JPH09234922A - 小型プリンタ - Google Patents
小型プリンタInfo
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- JPH09234922A JPH09234922A JP4359596A JP4359596A JPH09234922A JP H09234922 A JPH09234922 A JP H09234922A JP 4359596 A JP4359596 A JP 4359596A JP 4359596 A JP4359596 A JP 4359596A JP H09234922 A JPH09234922 A JP H09234922A
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- Japan
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- paper
- guide
- paper guide
- printer
- roll
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- Granted
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
起こさない、且つ、落下や衝撃、それに高温低温の長期
保存性に強い、信頼性の高い、コンパクトなプリンタを
安価に提供する。 【解決手段】紙ガイド17の側面ガイド17−1が、ロ
ール紙ホルダー部53から印字部まで同一平面で構成
し、側面ガイド17−1の上部に設けられた長孔17−
3が金属で出来た本体フレーム13の突起部13−1と
係合し、フレーム本体を構成している。併せて、紙送り
モータ23は本体フレームに取り付いている。
Description
用いられる小型プリンタに関する。
ダ部とプリンタが別部品で構成されるのが一般的であ
る。この代表例を図8乃至図10に示して説明する。図
8は、ロール紙ホルダ部53とプリンタ機構8が別に構
成された従来例を示す斜視図である。図8に基づいて、
構成を簡単に説明する。プリンタ機構8は下ケース51
に固定ネジ52で固定されている。下ケース51の後部
にロール紙ホルダー部53が一体に形成されている。図
9は、図8の従来例を上から見たロール紙側面ガイド5
5とプリンタ機構8内に設けられている紙をガイドする
紙案内側面ガイド56との関係を示す簡略図である。
ール紙側面ガイド55の幅を示している。L3は紙案内
側面ガイド56の幅を示している。一般に、ロール紙S
が紙ホルダー部53の中で斜めになるのを極力防ぐため
に、L2はL1の最大幅より0.1mmから0.3mm
程度しか大きくしていない。また、紙案内側面ガイド5
6の幅L3も同様に、L1の最大幅より0.1mmから
0.3mm程度しか大きくしていない。
タ機構8の紙案内側面ガイド56の紙ガイド面の延長上
に紙ホルダー部53のロール紙側面ガイド55のガイド
面が位置していないと、ロール紙Sから巻き出された紙
の端面は、紙案内側面ガイド56に接する箇所で痛んだ
り折れたりするトラブルが起こってしまう。その為、図
8に示す従来例では、プリンタ機構8と紙ホルダー部5
3との位置合わせに多大な時間を要していた。
バラツキがレンジで1.0mm程度有り、L2の小さい
ロール紙を使用するとロール紙側面ガイド56とロール
紙S端面は平行にならず、結果として紙は、図9に示す
ような状態になり、ロール紙Sから巻き出された紙の端
面は痛んだり折れたりするトラブルを防ぐことが出来ず
にいた。
痛んだりしている箇所を示している。特に、サーマルプ
リンタの場合、印字前の紙の端面が折れたり痛んでいた
りすると、印字時にサーマルヘッドと紙が正しい押し圧
で接触せず、印字不良となり、致命的な問題となってい
た。
では、図10に見られるように、プラテンを上ケースに
取り付けた構造とし、ロール紙ホルダや印字部紙ガイド
を機能を含めたフレーム全体を、プラスチックで一体に
構成するプリンタも一般的になってきた。
の部品に、プリンター部の側面ガイドとプリンタ機構内
の紙案内側面ガイド機能を持たせ、且つ本体フレームを
兼用させた構造の例である。図10に示す従来例では、
紙送りモータ23は本体フレーム61に直接取り付けて
ある。
面ガイドの面の精度が必要な為、当然プラスチックとな
る。図10に示す従来例でも、図8の従来例で説明した
とおり、紙を側面ガイドする幅L5の寸法は、ロール紙
Sの紙幅L1の最大幅より0.1mmから0.3mm程
度しか大きくできず、寸法バラツキは、最大0.2mm
程度しか許容されない。このため、上記L5の寸法精度
を出すため、本体フレーム61の側面に各種のリブ62
が必要となり、本体フレーム61は大変複雑になり、大
変高価な部品とならざるを得なっかた。そして、プリン
タの幅も、リブ62が必要なため、大きくなってしまっ
ていた。
フレーム61の紙の側面ガイドの幅の寸法が狂いやす
く、保存性に弱い、安定性に欠けたプリンタにならざる
を得なかった。その上、その構造より、落下や衝撃に対
し弱いプリンタとならざるを得なっかた。又、図10の
従来例では、紙送りモータ23はプラスチックに取り付
けられており、且つ、プラスチック部品に囲まれている
ため、紙送りモータを動かしたときに発生する熱の放熱
能力が悪くなっていた。このため、図10に示す従来例
で使用するモータは、図8に示す従来例に比べ、能力の
高いモータを選定する必要があり、コストアップの要因
となっていた。併せて、モータサイズも大きくなり、コ
ンパクトさにかける製品になってしまっていた。
示す、ロール紙ホルダ部とプリンタが別部品で構成され
ているプリンタにおいては、プリンタに対しロール紙を
所望する位置に設定するのが困難で、紙送り不良の原因
となることが多かった。その上、ラインサーマルプリン
タが多く使われてだしたが、サーマル紙は従来の紙に比
べ紙の腰が非常に弱くてその端が折り重なり易いため、
ラインサーマルプリンタにおいては、紙の側面をガイド
するガイド面の精度の管理を厳しくする必要があった。
テンにラインサーマルヘッドで紙を圧接して紙送りをす
るため、紙が斜めになったとしても修正されないので紙
の斜行を生じやすい。この対策として、紙の側面ガイド
のガイド面精度の向上、ガイド幅寸法の精度を高くする
必要があった。ガイド面の面精度や寸法精度が低いと、
プリンタは紙の斜行や、紙の端面の痛みを起こし、そし
てそれが原因で紙ジャムを起こしてしまうことが頻繁に
あった。
ール紙ホルダー部の紙の側面ガイドとプリンタ機構部の
紙の側面ガイドとの間に間隙があると、ロール紙の幅と
ロール紙のガイド幅には寸法差があるためロール紙は斜
めになり、紙はプリンタ機構内の紙案内側面ガイドに当
たり、端面が折れたり、端面痛みを起こすことがあっ
た。(図9参照)サーマルプリンタの場合、紙の端面が
折れたり、端面痛みを起こすと、たとえ紙ジャムが起こ
らなくても、印字時のサーマルヘッドと紙の圧接状態が
悪くなり印字不良となり、致命的な問題であった。
する課題を解決するために、ロール紙ホルダや印字部紙
ガイドを機能を含めたフレーム全体を、本体フレーム6
1としてプラスチックで構成するプリンタも出現してき
た。(図10参照)しかし、印字紙の側面ガイド幅寸法
精度を高く保つ為に、各所に補強のリブが必要になり、
本体フレーム61は、大変複雑な形状になっていた。そ
して、結果として、高価で且つ、落下や衝撃に対して破
損しやすいプリンタであった。
フレーム61の紙の側面ガイドの幅の寸法が狂いやす
く、保存性に弱い、安定性に欠けた信頼性の低いプリン
タにならざるを得なかった。その上、図9に見る従来の
プリンタにおいては、駆動用のモータは、本体フレーム
61に取り付けられるのが一般的で、モータで発生した
熱が逃げにくい欠点があった。この為、モータの選定
は、より能力のあるモータを選定する必要があり、結果
として、よりサイズの大きいモータが必要になり、プリ
ンタのサイズが大きくなったり、コストアップの原因に
なっていた。
なされたものであり、その目的とするところは、特にサ
ーマルプリンタにおいて、紙端面折れや端面痛みを起こ
さず、その原因による紙ジャムや印字不良の無い、且
つ、落下や衝撃、そして高温や低温の保存に強い、信頼
性の高い、コンパクトなプリンタを安価に供給するとこ
ろにある。
に、本発明の小型プリンタは、記録紙がロール状に巻装
されたロール紙を収納するロ−ル紙ホルダ部を有する小
型プリンタにおいて、ロ−ル紙ホルダ部のロ−ル紙の幅
方向を規制し、且つ、プリンタの印字部近傍までロ−ル
紙から繰り出された記録紙の幅方向を規制する樹脂製の
紙ガイドと、紙ガイドと係合し紙ガイドが紙幅方向に変
位することを規制する係合部を備えた金属製の紙ガイド
フレームを有することを特徴とする。
その下部が連結され、その上部はロ−ル紙が取り出し可
能な開口部及び紙ガイドフレームの係合部と係合する係
止部が形成されていることを特徴とする。
とを特徴とし、また更には、紙ガイドの係止部は、下方
が開口された溝であることを特徴とする。
リンタの駆動源であるモータが取り付けられていること
を特徴とする。
場合、樹脂製の紙ガイドは、ロ−ル紙ホルダ部からプリ
ンタの印字部近傍まで記録紙を案内するので、紙の経路
の精度が格段に向上し、紙の端面折れや端面痛みを起こ
さない。従って、紙の端面折れや端面痛みが原因による
紙ジャムや、印字不良の無いプリンタを提供することが
可能になった。また、樹脂製の紙ガイドは、剛性の高い
金属製の紙ガイドフレームと係合するので変形しにくく
なり、高温、低温環境や長期の保存で紙ガイドの変形を
防ぐ、高温や低温環境及び長期保存性にも強い、更に、
落下や衝撃にも強い、等信頼性の高いプリンタを提供す
ることが可能になった。
イドは、開口部である上部に紙ガイドフレームの係合部
と係合するので、紙ガイドの変形に対し、効率よい係合
となり、その形状精度は高い信頼性を保持する。
に、請求項2記載の発明において、紙ガイドの係止部
は、長孔や下方が開口された溝であれば、幅の狭いコン
パクトで、且つ、安価紙ガイド及び紙ガイドフレームの
どちらも製造し易いことから安価なプリンタとして提供
することが可能になった。
きいモータが、金属製の紙ガイドフレームに取り付けら
れているので、衝撃や変形にも強く、モータから発生す
る熱を、紙ガイドフレームに伝え放熱させるのでモータ
の効率を上昇させるとともに、衝撃や変形にも強いプリ
ンタとして提供することが可能になった。
ましい一実施の形態を図1から図5を参照して詳細に説
明する。
態の外観構成を示す斜視図である。
OSシステム等に用いられるレシートプリンタ等に適用
されるものである。
ル状の記録紙(以下ロール紙と記載する)Sに対して感
熱方式の記録ヘッドにより印字等の記録を行うもので、
概ね前方には記録部、紙カット部、後方にはロール紙S
を収納保持するためのロール紙収納部とから構成され
る。
図2に記載)は、樹脂からなる下ケース4に固定され、
側面部及び後方部は上ケース3に覆われており、前方
は、パネル2により覆われている。また、パネル2の内
部には印字部が配置されており、パネル2の上部は紙カ
ット部が配置されている。紙カット部は、カッタカバー
6で覆われており、カッタカバー6は矢印A方向にスラ
イドさせて引き出すことができる。
紙Sを取り出す際に内部のカバーオープンレバー9を駆
動して内部のカバーフレーム10(図1及び図2に記
載)を回動させるためのオープンボタン7が設けられ
る。カバーフレーム10は、上部カバー5と結合されて
いる。よって、矢印B方向にオープンボタン7を押す
と、上部カバー5は矢印C方向に回動し、ロール紙収納
部が露出する。
1の内部のプリンタ機構8を示す斜視図であり、図1
は、プリンタ機構8の左側面を見ておりカバーフレーム
10が開いた状態を示している。図2はプリンタ機構8
の右側面を見た外観図であって、カバーフレーム10を
閉じた状態を示している。プリンタ機構8の大まかな構
造は、金属からなる箱形の本体フレーム13の上に開閉
自在のカバーフレーム10と、可動刃32及びその駆動
手段を収納するオートカッタユニット11が設けられて
いる。カバーフレーム10には、可動刃32と作用しロ
ール紙Sを切断する固定刃33と、固定刃33を覆い隠
すブレードシャッタ34が設けられている。印字時即ち
ロール紙Sを切断しない時は、可動刃32はオートカッ
タユニット11の内部に収納されており、可動刃32の
刃部は露出しない構造となっている。
両側の上端部に設けられた支軸14を中心として揺動即
ち開閉自在に取り付けられている。
バーフレーム10が閉じられている状態を検出するカバ
ー検出器44が設けられている。カバー検出器44は透
過型の光学式検出器であり、カバーフレーム10の一部
が検出器の光軸を遮断するか否かによって、カバーフレ
ーム10が正しく閉じられているかどうかを検出する。
に、後述する紙検出器30やニヤエンド検出器25が設
けられている。これら各種検出器やオートカッタユニッ
ト11、そして、後述する紙送りモータ23のリード線
群12が本体フレーム13の右側面に固定された中継基
板16に接続されている。中継基板16と本プリンタを
制御する主回路基板(図示せず)はFFC等によって接
続される。
スチック製の紙ガイド17が配置されフレーム本体を構
成している。紙ガイド17は、印字部まで一体で出来て
おり、側面ガイド17−1を構成し、ロール紙Sの側面
をガイドすると共に、印字部まで同一平面で紙の側面を
ガイドする部品で、本発明の特徴である。(図4参照)
紙ガイド17には印字部の直前に、紙の有無を検出する
紙検出器30が設けられている。紙検出器30は反射型
の光学式検出器であり、紙検出器30より上流側には、
記録紙Sに付着した異物や紙粉を掻き落とす穴31が設
けられており、紙粉等の影響で、検出器が誤動作しない
ようになっている。また、紙ガイド17には本体フレー
ム13の左右の側面の突起部13−1と係合して取り付
けられており、本発明の特徴である。紙ガイド17と本
体フレーム13との係合の関係は、後に詳細説明する。
はプラテン軸受20を介してカバーフレーム10に回転
可能に支持されている。プラテン18の一方にはプラテ
ン歯車19が圧入されている。本体フレーム13には、
溝部21が設けられており、カバーフレーム10を閉じ
ると、プラテン軸受20が溝部21と当接し、プラテン
18の位置決めがなされる。カバーフレーム10を閉じ
ると、印字ヘッドによるプラテンへの加圧力で、カバー
フレーム10には下向きの力が作用し、プラテン18の
位置は固定される。また、カバーフレーム10を閉じる
と、プラテン歯車19と、紙送り伝達歯車22が噛み合
い、紙送りモータ23からの動力がプラテン18へ伝達
される。
内部構成を示す側断面図である。本体フレーム13の左
右側面には印字ヘッド39及びヘッド押圧板41を支持
するための支持溝部50(図1に指示)が設けられてい
る。記録紙Sはプラテン18と、印字ヘッド39に挟持
されプラテン18が回転するとその摩擦力で紙送りされ
る。印字ヘッド39の両側面にはヘッド支軸40が設け
られ、ヘッド支軸40は本体フレーム13に設けられた
支持溝部50の一部に支持されている。印字ヘッド39
の背面はバネ42により、プラテン18方向に付勢され
ている。バネ42はヘッド押圧板41に固定されてお
り、ヘッド押圧板42は本体フレーム13に設けられた
支持溝部50の一部に支持されている。
上部には傾斜部45が設けられており、カバーフレーム
10をしめると、プラテン18は前述の傾斜部を案内に
印字ヘッド 39と圧接する。印字ヘッド39にはコネ
クタ46が具備されており、本プリンタを制御する主回
路基板(図示せず)とFFC等によって接続される。
構成について概略を説明した。次に、本発明の特徴と効
果について、更に詳細に説明する。
明する。図5は、本実施の形態の紙ガイド17と本体フ
レーム13との関係を簡易的に示した平面図(図5
(a))とその正面方向からの断面図(図5(b))を
示している。図4において紙ガイド17は、ロール紙ホ
ルダー部から印字部まで一体で出来ており、紙の側面ガ
イド17ー1をも構成している。側面ガイド17−1
も、同一平面でロール紙の側面ガイドから印字部まで、
紙の側面をガイドしている。
態での平面図(図7(a))とその正面方向からの断面
図(図7(b))を示している。紙ガイド17はプラス
チックで出来ており、ロール紙Sが入る部分が大きいた
め、紙ガイド単体では、図7に示すように、紙の側面ガ
イド17−1が反ってしまう。結果として、幅方向に大
きなリブを付けることなく、必要な寸法を得ることは大
変困難であり、単体状態では紙ガイド17の側面ガイド
の幅L5は必要な寸法精度は得られていない。
17−2を有し、そのツバ17−2には長孔17−3が
あいている。本体フレーム13は箱形の形状をしてお
り、その上部に突起部13−1を有している。本体フレ
ーム13は、その中に紙ガイド17を配置する時に、紙
ガイド17の長孔17−3と本体フレーム13の突起部
13−1を係合させて組み合わせ、フレーム本体を構成
させる。又、本体フレーム13は金属で出来ており、充
分な強度を持っている。
た寸法で制作することは、従来のプレス加工技術で困難
なことではなく、管理された寸法で出来ている。その
為、本発明の特徴である、本体フレーム突起部13−1
と紙ガイド17のツバ17−2に開けられた長孔17−
3を係合させフレーム本体を構成することにより、紙ガ
イド17の側面ガイド17−1の幅L5は、リブ等工夫
することなく容易に、必要な寸法及びバラツキ精度を設
定することが出来る。
紙ホルダー部から印字部まで同一平面で、且つプラスチ
ック成形により滑らかな面で制作でき、図8に示した従
来例で発生した、紙ジャムや紙の端面痛み、そして紙ジ
ャムが原因の印字不良を無くすことが出来た。
よって、図10に示すフレーム全体をプラスチックで構
成した従来例と比較し、プリンタの幅を大幅に小さくす
ることが出来た。又、ロール紙ホルダー部53(図1及
び図4記載)の紙ガイドの幅L5は、本体フレーム13
の幅L6で決定されるため(図5参照)、高温や低温な
長期保存に対しても、寸法が狂ったりしない、長期に高
性能で使用できる信頼性の高いプリンタとする事が出来
た。本体フレームは箱形で外周部を覆っており、紙ガイ
ド17をはじめ内部の部品を保護している。この為、落
下や衝撃にも大変強いプリンタとなっている。又紙送り
モータ23(図1)は、本体フレーム13に取り付けて
いるため、紙送りモータ23で発生した熱は、本体フレ
ーム13を通して放熱され、その放熱効果は大変大きい
結果となった。この成果として、紙送りモータ23は、
従来より多くの電力を投入することが出来るようにな
り、より小さく安価なモータを選択することが出来るよ
うになった。
で、紙ガイドと本体フレームも簡易的に示した平面図と
断面図である。紙ガイド17のツバ部17−2の裏側に
溝17−4が作られており、前述の溝17−4に、本体
フレーム13の、上部突起部13−1が係合する構造と
した実施の形態である。効果は、図5に示した実施の形
態と同様である。
ンタを例に挙げて述べたが、本発明はサーマルプリンタ
に限るものではない。
よれば、樹脂製の紙ガイドは、ロ−ル紙ホルダ部からプ
リンタの印字部近傍まで記録紙を案内するので、紙の経
路の精度が格段に向上し、紙の端面折れや端面痛みを起
こさない。従って、紙の端面折れや端面痛みが原因によ
る紙ジャムや、印字不良の無いプリンタを提供すること
が可能になった。また、樹脂製の紙ガイドは、剛性の高
い金属製の紙ガイドフレームと係合するので変形しにく
くなり、高温、低温環境や長期の保存で紙ガイドの変形
を防ぐ、高温や低温環境及び長期保存性にも強い、更
に、落下や衝撃にも強い、等信頼性の高いプリンタを提
供することが可能になった。
イドは、開口部である上部に紙ガイドフレームの係合部
と係合するので、紙ガイドの変形に対し、効率よい係合
となり、その形状精度は高い信頼性を保持する。
に、請求項2記載の発明において、紙ガイドの係止部
は、長孔や下方が開口された溝であれば、幅の狭いコン
パクトで、且つ、安価紙ガイド及び紙ガイドフレームの
どちらも製造し易いことから安価なプリンタとして提供
することが可能になった。
きいモータが、金属製の紙ガイドフレームに取り付けら
れているので、衝撃や変形にも強く、モータから発生す
る熱を、紙ガイドフレームに伝え放熱させるのでモータ
の効率を上昇させるとともに、衝撃や変形にも強いプリ
ンタとして提供することが可能になった。
成を示す、カバーフレームを開けた状態を示す斜視図。
ムを閉じた状態を示す斜視図。
ームを簡略化して示した平面図と断面図。
ド部品と紙ガイドフレームを簡略化して示した平面図と
断面図。
状態で示した平面図と断面図。
図。
ルダと印字部紙ガイド機能を含めたフレーム全体をプラ
スチックで構成したプリンタ斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 記録紙がロール状に巻装されたロール紙
を収納するロ−ル紙ホルダ部を有する小型プリンタにお
いて、 前記ロ−ル紙ホルダ部の前記ロ−ル紙の幅方向を規制
し、且つ、前記プリンタの印字部近傍まで前記ロ−ル紙
から繰り出された記録紙の幅方向を規制する樹脂製の紙
ガイドと、 前記紙ガイドと係合し前記紙ガイドが紙幅方向に変位す
ることを規制する係合部を備えた金属製の紙ガイドフレ
ームを有することを特徴とする小型プリンタ。 - 【請求項2】 前記紙ガイドは、前記ロ−ル紙ホルダ部
ではその下部が連結され、その上部は前記ロ−ル紙が取
り出し可能な開口部及び前記紙ガイドフレームの前記係
合部と係合する係止部が形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の小型プリンタ。 - 【請求項3】 前記紙ガイドの前記係止部は、長孔であ
ることを特徴とする請求項2記載のプリンタ。 - 【請求項4】 前記紙ガイドの前記係止部は、下方が開
口された溝であることを特徴とする請求項2記載のプリ
ンタ。 - 【請求項5】 前記紙ガイドフレームには、前記小型プ
リンタの駆動源であるモータが取り付けられていること
を特徴とする請求項1記載の小型プリンタ。
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---|---|---|---|
JP04359596A JP3656671B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 小型プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04359596A JP3656671B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 小型プリンタ |
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JPH09234922A true JPH09234922A (ja) | 1997-09-09 |
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Family Applications (1)
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JP04359596A Expired - Lifetime JP3656671B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 小型プリンタ |
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