JPH06218078A - 改良された被覆を有するゴルフボール - Google Patents
改良された被覆を有するゴルフボールInfo
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- JPH06218078A JPH06218078A JP5159791A JP15979193A JPH06218078A JP H06218078 A JPH06218078 A JP H06218078A JP 5159791 A JP5159791 A JP 5159791A JP 15979193 A JP15979193 A JP 15979193A JP H06218078 A JPH06218078 A JP H06218078A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 コアおよび内層と外層とからなる被覆よりな
るゴルフボール。内層はコアの上にアイオノマーで形成
され、外層は内層の上に形成され、天然または合成バラ
タおよび架橋性のエラストマーとのブレンドからなる。
このエラストマーは不飽和脂肪酸の金属塩と架橋開始剤
とにより架橋する。 【効果】 飛翔性と切傷抵抗性に優れたゴルフボールを
少ない工程と低コストで製造することができる。
るゴルフボール。内層はコアの上にアイオノマーで形成
され、外層は内層の上に形成され、天然または合成バラ
タおよび架橋性のエラストマーとのブレンドからなる。
このエラストマーは不飽和脂肪酸の金属塩と架橋開始剤
とにより架橋する。 【効果】 飛翔性と切傷抵抗性に優れたゴルフボールを
少ない工程と低コストで製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフボールに関するも
のである。とくに本発明は2層の被覆を有するゴルフボ
ールに関するものである。その内層はアイオノマー樹脂
のような硬質の材料で形成され、その外層はバラタまた
はバラタとたのエラストマーとのブレンドのような軟質
の材料で形成されている。
のである。とくに本発明は2層の被覆を有するゴルフボ
ールに関するものである。その内層はアイオノマー樹脂
のような硬質の材料で形成され、その外層はバラタまた
はバラタとたのエラストマーとのブレンドのような軟質
の材料で形成されている。
【0002】
【従来の技術および課題】現在入手できるゴルフボール
は、一般に2つのカテゴリーに大別される。1つはバラ
タカバーを有するものであり、他はより耐久性で切傷抵
抗性のカバーを有するものである。バラタカバーは天然
バラタ、合成バラタまたは天然と合成のバラタのブレン
ドから作られる。天然ゴムまたは他のエラストマーもま
た包含される。合成バラタはトランスポリイソプレンで
あり、これはクラレ イソプレン社からTP−301と
して市販されている。たいていの切傷抵抗性のカバーは
サーリンアイオノマーを使用しており、これはイーアイ
デュポン社からイオン性共重合体として入手できる。
サーリンアイオノマーはオレフィンとくにエチレンと
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸、例えばメタクリ
ル酸との共重合体である。多数の酸基は金属イオン、例
えばナトリウム、亜鉛、リチウム、マグネシウムで中和
される。デュポンの米国特許第3,264,272号はイ
オン性共重合体の製造方法を記述している。この米国特
許第3,264,272号にしたがって製造されたイオン
性共重合体は、ASTM D−790により測定した9
84〜7030kg/cm2(14,000〜100,00
0psi)の曲げ弾性率を有する。デュポンの米国特許
第4,690,981号は軟化性コモノマーを有するイオ
ン性共重合体を開示してる。この米国特許第4,690,
981号により製造されたイオン性共重合体は、”軟
質”イオン性共重合体と考えられ、曲げ弾性率は約19
7〜598kg/cm2(2800〜8500psi)で
ある。
は、一般に2つのカテゴリーに大別される。1つはバラ
タカバーを有するものであり、他はより耐久性で切傷抵
抗性のカバーを有するものである。バラタカバーは天然
バラタ、合成バラタまたは天然と合成のバラタのブレン
ドから作られる。天然ゴムまたは他のエラストマーもま
た包含される。合成バラタはトランスポリイソプレンで
あり、これはクラレ イソプレン社からTP−301と
して市販されている。たいていの切傷抵抗性のカバーは
サーリンアイオノマーを使用しており、これはイーアイ
デュポン社からイオン性共重合体として入手できる。
サーリンアイオノマーはオレフィンとくにエチレンと
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸、例えばメタクリ
ル酸との共重合体である。多数の酸基は金属イオン、例
えばナトリウム、亜鉛、リチウム、マグネシウムで中和
される。デュポンの米国特許第3,264,272号はイ
オン性共重合体の製造方法を記述している。この米国特
許第3,264,272号にしたがって製造されたイオン
性共重合体は、ASTM D−790により測定した9
84〜7030kg/cm2(14,000〜100,00
0psi)の曲げ弾性率を有する。デュポンの米国特許
第4,690,981号は軟化性コモノマーを有するイオ
ン性共重合体を開示してる。この米国特許第4,690,
981号により製造されたイオン性共重合体は、”軟
質”イオン性共重合体と考えられ、曲げ弾性率は約19
7〜598kg/cm2(2800〜8500psi)で
ある。
【0003】ゴルフボールカバーに使用される他の切傷
抵抗性材料は、エクソン社からアイオテック(Iotek)
として入手できるイオン性共重合体であり、これはメタ
クリル酸の代わりにアクリル酸が使用されていること以
外は、サーリンイオン性共重合体と同様である。
抵抗性材料は、エクソン社からアイオテック(Iotek)
として入手できるイオン性共重合体であり、これはメタ
クリル酸の代わりにアクリル酸が使用されていること以
外は、サーリンイオン性共重合体と同様である。
【0004】多くのゴルファー達、とくにプロゴルファ
ーや低ハンディキャップのゴルファーは、高いスピン回
転、正確さ、"感触(feel)”および"打球音(cl
ick)”が良いので、バラタ被覆のボールを好んでい
る。”感触(feel)”とはボールがヒットされたと
きにゴルファーにあたえる全体の感じであり、”打球音
(click)”とは、クラブヘッドがボールをヒット
する時の音をいう。しかしバラタ被覆のボールは、サー
リン被覆のボールと比較するとより高価であり、切傷抵
抗性も低い。
ーや低ハンディキャップのゴルファーは、高いスピン回
転、正確さ、"感触(feel)”および"打球音(cl
ick)”が良いので、バラタ被覆のボールを好んでい
る。”感触(feel)”とはボールがヒットされたと
きにゴルファーにあたえる全体の感じであり、”打球音
(click)”とは、クラブヘッドがボールをヒット
する時の音をいう。しかしバラタ被覆のボールは、サー
リン被覆のボールと比較するとより高価であり、切傷抵
抗性も低い。
【0005】通常のバラタ被覆スリーピースゴルフボー
ルは、軟質ゴムまたは液体ゴムセンターを冷凍してお
き、これに耐熱性の低い弾性糸を巻回し、この上に通常
の軟質バラタを被覆を成形して製造する。このバラタは
通常、イオウを架橋剤または加硫剤として使用して加硫
または架橋される。
ルは、軟質ゴムまたは液体ゴムセンターを冷凍してお
き、これに耐熱性の低い弾性糸を巻回し、この上に通常
の軟質バラタを被覆を成形して製造する。このバラタは
通常、イオウを架橋剤または加硫剤として使用して加硫
または架橋される。
【0006】このプロセスは非常にコストがかかり、工
程も多くなり、高温室での架橋時間も長くかかり、イオ
ウ架橋を完了させるために特別の周囲条件を必要とす
る。この方法によると、架橋の均一性も損なわれ、スム
ーズに製品を流して適正な在庫水準を維持することも阻
害され、ボールの仕上げの後に被覆およびボールの最終
物理特性を改良するための最後の被覆の架橋のための時
間管理が制限される。
程も多くなり、高温室での架橋時間も長くかかり、イオ
ウ架橋を完了させるために特別の周囲条件を必要とす
る。この方法によると、架橋の均一性も損なわれ、スム
ーズに製品を流して適正な在庫水準を維持することも阻
害され、ボールの仕上げの後に被覆およびボールの最終
物理特性を改良するための最後の被覆の架橋のための時
間管理が制限される。
【0007】さらに、バラタ被覆ボールの通常の製造方
法では、最後のカバー架橋の前に余計な工程が入り、被
覆の表面を傷付けるので、比較的に外観の良好なもの得
られにくい。また、通常のバラタボール製造方法では、
バラタ表面を塗料と接着しやすくするために、塩素化や
洗浄をする等の余分な工程を必要とする。顔料入りペイ
ントの多層の被覆は、通常ロゴをスタンプする前に行
い、それから、ボールの表面とロゴを保護するために、
最後のクリアーな、2成分または紫外線硬化型の被覆を
行う。
法では、最後のカバー架橋の前に余計な工程が入り、被
覆の表面を傷付けるので、比較的に外観の良好なもの得
られにくい。また、通常のバラタボール製造方法では、
バラタ表面を塗料と接着しやすくするために、塩素化や
洗浄をする等の余分な工程を必要とする。顔料入りペイ
ントの多層の被覆は、通常ロゴをスタンプする前に行
い、それから、ボールの表面とロゴを保護するために、
最後のクリアーな、2成分または紫外線硬化型の被覆を
行う。
【0008】ボールをプレイしている際には、擦り傷や
微細クラックのような形で、ペイントの耐久性がさらに
問題となる。通常のプロセスで製造されたバラタゴルフ
ボールは、また着色および着色安定性の問題がある。
微細クラックのような形で、ペイントの耐久性がさらに
問題となる。通常のプロセスで製造されたバラタゴルフ
ボールは、また着色および着色安定性の問題がある。
【0009】サーリン被覆のボールは、サーリンがバラ
タよりも安いからというだけでなく、サーリンボールは
成形の後により容易にかつ速く加工されるので、バラタ
ボールよりも安価である。バラタボールとサーリンボー
ルの本質的な工程の違いは、表1および表2において、
スリーピースボールおよびツーピースボールの通常の製
造方法として示されている。”スリーピース”はセンタ
ー、センターの回りの弾性体の巻回、および被覆からな
るゴルフボールをいい、”ツーピースボール”は固形の
コアおよび被覆を有するものをいう。表3は、通常のツ
ーピースサーリンボールの製造工程を示す。表1、2お
よび3に示される加工工程はゴルフボール業界では良く
知られていることであり、これについての詳細な説明は
必要ではないと考える。
タよりも安いからというだけでなく、サーリンボールは
成形の後により容易にかつ速く加工されるので、バラタ
ボールよりも安価である。バラタボールとサーリンボー
ルの本質的な工程の違いは、表1および表2において、
スリーピースボールおよびツーピースボールの通常の製
造方法として示されている。”スリーピース”はセンタ
ー、センターの回りの弾性体の巻回、および被覆からな
るゴルフボールをいい、”ツーピースボール”は固形の
コアおよび被覆を有するものをいう。表3は、通常のツ
ーピースサーリンボールの製造工程を示す。表1、2お
よび3に示される加工工程はゴルフボール業界では良く
知られていることであり、これについての詳細な説明は
必要ではないと考える。
【0010】
【表1】表 1 通常のスリーピース バラタボールの製造方法 1.センター用ゴム組成物の混合 2.ペレットを予備成形 3.センターの成形 4.センターのバリ取り 5.センターの凍結 6.コアの巻回(通常の弾性糸) 7.ペレットの加熱加圧による単一半殻体の成形 8.巻回コアに半殻体をかぶせる 9.バラタボールの加圧成形 注:この成形段階では被覆は一部のみ架橋 10.バフ掛けの前にボールを凍結 11.ボールを取り出しガラス繊維袋に移す 12.凍結ボールをフリーザーに移す 13.バフ掛けを深過ぎないようにしてボールのバフ掛
け 14.バフ掛けしたボールのグレード分け 15.バラタボールの被覆をアルコール中/RR2結晶
溶液で硬化(7時間) 16.ボールを取り出し洗浄 17.ボールを加熱室に入れ7日間架橋 18.被覆の硬化をテスト 19.ボールを室から取り出しアセトンでソーク(有害
な溶媒は除く) 20.ボールをアセトンから取り出し、空気乾燥 21.塩酸および次亜塩素酸ソーダによる塩素処理;ボ
ールを溶液タンクに入れる(安全のために排気しながら
行う),(塩素化溶液は廃棄の前に中和) 22.ボールを取り出し、清水中で洗浄 23.取り出し、第2のタンクで繰り返す 24.取り出し、第3のタンクで繰り返す 25.取り出し、アセトンタンクで洗浄 26.プライマーをかける 27.第1のトップコート 28.ロゴの印刷 29.クリアートップコート 30.検査および包装
け 14.バフ掛けしたボールのグレード分け 15.バラタボールの被覆をアルコール中/RR2結晶
溶液で硬化(7時間) 16.ボールを取り出し洗浄 17.ボールを加熱室に入れ7日間架橋 18.被覆の硬化をテスト 19.ボールを室から取り出しアセトンでソーク(有害
な溶媒は除く) 20.ボールをアセトンから取り出し、空気乾燥 21.塩酸および次亜塩素酸ソーダによる塩素処理;ボ
ールを溶液タンクに入れる(安全のために排気しながら
行う),(塩素化溶液は廃棄の前に中和) 22.ボールを取り出し、清水中で洗浄 23.取り出し、第2のタンクで繰り返す 24.取り出し、第3のタンクで繰り返す 25.取り出し、アセトンタンクで洗浄 26.プライマーをかける 27.第1のトップコート 28.ロゴの印刷 29.クリアートップコート 30.検査および包装
【0011】
【表2】表 2 通常のスリーピースサーリンボール製造方法 1.センターゴム組成物の混合 2.混練および粗塊の予備成形 3.センターの成形 4.センターのバリ取り 5.センターの巻回(通常の弾性糸) 6.半殻体の射出成形 7.半殻体をコアにかぶせる 8.ボールを加圧成形 9.パーティングラインのバフ掛け 10.ボールを振動して仕上げ 11.プライマー掛け 12.ロゴの印刷 13.クリアートップコート掛け 14.検査および包装
【0012】
【表3】表 3 通常のツーピースサーリンボール製造方法 1.コアゴム組成物の混合 2.混練および粗塊の予備成形 3.コアの成形 4.コアの研磨、サイズ調節 5.コアの回りにサーリン被覆を射出成形 6.パーティングラインのバフ掛け 7.ボールを振動して仕上げ 8.プライマー掛け 9.ロゴの印刷 10.クリアートップコート 11.検査および包装
【0013】表1の17番目の7日間の硬化工程が完了
するまでは、バラタ被覆は完全には硬化しない。したが
って、この部分的に硬化したバラタボールは、サーリン
ボールよりも取り扱いに注意を要し、余分の工程も必要
となる。例えば、バラタボールを金型から取り出した
後、バフ掛けする前には凍結する必要がある。また、バ
ラタ被覆は柔らかいので、加工工程で生じた傷をより念
入りに検査する必要がある。
するまでは、バラタ被覆は完全には硬化しない。したが
って、この部分的に硬化したバラタボールは、サーリン
ボールよりも取り扱いに注意を要し、余分の工程も必要
となる。例えば、バラタボールを金型から取り出した
後、バフ掛けする前には凍結する必要がある。また、バ
ラタ被覆は柔らかいので、加工工程で生じた傷をより念
入りに検査する必要がある。
【0014】(ゴルフボール架橋についての先行技術の
説明)前述のように、バラタ被覆は一般にはイオウを加
硫剤として加硫または架橋される。イオウは被覆組成物
の中にバラタの重量の約1〜2%の量で含有されてい
る。糸巻きコアの上に2つの半球状の半殻体が加圧成形
される最終の成形工程で加硫が起こる。しかしながら、
成形温度や時間は、熱に弱い糸によって制限される。し
たがって、成形型から取り出されるときには被覆は十分
には加硫されておらず、RR2結晶促進剤の被覆の断面
を通しての移動により被覆の加硫を完了するためには、
表1の15番に記述されるように、曝露される必要があ
る。RR2結晶は1,1-メチレンジピペリジンおよび二硫
化炭素の反応物であり、ロックランド リアクトライト
(Rockland React-Rite)社(ロックマート、ジョージ
ア)より入手できる。RR2結晶はイソプロピルアルコ
ール溶媒に、アルコールの重量約90%に対して結晶約
10%の重量で溶解される。
説明)前述のように、バラタ被覆は一般にはイオウを加
硫剤として加硫または架橋される。イオウは被覆組成物
の中にバラタの重量の約1〜2%の量で含有されてい
る。糸巻きコアの上に2つの半球状の半殻体が加圧成形
される最終の成形工程で加硫が起こる。しかしながら、
成形温度や時間は、熱に弱い糸によって制限される。し
たがって、成形型から取り出されるときには被覆は十分
には加硫されておらず、RR2結晶促進剤の被覆の断面
を通しての移動により被覆の加硫を完了するためには、
表1の15番に記述されるように、曝露される必要があ
る。RR2結晶は1,1-メチレンジピペリジンおよび二硫
化炭素の反応物であり、ロックランド リアクトライト
(Rockland React-Rite)社(ロックマート、ジョージ
ア)より入手できる。RR2結晶はイソプロピルアルコ
ール溶媒に、アルコールの重量約90%に対して結晶約
10%の重量で溶解される。
【0015】例として、ウイルソン スポーティング グ
ッズ社より販売されているバラタゴルフボールの1種
は、次の表4のような被覆組成物を有している。
ッズ社より販売されているバラタゴルフボールの1種
は、次の表4のような被覆組成物を有している。
【0016】
【表4】 表 4 先行技術のバラタ被覆組成物(重量部) トランスポリイソプレン 84.00 天然ゴムまたはポリイソプレン 16.00 ZnO 13.00 TiO2 17.00 ブルートナー 0.20 ステアリン酸 0.26 チオゾール促進剤 0.26 イオウ 1.20 合計 131.92
【0017】この系は、表1の15〜17番の段階が行
われるまでは、完全には架橋しない。このZnOはフィ
ラーおよび重量調節剤として使用される。ブルートナー
は白色を強調するために使用され、ウイッタッカー,ク
ラーク アンド ダニエルズ(Whittaker, Clark & Danie
ls)社(サウスペインフィールド、ニュウジャージー)
のウルトラマリンブルーであった。
われるまでは、完全には架橋しない。このZnOはフィ
ラーおよび重量調節剤として使用される。ブルートナー
は白色を強調するために使用され、ウイッタッカー,ク
ラーク アンド ダニエルズ(Whittaker, Clark & Danie
ls)社(サウスペインフィールド、ニュウジャージー)
のウルトラマリンブルーであった。
【0018】ツーピースまたはソリッドゴルフボール
は、通常はポリブタジエンのような熱架橋性のエラスト
マーのコアを含んでいる。このポリブタジエンはコア組
成物の中に架橋剤および架橋開始剤を含有して架橋また
は硬化される。通常の架橋剤はモノカルボン酸の亜鉛
塩、例えば、ジアクリル酸亜鉛、亜鉛アクリレート、亜
鉛メタクリレートである。架橋開始剤はオルガニックパ
ーオキサイド、例えばジクミルパーオキサイドである。
は、通常はポリブタジエンのような熱架橋性のエラスト
マーのコアを含んでいる。このポリブタジエンはコア組
成物の中に架橋剤および架橋開始剤を含有して架橋また
は硬化される。通常の架橋剤はモノカルボン酸の亜鉛
塩、例えば、ジアクリル酸亜鉛、亜鉛アクリレート、亜
鉛メタクリレートである。架橋開始剤はオルガニックパ
ーオキサイド、例えばジクミルパーオキサイドである。
【0019】米国特許第3,784,209号、第4,0
65,537号、第4,266,772号、第4,483,
537号、第4,683,257号、第4,688,801
号、第4,714,253号、および第4,715,607
号は、エラストマー例えばポリブタジエンを含み、亜鉛
ジアクリル酸およびパーオキサイドまたは類似の成分で
硬化される、種々のゴルフボール用ソリッドコアを開示
している。
65,537号、第4,266,772号、第4,483,
537号、第4,683,257号、第4,688,801
号、第4,714,253号、および第4,715,607
号は、エラストマー例えばポリブタジエンを含み、亜鉛
ジアクリル酸およびパーオキサイドまたは類似の成分で
硬化される、種々のゴルフボール用ソリッドコアを開示
している。
【0020】米国特許第4,792,141号、および第
4,913,376号は、バラタとエラストマー例えばポ
リブタジエンおよびトランスポリオクテニレンゴムとの
ブレンドのゴルフボール被覆を開示している。しかし、
このゴム組成物は通常のイオウ架橋技術で架橋される。
4,913,376号は、バラタとエラストマー例えばポ
リブタジエンおよびトランスポリオクテニレンゴムとの
ブレンドのゴルフボール被覆を開示している。しかし、
このゴム組成物は通常のイオウ架橋技術で架橋される。
【0021】米国特許第4,884,814号は、”硬質
サーリン”および”軟質サーリン”からなるゴルフボー
ル被覆を開示している。この硬質サーリンは、ASTM
D−790により測定した曲げ弾性率約2109〜3
867kg/cm2(30,000〜50,000psi)を示
す高弾性率アイオノマーと記述されている。また軟質サ
ーリンは、曲げ弾性率が約211〜492kg/cm2(3,
000〜7,000psi)の低弾性率アイオノマーと
して記述されている。
サーリン”および”軟質サーリン”からなるゴルフボー
ル被覆を開示している。この硬質サーリンは、ASTM
D−790により測定した曲げ弾性率約2109〜3
867kg/cm2(30,000〜50,000psi)を示
す高弾性率アイオノマーと記述されている。また軟質サ
ーリンは、曲げ弾性率が約211〜492kg/cm2(3,
000〜7,000psi)の低弾性率アイオノマーと
して記述されている。
【0022】米国特許第4,431,193号は2層被覆
を有するゴルフボールを記述している。この内層は高弾
性率の硬質アイオノマーで形成され、外層は低弾性率の
軟質アイオノマーで形成されている。
を有するゴルフボールを記述している。この内層は高弾
性率の硬質アイオノマーで形成され、外層は低弾性率の
軟質アイオノマーで形成されている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、バラタ被覆ボ
ールの有する多くの利点を残し、しかもより耐久性があ
り、より切傷抵抗性に優れ、従来のバラタ被覆ボールに
比べてより容易にかつ安価に製造できるゴルフボールを
提供する。
ールの有する多くの利点を残し、しかもより耐久性があ
り、より切傷抵抗性に優れ、従来のバラタ被覆ボールに
比べてより容易にかつ安価に製造できるゴルフボールを
提供する。
【0024】本発明のゴルフボールの被覆は、比較的に
硬質で切傷抵抗性がある、例えばアイオノマー樹脂から
なる内層と、軟質の材料、例えばバラタまたはバラタと
他のエラストマーとのブレンドからなる外層とを有す
る。好ましくは、この外層はバラタおよび熱架橋性のエ
ラストマー、例えばポリブタジエンとのブレンドであ
る。このバラタおよびエラストマーはボールを成形する
際に、バラタ被覆のための通常のイオウおよびRR2結
晶架橋剤よりも、むしろ、亜鉛ジアクリレートのような
架橋剤および有機パーオキサイドのような架橋開始剤で
架橋される。この被覆の外層は、ボールが型から取り出
される時には完全に架橋している。そして、次の加工段
階が、サーリン被覆ボールにおけると同様の方法で行わ
れる。この被覆の内層は優れた切傷抵抗性を示し、かつ
外層はバラタ被覆の有する音、感触、およびスピン特性
を与える。この被覆はツーピースボールにもスリーピー
スボールにも使用することができる。
硬質で切傷抵抗性がある、例えばアイオノマー樹脂から
なる内層と、軟質の材料、例えばバラタまたはバラタと
他のエラストマーとのブレンドからなる外層とを有す
る。好ましくは、この外層はバラタおよび熱架橋性のエ
ラストマー、例えばポリブタジエンとのブレンドであ
る。このバラタおよびエラストマーはボールを成形する
際に、バラタ被覆のための通常のイオウおよびRR2結
晶架橋剤よりも、むしろ、亜鉛ジアクリレートのような
架橋剤および有機パーオキサイドのような架橋開始剤で
架橋される。この被覆の外層は、ボールが型から取り出
される時には完全に架橋している。そして、次の加工段
階が、サーリン被覆ボールにおけると同様の方法で行わ
れる。この被覆の内層は優れた切傷抵抗性を示し、かつ
外層はバラタ被覆の有する音、感触、およびスピン特性
を与える。この被覆はツーピースボールにもスリーピー
スボールにも使用することができる。
【0025】(図面の簡単な説明)図1は、本発明によ
り製造されたツーピースボールの断面図である。図2
は、本発明により製造されたスリーピースボールの断面
図である。図3および図4は、種々のバラタ被覆の硬化
比較を示す、レオリジーチャートである。
り製造されたツーピースボールの断面図である。図2
は、本発明により製造されたスリーピースボールの断面
図である。図3および図4は、種々のバラタ被覆の硬化
比較を示す、レオリジーチャートである。
【0026】
【実施例】本発明の被覆は2層に形成される−−内層は
ソリッドコアまたは巻回コアの上に形成され、外層は内
層の上に形成される。この内層は比較的に硬質の、切傷
抵抗性のある材料、例えばアイオノマー樹脂で形成さ
れ、外層は天然バラタ、合成バラタ、天然ゴム、ポリブ
タジエン、およびポリオクテニレンゴムからなる群から
選ばれたエラストマー質のまたはポリマー質の、比較的
に軟質の材料から形成される。高いトランス含量のポリ
オクテニレンゴムは、ドイツ国のヒュルス社から、ベス
テナマー(Vestenamer)として市販されている。好適な
ベステナマーの特別のグレードは、ベステナマー801
2およびベステナマー6213である。
ソリッドコアまたは巻回コアの上に形成され、外層は内
層の上に形成される。この内層は比較的に硬質の、切傷
抵抗性のある材料、例えばアイオノマー樹脂で形成さ
れ、外層は天然バラタ、合成バラタ、天然ゴム、ポリブ
タジエン、およびポリオクテニレンゴムからなる群から
選ばれたエラストマー質のまたはポリマー質の、比較的
に軟質の材料から形成される。高いトランス含量のポリ
オクテニレンゴムは、ドイツ国のヒュルス社から、ベス
テナマー(Vestenamer)として市販されている。好適な
ベステナマーの特別のグレードは、ベステナマー801
2およびベステナマー6213である。
【0027】内層として使用されるアイオノマーはデュ
ポン社のサーリン(Surlyn)およびエクソン社のアイオ
テック(Iotek)である。サーリンは米国特許第3,26
4,272号に記載されている。この特許に記載のよう
に、酸基を中和するために、ナトリウム、亜鉛、リチウ
ム、マグネシウム等の種々の金属イオンが使用されてい
る。このアイオノマー樹脂は、一般に硬度または剛性で
特徴づける3つのカテゴリー,−−標準、高弾性率、お
よび低弾性率に分類される。標準樹脂は、ASTM D
−790で測定した約2109〜3867kg/cm2(3
0,000〜55,000psi)の曲げ弾性率を有す
る。(標準樹脂は、米国特許第4,844,814号で
は”硬質サーリン”と呼ばれている。)高弾性率の樹脂
は約3867〜7030kg/cm2(55,000〜100,
000psi)の曲げ弾性率を有する。低弾性率の樹脂
は約197〜598kg/cm2(2800〜8500ps
i)の曲げ弾性率を有する。
ポン社のサーリン(Surlyn)およびエクソン社のアイオ
テック(Iotek)である。サーリンは米国特許第3,26
4,272号に記載されている。この特許に記載のよう
に、酸基を中和するために、ナトリウム、亜鉛、リチウ
ム、マグネシウム等の種々の金属イオンが使用されてい
る。このアイオノマー樹脂は、一般に硬度または剛性で
特徴づける3つのカテゴリー,−−標準、高弾性率、お
よび低弾性率に分類される。標準樹脂は、ASTM D
−790で測定した約2109〜3867kg/cm2(3
0,000〜55,000psi)の曲げ弾性率を有す
る。(標準樹脂は、米国特許第4,844,814号で
は”硬質サーリン”と呼ばれている。)高弾性率の樹脂
は約3867〜7030kg/cm2(55,000〜100,
000psi)の曲げ弾性率を有する。低弾性率の樹脂
は約197〜598kg/cm2(2800〜8500ps
i)の曲げ弾性率を有する。
【0028】内層に使用される特定の標準サーリン樹脂
は、8940(ナトリウム)、9910(亜鉛)、79
30(リチウム)等である。また特定のアイオテック樹
脂は、8000(ナトリウム)、8020(ナトリウ
ム)、8030(ナトリウム)、4000(亜鉛)、お
よび4010(亜鉛)等である。
は、8940(ナトリウム)、9910(亜鉛)、79
30(リチウム)等である。また特定のアイオテック樹
脂は、8000(ナトリウム)、8020(ナトリウ
ム)、8030(ナトリウム)、4000(亜鉛)、お
よび4010(亜鉛)等である。
【0029】低弾性率のアイオノマーは米国特許第4,
690,981号に記載され、軟化性コモノマーを記述
している。内層に使用される特定の低弾性率サーリンに
は、8120(ナトリウム)、8320(ナトリウ
ム)、および9320(亜鉛)等がある。
690,981号に記載され、軟化性コモノマーを記述
している。内層に使用される特定の低弾性率サーリンに
は、8120(ナトリウム)、8320(ナトリウ
ム)、および9320(亜鉛)等がある。
【0030】内層に使用される特定の高弾性率のサーリ
ンには、8220(ナトリウム)、8240(ナトリウ
ム)、9220(亜鉛)、およびAD−8181(リチ
ウム)等がある。
ンには、8220(ナトリウム)、8240(ナトリウ
ム)、9220(亜鉛)、およびAD−8181(リチ
ウム)等がある。
【0031】これらのアイオノマー樹脂は単独でまたは
他のアイオノマーとのブレンド、例えばナトリウム/亜
鉛アイオノマー、ナトリウム/リチウムアイオノマー、
亜鉛/リチウムアイオノマー、ナトリウム/亜鉛/リチ
ウムアイオノマーのブレンドで使用することができる。
異なった弾性率のアイオノマーのブレンド、例えば標準
/高弾性率アイオノマー、標準/低弾性率アイオノマ
ー、低/高弾性率アイオノマー、および低/標準/高弾
性率アイオノマーのブレンドで使用することができる。
他のアイオノマーとのブレンド、例えばナトリウム/亜
鉛アイオノマー、ナトリウム/リチウムアイオノマー、
亜鉛/リチウムアイオノマー、ナトリウム/亜鉛/リチ
ウムアイオノマーのブレンドで使用することができる。
異なった弾性率のアイオノマーのブレンド、例えば標準
/高弾性率アイオノマー、標準/低弾性率アイオノマ
ー、低/高弾性率アイオノマー、および低/標準/高弾
性率アイオノマーのブレンドで使用することができる。
【0032】外層の比較的に軟質のエラストマー材料
は、約1406〜1758kg/cm2(20,000〜25,
000psi)の曲げ弾性率を有し、ある特定例では、
1558〜1573kg/cm2(22,165〜22,379
psi)の曲げ弾性率を有していた。
は、約1406〜1758kg/cm2(20,000〜25,
000psi)の曲げ弾性率を有し、ある特定例では、
1558〜1573kg/cm2(22,165〜22,379
psi)の曲げ弾性率を有していた。
【0033】外層は好ましくはバラタおよび1以上の熱
架橋性のエラストマーのブレンドを包含する。このバラ
タは天然または合成のバラタまたはそれらのブレンドで
もよい。熱架橋性エラストマーは、これまでゴルフボー
ルのコア成分として使用されてきたもの、例えば米国特
許第3,784,209号、第4,065,537号、第
4,266,772号、第4,483,537号、第4,6
83,257号、第4,688,801号、第4,714,
253号、および第4,715,607号に記載のもの等
であってもよい。
架橋性のエラストマーのブレンドを包含する。このバラ
タは天然または合成のバラタまたはそれらのブレンドで
もよい。熱架橋性エラストマーは、これまでゴルフボー
ルのコア成分として使用されてきたもの、例えば米国特
許第3,784,209号、第4,065,537号、第
4,266,772号、第4,483,537号、第4,6
83,257号、第4,688,801号、第4,714,
253号、および第4,715,607号に記載のもの等
であってもよい。
【0034】これらの特許に記載のように、好適な架橋
性エラストマーとしては、ブタジエン。イソプレンまた
はクロロプレンのホモポリマー、コポリマー、ターポリ
マー等がある。好適には、このエラストマーはシス構造
を少なくとも40%有する1,4-ポリブタジエンであ
る。最も好適には、このポリブタジエンゴムは少なくと
も90%、さらに好適には少なくとも95%のシス1,
4-結合を有するものである。もし所望ならば、天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレン/ブタジエンゴム、
等をポリブタジエンゴムにブレンドしてもよい。他の好
適なエラストマーは、高いトランス含有量のポリオクテ
ニレンゴムである。
性エラストマーとしては、ブタジエン。イソプレンまた
はクロロプレンのホモポリマー、コポリマー、ターポリ
マー等がある。好適には、このエラストマーはシス構造
を少なくとも40%有する1,4-ポリブタジエンであ
る。最も好適には、このポリブタジエンゴムは少なくと
も90%、さらに好適には少なくとも95%のシス1,
4-結合を有するものである。もし所望ならば、天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレン/ブタジエンゴム、
等をポリブタジエンゴムにブレンドしてもよい。他の好
適なエラストマーは、高いトランス含有量のポリオクテ
ニレンゴムである。
【0035】架橋剤は1または1以上の不飽和脂肪酸ま
たはモノカルボン酸の金属塩、とくにアクリル酸および
メタクリル酸の亜鉛、カルシウムまたはマグネシウム塩
である。亜鉛ジアクリレート、亜鉛アクリレート、およ
び亜鉛メタクリレートはとくに好適である。
たはモノカルボン酸の金属塩、とくにアクリル酸および
メタクリル酸の亜鉛、カルシウムまたはマグネシウム塩
である。亜鉛ジアクリレート、亜鉛アクリレート、およ
び亜鉛メタクリレートはとくに好適である。
【0036】公知の多数の架橋開始剤のいずれでも使用
することができる。これらの開始剤は遊離基を提供する
もので、種々の有機パーオキサイド、例えばケイ酸カル
シウム上のジクミルパーオキサイド、n−ブチル−4,
4−ビス(t-ブチルパーオキシ)バレレート(これは
アール ティ バンダービルト社よりバロックス230X
L)として入手できる。好適な架橋剤および架橋開始剤
は、ポリブタジエンコアを記述した前述の特許の中に記
載されている。
することができる。これらの開始剤は遊離基を提供する
もので、種々の有機パーオキサイド、例えばケイ酸カル
シウム上のジクミルパーオキサイド、n−ブチル−4,
4−ビス(t-ブチルパーオキシ)バレレート(これは
アール ティ バンダービルト社よりバロックス230X
L)として入手できる。好適な架橋剤および架橋開始剤
は、ポリブタジエンコアを記述した前述の特許の中に記
載されている。
【0037】バラタは好適には、被覆の外層の全ポリマ
ー含量の25〜99%存在する。残りのポリマー含量、
すなわち75〜1%は好適には高いシス含量のポリブタ
ジエンであるが、他の好適な架橋性エラストマー、例え
ば天然ゴム、ベステナマー等も所望によりブレンドする
ことができる。
ー含量の25〜99%存在する。残りのポリマー含量、
すなわち75〜1%は好適には高いシス含量のポリブタ
ジエンであるが、他の好適な架橋性エラストマー、例え
ば天然ゴム、ベステナマー等も所望によりブレンドする
ことができる。
【0038】架橋剤の量は一般に、外層の全ポリマー量
の20〜50重量部、好適には35〜45重量部であ
る。
の20〜50重量部、好適には35〜45重量部であ
る。
【0039】架橋開始剤の量は、外層の全ポリマー量の
3/4から3−1/2重量部であり、好適には約2から
2−1/2重量部である。
3/4から3−1/2重量部であり、好適には約2から
2−1/2重量部である。
【0040】好適なフィラー、例えば酸化亜鉛は被覆の
内層にも外層にも添加することができる。酸化亜鉛はフ
ィラーや重量調節剤として働くだけでなく、また架橋に
も寄与する。他の通常の成分、例えば酸化チタンおよび
ウルトラマリンブルー等もまた包含することができる。
内層にも外層にも添加することができる。酸化亜鉛はフ
ィラーや重量調節剤として働くだけでなく、また架橋に
も寄与する。他の通常の成分、例えば酸化チタンおよび
ウルトラマリンブルー等もまた包含することができる。
【0041】図1は、ツーピースゴルフボール(10)
を示し、これにはソリッドコア(11)および被覆(1
2)があり、これはまた1または1以上のアイオノマー
樹脂の比較的に硬質の内層(13)、およびポリマー物
質の比較的に軟質の外層(14)を有する。このソリッ
ドコアは通常の方法で製造することができる。
を示し、これにはソリッドコア(11)および被覆(1
2)があり、これはまた1または1以上のアイオノマー
樹脂の比較的に硬質の内層(13)、およびポリマー物
質の比較的に軟質の外層(14)を有する。このソリッ
ドコアは通常の方法で製造することができる。
【0042】図2はスリーピースゴルフボール(16)
を示し、これには巻回コア(17)があり、これはセン
ター(18)および弾性糸の巻回層(19)からなる。
このような巻回層もまた従来のものである。被覆(2
0)は1または1以上の前述のアイオノマー樹脂の比較
的に硬質の内層(21)および前述のポリマー物質の比
較的に軟質の外層(22)を包含する。
を示し、これには巻回コア(17)があり、これはセン
ター(18)および弾性糸の巻回層(19)からなる。
このような巻回層もまた従来のものである。被覆(2
0)は1または1以上の前述のアイオノマー樹脂の比較
的に硬質の内層(21)および前述のポリマー物質の比
較的に軟質の外層(22)を包含する。
【0043】ツーピースボールでもスリーピースボール
でも、コアの直径は約2.54〜3.81cm(1.00
0〜1.500インチ)の間であってよい。内層の厚さ
は約0.0635〜0.73025cm(0.0250〜
0.2875インチ)であり、コアと内層の全直径が約
3.937〜4.0386cm(1.550〜1.590イ
ンチ)となるようにしてよい。外層の厚さは0.114
3〜0.1651cm(0.0450〜0.0650イン
チ)で全ボールの直径が4.2672cm(1.680イ
ンチ)の範囲であってもよい。好適な寸法は、コア直径
が3.81cm(1.500インチ)、内層厚さが0.0
9398cm(0.037インチ)(内層直径4.000
5cm、1.575インチ)、および外層厚さが0.13
335cm(0.0525インチ)(全ボール直径は4.
2672cm、1.680インチ)である。
でも、コアの直径は約2.54〜3.81cm(1.00
0〜1.500インチ)の間であってよい。内層の厚さ
は約0.0635〜0.73025cm(0.0250〜
0.2875インチ)であり、コアと内層の全直径が約
3.937〜4.0386cm(1.550〜1.590イ
ンチ)となるようにしてよい。外層の厚さは0.114
3〜0.1651cm(0.0450〜0.0650イン
チ)で全ボールの直径が4.2672cm(1.680イ
ンチ)の範囲であってもよい。好適な寸法は、コア直径
が3.81cm(1.500インチ)、内層厚さが0.0
9398cm(0.037インチ)(内層直径4.000
5cm、1.575インチ)、および外層厚さが0.13
335cm(0.0525インチ)(全ボール直径は4.
2672cm、1.680インチ)である。
【0044】(実施例 I)2層の被覆を有する2種類
のソリッドコアの組成物は、以下の表5のような組成で
あった。一方のコアは90コンプレッションと称するゴ
ルフボールに使用され、他方のコアは100コンプレッ
ションと称するゴルフボールに使用された。
のソリッドコアの組成物は、以下の表5のような組成で
あった。一方のコアは90コンプレッションと称するゴ
ルフボールに使用され、他方のコアは100コンプレッ
ションと称するゴルフボールに使用された。
【0045】
【表5】 表 5 コアの組成(重量部) 90コンプレッション 100コンプレッション ポリブタジエンゴム 95.00 95.00 ベステナマー8012 5.00 5.00 酸化亜鉛 12.20 11.10 亜鉛ジアクリレート 35.00 38.00 酸化防止剤 0.80 0.80 パーオキサイド(Luperco 101XL) 0.80 0.80 液状モノマーSR-351(TMPTA) 5.00 5.00 合計 153.80 156.80
【0046】酸化防止剤は2,2'-メチレンビス(4-メ
チル-6-t-ブチルフェノール)で、アール ティー バ
ンダービルド社から、バノックスMBPCとして市販されて
いるものである。パーオキサイドは有機パーオキサイド
で、アトケム社のものである。液状モノマーはトリメチ
ロールプロパン トリアクリレートであり、サートマー
社のものである。
チル-6-t-ブチルフェノール)で、アール ティー バ
ンダービルド社から、バノックスMBPCとして市販されて
いるものである。パーオキサイドは有機パーオキサイド
で、アトケム社のものである。液状モノマーはトリメチ
ロールプロパン トリアクリレートであり、サートマー
社のものである。
【0047】コアを通常の方法で製造した: 1.コアゴム組成物を混合 2.混練し粗塊を予備成形 3.コアの成形 4.研磨しサイズ調節 被覆の内層の組成は次の表6のとおりである。
【0048】
【表6】 表 6 内層の組成(重量部) アイオノマーのタイプ ブレンド比 ナトリウム−サーリン8940 75% 亜鉛 −サーリン9910 25%
【0049】内層は次の2つの方法のどちらかで成形さ
れる。 1.ソリッドコアの上にアイオノマーを射出成形する通
常の方法で、コアの上に射出成形する。 2.半殻体を射出成形し、これをコアの上におき、内層
をコアの上に加圧成形する。 どちらかの方法で内層の成形が完了したら、最終被覆成
形の前に表面を研磨して所望のサイズ、4.0005c
m(1.575インチ)にする。被覆の外層の組成は次
の表7のとおりである。
れる。 1.ソリッドコアの上にアイオノマーを射出成形する通
常の方法で、コアの上に射出成形する。 2.半殻体を射出成形し、これをコアの上におき、内層
をコアの上に加圧成形する。 どちらかの方法で内層の成形が完了したら、最終被覆成
形の前に表面を研磨して所望のサイズ、4.0005c
m(1.575インチ)にする。被覆の外層の組成は次
の表7のとおりである。
【0050】
【表7】 表 7 外層の組成(重量部) トランス ポリイソプレン(TP-301) 60.00 ポリブタジエン 40.00 酸化亜鉛 5.00 TiO2 17.00 ウルトラマリンブルーカラー 0.50 亜鉛ジアクリレート 35.00 パーオキサイド(Varox 230XL) 2.50 合計 160.00
【0051】ウルトラマリンブルーはブルーのトナーで
あり被覆の白色を強調するために使用され、ウイタッカ
ー社のものである。
あり被覆の白色を強調するために使用され、ウイタッカ
ー社のものである。
【0052】この被覆の外層は通常の混合および成形方
法で作られる。組成物の各成分は2本ロールミルのよう
なミルで混合されてスラブとする。このスラブは半球状
の半殻体に射出成形する前に、ダイサーにかけて四角片
状にする。この半殻体は加圧成形機内のボールの内層の
上におき、相互におよび内層と融着させる。加圧成形は
約121〜177℃(250〜3500F)で約5〜10
分間行う。この成形温度でエラストマーが架橋し、ボー
ルが加圧成形機から取り出されるときには、完全に架橋
している。この外層組成物はまた、通常の射出成形によ
り内層のまわりに成形することができる。
法で作られる。組成物の各成分は2本ロールミルのよう
なミルで混合されてスラブとする。このスラブは半球状
の半殻体に射出成形する前に、ダイサーにかけて四角片
状にする。この半殻体は加圧成形機内のボールの内層の
上におき、相互におよび内層と融着させる。加圧成形は
約121〜177℃(250〜3500F)で約5〜10
分間行う。この成形温度でエラストマーが架橋し、ボー
ルが加圧成形機から取り出されるときには、完全に架橋
している。この外層組成物はまた、通常の射出成形によ
り内層のまわりに成形することができる。
【0053】図3に示すレオロジーチャートによれば、
架橋剤はポリブタジエンばかりでなく、バラタにも架橋
を起こし、成形操作後には組成物は十分架橋されている
ことがわかる。このレオロジーチャートはモンサント
ダイ レオメーターMDR2000(モンサント インス
ツルメント社)により調製された。このレオメーターは
ゴムの架橋特性を測定するのに使用され、架橋時間また
は加硫の程度の関数としての反応トルクを測定する。架
橋は148.9℃(3000F)でなされた。
架橋剤はポリブタジエンばかりでなく、バラタにも架橋
を起こし、成形操作後には組成物は十分架橋されている
ことがわかる。このレオロジーチャートはモンサント
ダイ レオメーターMDR2000(モンサント インス
ツルメント社)により調製された。このレオメーターは
ゴムの架橋特性を測定するのに使用され、架橋時間また
は加硫の程度の関数としての反応トルクを測定する。架
橋は148.9℃(3000F)でなされた。
【0054】図3は次の外層組成物を比較する。 EXG24−60: 表4より EXG24−71: EXG24−60と同じだがポリ
ブタジエンなし(100%TP301) EXG24−58: EXG24−60と同じだがポリ
ブタジエンとパーオキサイドなし
ブタジエンなし(100%TP301) EXG24−58: EXG24−60と同じだがポリ
ブタジエンとパーオキサイドなし
【0055】
【表8】 表 8 EXG24−60 トランスポリイソプレンTP-301 84.00 ポリブタジエン 16.00 ZnO 13.00 ZDA 35.00 TiO2 17.00 ウルトラマリンーンブルー 0.50 パーオキサイド(Varox 230XL) 2.50 合計 168.00
【0056】パーオキサイドのないEXG24−58は
非常に悪い架橋特性を示した。他の2つの配合は同じよ
うなカーブであり、バラタおよびポリブタジエンを含有
する組成物は、バラタのみでポリブタジエンを有しない
組成物と同じように架橋性であることを示している。
非常に悪い架橋特性を示した。他の2つの配合は同じよ
うなカーブであり、バラタおよびポリブタジエンを含有
する組成物は、バラタのみでポリブタジエンを有しない
組成物と同じように架橋性であることを示している。
【0057】図4は表9に示す3つの外層組成物を比較
するレオロジーチャートである。
するレオロジーチャートである。
【0058】
【表9】 表 9 EXG24-78 EXG24-77 EXG24-76 トランスポリイソプレン 84.00 84.00 84.00 天然ゴム 16.00 16.00 16.00 ZnO 13.00 13.00 13.00 TiO2 17.00 17.00 17.00 ウルトラマリンブルー 0.20 0.20 0.20 ステアリン酸 0.26 0.26 0.26 チオゾール促進剤 0.26 0.26 0.26 硫黄 1.20 1.20 − RR−2結晶 1.50 − − 合計 133.42 131.92 130.72
【0059】EXG24−78は、従来のイオウ加硫さ
れ、ボールを表1の15番のステップによりアルコール
/RR2結晶溶液でソーキングするバラタ被覆と同じで
ある。しかしながら、この組成物をMDR2000レオ
メーターで試験するために、RR2結晶はこの組成物に
は包含させなかった。
れ、ボールを表1の15番のステップによりアルコール
/RR2結晶溶液でソーキングするバラタ被覆と同じで
ある。しかしながら、この組成物をMDR2000レオ
メーターで試験するために、RR2結晶はこの組成物に
は包含させなかった。
【0060】EXG24−77の配合はEXG24−7
8と同じだが、RR2結晶は除外した。EXG24−7
6の配合はEXG24−78と同じだが、イオウおよび
RR2結晶を除外した。
8と同じだが、RR2結晶は除外した。EXG24−7
6の配合はEXG24−78と同じだが、イオウおよび
RR2結晶を除外した。
【0061】図4に示されるバラタ組成物と図3に示さ
れる亜鉛ジアクリレートおよびパーオキサイドで架橋さ
れる新しいバラタ組成物の架橋レオロジーの差異は顕著
である。図4の組成物のレオロジー物理特性は、図3の
それに比較して非常に低く、図4のスケールは0〜10
0トルクから0〜5トルクに変更せねばならなかった程
である。図3のEXG24−60の配合の被覆組成物
は、図4のEXG24−78の配合よりも非常に高いト
ルクを有する。また、EXG24−78のレオロジー架
橋カーブは転換しており、EXG24−60のカーブは
品質的にフラットである。
れる亜鉛ジアクリレートおよびパーオキサイドで架橋さ
れる新しいバラタ組成物の架橋レオロジーの差異は顕著
である。図4の組成物のレオロジー物理特性は、図3の
それに比較して非常に低く、図4のスケールは0〜10
0トルクから0〜5トルクに変更せねばならなかった程
である。図3のEXG24−60の配合の被覆組成物
は、図4のEXG24−78の配合よりも非常に高いト
ルクを有する。また、EXG24−78のレオロジー架
橋カーブは転換しており、EXG24−60のカーブは
品質的にフラットである。
【0062】本発明のバラタ含有外層組成物は成形後十
分架橋されるので、ゴルフボールはサーリン被覆ボール
と同じようにして処理されることができる。したがっ
て、それ以降の操作が非常に容易になり、ボールの全体
のコストを低下させることができる。本発明によりスリ
ーピースボールおよびツーピースボールを製造するステ
ップは表10および表11に示され、これらの製造ステ
ップは表1〜3までに記述されたステップと比較するこ
とができる。
分架橋されるので、ゴルフボールはサーリン被覆ボール
と同じようにして処理されることができる。したがっ
て、それ以降の操作が非常に容易になり、ボールの全体
のコストを低下させることができる。本発明によりスリ
ーピースボールおよびツーピースボールを製造するステ
ップは表10および表11に示され、これらの製造ステ
ップは表1〜3までに記述されたステップと比較するこ
とができる。
【0063】
【表10】 表 10新しいスリーピースプロセス 1.センター用ゴム組成物の混合 2.混練および粗塊の予備成形 3.センターの成形 4.センターのバリ取り 5.耐熱性糸でセンターを巻回する 6.カバーの内側層のための半殻体の射出成形 7.コア上に内側層の半殻体の設置 8.コア上に内側層の半殻体の加圧成形 9.もし必要ならば、内側のカバー表面を研磨しサイズ
調整 10.外側層の半殻体の射出成形 11.成形された内側層上に外側層の半殻体の設置 12.ボールを加圧成形 13.パーティングラインのバフ掛け 14.ボールを振動して仕上げ 15.プライマー掛け 16.ロゴの印刷 17.クリアートップコート 18.検査および包装
調整 10.外側層の半殻体の射出成形 11.成形された内側層上に外側層の半殻体の設置 12.ボールを加圧成形 13.パーティングラインのバフ掛け 14.ボールを振動して仕上げ 15.プライマー掛け 16.ロゴの印刷 17.クリアートップコート 18.検査および包装
【0064】
【表11】 表 11新しいツーピースプロセス 1.センター用ゴム組成物の混合 2.混練および粗塊の予備成形 3.コアの成形 4.コアをセンタレス研磨してサイズ調節 5.コアの回りのカバーのサーリン内側層の射出成形あ
るいは内側カバー層のための半殻体の射出成形後、コア
の回りの半殻体の加圧成形 6.もし必要ならば、内側カバー表面を研磨しサイズ調
節 7.カバーの外側層の半殻体の射出成形 8.成形された内側層上に外側層の半殻体の設置 9.内側層上に外側層の半殻体の加圧成形 10.パーティングラインのバフ掛け 11.ボールを振動して仕上げ 12.プライマー掛け 13.ロゴの印刷 14.クリアーコートの適用 15.検査および包装 注)カバーの外側層は、さらに従来の射出成形技術を用
いて外側層上を射出成形され得る。
るいは内側カバー層のための半殻体の射出成形後、コア
の回りの半殻体の加圧成形 6.もし必要ならば、内側カバー表面を研磨しサイズ調
節 7.カバーの外側層の半殻体の射出成形 8.成形された内側層上に外側層の半殻体の設置 9.内側層上に外側層の半殻体の加圧成形 10.パーティングラインのバフ掛け 11.ボールを振動して仕上げ 12.プライマー掛け 13.ロゴの印刷 14.クリアーコートの適用 15.検査および包装 注)カバーの外側層は、さらに従来の射出成形技術を用
いて外側層上を射出成形され得る。
【0065】表1のステップ5および10〜25は、表
10、11の新技術の使用により削除された。旧プロセ
スのバラタ被覆に使用される30ステップは、スリーピ
ースボールでは18ステップとなり、ツーピースボール
では15ステップとなった。
10、11の新技術の使用により削除された。旧プロセ
スのバラタ被覆に使用される30ステップは、スリーピ
ースボールでは18ステップとなり、ツーピースボール
では15ステップとなった。
【0066】実施例1により調製されたボール(100
コンプレッション)をドライバー、5番アイアン、ピッ
チングウェッジを使用する自動ヒッティングマシーンで
テストした。本発明のボールは一般的なバラタ被覆スリ
ーピースボールであるタイトリストツアー100と比較
した。飛翔テストの結果を表12に示す。
コンプレッション)をドライバー、5番アイアン、ピッ
チングウェッジを使用する自動ヒッティングマシーンで
テストした。本発明のボールは一般的なバラタ被覆スリ
ーピースボールであるタイトリストツアー100と比較
した。飛翔テストの結果を表12に示す。
【0067】
【表12】 表 12 ハードドライバー 7度発射角 キャリー 差 合計 差 タイトリストツアー100バラタ 251.0 基準 268.7 基準 実施例1のボール 252.3 +1.3 272.2 +3.5 ハードドライバー 9度発射角 キャリー 差 合計 差 タイトリストツアー100バラタ 250.5 基準 258.7 基準 実施例1のボール 254.0 +3.5 263.7 +7.6 ハードドライバー 11度発射角 キャリー 差 合計 差 タイトリストツアー100バラタ 249.6 基準 255.0 基準 実施例1のボール 255.0 +5.3 262.6 +7.6 5番アイアン タイトリストツアー100バラタ 166.6 基準 183.8 基準 実施例1のボール 167.1 +0.5 182.0 -1.8 ピッチングウエッジ タイトリストツアー100バラタ 102.6 基準 107.9 基準 実施例1のボール 103.0 +0.4 106.8 -1.1
【0068】この比較飛翔テストによると、本発明のボ
ールはタイトリスト100ボールよりも、ドライバーの
発射角度7、9、11度で長く飛んでいる。また本発明
のボールは5番アイアンおよびウェッジではほぼ同じで
あった。
ールはタイトリスト100ボールよりも、ドライバーの
発射角度7、9、11度で長く飛んでいる。また本発明
のボールは5番アイアンおよびウェッジではほぼ同じで
あった。
【0069】実施例1により調製されたボール(100
コンプレッション)を、ウィルソンスポーティング グ
ッズ社の標準切傷抵抗性試験にかけた。この試験はツル
ーテンパードライビングマシーンで行った。使用クラブ
はピッチングウェッジであった。それぞれのタイプの6
個のボールを、センターライン(方向はランダム)の1
/4インチ上で標準クラブヘッドスピードで1回ヒット
した。その後ボールを検査し、次のようにグレードづけ
をした。
コンプレッション)を、ウィルソンスポーティング グ
ッズ社の標準切傷抵抗性試験にかけた。この試験はツル
ーテンパードライビングマシーンで行った。使用クラブ
はピッチングウェッジであった。それぞれのタイプの6
個のボールを、センターライン(方向はランダム)の1
/4インチ上で標準クラブヘッドスピードで1回ヒット
した。その後ボールを検査し、次のようにグレードづけ
をした。
【0070】 ファクター 内容 10 マークが見えない 9 マークを見いだすために検査が必要 8 くぼみが見える 7 つめが刺さる感じ−切断なし 6 つめが差し込める−切断あり 5 コアまでつめが差し込める−コアは見えない 4 コアが見える−コアの切断なし 3 コアの僅かな切断 2 深いコアの切断 1 コアの破壊
【0071】6個のボールのファクターを平均し総合フ
ァクターを得た。このゴルフボールは他の切傷抵抗性が
分かっているボールと比較して評価された。実施例1で
製造された本発明のボールは、タイトリストツアー10
0、スポールディングツアーエディション100(軟質
アイオノマー被覆)およびウルトラ(硬質サーリン被
覆)と比較された。切傷抵抗性の比較結果を表13に示
す。
ァクターを得た。このゴルフボールは他の切傷抵抗性が
分かっているボールと比較して評価された。実施例1で
製造された本発明のボールは、タイトリストツアー10
0、スポールディングツアーエディション100(軟質
アイオノマー被覆)およびウルトラ(硬質サーリン被
覆)と比較された。切傷抵抗性の比較結果を表13に示
す。
【0072】
【表13】 表 13 ボール名 切傷抵抗性ファクター タイトリストツアー100バラタ 4.8 スポルディングツアーエディション100 6.2 ウルトラ 7.3 実施例1のボール 7.0
【0073】上記のデータより、本発明のボールは、タ
イトリストツアー100よりも非常に切傷抵抗性が高
く、ツアーエディションボールよりもやや良好であり、
硬質サーリンウルトラとほぼ互角であることが分かる。
イトリストツアー100よりも非常に切傷抵抗性が高
く、ツアーエディションボールよりもやや良好であり、
硬質サーリンウルトラとほぼ互角であることが分かる。
【0074】以上の本明細書の記述中の具体例は説明の
ためになされたものであり、本発明の精神を逸脱しない
限り、当業者により本発明の範囲内で変更され得るもの
である。
ためになされたものであり、本発明の精神を逸脱しない
限り、当業者により本発明の範囲内で変更され得るもの
である。
【0075】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、省
略された工程と低コストで、飛翔性や切傷抵抗性に優れ
たゴルフボールを提供することができる。
略された工程と低コストで、飛翔性や切傷抵抗性に優れ
たゴルフボールを提供することができる。
【図1】本発明により製造されたツーピースボールの断
面図である。
面図である。
【図2】本発明により製造されたスリーピースボールの
断面図である。
断面図である。
【図3】種々のバラタの被覆の硬化比較を示すレオロジ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】種々のバラタの被覆の硬化比較を示すレオロジ
ーチャートである。
ーチャートである。
10 ツーピースボール 11 ソリッドコア 12 被覆 13 比較的硬質の内層 14 比較的軟質の外層 16 スリーピースボール 17 巻回コア 18 センター 19 弾性糸巻回層 20 被覆 21 比較的硬質の内層 22 比較的軟質の外層
Claims (27)
- 【請求項1】 コアおよび被覆を有するゴルフボールに
おいて、該被覆は該コアの上に成形された樹脂の内層と
該内層の上に成形された外層からなり、該内層は98
4.2〜7030kg/cm2(14.000〜100.0
00psi)の曲げ弾性率を有し、該外層は天然バラ
タ、合成バラタ、天然ゴム、ポリブタジエンおよびポリ
オクテニレンゴムからなる群から選ばれる物質からなる
ゴルフボール。 - 【請求項2】 内層の樹脂がアイオノマーである請求項
1に記載のゴルフボール。 - 【請求項3】 外層の物質が天然または合成バラタおよ
びポリブタジエンのブレンドである請求項2に記載のゴ
ルフボール。 - 【請求項4】 外層が外層の樹脂の全重量の25〜99
%の天然または合成バラタを含有する、請求項1に記載
のゴルフボール。 - 【請求項5】 コアの直径が2.54〜3.81cm
(1.000〜1.500インチ)であり、内層の厚さが
0.0635〜0.7303cm(0.0250〜0.28
75インチ)であり、外層の厚さが0.1143〜1.6
51cm(0.045〜0.650インチ)であり、そし
てゴルフボールの直径が少なくとも4.2672cm
(1.680インチ)である請求項1に記載のゴルフボ
ール。 - 【請求項6】 コアの直径が3.81cm(1.500イ
ンチ)、内層の厚さが0.0953cm(0.0375イ
ンチ)、外層の厚さが0.13335cm(0.0525
インチ)、そしてゴルフボールの直径が4.2672c
m(1.680インチ)である、請求項5に記載のゴル
フボール。 - 【請求項7】 コアおよび被覆を有するゴルフボールに
おいて、該被覆は該コアの上に成形された樹脂の内層と
該内層の上に成形された外層からなり、該外層は以下の
組成物から成形されているゴルフボール: a)天然または合成バラタ; b)不飽和脂肪酸の金属塩で架橋可能なエラストマー; c)架橋剤としての不飽和脂肪酸の金属塩;および d)遊離基を提供する架橋開始剤。 - 【請求項8】 外層のエラストマーがポリブタジエンお
よびポリオクテニレンからなる群から選ばれる請求項7
に記載のゴルフボール。 - 【請求項9】 外層の天然または合成バラタが外層のポ
リマーの全重量の25〜99%存在し、架橋可能なエラ
ストマーが外層のポリマーの全重量の1〜75%存在す
る、請求項7に記載のゴルフボール。 - 【請求項10】 外層の架橋剤がカルシウムおよびマグ
ネシウムからなる金属塩より選ばれる、請求項7に記載
のゴルフボール。 - 【請求項11】 外層の架橋剤が不飽和モノカルボン酸
の亜鉛、カルシウム、マグネシウム塩からなる群から選
ばれる、請求項7に記載のゴルフボール。 - 【請求項12】 外層の架橋開始剤が有機パーオキサイ
ドである、請求項7に記載のゴルフボール。 - 【請求項13】 コアがソリッドコアである請求項7に
記載のゴルフボール。 - 【請求項14】 コアがセンターおよびセンターの上の
エラストマー巻回を含むツーピースコアである、請求項
7に記載のゴルフボール。 - 【請求項15】 外層の架橋性エラストマーがポリブタ
ジエンである、請求項7に記載のゴルフボール。 - 【請求項16】 ポリブタジエンがシス含量が少なくと
も40%以上のシス1,4ポリブタジエンである、請求
項7に記載のゴルフボール。 - 【請求項17】 コアの直径が2.54〜3.81cm
(1.000〜1.500インチ)であり、内層の厚さが
0.0635〜0.7303cm(0.0250〜0.28
75インチ)であり、外層の厚さが0.1143〜1.6
51cm(0.0450〜0.650インチ)であり、そ
してゴルフボールの直径が少なくとも4.2672cm
(1.680インチ)である、請求項5に記載のゴルフ
ボール。 - 【請求項18】 コアの直径が3.81cm(1.500
インチ)、内層の厚さが0.0953cm(0.0375
インチ)、外層の厚さが0.1334cm(0.0525
インチ)、そしてゴルフボールの直径が4.2672c
m(1.680インチ)である、請求項17に記載のゴ
ルフボール。 - 【請求項19】 コアおよび被覆を有するゴルフボール
において、該被覆は該コアの上に成形された樹脂の内層
と該内層の上に成形された外層からなり、該外層は以下
の組成物から成形されているゴルフボール: a)25〜99重量部の天然または合成バラタ; b)1〜75重量部の不飽和脂肪酸の金属塩で架橋可能
なエラストマー; c)20〜50重量部の架橋剤としての不飽和脂肪酸の
金属塩;および d)3/4〜3−1/2重量部の遊離基を提供する架橋
開始剤。 - 【請求項20】 架橋可能なエラストマーがポリブタジ
エンである、請求項19に記載のゴルフボール。 - 【請求項21】 ポリブタジエンがシス含量が少なくと
も40%のシス1,4ポリブタジエンである、請求項2
0に記載のゴルフボール。 - 【請求項22】 コアの直径が2.54〜3.81cm
(1.000〜1.500インチ)であり、内層の厚さが
0.0635〜0.7303cm(0.0250〜0.28
75インチ)であり、外層の厚さが0.1143〜1.6
51cm(0.0450〜0.650インチ)であり、そ
してゴルフボールの直径が少なくとも4.2672cm
(1.680インチ)である、請求項19に記載のゴル
フボール。 - 【請求項23】 コアの直径が3.81cm(1.500
インチ)、内層の厚さが0.0953cm(0.0375
インチ)、外層の厚さが0.1334cm(0.0525
インチ)、そしてゴルフボールの直径が4.2672c
m(1.680インチ)である、請求項22に記載のゴ
ルフボール。 - 【請求項24】 次のステップを包含するゴルフボール
の製造方法: a)球状のコアを成形する; b)コアの上にアイオノマー樹脂を成形し第1の被覆層
を形成する; c)バラタ、架橋可能なエラストマー、架橋剤としての
不飽和脂肪酸の金属塩、および遊離基を提供する架橋開
始剤の組成物のブレンドを作る;そして d)該ブレンドされた組成物を第1の層の上に成形して
第2の層を成形し、架橋可能なエラストマーを架橋す
る。 - 【請求項25】 ブレンドされた組成物の成形は121
〜177℃(250〜3500F)で5〜10分間なされ
る、請求項24に記載のゴルフボールの製造方法。 - 【請求項26】 コアの直径が2.54〜3.81cm
(1.000〜1.500インチ)であり、第1の被覆層
の厚さが0.0635〜0.7303cm(0.0250
〜0.2875インチ)であり、第2の被覆層の厚さが
0.1143〜1.651cm(0.0450〜0.650
インチ)である、請求項24に記載のゴルフボールの製
造方法。 - 【請求項27】 コアの直径が3.81cm(1.500
インチ)、第1の被覆層の厚さが0.0953cm(0.
0375インチ)、第2の被覆層の厚さが0.1334
cm(0.0525インチ)、である、請求項26に記
載のゴルフボールの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/905,895 US5314187A (en) | 1991-07-26 | 1992-06-29 | Golf ball with improved cover |
US07/905895 | 1992-06-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218078A true JPH06218078A (ja) | 1994-08-09 |
JP2634554B2 JP2634554B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=25421649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5159791A Expired - Fee Related JP2634554B2 (ja) | 1992-06-29 | 1993-06-29 | 改良された被覆を有するゴルフボール |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5314187A (ja) |
EP (1) | EP0577058B1 (ja) |
JP (1) | JP2634554B2 (ja) |
KR (1) | KR940005297A (ja) |
AU (1) | AU658750B2 (ja) |
CA (1) | CA2099345A1 (ja) |
DE (1) | DE69314236T2 (ja) |
NZ (1) | NZ248023A (ja) |
TW (1) | TW275588B (ja) |
ZA (1) | ZA934642B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6739986B2 (en) | 2000-09-11 | 2004-05-25 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
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US5873796A (en) * | 1990-12-10 | 1999-02-23 | Acushnet Company | Multi-layer golf ball comprising a cover of ionomer blends |
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