JP2864779B2 - パルス入力回路 - Google Patents

パルス入力回路

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JP2864779B2
JP2864779B2 JP8566791A JP8566791A JP2864779B2 JP 2864779 B2 JP2864779 B2 JP 2864779B2 JP 8566791 A JP8566791 A JP 8566791A JP 8566791 A JP8566791 A JP 8566791A JP 2864779 B2 JP2864779 B2 JP 2864779B2
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博之 正柳
正富 平賀
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス入力回路に関し、
特に情報処理装置の入力において、ランダムパルスの入
力データをタイミングトリガパルスでサンプリングし出
力するパルス入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種パルス入力回路は、図3に示
すようになっている。図3は従来例の回路構成を示すブ
ロック図である。入力端子1から入力された入力データ
Pのチャタリングを除去するためのローパスフィルタ2
と、バッファ回路3と、一方の入力端子はバッファ3の
出力端子と接続し、他方の入力端子はCPU9からのタ
イミングトリガパルスであるリードストローブ信号(以
下STB信号という)を入力するAND6とを有してい
る。入力端子1から入力される入力データPは不特定の
パルス幅と不特定の周期を有しており、CPU9からS
TB信号を供給し入力パルスとSTBのAND結果をC
PU9内に備えている検出部10へ入力する構成となっ
ている。
【0003】図4は従来例の動作を示すタイミングチャ
ートである。t12よりt19の期間入力データが入力され
ており、このパルスに対してt13〜t14,t15〜t16
17〜t18のタイミングでSTB信号が供給されている
ため、両者のAND演算の出力EがCPU9の検出部へ
入力されている。この後のタイミングも同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来例の
パルス入力回路では、STB信号の周期は入力データP
において予想される最小のパルス幅よりも短くする必要
がある。仮にSTB信号の周期よりも短いパルスが入力
された場合、第4図のt20〜t21で示しているように、
STB信号に掛からない入力パルスは認識されない結果
となってしまう。
【0005】この為、入力データPの最小パルス幅が小
さくなる場合にも全ての入力パルスを検出しようとする
場合には、CPU9のSTB信号の供給周期を短くして
いるが、この結果CPUの負担が増え処理能力を低下さ
せる問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパルス入力回路
は、外部からの入力データをセット端子に入力するセッ
ト優先のRS型フリップフロップ回路と、前記入力デー
タを分岐した分岐出力と外部のCPUより供給され前記
入力データの検出用タイミングパルスとして使用される
リードストローブ信号とをデータ端子、クロック端子に
それぞれ入力するD型フリップフロップと、前記D型フ
リップフロップの出力信号と前記リードストローブ信号
とを入力するオア回路と、前記オア回路のオア出力を入
力した所定の時間遅延させ前記RS型フリップフロップ
のリセット端子に送出する遅延回路と、前記RS型フリ
ップフロップの出力信号と前記リードストローブ信号と
を入力しそのアンド出力を外部への出力データとし前記
CPUの検出部へ送出するアンド回路とから構成してい
る。又、前記遅延回路は遅延時間を前記リードスローブ
信号のパルス幅より長くパルス周期より短くしている。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図を参照して説
明する。図1は本発明の実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【0008】入力端子1より入力された入力データP
は、チャタリング成分を除去するためローパスフィルタ
2へ入力され、バッファ3を介して、一方STB信号と
非同期にこの信号をラッチするためのセット優先のRS
型フリップフロップ4(以下RS−FF4という)のセ
ット端子Sに入力され、そしてもう一方はSTB信号と
同期してこの信号をラッチするためのD型フリップフロ
ップ7(以下D−FF7という)のデータ端子Dへ入力
される。D−FF4のリセット信号は、D−FF7の出
力Q2 とSTB信号とのOR出力である。そして、AN
D6においてRS−FF4の出力Q1 とSTB信号のA
NDをとったものが最終的なパルス検出信号となる。ま
た、ANDゲート6の出力を安定させる目的のために、
出力Q1 をSTBでゲートするタイミングに比べて、
(出力Q2 が“L”の時に)STB信号でRS−FF4
をリセットするタイミングを遅延させるために遅延回路
5を備えている。
【0009】図2は本実施例の動作を示すタイミングチ
ャートである。従来回路との比較のため、図4中におけ
る入力データPとSTB信号の位相関係は、図2中のそ
れと同じである。また、遅延回路5の遅延時間はSTB
信号のパルス幅と等しいものとする。
【0010】図2中、t1 の時刻において入力データP
が“H”となると、RS−FF4がセットされるため出
力Q1 も“H”となる。t2 においてSTB信号が入力
され、このSTB信号をトリガとしてD−FF7にも入
力データPがラッチされる。このD−FF7のラッチ結
果Q2 とSTB信号のOR出力が、遅延回路5で所定時
間(この例ではSTBのパルス幅)だけ遅延され、t3
の時刻にリセット信号RとしてRS−FF4へ入力され
る。ここでR端子に“H”が入力されてもS端子も
“H”の入力なので、Q1 はリセットされない。そして
時刻t4 ににおいて被測定パルスが“L”入力となるた
め、このタイミングでS端子=“L”,R端子=“H”
となり、Q1 はリセットされる。この後t5 においてS
TB信号が入力されると、D−FF7に対してトリガが
かかり、被測定パルスの“L”入力をラッチする。
【0011】その後時刻t6 でSTB信号が立ち下がっ
てから所定の遅延時間を経て、時刻t7 でリセット信号
Rも“L”となる。このように、被測定パルスが入力さ
れている間にSTB信号が供給された場合の検出信号E
は従来回路と同様である。
【0012】次に時刻t8 〜t9 のように、STB信号
の発生時刻と被測定パルスの発生時間が重ならない場
合、すなわちSTB信号間のみでパルス発生した場合に
ついて述べる。時刻t8 で被測定パルスが“H”となる
ため、RS−FF4はこれをラッチしQ1 出力は“H”
となる。その後時刻t9 で入力パルスは“L”となる
が、リセット入力は“L”なのでQ1 は“H”のままで
ある。時刻t10においてSTB信号が入力されると、こ
れが遅延回路5で遅延された後、時刻t11でリセット信
号RとしてRS−F44に入力される。
【0013】検出信号EはQ1 とSTBのANDである
から、この場合において遅延回路の遅延時間がゼロであ
ると、(D−FF7の動作時間がゼロであると仮定する
と)検出信号Eが“H”になる時間ゼロになる。すなわ
ち、遅延時間がSTBパルス幅以下の場合、検出信号と
して“H”を出力する時間は遅延回路5の遅延時間と同
等である。よって、STB信号間に被測定パルスが入力
された場合には、入力データパルスの立ち下がりから最
初のSTB信号をトリガとして、遅延回路で遅延された
時間だけ(最大でSTBのパルス幅)パルス検出信号E
を出力する。尚、この遅延時間の最小はSTB信号のパ
ルス幅以上で最大はSTB信号の周期以内である必要が
ある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力デー
タパルスをSTB信号と非同期にラッチする機能を有し
ているために、STB信号の周期以下のパルス幅の小さ
な入力データをも認識することが可能となった。従来の
回路では、STB信号の発生周期は入力データの最大パ
ルス幅よりも小さくし、この周波数を高くしていたので
STB信号を供給するCPU側の負担増加となってい
た。従って本発明によりSTB信号の周波数を高くする
必要もなくなったので、CPU側の負担を軽減すること
ができこの処理能力を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施例の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図3】従来例の回路構成を示すブロック図である。
【図4】従来例の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子 2 ローパスフィルタ 3 バッファ回路 4 RS−FF(セット優先RSフロップフロップ) 5 遅延回路 6 AND回路 7 D−FF(D型フリップフロップ) 8 OR回路 9 CPU 10 CPU内パルス検出回路 P 入力データ信号(バッファ3の出力) STB STB信号(リードストローブ信号) Q1 SR端子付D−FF4の出力 Q2 D−FF7の出力 R RS−FF4のリセット信号 E 検出出力信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの入力データをセット端子に入
    力するセット優先のRS型フリップフロップ回路と、前
    記入力データを分岐した分岐出力と外部のCPUより供
    給され前記入力データの検出用タイミングパルスとして
    使用されるリードストローブ信号とをデータ端子、クロ
    ック端子にそれぞれ入力するD型フリップフロップと、
    記D型フリップフロップの出力信号と前記リードスト
    ローブ信号とを入力するオア回路と、前記オア回路のオ
    ア出力を入力した所定の時間遅延させ前記RS型フリッ
    プフロップのリセット端子に送出する遅延回路と、前記
    RS型フリップフロップの出力信号と前記リードストロ
    ーブ信号とを入力しそのアンド出力を外部への出力デー
    タとし前記CPUの検出部へ送出するアンド回路とから
    構成したことを特徴とするパルス入力回路。
JP8566791A 1991-04-18 1991-04-18 パルス入力回路 Expired - Lifetime JP2864779B2 (ja)

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JPH04318704A JPH04318704A (ja) 1992-11-10
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