JPH0621646A - 薄板配線板の半田付け方法およびその半田付け装置 - Google Patents

薄板配線板の半田付け方法およびその半田付け装置

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JPH0621646A
JPH0621646A JP17728992A JP17728992A JPH0621646A JP H0621646 A JPH0621646 A JP H0621646A JP 17728992 A JP17728992 A JP 17728992A JP 17728992 A JP17728992 A JP 17728992A JP H0621646 A JPH0621646 A JP H0621646A
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heater
solder
soldering
thin
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JP17728992A
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Hiromi Kikuchi
広実 菊地
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/363Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、薄板配線板の半田付け方法お
よびその半田付け装置に関し、薄板配線板を焼損するこ
となく半田付けさせることにある。 【構成】 薄板配線板5と厚板配線板31の配線パ
ターン6,33同士を対向させ該パターン同士間をヒー
タ加熱によって半田付けする半田付け方法であって、上
記厚板配線板31の配線パターン33の露出された部分
Hをヒータ11によって加熱することで上記両者を半田
付けするようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板配線板と厚板配線
板の配線パターン同士を対向させて該パターン同士間を
ヒータ加熱によって半田付けする半田付け方法およびそ
の半田付け装置に関する。
【0002】電子部品の搭載された厚板の配線板を、た
とえば他の配線板と配線接続する必要がある場合、多数
本の絶縁被覆された導体ワイヤの配線材を用いて個々に
配線接続するか、配線材の集合体を用いて一括接続する
ことは必要に応じて選択的に実施されることである。
【0003】一方、着脱可能に接続するにはコネクタが
用いられるが、永久的な接続には半田付けによる接続が
なされる。本発明は配線材の集合体を用いた半田付け接
続に関するものである。
【0004】図7の(a)図に示されるように、プリン
ト板でなる配線板1に各種電子部品2を半田付け実装
し、この配線板1を他の配線板3などと複数の配線材で
配線接続するためにフイルム状のごく薄く柔軟な合成樹
脂板に配線パターンの形成された接続用のプリント配線
板(フレキシブルプリント板)5を用い、これらの配線
パターン同士を半田付けして回路接続を行なう。
【0005】この接続部分は(b)図の部分斜視図に示
されるような薄板配線板5の配線パターン6とこの薄板
配線板5に比較してこれよりも厚い板厚さを有し、薄板
配線板5と接続されるプリント配線板の厚板配線板1,
3の配線パターン7とを対向位置合わせさせ、これらの
配線パターン同士6,7を半田付け接続する。
【0006】(c)図の断面図に示されるように、薄板
配線板5はポリイミド樹脂などの耐熱性樹脂の内部に配
線パターン6がサンドイッチ状に形成されており、その
端部の片面が除去されて配線パターンが露出されてい
る。また、厚板配線板1,3の表面には半田付けすべき
部分以外には半田が付着しないように半田レジスト8で
覆われているが、半田付け接続用の配線パターン7の部
分は露出されている。
【0007】したがって、この露出されているパターン
6,7の部分に半田9を供給し、この半田9を加熱溶融
させることで両パターンが半田付け接続される。この接
続方法によれば、ワイヤを用いた個々の接続に比べて一
括配線が可能なので能率的であり高密度な接続構成が得
られる。
【0008】厚板配線板1,3の部品2の実装部分は部
品2のリード端子を半田付け接続するために、配線パタ
ーンが露出されており、ここにフラックスを含んだクリ
ーム状の半田を印刷法によって供給する。このとき接続
パターン7にもそれぞれに半田を供給しておく。部品2
を搭載しリフロ炉に送り込み全体を加熱して半田を溶融
状態にすることで部品2を厚板配線板1,3に半田付け
接続させる。接続パターン7上の半田は溶融されて半田
成分が固化融着するのみである。
【0009】上記薄板配線板5の接続にはこの溶融固化
された半田9が利用される。溶融接続のために必要なフ
ラックスは、クリーム状の半田から分離し固化半田9の
上や周囲に残留しており、これで配線パターン6の面が
活性化され、半田付けが達せられるから全体を洗浄剤で
洗浄し残留フラックスを除去し清浄にする。
【0010】上記の接続方法で半田9を溶融させるため
に図8の斜視図に示される加熱ヒータ11が用いられ
る。この加熱ヒータ11はコの字形の両脚12の先端に
接続片13,13を有し、この接続片には取り付けねじ
用の孔15が複数個形成されている。コの字形の本体1
6の底面は平坦面である。
【0011】加熱ヒータ11は、たとえば、Co、Wな
どの融点が高く、しかも電気抵抗の大きな金属で形成さ
れている。この接続片13,13を図示省略のロボット
アームなどの個々の電極部分にねじ止め固定する。電極
部分に電流を与えることにより加熱ヒータ11に電流が
流れ細い本体16部分の抵抗で発熱しここが高温とな
る。電流量を制御することで必要な温度を比較的短時間
に得ることができる。図示省略したが本体16の部分に
サーミスタ温度測定素子を設けることで、所要の温度を
検出することができる。
【0012】
【従来の技術】従来は図9の側断面図に示されるよう
に、厚板配線板1(便宜上一方のみを記す)の配線パタ
ーン7の上に薄板配線板5の配線パターン6を、詳細を
図示省略の位置決め治具などによって位置合わせし対向
状態に重ね合わせ、この治具の台21上に固定する。
【0013】加熱ヒータ11の本体部16を、厚板配線
板1と重ね合わされた薄板配線板5の上面に当て、適宜
の圧力を加えて押さえつける。この状態で加熱ヒータ1
1に図示省略の通電装置から電流を流すことにより本体
部16が発熱し、これによって薄板配線板5を介して半
田9の溶融状態が得られるから適宜時間後に通電を断
ち、半田9が固化した状態で加熱ヒータ11を退避させ
る。
【0014】薄板配線板5の絶縁層である耐熱性のポリ
イミド樹脂はきわめて薄いが熱伝導性はあまりよいとは
いえず、一方、半田9は厚板配線板1上の配線パターン
7に接していることから、加熱されても熱容量が大きく
熱伝導性の良好な銅箔からなる配線パターン7と、ガラ
ス繊維を含むエポキシ樹脂とでなる厚板の基板とに熱が
奪われ、容易には短時間で溶融状態となり難い。
【0015】このために加熱ヒータ11の温度を高くす
るか、加熱時間を長くするか、或いはその両方を行なう
ようにしていた。さらには、厚板配線板1を別のヒータ
などで適宜温度に予熱し加熱ヒータ11による加熱温度
を適正温度として半田9の溶融が得られるようにするこ
とも併用することが考えられる。
【0016】温度を高くすると薄板配線板5の樹脂絶縁
層が焦げて炭化する部分ができ、品質上問題である。加
熱時間を長くすることは作業時間が長くなり、非能率的
なものとなる。時間の程度によっては薄板配線板5の樹
脂絶縁層の焦げることも発生する。
【0017】予熱することはすでに実装されている部品
2類への影響が不明であり、予熱方法についてもどのよ
うなものが最適なのかの検討を要し、この設定が困難か
つ厄介である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の不
都合な問題点を解決し、品質の良好な半田付けが短時間
に行なえる薄板配線板の半田付け方法および半田付け装
置の提供をすることを発明の課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の薄板配線板の半田付け方法および半田付け装
置の構成要旨は、薄板配線板と厚板配線板の配線パター
ン同士を対向させ該パターン同士間をヒータ加熱によっ
て半田付けする半田付け方法であって、上記厚板配線板
の配線パターンの露出された部分をヒータによって加熱
することで上記両者を半田付けするようにした薄板配線
板の半田付け方法である。
【0020】上記方法によると、上記薄板配線板の半田
付け部分を押厚する押厚手段によって押厚しながら半田
付けすることが適用される。また、上記のの押圧手段に
おいて、上記押厚手段が加熱ヒータであることが適用さ
れる。
【0021】上記半田付け方法に適用される半田付け装
置は、薄板配線板と厚板配線板の配線パターン同士を対
向させ該パターン同士間をヒータ加熱によって半田付け
する半田付け装置であって、上記厚板配線板の配線パタ
ーンの露出された部分を加熱するヒータをそなえたもの
である。
【0022】さらに上記装置には、上記薄板配線板の半
田付け部分を押厚する押厚手段をそなえることが適用さ
れる。
【0023】
【作用】上記本発明の構成要旨によると、薄板配線板の
絶縁層の上から加熱ヒータをあてがうのではなく、厚板
配線板の配線パターンの露出部分に加熱ヒータを当て、
これによって隣接する配線パターン上の半田を溶融させ
るから熱伝導性の良好な配線パターンで熱伝導され、短
時間で容易に半田が溶融される。したがって、薄板配線
板の損傷されることがなくなる。
【0024】この加熱にともなう半田溶融部分を薄板配
線板の上から押圧手段で押圧することにより、多くの配
線パターンが確実に接続される。上記押圧手段も加熱ヒ
ータとすることにより、押圧と同時にこれからも熱が供
給されるからさらに一段と加熱時間の短縮された半田付
け接続が行なえる。
【0025】上記方法に用いられる半田付け装置は厚板
配線板の露出された配線パターンの部分を加熱する加熱
ヒータをそなえたものである。さらには、薄板配線板の
半田付け部分をその上から押圧する押圧手段をもそなえ
たものである。
【0026】
【実施例】以下、本発明の薄板配線板の半田付け方法お
よび半田付け装置について上記構成の要旨にもとづき、
図を参照して具体的に実施例で詳細に説明する。
【0027】図1は本発明の第1の一実施例である。図
1において(a)図は(b)図の厚板配線板のみの平面
図であり、(b)図は側断面図である。(a)図におい
て厚板配線板31はガラス繊維を含むエポキシ樹脂でな
る厚板基板32上に銅箔パターン33が並列にパターン
形成されている。
【0028】この銅箔パターン33は連続された回路パ
ターン35の部分よりも幅が広く形成され、しかも従来
のそれよりも十分に長く形成されて露出されている。回
路パターン35の部分は半田レジスト36で覆われてい
る。この銅箔パターン33の符号Sで示される部分が半
田接続される範囲であり、符号Hで示される部分が後述
の加熱ヒータによって加熱される範囲である。
【0029】(b)図に示される薄板配線板5は図7に
示されたものと同様であるから同一の符号を付して示
す。この配線パターン6を厚板配線板31の銅箔パター
ン33の範囲Sに一致させるように、図示省略の位置合
わせ治具などによってパターン同士を対向させて位置合
わせし、この治具の台21上に位置固定させる。
【0030】半田9は前述のようにして供給されたもの
でもよいが、このためにクリーム状半田を新たに供給す
ることであってもよい。図から明らかなように、この銅
箔パターン33の列を横断するようにして半田9に接近
した位置のH上に加熱ヒータ11を圧接状態に接触させ
る。
【0031】この加熱ヒータ11に電流を通電させ発熱
させる。加熱ヒータ11の熱は銅箔パターン33を加熱
しこの熱は隣接する半田9に集中して直接的に伝熱さ
れ、この半田9をただちに溶融する。このことは、銅箔
が熱伝導性のきわめて良好であることと適当な広い幅を
有し、回路パターン35の幅が狭いことにより回路パタ
ーン35の方向に伝導される熱が少ないことによるもの
である。
【0032】このように半田9は急速に溶融されて両配
線パターン33,6に融着し半田付けが行なわれるから
適宜の時間を見計らって通電を断つ。半田9の固化をま
って加熱ヒータ11を退避させる。図1の(c)図は本
発明の第2の一実施例である。本実施例は基本的には第
1の実施例と同様であるが、範囲SとHとの間に帯状の
半田レジスト38層を設けたことにある。このようにし
たことで半田9が溶融されても範囲Hの部分に流れ出る
ことが防止され、加熱ヒータ11に半田の付着すること
がない。クリーム状半田に含まれるフラックスについて
も同様に加熱ヒータ11に付着しないから、加熱ヒータ
11をその都度清掃する必要から開放される。
【0033】この第2の発明は本発明のすべての実施態
様に適用実施可能なものである。図2は本発明の第3の
一実施例の側断面図を示す。(a)図によれば図1の
(b)図と同様な構成に加えて、厚板配線板31の銅箔
パターン33上に重ね合わせられた薄板配線板5の上に
第2の加熱ヒータ41を配置させている。
【0034】この第2の加熱ヒータ41を(b)図に示
されるように薄板配線板5の上に圧接させて通電して発
熱させる。この第2の加熱ヒータ41は半田9を直接に
溶融させるためのものではなく、予備的に加熱するもの
であるから温度は低く、たとえば、100〜150°C
程度である。半田9はたとえば、鉛−錫の共晶半田で溶
融温度は180°C程度の一般的なものが用いられる。
【0035】このような比較的低温なものであるから薄
板配線板5の絶縁層を焼損するものでなく、半田9は加
熱される。ここで(c)図に示されるように半田9に隣
接する銅箔パターン33上に加熱ヒータ11を圧接させ
るとともに、この加熱ヒータ11に通電して発熱させ
る。この加熱ヒータ11は半田9を速やかに溶融させる
に十分な温度に設定されている。
【0036】半田9は第2の加熱ヒータ41によって予
備加熱されているから加熱ヒータ11による銅箔パター
ン33からの加熱で即座に溶融され、両パターン6,3
3を短時間に半田付け接続することができる。両加熱ヒ
ータ11,41への通電を断ち、半田9の固化をまって
(d)図に示されるように、両加熱ヒータ11,41を
退避させる。
【0037】半田9の部分は第2の加熱ヒータ41によ
って押圧されているので、溶融半田9はすべての両パタ
ーン6,33に確実に融着される。上記加熱ヒータ11
への通電に先だって第2の加熱ヒータ41への通電を遮
断しても半田9は十分に熱せられているから、加熱ヒー
タ11からの加熱により容易に溶融されるので状況によ
ってはこのようにすることも可能である。
【0038】図3は本発明の第4の一実施例の側断面図
である。厚板配線板31と薄板配線板5との構成関係は
基本的に図1と同様である。本実施例は(a)図に示さ
れるように、厚板配線板31の銅箔パターン33の上に
重ね合わせられた薄板配線板5の上に加熱ヒータ11を
配置し、露出された銅箔パターン33の上に第2の加熱
ヒータ41を配置させた構成である。
【0039】まず、(b)図に示されるように第2の加
熱ヒータ41を銅箔パターン33の上に圧接させるとと
もに通電して発熱させる。この発熱温度は半田9の溶融
温度の180°C程度に対し、150°C程度に設定さ
れるから半田9を溶融することなく短時間に半田9を予
備的に加熱する。
【0040】つぎに、(c)図に示されるように加熱ヒ
ータ11を薄板配線板5の上に圧接させ、これに通電し
て発熱させる。この加熱ヒータ11の温度は半田9を溶
融させる以上に高温度に設定されており、したがって、
薄板配線板5の絶縁層を短時間に高温度として半田9を
溶融させる。
【0041】このような高温度としても短時間な加熱状
態であるから、薄板配線板5の絶縁層を焼損に到らせる
までには達しない。そこで両加熱ヒータ11,41の通
電を断ち、(d)のように半田9の固化をまって両加熱
ヒータを退避させる。
【0042】このように、二つの加熱ヒータ11,41
を併用することにより、きわめて短時間に、しかも品質
の良好な半田付けを行なうことができる。図4は本発明
の第5の一実施例の側断面図を示す。厚板配線板31と
薄板配線板5の構成関係は図1と同様である。本実施例
は(a)図に示されるように、露出された銅箔パターン
33の上に加熱ヒータ11を配置し、厚板配線板31の
銅箔パターン33上に重ね合わせられた薄板配線板5の
上に平板状の押圧具43を配置させた構成である。
【0043】まず、(b)図に示されるように、薄板配
線板5の上を押圧具43で押圧させる。ついで(c)図
に示されるように、銅箔パターン33の上を加熱ヒータ
11で押圧させるとともに加熱ヒータ11に通電してこ
れを発熱させる。これによって銅箔パターン33を介し
て半田9は溶融され、両パターン6,33は半田付け接
続される。
【0044】(d)図に示されるように、加熱ヒータ1
1への通電を断ちこれ退避させる。押圧具43による押
圧により両パターン6,33間は確実に半田付け接続さ
れ、浮き上がったり隙間が生じるようなことがない。半
田9の固化をまって(e)のように押圧具43も退避さ
せる。
【0045】本実施例では加熱ヒータ11が一種類であ
るから電源も一種類で済む。加熱ヒータ11を押圧状態
としてから通電すると短いながらも発熱にその分の時間
を要するので、あらかじめ通電して発熱させておくのが
好ましい。
【0046】図5は本発明の第6の一実施例の側断面図
を示す。本実施例は図4の実施例における押圧具43の
改良に関する。本実施例の押圧具45は下端部を自在に
可動な状態としたものである。
【0047】具体的には側面視凸形の可動部材46を押
圧具本体47の凹所48内に可動自在に嵌合させ、凹所
48内のばね49により可動部材46を下方向に押圧賦
勢させている。
【0048】上記押圧具45で薄板配線板5を押圧させ
ると厚板配線板31と薄板配線板5との重なりに不平行
や凹凸があったたとしても、可動部材がその状態に応じ
て傾き、ばね49の反力で均等に押圧する。また、多く
の配線板には厚さの誤差があり、そのために重ならせる
組み合わせに厚さのばらつきがあっても、容易に追従し
て応じることが可能である。
【0049】図6は本発明の第7の一実施例の要部正面
図を示す。この図は薄板配線板5を押圧する加熱ヒータ
または押圧具を正面(または背面)側から見た状態が示
される。
【0050】押圧具51を代表的に示すと、薄板配線板
5を横断して跨ぐようにその両端部に脚53,53を設
ける。脚53,53は厚板配線板31の樹脂基板の上に
接している。
【0051】この脚53の高さKは、薄板配線板5の絶
縁層と配線パターン6の厚さおよび厚板配線板31の銅
箔パターンの厚さと半田9の厚さの総和に相当して設定
されている。この半田9の厚さは適宜の厚さであり、脚
53の存在により押し潰されて無くならないように、ま
たは多過ぎて隙間の生じないような値に決定される。
【0052】この脚53を設けることで押圧し過ぎるお
それがなく、適正かつ安定した品質のよい半田付け状態
が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に述べたように、本発明の薄板
配線板の半田付け方法および半田付け装置によれば、半
田付けの信頼性ならびに品質が向上するとともに半田付
け時間の短縮化が図れ、この種の半田付け接続部分に適
用してその実用上の効果はきわめて著しいものがある。
【0054】本発明は上記各実施例のものに限定される
ものではなく、また、各実施例についてもそれぞれを組
み合わせて実施し得るものでもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1,第2の実施例
【図2】本発明の第3の実施例
【図3】本発明の第4の実施例
【図4】本発明の第5の実施例
【図5】本発明の第6の実施例
【図6】本発明の第7の実施例
【図7】配線板接続の説明図
【図8】加熱ヒータの斜視図
【図9】従来の半田付け方法を説明する側断面図
【符号の説明】
1 厚板配線板 2 部品 5 薄板配線板 6 配線パターン 9 半田 11 加熱ヒータ 21 台 31 厚板配線板 32 基板 33 銅体パターン 35 回路パターン 36,38 半田レジスト 41 第2の加熱ヒータ 43,45 押圧具 46 可動部材 47 押圧具本体 48 凹所 49 ばね 51 押圧具 53 脚 H 加熱ヒータの接触範囲 K 脚の高さ S 半田付け範囲

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板配線板(5)と厚板配線板(31)
    の配線パターン(6)(33)同士を対向させ該パター
    ン同士間をヒータ加熱によって半田付けする半田付け方
    法であって、 上記厚板配線板(31)の配線パターン(33)の露出
    された部分(H)をヒータ(11)によって加熱するこ
    とで上記両者を半田付けするようにしたことを特徴とす
    る薄板配線板の半田付け方法。
  2. 【請求項2】 上記薄板配線板(5)の半田付け部分
    (S)を押厚する押厚手段(41)(43)によって押
    厚しながら半田付けすることを特徴とする請求項1に記
    載の薄板配線板の半田付け方法。
  3. 【請求項3】 上記押厚手段が加熱ヒータ(11)(4
    1)であることを特徴とする請求項2に記載の薄板配線
    板の半田付け方法。
  4. 【請求項4】 薄板配線板(5)と厚板配線板(31)
    の配線パターン(6)(33)同士を対向させ該パター
    ン同士間をヒータ加熱によって半田付けする半田付け装
    置であって、 上記厚板配線板(31)の配線パターン(33)の露出
    された部分(H)を加熱するヒータ(11)をそなえた
    ことを特徴とする薄板配線板の半田付け装置。
  5. 【請求項5】 上記薄板配線板(5)の半田付け部分
    (S)を押厚する押厚手段(41)(43)をそなえた
    ことを特徴とする請求項4に記載の薄板配線板の半田付
    け装置。
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JP2007053198A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Fujikura Ltd リジットプリント基板及びプリント基板の接続方法

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