JPH10240374A - クロック異常検出回路 - Google Patents

クロック異常検出回路

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Publication number
JPH10240374A
JPH10240374A JP3731597A JP3731597A JPH10240374A JP H10240374 A JPH10240374 A JP H10240374A JP 3731597 A JP3731597 A JP 3731597A JP 3731597 A JP3731597 A JP 3731597A JP H10240374 A JPH10240374 A JP H10240374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
abnormality detection
cycle
circuit
abnormality
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3731597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Tanaka
宏昌 田中
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3731597A priority Critical patent/JPH10240374A/ja
Publication of JPH10240374A publication Critical patent/JPH10240374A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不連続的にクロック周期やデューティ比が変
化したような場合にも、クロック(周期)異常として検
出できるクロック異常検出回路を得る。 【解決手段】 被検査クロックaは、遅延回路1により
1周期分の遅延を与えられた遅延クロックbとともに、
比較回路2で比較される。比較結果信号cは、カウンタ
3へ入力される。その結果一致と判定された場合は、比
較結果信号cがローレベル出力となり、カウンタ3をリ
セット状態とする。比較結果が不一致と判定された場合
は、比較結果信号cがハイレベル出力となり、カウンタ
3はその時間を計測する。比較結果信号cのハイレベル
期間が、あらかじめカウンタ3内に設定された周期異常
検出時間を越えれば、カウンタ3から異常検出信号dが
出力され、ラッチ回路4で異常検出フラグfをセットす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロック異常検出回
路に関し、特にCPU内部で使用するクロック、あるい
は外部のインタフェース機器へ供給する同期クロックの
クロック異常検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ(CPU)システムは、ク
ロックを基にして動作しているので、クロックの異常を
検出することは重要である。クロック異常にはいくつか
のタイプが考えられるが、本発明はそのうちでも重要な
クロック周期の異常を検出する回路に関する。
【0003】特開昭63−308575号公報には図3
に示すように、周波数f=fc (規定周期)(fc =1
/Tc )の被検査クロックaはバッファ5に入力され、
バッファ5からは正転クロックh及び反転クロックh’
が出力される。反転クロックh’はディレイ6におい
て、遅延時間τ=Tc /2だけ遅延され信号iとして出
力される。そして、信号i及びhはイクスクルーシブオ
ア(排他的論理和)回路7に入力され、同回路7の出力
jはカットオフ周波数fc /2のローパスフィルタ8に
入力され、同フィルタ8の出力kはバッファ9を介して
クロック検出信号lとして出力される。
【0004】規定の周期T=Tc のクロックaが供給さ
れている状態では、正転クロックhと、その反転クロッ
クh’を半周期分、すなわちτ=Tc /2だけ遅延させ
た遅延クロックiとは、図4(A)に示すように同位相
となるため、イクスクルーシブオア回路7の出力jは、
図4(A)のように常時ローレベル(L)になる。従っ
て、クロック検出信号lもローレベルになる。
【0005】次にクロックaが供給されない場合、すな
わち入力クロック断状態では、図4(B)に示すように
イクスクルーシブオア回路7の入力h,iは互いに反転
した状態になるため、その出力jはハイレベルになり、
クロック検出信号lもハイレベルとなる。これによって
クロック異常を検出できる。
【0006】実際には、クロックaはその波形、及びデ
ューティ比が微妙に変動し、正転クロックhと遅延クロ
ックiは図4(C)に示すようにわずかにずれることが
あり、イクスクルーシブオア回路7の出力jには同図に
示すようなノイズが現れる。従って、このノイズをカッ
トオフ周波数がfc /2のローパスフィルタ8によって
濾波することにより、その出力kを図4(C)のように
でき、バッファ9における2値化のスレシホールドレベ
ルTH1 を、同図のように適当に決めることにより、正
しいクロック検出信号lを得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す特開昭63
−308575号公報記載のクロック異常検出回路の場
合、クロックが停止したり、クロック周期やデューティ
比が連続的に大きく変化したような場合は検出可能だ
が、不連続的にクロック周期やデューティ比が変化した
ような場合は、ノイズと見なされてローパスフィルタで
除去される可能性がある。
【0008】本発明の目的は、不連続的にクロック周期
やデューティ比が変化したような場合にも、クロック
(周期)異常として検出できるクロック異常検出回路を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるクロック異
常検出回路は、被検査クロックを1周期分遅延させる1
周期遅延手段と、前記被検査クロックと前記1周期遅延
手段の出力とを比較して不一致の場合のみ前記不一致期
間に出力を出すクロック比較手段と、前記不一致期間が
あらかじめ定められた許容範囲を超えたときに異常検出
信号を出力する異常検出手段とを含むことを特徴とす
る。
【0010】本発明の作用は次の通りである。被検査ク
ロックを1周期分遅延させたクロックと、被検査クロッ
クとを比較する。被検査クロックの周期あるいはデュー
ティ比に異常がなければ上記の両クロックは一致し、異
常があれば不一致となる。不一致が発生している時間
が、ある時間(許容範囲)以上になると、クロック異常
として検出し、警報する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明によるクロック異常検出回路
の実施例の構成を示すブロック図であり、図2〜4と同
等部分は同一符号にて示している。
【0013】図1において、本発明によるクロック異常
検出回路は、入力被検査クロックaを1周期分遅延させ
る遅延回路1、遅延回路1の出力bと被検査クロックa
とを比較する例えばイクスクルーシブオア(排他的論理
和)回路からなる比較回路2、比較回路2に出力cが発
生したときに、信号cの発生している期間クロック(C
LK)(このクロック周波数は、被検査クロックaの周
波数に比べ充分に高い)eを計数する事で時間を測定
し、出力cが無くなった時点でクリア(CLR)される
カウンタ3、カウンタ3の出力dをラッチし、警報フラ
グfをたてるとともに外部からのフラグリセットgによ
りリセットされるラッチ回路4で構成される。
【0014】本発明の実施例の動作は、被検査クロック
aは、遅延回路1により1周期分の遅延を与えられた遅
延クロックbとともに、比較回路2へ入力され、比較さ
れる。比較回路2からの比較結果信号cは、カウンタ3
へ入力される。比較回路2で比較した結果、一致(正
常)と判定された場合は、比較結果信号cがローレベル
(L)出力となり、カウンタ3をリセット状態(動作さ
せない)とする。
【0015】一方、比較結果が不一致(異常)と判定さ
れた場合は、比較結果信号cがハイレベル(H)出力と
なり、カウンタ3でハイレベル出力状態の時間を計測す
る。比較結果信号cは、正常期間中はローレベル、異常
期間中はハイレベルとなるため、比較結果信号cのハイ
レベル期間が、あらかじめカウンタ3内に設定された周
期異常検出時間(許容範囲)(図2(B)参照)を越え
れば、カウンタ3から異常検出信号dが出力され、ラッ
チ回路4で異常検出フラグfをセットする。
【0016】その後、クロック異常が復旧し、比較結果
信号cがローレベルになっても、ラッチ回路4での異常
検出フラグfの状態は、保持されたまま(更新されな
い)となり、フラグリセット信号gが、外部から入力さ
れるまで保持される。
【0017】被検査クロックaは、図2に示すように自
分自身の現サイクルと1クロック前のサイクルとを比較
回路2で比較され、その周期あるいはデューティ比のず
れ(異常)がクロックの許容範囲(あらかじめシステム
で決定される)異常となると、クロック異常として異常
検出フラグfがセットされる。
【0018】図2(A)に示すように被検査クロックa
が正常な場合は、現サイクルBと一つ前のサイクルAと
を比較したとき、比較回路2の出力(比較結果信号)c
はローレベルに固定されたままで、異常検出フラグfは
たたない。
【0019】図2(B)では、デューティ比が許容範囲
以上ずれた場合の例を示している。被検査クロックaの
現サイクルBと一つ前のサイクルAとを比較し、現サイ
クルBに比べ一つ前のサイクルAのハイレベル期間が長
いため、比較回路2の出力(比較結果信号)cがハイレ
ベルになる。比較結果信号cがハイレベル期間中は、カ
ウンタ3が動作(時間計数)するため、そのハイレベル
が定められた時間(許容範囲)以上続けば、クロック異
常として異常検出フラグfを出力させる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被検査ク
ロックについて1周期分遅延させ、現サイクルと一つ前
のサイクルとを比較して、異常の有無を判定しているの
で、クロックの許容値を任意に設定でき、クロックのデ
ューティ比に無関係にクロック異常の検出を可能とする
効果がある。また、ローパスフィルタを使用しないの
で、不連続なクロック異常を検出できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例のタイミングチャートである。
【図3】従来のクロック異常検出回路の一例のブロック
図である。
【図4】従来のクロック異常検出回路の一例のタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 遅延回路 2 比較回路 3 カウンタ 4 ラッチ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査クロックを1周期分遅延させる1
    周期遅延手段と、前記被検査クロックと前記1周期遅延
    手段の出力とを比較して不一致の場合のみ前記不一致期
    間に出力を出すクロック比較手段と、前記不一致期間が
    あらかじめ定められた許容範囲を超えたときに異常検出
    信号を出力する異常検出手段とを含むことを特徴とする
    クロック異常検出回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック比較手段が、排他的論理和
    回路で構成されることを特徴とする請求項1記載のクロ
    ック異常検出回路。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段は、前記不一致期間に
    存在する高速クロックの数を計数することで時間を測定
    する手段を含むことを特徴とする請求項1,2記載のク
    ロック異常検出回路。
JP3731597A 1997-02-21 1997-02-21 クロック異常検出回路 Withdrawn JPH10240374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3731597A JPH10240374A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 クロック異常検出回路

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JP3731597A JPH10240374A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 クロック異常検出回路

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JPH10240374A true JPH10240374A (ja) 1998-09-11

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ID=12494258

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JP3731597A Withdrawn JPH10240374A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 クロック異常検出回路

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JP (1) JPH10240374A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091388A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kyocera Mita Corp 通信装置及びこれを備える画像形成装置
US8717066B2 (en) 2011-09-29 2014-05-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Clock diagnosis circuit
JP2018125737A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 株式会社豊田中央研究所 変換回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091388A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kyocera Mita Corp 通信装置及びこれを備える画像形成装置
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Effective date: 20040511