JPH0810403Y2 - 弁付塗布具 - Google Patents

弁付塗布具

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JPH0810403Y2
JPH0810403Y2 JP1989090331U JP9033189U JPH0810403Y2 JP H0810403 Y2 JPH0810403 Y2 JP H0810403Y2 JP 1989090331 U JP1989090331 U JP 1989090331U JP 9033189 U JP9033189 U JP 9033189U JP H0810403 Y2 JPH0810403 Y2 JP H0810403Y2
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JP
Japan
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elastic body
valve
tip
applicator
container
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JP1989090331U
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JPH0332977U (ja
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孝 大村
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、修正液、塗料、化粧料、インキ等の塗布液
を収容した弁付塗布具に関する。
(従来の技術) 従来、弁付塗布具としては、実開昭62-66780号公報に
「1 可撓性材料からなる容器1の先側に先筒4もしく
は4′を有し、該先筒4もしくは4′の先端開口部から
先部を突出せしめた弁杆5を発条体6により先筒4もし
くは4′に対して圧接せしめた弁機構を有する塗布具に
おいて、弁杆5の外面とその外方に取囲む壁の内面との
間に間隙7を設けることを特徴とする弁機構を有する塗
布具。2 上記間隙7は、弁杆5の膨出部5aとその外方
を取囲む壁の内面との間に形成されたものである実用新
案登録請求の範囲第1項記載の弁機構を有する塗布具。
3 上記間隙7は、弁杆5を取囲む壁の内面に形成され
た隆起部4fと弁杆5の外面との間に形成されたものであ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の弁機構を有する
塗布具。」を要旨とするものが開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記実開昭62-66780号公報に開示されている塗布具
は、発条体の前端を弁杆の膨出部の後端面に当接させ、
後端を容器内部と先筒内部とを連通する貫通孔を有する
発条体受部材の発条体受部に当接させているが、組立時
の作業バラツキによって弁杆及び発条体の後端が軸心か
らずれてしまい、弁杆の後端が発条体受部材に当たっ
て、弁杆や発条体受部材が破損したり、弁杆が曲がった
状態で組立てられ、弁杆の摺動不良が発生してしまった
りするという問題を有している。この実開昭62-66780号
公報の第4図には、縦断面逆台形状の発条体受部材が記
載されているが、この場合、発条体受け部材の上部(広
い方)の面にはその側壁が軸心と平行な孔が設けられて
おり、その後方の軸心に対して交差するように設けられ
た側壁には貫通孔が設けられているため、上記問題を解
消するには有効な構造ではなかった。
本考案は、組立時の作業バラツキによって弁体及び弾
発体の後端が軸心からずれても、所定の位置に配置で
き、弾発体のずれによる弁体や弾発体受部材の破損や、
弾発体と弁体とのこすれなどによる摺動不良が発生しに
くい構造を有する弁付塗布具を提供することを目的とす
る。
本考案は、内部を塗布液収容部とした可撓性材よりな
る容器と、この容器の先部開口端に固着した先体と、こ
の先体内に、弾発体により前方に付勢され先体内面とで
弁機構を構成すると共に、その先端を先体先端開口より
外側へ突出するよう配置された弁体とよりなる弁付塗布
具において、弾発体後部に配置した弾発体受部材の受部
前方に、弾発体外径より僅かに大きい弾発体収納孔を形
成し、この弾発体収納孔後方に軸心方向前方に向かって
次第に拡径する受部を形成し、更に、この弾発体収納孔
前方に軸心方向前方に向かって次第に拡径する案内部を
形成したことを特徴とする弁付塗布具を要旨とするもの
である。
以下、詳述する。
(実施例) 第1図は、本考案に係る塗布具の第1実施例を示すも
のである。
1は内部に修正液、塗料、化粧料、インキ等の塗布液
を収容する液体収容部2を有する容器である。この容器
1の先端開口端には先体3が嵌合、螺合、圧入など適宜
手段により固着されており、先体3内には弾発体5によ
り前方に付勢され、先体3先端内部の座部3aに弁部4aを
密着させ弁機構を形成すると共に、その先端4cを先体3
先端開口部3bより外側へ突出する弁体4が摺動自在に配
置されている。
弾発体5は、弁体の大径部4bの後端と弾発体受部材6
の受部6cとの間に張架されている。
弾発体受部材6は、略中間外壁に設けられた鍔部6eが
容器1の先部開口端及び先体3内部の段部とに挾着さ
れ、筒状部6fを容器1の先部開口部に圧入して固定され
ており、容器1内部と先体3内部とを連通する貫通孔6d
と、貫通孔6dより大径で弾発体5外径より僅かに大きい
弾発体収納孔6bと、貫通孔6dと弾発体収納孔6bとの間の
軸心方向前方に向かって次第に拡径する摺鉢状の段部で
ある受部6cと、軸心方向前方に向かって次第に拡径する
案内部6aとよりなっている。
ここで、第1図においては案内部6aを直線状に表した
が、正又は負の曲率の円弧状であっても良く、案内部の
横断面形状は異形であっても良い。また、容器1内に収
容する液体が、修正液や塗料のような顔料を含むもので
ある場合、塗布液収容部には金属の球状又は棒状の撹拌
子を1個乃至複数個配置しても良い。
作用について説明する。
本考案に係る弁付塗布具の組立時において、先ず、弁
体4に後方より弾発体5を挿入し、この弁体4に弾発体
5を挿入したものを、更に本体3に挿入し塗布具弁部機
構とする。別に容器1の先部開口部に弾発体受部材6の
筒状部6fを圧入し、塗布具本体となし、この塗布具本体
に塗布具弁部機構を固着する。この時、作業のバラツキ
によって塗布具弁部機構の弁体4及び弾発体5の後端が
軸心からずれてしまっても、弾発体5は、弾発体受部材
6の摺鉢状の案内部6aによって弾発体収納孔6bへ挿入さ
れ、更に、弾発体5の受部6cも摺鉢状となっているた
め、強く軸心方向位置に配置されるため、弁体4や弾発
体受部材6の破損や、弁体4の摺動不良は発生しない。
第2図は、第2実施例の要部であって、図示しない容
器の先端開口端には、受部16cを有する弾発体受部材で
ある先部材16と、真鍮、ステンレス等の金属製塗布部材
17とよりなる先体13が固着されている。
塗布部材17は、先端内部に座部17aを有する直管状部1
7cと、拡径部17dと、先部材16の前端の円環溝16eに圧入
固着する挿入部17eとよりなっており、塗布部材17内に
は弾発体15により前方に付勢され、直管状部先端内部の
座部17aに弁部14aを密着させ弁機構を形成すると共に、
その先端14cを塗布部材17先端開口17bより外側へ突出す
る弁体14が摺動自在に配置されている。弾発体15は弁体
14の大径部14bと中径部14dとの段と、先部材16の受部16
cとの間に張架されており、受部16cは、容器内部と塗布
部材17内部とを連通する貫通孔16dと、貫通孔16dより大
径で弾発体15外径より僅かに大きい弾発体収納孔16bと
の間の、軸心方向前方に向かって次第に拡径する摺鉢状
の段部として形成され、弾発体収納孔16b前方には、軸
心方向前方に向かって次第に拡径する案内部16aが形成
されている。
作用について説明する。
本考案に係る弁付塗布具の組立は、先ず、弁体14の小
径部14e後方より弾発体15を、弁体14の大径部14bと中径
部14dとの段に当接するまで挿入し、次いで、塗布部材1
7の挿入部17eを先部材16の前端の円環溝16eに圧入して
先体13を組み立て、更に、先体13を容器の先端開口端に
固着する。
ここで、前述したように塗布部材が金属製であるの
は、極力細い塗布跡を得るため、直管状部を極力細くす
る必要があるためである。即ち、直管状部は、内部に弁
体が配置され、かつ、塗布液が吐出できるよう、弁体外
径より大きな内径を形成する必要があるため、その壁圧
は必然的に薄くなり、よって、強度の面より金属製であ
ることが必要である。
従って、塗布部材は小さな部品であり、それが故に、
先部材への圧入時における作業の僅かなパラツキによっ
ても弾発体の軸心よりのずれは相対的に大きなものとな
るが、弾発体は、先部材の案内部によって収納孔へ挿入
され、更に、受部によって強く軸芯方向位置へセットさ
れるので不良品の発生は防止できる。
尚、塗布部材の先部材への圧入固定は、第3図に示す
例のように、塗布部材挿入部の内壁27e1と先部材円環溝
の内側壁26e1との圧接のみで行ない、挿入部の外壁27e2
と円環溝の外側壁26e2との間に間隙Aを形成しても良
い。
これは、塗布部材の先部材への挿入による先部材外径
の拡大を防止することによって、二点鎖線で内壁を示す
キャップBの先部材に対する着脱力のバラツキを低下さ
せるためであり、乾燥を防止する必要がある高沸点溶剤
を使用している塗布液を用いるといった、キャップと先
部材との嵌合位置を先端に設けてキャップ内容積をなる
べく小さくする必要がある場合有効である。
(考案の作用・効果) 本考案にかかる弁付塗布具は、弾発体受部前方に、弾
発体より僅かに大きい弾発体収納孔を形成し、この弾発
体収納孔後方に軸心方向前方に向かって次第に拡径する
受部を形成し、更に、この弾発体収納孔前方に軸心方向
前方に向かって次第に拡径する案内部を形成しているの
で、組立時の作業バラツキによって弁体及び弾発体の後
端が軸心からずれても弾発体が所定の位置に配置でき、
弁体や弾発体受部材の破損や、弁体の摺動不良が発生し
ないものである。
尚、特に修正液などの様に沈降し易い顔料を使用した
塗布液を使用する場合、先体を上にして保管しておけ
ば、先体内で沈降した顔料は案内部の傾斜している側壁
によって容器内部へ移動し得るので、塗布液の吐出不良
が発生し難い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1実施例の縦断面図、第2図は第2実施例
の要部縦断面図、第3図はその他の実施例の要部縦断面
図である。 1……容器、3,13……先体、4,14……弁体、5,15……弾
発体、6,16……弾発体受部材、6c,16c……受部、6a,16a
……案内部、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部を塗布液収容部(2)とした可撓性材
    よりなる容器(1)と、この容器の先部開口端に固着し
    た先体(3.13)と、この先体(3,13)内に、弾発体(5,
    15)により前方に付勢され先体内面とで弁機構を構成す
    ると共に、その先端(4c,14c)を先体先端開口(3b,17
    b)より外側へ突出するよう配置された弁体(4,14)と
    よりなる弁付塗布具において、弾発体(5,15)後部に配
    置した弾発体受部材(6,16)の受部前方に、弾発体(5,
    15)外径より僅かに大きい弾発体収納孔(6b,16b)を形
    成し、この弾発体収納孔(6b,16b)後方に軸心方向前方
    に向かって次第に拡径する受部(6c,16c)を形成し、更
    に、この弾発体収納孔(6b,16b)前方に軸心方向前方に
    向かって次第に拡径する案内部(6a,16a)を形成したこ
    とを特徴とする弁付塗布具。
JP1989090331U 1989-07-31 1989-07-31 弁付塗布具 Expired - Lifetime JPH0810403Y2 (ja)

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JPH0332977U JPH0332977U (ja) 1991-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0436292Y2 (ja) * 1986-05-30 1992-08-27
JPH0184779U (ja) * 1987-11-30 1989-06-06

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JPH0332977U (ja) 1991-03-29

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