JP2992374B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JP2992374B2
JP2992374B2 JP3152289A JP15228991A JP2992374B2 JP 2992374 B2 JP2992374 B2 JP 2992374B2 JP 3152289 A JP3152289 A JP 3152289A JP 15228991 A JP15228991 A JP 15228991A JP 2992374 B2 JP2992374 B2 JP 2992374B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置やプ
リンタ等に用いられる原稿搬送装置に関し、更に詳しく
は装置の外装を構成する第一筐体及び第二筐体により原
稿搬送ガイドを兼用した原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置にあっては、装
置の外装体である操作パネルを装備した蓋体を、原稿読
取系及び記録系を内蔵した装置本体カバーに開閉可能に
取り付けられていた。上記蓋体及び装置本体カバーに
は、原稿読取系,記録系等がユニット単位で組み込まれ
ており、多段階の組み立て工程を経て装置を完成するよ
うに構成されている。
【0003】上記装置にあっては、操作パネルと蓋体間
に設けられた原稿挿入口より挿入された原稿は、両者間
に別に設けられたガイド部材にガイドされながら読取部
に搬送されて原稿画像が読み取られた後、再び操作パネ
ルと蓋体間に設けられた排出口より装置外に設けられた
排出トレイに排出されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、操作パネルと蓋体との間には原稿の
搬送をガイドするガイド部材を別に設けているので、部
品点数が増加して組立工程数が増加し、しかもユニット
毎に組み立てるのでコスト高になると同時に装置が大型
化するおそれがあった。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、部品点数を削減して低コストで組立性を向上させ
た原稿搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される手段は、読取部
並びに記録部を有するファクシミリ等の装置に用いられ
る原稿搬送装置において、前記ファクシミリ等の装置本
体は外装を構成する蓋体としての第一筐体と同じく外装
を構成する装置本体カバーとしての第二筐体とにより構
成するとともに、前記第一筐体を前記第二筐体に対して
開閉可能とし、前記読取部並びに前記記録部を前記第一
筐体と前記第二筐体に備え、前記読取部に原稿を搬送す
るための原稿搬送路並びに前記記録部に記録シートを搬
送するための記録シート搬送路を前記第一筐体と前記第
二筐体に備え、前記第一筐体は原稿を挿入するための挿
入口と前記原稿を排出するための排出口とを有し、前記
原稿搬送路の上ガイド面を前記第一筐体で兼用し、前記
第二筐体の上面は前記原稿搬送路の下ガイド面を兼用す
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、装置本体の外装を構成する
第一筐体が原稿搬送時に上ガイド面を兼用し、同じく装
置本体の外装を構成する第二筐体の上面が原稿搬送時に
下ガイド面を兼用することにより、原稿の搬送に際して
ガイド部材を別途設ける必要がなくなり、部品点数を削
減することができるとともに、組立性も向上する。
【0008】
【実施例】次に前記手段をファクシミリ装置に適用した
本発明の一実施例を説明する。図1はファクシミリ装置
全体の概略構成を示す断面図である。
【0009】このファクシミリ装置は、図1に示すよう
に第一筐体である蓋体1を第二筐体である装置本体カバ
ー2にヒンジ2aを中心に開閉可能に取り付けられてお
り、上記蓋体1は図示しないクリック機構によって装置
本体カバー2に係止し得るように構成されている。上記
蓋体1及び装置本体カバー2により構成される筐体内
に、読取装置Aと、巻きぐせ矯正機構Cを(以下『デカ
ール機構C』と言う)を有する記録装置Bが内蔵されて
いる。
【0010】(全体構成) 先ず図1を参照して装置の全体構成を概略説明すると、
読取装置Aは前記蓋体1の上面に形成された原稿載置台
3に複数枚の原稿4をセットし、蓋体1に設けられた操
作部ユニット5を操作して読み取り動作が開始される。
前記原稿載置台3にセットした複数枚の原稿4のうち、
下から数枚の原稿4が分離押圧片6a及び分離搬送ロー
ラ6bによって一枚ずつ分離搬送されるように構成され
ている。
【0011】上記分離された原稿4は搬送ローラ対7
a,7b及び排出ローラ対8a,8bによって搬送され
る間に光源9より光照射され、その反射光が光学ユニッ
ト10内に照射されて、第1反射ミラー10a,第2反射ミ
ラー10b,第3反射ミラー10c,及び集光レンズ11を介
してCCD等の光電変換素子12に至って電気信号に変換
され、この信号がコピーモードの場合には、自己の記録
装置Bに転送され、ファクシミリモードの場合には他機
の記録装置に送信されるように構成されている。
【0012】記録装置Bは、装置本体カバー2の所定位
置に落とし込み式のロールホルダー13が設けられてお
り、このロールホルダー13には感熱記録シート14をロー
ル状に巻き付けたシートロール14aが装填されている。
上記シートロール14aより引き出された記録シート14は
搬送部材であるプラテンローラ15の回転によって搬送さ
れ、この時デカール機構Cを通過する際に記録媒体であ
る記録シート14は巻きぐせ方向と逆方向に曲げられるこ
とにより巻きぐせが矯正される。
【0013】上記巻きぐせが矯正された記録シート14は
記録手段16において所定画像が形成され、記録後の記録
シート14はカッター17によって頁単位に切断されて、排
出スタッカ18へ排出されるように構成されている。
【0014】次に前記ファクシミリ装置における読取装
置Aの各部の構成について詳細に説明する。
【0015】(原稿搬送装置) 前述のように原稿載置台3にセットされた原稿4は、搬
送部材を構成する分離押圧片6a及び分離搬送ローラ6
bによって一枚ずつ分離搬送され、更に搬送ローラ対7
a,7b及び排出ローラ対8a,8bによって搬送され
る。上記分離押圧片6a,上搬送ローラ7a,及び上排
出ローラ8aは蓋体1側に取り付けられており、分離搬
送ローラ6b,下搬送ローラ7b,及び下排出ローラ8
bは装置本体カバー2側に取り付けられている。
【0016】上記各搬送部材は、上下に設けられた各搬
送ローラ間の押圧力により原稿4を搬送するため、分離
押圧片6a,上搬送ローラ7a,及び上排出ローラ8a
を、対向する分離搬送ローラ6b,下搬送ローラ7b,
及び下排出ローラ8bに対して押圧する必要がある。
【0017】そこで、図2に示すように搬送押圧部材で
ある一枚の板バネ19を蓋体1の所定位置にねじ止めして
上記分離押圧片6aの裏面側及び上搬送ローラ7a,上
排出ローラ8aの回転軸を夫々押圧するように構成され
ている。上記板バネ19は先端部を水平方向に対して垂直
若しくは所定角度に折り曲げられており、分離押圧片6
a及び各回転軸を効果的に押圧するように構成されてい
る。また隣接する部材の押圧力の変化を受けずに各部材
に対して均等に押圧するようにV字状の切欠部19aが設
けられている。
【0018】上記構成によれば、蓋体1側に分離押圧片
6a,上搬送ローラ7a,及び上排出ローラ8aに応じ
て押圧部材を設けていた従来例に比べて、部品点数を減
少させて組立性を向上させ、かつ低コスト化を実現する
ことができる。
【0019】また、図1において蓋体1側には、分離押
圧片6a及び分離搬送ローラ6bの原稿搬送方向上流側
には原稿4の有無を検出する原稿有無センサー20が設け
られており、また搬送ローラ対7a,7bより原稿搬送
方向下流側には、原稿4の先端及び後端部の通過を検出
する原稿端センサー21が設けられている。また装置本体
カバー2側の上面には、図3に示すように上記下搬送ロ
ーラ7bを落とし込みにより嵌め込むための断面U字状
溝2bが形成されている。
【0020】そして上記下搬送ローラ7bの回転軸7b
1 の所定位置は細く成形されており、この部分には原稿
搬送面を一定高さに維持するための原稿ガイド部材であ
るモールドリング22が嵌め込まれている。このモールド
リング22は、上記溝2bに嵌合して下搬送ローラ7bの
回転軸7b1 を回転可能に保持している。
【0021】原稿4が原稿有無センサー20により検出さ
れると、分離押圧片6a及び分離搬送ローラ6bにより
下流側に一枚ずつ分離搬送される。上記分離搬送ローラ
6bは、原稿4が一定間隔をおいて給送されないと、原
稿端センサー21が原稿4の端部を検出できないことから
間欠的に回転するように構成されている。
【0022】そして原稿4は搬送ローラ対7a,7bを
通過するとき、従来は原稿先端部が装置本体カバー2の
上面に形成された溝2bに落ち込んでジャムを生じた
り、下流側の原稿端センサー21が原稿4の端部を検出で
きず、搬送動作が不安定になるおそれがあったが、前記
モールドリング22を下搬送ローラ7bの回転軸7b1 に
嵌め込むことにより、上記溝2bにおける原稿搬送面を
一定の高さに維持して、原稿4の搬送を確実に検出する
ことができ、搬送動作を安定化することができる。
【0023】また前記蓋体1には、図1に示すように、
原稿4を挿入するための挿入口1a及び画像読取後の原
稿4を排出するための排出口1bが夫々形成されてお
り、かつ蓋体1の裏面側は原稿搬送時に上ガイド面を兼
用している。また装置本体カバー2の上面は、原稿搬送
時に下ガイド面を兼用している。
【0024】上記構成によれば、原稿4の搬送をガイド
するガイド部材を別に設ける必要がなく、部品点数を削
減することができ、またユニット分けして組み立てる必
要がないので、組立性を向上させることができる。また
原稿の搬送路を蓋体1と装置本体カバー2との間とする
ことで、前記蓋体1を取り替えることなく、操作部ユニ
ット5を使用者のニーズに応じて変更使用することがで
きる。更に前記蓋体1は装置本体カバー2とほぼ平行に
原稿4をガイドするので、原稿4の撓みを矯正すること
ができる。
【0025】また前記蓋体1に装着される操作部ユニッ
ト5は、図4に示すように、操作パネルの裏面側の両端
所定位置には、先端部がくさび状の係止片5a、原稿4
を挿入する挿入口1a側端部に設けた係止片5b、及び
蓋体1に合致する斜面5cが形成されている。また蓋体
1の所定位置には、上記係止片5aが係止する係止穴1
c、係止片5bを挿入する係止穴1d、及び斜面5cに
合致する斜面1eが夫々形成されている。
【0026】上記操作部ユニット5を蓋体1に取り付け
る場合には、上記係止片5bを係止穴1dに挿入すると
共に係止片5aを係止穴1cに挿入係止して斜面5cを
斜面1eに合致させることにより取り付けることができ
る。
【0027】従って、操作部ユニット5をビスを使わず
に蓋体1に取り付けることができるので、組立が容易で
しかも部品点数を削減することができ、低コスト化を図
ることができる。また操作部ユニット5をOEMとして
使用する場合にも汎用性を高めることができる。
【0028】(光学ユニット) 前述した原稿搬送装置により搬送された原稿4は、搬送
ローラ対7a,7b及び排出ローラ対8a,8b間を搬
送される間に、LEDアレイを用いた光源9より光照射
され、その反射光が光学ユニット10内に照射される。光
学ユニット10は、図6に示すように筐体内に反射ミラー
10a,10b,10c及び集光レンズ11を一体的に収納した
ものであり、この光学ユニット10には光電変換素子12を
設けたCCD基板12aがねじ止めにより一体的に取り付
けられている(図5参照)
【0029】上記光学ユニット10内に照射した原稿面か
らの反射光は、図6に示すように、第1反射ミラー10
a,第2反射ミラー10b,第3反射ミラー10c,そして
再度第2反射ミラー10bの順に導かれ、集光レンズ11を
介してCCD等の光電変換素子12に至って電気信号に変
換されるように構成されている。
【0030】また上記光学ユニット10の外装面には、装
着方向先端部(図5の上側)に突出片10dが、長手方向
の両側面(図5の左右方向)には、突出片10eが夫々突
設されている。一方、装置本体カバー2の所定位置に
は、図7に示すように、上記光学ユニット10の突出片10
dを挿入固定するための嵌合穴2cが穿孔されており、
左右両側に突設した突出片10eを支持するための支持穴
2dが夫々設けられている。従って、光学ユニット10
は、装置本体カバー2に嵌合穴2c及び左右の支持穴2
dの3点により取り付け支持されている。
【0031】上記光学ユニット10を装置本体カバー2に
装着する場合には、先ず突出片10dを嵌合穴2cに挿入
してから、左右両側の突出片10eを支持穴2dに夫々落
とし込んで嵌合させて装着することができる。
【0032】従って、光学ユニット10の各突出片を装置
本体カバー2の各穴に落とし込みにより嵌合させて装着
できるので、組み込みが容易であり、従来のように、段
付きビス等を使って装置本体カバー2に対して取り付け
る必要がないので、部品点数を減少させて組立性を向上
させ、低コスト化を図ることができる。
【0033】更に上記支持穴2dの外側近傍には、合成
樹脂材よりなる鉤状部材2eが突設されている。この鉤
状部材2eは、支持穴2dより左右に突出した突出片10
eの端面及び上面側に密着して支持するように構成され
ている。
【0034】従って、装置に落下振動等の衝撃が加わっ
た場合、上記鉤状部材2eの弾性変形により衝撃を吸収
することができ、光学ユニット10の保持機構における耐
衝撃性を向上させて安全性を高めることができる。
【0035】また前記光学ユニット10内に内蔵されてい
る集光レンズ11は、図8に示すように筒状のレンズホル
ダー11aによって上下左右方向いずれも対称に支持され
ており、このレンズホルダー11aは前記CCD基板12a
上にねじ止めすることにより密着した状態で取り付けら
れている。
【0036】従って、集光レンズ11は光路上で光電変換
素子12に対して一直線上に支持されている。尚、本実施
例では上記レンズホルダー11aとしては、ポリカーボネ
イトが用いられている。
【0037】上記構成によれば、集光レンズ11は、筒状
のレンズホルダー11aによって上下左右方向いずれも対
称に支持されているので、熱膨張等の温度変化による歪
みを最小限に抑えることができ、読取精度を維持するこ
とかできる。尚、筒状のレンズホルダー11aは、少なく
とも上下が対称であれば温度変化による歪みを抑えるこ
とができる。
【0038】また前記レンズホルダー11aは集光レンズ
11を支持してCCD基板12a上に密着した状態で取り付
けられているので、光電変換素子12に対して塵,埃等が
侵入するのを防止することができる。
【0039】また図9(a)は前記読取装置Aの搬送ロ
ーラ対7a,7b及び排出ローラ対8a,8bに対する
駆動源より駆動力を伝達するギヤ列23を駆動基板24に取
り付けた読取駆動ユニットである。読取モータ25の駆動
軸に連結したモータギヤ25aは、上記駆動基板24に回動
可能に取り付けられた伝達ギヤ23a,23b,23cを介し
て、図示しない下搬送ローラ7b及び下排出ローラ8b
の回転軸の一端に取り付けられた搬送ギヤ7c,排出ギ
ヤ8cに夫々噛合して駆動力が伝達されるように構成さ
れている。
【0040】上記ギヤ列23を取り付けた駆動基板24は、
図9(b)に示すように装置本体カバー2の所定位置に
上下に設けられた凹溝2fに、その上下端の一部を組み
込むことにより装置本体カバー2に取り付けられてい
る。
【0041】また図10に示すように、電源部一次側を保
護するために電源部カバー26が設けられており、この
源部カバー26は、カバー面26aに対して垂直下方に断面
L字状に設けられた垂下片26bの折曲部を、前記蓋体1
と装置本体カバー2との回動中心であるヒンジ2aを引
っ掛けることにより取り付けられている。
【0042】前記蓋体1は装置本体カバー2に対して所
定角度しか開放できないようにアームが反対側に設けら
れており、蓋体1を開放して電源部カバー26がヒンジ2
aを外れて抜けることを防止している。
【0043】上記構成によれば、駆動基板24及び電源部
カバー26は夫々ビス無しで装置本体カバー2に取り付け
ることかでき、組立が容易で、しかも部品点数を減少さ
せて低コスト化を図ることができる。
【0044】次に前記ファクシミリ装置における記録装
置Bの各部の構成について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0045】前述のようにロールホルダー13に収納され
たシートロール14aより引き出された記録シート14は、
搬送部材であるプラテンローラ15の回転によって搬送さ
れ、既に公知であるデカール機構Cを通過する際に記録
シート14は巻きぐせ方向と逆方向に曲げられることによ
り巻きぐせが矯正される。
【0046】上記巻きぐせが矯正された記録シート14は
記録手段16において所定画像が形成され、記録後の記録
シート14はカッター17によって頁単位に切断されて、排
出スタッカ18へ排出されるように構成されている。
【0047】(開閉部材) 前記蓋体1及び装置本体カバー2は読取装置Aのみなら
ず記録装置Bの外装を構成しており、蓋体1を装置本体
カバー2より開放すると記録装置Aも開放されるように
構成されている。
【0048】(デカール機構) 前述したようにシートロール14aより引き出された記録
シート14は、巻きぐせ矯正部材であるデカールシャフト
27a及びガイドシャフト27bを通過する際に、巻きぐせ
方向と逆方向に湾曲して導かれることにより、巻きぐせ
が矯正されるものである。
【0049】上記デカールシャフト27aは、図11に示す
ように、両端部を回転軸27cを中心に回動可能なアーム
27dに支持されており、上記アーム27dは引張バネ27e
により図1に示す反時計回り方向に付勢されている。ま
た上記回転軸27cは駆動源からの駆動力をバネクラッチ
27fを介して伝達及び伝達解除されて回動するように構
成されている。
【0050】(記録手段) 以下、前記記録シート14に所定画像を記録するための記
録手段16の構成について説明する。本実施例では、記録
ヘッド16aとして記録シート14と接触する面に通電によ
り発熱する多数の発熱素子を記録シート14の幅方向に配
列した、いわゆるライン型のサーマルヘッドを使用して
おり、前記発熱素子へ画像情報に応じた通電を行うこと
により記録シート14を選択的に加熱・発色させて記録を
行うものである。
【0051】また上記記録ヘッド16aは、図12及び図13
に示すように、記録ヘッドホルダー16bにより保持され
ており、この記録ヘッドホルダー16bには記録ヘッド16
aをプラテンローラ15に押圧するための弾性部材である
コイルスプリング16cの一端が取り付けられている。
【0052】上記コイルスプリング16cの他端は、長手
状の断面コ字状の支持部材16dにより支持されている。
また上記記録ヘッドホルダー16bと支持部材16dとは、
ホルダー16bに設けた係止部材16b1 を支持部材16dに
係止することにより、両者は連結されている。
【0053】また上記記録ヘッドホルダー16bの一部16
4 は、図13に示すように突出成形されており、これが
ガイド部としてカッター17に向かう記録シート14のガイ
ドとして機能している。
【0054】また上記支持部材16dの両端部には、前記
装置本体カバー2側に取り付けられたプラテンローラ15
の回転軸15aに係止可能なロック部材であるロック爪16
eが一体的に取り付けられている。上記回転軸15aのロ
ック爪16eが係止する位置には、回動可能な樹脂材より
なるコロ15bが嵌合されている。
【0055】上記ロック爪16eをコロ15に係止すること
によって、上記コイルスプリング16cにより記録ヘッド
16aをプラテンローラ15に押圧可能に構成されている。
また上記ロック爪16eの一端には、蓋体1の一部に露出
して上記ロック爪16eと回転軸15aとの係止状態を解除
し得るロック解除ボタン16fが設けられている。
【0056】上記ロック解除ボタン16fを押圧して、ロ
ック爪16eのコロ15bにおける係止状態を解除すると、
コイルスプリング16cの弾性によってロック解除ボタン
16fを押圧前の状態に復帰するように構成されている。
【0057】更に上記支持部材16dに対するコイルスプ
リング16cの当接部と、コイルスプリング16cの記録ヘ
ッド16aを押圧する押圧部と、記録ヘッド16aとプラテ
ンローラ15の押圧部と、ロック爪16eとコロ15bとの係
止部とが、ほぼ直線上に並ぶように構成されている。
【0058】上記構成によれば、コイルスプリング16c
の一端に加わる反力を支持部材16dで受けたことによ
り、従来のように蓋体の内天面に板金を設ける必要がな
く、記録時の板金による騒音の共鳴を防止することがで
きる。
【0059】また、コイルスプリング16cによる付勢方
向を直線的に集約することで、他の部材を歪ませること
がなく、コイルスプリング16cによる押圧力を容易且つ
確実に設定することができる。
【0060】更に記録ヘッドホルダー16bの一部により
記録シート14をガイドし、或いは記録ヘッド16aを押圧
するコイルスプリング16cによりロック解除ボタン16f
の復帰を行わせることにより、部品点数を減少させて低
コスト化を図ることができる。
【0061】また前記記録ヘッドホルダー16bのコイル
スプリング16cの取付部は、図13に示すように、抜け止
め用の凹部16b2 と連通する共に、前記凹部16b2 の内
径よりも小径のガイド筒部16b3 で構成し、コイルスプ
リング16cの一端部を前記凹部16b2 の内径よりも小さ
く形成すると共に、前記ガイド筒部16b3 の内径よりも
大きく形成されている。
【0062】上記構成によれば、コイルスプリング16c
を前記凹部16b2 より差し込むだけで記録ヘッドホルダ
ー16bに取付けることができ、従来のようにホルダー側
若しくは蓋体1側の板金の切り起こしに引っ掛けて連結
する場合に比べて取付性が極めて向上する。
【0063】また上記コイルスプリング16cはガイド筒
部16b3 によって方向性が定められるため、コイルスプ
リング16cによる記録ヘッド16aの付勢方向を容易に定
めることができる。
【0064】また前記記録ヘッド16a,記録ヘッドホル
ダー16b,コイルスプリング16c,支持部材16d,ロッ
ク爪16e,及びロック解除ボタン16fは、支持部材16d
の両端に取り付けられたロック爪16eの両側面に夫々突
設された突起16e1 を蓋体1の裏面側に設けられた図示
しない嵌合穴に嵌合して取り付けられている。
【0065】また図14に示すように、前記装置本体カバ
ー2のプラテンローラ15の回転軸15aの記録駆動ユニッ
ト側端部近傍には、前記ロック爪16eが係止または係止
解除したことを検出するための検出手段であるアクチュ
エータ28が設けられている。このアクチュエータ28が回
動して、図示しないセンサーをON,OFFすることに
より蓋体1の開閉状態を検出するように構成されてい
る。
【0066】従って、蓋体1若しくは装置本体カバー2
に歪みが生じた場合でも、ロック爪16eが係止または係
止解除を検出することにより、蓋体1と装置本体カバー
2の開閉状態を確実に検出することができる。
【0067】また前記ロック爪16eをプラテンローラの
回転軸15aに係止するようにしたので、前記ロック爪16
eが係止するためのロック軸を特別に設ける必要がなく
なり、部品点数及び組立工程を減少して低コスト化を図
ることができる。
【0068】更に前記プラテンローラ15の回転軸15aに
コロ15bを設けることにより、ロック爪16eの係止及び
係止解除動作をスムーズに行わせることができる。
【0069】次にプラテンローラ15は硬質ゴム等の摩擦
係数の高い部材をローラ状に形成したものを装置本体カ
バー2に回動可能に軸支したものであり、これを後述の
駆動源によって駆動するように構成している。上記プラ
テンローラ15の駆動源を有する記録駆動ユニットと反対
側の回転軸端部には、図12に示すようにジャム解除レバ
ー29が着脱可能に取り付けられている。
【0070】(カッター) カッター17は、図15に示すように固定刃17aと回転刃17
bにより構成されており、固定刃17aは記録シート14の
下ガイドとなるガイド部材30と共にカッターフレーム17
cに取り付けられている。また回転刃17bはカッターフ
レーム17cの両側面に回動可能に取り付けられたカッタ
ーアーム17dの一端に支持されている。上記カッターア
ーム17dの他端にはピン17eが突設されており、このピ
ン17eは後述の記録駆動ユニットに連結されている。
【0071】上記回転刃17bの長手方向端部はフレーム
17cの肉厚分だけ固定刃17aより突出しているが、本実
施例では上記ガイド部材30を回転刃17bの長手方向刃端
部より突出させており、これによって、使用者が誤って
回転刃17bに触れることを防止している。
【0072】(記録駆動ユニット) 次に前記記録装置の駆動源を含む記録駆動ユニットにつ
いて図16を参照して説明する。
【0073】31は駆動源である記録モータであって、こ
の記録モータ31を正逆回転駆動することにより後述する
ようにプラテンローラ15,カッター17,及びデカールシ
ャフト27aを夫々駆動し得るものである。上記記録モー
タ31に連結するモータギヤ32は、中間ギヤ33aに噛合し
ており、この中間ギヤ33aと同軸に設けられた中間ギヤ
33bは中間ギヤ33cに噛合している。
【0074】また中間ギヤ33cは、プラテンローラ15の
回転軸15aの端部にフリーに回転可能に取り付けられて
いる第1プラテンギヤ34に噛合している。また上記回転
軸15aには第1プラテンギヤ34より小径の第2プラテン
ギヤ35が一体となって取り付けられている。
【0075】上記第1プラテンギヤ34及び第2プラテン
ギヤ35の対向する側面の構成は、図17に示すように、第
1プラテンギヤ34側に突起34aが突設されており、第2
プラテンギヤ35側に、所定長にわたって切欠部35bを設
けた円板状突起35aが突設されており、上記突起34a及
び円板状突起35aは駆動伝達手段を構成している。
【0076】従って、前記記録モータ31を正転駆動時
(図16の矢印方向回転時)に、第1プラテンギヤ34が
17の矢印a方向に回転すると、突起34aが円板状突起35
aの切欠端部35cに突き当たって第2プラテンギヤ35と
一体となって回転し、プラテンローラ15を矢印a方向に
回転駆動するものである。
【0077】また前記記録モータ31を逆転駆動時には、
第1プラテンギヤ34が図17の矢印−a方向に回転し、突
起34aが切欠部35bを回転する間は第2プラテンギヤ35
は静止状態にあり、所定の時間差をおいて円板状突起35
aの切欠端部35dに突き当たると第2プラテンギヤ35と
一体となって回転し、プラテンローラ15を矢印−a方向
に回転駆動するものである。
【0078】前記第2プラテンギヤ35は中間ギヤ36に噛
合しており、この中間ギヤ36はデカールシャフト27aを
支持するアーム27dの回転軸27cの一端に取り付けられ
たデカールギヤ37に噛合している。
【0079】また前記第1プラテンギヤ34は中間ギヤ38
に噛合しており、この中間ギヤ38は小径の中間ギヤ39と
同軸状に取り付けられており、上記中間ギヤ38,39は図
18に示すようにワンウェイクラッチ40を介して連結され
ている。
【0080】このワンウェイクラッチ40は、記録モータ
31を正転駆動して中間ギヤ38が図16の矢印方向に回転す
る場合には、クラッチバネ40aが緩んで駆動力を中間ギ
ヤ39に伝達せず、記録モータ31を逆転駆動して中間ギヤ
38が図16の破線で示す矢印方向に回転する場合には、ク
ラッチバネ40aは締まり駆動力を中間ギヤ39に伝達して
中間ギヤ39に噛合するカッターギヤ41を破線で示す矢印
方向に回転させる。
【0081】上記カッターギヤ41と、前記カッターアー
ム17dに突設したピン17eに連結する扇状アクチュエー
タ43とはリンク42により連結されている。従って、カッ
ターギヤ41が図16の破線で示す矢印方向に回転すると、
リンク42を介して扇状アクチュエータ43も支点43aを中
心に矢印b,−b方向に揺動し、同時に前記カッターア
ーム17dに連結された回転刃17bを一往復移動させて記
録シート14の切断動作が行われるように構成されてい
る。
【0082】44は上記扇状アクチュエータ43がホームポ
ジション(待機位置)に戻ったことを検出するためのマ
イクロスイッチである。このマイクロスイッチ44の検出
信号により記録モータ31の逆転駆動動作を停止するよう
に構成されている。
【0083】また上記カッターギヤ41にはブレーキギヤ
45が噛合しており、このブレーキギヤ45には図18に示す
ように、ワンウェイクラッチ46が取り付けられている。
前記記録モータ31が正転駆動時にカッターギヤ41が連れ
回りするのを防止している。
【0084】また前記記録モータ31が逆転駆動時にカッ
ターギヤ41が図16の破線矢印方向に回転する場合には、
クラッチバネ46aが緩んでフリーに回転するように構成
されている。
【0085】次に上記記録駆動ユニットの動作について
説明すると、先ず記録動作が開始されると記録モータ31
が図16に示す矢印方向に正転駆動して第1プラテンギヤ
34が矢印方向(時計回り方向)に回転して、図17に示す
突起34aが矢印a方向に回転して突起35aの切欠端部35
cに突き当たって第2プラテンギヤ35と一体となって回
転し、プラテンローラ15が同方向に回転し記録シート14
を下流側に搬送する。
【0086】また同時に中間ギヤ36を介してデカールギ
ヤ37を矢印方向(時計回り方向)に回転させて、デカー
ルシャフト27aを保持するアーム27dを回転軸27cを中
心に矢印c方向に回転させて、記録シート14をデカール
シャフト27aに当接させて巻きぐせ方向と逆方向に湾曲
させて導き、巻きぐせを矯正しながら搬送を行う。
【0087】また同時に第1プラテンギヤ34に噛合する
中間ギヤ38は矢印方向(反時計回り方向)に回転する
が、ワンウェイクラッチ40により中間ギヤ39には駆動力
が伝達されないので、カッター17は駆動されずに静止し
た状態にある。
【0088】次に記録シート14に対する1頁分の記録が
終了すると、前記記録モータ31を図16に示す矢印方向と
は逆方向に逆転駆動して、第1プラテンギヤ34が矢印方
向と逆方向(反時計回り方向)に回転する。
【0089】この時、上記第1プラテンギヤ34は図17に
示す矢印−a方向の回転となるので、突起34aが切欠部
35bを移動する間は第2プラテンギヤ35は駆動力が伝達
されず、またデカールシャフト27aを支持するアーム27
dに対しても駆動力は伝達されない。
【0090】上記第1プラテンギヤ34の突起34aが切欠
部35bを−a方向に回転する間に、第1プラテンギヤ34
と噛合する中間ギヤ38は図16の矢印方向と反対方向(時
計回り方向)に回転し、同時にワンウェイクラッチ40を
介して中間ギヤ39に駆動力が伝達されて図の破線矢印方
向(時計回り方向)に回転させる。
【0091】この時、ブレーキギヤ45はワンウェイクラ
ッチ46に対してフリーに回転するので、カッターギヤ41
を破線矢印方向(反時計回り方向)に回転させてリンク
42を介して扇状アクチュエータ43を矢印b方向に回転さ
せて、カッターアーム17dを回転刃17bが固定刃17aに
重なる方向に回転させて記録シート14の切断を行う(往
路)。
【0092】次に上記第1プラテンギヤ34の突起34aが
図17に示す突起35aの切欠端部35dに突き当たると、第
2プラテンギヤ35は第1プラテンギヤ34と共に矢印方向
と逆方向(反時計回り方向)に回転する。
【0093】この時、第2プラテンギヤ35と噛合する中
間ギヤ36、中間ギヤ36と噛合するデカールギヤ37は夫々
矢印方向と反対方向に回転駆動され、デカールシャフト
27aを支持するアーム27dは回転軸27cを中心に図16の
矢印−c方向に回転して記録シート14より離隔して待機
位置まで移動させる。
【0094】また同時に回転刃17bにより記録シート14
の切断を行ったカッター17は、前記記録モータ31の更な
る逆転駆動により、前記カッターギヤ41を図16の破線矢
印方向(反時計回り方向)に回転させてリンク42を介し
て扇状アクチュエータ43を矢印−b方向に回転させて、
カッターアーム17dを回転刃17bが固定刃17aより離れ
る方向に回転させて回転刃17bを切断待機位置まで戻す
(復路)。
【0095】上記回転刃17bが切断待機位置に戻った
時、扇状アクチュエータ43はマイクロスイッチ44をON
することにより、記録モータ31の逆転駆動を停止する。
【0096】この時、切断後の記録シート14の先端部
は、プラテンローラ15の逆転駆動により記録ヘッド16a
のプラテンローラ15に対する押圧部より下流側の記録開
始位置まで逆搬送されて記録待機状態になるように構成
されている。
【0097】上記構成によれば、記録シート14を搬送す
るプラテンローラ15を駆動する記録モータ31によってカ
ッター17を駆動し、かつ記録モータ31の逆転駆動により
記録シート14の戻し動作及びカッター17の切断動作を行
うに際し、従来のように電磁クラッチを用いる必要がな
いため、各部材の制御を簡単にすることができる。
【0098】また1個の記録モータ31によって記録シー
ト14を搬送するプラテンローラ15,カッター17及びデカ
ールシャフト27aを駆動することが可能となるため、部
品点数を減少して低コスト化を図ることができる。
【0099】更に前記プラテンローラ15若しくはカッタ
ー17において記録シート14にジャムが生じても、回転軸
15aの駆動源と反対側端部に設けたジャム解除レバー29
を把持して回転させることにより、プラテンローラ15
回転させると共に、カッター17を同時に動作させること
ができるので、ジャムを生じた記録シート14を切断除去
すること、或いはカッター17の刃先を開放した状態で、
プラテンローラ15を回転させてジャムを生じた記録シー
ト14を除去することが可能となり、ジャム処理を容易且
つ装置の安全性を確保しながら行うことができる。
【0100】尚、前述した実施例では記録手段として感
熱記録方式を例示したが、記録手段はこれに限定する必
要はなくインクシートを使用する熱転写記録方式等の他
の記録方式を用いてもよい。
【0101】
【発明の効果】本発明は前述したように、原稿搬送路の
上ガイド面を装置本体の外装を構成する第一筐体で兼用
し、原稿搬送路の下ガイド面を同じく装置本体の外装を
構成する第二筐体で兼用するように構成したことによ
り、原稿の搬送に際して別にガイド部材を設ける必要が
なくなり、部品点数を削減することができる。またユニ
ット分けして組み立てする必要がなく組立性を向上する
ことができる。
【0102】また原稿の搬送経路を第一筐体と第二筐体
との間とすることで、前記第一筐体を取り替えること
で、操作部ユニットを使用者のニーズに応じて変更使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の概略構成を示す断面説明図
である。
【図2】原稿搬送装置における搬送押圧部材の説明図で
ある。
【図3】原稿搬送装置における原稿搬送ガイド部材の説
明図である。
【図4】操作部ユニットの蓋体に対する取付部の説明図
である。
【図5】光学ユニットをCCD基板に取り付けた状態を
示す説明図である。
【図6】光学ユニットの断面説明図である。
【図7】光学ユニットの保持機構を示す説明図である。
【図8】レンズホルダーの説明図である。
【図9】読取駆動ユニットの装置本体カバーに対する取
付構造の説明図である。
【図10】電源部カバーの装置本体カバーに対する取付
構造の説明図である。
【図11】巻きぐせ矯正部材の説明図である。
【図12】記録手段及びその保持機構の説明図である。
【図13】記録ヘッド保持機構の説明図である。
【図14】蓋体と装置本体カバーの開閉状態の検出構造
の説明図である。
【図15】カッターの構造を示す斜視説明図である。
【図16】記録駆動ユニットの説明図である。
【図17】第1プラテンギヤと第2プラテンギヤとの駆
動力伝達構造を示す説明図である。
【図18】カッターギヤの駆動制御を行うワンウェイク
ラッチの説明図である。
【符号の説明】 Aは読取装置、Bは記録装置、Cはデカール機構、1は
蓋体、1aは挿入口、1bは排出口、1c,1dは係止
穴、1e,5cは斜面、2は装置本体カバー、2aはヒ
ンジ、2bは溝、2cは嵌合穴、2dは支持穴、2eは
鉤状部材、3は原稿載置台、4は原稿、5は操作部ユニ
ット、5a,5bは係止片、6aは分離押圧片、6bは
分離搬送ローラ、7a,7bは搬送ローラ対、8a,8
bは排出ローラ対、9は光源、10は光学ユニット、10a
は第1反射ミラー、10bは第2反射ミラー、10cは第3
反射ミラー、10d,10eは突出片、11は集光レンズ、11
aはレンズホルダー、12は光電変換素子、12aはCCD
基板、13はロールホルダー、14は記録シート、14aはシ
ートロール、15はプラテンローラ、16は記録手段、16a
は記録ヘッド、16bは記録ヘッドホルダー、16cはコイ
ルスプリング、16dは支持部材、16eはロック爪、16f
はロック解除ボタン、17はカッター、17aは固定刃、17
bは回転刃、17cはカッターフレーム、17dはカッター
アーム、17eはピン、18はスタッカ、19は板バネ、19a
は切欠部、20は原稿有無センサー、21は原稿端センサ
ー、22はモールドリング、23はギヤ列,23a,23b,23
cは伝達ギヤ、24は駆動基板、25は読取モータ、25aは
モータギヤ、26は電源部カバー、26aはカバー面、26b
は垂下片、27aはデカールシャフト、27bはガイドシャ
フト、27cは回転軸、27dはアーム、27eは引張バネ、
27fはバネクラッチ、28はアクチュエータ、29はジャム
解除レバー、30はガイド部材、31は記録モータ、32はモ
ータギヤ、33a,33b,33c,36,38,39は中間ギヤ、
34は第1プラテンギヤ、34a,35aは突起、35は第2プ
ラテンギヤ、35bは切欠部、35c,35dは切欠端部、37
はデカールギヤ、40,46はワンウェイクラッチ、40a,
46aはクラッチバネ、41はカッターギヤ、42はリンク、
43は扇状アクチュエータ、43aは支点、44はマイクロス
ィッチ、45はブレーキギヤである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−98935(JP,A) 実開 昭62−140044(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 5/36 H04N 1/00 108

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取部並びに記録部を有するファクシミ
    リ等の装置に用いられる原稿搬送装置において、 前記ファクシミリ等の装置本体は蓋体としての第一筐体
    と装置本体カバーとしての第二筐体とにより外装を構成
    するとともに、前記第一筐体を前記第二筐体に対して開
    閉可能とし、前記読取部並びに前記記録部を前記第一筐
    体と前記第二筐体に備え、前記読取部に原稿を搬送する
    ための原稿搬送路並びに前記記録部に記録シートを搬送
    するための記録シート搬送路を前記第一筐体と前記第二
    筐体に備え、前記第一筐体は原稿を挿入するための挿入
    口と前記原稿を排出するための排出口とを有し、前記原
    稿搬送路の上ガイド面を装置本体の外装を構成する前記
    第一筐体で兼用し、装置本体の外装を構成する前記第二
    筐体の上面は前記原稿搬送路の下ガイド面を兼用するこ
    とを特徴とする原稿搬送装置。
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