JPS6316836Y2 - - Google Patents

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JPS6316836Y2
JPS6316836Y2 JP9946780U JP9946780U JPS6316836Y2 JP S6316836 Y2 JPS6316836 Y2 JP S6316836Y2 JP 9946780 U JP9946780 U JP 9946780U JP 9946780 U JP9946780 U JP 9946780U JP S6316836 Y2 JPS6316836 Y2 JP S6316836Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
collar
bearing
oil
turbocharger
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JP9946780U
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JPS5722632U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、内燃機関において、一個の共通軸
上にタービンロータと圧縮機ロータとを配置した
加圧給気用のターボチヤージヤに関し、更に詳し
くは該ターボチヤージヤの軸受潤滑装置に係わる
ものである。
従来、ターボチヤージヤにおける軸受の保持に
は、スナツプリングを用いるか、または、カラー
を入れるかするのが一般的であつた。しかし、ス
ナツプリンングを採用する場合はロータ軸にリン
グ溝の加工をなす必要があり、また組付けに当り
組付け孔の奥深く固定するには作業性の困難を伴
つた。
カラー採用の場合は、該カラーは単なるパイプ
形態のものが用いられており、潤滑油の流れを阻
害し、軸受部へ圧送する油圧が低下すると焼付き
をまねく恐れがあつた。
本考案は、二個のジヤーナル軸受の間に配置し
たカラーの両端部に切欠溝を設け、ロータ軸の回
転にともなつてカラーも回転し、ポイプ作用で良
好な潤滑機能を果たすと共に、従来における加
工、組付け等の難点解消を計つた軸受潤滑装置を
提供するものである。
以下、本考案の実施例を図にもとづき説明す
る。
1はターボチヤージヤで、その殻体は、コンプ
レツサハウジング2、中間体3、軸受ハウジング
4、中間胴5、タービンハウジング6の各部材の
結合からなる。
7は回転軸で、該回転軸7上の略中央で且つ潤
滑油導入通路4aが設けられた軸受ハウジング4
の円筒孔4b中に位置して、本考案の要部をなす
カラー8が嵌装される。前記カラー8は、第2図
をみて分るように、その両端部に夫々適宜の深さ
を有する適数の切欠溝8a,8a′が設けられてい
る。カラー8の左右には夫々ジヤーナル軸受9及
び9′が配置され、ジヤーナル軸受9の左方には、
前記軸受部7の段部で受止められたプレート10
及びスラスト軸受11が配置される。12はオイ
ルスロワーで、中間体3の内腔部3a内に位置
し、該内腔部との間にラビリンス型のシール機構
が形成される。尚、13は前記中間体3と前記オ
イルスロワー12との間に設けられたオイルシー
ル部材である。14はコンプレツサホイルで、前
記回転軸7上にネジ15で固着され、空気入口2
a、加圧空気出口2bを持つ前記コンプレツサハ
ウジング2の内腔部に配置せしめられる。
16は、図でみて回転軸7の右方に設けられた
タービンホイルで、スペーサ17を介し中間胴5
とタービンハウジング6間に受入れられ、その翼
体は排気入口6a、排気出口6bを持つ前記ター
ビンハウジング6の内腔部に在位する。而して、
18は回転軸7と中間胴5間に設けられたオイル
シール部材である。
19はオイルセパレートプレートで、軸受ハウ
ジング4と中間胴5間における回転軸7上に、該
回転軸7と一体回転すべく嵌着されている。
このオイルセパレートプレート19は、中間胴
との間にラビリンス型モール機構19aが構成さ
れ、ラビリンスの外側で裾長いスロワー19bが
形成されてシール機能の向上が計られている。
而して、潤滑油は軸受ハウジング4に設けた導
入通路4aを経てジヤーナル軸受9,9′部に至
り、潤滑後その出口4cより中間胴5に設けられ
たオイルパンへの排出口5aに送出される。
本考案装置においては、ジヤーナル軸受9及び
9′を保持するため、その中間の回転軸7上に両
端に夫々切欠溝部8a,8a′を設けたカラー8を
配設した。而して、前記回転軸7とカラー8とは
遊嵌合するものではあるが、嵌合、スキマが小さ
いため油の粘性により前記回転軸7の回転に伴い
カラー8も回転を行うものである。
本装置におけるカラー18は、その溝部8a,
8a′がポンプ機能を果し、油圧が低下した場合で
も潤滑油の流れが良好で焼付き発生を防止すると
共に、リング溝加工等の必要もなく、また組付も
簡便で、加えて回転軸との嵌合径を小さくし得る
ので、装置を小型軽量化することができる。
本考案装置は以上述べたように、簡単な構成で
従来みられた欠点を解消することができ、効果大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置を備えたターボチヤージ
ヤの中央断面を示し、第2図は、その要部部品の
斜視図である。 1……ターボチヤージヤ、4……軸受ハウジン
グ、7……回転軸、8……カラー、8a,8a′…
…切欠溝、9……ジヤーナル軸受、9′……ジヤ
ーナル軸受、14……コンプレツサホイル、16
……タービンホイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸上に配設されたコンプレツサホイル、タ
    ービンホイルと、該両ホイルの中間で前記回転軸
    上に設けられた二個のジヤーナル軸受と、該二個
    のジヤーナル軸受の相互間に該ジヤーナル軸受を
    保持するために前記回転軸と遊嵌合するように同
    芯的に配置されたカラーと、該カラーの両端部に
    夫々形成された切欠溝とを有し、前記回転軸と前
    記カラー間の油の粘性により前記回転軸の回転に
    伴い前記カラーが回転する、ターボチヤージヤの
    軸受潤滑装置。
JP9946780U 1980-07-14 1980-07-14 Expired JPS6316836Y2 (ja)

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JP9946780U JPS6316836Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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JP9946780U JPS6316836Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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JPS5722632U JPS5722632U (ja) 1982-02-05
JPS6316836Y2 true JPS6316836Y2 (ja) 1988-05-13

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ID=29461119

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333577U (ja) * 1986-08-21 1988-03-04
JPH0620302Y2 (ja) * 1986-09-30 1994-05-25 ケル株式会社 ツ−ピ−スコネクタ
KR101235301B1 (ko) 2011-04-20 2013-03-06 (주)계양정밀 터보차져용 저널베어링 어셈블리

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Publication number Publication date
JPS5722632U (ja) 1982-02-05

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