を
合成樹脂製フレームと金属製フレームを重合した構造の
ものとし、本体フレームと電気的に結合してある金属製
フレームに形成した係合突片にマニュアルカッター刃の
係合部を係合して取り付ける構造にすると、マニュアル
カッター刃を取り付けるだけでアースを達成できると共
に、マニュアルカッター刃と印字装置側の取付け部(係
合突片)との接触部が頑丈であり、マニュアルカッター
刃を強固に装着して取り付け状態を確実にでき、さらに
接触部の摩耗が少ないことから、マニュアルカッター刃
の使用を繰り返してもガタの生じることが少ない。マニ
ュアルカッター刃のアースをとることと、取付け部材を
兼用することで、ペーパーカッター装置の部品点数を低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字装置の全体を示した斜視図(回動フレーム
を閉じている)
【図2】印字装置の全体を示した斜視図(回動フレーム
を開いている)
【図3】ペーパーカッター装置を分離して示す回動フレ
ーム側部分の斜視図
【図4】マニュアルカッター刃の装着状態を示した一部
破断の斜視図
【図5】図3のA−A線に沿った断面図一部破断
【図6】ペーパーカッター装置を内面側からみた斜視図
【符号の説明】
1 印字装置 2 本体フレーム 3 回動フレーム 4 サイドフレーム 5 軸 6 モーター 7 輪列 8 活字ドラム 9 圧接ローラー 10 リボンカセット 11 リボン送り機構 12 手差し用ガイド 13 用紙ガイド 14 制御ボード 15 爪 16 操作レバー 17 送りローラー 18 ペーパーカッター装置 19 用紙排出口 20 ガイドスロープ 21 リール 22 伝動機構 23 送りローラー軸 24 オートカッター駆動機構 25 オートカッター軸 26 ギア 27 ソレノイド 28 ユニットフレーム 29 金属フレーム 30 合成樹脂フレーム 31 マニュアルカッター刃 32 取付け部 33 係合部 34 係合縁 35 ガイド隆起 36 係合突部 37 係合突片 38 切り抜き孔 39 ばね係止突起 40 オートカッター刃 41 ラックギア 42 ばね 43 リード線 44 係合孔 45 小突起 46 トーションばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製フレームの外側に合成樹脂製フレ
    ームを重合してユニットフレームを構成し、合成樹脂製
    フレームに設けた用紙排紙口に沿って金属製のマニュア
    ルカッター刃を固定してあり、金属製フレームは合成樹
    脂製フレームに向かって突出する突片を有してこれを用
    紙排出口に臨ませており、金属製フレームと本体フレー
    ムとを電気的に結合すると共に、マニュアルカッター刃
    を前記の突片に接触させて装着してあることを特徴とし
    たペーパーカッター装置。
  2. 【請求項2】 金属製フレームの外側に合成樹脂製フレ
    ームを重合してユニットフレームを構成し、合成樹脂製
    フレームに設けた用紙排紙口に沿って金属製のマニュア
    ルカッター刃を固定してあり、金属製フレームは合成樹
    脂製フレームに向かって突出する係合突片を有し、マニ
    ュアルカッター刃は用紙幅方向と直交する方向に屈曲し
    た係合部を備え、金属製フレームと本体フレームとを電
    気的に結合すると共に、係合部を金属製フレームの係合
    突片に係合させて合成樹脂製フレームに交換可能に装着
    してあることを特徴としたペーパーカッター装置。
  3. 【請求項3】 金属製フレームは係合突片を用紙排出口
    の用紙幅方向の両端部に臨ませており、マニュアルカッ
    ター刃は用紙幅方向の両端部に用紙幅方向と直交する方
    向に屈曲した係合部を備え、金属製フレームの両側の係
    合突片をマニュアルカッター刃の両側の係合部で挟み付
    けてマニュアル用カッターをユニットフレームに取り付
    けてあることを特徴とした請求項2に記載のペーパーカ
    ッター装置。
  4. 【請求項4】 金属製フレームは係合突片を用紙排出口
    の用紙幅方向の1端部に臨ませており、マニュアルカッ
    ター刃は用紙幅方向の両端部に用紙幅方向と直交する方
    向に屈曲した係合部を備え、マニュアル用カッターは、
    1端の係合部を金属製フレームの係合突片に係合し、他
    端の係合部を合成樹脂製フレームと一体に用紙排出口の
    他端に成形した係合突部に係合して、マニュアルカッタ
    ー刃の両側の係合部で係合突片と係合突部を挟み付けて
    マニュアル用カッターをユニットフレームに取り付けて
    あることを特徴とした請求項2に記載のペーパーカッタ
    ー装置。
  5. 【請求項5】 合成樹脂製フレームと金属製フレームと
    の間に、オートカッター刃をマニュアルカッター刃を配
    設した用紙排出口に対して進退可能に設けてあることを
    特徴とした請求項1〜4のいずれか1つに記載のペーパ
    ーカッター装置。
JP8466897A 1997-03-19 1997-03-19 ペーパーカッター装置 Withdrawn JPH10258555A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004069841A1 (de) * 2003-01-20 2004-08-19 Bayer Cropscience Aktiengesellschaft 3-phenylsubstituierte-3-substituierte-4-ketolaktame und -laktone
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