JP2903548B2 - 論理回路診断システム - Google Patents

論理回路診断システム

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JP2903548B2 JP1173281A JP17328189A JP2903548B2 JP 2903548 B2 JP2903548 B2 JP 2903548B2 JP 1173281 A JP1173281 A JP 1173281A JP 17328189 A JP17328189 A JP 17328189A JP 2903548 B2 JP2903548 B2 JP 2903548B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は論理回路診断システムに関し、特に被診断論
理回路と診断論理回路とが異なるクロックで動作する非
同期回路における診断システムに関する。
従来技術 従来、論理回路の診断方法としては、第2図に示すよ
うに、論理回路内のフリップフロップを論理的にシフト
レジスタのように接続しておき、これを用いて診断を行
う方法がある。第2図において、10はシフト制御端子、
20はシフト入力端子、30はシフト出力端子である。
また、一般に被診断論理回路は組合せ論理回路と順序
回路とに区分けすることができる。すなわち、第2図に
おける組合せ論理回路4と順序回路であるフリップフロ
ップ11〜1nとに区分けすることができる。
図において、通常の動作時においては、シフト制御信
号1の論理値を“1"にすることにより、各フリップフロ
ップ11〜1nの出力は組合せ論理回路4に入力され、組合
せ論理回路4の出力はフリップフロップ11〜1nに入力さ
れて動作を行う。
一方、これらの論理回路を診断する場合には、シフト
制御信号1の論理値を“0"にすることにより、シフト出
力信号3を見れば、クロック信号が入力される毎にフリ
ップフロップ1n,1(n−1),…,12,11の状態値を順に
知ることができる。また、シフト制御信号1の論理値を
“0"にし、クロック信号が入力される毎にシフト入力信
号2に値を与えることでフリップフロップ11,12,…,1n
に状態値を設定することができる。
次に、シフト制御信号1の論理値を“1"にし、クロッ
ク信号を歩進させ、再びシフト制御信号1の論理値を
“0"にすればクロック信号が入力される毎にシフト出力
信号3としてシフト出力端子30にフリップフロップ11,1
2,…,1nの状態値を読出すことができる。
このように、論理回路のうちの順序回路であるフリッ
プフロップをシフトレジスタのように接続するシフトパ
スを設けると、論理回路の診断が容易になるため、以上
の診断方法が広く採用されている。
しかし、上述した従来の論理回路の診断方法では、シ
フト入力信号1及びシフト制御入力信号2を与え、シフ
ト出力信号3を読出す診断論理回路のクロック信号と被
診断論理回路のクロック信号とが同期していなければな
らない。したがって、診断論理回路のクロック信号と被
診断論理回路のクロック信号とが異なる非同期論理回路
においてはこの診断方法を行うことができないという欠
点があった。
発明の目的 本発明は上述した従来の欠点を解決するためになされ
たものであり、被診断論理回路と診断論理回路とが異な
るクロックで動作する場合においても有効に診断を行う
ことができる論理回路診断システムを提供することであ
る。
発明の構成 本発明による論理回路診断システムは、第1のクロッ
ク信号に同期して動作する診断回路を有し、 シフトクロック信号に同期して前段から後段へと保持
データをシフトするシフト回路を含み、前記第1のクロ
ック信号とは非同期の第2のクロック信号に同期して動
作する被診断回路について、前記シフト回路からシフト
アウトされた保持データに基づいて診断を行う論理回路
診断システムであって、 診断動作時に、前記第1のクロック信号に同期して発
生されるシフトクロック信号歩進指令に応答して、前記
第2のクロック信号を前記シフトクロック信号として送
出する手段を有することを特徴とする。
実施例 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明による論理回路診断システムの一実施
例の構成を示すブロック図であり、第2図と同等部分は
同一符号により示されている。
図において、100は診断論理回路であり、発振器7か
ら送出されるクロック信号に同期して動作するものであ
る。これら診断論理回路100及び発振器7には周知のLSI
テスタが用いられる。
また、8及び9はD型フリップフロップ等で構成され
た同期化回路、6はクロック信号を送出する発振器、10
1はフリップフロップ、40はアンド回路、41及び42はナ
ンド回路である。
さらにまた、被診断論理回路200は、組合せ論理回路
4と順序回路であるフリップフロップ11,12,…,1nとに
区分けできる。発振器6の出力であるクロック信号は同
期化回路8と同期化回路9とに入力される他に、アンド
回路40を介してフリップフロップ11,12,…,1nにも入力
されている。
通常の動作時、すなわち被診断時においては、シフト
制御信号1が論理値“1"であるため、同期化回路8の正
出力は論理値“1"となる。これにより、発振器6の出力
がアンド回路40を介してフリップフロップ11〜1nの各ク
ロック端子に入力される。そのとき、フリップフロップ
11,12,…,1nの各入力端子には組合せ論理回路4の出力
が入力され、それらの出力も組合せ論理回路4の入力信
号となって論理回路を構成することとなる。
かかる構成とされた論理回路診断システムの動作につ
いて第3図を用いて説明する。第3図は第1図の各部の
動作を示すタイムチャートである。
図においては、発振器6の出力(クロック信号)と、
発振器7の出力と、シフト制御信号1の波形と、同期化
回路8の正出力と、クロック歩進信号5の波形と、同期
化回路9の正出力と。フリップフロップ101の出力と、
フリップフロップ11〜1nへのクロック信号と、シフト入
力信号2の波形と、シフト出力信号3の波形とが示され
ている。
まず、通常動作時においては、同期化回路8の正出力
が常に論理値“1"であるため、各フリップフロップ11〜
1nの出力は組合せ論理回路4に入力され、組合せ論理回
路4の出力はフリップフロップ11〜1nに入力されて動作
を行う。すると、シフト出力信号3の波形はフリップフ
ロップ1nの保持データとなり、その値はクロック信号が
入力される毎に変換することとなる。
一方、診断時においては、まずシフト制御信号1の論
理値が発振器7の出力の立下りタイミングにより“0"に
変化する()。したがって、同期化回路8の正出力は
発振器6の出力の立下りに同期して“1"から“0"に変化
する()。その結果、フリップフロップ11〜1nへのク
ロック信号は抑止される(破線部)。
また、組合せ論理回路4の出力値が抑止されるため各
フリップフロップ11〜1nの入力にはシフト入力信号2、
フリップフロップ11〜1(n−1)の値が入力される。
つまり、シフト回路が構成されることになる。
ここで、診断論理回路100がクロック歩進信号5を発
振器7の出力の立下りに同期して、予め論理値“0"から
“1"にすれば()、同期化回路9の正出力は発振器6
の出力の立下りに同期して論理値“0"から“1"に変化す
る()。
すると、フリップフロップ101の出力はその後、1周
期遅れて“0"から“1"に変化する()。そのため、ナ
ンド回路41及び42さらにはアンド回路40によりフリップ
フロップ11〜1nへのクロック端子には発振器6の出力の
1周期分のみが与えられる()。したがって、フリッ
プフロップ11〜1nには、シフト入力信号2,フリップフロ
ップ11〜1(n−1)の各状態値が夫々入力されて保持
されることとなる。
つまり、クロック歩進信号5を論理値“0"から“1"に
変化させたとき、シフト入力信号2に希望する論理値、
すなわち診断用データを与えておけば()、フリップ
フロップ11〜1nには所望の値を設定することが可能とな
る。
また、このときシフト出力信号3の値を診断論理回路
100が採取できるので、フリップフロップ1nの前段であ
るフロップ1(n−1)の状態値を知ることができる
()。さらに、他のフリップフロップ1(n−2)〜
11の状態値を知るためにはクロック歩進信号5を“1"か
ら“0"に変化させた後、再び“0"から“1"に変化させる
という動作を繰返せば良い。
このように、順次シフトアウトされた各フリップフロ
ップにおける保持データを診断論理回路において期待値
と比較すれば、被診断論理回路を有効に診断することが
できるのである。
発明の効果 以上説明したように本発明は、ある発振器の出力をク
ロック信号とする被診断論理回路に診断論理回路の出力
であるシフト動作制御信号をその発振器出力と同期化さ
せるための回路を付加することにより、他の発振器の出
力をクロック信号とする診断論理回路からのシフト入力
信号及びシフト出力信号を直接接続しても、クロック信
号を一元化することなく有効に診断を行うことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による論理回路診断システムの
構成を示すブロック図、第2図は従来の論理回路の診断
方法を示すブロック図、第3図は第1図の各部の動作を
示すタイムチャートである。 主要部分の符号の説明 6,7……発振器 8,9……同期化回路 100……診断論理回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のクロック信号に同期して動作する診
    断回路を有し、 シフトクロック信号に同期して前段から後段へと保持デ
    ータをシフトするシフト回路を含み、前記第1のクロッ
    ク信号とは非同期の第2のクロック信号に同期して動作
    する被診断回路について、前記シフト回路からシフトア
    ウトされた保持データに基づいて診断を行う論理回路診
    断システムであって、 診断動作時に、前記第1のクロック信号に同期して発生
    されるシフトクロック信号歩進指令に応答して、前記第
    2のクロック信号を前記シフトクロック信号として送出
    する手段を有することを特徴とする論理回路診断システ
    ム。
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