JPH0620302Y2 - ツ−ピ−スコネクタ - Google Patents

ツ−ピ−スコネクタ

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JPH0620302Y2
JPH0620302Y2 JP1986150521U JP15052186U JPH0620302Y2 JP H0620302 Y2 JPH0620302 Y2 JP H0620302Y2 JP 1986150521 U JP1986150521 U JP 1986150521U JP 15052186 U JP15052186 U JP 15052186U JP H0620302 Y2 JPH0620302 Y2 JP H0620302Y2
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JP1986150521U
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JPS6356576U (ja
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健二 川和田
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ケル株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は互いに挿抜可能なレセプタクルとヘッダーとか
らなるツーピースコネクタの改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種のコネクタの一例として第12図(a)に示
すレセプタクル10と、第12図(b)に示すヘッダー2
0とからなり、これらは互いに挿抜可能に構成されてい
る。レセプタクル10は図示しないが圧接部を有する多
数のコンタクトを備えたインシュレータ11と、上記各
コンタクトの圧接部にその芯線がそれぞれ圧接され電気
的に接続されたフラットケーブル(以下、FCと称す)
12と、このFC12をコンタクトの方向に押圧力を与
えてコンタクトとFC12の圧接状態を保持するための
ストレンリリーフ13とからなっている。このストレン
リリーフ13の両肩部には後述する挿抜具23の係合爪
23aが係合するように係合受け13aが形成されてい
る。
ヘッダー20はインシュレータ21と、多数のコンタク
ト22と、一対の挿抜具23とから構成されている。イ
ンシュレータ21は基部とこれと一体に形成された二枚
の並設端板とからなり、これの基部には図示しない多数
のコンタクト挿入穴が形成されている。このコンタクト
挿入穴にはそれぞれコンタクト22が挿入されている。
上記両挿抜具23は一端部に上部係合爪23aを有し、
他端部に図示しない下部係合爪を有しており、この両挿
抜具23は上記インシュレータ21の両側の並設端板間
にそれぞれ枢軸24により開閉可能に支持されている。
このように構成されたレセプタクル10をヘッダー20
のインシュレータ21の並設端板間に確実に挿入するこ
とにより、レセプタクル10のコンタクトとヘッダーの
コンタクト22が電気的に接続されるとともに、一対の
挿抜具23の係合爪23aがストレンリリーフ13の係
合受け13aに係合され、レセプタクル10とヘッダー
20が互いにロックされる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この状態において、ヘッダー20からレセプタクル10
を抜去するには、左右の挿抜具23とストレンリリーフ
13との係合を解く必要がある。このため、作業者が両
手で左右の挿抜具23を同時に外側に開かねばならず、
この作業性が悪いという欠点がある。このようにするこ
とにより、挿抜具23のてこ作用により、レセプタクル
10がヘッダー20から抜去される。
このようなことから、本考案ではレセプタクルとヘッダ
ーのロックの解除が片手ででき、組立てが容易なフラッ
トケーブルコネクタを提供する事を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、次のように構成した
ものである。すなわち、ほぼ直方体のインシュレータの
両側部にそれぞれ係合受部を有し、インシュレータのコ
ンタクト挿入部を形成し、かつこのコンタクト挿入部に
複数個のコンタクトの接触部が位置するように設けたヘ
ッダーと、このヘッダーのコンタクト挿入部に挿入可能
であって、上記係合受部と対応する位置にロックレバー
挿入穴を有し、このロックレバー挿入穴の内壁に係合部
を有し、さらに上記ヘッダーに挿入される側とは反対側
にコンタクト圧接部が突設したレセプタクル本体と、こ
のレセプタクル本体のコンタクト圧接部にその芯線を圧
接する際に用いるカバーと、このカバーを上記レセプタ
クル本体に押圧力を与える押え具を有し、この押え具の
両端にそれぞれ先端に係合爪を有したロックレバーが一
体に形成されるとともに、上記コンタクト挿入穴に挿入
したとき上記ロックレバー挿入穴に有する係合部と係合
する係合部を有するロックレバー付押え具とを具備した
レセプタクルとからなり、このレセプタクルをヘッダー
に挿入したとき上記ロックレバー付押え具の係合部爪が
上記係合受け部に係合するようにしたことを特徴とする
ものである。
(作用) 上記のように構成することにより、レセプタクルとヘッ
ダーのロックの解除が片手ででき、組立てが容易とな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であり、イ
ンシュレータ31と図示しないコンタクトからなるヘッ
ダー(基板側)30と、インシュレータ41とコンタク
ト42と第1のカバー43と第2のカバー44とロック
レバー付押え具45とからなるレセプタクル(圧接側)
40とから構成されている。
上記ヘッダー30のインシュレータ31は第3図(a)の
上面図、第3図(b)の正面図、第3図のbI−bI線に
沿って一部を切断した図、第3図(c)の下面図、第3図
(d)の背面図、第3図(e)の側面図に示すように構成され
ている。
すなわち直方体のインシュレータ31には上記レセプタ
クル40の先端側(コンタクトの接触部の有る側)が嵌
合可能に凹部31aを有し、この凹部31aの底面には
コンタクト挿入穴31bが等間隔に形成され、かつ両側
部には後述するレセプタクル40のロックレバー付押え
具45の係合爪45cが挿入可能な係合受部31cが形
成されている。
上記レセプタクル40のインシュレータ41は、第4図
(a)の上面図、第4図(b)の正面図〔第4図(a)のaI−
aI線に沿って一部を切断した図〕、第4図(c)の下面
図および第4図(d)の側面図ならびに第5図の断面図
〔第4図(b)のV−V線に沿って切断し矢印方向に見た
図〕のように構成されている。すなわち、直方体のイン
シュレータ41の上面にはこの長手方向に沿って複数個
のコンタクト挿入穴41aが形成され、両端にロックレ
バー挿入穴41bが形成され、このロックレバー挿入穴
41bの内壁面の上下には係合用突起41c1,41c2
がおよび案内用突起41dが形成されている。このよう
に構成されたインシュレータ41において、このコンタ
クト挿入穴41aに圧接部42aを有するコンタクト4
2を装着して第2図のようにコネクタ本体46が構成さ
れている。
上記第1のカバー43は、第2図の分解斜視図、第6図
(a)の上面図、第6図(b)の正面図、第6図(c)の下面
図、第7図の断面図〔第6図(b)のVII−VII線に沿って
切断して矢印方向に見た断面図〕のように構成されてい
る。すなわち、全体が板状であって板面にはコンタクト
圧接部挿入穴43aが複数個4列に形成され、両端には
案内溝43bが形成され、下部板面に図示しないフラッ
トケーブルがはまる波形のフラットケーブル溝43cが
形成されている。
上記第2のカバー44は、第2図の分解斜視図、第8図
(a)の上面部、第8図(b)の正面図〔第8図のb2−b2
線に沿って切断した図〕、第8図(c)の下面図、第9図
の断面図〔第8図(b)のIX−IX線に沿って切断し矢印方
向に見た断面図〕に示すように構成されている。全体が
板状であって両端にロック片案内溝44cおよび係合用
枠部44aが形成され、下部板面には波形のフラットケ
ーブル溝44bが形成されている。
上記ロックレバー付押え具45は、第2図の分解斜視
図、第10図(a)の上面図、第10図(b)の正面図、第1
0図(c)の下面図、第11図の断面図〔第10図(b)のXI
−XI線に沿って切断し矢印方向に見た断面図〕に示すよ
うに構成されている。すなわち、全体としては門形であ
って、押え具本体45aの両端にロックレバー45bが
一体に形成され、またこのロックレバー45bの先端に
は係合爪45cが形成され、さらにこの係合爪45cの
有する側の角部に段状の案内45dが形成され、また上
記押え具本体45aとロックレバー45bの連結部外側
には把持部45eが形成され、かつ連結部内側にはロッ
ク片45fが垂下しこれに係合溝45gが形成されてい
る。
上記のように構成されたレセプタクル本体46のコンタ
クト42の圧接部42aに、図示しない第1、第2のフ
ラットケーブルを圧接するには、図示しない圧接治具に
第2のカバー44をこの係合用枠部44aが上になるよ
うに載置し、第2のカバー44のフラットケーブル溝4
4bに第1のフラットケーブルをのせ、さらにこのフラ
ットケーブルの上に第2のカバー43をフラットケーブ
ル溝43cが上になるようにして載せ、このフラットケ
ーブル溝43cに第2のフラットケーブルを載せ、最後
に上記レセプタクル本体46のコンタクト42の圧接部
42aを下に向けて上記第2のフラットケーブルの上に
載せて図示しないハンドプレスにより上記レセプタクル
本体46を上記圧接治具方向に押し下げる。このように
することにより、各コンタクト42の圧接部42aにフ
ラットケーブルの芯線が圧接させる。この状態では第1
のカバー43のコンタクト圧接部挿入穴43aにコンタ
クト42が挿入され、このうちのコンタクト42の圧接
部42aの突出長さの短い方は第2のフラットケーブル
が圧接され、また圧接部の突出長さの長い方は第1のカ
バー43から突出し、この突出した圧接部42aに第1
のフラットケーブルが圧接されており、第2のカバー4
4の係合用枠部44aは、インシュレータ41の下側の
係合用突起41c2に係合している。
この状態で、ロックレバー付押え具45をレセプタクル
本体46にロックさせるには以下のようにする。
インシュレータ41の案内用突起41dとロックレバー
付押え具45の案内45dとの向きを一致させ、例えば
左手で上記のようにフラットケーブルの圧接されたレセ
プタクル本体46をもち、右手でロックレバー付押え具
45のロックレバー45bをロックレバー挿入穴41b
に挿入させ、ロックレバー45bの係合爪45cがロッ
クレバー挿入穴41の縁部係合するまで押しこむ。この
状態でロック片45fに有する係合溝45gに上記イン
シュレータ41の上側の係合用突起41c1が係合して
いる。第1図はこの状態を示している。
このようにして組立てられたレセプタクル40をヘッダ
ー30に嵌合させるには、例えば左手でレセプタクル4
0を持ち、右手でヘッダー30を持ち、凹部31aとイ
ンシュレータ41の先端部(フラットケーブルを有する
側と反対側部分)同士を嵌合させればよい。すると、レ
セプタクル40の係合爪45cがヘッダー30の係合受
部31cに係合する。
またこの嵌合状態から両者を非嵌合状態にするには、ロ
ックレバー付押え具45の把持部45eを例えば親指と
人差指ではさんでロックレバー45bの係合爪45cの
間隔を縮めた状態にしながらレセプタクル40をヘッダ
ー30から引抜けばよい。
以上述べた説明はヘッダー30が基板に固定されていな
い場合であるが、基板に固定されている場合でも同様で
ある。
以上述べた実施例によれば、従来のツーピースコネクタ
のようにレセプタクル10とヘッダー20を嵌合させる
とき、挿抜具23を外側に開く必要があり、また嵌合状
態(ロック状態)を解くには挿抜具23を両手で回動さ
せる必要がある。これに対し上記した本考案の実施例
は、ロックの解除が片手ででき、ロック状態(嵌合状
態)にするのも簡単で組立てが容易である。
(考案の効果) 以上述べた本考案によれば、レセプタクルとヘッダーの
ロックの解除が片手ででき、組立てが容易なツーピース
コネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同実
施例のレセプタクルの分解斜視図、第3図は同実施例の
ヘッダーのインシュレータを示す図、第4図および第5
図は同実施例のレセプタクルのインシュレータを示す
図、第6図および第7図は同実施例の第1のカバーを示
す図、第8図および第9図は同実施例の第2のカバーを
示す図、第10図および第11図は同実施例のロックレ
バー付押え具を示す図、第12図は従来のツーピースコ
ネクタを示す図である。 30…ヘッダー(基板側)、31…インシュレータ、3
1c…係合受部、40…レセプタクル(圧接側)、41
…インシュレータ、41b…ロックレバー挿入穴、41
1,41c…係合用突起、41d…案内用突起、42
…コンタクト、43…第1のカバー、44…第2のカバ
ー、45…ロックレバー付押え具、45a…押え具本
体、45b…ロックレバー、45c…係合爪、45d…
段状案内、45c…把持部、45f…ロック片、45g
…係合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに嵌合可能なヘッダー(30)および
    レセプタクル(40)からなり、 上記ヘッダー(30)は、長手方向両端部に係合受部
    (31c)を有し、 上記レセプタクル(40)は、長手方向両端面に該端面
    から外方に延出するすると共に、該端面とほぼ平行に嵌
    合面側に向って延びる一対のロックレバー(45b)を
    有し、各ロックレバー(45b)が、指によって操作さ
    れる把持部(45e)、各把持部(45e)から自由端
    部に向って延びる中間部および自由端部に形成され、上
    記ヘッダー(30)の係合受部(31c)と係合可能な
    係止突起(45c)からなり、 上記ヘッダー(30)とレセプタクル(40)の嵌合時
    に上記係止突起(45c)が上記係合受部(31c)と
    係合して上記ヘッダー(30)と上記レセプタクル(4
    0)とを相互に錠止し、一方上記ロックレバー(45
    b)の把持部(45e)を上記端面に向けて押圧するこ
    とによって上記錠止状態を解除するようにしたツーピー
    スコネクタにおいて、 上記レセプタクル(40)は、上記長手方向両端部に上
    記ロックレバー(45b)の中間部を囲む枠部を形成し
    たことを特徴とするツーピースコネクタ。
JP1986150521U 1986-09-30 1986-09-30 ツ−ピ−スコネクタ Expired - Lifetime JPH0620302Y2 (ja)

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JPS6356576U JPS6356576U (ja) 1988-04-15
JPH0620302Y2 true JPH0620302Y2 (ja) 1994-05-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0782891B2 (ja) * 1990-07-04 1995-09-06 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタの結合係止機構
JP6045479B2 (ja) * 2012-12-28 2016-12-14 第一電子工業株式会社 コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54137788U (ja) * 1978-03-13 1979-09-25
JPS5695077U (ja) * 1979-12-22 1981-07-28
JPS6316836Y2 (ja) * 1980-07-14 1988-05-13
JPS5931025U (ja) * 1982-08-23 1984-02-27 株式会社神戸製鋼所 金属溶湯の湯面レベル計

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JPS6356576U (ja) 1988-04-15

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