JPH0620066B2 - 多層配線の形成方法 - Google Patents

多層配線の形成方法

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JPH0620066B2
JPH0620066B2 JP20548487A JP20548487A JPH0620066B2 JP H0620066 B2 JPH0620066 B2 JP H0620066B2 JP 20548487 A JP20548487 A JP 20548487A JP 20548487 A JP20548487 A JP 20548487A JP H0620066 B2 JPH0620066 B2 JP H0620066B2
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wiring
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insulating film
layer
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の多層配線の形成方法に関し、特
に、金属配線間に絶縁膜を設けて形成される多層配線の
形成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の半導体装置の多層配線の形成方法とし
て、例えば第3図に示すように下層配線を被覆する層間
絶縁膜の表面を平坦化し、その上に上層配線を形成する
方法が知られている。
以下、第3図を参照して説明する。まず、半導体基板3
1上に絶縁膜32を形成し、この上に第1層Al配線3
3を形成する。次いで第1層Al配線表面上に層間絶縁
膜となるCVD酸化膜34を成長する。層間絶縁膜に
は、CVD法,プラズマCVD法,スパッタ法等で形成
した二酸化シリコンSiO,窒化シリコンSiN等が
用いられている。また、下地の段差により上層配線が断
線するのを防ぐために、上述した層間絶縁膜は予め厚く
成長しておく(第3図(a))。次に、CVD酸化膜34
を覆って全面にフォトレジスト35を塗布して基板表面
を平坦化する(第3図(b))。その後、フォトレジスト
35とCVD酸化膜34のエッチング速度が等しい条件
で基板全面をエッチング除去(エッチバック)すること
によりほぼ平坦な表面をもったCVD酸化膜34が得ら
れる(第3図(c))。次に、CVD酸化膜34上に改め
てフォトレジスト36を塗布し、通常のフォトリソグラ
フィ法により、上層配線と下層配線との接続をとるため
の開孔(スルーホール)パターンを形成する(第3図
(d))。次いで、フォトレジスト36をマスクに、スル
ーホールの上端部で上層配線が断線しないように、はじ
めに等方性エッチング法によりフォトレジスト36の開
孔パターンよりも大きくエッチングしてスルーホール上
部にテーパーをつけ(第3図(e))、次に、異方性エッ
チング法を用いてCVD酸化膜34にフォトレジストの
開孔パターンと同程度の大きさをもったスルーホールを
形成する(第3図(f))。その後、フォトレジスト36
を除去し、CVD酸化膜34上にスルーホールを通って
第1層Al配線33に接続する第2層Al配線を形成す
ることにより二層Al配線を構成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、上述した従来のエッチバック法を用いた多層
配線の形成方法は、スルーホール形成のためのフォトレ
ジスト工程に加えて層間絶縁膜の表面平坦化のためのフ
ォトレジスト工程が余分に必要である。さらに、層間絶
縁膜に設けるスルーホールは、異方性エッチング法のみ
でなく等方性エッチング法を使用することによってスル
ーホール上部に上層配線の断切れ防止のためのテーパー
を形成しているので工程が複雑になるという欠点を有し
ている。また、層間絶縁膜上に基板表面を平坦化するた
めに塗布するフォトレジストの膜厚は、スピンオンによ
る塗布膜では下地段差パターンとして、段差上部が広い
所あるいは密集している部分ではフォトレジストの膜厚
は厚く、逆に孤立した微細なパターン上ではフォトレジ
ストの膜厚は薄くなる。すなわち、エッチバックの際、
下地段差のパターンによりその段差上のフォトレジスト
の膜厚が異なるため、エッチバック後の層間絶縁膜の膜
厚も下層配線パターンに依存する。そのため、層間絶縁
膜に膜厚の厚い部分と薄い部分が存在するので、層間絶
縁膜に開孔を形成する際エッチングの制御が難しいとい
う欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の多層配線の形成方法は、半導体基板上に形成さ
れた金属配線を絶縁膜で被覆する工程と、前記絶縁膜表
面をふくむ前記基板全面にフォトレジスト膜を形成し基
板上の前記フォトレジスト膜表面を平坦にする工程と、
前記フォトレジスト膜の所定領域に開孔を形成する工程
と、前記フォトレジスト膜をマスクとして前記絶縁膜を
所定の深さまでエッチング除去する工程と、前記フォト
レジスト膜と前記絶縁膜とがほぼ等しいエッチング速度
を有する条件で前記フォトレジスト膜全面をエッチング
除去する工程を含むことを特徴とする多層配線の形成方
法である。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
(a)〜(c)は本発明の一実施例の工程順縦断面である。
まず、半導体基板11上に絶縁膜12が形成され、絶縁
膜12上に厚さ1.0μmの第1層Al配線13を形成
する。次いで、第1層Al配線13の表面上にCVD法
による酸化膜(CVD酸化膜)14を約1.5μm成長
する(第1図(a))。次に、CVD酸化膜14の表面を
含む半導体基板11全面に回転塗布(スピンオン)法に
よりフォトレジスト15を塗布し、フォトレジスト15
で覆われた基板表面を平坦にする。次に、フォトレジス
ト15の所定領域に通常のフォトリソグラフィ法によ
り、第1層Al配線と第2層Al配線との接続をとるた
めの開孔(スルーホール)パターンを形成する。次に、
フォトレジスト15をマスクとして、リアクティブエッ
チング法によりCVD酸化膜14にスルーホールを形成
する。このCVD酸化膜14をエッチングするエッチン
グガスは例えばCF,CHF等のフロン系ガスを主
体としたものを使用することができる(第1図(b))。
次に、CVD酸化膜14とフォトレジスト15のエッチ
ング速度がほぼ等しくなる条件で、基板全面をドライエ
ッチング法によりエッチバックする。このエッチングガ
スとして上述したCF,CHF等のフロン系ガスに
酸素Oを混入したものを用いることができる。第1層
Al配線13はこのエッチングガスによりエッチングさ
れないので、フォトレジスト15及びCVD酸化膜14
のみをエッチングすることができる。
ところで、全面エッチバックは異方性エッチング法によ
って行なうわけであるが、等方性エッチングの成分もわ
ずかに含まれている。このため、スルーホール部では、
CVD酸化膜14の上面を覆っているフォトレジスト1
5がエッチング除去されたのちは、この等方性エッチン
グの成分により開孔の上端部がエッチング除去されて丸
くなる。従って、こうして得られたCVD酸化膜14の
形状は、第1層Al配線の段差の影響の少ない平坦な表
面形状で、かつ、スルーホールの上端部が丸みを帯びた
ものとなる(第1図(c))。このスルーホールを含むよ
うにして第2層Al配線(図示せず)を形成することに
より二層Al配線が構成される。
第2図(a)〜(c)は本発明の他の実施例の工程順縦断面図
である。
まず、前述した一実施例と同様に、半導体基板21上に
絶縁膜22が形成され、絶縁膜22上に厚さ1.0μm
の第1層Al配線23を形成する。次いで、第1層Al
配線23の表面上にCVD酸化膜24を約1.5μm成
長する(第2図(a))。次に、CVD酸化膜24の表面
に回転塗布法によりその表面が平坦になるようにフォト
レジスト25を塗布する。次に、フォトレジスト25の
所定領域に通常のフォトリソグラフィの方法により開孔
パターンを形成する。次に、フロン系のガスを用いたリ
アクティブエッチング法によりCVD酸化膜24にスル
ーホール形成のためのエッチングを行なう。この時、前
述した一実施例とは異なり第1層Al配線23が露出す
る前にエッチングを停止する。そして、このエッチング
工程でスルーホール部でエッチングされずに残っている
CVD酸化膜24の厚みを、後述するエッチバック工程
でスルーホール部以外のCVD酸化膜24の表面がエッ
チング除去される厚みと同程度にしておく(第2図
(b))。次に、CVD酸化膜24とフォトレジスト25
のエッチング速度がほぼ等しくなる条件で全面をドライ
エッチング法によりエッチバックしてCVD酸化膜24
の表面をほぼ平坦にする。この時スルーホール部は第1
層Al配線23の表面まで達して開孔される。この全面
エッチング時のガスは、フロン系ガスに酸素Oを混入
したものを用いる。フロン系ガスとOの流量比は、例
えばCF/O=60/20sccmの流量で0.2Torr、
200Wの条件でエッチング速度が等しくなる。上述し
たスルーホールエッチング工程でCVD酸化膜24のエ
ッチングを途中で止めたのは、エッチバックの際のエッ
チングガスに酸素(O)が含まれる場合Al表面が長
時間露出していると表面が酸化され、スルーホール部の
電気抵抗が増大する恐れがあるからである。なお、エッ
チバックの時間は、前述した一実施例と同じに出来るか
ら、スルーホールの上端部の丸みは同程度である(第2
図(c))。次に、第2層Al配線を形成し二層Al配線が
構成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、エッチバック法を用いて
配線層間絶縁膜を平坦化した多層配線の形成方法におい
て、まず層間絶縁膜にスルーホールを形成し、しかる後
にスルーホール形成に用いたフォトレジストを除去せ
ず、そのまま使って全面エッチバックを行って層間絶縁
膜表面を平坦化する。これにより、フォトレジスト工程
を減らすことができ製造工程を短縮することができる。
また、エッチバック前にスルーホールを形成するので、
第1層配線パターン等によるスルーホール部上を覆って
いる層間絶縁膜の膜厚にばらつきがなく、制御性よくス
ルーホールを形成することができる。さらに、スルーホ
ール形成後にエッチバックを行なうので、スルーホール
の上端部の層間絶縁膜の端部に丸みがつき、複雑なエッ
チング手順をとらなくても第2層配線の断切れを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本発明の一実施例を示すための工程順
縦断面図、第2図(a)〜(c)は本発明の他の実施例を示す
ための工程順縦断面図、第3図(a)〜(f)は従来例を示す
ための工程順縦断面図である。 11,21,31……半導体基板、12,22,32…
…絶縁膜、13,23,33……第1層Al配線、14,
24,34……CVD酸化膜、15,25,35,36
……フォトレジスト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成された金属配線を絶縁
    膜で被覆する工程と、前記絶縁膜表面をふくむ前記基板
    全面にフォトレジスト膜を形成し基板上の前記フォトレ
    ジスト膜表面を平坦にする工程と、前記フォトレジスト
    膜の所定領域に開孔を形成する工程と、前記フォトレジ
    スト膜をマスクとして前記絶縁膜を所定の深さまでエッ
    チング除去する工程と、前記フォトレジスト膜と前記絶
    縁膜とがほぼ等しいエッチング速度を有する条件で前記
    フォトレジスト膜全面をエッチング除去する工程を含む
    ことを特徴とする多層配線の形成方法。
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