JPH0619874U - 棒状の液状体塗布具 - Google Patents

棒状の液状体塗布具

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JPH0619874U
JPH0619874U JP700792U JP700792U JPH0619874U JP H0619874 U JPH0619874 U JP H0619874U JP 700792 U JP700792 U JP 700792U JP 700792 U JP700792 U JP 700792U JP H0619874 U JPH0619874 U JP H0619874U
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JP
Japan
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stirring member
liquid
liquid material
stirring
applicator
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Withdrawn
Application number
JP700792U
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和広 一ノ瀬
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 攪拌効率の向上と吐出制御機能を持つ液状体
塗布具を得る。 【構成】 弾性変形可能な部材で出来た液状体貯蔵部を
持ち、それを押圧することにより液状体を吐出させ、そ
の押圧効果を抑制する為に用いる液状体貯蔵部内の攪拌
部材を筒状、螺旋状、表面に凹凸を設けた柱状のとする
ことにより攪拌部材の重量を少なくして、塗布具全体の
重量を減らし、液状体の攪拌能力を向上させ、液状体貯
蔵部内に占める攪拌部材の容積を最小限にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は修正液、インク、化粧料等の液状体を収納する棒状の液状体塗布具に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、顔料分等の沈降し易い液状体の塗布具において、図1に示すように液状 体の攪拌の為に液状体貯蔵部内に球状の攪拌部材を入れることが周知の事実とし て知られており、また、この場合、図2に示すように液状体貯蔵部に弾性変形可 能な部材を用い、液状体貯蔵部の外側を押圧することにより塗布部への液状体の 供給を行う液状体塗布具が知られているが、この時、状体塗布時の過剰塗布を抑 止する機能として、図3、図4のように棒状の液状体貯蔵部内の攪拌部材を液状 体貯蔵部より少径の柱状として、その外壁と棒状の液状体貯蔵部の内壁との間に 間隙を作り押圧制御機能を持たせたもの(例えば、実公平3−15174号参照 )や棒状の液状体貯蔵部内、に先軸の棒状の液状体貯蔵部側から柱状の突起を押 圧部にまでのばし、その外壁と棒状の液状体貯蔵部の内壁との間に間隙を作り押 圧制御機能を持たせたもの(例えば、United States Paten t 3,900,268号参照)が知られている。
【0003】 しかし、従来知られている円柱状の攪拌部材では球状のものに比べて攪拌効率 は向上するものの、いまだ液状体の攪拌には十分な効力を発揮せず、また、攪拌 部材が円柱状ということで球状のものに比べて棒状の液状体貯蔵部の中で攪拌部 材がしめる体積が多くなり液状体の体積が少なくなり、また、攪拌部材が円柱状 であるため、球体の攪拌部材に比べて重量が大であり、塗布具自体の重量増とな る等の欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案により解決しようとする課題は、棒状の液状体塗布具において十分な 攪拌の能力を得られるような攪拌部材を提供することであり、また液状体の貯蔵 容量を大きくし、塗布具の重量を小さくすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は塗布液貯留室内に攪拌部材を有し、先端の弁棒を被筆記体に押圧す るとともに、弾性体で出来た塗布液貯留室外側を押圧し塗布液を先端より流出さ せる弁付き液状体塗布具について鋭意研究を重ねた結果、攪拌部材の重量を軽減 する為には、円柱状の攪拌部材の表面に凹凸を設け、または、螺旋状にし、また は、円柱状の攪拌部材を筒状にし中心に穴をあけることを見出し、しかも、それ により塗布具の重量を小さくも出来、液状体の攪拌効率を上げ、攪拌子の占める 液状体貯蔵部内の容量を最小限に止めることが出来るのを見出し、この知見に基 づいて本発明をなすに至った。
【0006】
【作用】
塗布液貯留室内に攪拌部材を有し、先端の弁棒を被筆記体に押圧するとともに 、弾性体で出来た塗布液貯留室外側を押圧し塗布液を先端より流出させる弁付き 液状体塗布具において、液状体貯留室に修正液等、沈降しやすい液状体を入れた 場合、塗布具を手によって振盪し前記液状体を攪拌する場合、攪拌部材を液状体 貯留室に入れておくと効果的な攪拌ができるが、その攪拌をより効果的に行うた めに攪拌部材を円柱状にし、塗布具の振盪時に塗布液貯留体の中の液の乱流をよ り多く起こさせるものが知られている。また、攪拌部材の直径が塗布液貯留体内 径よりも小さいことで塗布液貯留体の押圧時に塗布液貯留体の内壁が攪拌部材に あたり押圧を規制できる。
【0007】 しかし、円柱状の攪拌部材では球状の攪拌部剤に比べて重量が大きくなる。そ こで、攪拌子を筒状あるいは螺旋状あるいは表面に凹凸を設けた柱状にすること により円柱状の物より肉を削ることが出来軽量化出来る。また、攪拌部材の形状 が複雑化することにより様々なかたちで液状体貯留室内に乱流を起こすことが可 能となり、液状体の攪拌において満足な攪拌効率を得ることが可能になる。
【0008】 また、同等の外観の寸法では、柱状の攪拌子に比べて、筒状あるいは螺旋状あ るいは表面に凹凸を設けた柱状の攪拌子には空隙が多く存在することで、液状体 貯蔵部内の液状体の容量もその空隙の分だけ増やすことが可能になる。
【0009】 また、筒状あるいは螺旋状あるいは表面に凹凸を設けた柱状の攪拌子において 、その外観の寸法を柱状のものと同等にすることにより、押圧時の液状体の吐出 効果ならびに押圧制御機能は損なわれることは全くないものである。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面にて示す。
【0011】
【図5】は本考案の第一実施例を示しており、符号3は攪拌部材を示し、攪拌 部材は液状体貯蔵部内を移動自在であり、この攪拌部材は筒状のもので作られて いる。符号6は液状体貯蔵部を示し、弾性変形可能な部材で出来ていて軸筒6を 押圧することにより液状体を供給する。この時、攪拌部材3が有ることにより軸 筒6は攪拌部材により液状体貯蔵部の容積を際限なく小さくすることは出来ず、 結果として押圧を規制される。符号8はハルブ機構を構成するための弾性体であ りバルブ弁体を先軸内側へ付勢している。符号7はバルブ弁体を示し。符号7a は液状体塗布部を示し、7a先端を塗布面に押しつけて塗布する。また、3aは 攪拌部材の切り欠きを表し、攪拌部材の先軸側端面が貯蔵部ないで先軸側に隙間 無く密着した場合、液状体の先軸塗布部への流入路を確保する為のものである。
【0012】
【図7】は本考案第2実施例を示しており、符号4は螺旋状の攪拌部材を示し ている。
【0013】
【図9】は本考案第3実施例を示しており、符号5は表面に凹凸を設けた柱状 の攪拌部材を示している。また、5aは攪拌部材の切り欠きを表し、攪拌部材の 先軸側端面が貯蔵部ないで先軸側に隙間無く密着した場合、液状体の先軸塗布部 への流入路を確保する為のものである。
【0014】
【図6】、
【図8】、
【図10】は各攪拌部材別の押圧状態を示している。
【0015】
【考案の効果】
本考案の液状体塗布具において、攪拌子として用いられた符号3で示された筒 状の攪拌部材、符号4で示された螺旋状の攪拌部材、符号5で示された表面に凹 凸を設けた攪拌部材において、攪拌時における攪拌効率は、各攪拌子の形状によ って得られる様々な乱流により、期待に違わぬ効果を示した。
【0016】 また、各攪拌子の持つ間隙および空洞により、液状体貯蔵部内に占める攪拌部 材の体積は最小限に抑えられた。
【0017】 また、押圧抑制機能においても、筒状、螺旋状、表面に凹凸を設けた柱状の各 攪拌部材において、なんらその機能に障害をもたらすことはなかった。
【0018】 また、攪拌部材先軸側の端面に作った切り欠きにより、攪拌部材先軸側端面が 液状体貯蔵部の先軸側に隙間無く密着していても、液状体の先軸塗布部への流入 は、妨げられることは無かった。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】球状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の断面図
である。
【図2】球状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の押圧状
態を示す断面図である。
【図3】円柱状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の断面
図である。
【図4】円柱状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の押圧
状態を示す断面図である。
【図5】筒状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の断面図
である。
【図6】筒状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の押圧状
態を示す断面図である。
【図7】螺旋状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の断面
図である。
【図8】螺旋状の攪拌部材を用いた液状体塗布具の押圧
状態を示す断面図である。
【図9】表面に凹凸を設けた柱状の攪拌部材を用いた液
状体塗布具の断面図である。
【図10】表面に凹凸を設けた柱状の攪拌部材を用いた
液状体塗布具の押圧状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 球状の攪拌部剤 2 円柱状の攪拌部材 3 筒状の攪拌部材 3a 筒状の攪拌部材の切り欠き 4 螺旋状の攪拌部材 5 表面に凹凸を設けた柱状の攪拌部材 5a 表面に凹凸を設けた柱状の攪拌部材の切り欠き 6 弾性変形可能な部材で出来た液状体の貯蔵部 7 バルブ弁体 7a 液状体塗布部 8 弾性体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布液貯留室内に攪拌部材を有し、先端
    の弁棒を被塗布体に押圧するとともに、弾性変形可能な
    部材で出来ている塗布液貯留体の外側を押圧し、塗布液
    を先端より流出させる弁付き液状体塗布具において、攪
    拌部材を塗布液貯留室より小径の円筒としたことを特徴
    とする弁付き液状体塗布具。
  2. 【請求項2】 塗布液貯留室内に攪拌部材を有し、先端
    の弁棒を被塗布体に押圧するとともに、弾性変形可能な
    部材で出来ている塗布液貯留体の外側を押圧し、塗布液
    を先端より流出させる弁付き液状体塗布具において、攪
    拌部材を塗布液貯留室より小径の径方向を有する螺旋状
    としたことを特徴とする弁付き液状体塗布具。
  3. 【請求項3】 塗布液貯留室内に攪拌部材を有し、先端
    の弁棒を被塗布体に押圧するとともに、弾性変形可能な
    部材で出来ている塗布液貯留体の外側を押圧し、塗布液
    を先端より流出させる弁付き液状体塗布具において、攪
    拌部材を塗布液貯留室より小径の径方向を有する、表面
    に凹凸を設けた柱状としたことを特徴とする弁付き液状
    体塗布具。
JP700792U 1992-01-24 1992-01-24 棒状の液状体塗布具 Withdrawn JPH0619874U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158094A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Pentel Corp 塗布具
JP2013043285A (ja) * 2011-08-21 2013-03-04 Pilot Corporation インキ吸入具付の万年筆

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