JPH06213968A - 波形発生装置 - Google Patents

波形発生装置

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JPH06213968A
JPH06213968A JP5005985A JP598593A JPH06213968A JP H06213968 A JPH06213968 A JP H06213968A JP 5005985 A JP5005985 A JP 5005985A JP 598593 A JP598593 A JP 598593A JP H06213968 A JPH06213968 A JP H06213968A
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JP
Japan
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output
terminal
clock
input
dff
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JP5005985A
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English (en)
Inventor
Kanji Suzuki
貫二 鈴木
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リーディングクロック(LCK)およびトレ
ーリングクロック(TCK)のパルス幅より小さいパル
ス幅の波形を出力できる波形発生装置を実現することを
目的にする。 【構成】 本発明は、各種クロック出力するタイミング
ジェネレータと、テストレート信号のタイミングでパタ
ーンデータを出力するパターン発生器と、2つのフォー
マットデータを記憶する記憶部と、TCKがクロック端
子に入力され、フォーマットデータの一方がD端子に入
力される第1のDFFと、TCKがクロック端子に入力
され、フォーマットデータの他方がD端子に入力される
第2のDFFと、LCKがクロック端子に入力され、パ
ターンデータがD端子に入力され、第1のDFFのQ端
子の出力がセット端子に入力され、第2のDFFのQ端
子の出力がリセット端子に入力され、Q端子の出力波形
を装置の出力として発生するとともに第1のDFFのリ
セット端子に入力し、XQ端子の出力を第2のDFFの
リセット端子に入力する第3のDFFと、を有すること
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、被試験対象に
対して試験波形を出力するLSIテスタの波形発生装置
に関し、更に詳しくは、試験波形である出力波形のパル
ス幅を短くすることができる波形発生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の波形発生装置の構成ブロ
ック図である。図において、1は装置内部の動作タイミ
ングの基準になるテストレート信号Sを発生するタイミ
ングジェネレータ、2はパターン発生器で、タイミング
ジェネレータ1のテストレート信号Sによって動作し、
テストレート信号Sに基づいて発生したパターンデータ
Pdaをフォーマッタ3に出力する。フォーマッタ3に
おいて、31はリタイミングレジスタで、パターン発生
器2のパターンデータPdaをタイミングジェネレータ
1のパターンクロックPCKに基づいてリタイミング
し、フォーマッタ3内に取り込む。32はフォーマット
エンコーダ回路で、リタイミングレジスタ31が取り込
んだパターンデータPdaとフォーマットレジスタ33
のデータ(D1,D0)に基づいてエンコードしたデー
タをフォーマットマトリックス34に出力する。フォー
マットマトリックス34は、フォーマットエンコーダ回
路32のデータとタイミングジェネレータ1が出力する
リーディングクロックLCKおよびトレーリングクロッ
クTCKとに基づいて、RSフリップフロップ(以下F
Fと略す)35をセット,リセットする。すなわち、R
SFF35は、フォーマットマトリックス34の出力に
基づいてフォーマッティングされたデジタルパルス波形
をQ端子より出力する。
【0003】以下に図5の装置の動作を示す。図6〜9
は、図5の装置の動作を説明するタイムチャートであ
る。図6はフォーマットエンコーダ回路32が出力する
波形のタイムチャート、図7〜9はフォーマットマトリ
ックス34以降の動作を説明するタイムチャートであ
る。そして、図7はNRZ(Non Return to Zero)波形
を出力するとき、図8はRZ(Return to Zero)波形を
出力するとき、図9はR1(Return to One)波形を出
力するときを示す。図において、(A)はテストレート
信号S、(B)はパターンデータPda、(C)はパタ
ーンクロックPCK、(D)はリタイミングレジスタ3
1によってリタイミングされたパターンデータPda*
である。そして、(E),(F),(G),(H)は、
それぞれフォーマットエンコーダ回路32の出力a,
b,c,dである。そして、(F),(G)において、
実線はD1=0あるいはD0=0のときの波形を示し、
破線はD1=1あるいはD0=1のときの波形を示す。
(I)はリーディングクロックLCK、(J)はトレー
リングクロックTCKである。(K)はRSFF35の
S入力,(L)はRSFF35のR入力、(M)はRS
FF35の出力である。なお、図10には、フォーマッ
トレジスタ33のデータと図5の装置の出力波形との真
理値表を示し、図11には、波形発生装置の波形と動作
状態との真理値表を示す。
【0004】図6において、パターン発生器2は、タイ
ミングジェネレータ1のテストレート信号Sに基づいて
パターンデータPdaをリタイミングレジスタ31に出
力する。(1) リタイミングレジスタ31は、パターンデータPdaを
タイミングジェネレータ1のパターンクロックPCKに
よってリタイミングし、パターンデータPda*をフォ
ーマットエンコード回路32に出力する。(2) フォーマットエンコード回路32は、リタイミングレジ
スタ31とフォーマットレジスタ33のデータに基づい
て、エンコードしたデータをフォーマットマトリックス
34に以下の出力する。 出力a:パターンデータPda* 出力b:パターンデータPda*の負論理とフォーマッ
トレジスタのデータD1との 論理積 出力c:パターンデータPda*の負論理 出力d:パターンデータPda*とフォーマットレジス
タのデータD0との論理積 そして、フォーマットマトリックス34は、フォーマッ
トエンコード回路32のデータとタイミングジェネレー
タ1のリーディングクロックLCKおよびトレーリング
クロックTCKとに基づいて、以下のプロセスによりR
SFF35を制御する。
【0005】NRZ波形が出力される場合(図7) 図10の真理値表よりフォーマットレジスタ33のデー
タ(D1,D0)は(0,0)である。そして、図11
の真理値表より、パターンデータが”1”のとき、リー
ディングクロックLCKの立ち上がりにより、RSFF
35はセットされる。そして、パターンデータが”0”
のとき、リーディングクロックLCKの立ち上がりによ
り、RSFF35はリセットされる。上記を基に動作を
説明する。フォーマットレジスタ33のデータ(D1,
D0)が(0,0)であるので、この値の論理積を行っ
た結果である出力b,dは”0”となる。そして、出力
b,dとトレーリングクロックTCKとの論理積も”
0”となるので、出力b,dはRSFF35に影響を与
えない。 出力aとリーディングクロックLCKとの論理積がRS
FF35のセットを規定する。(1) その結果、RSFF35の出力がハイになる。(2) そして、パターンデータPda*の負論理である出力c
とトレーリングクロックTCKとの論理積がリセットを
規定する。(3) その結果、RSFF35の出力がロウになる。(4)
【0006】RZ波形が出力される場合(図8) 図10の真理値表よりフォーマットレジスタ33のデー
タ(D1,D0)は(0,1)である。そして、図11
の真理値表より、パターンデータが”1”のとき、リー
ディングクロックLCKの立ち上がりにより、RSFF
35はセットされ、トレーリングクロックTCKの立ち
上がりによりリセットされる。そして、パターンデータ
が”0”のとき、リーディングクロックLCKの立ち上
がりにより、RSFF35はリセットされる。上記を基
に動作を以下で説明する。フォーマットレジスタ33の
データD1が”0”であるので、この値の論理積を行っ
た結果である出力bは”0”となる。そして、出力bと
トレーリングクロックとの論理積も”0”となるので、
出力bはRSFF35に影響を与えない。 出力aとリーディングクロックLCKとの論理積がRS
FF35のセットを規定する。(1) その結果、RSFF35の出力がハイになる。(2) そして、出力dとトレーリングクロックTCKとの論理
積がリセットを規定する。(3) その結果、RSFF35の出力がロウになる。(4) 出力cとリーディングクロックLCKとの論理積がリセ
ットを規定する。(5) このとき、RSFF35の出力はロウであるので、ロウ
のままである。
【0007】R1波形が出力される場合(図9) 図10の真理値表よりフォーマットレジスタ33のデー
タ(D1,D0)は(1,0)である。そして、図11
の真理値表より、パターンデータが”1”のとき、リー
ディングクロックLCKの立ち上がりにより、RSFF
35はセットされる。そして、パターンデータが”0”
のとき、トレーリングクロックTCKの立ち上がりによ
り、RSFF35はセットされ、リーディングクロック
LCKの立ち上がりにより、リセットされる。上記を基
に動作を以下で説明する。フォーマットレジスタ33の
データD0が”0”であるので、この値の論理積を行っ
た結果である出力dは”0”となる。そして、出力dと
トレーリングクロックTCKとの論理積も”0”となる
ので、出力dはRSFF35に影響を与えない。 出力aとリーディングクロックLCKとの論理積がRS
FF35のセットを規定する。(1) その結果、RSFF35の出力がハイとなる。(2) そして、出力cとリーディングクロックLCKとの論理
積がリセットを規定する。(3) その結果、RSFF35の出力がロウになる。(4) 出力bとトレーリングクロックTCKとの論理積がRS
FF35のセットを規定する。(5) その結果、RSFF35の出力がハイになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の場
合、RZ波形とR1波形のパルス幅を小さくするために
は、リーディングクロックLCKとトレーリングクロッ
クTCKとの立ち上がりエッジの時間差を短くする。こ
のことにより、RSFF35のセットとリセットの間隔
が短くなる。しかし、リーディングクロックLCKとト
レーリングクロックTCKとの立ち上がりエッジの時間
差をパルス幅の時間より、短くすることはできない。パ
ルス幅より時間を短くすると、RSFF35にセットと
リセットの信号が同時に入力されることになる。セット
とリセットがFFに同時に入力されたとき、FFの種類
により、セット信号を優先に取り扱う場合とリセット信
号を優先に取り扱う場合とがある。図12はリーディン
グクロックとトレーリングクロックとの立ち上がりを短
くしたときの説明図である。(i)はセット信号が優先
の場合、(ii)はリセット信号が優先の場合である。 (i)セット信号が優先の場合 RZ波形において、リーディングクロックLCKにより
RSFF35のセットが規定され、その後、トレーリン
グクロックTCKによりリセットが規定されている(図
8)。セット信号が優先の場合、波形発生器が出力する
波形のパルス幅がトレーリングクロックTCKのパルス
幅以下にならない。 (ii)リセット信号が優先の場合 R1波形において、リーディングクロックLCKにより
RSFF35のリセットが規定され、その後、トレーリ
ングクロックTCKによりセットが規定されている(図
9)。リセット信号が優先の場合、波形発生装置が出力
する波形のパルス幅がリーディングクロックLCKのパ
ルス幅以下にならない。したがって、波形発生装置が出
力する波形は、リーディングクロックLCKとトレーリ
ングクロックTCKとの立ち上がりの時間をこれらクロ
ックのパルス幅以下にすることができない。
【0009】本発明の目的は、リーディングクロックお
よびトレーリングクロックのパルス幅より小さいパルス
幅の波形を出力できる波形発生装置を実現することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、テストレート
信号とリーディングクロックとトレーリングクロックと
を出力するタイミングジェネレータと、前記テストレー
ト信号のタイミングでパターンデータを出力するパター
ン発生器と、2つのフォーマットデータを記憶する記憶
部と、前記トレーリングクロックがクロック端子に入力
され、前記フォーマットデータの一方がD端子に入力さ
れる第1のDフリップフロップと、前記トレーリングク
ロックがクロック端子に入力され、前記フォーマットデ
ータの他方がD端子に入力される第2のDフリップフロ
ップと、前記リーディングクロックがクロック端子に入
力され、前記パターンデータがD端子に入力され、前記
第1のDフリップフロップの出力がセット端子に入力さ
れ、前記第2のDフリップフロップの出力がリセット端
子に入力され、出力波形を装置の出力として発生すると
ともに第1のDフリップフロップのリセット端子と第2
のDフリップフロップのリセット端子に入力する第3の
Dフリップフロップと、を有することを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】このような本発明では、リーディングクロック
とトレーリングクロックの立ち上がり,立ち下がりエッ
ジで出力波形を構成する。
【0012】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の一実施例を示した構成図である。以下図5と同
一のものは同一符号を付す。図において、36は第1の
DFFで、トレーリングクロックTCKがクロック端子
に入力され、フォーマットデータの一方のデータD1が
D端子に入力される。37は第2のDFFで、トレーリ
ングクロックTCKがクロック端子に入力され、フォー
マットデータの他方のデータD0がD端子に入力され
る。38は第3のDFFで、リーディングクロックLC
Kがクロック端子に入力され、パターンデータPda*
がD端子に入力される。第3のDFF38は、第1のD
FF36のQ端子の出力がセット端子に入力され、第2
のDFF37のQ端子の出力がリセット端子に入力され
る。そして、Q端子の出力波形を装置の出力として発生
するとともに第1のDFF36のリセット端子に入力
し、XQ端子(負論理を出力する端子)の出力を第2の
DFF37のリセット端子に入力する。
【0013】このような装置の動作を以下で説明する。
図2〜4は図1の装置の動作を説明するタイムチャート
である。図2はNRZ波形を出力するとき、図3はRZ
波形を出力するとき、図4はR1波形を出力するときで
ある。図6〜9と同一のものは説明を省略する。図にお
いて、(N)は第3のDFF38のS端子に入力される
S入力、(O)は第3のDFF38のR端子に入力され
るR入力、(P)は第3のDFF38の負論理の出力で
あるXQ出力、(Q)は第3のDFF38の正論理の出
力であるQ出力である。
【0014】以下それぞれの波形出力に分けて本発明の
主要部を説明する。 NRZ波形が出力される場合(図2) NRZ波形を出力する場合のフォーマットレジスタ33
のデータ(D1,D0)は(0,0)である。フォーマ
ットレジスタ33のデータ(D1,D0)が(0,0)
であるので、第1のDFF36と第2のDFF37のD
端子には、”0”が入力される。その結果、両方のDF
Fの出力は”0”になる。したがって、第3のDFF3
8のセットとリセット端子にはロウ信号が入力される。
つまり、第3のDFF38の出力は、パターンデータP
da*とリーディングクロックLCKとにより、出力波
形が決定する。リーディングクロックLCKが立ち上が
るときのパターンデータPda*を第3のDFF38は
記憶し出力する。
【0015】RZ波形が出力される場合(図3) RZ波形を出力する場合のフォーマットレジスタ33の
データ(D1,D0)は(0,1)である。フォーマッ
トレジスタ33のデータD1が”0”であるので、第1
のDFF36のD端子には、”0”が入力される。その
結果、第3のDFF38のセット端子にはロウ信号が入
力される。つまり、第3のDFF38の出力は、パター
ンデータPda*とリーディングクロックLCKとリセ
ット信号により、出力波形が決定する。第3のDFF3
8のQ出力がロウのとき、第2のDFF37は、第3の
DFF38のXQ出力がハイであるため、リセット状態
になっている。 第3のDFF38はリーディングクロックLCKが立ち
上がるとき、パターンデータPda*を記憶し出力す
る。そのとき、パターンデータPda*が”1”のと
き、第3のDFF38のQ出力はハイになる。(1) このとき、第3のDFF38のXQ出力はロウになって
いるので、第2のDFF37のリセットは無効になって
いる。したがって、トレーリングクロックTCKが立ち
上がるとき、第2のDFF37はフォーマットレジスタ
33のデータD0の値”1”を保持する。つまり、第2
のDFF37のQ出力がハイとなり、第3のDFF38
のR入力がハイとなる。(2) そして、第3のDFF38のQ出力はロウとなる。
(3) この結果、第3のDFF38のXQ出力がハイとなり、
第2のDFF37をリセットさせる。つまり、第2のD
FF37のQ出力がロウとなり、第3のDFF38のリ
セットが解除される。(4)
【0016】R1波形が出力される場合(図4) R1波形を出力する場合のフォーマットレジスタ33の
データ(D1,D0)は(1,0)である。フォーマッ
トレジスタ33のデータD0が”0”であるので、第2
のDFF37のD端子には、”0”が入力される。その
結果、第3のDFF38のリセット端子にはロウ信号が
入力される。つまり、第3のDFF38の出力は、パタ
ーンデータPda*とリーディングクロックLCKとセ
ット信号により、出力波形が決定する。第3のDFF3
8のQ出力がハイのとき、第1のDFF36は、リセッ
ト状態になっている。 第3のDFF38はリーディングクロックLCKが立ち
上がるとき、パターンデータPda*を記憶し出力す
る。そのとき、パターンデータPda*が”0”のと
き、第3のDFF38のQ出力はロウになる。(1) このとき、第3のDFF38のQ出力がリセット端子に
接続されている第1のDFF36は、リセット状態が解
除される。したがって、トレーリングクロックTCKが
立ち上がるとき、第1のDFF36はフォーマットレジ
スタ33のデータD1の値”1”を保持する。つまり、
第1のDFF36のQ出力がハイとなり、第3のDFF
38のS入力がハイとなる。(2) そして、第3のDFF38のQ出力はハイとなる。
(3) この結果、第3のDFF38のQ出力がリセット端子に
接続されている第1のDFF36は、リセット状態とな
る。つまり、第1のDFF36のQ出力がロウとなり、
第3のDFF38のセットが解除される。(4)
【0017】RZ波形とリーディングクロックLCKと
トレーリングクロックTCKと第3のDFF38の時間
関係を説明する。(図3) リーディングクロックLCKが立ち上がってからRZ信
号が立ち上がるまでの時間は、TPDである。TPDはFF
一段を通過する伝播時間であり、通常ECL(エミッタ
結合ロジック)で1ns〜2ns程である。この場合、
リーディングクロックLCKは第3のDFF38のクロ
ック端子に加えられているので、エッジ動作により第3
のDFF38は動作している。次に、トレーリングクロ
ックTCKが立ち上がってから第2のDFF37のQ出
力が立ち上がる時間もTPDである。そして、第2のDF
F37のQ出力の立ち上がりから第3のDFF38のQ
出力が立ち下がるまでの時間もTPDである。R1波形に
ついても同様なので、説明を省略する。以上のことによ
り、RZ波形とR1波形とは最小2TPDのパルス幅をも
って出力される。
【0018】以上のようにリーディングクロックとトレ
ーリングクロックの立ち上がりエッジのみで、出力パル
スの立ち上がりと立ち下がりを決定しているので、双方
のハイ期間が重なる程2つのクロックを近接できる。
【0019】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、第1のDFFのXQ出力と第3のDFFのXQ出
力とをNANDゲートに接続し、第2のDFFのXQ出
力と第3のDFFのQ出力とをANDゲートに接続す
る。そして、NANDゲートの出力とANDゲートの出
力を選択手段に接続し、この選択手段の出力を出力波形
とする。このような構成にすることにより、一般にDF
Fの伝播時間よりもANDゲート,NANDゲートの伝
播時間の方が小さいので、第1,第2のDFFの変化を
すぐに波形に反映させることができる。また、実施例に
おいては、Q端子の出力、XQ端子の出力に限定した
が、Q端子、XQ端子にNOTゲートを接続し、それぞ
れXQ端子、Q端子と同じ効果を得る構成も本発明に含
まれる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、リーディングクロック
とトレーリングクロックの立ち上がりエッジのみで、出
力パルスの立ち上がりと立ち下がりを決定しているの
で、双方のハイ期間が重なる程2つのクロックを近接で
きる。したがって、最小パルス幅はリーディングクロッ
クとトレーリングクロックのパルス幅に依存しないの
で、従来例より狭いパルス幅の信号を得ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の装置のNRZ波形出力の動作を説明する
タイムチャートである。
【図3】図1の装置のRZ波形出力の動作を説明するタ
イムチャートである。
【図4】図1の装置のR1波形出力の動作を説明するタ
イムチャートである。
【図5】従来の波形発生装置の構成ブロック図である。
【図6】図5の装置のフォーマットエンコーダ回路32
が出力する波形の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図7】図5の装置がNRZ波形を出力するときのフォ
ーマットマトリックス34以降の動作を説明するタイム
チャートである。
【図8】図5の装置がRZ波形を出力するときのフォー
マットマトリックス34以降の動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図9】図5の装置がR1波形を出力するときのフォー
マットマトリックス34以降の動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図10】フォーマットレジスタ33のデータと図5の
装置の出力波形との真理値表を示す。
【図11】波形発生装置の波形と動作状態との真理値表
を示す。
【図12】リーディングクロックとトレーリングクロッ
クとの立ち上がりを短くしたときの説明図である。
【符号の説明】
1 タイミングジェネレータ 2 パターン発生器 33 フォーマットレジスタ 36 第1のDFF 37 第2のDFF 38 第3のDFF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストレート信号とリーディングクロッ
    クとトレーリングクロックとを出力するタイミングジェ
    ネレータと、 前記テストレート信号のタイミングでパターンデータを
    出力するパターン発生器と、 2つのフォーマットデータを記憶する記憶部と、 前記トレーリングクロックがクロック端子に入力され、
    前記フォーマットデータの一方がD端子に入力される第
    1のDフリップフロップと、 前記トレーリングクロックがクロック端子に入力され、
    前記フォーマットデータの他方がD端子に入力される第
    2のDフリップフロップと、 前記リーディングクロックがクロック端子に入力され、
    前記パターンデータがD端子に入力され、前記第1のD
    フリップフロップの出力がセット端子に入力され、前記
    第2のDフリップフロップの出力がリセット端子に入力
    され、出力波形を装置の出力として発生するとともに第
    1のDフリップフロップのリセット端子と第2のDフリ
    ップフロップのリセット端子に入力する第3のDフリッ
    プフロップと、を有することを特徴とする波形発生装
    置。
JP5005985A 1993-01-18 1993-01-18 波形発生装置 Pending JPH06213968A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100688502B1 (ko) * 2004-10-21 2007-03-02 삼성전자주식회사 하이 주파수 구현이 가능한 반도체 소자의 검사방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100688502B1 (ko) * 2004-10-21 2007-03-02 삼성전자주식회사 하이 주파수 구현이 가능한 반도체 소자의 검사방법

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