JPH062788Y2 - 弁付塗布具の弁開放機構 - Google Patents

弁付塗布具の弁開放機構

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JPH062788Y2
JPH062788Y2 JP1987012348U JP1234887U JPH062788Y2 JP H062788 Y2 JPH062788 Y2 JP H062788Y2 JP 1987012348 U JP1987012348 U JP 1987012348U JP 1234887 U JP1234887 U JP 1234887U JP H062788 Y2 JPH062788 Y2 JP H062788Y2
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JP
Japan
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valve
applicator
storage chamber
bent
opening mechanism
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JP1987012348U
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JPS63122676U (ja
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巧 黒河
武 永木
友三 関口
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Priority to US07/146,682 priority patent/US4867593A/en
Priority to FR888801055A priority patent/FR2610296B1/fr
Priority to DE3802682A priority patent/DE3802682C2/de
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は可撓性を有する収容室の側面を内方に押圧する
こで弁を開放し,収容液体を塗布部に導出するようにし
た弁付塗布具の弁開放機構に関するものである。
(従来技術とその問題点) 上記に係わる弁付塗布具の弁開放機構としては、例え
ば、実公昭55−32784号公報に開示されているも
のがある。即ち、該機構では,弁の後方に連設されたテ
ーパー面を有する摺動体を収容室内に配設された1対の
可撓性操作片の内方変位で摺動しつつ軸線方向に後退さ
せ,もって弁を弁孔から離し開放できるようになってい
る。
しかし乍ら,上述せる弁開放機構では,弁の後退にテー
パー面による摺動を利用しているので該摺動部分に摩耗
を生ずることになる。即ち,摺動部分に摩耗を生ずると
いうことは,初期の設定では収容室側面の押圧と略同時
に弁を開放できるようにしてあっても,次第に弁開放の
タイミングが押圧よりも遅れていまい,而して収容室側
面の押圧で加圧された収容液体が弁開放時に塗布部に勢
いよく噴射し外部に流出してしまうといった問題を生ず
ることになる。
また、実公昭52−4103号公報に開示されているも
のもある。即ち、該機構は、菱形状の部材の内角を菱形
状を維持したまま変化させることにより、角部に設けた
押し棒を前後動させ、この押し棒で弁を開放させようと
いうものである。
しかし乍ら、該機構でも、角度を変化させる各々の角部
の部分における耐久性の点で、長期に渡り安定した収容
液体の導出を満足させることは難しい。角度の変化自由
度が小さく、また、押し棒を有する部分は特に力の集中
する部分でもあり、角度変化させるのに無理・負担がか
かるものになるためである。繰り返し操作しても座屈な
どを発生しないよう耐久性を向上しようとして肉厚を厚
くしたりすると、角度の変化自由度は更に小さくなり、
また、操作に必要な力は更に大きくなってしまう。
(考案の目的) 本考案は上述せる問題点に鑑みなされたもので、長期に
渡り収容室側面の押圧と略同時に弁を開放できるように
し、安定した収容液体の導出を供し得る弁付塗布具の弁
開放機構を提供せんとするものである。
(考案の概要) 本考案は、可撓性を有する収容室の開口部に設けられた
弁孔に弾撥部材で前方に付勢された弁を圧接し、前記弁
の前方に塗布部を設けてなる弁付塗布具において、前記
収容室内に可撓性を有する1対に操作片を配置し、該操
作片の後端部を、該操作片を屈曲した状態で、前記弁の
後方に延出された弁杆にそれぞれ係合し、該操作片の屈
曲部分を前記収容室の内側面に対峙してなる、可撓性を
有する収容室の側面を内方に押圧することで弁を開放
し、収容液体を塗布部に導出するようにした弁付塗布具
の弁開放機構を要旨とし、上記目的に応ずるものであ
る。
(考案の実施例) 以下に本考案を実施例に基づき詳細に説明する。
第1図乃至第6図において,1は樹脂材料の成形物とし
て得られる収容室であり,該収容室1は指先の押圧で変
形し得る可撓性を側面に有している。又該収容室1内に
は揮発性を有するもしくは有さない種々粘性の筆記用,
化粧用或いは描画用の液体が収容されている。2は前記
収容室1の開口部に筒状部3を固着せる操作体であり,
該操作体2は内部に円形の弁孔4を有し,筒状部3より
後方より延出した内方に変形し得る1対の操作片5a,
5bを有している。又前記操作片5は途中に2個の薄肉
或いは小幅の屈曲箇所6a,6b,7a,7bを備え,
後端部に切り欠き8a,8b及び該切り欠き8a,8b
内側面に対向して設けられた1対の係合突部9a,9b
を有している。10は前記操作体2の内面段部11に支
承されたコイルスプリング等の弾撥部材12で前方に付
勢され,円錐外面13を前記弁礼4に圧接せる弁であ
り,該弁10は後方に自らの湾曲を防止するために断面
略十字形となされた弁杆14を延出しており,該弁杆1
4の後端部に屈曲状態にある操作片5a,5bの係合突
部9a,9bが係合する略半円形の凹所でなる係合受部
15a,15bが両側面に形成されている。もっとも前
述せる弁10は円錐外面13を有さない球状のものであ
っても差しつかえない。16は前記操作体2の筒状部3
の前部に固着されたチップであり,該チップ16は内部
に通孔17を有しており,該通孔17に塗布部18を備
えている。図示例では該塗布部18として筆様のものを
示したが,該塗布部18は筆様のものに限らず,繊維収
束体,スポンジ或いは前記通孔17の端部をそのまま利
用したノズル様のものを採用してもよい。尚,前述の収
容室1と操作体2の筒状部3の固着並びに該筒状部3と
チップ16の固着は図示例の如き圧入嵌合に限らず螺
着,かしめ等の種々固着手段が採用できる。
次に上述せる実施例における弁開放動作を第7図を参照
して説明する。
弁10は第1図に示す如き常態において,弾撥部材12
の弾発力をもって円錐外面13を弁孔4の端縁に圧接し
て密着し,収容室1と外気との連通を遮断しており,又
操作体2の操作片5a,5bはく状に屈曲した状態で係
合突部9a,9bを弁杆14の係合受部15a,15b
に係合しており,収容室1内側面に若干の隙間を介して
対峙している。この状態で操作片5a,5bが対峙せる
収容室1の側面を内方に押圧すると、収容室1の側面は
自らの可撓性で内方に変形し,もって操作片5a,5b
を内方に押圧する。該操作片5a,5bは内方への押圧
力を受けると,屈曲部分を直線状に変形して後方に伸長
することになり,而して弁杆14を後方に牽引し弁10
の円錐外面13と弁孔4の端縁との圧接を解き弁10を
開放する。これと略同時に収容室1の内方変形で加圧さ
れた収容液体が塗布部18に導出される。
尚,上述せる実施例では収容室1として側面全体に可撓
性を有するものを示したが,収容室1に設けられる可撓
部分は操作片5a,5bの屈曲部分に対峙するところの
みに形成されていれば用をなすものである。又操作片5
a,5bは屈曲箇所6a,6b,7a,7bを持たな
い,第8図に示す如き全体に可撓性を有するもの(5
a′,5b′)で代用してもよく,更に操作片と弁杆1
4の係合も,第8図に示す如く弁杆14の後端に形成し
た鍔16と操作片5a′,5b′の後端部との単なる掛
合であってもよい。即ち,前述せる操作片は弁が弁孔に
圧接した状態で屈曲状態を保ち,収容室側面の押圧で屈
曲部分を直線状に変形して伸長できるものであればよ
く,又操作片と,弁杆の係合も伸長する操作片で弁杆を
後方に牽引できるようになっていれば種々採用できる。
(考案の効果) 以上の如く,本考案によれば,収容室側面を介して操作
片の屈曲部分を内方に押圧することにより生ずる操作片
の伸長をダイレクトに弁の後退に変換せしめることがで
き、しかも、操作片の後端部を弁杆に係合していること
により、この係合部分において操作片と弁杆とが形成す
る角度の変化自由度が高く、それゆえ、弁開放の操作に
無理をかけることなく、弁杆を確実に移動でき、もっ
て、機構の耐久性を高めているので、摩耗による支障を
生ずることなく長期に渡り収容室側面の押圧と略同時に
弁の開放を行なうことができ,収容液体の導出を安定か
つ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので,第1図は断面図,
第2図は第1図の操作体の一部破断せる側面図,第3図
は第2図の要部上面図,第4図は第1図の弁の側面図,
第5図は第4図のA−A線断面図,第6図は第4図のB
−B線断面図,第7図は動作説明用の断面図,第8図は
他の例を示す要部断面図である。 1……収容室,4……弁孔,5a,5a′,5b,5
b′……操作片,10……弁,12……弾撥部材,14
……弁杆,18……塗布部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 83/00

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有する収容室(1)の開口部に設
    けられた弁孔(4)に弾発部材(12)で前方に付勢さ
    れた弁(10)を圧接し、前記弁(10)の前方に塗布
    部(18)を設けてなる弁付塗布具において、前記収容
    室(1)内に可撓性を有する1対の操作片(5a,5
    a′,5b,5b′)を配置し、該操作片(5a,5
    a′,5b,5b′)の後端部を、該操作片(5a,5
    a′,5b,5b′)を屈曲した状態で、前記弁(1
    0)の後方に延出された弁杆(14)にそれぞれ係合
    し、該操作片(5a,5a′,5b,5b′)の屈曲部
    分を前記収容室(1)の内側面に対峙してなる、可撓性
    を有する収容室の側面を内方に押圧することで弁を開放
    し、収容液体を塗布部に導出するようにした弁付塗布具
    の弁開放機構。
JP1987012348U 1987-01-30 1987-01-30 弁付塗布具の弁開放機構 Expired - Lifetime JPH062788Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012348U JPH062788Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30 弁付塗布具の弁開放機構
US07/146,682 US4867593A (en) 1987-01-30 1988-01-21 Liquid dispenser with valve mechanism and flexible container
FR888801055A FR2610296B1 (fr) 1987-01-30 1988-01-29 Distributeur de liquide a mecanisme de soupape et recipient souple
DE3802682A DE3802682C2 (de) 1987-01-30 1988-01-29 Flüssigkeitsspender

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Publication Number Publication Date
JPS63122676U JPS63122676U (ja) 1988-08-09
JPH062788Y2 true JPH062788Y2 (ja) 1994-01-26

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JPH062789Y2 (ja) * 1987-05-15 1994-01-26 ぺんてる株式会社 弁付塗布具
JP6234675B2 (ja) * 2012-12-18 2017-11-22 株式会社細川洋行 逆止弁付き容器
EP2937293B1 (en) 2012-12-18 2018-02-21 Hosokawa Yoko Co., Ltd. Check valve and container with check valve
JP6382572B2 (ja) * 2014-05-13 2018-08-29 株式会社細川洋行 弁部材、逆止弁および逆止弁付き容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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