JP3349236B2 - 塗布具の製造方法、塗布具のペン先及び塗布具のペン先の製造方法 - Google Patents

塗布具の製造方法、塗布具のペン先及び塗布具のペン先の製造方法

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JP3349236B2 JP35210993A JP35210993A JP3349236B2 JP 3349236 B2 JP3349236 B2 JP 3349236B2 JP 35210993 A JP35210993 A JP 35210993A JP 35210993 A JP35210993 A JP 35210993A JP 3349236 B2 JP3349236 B2 JP 3349236B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップを有する塗布具
のペン先、同ペン先の製造方法、および塗布具の製造方
法に関するものであり、特に断面形状が角状あるいは偏
平なチップを有する塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旧来のフェルトペンに変わるものとし
て、近年樹脂製のチップをペン先とする塗布具が普及し
つつある。またこの種の塗布具において、比較的高粘度
のインキを使用する場合には、弁を内蔵する構成が採用
される場合が多い。
【0003】以下に、樹脂製のチップをペン先とし、弁
を内蔵した従来技術の塗布具について説明する。図15
は、従来技術の塗布具の要部の分解斜視図である。図1
5において、100はペン先となるチップである。チッ
プ100は樹脂で作られたものであり、細い円柱状をし
ている。即ち従来技術においては、この種の塗布具のチ
ップは専ら円柱状であってそれ以外の形状のものは提案
されていない。
【0004】そしてチップ100の後端部には、コア1
01が取り付けられている。ここでコア101は、イン
キ溜めからチップに円滑にインキを導く作用をする部材
であり、多孔質体や繊維束を素材として、円柱状に成形
されたものである。上記したチップ100とコア101
は、先金具と称される金具102で結合されている。従
来技術の先金具102は、内径の異なる2つの部分が連
続する筒状の部材である。即ち従来技術で採用される先
金具102は、小径部103と大径部105を持つ。そ
して小径部103の内径はチップ100の外径に等し
く、大径部105の内径はコア101の外径に等しい。
従来技術で用いられていた先金具102は、切削加工に
よって上記した小径部103と大径部105を有する形
状に予め成形されていた。そしてチップ100とコア1
01は、それぞれ先金具102の小径部103と大径部
105に挿入されることによって結合されていた。
【0005】このようにして一体化されたチップ100
とコア101は、塗布具の先栓106の孔108内に摺
動可能に挿入される。ここで先栓106は図示しないイ
ンキ溜部の先端に取り付けられたものであり、先端の孔
108は図示しないインキ溜部の内部と連通する。また
インキ溜部内には図示しない弁が内蔵されている。
【0006】従来技術の塗布具を用いて字や絵を書く際
には、予めチップ100を紙面等に押しつける。すると
チップ100は先金具102が孔108内を摺動するこ
とによって、孔108内に沈む。その結果チップ100
の後端に取り付けられたコア101が図示しない弁の弁
体を押し、弁を開いてインキ溜部の開口を開く。すると
インキ溜部からインキが流れ出し、コア101を通じて
チップ100に導かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の塗布具に採
用されていたチップは、前記したように円柱形状であっ
た。そのため、従来技術の塗布具は文字や線図を描く場
合には申し分の無い機能を果たすものであった。しかし
ながら従来技術の塗布具は太い線を引いたり、一定の範
囲を塗りつぶす様な用途に使用する場合には、はなはだ
使い勝手の悪いものであった。そこで本発明者らは、チ
ップを有する塗布具を、太い線を描く用途に適する構成
への改良を試みた。具体的にはチップの形状を従来技術
の円柱形状から断面が偏平なものに変更した。しかしな
がら、チップの形状を断面が偏平な形状に変更すると、
従来技術には全く存在しなかった新たな問題に直面し
た。
【0008】即ち、弁を内蔵する塗布具では、弁を開放
するために、チップを押しつける必要がある。ところ
が、断面形状が偏平のチップを採用すると、チップを押
しつける時に、チップに回転モーメントが発生し、チッ
プが回転してしまう。また線を書く際にも、使用者の筆
圧によってチップが回転してしまうことがある。そのた
め従来技術の塗布具では、太い線を引いている最中に、
突然チップが回転し、線が細くなってしまう問題があっ
た。
【0009】そしてこの問題は、特に本塗布具をカリグ
ラフに利用する場合に致命的な問題となるものであっ
た。ここでカリグラフとは、人間の手を使って文字を描
くデザインの手法である。カリグラフの代表的な方法
は、先端が偏平な筆等を手に持ち、その筆をいろいろな
向きに傾けたり、反転して線の太さに変化を持たせつつ
文字を描く。
【0010】ところが、本出願人らが試みに、断面形状
が偏平のチップを備えた塗布具を用いてカリグラフを行
ったところ、線の太さに変化をつけるために塗布具を傾
けて文字を描いていると、予期しないところでチップが
回転してしまい、意のままの太さの線を描くことができ
なかった。そのため断面形状が偏平のチップを備えた塗
布具は、とてもカリグラフの使用に耐えるものではなか
った。
【0011】本発明は、従来技術の上記した問題点に着
目し、チップの断面形状を偏平にすることによって太い
線を描くことが可能であり、かつ文字や絵を描いている
最中にチップが回転しない、塗布具に装着されるペン先
を提供することを目的とする。また併せて本発明は、チ
ップが回転しない塗布具及び同ペン先の製造方法を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そして、上記した目的を
達成するための本発明は、インキ溜部を成形する工程
と、係合部を有する先栓を成形する工程と、断面が角状
あるいは偏平状の部分を有するチップを成形する工程
と、円筒状の先金具を成形する工程と、前記先金具内に
前記チップの一部を挿入した後先金具をかしめる工程
と、先栓をインキ溜部の先端に取り付けると共に先金具
のかしめ部が先栓の係合部と係合した状態でチップと先
金具を先栓に装着する工程を備えたことを特徴とする塗
布具の製造方法である。
【0013】尚ここで塗布具とは、先からインキやのり
等の液体をにじみださせる道具の総称であり、少なくと
も文字を書くもの、線を書くもの、物品に色を塗るもの
を含む概念である。具体的な物品群としてはペン、ペイ
ントマーカー、修正液、マニキュア、糊等を包含するも
のである。また、上記した発明の好ましい態様を示す発
明は、コアを成形する工程と、該コアを先金具に挿入す
る工程を有することを特徴とする塗布具の製造方法であ
る。
【0014】さらに、上記した発明と同様の目的を達成
するペン先の発明は、先端に孔が設けられていると共に
係合部を有する先栓と組み合わせて使用されるペン先で
あって、断面が角状あるいは偏平状の部分を有するチッ
プと、円筒形の先金具を備えた塗布具のペン先におい
て、前記先金具内に前記チップの一部が挿入されている
と共に、先金具のチップ挿入部分がかしめられて成るこ
とを特徴とするものである。上記したペン先では、チッ
プは両端が先金具から突出している構成も可能である。
これらのペン先は、先端に孔が設けられていると共に係
合部を有する先栓と組み合わせて使用される。
【0015】またペン先を製造する方法の発明は、先端
に孔が設けられていると共に係合部を有する先栓と組み
合わせて使用されるペン先であって、断面が角状あるい
は偏平状の部分を有するチップを成形する工程と、円筒
状の先金具を成形する工程と、前記先金具内に前記チッ
プの一部を挿入した後先金具をかしめる工程を備えたこ
とを特徴とするものである。このペン先は、先端に孔が
設けられていると共に係合部を有する先栓と組み合わせ
て使用される。
【0016】また上記した発明と同様の目的を達成する
ペン先の発明は、先端に孔が設けら れていると共に係合
部を有する先栓と組み合わせて使用されるペン先であっ
て、断面が角状あるいは偏平状の部分を有するチップ
と、コアと、前記チップおよびコアを接合する接合部材
を有し、前記接合部材は、樹脂製であると共に係合部が
設けられ、該係合部が先栓に設けられた係合部と回転不
能に係合することを特徴とする塗布具のペン先である。
【0017】
【作用】請求項1記載および2記載の塗布具の製造方法
では、係合部を有する先栓が成形される。また請求項1
および2記載の発明では、先金具内に前記チップの一部
を挿入した後先金具をかしめる工程を有する。そのため
チップの接合部では、先金具は偏平化され、他の部分か
ら突出して横方向に広がる。そして本発明では先金具の
かしめ部が先栓の係合部と係合した状態でチップと先金
具を先栓に装着されるので、筆記中に塗布具を傾けた
り、反転を加えてもチップが回転する事はない。
【0018】請求項3,4記載のペン先では、先金具内
にチップの一部が挿入されていると共に、先金具のチッ
プ挿入部分がかしめられて成ることを特徴とするもので
あり、先金具は偏平化されて他の部分から突出する。そ
のため係合部を有する先栓と組み合わせて使用すると、
チップの回転が阻止される。
【0019】請求項5記載の筆記具のペン先の製造方法
では、先金具内に前記チップの一部を挿入した後先金具
をかしめる工程を備えるので、当該工程の際に先金具は
偏平化されて他の部分から突出する。
【0020】請求項6記載の発明では、前記した発明の
作用と同様に接合部材に係合部が設けられ、該係合部が
先栓の孔の一部と回転不能に係合しているので、筆記中
に塗布具を傾けたり、反転を加えてもチップが回転する
事はない。
【0021】
【実施例】以下更に本発明の具体的実施例について説明
する。図1は、本発明の塗布具の製造方法によって製造
される塗布具の断面図である。図2は、図1の塗布具の
要部の分解斜視図であり、(a)はペン先の製造工程を
示し、(b)は塗布具の先端部を示す。図3は、図1の
先端部分の拡大図である。図4は、図3の側面断面図で
ある。図5は、図4のA方向矢視図である。図6乃至図
8は、本発明の変形実施例の図5に相当する矢視図であ
る。
【0022】図1において、1は本発明の塗布具の製造
方法によって製造される塗布具を示す。塗布具1は、大
きく分けてインキ溜部2と先栓3およびペン先5によっ
て構成される。以下各部材の構成および製造方法につい
て説明する。インキ溜部2は端部が開口する容器状のも
のである。インキ溜部2の製造工程は、従来技術のそれ
と大差なく、アルミニウム、ステンレススチール等の深
絞り成形、押出成形、しごき成形や、合成樹脂の射出成
形やブロー成形、あるいは、ガラスの吹き込み成形等に
よって成形される。
【0023】本実施例の塗布具1では、インキ溜部2の
内部に弁6が内蔵されている。弁6は、樹脂で作られた
ものであり、弁座8と弁枠9および弁本体10によって
構成される。ここで弁座8はインキ溜部2の内外を連通
する弁孔13を有する部材である。弁枠9は、インキ溜
部2の開口部分に装着された枠状の部材であり、周囲に
図示しない開口が設けられていて、弁枠9内には自由に
インキが出入りすることができる。また弁枠9の底部に
はガイド孔15が設けられている。
【0024】弁本体10は中央部が太く、先端に当接棒
17が設けられ、後端にガイド棒18が形成されてい
る。
【0025】弁6は、弁座8と弁枠9によって弁体挿入
空間が形成され、該空間内に弁本体10が配置されて成
る。また弁本体10の当接棒17は弁座8の弁孔13か
ら外部に突出し、一方ガイド棒18は弁枠9のガイド孔
15に挿入されている。また弁本体10はバネ12によ
って常時弁座8に向かって付勢されている。従って弁座
8の弁孔13は、常時は弁本体10によって塞がれてい
る。また一方弁本体10のガイド棒18をインキ溜部2
内に向かって押圧すると、弁本体10はばね12に抗し
て移動し、弁本体10が弁座8を離れて弁孔13が開放
される。
【0026】先栓3は弁本体10の蓋に相当する部材で
あり、先端に貫通孔19が設けられている。そして先栓
3の構成で特記しておくべき構成は、貫通孔19の内部
に突条20(係合部)が設けられている点である。突条
20は断面が半円状であり、貫通孔19の軸方向の全域
に渡って形成されている。また突条20は同じ形のもの
が、貫通孔19内面の円周方向に、等間隔に4個設けら
れている。そして4個の突条20の先端の内接円は、後
記するペン先5を構成する先金具23の大部分27の直
径よりも僅かに大きい。先栓3はポリプロピレン等の樹
脂の射出成形によって成形される。
【0027】本実施例の塗布具1ではペン先5は、ペン
先チップ21とコア22および先金具23から構成され
る。
【0028】ペン先チップ21は、ポリアセタール樹脂
等によって作られたものであり、断面が長方形の偏平な
形状をしている。ペン先チップ21は、軸方向に微小な
貫通孔或いは貫通溝を有するものであり、これらの微小
な貫通孔等によって後端と先端が連通し、先端からイン
キがにじみ出される。ペン先チップ21は、多数の貫通
孔を有する樹脂素材を延ばして細化されて成形される。
コア22は多孔質の樹脂あるいは繊維束を素材として棒
状に成形されたものである。
【0029】先金具23は黄銅製の筒であり、切削加工
によって成形される。先金具23の断面形状は、図2
(a)の様にいずれの位置でも等しい円形であり、その
内径は、前記したコア22の外径にほぼ等しい。そし
て、次の工程によってペン先チップ21とコア22およ
び先金具23が接合される。即ち先金具23の一方の開
口にペン先チップ21が挿入される。そして先金具23
のペン先チップ21が挿入された部位は、矢印Bの様に
押しつけられてかしめられる。
【0030】その結果、本実施例で採用するペン先チッ
プ21のかしめ部24に、係合部25が形成される。即
ち本実施例の塗布具1ではペン先チップ21と先金具2
3との結合は、先金具23の先端をかしめることによっ
て行われているので、先金具23の大部分27の断面は
円形であるが、ペン先チップ21との結合部分となるか
しめ部24だけは、偏平に潰された形をしている。より
具体的に説明すると、かしめ部24は図5に示す様にペ
ン先チップ21の厚さ方向には、ペン先チップ21に密
着しており、他の大部分27よりも偏平である。そして
その反面、かしめ部24は、ペン先チップ21の幅方向
には、ペン先チップ21の幅よりも相当に大きく、先金
具23の他の大部分27よりも突出した形状になってい
る。そして、この突出した部分が係合部25として機能
する。
【0031】続いてコア22が先金具23の他方の開口
に挿入される。コア22は、先金具23に圧入すること
によって先金具23に結合される。
【0032】次に塗布具1の組み立て工程について説明
する。塗布具1の組み立てでは、インキ溜部2の先端に
先栓3が装着され、更に先栓3の貫通孔19内にペン先
5が挿入される。そしてペン先5のコア22は、弁本体
10のガイド棒17に当接される。この際、先金具23
の係合部25(かしめ部24)が先栓3の突条20(係
合部)と係合した状態でペン先5は先栓に装着される。
即ち、先金具23のかしめ部24にある係合部25は、
他の大部分27より外側に突出しているため、該係合部
25は、先栓3の突条20間に係合する。従って先金具
23の回転は阻止される。その結果、ペン先5は先栓3
の貫通孔19内を摺動可能であるが、回転することはな
い。
【0033】そして先金具23の大部分27の外径は、
先栓3の貫通孔19の内面にある突条20の内接円より
も僅かに小さいので、ペン先5は先栓3の貫通孔19内
を軸方向に摺動することができる。
【0034】次に本実施例の塗布具1の作用について説
明する。本実施例の塗布具1を用いて例えばカリグラフ
を行う場合は、予めペン先チップ21を紙等に押しつけ
る。するとペン先5は係合部25が突条20に係合し、
回転する事なく真っ直ぐに先栓3の貫通孔19内に沈
み、コア22が弁本体10のガイド棒17を押して、イ
ンキ溜部2の弁孔13を開放させる。そしてインキ溜部
2内からインキが流れ出し、コア22に吸収される。尚
本実施例の塗布具1では、ペン先チップ21は先金具2
3に挿入されており、先金具23によって補強されるの
で、ペン先チップ21を紙等に押しつけた際にペン先チ
ップ21が座屈することはない。
【0035】コアの周囲にリング状の連続気泡体よりな
るインキ吸蔵体を設け、余分なインキを吸収させてもよ
い。コア22にインキが吸収された結果、コア22を通
じてペン先チップ21にインキが供給されて紙に線が描
かれる。本実施例では、インキ溜部2内からインキが流
れ出す際、突条20の間の隙間28および、チップ21
と先金具23との間の隙間29は通気孔として作用する
ため、インキの流出は円滑である。
【0036】そして使用者が塗布具を傾け、或いは反転
すると、ペン先チップ21に回転モーメントが発生す
る。しかしながら、本実施例の塗布具1では、先金具2
3のかしめ部24に係合部25が設けられており、この
係合部25が先栓3の貫通孔19の突条20と係合して
いるので、ペン先チップ21の回転モーメントは当該係
合部25で負担され、ペン先チップ21が回転すること
はない。そのため、ペン先チップ21は使用者の思うま
まに傾き、或いは反転し、自由自在に線径を変化させる
ことができる。
【0037】また、ペン先チップ21は、使用者の塗布
具操作に応じて反転すると共に先栓3の貫通孔19を出
入りするが、本実施例の塗布具1ではこれらのペン先チ
ップ21の挙動によって、ペン先チップ21自身が傷付
くことはない。即ち本実施例の塗布具1では、ペン先5
の軸方向の摺動面および、回転モーメントの負担部分
は、いずれも先金具23で行われる。そのためペン先チ
ップ21自身には強い力はかからず、ペン先チップ21
は保護される。また前記したようにペン先チップ21の
座屈も防止される。
【0038】更にペン先に局部的な力が加わることも防
止され、ペン先に加わる曲げモーメントも小さいので、
ペン先チップ21の微小な貫通孔が潰されることはな
い。そのため本実施例の塗布具1は、インキの流出が円
滑である。更に本実施例の塗布具1では、上記したペン
先チップ21の座屈を防止する効果、ペン先チップ21
の貫通孔が潰れにくい効果があるため、ペン先チップ2
1に比較的長いものを採用することができる。そのため
本実施例の塗布具1では、先栓3からのペン先チップ2
1の突出量を多く設計することができる。従って本実施
例の塗布具1では、低い筆記角度で文字等を書いても先
栓3が紙等と干渉しない効果がある。
【0039】以上述べた実施例では、かしめ部の詳細な
構成は、図5に示すように、先金具23がペン先チップ
21に対して幅方向には密着し、横方向には隙間29を
有して張り出した構成を開示したが、勿論本発明はこの
構成にこだわるものではない。即ちかしめ部でのペン先
チップ21と先金具23との関係は、主としてペン先チ
ップ21の形状と、先金具23の内径によって決まるも
のであり、例えば図6の様に先金具34が横方向はペン
先チップ33と隙間無く当接し、幅方向に余裕があって
その中央部35だけがペン先チップ33と当接する構成
も可能である。また図7のようにいずれの面も、先金具
36がペン先チップ37とほぼ密着する構成も可能であ
る。これを言い換えると、本実施例の塗布具1の構成
は、ただ一つの種類の先金具をもって、多数の種類のペ
ン先チップをコアと結合することができる効果がある。
【0040】尚本実施例の構成に係わらず、先金具の先
端をペン先チップ21の形状に合わせて予備変形してお
き、先金具にペン先チップ21を挿入した後、これをか
しめる方策が適する場合もある。また先金具は、単一断
面のものに限らず従来技術のところで述べたように、大
小2つの直径部分を有するものであってもよい。
【0041】以上述べた実施例では、ペン先チップ21
と先金具23との結合をかしめ構造を採用したものを例
にとって説明し、かしめ部分を係合部として作用させる
構成を例示した。この構成は、前記したように、一種類
の先金具をもって多種類のペン先チップ21の取り付け
が可能であり、最も推奨される構成である。しかしなが
ら、このようなかしめ構成以外でも、本発明の実現は可
能である。例えば鍛造等によって、先金具の開口を偏平
であって他の部分から突出した形状に予め造っておき、
この開口にペン先チップ21を挿入することによってペ
ン先チップ21を先金具に固定すると共に、先金具の偏
平な部分を係合部として機能させることもできる。
【0042】また、先金具の先端は、他の大部分から突
出しない形状とし、先端以外の部分に別途係合部を設け
る構成も可能である。先金具の先端以外の部分に係合部
を設ける実施例としては、例えば図9の様な構成があ
る。図9に示したペン先38では、先金具30の後端を
矢印Cの様に押しつけ、先金具30の後端をかしめるこ
とによってコア22を先金具30に固定し、先金具30
の後端部分に係合部31を形成されている。また図9に
示したペン先38では、先金具30のペン先チップ21
側は、矢印Dの様に4方向からかしめられている。係合
部を別途に設ける構成には、さらに先金具の中央部分に
突起や突条等の突出した部分を設ける構成も考えられ
る。
【0043】また逆に先金具に長手方向に延びる溝を形
成し、先栓の孔にこれらの溝等に合致する突起を設けて
も同様の効果が期待できる。さらに、図8のように先金
具40の断面を全面に渡って4角や6角形状としたり、
一部だけに平面部を設け、先栓41の貫通孔43を先金
具40の形状に一部或いは全部が合致するものとする構
成も可能である。
【0044】以上の実施例で説明した筆記具では、ペン
先チップ21,33,36とコア22は、いずれも先金
具23,34,36を介して接合した。またこれらの接
合は、先金具23,34,37をかしめることによって
行った。しかしながら、ペン先チップの回転を阻止し、
またペン先チップを保護するための構成としては、先金
具23,34,36に変わって樹脂製の接合部材を採用
することも可能である。
【0045】次にペン先チップ21とコア22を樹脂製
の接続部材を用いて接続した筆記具について説明する。
尚以下に説明する実施例では、図1乃至図9で説明した
筆記具と同一の部品については同一の番号を付し、これ
らの説明は簡単にとどめる。図10は、本発明の具体的
実施例における筆記具の要部の分解斜視図であり、
(a)はペン先の製造工程を示し、(b)は塗布具の先
端部を示す。図10に示す塗布具50は、先の実施例と
同様に、インキ溜部2と先栓3およびペン先5によって
構成される。本実施例で採用するインキ溜部2および先
栓3は、先の実施例のそれと全く同一である。即ちイン
キ溜部2はアルミニウム等で作られた容器状のものであ
り、内部に弁6(図1参照)が内蔵されている。
【0046】先栓3は弁本体10の蓋に相当する部材で
あり、貫通孔19の内部に突条20が4条設けられてい
る。
【0047】本実施例の塗布具50で特筆すべきは、ペ
ン先51の構成である。本実施例の塗布具50では、ペ
ン先51は、ペン先チップ21とコア22が接続部材5
3によって接合されている。本実施例で採用するペン先
チップ21とコア22は、いずれも、前述のそれと同一
である。接続部材53は、ポリプロピレン等の樹脂を素
材とする射出成形によって作られたものであり、その形
状は、円筒状部55の先端に枠部56が一体化されたも
のである。ここで円筒状部55の内径は、前記したコア
22の外径にほぼ等しい。また枠部56は長方形であ
り、幅方向の大きさが円筒状部55よりも広く、幅方向
の両端は、円筒状部55より突出している。そして本実
施例の塗布具50では、接続部材53の枠部56の幅方
向の両端が係合部57として作用する。
【0048】本実施例で採用するペン先51は、接続部
材53の枠部56にペン先チップ21が圧入され、コア
22は円筒状部55に圧入されている。そしてペン先チ
ップ21の一方の端部は、接続部材53内で枠部56を
経て円筒状部55内にまで至っており、当該端部は接続
部材53内でコア22の端部と直接当接している。ペン
先51は、先の実施例と同様に、係合部57が先栓3の
突条20間に係合した状態で先栓3に装着されている。
そのためペン先51は先栓3の貫通孔19内を摺動可能
であるが、回転することはない。
【0049】次に同様の目的を達成するもう一つの発明
について、図11および図12を参照しつつ説明する。
図1乃至図10の実施例で説明した塗布具は、ペン先に
いずれもペン先チップとコアを備えるものであるのに対
し、以下の実施例は、コアを省略して部品点数の減少を
図ったものである。
【0050】尚以下に説明する実施例については、図1
乃至図10で説明した筆記具と同一の部品については同
一の番号を付し、詳細な説明を省略する。図11は、本
発明の具体的実施例における筆記具の要部の分解斜視図
であり、(a)はペン先の製造工程を示し、(b)は塗
布具の先端部を示す。また図12は、本発明の変形実施
例における筆記具の要部の分解斜視図であり、(a)は
ペン先の製造工程を示し、(b)は塗布具の先端部を示
す。図11の塗布具60では、ペン先61は、ペン先チ
ップ62と先金具23から構成される。ここでペン先チ
ップ62は、先の実施例のそれと、材質および性質は全
く同一であり、長さだけが異なるものである。即ち本実
施例で採用するペン先チップ62は、先の実施例のそれ
よりも長い。
【0051】先金具23は、先の実施例と全く同一の部
材であり、具体的には黄銅製の筒である。本実施例で採
用するペン先61では、ペン先チップ62が先金具23
内に挿入されており、ペン先チップ62の両端は、いず
れも先金具23から突出している。そして先金具23の
一方の端部はかしめられており、ペン先チップ62が固
定されていると共に、かしめ部24によって係合部25
が形成されている。本実施例の塗布具60では、先の実
施例と同様にペン先61が、先栓3の貫通孔19内に挿
入される。そして本実施例の塗布具60では、ペン先チ
ップ62の後端側が直接弁本体10のガイド棒17に当
接している。またペン先61は、先の実施例と同様に、
貫通孔19内を摺動すると共に、係合部25が突条20
と嵌合してペン先61の回転は阻止される。加えて本実
施例の塗布具60においてもペン先チップ62の座屈を
防止する効果やペン先チップ62の貫通孔を潰さない効
果がある。
【0052】本実施例の塗布具60では、ペン先61の
構成上、先金具23の一方の端部だけにかしめ部24を
設け、ペン先チップ62を固定すると共に、先金具23
の一方の端部だけに係合部25を形成させた。しかしな
がら、本発明は、このように先金具23の端部だけをか
しめる方策の他、図12のペン先64の様に先金具23
の全長に渡ってかしめる方策の採用も可能である。
【0053】また図12の実施例で採用するペン先64
や、前述の図9に示したペン先38の様に、係合部が先
栓の内部に装着される側に設けられている構成では、先
栓以外の部材にペン先の係合部を係合させる方策も可能
である。先栓以外の部分にペン先の係合部を係合させる
構成例としては、図13に示した様なものがある。図1
3に示した塗布具65では、弁座66の先端が、先栓3
の先端側にまで延びており、弁座66の内面に突条67
が設けられている。そして弁座66の突条67に、ペン
先の係合部が係合している。
【0054】以上図1乃至図13を参照しつつ説明した
筆記具では、先栓は、孔に4つの突条からなる係合部を
有する構成を中心に説明した。ここで先栓の貫通孔の断
面形状は、勿論先金具の形状に応じて随時変更すること
が可能ではあるが、先栓の貫通孔の断面形状は、上述の
実施例で説明した4つの突条が設けられた構成が最も推
奨される。この理由は、4つの突条20が設けられた構
成は、4つの突条20の先端によって先金具の円柱状の
部分が保持されるため、係合部が存在しない従来技術の
先金具でも軸方向に慴動可能に挿入することができる。
そのため上述の実施例で採用する先栓は、従来技術のと
ころで説明した断面が円状のペン先チップを有する塗布
具と互換性を持たせることができる効果がある。
【0055】また上述の実施例では、本発明の効果が最
も顕著であるものとして断面が偏平なチップを有する塗
布具を例示した。しかし正方形や6角形あるいは8角形
等の角形のペン先チップについてもチップが回転するこ
とによって線径が変化するので、本発明の適応の余地が
あることは言うまでもない。
【0056】また更には図14に示した塗布具70のよ
うに、先端側だけが偏平状であって、他の部分は円柱状
のペン先チップ71の採用も可能である。先端側だけが
偏平状のペン先チップ71は、図14に示したようにペ
ン先チップ71の両端が先金具23から突出した構成と
併せて採用する場合に特に効果が高い。すなわち塗布具
70では、先金具23の一方から突出したペン先チップ
71は円柱状であるため、インキ溜部内で弁本体10の
ガイド棒17に当接する場合の当たりが良い。
【0057】
【発明の効果】本発明の塗布具の製造方法では、先金具
内にチップの一部を挿入した後先金具をかしめる工程を
有するため、チップの接合部では、先金具は偏平化さ
れ、他の部分から突出して横方向に広がる。そして本発
明では先金具のかしめ部が先栓の係合部と係合した状態
でチップと先金具を先栓に装着されるので、筆記中に塗
布具を傾けたり、反転を加えてもチップが回転する事は
ない。
【0058】従って本発明の製造方法によって製造され
た塗布具は全体を傾けたり、反転することによって自由
自在に線径を変化させることができる効果がある。その
ため本発明の塗布具は、カリグラフの新たな画材として
採用することができる効果がある。さらに本発明の製造
方法によって製造された塗布具は、チップにかかる回転
力が、先栓で負担されるのでチップに無理な力がかかる
ことは無く、いつまでも滑らかな書き味を維持すること
ができる効果がある。また本発明によって製造された塗
布具では、チップの座屈を起こすことが少ない。
【0059】請求項3,4記載のペン先では、先金具の
チップ挿入部分がかしめられて係合部が形成されるた
め、係合部を有する先栓等と組み合わせて使用すると、
チップの回転が阻止される効果がある。
【0060】同じく請求項5記載の製造方法によって製
造されたチップ部分では、先金具内に前記チップの一部
を挿入した後先金具をかしめる工程を備えるので、極め
て容易に係合部が形成される効果がある。そのため本発
明の筆記具のチップ部分の製造方法は、製造工程が少な
く、大量生産に適する効果がある。
【0061】請求項6の発明についても、塗布具全体を
傾けたり、反転することによって自由自在に線径を変化
させることができる効果があり、カリグラフの新たな画
材として採用することができる効果がある。さらにチッ
プにかかる回転力が、先栓で負担されるのでチップに無
理な力がかかることは無く、いつまでも滑らかな書き味
を維持することができる効果がある。また併せて本発明
の構成によると、チップが座屈を起こすことが少なく、
先栓から長くチップを突出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布具の製造方法によって製造される
塗布具の断面図である。
【図2】図1の塗布具の要部の分解斜視図である。
【図3】図1の先端部分の拡大図である。
【図4】図3の側面断面図である。
【図5】図4のA方向矢視図である。
【図6】本発明の変形実施例の図5に相当する矢視図で
ある。
【図7】本発明の他の変形実施例の図5に相当する矢視
図である。
【図8】本発明の他の変形実施例の図5に相当する矢視
図である。
【図9】本発明の他の変形実施例の要部の分解斜視図で
ある。
【図10】本発明の具体的実施例における筆記具の要部
の分解斜視図である。
【図11】本発明の具体的実施例における筆記具の要部
の分解斜視図である。
【図12】本発明の変形実施例における筆記具の要部の
分解斜視図である。
【図13】本発明の具体的実施例における塗布具の断面
図である。
【図14】本発明の変形実施例における筆記具の要部の
分解斜視図である。
【図15】従来技術の塗布具の要部の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,50,60,65,70 塗布具 2 インキ溜部 3,41 先栓 5,38,51,61,64 ペン先 19,43 貫通孔 20 突条(係合部) 21,33,37,62,71 ペン先チップ 22 コア 23,30,34,36,40 先金具 24 かしめ部 25,31 係合部 53 接続部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65D 83/00 B65D 83/00 B J (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 17/00 B05C 17/01 B43K 5/08 B43K 8/02 B43K 15/00 B65D 83/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ溜部を成形する工程と、係合部を
    有する先栓を成形する工程と、断面が角状あるいは偏平
    状の部分を有するチップを成形する工程と、円筒状の先
    金具を成形する工程と、前記先金具内に前記チップの一
    部を挿入した後先金具をかしめる工程と、先栓をインキ
    溜部の先端に取り付けると共に先金具のかしめ部が先栓
    の係合部と係合した状態でチップと先金具を先栓に装着
    する工程を備えたことを特徴とする塗布具の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗布具の製造方法におい
    て、コアを成形する工程と、該コアを先金具に挿入する
    工程を有することを特徴とする塗布具の製造方法。
  3. 【請求項3】 先端に孔が設けられていると共に係合部
    を有する先栓と組み合わせて使用されるペン先であっ
    て、断面が角状あるいは偏平状の部分を有するチップ
    と、円筒形の先金具を備えた塗布具のペン先において、
    前記先金具内に前記チップの一部が挿入されていると共
    に、先金具のチップ挿入部分がかしめられて成ることを
    特徴とする塗布具のペン先。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の塗布具のペン先におい
    て、チップは両端が先金具から突出していることを特徴
    とする塗布具のペン先。
  5. 【請求項5】 先端に孔が設けられていると共に係合部
    を有する先栓と組み合わせて使用されるペン先の製造方
    法であって、断面が角状あるいは偏平状の部分を有する
    チップを成形する工程と、円筒状の先金具を成形する工
    程と、前記先金具内に前記チップの一部を挿入した後先
    金具をかしめる工程を備えたことを特徴とする塗布具の
    ペン先の製造方法。
  6. 【請求項6】 先端に孔が設けられていると共に係合部
    を有する先栓と組み合わせて使用されるペン先であっ
    て、断面が角状あるいは偏平状の部分を有するチップ
    と、コアと、前記チップおよびコアを接合する接合部材
    を有し、前記接合部材は、樹脂製であると共に係合部が
    設けられ、該係合部が先栓に設けられた係合 と回転不
    能に係合することを特徴とする塗布具のペン先
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