JP2620170B2 - 信号断検出回路 - Google Patents

信号断検出回路

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JP2620170B2
JP2620170B2 JP4011335A JP1133592A JP2620170B2 JP 2620170 B2 JP2620170 B2 JP 2620170B2 JP 4011335 A JP4011335 A JP 4011335A JP 1133592 A JP1133592 A JP 1133592A JP 2620170 B2 JP2620170 B2 JP 2620170B2
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flip
flop
clock
signal
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秀夫 江本
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送データの同期に用い
られる信号の中断の検出のための回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周期性を有するビットシリアルのデータ
には周期を表すパルス(フレームパルス)と、ビットに
同期するクロックとが、例えばこのデータの受信側回路
でデータ読取等のために用いられる。これらのフレーム
パルス、クロックが伝送されて来ない場合は受信回路は
正常に動作しない。このためこれらの信号の中断を検出
する回路を設けておき、中断が検出された場合は受信デ
ータに対して何らかの制御をする必要がある。
【0003】図1は従来の信号断検出回路の構成を示し
ている。D−フリップフロップ1,3のデータ入力端子
は "H" レベルとしてあり、クロック端子にはフレーム
パルスFP, クロックCLK1が夫々入力されている。またこ
れらD−フリップフロップ1,3のリセット端子には信
号断検出のためのクロックCLK2がその遅延のためのイン
バータ5を介して与えられる。クロックCLK2はクロック
CLK1及びこれにより長周期のフレームパルスFPより長周
期である。
【0004】D−フリップフロップ1,3のQ出力はD
−フリップフロップ2,4夫々のデータ入力としてあ
り、D−フリップフロップ2,4のクロック端子にはク
ロックCLK2が与えられている。D−フリップフロップ
2,4のQバー出力はORゲート6に入力され、ORゲート
6出力を信号中断の検出信号としている。D−フリップ
フロップ1,2によるフレームパルスFPの中断の検出及
びD−フリップフロップ3,4によるクロックCLK1の中
断の検出の動作は同一であるので前者につき図2のタイ
ムチャートを用いて説明する。
【0005】図2(a) に示すようにフレームパルスFPが
中途で欠落したものとする。正常時はD−フリップフロ
ップ1はフレームパルスFPでセットされQ出力が "H"
になり〔図2(d) 〕、検出用クロックCLK2〔図2(b) 〕
のインバータ5出力〔図2(c) 〕によりリセットされる
動作を反復する。この間クロックCLK2はインバータ5出
力よりも速くD−フリップフロップ2へ入力されるので
D−フリップフロップ2はセットされ、そのQバー出力
は "L" レベルとなる〔図2(e) 〕。
【0006】ところがフレームパルスFPが欠落するとD
−フリップフロップ1はインバータ5出力が入力されリ
セット状態となり、その出力は "L" レベルとなる〔図
2(d) 〕。従って次順のクロックCLK2でD−フリップフ
ロップ2はリセットされそのQバー出力は "H" レベル
となり、これに伴い図2(f) に示すようにORゲート6出
力は "H" レベルになる。これにより信号中断が検出で
きることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1の回路は何らの問
題なく動作するが、その回路規模の小型化が現在の課題
となっている。本発明はこのような課題を解決するため
になされたものであり、検出対象信号2つの検出回路を
共用化することによって回路規模を縮小した信号断検出
回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の信号断検出回路
は、長短2周期の第1信号、第2信号の中断をこれらよ
り長周期の検出用クロックを用いて検出する信号断検出
回路において、第1信号をデータ入力、第2信号をクロ
ック入力とする第1フリップフロップ、定レベルの信号
をデータ入力、第1フリップフロップの出力をクロック
入力とし、検出用クロックを所定遅延量だけ遅延させて
なる信号でリセットされる第2フリップフロップ及び第
2フリップフロップの出力をデータ入力、検出用クロッ
クをクロック入力とする第3フリップフロップを具備
し、前記所定遅延量は第3フリップフロップが前記検出
用クロックの入力からデータ入力を取込むまでの時間よ
り長く定めてあり、第3フリップフロップ出力を前記中
断検出の情報となしてあることを特徴とする。
【0009】
【作用】正常時には第1フリップフロップは第1信号よ
り短周期の第2信号をクロックとしているので第1信号
のレベルに応じてセットされ、又はリセットされる。こ
の出力が第2フリップフロップへクロックとして与えら
れるから第2フリップフロップは第1フリップフロップ
出力でセット、検出用クロックから所定量遅れたタイミ
ングでリセットされる。従って第3フリップフロップは
上記リセットより少し早い検出用クロックのタイミング
で取込むことになりその状態が継続する。
【0010】これに対して第1信号が中断すると、第1
フリップフロップがセットされないので第2フリップフ
ロップにクロックが供給されないこととなり、そのリセ
ットされたままの第2フリップフロップ出力が第3フリ
ップフロップへ検出用クロックで取込まれることとな
り、その出力から異常が報じられる。第2信号が中断し
た場合も第1フリップフロップが第1信号のセットを行
わない状態になると上記したところと同作用を営む。
【0011】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図3は本発明の信号断検出回路を示してい
る。第1信号たるフレームパルスFPは第1のD−フリッ
プフロップ7のデータ端子に、第2信号たるクロックCL
K1は第1のD−フリップフロップ7のクロック端子に与
えている。D−フリップフロップ7のQ出力は第2のD
−フリップフロップ8のクロック端子へ与えられ、その
データ端子は "H" レベルとしてある。検出用のクロッ
クCLK2は遅延のために設けたインバータ10の出力が第2
D−フリップフロップ8のリセット端子に与えられて
いる。第2D−フリップフロップ8のQ出力は第3の
D−フリップフロップ9のデータ端子へ与えられてお
り、検出用クロックCLK2はD−フリップフロップ9のク
ロック端子に与えられている。そしてこの第3のD−
リップフロップ9のQバー出力を信号中断の検出信号と
している。インバータ10の遅延量は第3フリップフロッ
プが検出用のクロックCLK2を入力されてそのデータ入力
を取込むのに要する時間より長く設定しておく。これに
より第3のD−フリップフロップ9は第2のD−フリッ
プフロップ8の出力が変化する前にこれを取込むことが
できる。
【0012】次にこの回路の動作を図4のタイムチャー
トによって説明する。図4(a) にフレームパルスFPを、
図4(b) にクロックCLK1を示す。このようにフレームパ
ルスFPの周期はクロックCLK1の周期に比して十分長く、
これが途中で欠落したものとする。D−フリップフロッ
プ7はフレームパルスFPをデータ入力、クロックCLK1を
クロック入力とするから両信号が正常である場合はその
出力は図4(c) に示すようにフレームパルスFPよりクロ
ックCLK1の1周期分以下の時間だけ遅れて立上り、また
立下る信号となる。
【0013】D−フリップフロップ8はこの信号をクロ
ック入力とするから正常時はその立上りで "H" レベル
を読込んでセット状態となる。そして図4(d) に示すク
ロックCLK2よりも少し遅れたインバータ10出力〔図4
(e) 〕によりリセット状態となる〔図4(f) 〕。このよ
うなD−フリップフロップ8のQ出力をインバータ10出
力より早いクロックCLK2でD−フリップフロップ9に読
込むのでD−フリップフロップ9はセット状態を継続
し、そのQバー出力は図4(g) に示すように "L"レベ
ルとなる。
【0014】正常時は上述したような状態を反復、継続
するのであるが、フレームパルスFPが欠落するとD−フ
リップフロップ7はリセット状態のままとなる期間が継
続し、この間にインバータ10出力がD−フリップフロッ
プ8に与えられるとD−フリップフロップ8はリセット
されたままの状態が続く〔図4(f) 〕。そして次順のク
ロックCLK2のタイミングでD−フリップフロップ8出力
( "L" レベル)がD−フリップフロップ9に取込ま
れ、そのQバー出力が "H" レベルとなって信号中断を
報じる。
【0015】一方クロックCLK1がクロックCLK2の周期以
上の期間に亘って中断するとD−フリップフロップ7が
変化しないためにD−フリップフロップ8がセットされ
ないこととなり、これに伴いその状態(D−フリップフ
ロップ8のQ出力 "L" レベル)がD−フリップフロッ
プ9に取込まれ、前述したところと同様にそのQバー出
力が "H" レベルとなる。
【0016】
【発明の効果】以上の如き本発明による場合はD−フリ
ップフロップ1個分が従来よりも少なくなり、これに伴
い配線も少なくなり、その分回路の規模を縮小すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来回路のブロック図である。
【図2】従来回路のタイムチャートである。
【図3】本発明のブロック図である。
【図4】本発明のタイムチャートである。
【符号の説明】
7 第1のD−フリップフロップ 8 第2のD−フリップフロップ 9 第3のD−フリップフロップ 10 インバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長短2周期の第1信号、第2信号の中断
    をこれらより長周期の検出用クロックを用いて検出する
    信号断検出回路において、 第1信号をデータ入力、第2信号をクロック入力とする
    第1フリップフロップ、 定レベルの信号をデータ入力、第1フリップフロップの
    出力をクロック入力とし、検出用クロックを所定遅延量
    だけ遅延させてなる信号でリセットされる第2フリップ
    フロップ及び 第2フリップフロップの出力をデータ入力、検出用クロ
    ックをクロック入力とする第3フリップフロッを具備
    し、前記所定遅延量は第3フリップフロップが前記検出
    用クロックの入力からデータ入力を取込むまでの時間よ
    り長く定めてあり、第3フリップフロップ出力を前記中
    断検出の情報となしてあることを特徴とする信号断検出
    回路。
JP4011335A 1992-01-24 1992-01-24 信号断検出回路 Expired - Lifetime JP2620170B2 (ja)

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JPH05206998A JPH05206998A (ja) 1993-08-13
JP2620170B2 true JP2620170B2 (ja) 1997-06-11

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Effective date: 19961224