JPH05338852A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH05338852A
JPH05338852A JP3152290A JP15229091A JPH05338852A JP H05338852 A JPH05338852 A JP H05338852A JP 3152290 A JP3152290 A JP 3152290A JP 15229091 A JP15229091 A JP 15229091A JP H05338852 A JPH05338852 A JP H05338852A
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JP
Japan
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recording
cutter
gear
platen roller
roller
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Application number
JP3152290A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Otsuki
伸一郎 大月
Kazuya Ijuin
一也 伊集院
Michio Kasuya
通夫 糟谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH05338852A publication Critical patent/JPH05338852A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録装置において、ジャム処理作業を容易化す
ること。 【構成】プラテンローラ15の回転軸15aの記録駆動ユニ
ットと反対側端部には、ジャム解除レバー29が取り付け
られている。このジャム解除レバー29を把持して回転さ
せると、プラテンローラ15を回転させると共に、カッタ
ー17の開閉動作を同時に行うことができ、ジャムを生じ
た記録シート14を容易に除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置やプ
リンタ等に用いられる記録装置に関し、更に詳しくは記
録系で生じた記録媒体のジャム処理を容易かつ安全に行
うことができる記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置にあっては、一
般に原稿読取系及び記録系を内蔵した装置本体フレーム
に、操作パネルを装備した上カバーを開閉可能に取り付
けて構成されていた。上記記録系においては、ロール状
に巻き付けられたシートロールより引き出された記録シ
ートは、記録ヘッドとプラテンローラ間に導かれてセッ
トされる。上記記録シートとしては、熱により発色する
感熱記録シートが用いられており、間欠的に回転するプ
ラテンローラにより搬送された記録シートには、画像情
報に応じて発熱する記録ヘッドにより1ラインごとに画
像が記録される。記録後の記録シートは、頁単位にカッ
ターにより切断されて装置外に排出される。上記プラテ
ンローラの駆動は原稿読取系から駆動力を伝達して行
い、しかもプラテンローラとカッターは別個に駆動され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、例えば記録シートがプラテンローラ
に巻き付いたり,カッター間でジャム(紙詰まり)が生
じた場合には、上カバーを開放して記録シートを引っ張
って除去するか、プラテンローラを回転させつつ同時に
カッターをこじ開けて記録シートを除去しなければなら
ず、ジャム処理に時間と労力を要し作業性が低く、装置
に無理な負荷が加わって損傷するおそれがあった。
【0004】本発明は前記従来技術の課題を解決し、記
録媒体のジャム処理作業を容易かつ安全に行う記録装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、記録媒体に記録を行うための記録手段と、前記記録
媒体を搬送するための搬送部材と、前記搬送部材で搬送
された記録媒体を切断するためのカッターと、前記搬送
部材及びカッターを駆動するための駆動源と、前記駆動
源と反対側の前記搬送部材の回転軸端部に嵌合するジャ
ム解除レバーとを有することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、駆動源と反対側の搬送部材
の回転軸端部にジャム解除レバーを設けたことにより、
搬送部材若しくはカッターにおいて記録媒体にジャムが
生じても、上記ジャム解除レバーを把持して回転させる
ことにより、プラテンローラを回転させることができる
と共に、カッターを同時に動作させてジャムを生じた記
録媒体を容易に処理することができる。
【0007】
【実施例】次に前記手段をファクシミリ装置に適用した
本発明の一実施例を説明する。図1はファクシミリ装置
全体の概略構成を示す断面図である。このファクシミリ
装置は、図1に示すように第一筐体である蓋体1を第二
筐体である装置本体カバー2にヒンジ2aを中心に開閉
可能に取り付けられており、上記蓋体1は図示しないク
リック機構によって装置本体カバー2に係止し得るよう
に構成されている。上記蓋体1及び装置本体カバー2に
より構成される筐体内に、読取装置Aと、巻きぐせ矯正
機構Cを(以下『デカール機構C』と言う)を有する記
録装置Bが内蔵されている。
【0008】(全体構成)先ず図1を参照して装置の全
体構成を概略説明すると、読取装置Aは前記蓋体1の上
面に形成された原稿載置台3に複数枚の原稿4をセット
し、蓋体1に設けられた操作部ユニット5を操作して読
み取り動作が開始される。前記原稿載置台3にセットし
た複数枚の原稿4のうち、下から数枚の原稿4が分離押
圧片6a及び分離搬送ローラ6bによって一枚ずつ分離
搬送されるように構成されている。上記分離された原稿
4は搬送ローラ対7a,7b及び排出ローラ対8a,8
bによって搬送される間に光源9より光照射され、その
反射光が光学ユニット10内に照射されて、第1反射ミラ
ー10a,第2反射ミラー10b,第3反射ミラー10c,及
び集光レンズ11を介してCCD等の光電変換素子12に至
って電気信号に変換され、この信号がコピーモードの場
合には、自己の記録装置Bに転送され、ファクシミリモ
ードの場合には他機の記録装置に送信されるように構成
されている。
【0009】記録装置Bは、装置本体カバー2の所定位
置に落とし込み式のロールホルダー13が設けられてお
り、このロールホルダー13には感熱記録シート14をロー
ル状に巻き付けたシートロール14aが装填されている。
上記シートロール14aより引き出された記録シート14は
搬送部材であるプラテンローラ15の回転によって搬送さ
れ、この時デカール機構Cを通過する際に記録媒体であ
る記録シート14は巻きぐせ方向と逆方向に曲げられるこ
とにより巻きぐせが矯正される。上記巻きぐせが矯正さ
れた記録シート14は記録手段16において所定画像が形成
され、記録後の記録シート14はカッター17によって頁単
位に切断されて、排出スタッカ18へ排出されるように構
成されている。
【0010】次に前記ファクシミリ装置における読取装
置Aの各部の構成について詳細に説明する。
【0011】(原稿搬送装置)前述のように原稿載置台
3にセットされた原稿4は、搬送部材を構成する分離押
圧片6a及び分離搬送ローラ6bによって一枚ずつ分離
搬送され、更に搬送ローラ対7a,7b及び排出ローラ
対8a,8bによって搬送される。上記分離押圧片6
a,上搬送ローラ7a,及び上排出ローラ8aは蓋体1
側に取り付けられており、分離搬送ローラ6b,下搬送
ローラ7b,及び下排出ローラ8bは装置本体カバー2
側に取り付けられている。上記各搬送部材は、上下に設
けられた各搬送ローラ間の押圧力により原稿4を搬送す
るため、分離押圧片6a,上搬送ローラ7a,及び上排
出ローラ8aを、対向する分離搬送ローラ6b,下搬送
ローラ7b,及び下排出ローラ8bに対して押圧する必
要がある。
【0012】そこで、図2に示すように搬送押圧部材で
ある一枚の板バネ19を蓋体1の所定位置にねじ止めして
上記分離押圧片6aの裏面側及び上搬送ローラ7a,上
排出ローラ8aの回転軸を夫々押圧するように構成され
ている。上記板バネ19は先端部を水平方向に対して垂直
若しくは所定角度に折り曲げられており、分離押圧片6
a及び各回転軸を効果的に押圧するように構成されてい
る。また隣接する部材の押圧力の変化を受けずに各部材
に対して均等に押圧するようにV字状の切欠部19aが設
けられている。
【0013】上記構成によれば、蓋体1側に分離押圧片
6a,上搬送ローラ7a,及び上排出ローラ8aに応じ
て押圧部材を設けていた従来例に比べて、部品点数を減
少させて組立性を向上させ、かつ低コスト化を実現する
ことができる。
【0014】また、図1において蓋体1側には、分離押
圧片6a及び分離搬送ローラ6bの原稿搬送方向上流側
には原稿4の有無を検出する原稿有無センサー20が設け
られており、また搬送ローラ対7a,7bより原稿搬送
方向下流側には、原稿4の先端及び後端部の通過を検出
する原稿端センサー21が設けられている。また装置本体
カバー2側の上面には、図3に示すように上記下搬送ロ
ーラ7bを落とし込みにより嵌め込むための断面U字状
の溝2b形成されている。そして上記下搬送ローラ7b
の回転軸7b1 の所定位置は細く成形されており、この
部分には原稿搬送面を一定高さに維持するための原稿ガ
イド部材であるモールドリング22が嵌め込まれている。
このモールドリング22は、上記溝2bに嵌合して下搬送
ローラ7bの回転軸7b1 を回転可能に保持している。
【0015】原稿4が原稿有無センサー20により検出さ
れると、分離押圧片6a及び分離搬送ローラ6bにより
下流側に一枚ずつ分離搬送される。上記分離搬送ローラ
6bは、原稿4が一定間隔をおいて給送されないと、原
稿端センサー21が原稿4の端部を検出できないことから
間欠的に回転するように構成されている。そして原稿4
は搬送ローラ対7a,7bを通過するとき、従来は原稿
先端部が装置本体カバー2の上面に形成された溝2bに
落ち込んでジャムを生じたり、下流側の原稿端センサー
21が原稿4の端部を検出できず、搬送動作が不安定にな
るおそれがあったが、前記モールドリング22を下搬送ロ
ーラ7bの回転軸7b1 に嵌め込むことにより、上記溝
2bにおける原稿搬送面を一定の高さに維持して、原稿
4の搬送を確実に検出することができ、搬送動作を安定
化することができる。
【0016】また前記蓋体1には、図1に示すように、
原稿4を挿入するための挿入口1a及び画像読取後の原
稿4を排出するための排出口1bが夫々形成されてお
り、かつ蓋体1の裏面側は原稿搬送時に上ガイド面を兼
用している。また装置本体カバー2の上面は、原稿搬送
時に下ガイド面を兼用している。上記構成によれば、原
稿4の搬送をガイドするガイド部材を別に設ける必要が
なく、部品点数を削減することができ、またユニット分
けして組み立てる必要がないので、組立性を向上させる
ことができる。また原稿の搬送路を蓋体1と装置本体カ
バー2との間とすることで、前記蓋体1を取り替えるこ
となく、操作部ユニット5を使用者のニーズに応じて変
更使用することができる。更に前記蓋体1は装置本体カ
バー2とほぼ平行に原稿4をガイドするので、原稿4の
撓みを矯正することができる。
【0017】また前記蓋体1に装着される操作部ユニッ
ト5は、図4に示すように、操作パネルの裏面側の両端
所定位置には、先端部がくさび状の係止片5a、原稿4
を挿入する挿入口1a側端部に設けた係止片5b、及び
蓋体1に合致する斜面5cが形成されている。また蓋体
1の所定位置には、上記係止片5aが係止する係止穴1
c、係止片5bを挿入する係止穴1d、及び斜面5cに
合致する斜面1eが夫々形成されている。上記操作部ユ
ニット5を蓋体1に取り付ける場合には、上記係止片5
bを係止穴1dに挿入すると共に係止片5aを係止穴1
cに挿入係止して斜面5cを斜面1cに合致させること
により取り付けることができる。
【0018】従って、操作部ユニット5をビスを使わず
に蓋体1に取り付けることができるので、組立が容易で
しかも部品点数を削減することができ、低コスト化を図
ることができる。また操作部ユニット5をOEMとして
使用する場合にも汎用性を高めることができる。
【0019】(光学ユニット)前述した原稿搬送装置に
より搬送された原稿4は、搬送ローラ対7a,7b及び
排出ローラ対8a,8b間を搬送される間に、LEDア
レイを用いた光源9より光照射され、その反射光が光学
ユニット10内に照射される。光学ユニット10は、図5に
示すように筐体内に反射ミラー10a,10b,10c及び集
光レンズ11を一体的に収納したものであり、この光学ユ
ニット10には光電変換素子12を設けたCCD基板12aが
ねじ止めにより一体的に取り付けられている。上記光学
ユニット10内に照射した原稿面からの反射光は、図6に
示すように、第1反射ミラー10a,第2反射ミラー10
b,第3反射ミラー10c,そして再度第2反射ミラー10
bの順に導かれ、集光レンズ11を介してCCD等の光電
変換素子12に至って電気信号に変換されるように構成さ
れている。
【0020】また上記光学ユニット10の外装面には、装
着方向先端部(図5の上側)に突出片10dが、長手方向
の両側面(図5の左右方向)には、突出片10eが夫々突
設されている。一方、装置本体カバー2の所定位置に
は、図7に示すように、上記光学ユニット10の突出片10
dを挿入固定するための嵌合穴2cが穿孔されており、
左右両側に突設した突出片10eを支持するための支持穴
2dが夫々設けられている。従って、光学ユニット10
は、装置本体カバー2に嵌合穴2c及び左右の支持穴2
dの3点により取り付け支持されている。上記光学ユニ
ット10を装置本体カバー2に装着する場合には、先ず突
出片10dを嵌合穴2cに挿入してから、左右両側の突出
片10eを支持穴2dに夫々落とし込んで嵌合させて装着
することができる。
【0021】従って、光学ユニット10の各突出片を装置
本体カバー2の各穴に落とし込みにより嵌合させて装着
できるので、組み込みが容易であり、従来のように、段
付きビス等を使って装置本体カバー2に対して取り付け
る必要がないので、部品点数を減少させて組立性を向上
させ、低コスト化を図ることができる。
【0022】更に上記支持穴2dの外側近傍には、合成
樹脂材よりなる鉤状部材2eが突設されている。この鉤
状部材2eは、支持穴2dより左右に突出した突出片10
eの端面及び上面側に密着して支持するように構成され
ている。従って、装置に落下振動等の衝撃が加わった場
合、上記鉤状部材2eの弾性変形により衝撃を吸収する
ことができ、光学ユニット10の保持機構における耐衝撃
性を向上させて安全性を高めることができる。
【0023】また前記光学ユニット10内に内蔵されてい
る集光レンズ11は、図8に示すように筒状のレンズホル
ダー11aによって上下左右方向いずれも対称に支持され
ており、このレンズホルダー11aは前記CCD基板12a
上にねじ止めすることにより密着した状態で取り付けら
れている。従って、集光レンズ11は光路上で光電変換素
子12に対して一直線上に支持されている。尚、本実施例
では上記レンズホルダー11aとしては、ポリカーボネイ
トが用いられている。
【0024】上記構成によれば、集光レンズ11は、筒状
のレンズホルダー11aによって上下左右方向いずれも対
称に支持されているので、熱膨張等の温度変化による歪
みを最小限に抑えることができ、読取精度を維持するこ
とかできる。尚、筒状のレンズホルダー11aは、少なく
とも上下が対称であれば温度変化による歪みを抑えるこ
とができる。また前記レンズホルダー11aは集光レンズ
11を支持してCCD基板12a上に密着した状態で取り付
けられているので、光電変換素子12に対して塵,埃等が
侵入するのを防止することができる。
【0025】また図9(a)は前記読取装置Aの搬送ロ
ーラ対7a,7b及び排出ローラ対8a,8bに対する
駆動源より駆動力を伝達するギヤ列23を駆動基板24に取
り付けた読取駆動ユニットである。読取モータ25の駆動
軸に連結したモータギヤ25aは、上記駆動基板24に回動
可能に取り付けられた伝達ギヤ23a,23b,23cを介し
て、図示しない下搬送ローラ7b及び下排出ローラ8b
の回転軸の一端に取り付けられた搬送ギヤ7c,排出ギ
ヤ8cに夫々噛合して駆動力が伝達されるように構成さ
れている。上記ギヤ列23を取り付けた駆動基板24は、図
9(b)に示すように装置本体カバー2の所定位置に上
下に設けられた凹溝2fに、その上下端の一部を組み込
むことにより装置本体カバー2に取り付けられている。
【0026】また図1に示すように、電源部一次側を保
護するために電源部カバー26が設けられており、この電
源部カバー26は、図10に示すように、カバー面26aに対
して垂直下方に断面L字状に設けられた垂下片26bの折
曲部を、前記蓋体1と装置本体カバー2との回動中心で
あるヒンジ2aを引っ掛けることにより取り付けられて
いる。前記蓋体1は装置本体カバー2に対して所定角度
しか開放できないようにアームが反対側に設けられてお
り、蓋体1を開放して電源部カバー26がヒンジ2aを外
れて抜けることを防止している。
【0027】上記構成によれば、駆動基板24及び電源部
カバー26は夫々ビス無しで装置本体カバー2に取り付け
ることかでき、組立が容易で、しかも部品点数を減少さ
せて低コスト化を図ることができる。
【0028】次に前記ファクシミリ装置における記録装
置Bの各部の構成について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0029】前述のようにロールホルダー13に収納され
たシートロール14aより引き出された記録シート14は、
搬送部材であるプラテンローラ15の回転によって搬送さ
れ、既に公知であるデカール機構Cを通過する際に記録
シート14は巻きぐせ方向と逆方向に曲げられることによ
り巻きぐせが矯正される。上記巻きぐせが矯正された記
録シート14は記録手段16において所定画像が形成され、
記録後の記録シート14はカッター17によって頁単位に切
断されて、排出スタッカ18へ排出されるように構成され
ている。
【0030】(開閉部材)前記蓋体1及び装置本体カバ
ー2は読取装置Aのみならず記録装置Bの外装を構成し
ており、蓋体1を装置本体カバー2より開放すると記録
装置Aも開放されるように構成されている。
【0031】(デカール機構)前述したようにシートロ
ール14aより引き出された記録シート14は、巻きぐせ矯
正部材であるデカールシャフト27a及びガイドシャフト
27bを通過する際に、巻きぐせ方向と逆方向に湾曲して
導かれることにより、巻きぐせが矯正されるものであ
る。上記デカールシャフト27aは、図11に示すように、
両端部を回転軸27cを中心に回動可能なアーム27dに支
持されており、上記アーム27dは引張バネ27eにより図
1に示す反時計回り方向に付勢されている。また上記回
転軸27cは駆動源からの駆動力をバネクラッチ27fを介
して伝達及び伝達解除されて回動するように構成されて
いる。
【0032】(記録手段)以下、前記記録シート14に所
定画像を記録するための記録手段16の構成について説明
する。本実施例では、記録ヘッド16aとして記録シート
14と接触する面に通電により発熱する多数の発熱素子を
記録シート14の幅方向に配列した、いわゆるライン型の
サーマルヘッドを使用しており、前記発熱素子へ画像情
報に応じた通電を行うことにより記録シート14を選択的
に加熱・発色させて記録を行うものである。
【0033】また上記記録ヘッド16aは、図12及び図13
に示すように、記録ヘッドホルダー16bにより保持され
ており、この記録ヘッドホルダー16bには記録ヘッド16
aをプラテンローラ15に押圧するための弾性部材である
コイルスプリング16cの一端が取り付けられている。上
記コイルスプリング16cの他端は、長手状の断面コ字状
の支持部材16dにより支持されている。また上記記録ヘ
ッドホルダー16bと支持部材16dとは、ホルダー16bに
設けた係止部材16b1 を支持部材16dに係止することに
より、両者は連結されている。また上記記録ヘッドホル
ダー16bの一部16b4 は、図13に示すように突出成形さ
れており、これがガイド部としてカッター17に向かう記
録シート14のガイドとして機能している。
【0034】また上記支持部材16dの両端部には、前記
装置本体カバー2側に取り付けられたプラテンローラ15
の回転軸15aに係止可能なロック部材であるロック爪16
eが一体的に取り付けられている。上記回転軸15aのロ
ック爪16eが係止する位置には、回動可能な樹脂材より
なるコロ15bが嵌合されている。上記ロック爪16eをコ
ロ15に係止することによって、上記コイルスプリング16
cにより記録ヘッド16aをプラテンローラ15に押圧可能
に構成されている。また上記ロック爪16eの一端には、
蓋体1の一部に露出して上記ロック爪16eと回転軸15a
との係止状態を解除し得るロック解除ボタン16fが設け
られている。上記ロック解除ボタン16fを押圧して、ロ
ック爪16eのコロ15bにおける係止状態を解除すると、
コイルスプリング16cの弾性によってロック解除ボタン
16fを押圧前の状態に復帰するように構成されている。
【0035】更に上記支持部材16dに対するコイルスプ
リング16cの当接部と、コイルスプリング16cの記録ヘ
ッド16aを押圧する押圧部と、記録ヘッド16aとプラテ
ンローラ15の押圧部と、ロック爪16eとコロ15bとの係
止部とが、ほぼ直線上に並ぶように構成されている。
【0036】上記構成によれば、コイルスプリング16c
の一端に加わる反力を支持部材16dで受けたことによ
り、従来のように蓋体の内天面に板金を設ける必要がな
く、記録時の板金による騒音の共鳴を防止することがで
きる。また、コイルスプリング16cによる付勢方向を直
線的に集約することで、他の部材を歪ませることがな
く、コイルスプリング16cによる押圧力を容易且つ確実
に設定することができる。更に記録ヘッドホルダー16b
の一部により記録シート14をガイドし、或いは記録ヘッ
ド16aを押圧するコイルスプリング16cによりロック解
除ボタン16fの復帰を行わせることにより、部品点数を
減少させて低コスト化を図ることができる。
【0037】また前記記録ヘッドホルダー16bのコイル
スプリング16cの取付部は、図13に示すように、抜け止
め用の凹部16b2 と連通する共に、前記凹部16b2 の内
径よりも小径のガイド筒部16b3 で構成し、コイルスプ
リング16cの一端部を前記凹部16b2 の内径よりも小さ
く形成すると共に、前記ガイド筒部16b3 の内径よりも
大きく形成されている。
【0038】上記構成によれば、コイルスプリング16c
を前記凹部16b2 より差し込むだけで記録ヘッドホルダ
ー16bに取付けることができ、従来のようにホルダー側
若しくは蓋体1側の板金の切り起こしに引っ掛けて連結
する場合に比べて取付性が極めて向上する。また上記コ
イルスプリング16cはガイド筒部16b3 によって方向性
が定められるため、コイルスプリング16cによる記録ヘ
ッド16aの付勢方向を容易に定めることができる。
【0039】また前記記録ヘッド16a,記録ヘッドホル
ダー16b,コイルスプリング16c,支持部材16d,ロッ
ク爪16e,及びロック解除ボタン16fは、支持部材16d
の両端に取り付けられたロック爪16eの両側面に夫々突
設された突起16e1 を蓋体1の裏面側に設けられた図示
しない嵌合穴に嵌合して取り付けられている。また図14
に示すように、前記装置本体カバー2のプラテンローラ
15の回転軸15aの記録駆動ユニット側端部近傍には、前
記ロック爪16eが係止または係止解除したことを検出す
るための検出手段であるアクチュエータ28が設けられて
いる。このアクチュエータ28が回動して、図示しないセ
ンサーをON,OFFすることにより蓋体1の開閉状態
を検出するように構成されている。
【0040】従って、蓋体1若しくは装置本体カバー2
に歪みが生じた場合でも、ロック爪16eが係止または係
止解除を検出することにより、蓋体1と装置本体カバー
2の開閉状態を確実に検出することができる。また前記
ロック爪16eをプラテンローラの回転軸15aに係止する
ようにしたので、前記ロック爪16eが係止するためのロ
ック軸を特別に設ける必要がなくなり、部品点数及び組
立工程を減少して低コスト化を図ることができる。更に
前記プラテンローラ15の回転軸15aにコロ15bを設ける
ことにより、ロック爪16eの係止及び係止解除動作をス
ムーズに行わせることができる。
【0041】次にプラテンローラ15は硬質ゴム等の摩擦
係数の高い部材をローラ状に形成したものを装置本体カ
バー2に回動可能に軸支したものであり、これを後述の
駆動源によって駆動するように構成している。上記プラ
テンローラ15の駆動源を有する記録駆動ユニットと反対
側の回転軸端部には、図12に示すようにジャム解除レバ
ー29が着脱可能に取り付けられている。
【0042】(カッター)カッター17は、図15に示すよ
うに固定刃17aと回転刃17bにより構成されており、固
定刃17aは記録シート14の下ガイドとなるガイド部材30
と共にカッターフレーム17cに取り付けられている。ま
た回転刃17bはカッターフレーム17cの両側面に回動可
能に取り付けられたカッターアーム17dの一端に支持さ
れている。上記カッターアーム17dの他端にはピン17e
が突設されており、このピン17eは後述の記録駆動ユニ
ットに連結されている。
【0043】上記回転刃17bの長手方向端部はフレーム
17cの肉厚分だけ固定刃17aより突出しているが、本実
施例では上記ガイド部材30を回転刃17bの長手方向刃端
部より突出させており、これによって、使用者が誤って
回転刃17bに触れることを防止している。
【0044】(記録駆動ユニット)次に前記記録装置の
駆動源を含む記録駆動ユニットについて図16を参照して
説明する。31は駆動源である記録モータであって、この
記録モータ31を正逆回転駆動することにより後述するよ
うにプラテンローラ15,カッター17,及びデカールシャ
フト27aを夫々駆動し得るものである。上記記録モータ
31に連結するモータギヤ32は、中間ギヤ33aに噛合して
おり、この中間ギヤ33aと同軸に設けられた中間ギヤ33
bは中間ギヤ33cに噛合している。また中間ギヤ33c
は、プラテンローラ15の回転軸15aの端部にフリーに回
転可能に取り付けられている第1プラテンギヤ34に噛合
している。また上記回転軸15aには第1プラテンギヤ34
より小径の第2プラテンギヤ35が一体となって取り付け
られている。
【0045】上記第1プラテンギヤ34及び第2プラテン
ギヤ35の対向する側面の構成は、図17に示すように、第
1プラテンギヤ34側に突起34aが突設されており、第2
プラテンギヤ35側に、所定長にわたって切欠部35bを設
けた円板状突起35aが突設されており、上記突起34a及
び円板状突起35aは駆動伝達手段を構成している。従っ
て、前記記録モータ31を正転駆動時(図16の矢印方向回
転時)に、第1プラテンギヤ34が矢印a方向に回転する
と、突起34aが円板状突起35aの切欠端部35cに突き当
たって第2プラテンギヤ35と一体となって回転し、プラ
テンローラ15を矢印a方向に回転駆動するものである。
また前記記録モータ31を逆転駆動時には、第1プラテン
ギヤ34が矢印−a方向に回転し、突起34aが切欠部35b
を回転する間は第2プラテンギヤ35は静止状態にあり、
所定の時間差をおいて円板状突起35aの切欠端部35dに
突き当たると第2プラテンギヤ35と一体となって回転
し、プラテンローラ15を矢印−a方向に回転駆動するも
のである。
【0046】前記第2プラテンギヤ35は中間ギヤ36に噛
合しており、この中間ギヤ36はデカールシャフト27aを
支持するアーム27dの回転軸27cの一端に取り付けられ
たデカールギヤ37に噛合している。
【0047】また前記第1プラテンギヤ34は中間ギヤ38
に噛合しており、この中間ギヤ38は小径の中間ギヤ39と
同軸状に取り付けられており、上記中間ギヤ38,39は図
18に示すようにワンウェイクラッチ40を介して連結され
ている。このワンウェイクラッチ40は、記録モータ31を
正転駆動して中間ギヤ38が図16の矢印方向に回転する場
合には、クラッチバネ40aが緩んで駆動力を中間ギヤ39
に伝達せず、記録モータ31を逆転駆動して中間ギヤ38が
図16の破線で示す矢印方向に回転する場合には、クラッ
チバネ40aは締まり駆動力を中間ギヤ39に伝達して中間
ギヤ39に噛合するカッターギヤ41を破線で示す矢印方向
に回転させる。
【0048】上記カッターギヤ41と、前記カッターアー
ム17dに突設したピン17eに連結する扇状アクチュエー
タ43とはリンク42により連結されている。従って、カッ
ターギヤ41が図16の破線で示す矢印方向に回転すると、
リンク42を介して扇状アクチュエータ43も支点43aを中
心に矢印b,−b方向に揺動し、同時に前記カッターア
ーム17dに連結された回転刃17bを一往復移動させて記
録シート14の切断動作が行われるように構成されてい
る。44は上記扇状アクチュエータ43がホームポジション
(待機位置)に戻ったことを検出するためのマイクロス
イッチである。このマイクロスイッチ44の検出信号によ
り記録モータ31の逆転駆動動作を停止するように構成さ
れている。
【0049】また上記カッターギヤ41にはブレーキギヤ
45が噛合しており、このブレーキギヤ45には図18に示す
ように、ワンウェイクラッチ46が取り付けられている。
前記記録モータ31が正転駆動時にカッターギヤ41が連れ
回りするのを防止している。また前記記録モータ31が逆
転駆動時にカッターギヤ41が図16の破線矢印方向に回転
する場合には、クラッチバネ46aが緩んでフリーに回転
するように構成されている。
【0050】次に上記記録駆動ユニットの動作について
説明すると、先ず記録動作が開始されると記録モータ31
が図16に示す矢印方向に正転駆動して第1プラテンギヤ
34が矢印方向(時計回り方向)に回転して、図17に示す
突起34aが矢印a方向に回転して突起35aの切欠端部35
cに突き当たって第2プラテンギヤ35と一体となって回
転し、プラテンローラ15が同方向に回転し記録シート14
を下流側に搬送する。
【0051】また同時に中間ギヤ36を介してデカールギ
ヤ37を矢印方向(時計回り方向)に回転させて、デカー
ルシャフト27aを保持するアーム27dを回転軸27cを中
心に矢印c方向に回転させて、記録シート14をデカール
シャフト27aに当接させて巻きぐせ方向と逆方向に湾曲
させて導き、巻きぐせを矯正しながら搬送を行う。
【0052】また同時に第1プラテンギヤ34に噛合する
中間ギヤ38は矢印方向(反時計回り方向)に回転する
が、ワンウェイクラッチ40により中間ギヤ39には駆動力
が伝達されないので、カッター17は駆動されずに静止し
た状態にある。
【0053】次に記録シート14に対する1頁分の記録が
終了すると、前記記録モータ31を図15に示す矢印方向と
は逆方向に逆転駆動して、第1プラテンギヤ34が矢印方
向と逆方向(反時計回り方向)に回転する。この時上記
第1プラテンギヤ34は図17に示す矢印−a方向の回転と
なるので、突起34aが切欠部35bを移動する間は第2プ
ラテンギヤ35は駆動力が伝達されず、またデカールシャ
フト27aを支持するアーム27dに対しても駆動力は伝達
されない。
【0054】上記第1プラテンギヤ34の突起34aが切欠
部35bを−a方向に回転する間に、第1プラテンギヤ34
と噛合する中間ギヤ38aは図16の矢印方向と反対方向
(時計回り方向)に回転し、同時にワンウェイクラッチ
40を介して中間ギヤ39に駆動力が伝達されて図の破線矢
印方向(時計回り方向)に回転させる。この時ブレーキ
ギヤ45はワンウェイクラッチ46に対してフリーに回転す
るので、カッターギヤ41を破線矢印方向(反時計回り方
向)に回転させてリンク42を介して扇状アクチュエータ
43を矢印b方向に回転させて、カッターアーム17dを回
転刃17bが固定刃17aに重なる方向に回転させて記録シ
ート14の切断を行う(往路)。
【0055】次に上記第1プラテンギヤ34の突起34aが
図17に示す突起35aの切欠端部35dに突き当たると、第
2プラテンギヤ35は第1プラテンギヤ34と共に矢印方向
と逆方向(反時計回り方向)に回転する。この時第2プ
ラテンギヤ35と噛合する中間ギヤ36、中間ギヤ36と噛合
するデカールギヤ37は夫々矢印方向と反対方向に回転駆
動され、デカールシャフト27aを支持するアーム27dは
回転軸27cを中心に図16の矢印−c方向に回転して記録
シート14より離隔して待機位置まで移動させる。
【0056】また同時に回転刃17bにより記録シート14
の切断を行ったカッター17は、前記記録モータ31の更な
る逆転駆動により、前記カッターギヤ41を図16の破線矢
印方向(反時計回り方向)に回転させてリンク42を介し
て扇状アクチュエータ43を矢印−b方向に回転させて、
カッターアーム17dを回転刃17bが固定刃17aより離れ
る方向に回転させて回転刃17bを切断待機位置まで戻す
(復路)。上記回転刃17bが切断待機位置に戻った時、
扇状アクチュエータ43はマイクロスイッチ44をONする
ことにより、記録モータ31の逆転駆動を停止する。この
時、切断後の記録シート14の先端部は、プラテンローラ
15の逆転駆動により記録ヘッド16aのプラテンローラ15
に対する押圧部より下流側の記録開始位置まで逆搬送さ
れて記録待機状態になるように構成されている。
【0057】上記構成によれば、記録シート14を搬送す
るプラテンローラ15を駆動する記録モータ31によってカ
ッター17を駆動し、かつ記録モータ31の逆転駆動により
記録シート14の戻し動作及びカッター17の切断動作を行
うに際し、従来のように電磁クラッチを用いる必要がな
いため、各部材の制御を簡単にすることができる。
【0058】また1個の記録モータ31によって記録シー
ト14を搬送するプラテンローラ15,カッター17及びデカ
ールシャフト27aを駆動することが可能となるため、部
品点数を減少して低コスト化を図ることができる。
【0059】更に前記プラテンローラ15若しくはカッタ
ー17において記録シート14にジャムが生じても、回転軸
15aの駆動源と反対側端部に設けたジャム解除レバー29
を把持して回転させることにより、プラテンローラ14を
回転させると共に、カッター17を同時に動作させること
ができるので、ジャムを生じた記録シート14を切断除去
すること、或いはカッター17の刃先を開放した状態で、
プラテンローラ14を回転させてジャムを生じた記録シー
ト14を除去することが可能となり、ジャム処理を容易且
つ装置の安全性を確保しながら行うことができる。
【0060】尚、前述した実施例では記録手段として感
熱記録方式を例示したが、記録手段はこれに限定する必
要はなくインクシートを使用する熱転写記録方式等の他
の記録方式を用いてもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明は前述したように、駆動源と反対
側の搬送部材の回転軸端部にジャム解除レバーを設けた
ことにより、搬送部材若しくはカッターにおいて記録媒
体にジャムが生じても、上記ジャム解除レバーを把持し
て回転させることにより、プラテンローラを回転させる
ことができると共に、カッターを同時に動作させること
ができる。これによって、ジャムを生じた記録媒体を切
断除去すること、或いはカッターの刃先を開放した状態
で搬送部材を回転させて記録媒体を除去することがで
き、ジャム処理を容易にかつ装置の安全性を確保しなが
ら行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の概略構成を示す断面説明図
である。
【図2】原稿搬送装置における搬送押圧部材の説明図で
ある。
【図3】原稿搬送装置における原稿搬送ガイド部材の説
明図である。
【図4】操作部ユニットの蓋体に対する取付部の説明図
である。
【図5】光学ユニットをCCD基板に取り付けた状態を
示す説明図である。
【図6】光学ユニットの断面説明図である。
【図7】光学ユニットの保持機構を示す説明図である。
【図8】レンズホルダーの説明図である。
【図9】読取駆動ユニットの装置本体カバーに対する取
付構造の説明図である。
【図10】電源部カバーの装置本体カバーに対する取付構
造の説明図である。
【図11】巻きぐせ矯正部材の説明図である。
【図12】記録手段及びその保持機構の説明図である。
【図13】記録ヘッド保持機構の説明図である。
【図14】蓋体と装置本体カバーの開閉状態の検出構造の
説明図である。
【図15】カッターの構造を示す斜視説明図である。
【図16】記録駆動ユニットの説明図である。
【図17】第1プラテンギヤと第2プラテンギヤとの駆動
力伝達構造を示す説明図である。
【図18】カッターギヤの駆動制御を行うワンウェイクラ
ッチの説明図である。
【符号の説明】
Aは読取装置、Bは記録装置、Cはデカール機構、1は
蓋体、1aは挿入口、1bは排出口、1c,1dは係止
穴、1e,5cは斜面、2は装置本体カバー、2aはヒ
ンジ、2bは溝、2cは嵌合穴、2dは支持穴、2eは
鉤状部材、3は原稿載置台、4は原稿、5は操作部ユニ
ット、5a,5bは係止片、6aは分離押圧片、6bは
分離搬送ローラ、7a,7bは搬送ローラ対、8a,8
bは排出ローラ対、9は光源、10は光学ユニット、10a
は第1反射ミラー、10bは第2反射ミラー、10cは第3
反射ミラー、10d,10eは突出片、11は集光レンズ、11
aはレンズホルダー、12は光電変換素子、12aはCCD
基板、13はロールホルダー、14は記録シート、14aはシ
ートロール、15はプラテンローラ、16は記録手段、16a
は記録ヘッド、16bは記録ヘッドホルダー、16cはコイ
ルスプリング、16dは支持部材、16eはロック爪、16f
はロック解除ボタン、17はカッター、17aは固定刃、17
bは回転刃、17cはカッターフレーム、17dはカッター
アーム、17eはピン、18はスタッカ、19は板バネ、19a
は切欠部、20は原稿有無センサー、21は原稿端センサ
ー、22はモールドリング、23はギヤ列,23a,23b,23
cは伝達ギヤ、24は駆動基板、25は読取モータ、25aは
モータギヤ、26は電源部カバー、26aはカバー面、26b
は垂下片、27aはデカールシャフト、27bはガイドシャ
フト、27cは回転軸、27dはアーム、27eは引張バネ、
27fはバネクラッチ、28はアクチュエータ、29はジャム
解除レバー、30はガイド部材、31は記録モータ、32はモ
ータギヤ、33a,33b,33c,36,38,39は中間ギヤ、
34は第1プラテンギヤ、34a,35aは突起、35は第2プ
ラテンギヤ、35bは切欠部、35c,35dは切欠端部、37
はデカールギヤ、40,46はワンウェイクラッチ、40a,
46aはクラッチバネ、41はカッターギヤ、42はリンク、
43は扇状アクチュエータ、43aは支点、44はマイクロス
ィッチ、45はブレーキギヤである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録を行うための記録手段
    と、 前記記録媒体を搬送するための搬送部材と、 前記搬送部材で搬送された記録媒体を切断するためのカ
    ッターと、 前記搬送部材及びカッターを駆動するための駆動源と、 前記駆動源と反対側の前記搬送部材の回転軸端部に嵌合
    するジャム解除レバーと、 を有する記録装置。
JP3152290A 1991-05-29 1991-05-29 記録装置 Pending JPH05338852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3152290A JPH05338852A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101837689A (zh) * 2009-03-18 2010-09-22 毕索龙有限公司 用于卷筒纸打印机的自动切纸器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101837689A (zh) * 2009-03-18 2010-09-22 毕索龙有限公司 用于卷筒纸打印机的自动切纸器

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