JPH06197340A - 遠隔会議システム - Google Patents

遠隔会議システム

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JPH06197340A
JPH06197340A JP4346053A JP34605392A JPH06197340A JP H06197340 A JPH06197340 A JP H06197340A JP 4346053 A JP4346053 A JP 4346053A JP 34605392 A JP34605392 A JP 34605392A JP H06197340 A JPH06197340 A JP H06197340A
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JP
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JP4346053A
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Inventor
Giichi Watanabe
義一 渡邊
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、遠隔会議システムに関し、会議資料
の配布者(送信者)が容易に閲覧確認を行うことのでき
るようにして、利用者の利便性を向上させることを目的
としている。 【構成】送信側では中央演算処理装置2が、会議資料の
文書情報にプロファイルデータを付加して送信し、受信
側では、受信した会議資料の文書情報に付加されたプロ
ファイルデータを、該文書情報と対応させて磁気ディス
ク装置21に記憶して、LCD/TP(液晶表示/タッ
チパネル)22で文書情報を表示するとともに、表示し
た文書情報に対応する磁気ディスク装置21上のプロフ
ァイルデータに、該文書情報が閲覧済みである旨を記録
して、送信側から閲覧確認要求信号を入力すると、その
相手端末に磁気ディスク装置21上の閲覧状況を通知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔会議システムに関
し、例えば、TV会議システムや静止画会議システムに
適用される遠隔会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遠隔会議システムとしては、通信
機能、会議資料を送受信するための文書伝送機能、議事
進行のための会議機能、並びに、会議資料等の文書情報
を保存する文書保存機能を備えたものが知られている。
このような遠隔会議システムを構成する各通信端末間で
は、同一の会議資料を参照しながら、通信機能を用いて
会議を行うことができる。
【0003】上述のように同一の会議資料を参照するた
めには、資料を参照する度に相手端末に資料を送信する
方法が考えられるが、この方法では伝送時間が長時間に
なって会議の円滑な進行を妨げる恐れがあるので、例え
ば特公平2−30624号公報記載のような遠隔会議シ
ステムが提案されている。このものは、会議開催前に予
め会議資料を送付しておき、会議開催中には各資料に割
り振られたID番号や資料名によって各資料を読み出
し、円滑な会議進行を図るようにしている。
【0004】さらに、一般的には円滑な会議進行のため
には、予め会議資料に各参加者が目を通しておくことが
望ましく、予め資料を送信しておく上記の方法において
は、その実現は容易であり、通常、各参加者は会議開催
前に受信した会議資料を表示、あるいは紙出力して閲覧
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遠隔会議システムにあっては、会議資料の配布者は、各
参加者がその会議資料を閲覧したか否かを確認するに
は、各参加者に個別に電話をかけて連絡をとる等の手間
のかかる作業が必要になり、利用者の利便性が低下する
といった問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、会議資料の配布者(送
信者)が容易に閲覧確認を行うことのできるようにし
て、利用者の利便性を向上させることを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、複数の通信端末間で会議資料
を送受信しながら会議を進行する遠隔会議システムにお
いて、前記通信端末のうち会議資料を送信する端末が、
送信する会議資料の文書情報にプロファイルデータを付
加するプロファイルデータ付加手段と、送信した会議資
料の文書情報が相手端末にて閲覧済状態にあるか未閲覧
状態にあるかを確認する閲覧確認要求信号を、相手端末
に出力する閲覧確認要求手段と、会議資料の閲覧状況の
通知を相手端末から受信する閲覧状況受信手段と、を有
し、前記通信端末のうち会議資料を受信する端末が、会
議資料を受信したとき、会議資料の文書情報に付加され
たプロファイルデータを、該文書情報と対応させて記憶
するプロファイルデータ記憶手段と、受信した会議資料
の文書情報を表示または出力することが可能な文書表示
/出力手段と、該文書表示/出力手段が文書情報を表示
または出力したとき、該文書情報に対応するプロファイ
ルデータに、該文書情報が閲覧済みである旨を記録する
閲覧状況記録手段と、閲覧確認要求信号を入力したと
き、該閲覧確認要求信号を出力した相手端末に、閲覧済
記録手段の記録内容に従って閲覧状況を通知する閲覧状
況通知手段と、を有することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、複数の通信端末間で会議資料を送受信しながら
会議を進行する遠隔会議システムにおいて、前記通信端
末のうち会議資料を送信する端末が、送信する会議資料
の文書情報にプロファイルデータを付加するプロファイ
ルデータ付加手段と、送信した会議資料の文書情報が相
手端末にて閲覧済状態にあるか未閲覧状態にあるかを確
認する閲覧確認要求信号を、相手端末に出力する閲覧確
認要求手段と、会議資料の閲覧状況の通知を相手端末か
ら受信する閲覧状況受信手段と、を有し、前記通信端末
のうち会議資料を受信する端末が、会議資料を受信した
とき、会議資料の文書情報に付加されたプロファイルデ
ータを、該文書情報と対応させて記憶するプロファイル
データ記憶手段と、パスワードを入力するパスワード入
力手段と、パスワード入力手段にパスワードが入力され
たとき、受信した会議資料の文書情報を表示または出力
する文書表示/出力手段と、該文書表示/出力手段が文
書情報を表示または出力したとき、該文書情報に対応す
るプロファイルデータに、該文書情報が閲覧済みである
旨およびパスワード入力手段に入力されたパスワードを
記録する閲覧状況記録手段と、閲覧確認要求信号を入力
したとき、該閲覧確認要求信号を出力した相手端末に、
閲覧済記録手段の記録内容に従って閲覧状況を通知する
閲覧状況通知手段と、を有することを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1または請求項2の構成に加え、前記閲
覧確認要求手段が、予め設定された日時に閲覧確認要求
信号を出力することを特徴としている。請求項4記載の
発明は、上記課題を解決するため、複数の通信端末間で
会議資料を送受信しながら会議を進行する遠隔会議シス
テムにおいて、前記通信端末のうち会議資料を送信する
端末が、送信する会議資料の文書情報にプロファイルデ
ータを付加するプロファイルデータ付加手段と、会議資
料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する閲覧状況受
信手段と、を有し、前記通信端末のうち会議資料を受信
する端末が、会議資料を受信したとき、会議資料の文書
情報に付加されたプロファイルデータを、該文書情報と
対応させて記憶するプロファイルデータ記憶手段と、受
信した会議資料の文書情報を表示または出力することが
可能な文書表示/出力手段と、該文書表示/出力手段が
文書情報を表示または出力したとき、該文書情報に対応
するプロファイルデータに、該文書情報が閲覧済みであ
る旨を記録する閲覧状況記録手段と、閲覧状況記録手段
が閲覧済である旨を記録したとき、所定の相手端末を発
呼して、閲覧状況記録手段の記録内容に従って閲覧状況
を通知する閲覧状況通知手段と、を有することを特徴と
する遠隔会議システム。
【0010】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、複数の通信端末間で会議資料を送受信しながら
会議を進行する遠隔会議システムにおいて、前記通信端
末のうち会議資料を送信する端末が、送信する会議資料
の文書情報に閲覧対象者のパスワードリストを含むプロ
ファイルデータを付加するプロファイルデータ付加手段
と、会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する
閲覧状況受信手段と、を有し、前記通信端末のうち会議
資料を受信する端末が、会議資料を受信したとき、会議
資料の文書情報に付加されたプロファイルデータを、該
文書情報と対応させて記憶するプロファイルデータ記憶
手段と、パスワードを入力するパスワード入力手段と、
上記プロファイルデータに含まれたパスワードリスト中
のパスワードがパスワード入力手段に入力されたとき、
受信した会議資料の文書情報を表示または出力する文書
表示/出力手段と、該文書表示/出力手段が文書情報を
表示または出力した場合、該文書情報に対応するプロフ
ァイルデータに、該文書情報がパスワード入力手段に入
力されたパスワード毎に閲覧済みである旨を記録する閲
覧状況記録手段と、プロファイルデータを解析し、閲覧
対象者のパスワードリストの全てのパスワードに対して
閲覧済みになったことを認識したとき、所定の端末を発
呼して閲覧状況を通知する閲覧状況通知手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、複数の通信端末間で会議資料を送受信しながら
会議を進行する遠隔会議システムにおいて、前記通信端
末のうち会議資料を送信する端末が、送信する会議資料
の文書情報にプロファイルデータを付加するプロファイ
ルデータ付加手段と、会議資料の閲覧状況の通知を相手
端末から受信する閲覧状況受信手段と、を有し、前記通
信端末のうち会議資料を受信する端末が、会議資料を受
信したとき、会議資料の文書情報に付加されたプロファ
イルデータを、該文書情報と対応させて記憶するプロフ
ァイルデータ記憶手段と、受信した会議資料の文書情報
を表示または出力することが可能な文書表示/出力手段
と、該文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力
したとき、該文書情報に対応するプロファイルデータ
に、該文書情報が閲覧済みである旨を記録する閲覧状況
記録手段と、予め設定された日時に所定の端末を発呼
し、該端末に閲覧状況記録手段の記録内容に従って閲覧
状況を通知する閲覧状況通知手段と、を有することを特
徴としている。
【0012】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、複数の通信端末間で会議資料を送受信しながら
会議を進行する遠隔会議システムにおいて、前記通信端
末のうち会議資料を送信する端末が、送信する会議資料
の文書情報に、所定の日時と閲覧対象者のパスワードリ
ストとを含むプロファイルデータを付加するプロファイ
ルデータ付加手段と、会議資料の閲覧状況の通知を相手
端末から受信する閲覧状況受信手段と、を有し、前記通
信端末のうち会議資料を受信する端末が、会議資料を受
信したとき、会議資料の文書情報に付加されたプロファ
イルデータを、該文書情報と対応させて記憶するプロフ
ァイルデータ記憶手段と、パスワードを入力するパスワ
ード入力手段と、該パスワード入力手段に上記パスワー
ドリスト中のパスワードが入力されたとき、受信した会
議資料の文書情報を表示または出力する文書表示/出力
手段と、該文書表示/出力手段が文書情報を表示または
出力した場合、該文書情報に対応するプロファイルデー
タに、該文書情報がパスワード毎に閲覧済みである旨を
記録する閲覧状況記録手段と、プロファイルデータに含
まれた前記所定の日時に、所定の端末を発呼し、該端末
に閲覧状況記録手段の記録内容に従って閲覧状況を通知
する閲覧状況通知手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0013】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1、2、6または7の構成に加え、前記
通信端末のうち会議資料を受信する端末が、閲覧状況通
知手段によって閲覧状況が通知される際に、該閲覧状況
に未閲覧があった場合、閲覧を促すメッセージを表示す
るメッセージ表示手段を有することを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、会議資料を送信する
端末が、会議資料の文書情報にプロファイルデータを付
加して送信すると、会議資料を受信した端末が、会議資
料の文書情報中のプロファイルデータをこの文書情報と
対応させて記憶して、表示または出力するとともに、文
書情報に対応するプロファイルデータにこの文書情報が
閲覧済みである旨を記録する。そして受信端末が、会議
資料を送信した端末から閲覧確認要求信号を入力する
と、相手端末に閲覧状況を通知する。
【0015】請求項2記載の発明では、会議資料を送信
する端末が、会議資料の文書情報にプロファイルデータ
を付加して送信すると、会議資料を受信した端末が、会
議資料の文書情報に付加されたプロファイルデータを、
この文書情報と対応させて記憶し、パスワードが入力さ
れたとき、受信した会議資料の文書情報を表示または出
力するとともに、この文書情報に対応するプロファイル
データに、この文書情報が閲覧済みである旨および入力
されたパスワードを記録する。そして、受信端末が、閲
覧確認要求信号を入すると、相手端末に閲覧状況を通知
する。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1または
2の作用に加え、会議資料を送信する端末が、予め設定
された日時に閲覧確認要求信号を出力する。請求項4記
載の発明では、会議資料を送信する端末が、会議資料の
文書情報にプロファイルデータを付加して送信すると、
会議資料を受信した端末が、会議資料の文書情報に付加
されたプロファイルデータを、この文書情報と対応させ
て記憶して、表示または出力するとともに、この文書情
報に対応するプロファイルデータに、この文書情報が閲
覧済みである旨を記録する。そして、受信端末が、閲覧
済である旨を記録したとき、所定の相手端末を発呼して
閲覧状況を通知する。
【0017】請求項5記載の発明では、会議資料を送信
する端末が、会議資料の文書情報に閲覧対象者のパスワ
ードリストを含むプロファイルデータを付加して送信す
ると、会議資料を受信した端末が、会議資料の文書情報
に付加されたプロファイルデータを、この文書情報と対
応させて記憶して、パスワードリスト中のパスワードが
入力されたとき、受信した会議資料の文書情報を表示ま
たは出力するとともに、この文書情報に対応するプロフ
ァイルデータに、この文書情報が入力されたパスワード
毎に閲覧済みである旨を記録する。そして、受信端末
が、プロファイルデータを解析し、閲覧対象者のパスワ
ードリストの全てのパスワードに対して閲覧済みになっ
たことを認識したとき、所定の端末を発呼して閲覧状況
を通知する。 請求項6記載の発明では、会議資料を送
信する端末が、会議資料の文書情報にプロファイルデー
タを付加して送信すると、会議資料を受信した端末が、
会議資料の文書情報に付加されたプロファイルデータ
を、この文書情報と対応させて記憶して、表示または出
力するとともに、この文書情報に対応するプロファイル
データに、この文書情報が閲覧済みである旨を記録す
る。そして、受信端末が、予め設定された日時に所定の
端末を発呼し、閲覧状況を通知する。
【0018】請求項7記載の発明では、会議資料を送信
する端末が、送信する会議資料の文書情報に、所定の日
時と閲覧対象者のパスワードリストとを含むプロファイ
ルデータを付加して送信すると、会議資料を受信した端
末が、会議資料の文書情報に付加されたプロファイルデ
ータを、この文書情報と対応させて記憶して、パスワー
ドリスト中のパスワードが入力されたとき、文書情報を
表示または出力するとともに、この文書情報に対応する
プロファイルデータに、この文書情報がパスワード毎に
閲覧済みである旨を記録する。そして、受信端末が、プ
ロファイルデータに含まれた前記所定の日時に、所定の
端末を発呼し、閲覧状況を通知する。
【0019】請求項8記載の発明では、請求項1、2、
6または7の作用に加え、会議資料を受信する端末が、
閲覧状況が通知される際に、該閲覧状況に未閲覧があっ
た場合、閲覧を促すメッセージを表示する。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図8は本発明に係る遠隔会議システムの一実施例を
示す図である。まず、構成を説明する。図1において、
1は静止画会議装置の主装置、2はプログラム実行を司
どる中央演算処理装置(CPU:Centoral P
rocessing Unit)、3はDMA(Dir
ect Memory Access)転送を司どるD
MA制御装置、4は会議資料等の静止画データの符号化
・復号化処理を行う静止画符号・復号化装置、5は音声
信号の符号化・復号化を行う音声符号・復号化装置、6
はISDN(Integrated Services
DegitalNetwork)のBチャネルのレイ
ヤ2の信号処理を行うLAPB制御装置、7はISDN
のDチャネルのレイヤ2の信号処理を行うLAPD制御
装置である。
【0021】8はCCITT(Internation
al Telegraph andTelephone
Consultative Committee)勧
告H.221に規定された信号処理を行い、複数のメデ
ィアのデータを多重・分離するために用いられるマルチ
メディア多重・分離装置、9はISDNのレイヤ1の信
号処理を行うISDNインターフェース装置である。
【0022】10は中央演算処理装置2で実行されるプ
ログラムを格納したROM(Read Only Me
mory)、11は中央演算処理装置2でのプログラム
実行や各種データの一時記憶に使用されるRAM(Ra
ndom Access Memory)、12はLC
D(Liquid Crystal Display)
上に表示する画像データを書き込むための画像メモリ、
13は画像メモリ12に書き込まれたデータを所定のタ
イミングに従ってLCDに転送するLCDコントローラ
ー、14は日付、時刻情報の計時を行うためのバッテリ
ーバックアップされた時計(RTC:Real Tim
e Clock)である。
【0023】15は中央演算処理装置2でのプログラム
実行の際に使用される各種計時機能を実現するためのタ
イマー装置、16は音声符号・復号化装置5で復号化さ
れたアナログ音声信号を増幅してスピーカに出力し、逆
にマイクからの入力信号を増幅して音声符号・復号化装
置に出力するオーディオI/F、17はタッチパネルを
制御し、タッチパネル上で指示された座標データを読み
込むためのタッチパネルI/F、18はスキャナーを制
御し、スキャナーからの画像情報を読み込むためのスキ
ャナーI/F、19はプリンタを制御し、プリンタに画
像情報を出力するためのプリンタI/F、20は磁気デ
ィスク装置を制御する磁気ディスクI/F、21は画像
情報や各種管理情報を記憶するための磁気ディスク装置
である。
【0024】22はLCDとタッチパネルが一体化し、
ユーザーへの情報の表示とユーザーからのオペレーショ
ン入力を行うために接続されたLCD/TP、23は音
声信号を入力するために接続されたマイク、24は音声
信号を出力するために接続されたスピーカ、25は静止
画情報を入力するために接続されたスキャナー、26は
静止画情報を出力するために接続されたプリンタ、27
は接続されたISDN回線である。
【0025】次に、通常の会議資料の送信動作について
説明する。会議資料を会議開催の事前に送信する場合、
その手順はG4ファクシミリの送信手順と同様の手順に
従って送信される。ユーザはLCD/TP22に表示さ
れているメニューから、会議資料送信を選択してポイン
トする。ポイントされた座標データはタッチパネルI/
F17を介して中央演算処理装置2に通達され、中央演
算処理装置2は座標位置から会議資料送信が選択された
ことを認知する。中央演算処理装置2は会議資料送信が
選択されると、RAM11上に図2に示すようなプロフ
ァイルデータ(文書管理情報)を作成する。このプロフ
ァイルデータは、送信元の電話番号情報を記憶するため
の送信元電話番号情報、送信先の電話番号を記憶するた
めの送信先電話番号情報、送信側で送信日時を、あるい
は、受信側で受信日時を記憶するための送受信日時情
報、資料名を記憶するための資料名情報、並びに、送信
元あるいは送信先で管理され画像情報を磁気ディスク装
置に格納する際に割り当てられたファイル番号を記憶す
るためのファイル番号情報、から構成される。
【0026】中央演算処理装置2は画像メモリ12上に
電話番号入力のためのガイダンス画面を作成し、作成さ
れた画面はLCDコントローラ13を介してLCD/T
P22上に表示される。ユーザーはガイダンスに従っ
て、電話番号を入力(ポイント)し、入力された座標情
報は同様にして中央演算処理装置2で解析され番号情報
として認知され、送信先電話番号情報としてプロファイ
ルデータに記入される。電話番号が入力されると、続い
て中央演算処理装置2は画像メモリ12上に資料名入力
のためのガイダンス画面を作成し、同様にして資料名を
入力し、資料名情報としてプロファイルデータに記入す
る。資料名が入力されると中央演算処理装置2はスキャ
ナーI/F18を制御してスキャナー25を作動させ、
さらにDMA制御装置3に読み込まれる画像情報の格納
先となるRAM11上のアドレスをセットする。
【0027】画像情報が読み込まれるとスキャナーI/
F18は、DMA制御装置3にDMA転送要求を行い、
要求に従ってDMA制御装置3は画像情報をRAM11
上に転送する。1頁分の画像情報が読み込まれると、中
央演算処理装置2はDMA制御装置3に、読み込んだ画
像情報の格納先となるRAM11上のアドレスと符号化
データの格納先となるRAM11上のアドレスをセット
し、静止画符号・復号化装置4を起動する。DMA制御
装置3はRAM11上から画像情報を読み出し静止画符
号・復号化装置4に転送すると同時に、MMR(Mod
ified Modified READ)符号化され
たデータを静止画符号・復号化装置4より読み込みRA
M11に転送する。
【0028】符号化処理が完了すると、中央演算処理装
置2は磁気ディスクI/F20を介して磁気ディスク装
置21にアクセスし、予め所定ブロックに格納されてい
るファイル管理情報を読み込む。中央演算処理装置2は
読み込んだファイル管理情報から磁気ディスク装置の空
き領域を認知し、符号化データを格納するブロックアド
レスを決定する。さらに、中央演算処理装置2はDMA
制御装置3に符号化データの格納先であるRAM11上
のアドレスをセットし、磁気ディスクI/F20を介し
て磁気ディスク装置21にデータのライトを指示する。
磁気ディスク装置21はライトの準備が整うと磁気ディ
スクI/F20を介してDMA制御装置3にデータの転
送要求を行い、DMA制御装置3は要求に従ってRAM
11より符号データを転送し、磁気ディスク装置21は
転送されたデータをライトする。
【0029】以上の処理を繰り返して、会議資料の頁数
分の読み込み、符号化、磁気ディスク装置への格納が終
了すると、中央演算処理装置2は前記ファイル管理情報
を更新して磁気ディスク装置21に格納し、さらに割り
当てられたファイル番号情報をプロファイルデータに書
き込む。続いて中央演算処理装置2はISDNインター
フェース装置9およびLAPD制御装置7を制御して、
先に入力された電話番号を発呼する。相手端末からの応
答があると、中央演算処理装置2はLAPB制御装置6
を制御して、所定の呼設定手順を実行してBチャネルを
確立し、所定のG4ファクシミリ伝送手順に従って、各
レイヤの接続を確立する。
【0030】上記手順は図3に示される。このとき、先
に作成したプロファイルデータをCDS内のSUD(セ
ッションユーザーデータ)として送信する。画像情報送
信の際には、中央演算処理装置2は先に符号データを格
納した磁気ディスク装置21上のブロックアドレスに対
しリードを行い、符号データをRAM11上に転送す
る。さらに中央演算処理装置2は符号データの転送され
たRAM11上のアドレスをDMA制御装置3にセット
し、DMA制御装置3はLAPB制御装置6の要求に従
ってRAM11より符号データを転送する。
【0031】以上の処理を繰り返して画像情報の送信動
作を終了すると、中央演算処理装置2はLAPB制御装
置6を制御してBチャネルを終了し、さらにLAPD制
御装置7、ISDNインターフェース9を制御して所定
の呼切断手順を実行して送信を終了する。送信が終了す
ると、中央演算処理装置2は符号データの格納時と同様
の手順で、RAM11上のプロファイルを磁気ディスク
装置21の所定領域に格納する。また、会議資料の受信
側では受信した画像情報を磁気ディスク装置に格納する
とともに、受信したプロファイルのファイル番号情報に
受信側でのファイルを番号を、送受信日時情報に受信日
時を上書きした後、磁気ディスク装置の所定領域に格納
する。以上により、会議資料送信の全ての動作が完了す
る。
【0032】次に、受信した会議資料の閲覧時の動作に
ついて、図1を参照しつつ説明する(今度は図1は受信
側端末を示す)。ユーザはLCD/TP22に表示され
ているメニューから、会議資料閲覧を選択してポイント
する。ポイントされた座標データはタッチパネルI/F
17を介して中央演算処理装置2に通達され、中央演算
処理装置2は座標位置から会議資料閲覧が選択されたこ
とを認知する。中央演算処理装置2は前述したプロファ
イルデータを磁気ディスク装置21から順次読み出し、
受信した全ての会議資料に関する各々のプロファイルデ
ータを画像メモリ12上に書き出すとともに、ユーザが
会議資料を選択するためのガイダンス画像を画像メモリ
12上に作成し、作成された画像はLCDコントローラ
13を介してLCD/TP22上に表示される。この表
示例を図4に示す。ユーザが閲覧したい会議資料を選
択、ポイントすると中央演算処理装置2は選択されたプ
ロファイルからファイル番号を認知し、DMA制御装置
3、磁気ディスクI/F20、および、磁気ディスク装
置21を制御して該当するファイルを磁気ディスク装置
21から読み出し、RAM11上に転送する。
【0033】さらに中央演算処理装置2はDMA制御装
置3、静止画符号・復号化装置4を制御して、1頁分の
符号データをRAM11から静止画符号・復号化装置4
に転送するとともに、復号化された画像情報を画像メモ
リ12上に転送する。転送された画像情報はLCDコン
トローラ13を介してLCD/TP22上に表示され、
ユーザーは会議資料の閲覧を行うことができる。ユーザ
が次頁を参照したい場合には、上述した画像情報の転送
の際に中央演算処理装置2で作成され、画像メモリ12
に書き込まれて表示されているガイダンスに従って、次
頁表示を指示すると、中央演算処理装置2は上述したの
と同様の手順で次頁の符号データを復号化処理させ、画
像情報を画像メモリ12上に転送して表示する。
【0034】なお、会議開催の際の動作については、本
発明とは直接関係しないので詳細な説明は省略するが、
会議開催から終了までのフローを図5に示す。なお、図
5中の※印はBC:非制限デジタル、LLC:H.22
1、HLC:会議を表す。また、会議開催中における送
信済み会議資料の呼出しは、会議資料の送信元によって
行われ、相手端末には自端末(送信元)電話番号と資料
名が送信される。資料名を指示された端末(会議資料の
受信側)では、前述したプロファイルデータから送信元
電話番号と資料名とが共に一致するものを検索し、対応
するファイル番号から会議資料を呼出す。
【0035】次に、上述の図1の装置により構成される
遠隔会議システムが請求項1記載の発明に係る遠隔会議
システムである場合について説明する。本実施例におい
ては、図1の装置が会議資料を送信する端末である場
合、中央演算処理装置2が、プロファイルデータ付加手
段を構成し、送信する会議資料の文書情報にプロファイ
ルデータを付加する。LCD/TP22が、閲覧確認要
求手段を構成し、送信した会議資料の文書情報が相手端
末にて閲覧済状態にあるか未閲覧状態にあるかを確認す
る閲覧確認要求信号を、相手端末に出力する。また、L
CD/TP22が、閲覧状況受信手段を構成し、会議資
料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する。
【0036】一方、図1の装置が会議資料を受信する端
末である場合、磁気ディスク装置21がプロファイルデ
ータ記憶手段を構成し、会議資料を受信したとき、会議
資料の文書情報に付加されたプロファイルデータを、該
文書情報と対応させて記憶する。LCD/TP22また
はプリンタ26が、文書表示/出力手段を構成し、受信
した会議資料の文書情報を表示または出力することがで
きる。中央演算処理装置2は、閲覧状況記録手段を構成
し、文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力し
たとき、該文書情報に対応するプロファイルデータに、
該文書情報が閲覧済みである旨を記録する。また中央演
算処理装置2は、閲覧状況通知手段を構成し、閲覧確認
要求信号を入力したとき、該閲覧確認要求信号を出力し
た相手端末に、閲覧済記録手段の記録内容に従って閲覧
状況を通知する。
【0037】以下に、本実施例の作用効果を説明する。
まず、会議資料の送信時には、作成されるプロファイル
に図2に示したものに加えて、閲覧状況を記入するため
の閲覧状況情報エリアを設ける。作成されたプロファイ
ルは従来と同様にして送信され、受信側端末で記憶され
る。そして受信側端末において、会議資料が閲覧された
際には、このエリアに閲覧済みであることを記入し再度
磁気ディスク装置21に格納する。送信側から閲覧確認
要求を行う際には、ユーザはLCD/TP22に表示さ
れているメニューから会議資料の閲覧確認を選択してポ
イントする。中央演算処理装置2は閲覧確認が指示され
ると、前述したプロファイルを磁気ディスク装置21か
ら順次読み出し、送信した全ての会議資料に関する各々
のプロファイルデータを画像メモリ12に書き出すとと
もに、ユーザが会議資料を選択するためのガイダンス画
像を画像メモリ12上に作成し、LCD/TP22上に
表示する。ユーザが閲覧確認を行いたい会議資料を選
択、ポイントすると閲覧確認のための発呼が行われる。
これは図6に示すようなフローで行われる。まず、送信
側はCDCL内のSUDとして、閲覧確認要求であるこ
とと電話番号、資料名を送信する。受信側では前述した
会議開催中での資料の指定方法と同一の手順で資料を特
定し、対応するプロファイル中の閲覧状況情報をRDC
LP内のSUDで送信側に通知する。送信側では閲覧状
況情報を受けると、その内容をプロファイルに記録する
とともに、画像メモリ12上に書き出してLCD/TP
22に表示し、ユーザに通知する。なお、図9は、送信
元の会議資料送信動作を示すフローチャート、図10
は、送信先の会議資料閲覧動作を示すフローチャート、
図11は、送信元の閲覧確認動作を示すフローチャート
である。
【0038】上述のように本実施例では、会議資料の閲
覧状況を送信側からの指示によって確認することができ
るので、利用者の利便性を向上させることができる。次
に、上述の図1の装置により構成される遠隔会議システ
ムが請求項2記載の発明に係る遠隔会議システムである
場合について説明する。本実施例においては、図1の装
置が会議資料を送信する端末である場合、中央演算処理
装置2が、プロファイルデータ付加手段を構成し、送信
する会議資料の文書情報にプロファイルデータを付加す
る。LCD/TP22が、閲覧確認要求手段を構成し、
送信した会議資料の文書情報が相手端末にて閲覧済状態
にあるか未閲覧状態にあるかを確認する閲覧確認要求信
号を、相手端末に出力する。また、LCD/TP22
が、会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信す
る。
【0039】一方、図1の装置が会議資料を受信する端
末である場合、磁気ディスク装置21が、プロファイル
データ記憶手段を構成し、会議資料を受信したとき、会
議資料の文書情報に付加されたプロファイルデータを、
該文書情報と対応させて記憶する。LCD/TP22
が、パスワード入力手段を構成し、パスワードを入力す
る。またLCD/TP22またはプリンタ26が、文書
表示/出力手段を構成し、パスワード入力手段にパスワ
ードが入力されたとき、受信した会議資料の文書情報を
表示または出力する。中央演算処理装置2が、閲覧状況
記録手段を構成し、文書表示/出力手段が文書情報を表
示または出力したとき、該文書情報に対応するプロファ
イルデータに、該文書情報が閲覧済みである旨およびパ
スワード入力手段に入力されたパスワードを記録する。
また、中央演算処理装置2が、閲覧状況通知手段を構成
し、閲覧確認要求信号を入力したとき、該閲覧確認要求
信号を出力した相手端末に、閲覧済記録手段の記録内容
に従って閲覧状況を通知する。
【0040】以下に、本実施例の作用効果を説明する。
まず、会議資料の送信時には、作成されるプロファイル
に図2に示したものに加えて、プロファイルにリンクし
た閲覧対象者のパスワードリストを作成する。これを図
7に示す。作成されたプロファイルは従来と同様にして
送信され、受信側端末で記憶される。そして受信側端末
において、会議資料を閲覧する際には、ユーザは自分の
パスワード(名前、社員番号等)を入力し閲覧を行い、
入力されたパスワードは閲覧者リストに記入され再度格
納される。送信側からの閲覧確認要求は請求項1におけ
る実施例の場合と同様に図6に示すようなフローで行わ
れる。まず、送信側はCDCL内のSUDとして、閲覧
確認要求であることと電話番号、資料名を送信する。受
信側では前述した会議開催中での資料の指定方法と同一
の手順で資料を特定し、対応するプロファイルの閲覧者
リストをRDCLP内のSUDで送信側に通知する。送
信側では閲覧者リストを受けると、その内容をプロファ
イルに記録するとともに、画像メモリ12上に書き出し
てLCD/TP22に表示し、ユーザに通知する。な
お、図12は、送信元の会議資料送信動作を示すフロー
チャート、図13は、送信先の会議資料閲覧動作を示す
フローチャート、図14は、送信元の閲覧確認動作を示
すフローチャートである。
【0041】上述のように本実施例では、会議資料の閲
覧対象者毎の閲覧状況を送信側からの指示によって確認
することができるので、利用者の利便性を向上させるこ
とができる。次に、上述の図1の装置により構成される
遠隔会議システムが請求項3記載の発明に係る遠隔会議
システムである場合について説明する。
【0042】本実施例においては、前述の請求項1また
は2の実施例における閲覧確認要求手段が、予め設定さ
れた日時に閲覧確認要求信号を出力するように設定され
ている。以下に、本実施例の作用効果を説明する。各資
料のプロファイルには、請求項1、2の実施例で述べた
ものに加えて、閲覧確認日時を記憶するための閲覧確認
日時情報エリアが設けられる。送信側では会議資料の送
信時、あるいは送信に閲覧確認を行う日時を指定する。
日時指定を送信時に行う場合には、ユーザは資料名の入
力オペレーションに加えて閲覧確認日時の入力を行う。
送信後に行う場合には、上述した閲覧確認のための発呼
時の会議資料の指定方法と同様にして資料を特定した後
に、閲覧確認日時の入力を行う。入力された閲覧確認日
時情報はプロファイルに記入され、このプロファイルは
磁気ディスク装置21に格納されるとともに、RAM1
1上にも常時おかれる。中央演算処理装置2は時計14
での計時情報が切り替わる度に上記プロファイルの閲覧
確認日時情報と比較して、一致するものがあれば閲覧確
認の発呼動作を起動する。なお、上記の発呼待機中に電
源断が行われた場合には、再度電源が投入された際に該
当するプロファイルを磁気ディスク21より読み出して
RAM11上に配置し、時計14の計時情報と比較し、
既に指定時刻が経過しているような場合には即時に発呼
を行う。確認の結果はプロファイルに追記され、ユーザ
のオペレーションによって随時確認することができる。
なお、図15は、送信元の閲覧確認日時入力動作(送信
時に指定した場合)を示すフローチャート、図16は、
送信元の閲覧確認日時入力動作(送信後に指定した場
合)を示すフローチャート、図17は、送信元の閲覧確
認起動動作を示すフローチャート、図18は、電源遮断
時の送信元の閲覧確認起動動作を示すフローチャート、
図19は、送信元の閲覧状況表示動作を示すフローチャ
ートである。
【0043】上述のように本実施例では、送信側からの
閲覧確認のための発呼の日時を予め設定することがで
き、自動的に閲覧確認を行い、送信側では結果を随時確
認できるので、利用者の利便性を一層向上させることが
できる。次に、上述の図1の装置により構成される遠隔
会議システムが請求項4記載の発明に係る遠隔会議シス
テムである場合について説明する。
【0044】図1の装置が会議資料を送信する端末であ
る場合、中央演算処理装置2が、プロファイルデータ付
加手段を構成し、送信する会議資料の文書情報にプロフ
ァイルデータを付加する。LCD/TP22が、閲覧状
況受信手段を構成し、会議資料の閲覧状況の通知を相手
端末から受信する。一方、図1の装置会議資料を受信す
る端末である場合、磁気ディスク装置21が、プロファ
イルデータ記憶手段を構成し、会議資料を受信したと
き、会議資料の文書情報に付加されたプロファイルデー
タを、該文書情報と対応させて記憶する。LCD/TP
22またはプリンタ26が、文書表示/出力手段を構成
し、受信した会議資料の文書情報を表示または出力する
ことができる。中央演算処理装置2が、文書表示/出力
手段が文書情報を表示または出力したとき、該文書情報
に対応するプロファイルデータに、該文書情報が閲覧済
みである旨を記録する。また中央演算処理装置2が、閲
覧状況通知手段を構成し、閲覧状況記録手段が閲覧済で
ある旨を記録したとき、所定の相手端末を発呼して、閲
覧状況記録手段の記録内容に従って閲覧状況を通知す
る。
【0045】以下、本実施例の作用効果を説明する。ま
ず、会議資料の送信時には前述したプロファイルを作成
する際に、図2に示したものに加えて閲覧状況を記入す
るための閲覧情報状況エリアを設ける。作成されたプロ
ファイルは従来と同様にして送信され、受信側端末で記
憶される。そして受信側端末において、会議資料が閲覧
された際には、このエリアに閲覧済みであることを記入
し再度磁気ディスク装置21に格納するとともに、プロ
ファイルに記憶されたことを通知する。これは図6に示
したフローと同様の手順で行われる(ただしこの場合
は、発呼側とあるのが会議資料の受信側である)。発呼
側はCDCL内のSUDとして、閲覧終了の通知である
ことと電話番号、資料名を通知する。被呼側(会議資料
の送信側)では、磁気ディスク装置21から各プロファ
イルを読み出し、資料名と送信先電話番号から会議資料
を特定して、対応するプロファイルに閲覧済みであるこ
とを記入し再度磁気ディスク装置21に格納する。送信
側ユーザはオペレーションによって閲覧状況を随時確認
することができる。なお、図20は、送信元の会議資料
送信動作を示すフローチャート、図21は、送信先の会
議資料閲覧動作を示すフローチャート、図22は、送信
元の閲覧状況表示動作を示すフローチャートである。
【0046】上述のように本実施例では、会議資料が閲
覧されるとそのことが送信側に自動的に通知され、送信
側では随時閲覧状況を確認することができるので、利用
者の利便性を向上させることができる。次に、上述の図
1の装置により構成される遠隔会議システムが請求項5
記載の発明に係る遠隔会議システムである場合について
説明する。
【0047】図1の装置が会議資料を送信する端末であ
る場合、中央演算処理装置2が、プロファイルデータ付
加手段を構成し、送信する会議資料の文書情報に閲覧対
象者のパスワードリストを含むプロファイルデータを付
加する。LCD/TP22が、閲覧状況受信手段を構成
し、会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信す
る。
【0048】一方、図1の装置が会議資料を受信する端
末である場合、磁気ディスク装置21が、プロファイル
データ記憶手段を構成し、会議資料を受信したとき、会
議資料の文書情報に付加されたプロファイルデータを、
該文書情報と対応させて記憶する。LCD/TP22
が、パスワード入力手段を構成し、パスワードを入力す
る。また、LCD/TP22またはプリンタ26が、文
書表示/出力手段を構成し、プロファイルデータに含ま
れたパスワードリスト中のパスワードがパスワード入力
手段に入力されたとき、受信した会議資料の文書情報を
表示または出力する。中央演算処理装置2が、閲覧状況
通知手段を構成し、文書表示/出力手段が文書情報を表
示または出力した場合、該文書情報に対応するプロファ
イルデータに、該文書情報がパスワード入力手段に入力
されたパスワード毎に閲覧済みである旨を記録する。ま
た、中央演算処理装置2が、閲覧状況通知手段を構成
し、プロファイルデータを解析し、閲覧対象者のパスワ
ードリストの全てのパスワードに対して閲覧済みになっ
たことを認識したとき、所定の端末を発呼して閲覧状況
を通知する。
【0049】以下に、本実施例の作用効果を説明する。
まず、会議資料の送信時には前述したプロファイルを作
成する際に、図2に示したものに加えて閲覧状況を記入
するための閲覧状況情報エリアとプロファイルにリンク
した閲覧者リストを作成する。ユーザは資料名の入力と
共に受信側での会議資料の閲覧対象者のパスワードを入
力し、入力されたパスワードはプロファイルの閲覧者リ
ストに書き込まれ、作成されたプロファイルは従来と同
様にCDS内のSUDとして送信され、受信側端末で記
憶される。そして受信側端末において、会議資料を閲覧
する際には、ユーザは会議資料の選択と共に、閲覧者の
選択のオペレーションを行う。これは、まずユーザが閲
覧したい会議資料を選択、ポイントすると共に、ユーザ
が閲覧者(パスワード)を選択するためのガイダンス画
像を画像メモリ12上に作成する。作成された画像はL
CDコントローラ13を介してLCD/TP22上に表
示される。ユーザが自分のパスワードを選択ポイントす
ると、上述した方法で会議資料の表示を行い、表示が終
了すると、中央演算処理装置2は閲覧者リストの対応す
るパスワードに閲覧済みであることを記入し、再度磁気
ディスク装置21に格納する。さらに、中央演算処理装
置2は対応する閲覧者リストを解析して、全ての閲覧者
が閲覧済みになった場合には、請求項4の実施例の場合
と同様にして会議資料の送信側に発呼し、閲覧終了を通
知する。なお、未閲覧のものがある場合には何も行わな
い。被呼側での動作も請求項4の実施例と同じである。
なお、図23は、送信元の会議資料送信動作を示すフロ
ーチャート、図24は、送信先の会議資料閲覧動作を示
すフローチャート、図25は、送信元の閲覧状況表示手
段を示すフローチャートである。
【0050】上述のように本実施例では、会議資料の送
信時に閲覧対象者を指定することができ、閲覧対象者の
全てが会議資料の閲覧を完了すると、そのことが送信側
に自動的に通知され、送信側では随時閲覧状況を確認す
ることができるので、利用者の利便性を向上させること
ができる。次に、上述の図1の装置により構成される遠
隔会議システムが請求項6記載の発明に係る遠隔会議シ
ステムである場合について説明する。
【0051】図1の装置が会議資料を送信する端末であ
る場合、中央演算処理装置2が、プロファイルデータ付
加手段を構成し、送信する会議資料の文書情報にプロフ
ァイルデータを付加する。LCD/TP22が、閲覧状
況受信手段を構成し、会議資料の閲覧状況の通知を相手
端末から受信する。一方、図1の装置が会議資料を受信
する端末である場合、磁気ディスク装置21が、プロフ
ァイルデータ記憶手段を構成し、会議資料を受信したと
き、会議資料の文書情報に付加されたプロファイルデー
タを、該文書情報と対応させて記憶する。LCD/TP
22またはプリンタ26が、文書表示/出力手段を構成
し、受信した会議資料の文書情報を表示または出力する
ことができる。中央演算処理装置2が、閲覧状況記録手
段を構成し、文書表示/出力手段が文書情報を表示また
は出力したとき、該文書情報に対応するプロファイルデ
ータに、該文書情報が閲覧済みである旨を記録する。中
央演算処理装置2が閲覧状況通知手段を構成し、予め設
定された日時に所定の端末を発呼し、該端末に閲覧状況
記録手段の記録内容に従って閲覧状況を通知する。
【0052】以下に、本実施例の作用効果を説明する。
まず、会議資料の送信時には前述したプロファイルを作
成する際に、図2に示したものに加えて閲覧状況を記入
するための閲覧状況情報エリアと閲覧確認日時を記入す
るための閲覧確認日時情報エリアを設ける。ユーザは資
料名の入力と共に閲覧確認を行う日時を指定する。入力
された閲覧確認日時情報はプロファイルに書き込まれ、
CDS内のSUDとして送信される。受信側端末では、
このプロファイルは磁気ディスク装置21へ格納される
とともに、RAM11上にも常時置かれる。閲覧時の動
作はクレーム1と同様である。中央演算処理装置2は時
計14での計時情報が切り替わる度に上記プロファイル
の閲覧確認日時情報と比較して、一致するものがあれば
閲覧確認の発呼動作を起動する。電源断が行われた場合
は請求項3の実施例と同様の動作となる。閲覧確認の発
呼、被呼側での動作は請求項4の実施例と同じである。
なお、図26は、送信元の閲覧確認送信動作を示すフロ
ーチャート、図27は、送信先の会議資料閲覧動作を示
すフローチャート、図28は、送信先の閲覧確認起動動
作を示すフローチャート、図29は、電源断時の送信先
の閲覧確認起動動作を示すフローチャート、図30は、
送信元の閲覧状況表示動作を示すフローチャートであ
る。
【0053】上述のように本実施例では、会議資料の送
信時に、閲覧確認のための受信側からの発呼日時を予め
設定することができ、自動的に閲覧確認を行い、送信側
では結果を随時確認することができるので、利用者の利
便性を向上させることができる。次に、上述の図1の装
置により構成される遠隔会議システムが請求項7記載の
発明に係る遠隔会議システムである場合について説明す
る。
【0054】図1の装置が会議資料を送信する端末であ
る場合、中央演算処理装置2が、プロファイルデータ付
加手段を構成し、送信する会議資料の文書情報に、所定
の日時と閲覧対象者のパスワードリストとを含むプロフ
ァイルデータを付加する。LCD/TP22が、閲覧状
況受信手段を構成し、会議資料の閲覧状況の通知を相手
端末から受信する。
【0055】一方、図1の装置が会議資料を受信する端
末である場合、磁気ディスク装置21が、プロファイル
データ記憶手段を構成し、会議資料を受信したとき、会
議資料の文書情報に付加されたプロファイルデータを、
該文書情報と対応させて記憶する。LCD/TP22
が、パスワード入力手段を構成し、パスワードを入力す
る。また、LCD/TP22またはプリンタ26が、文
書表示/出力手段を構成し、パスワード入力手段に上記
パスワードリスト中のパスワードが入力されたとき、受
信した会議資料の文書情報を表示または出力する。中央
演算処理装置2が、閲覧状況記録手段を構成し、文書表
示/出力手段が文書情報を表示または出力した場合、該
文書情報に対応するプロファイルデータに、該文書情報
がパスワード毎に閲覧済みである旨を記録する。また中
央演算処理装置2が、閲覧状況通知手段を構成し、プロ
ファイルデータに含まれた前記所定の日時に、所定の端
末を発呼し、該端末に閲覧状況記録手段の記録内容に従
って閲覧状況を通知する。
【0056】以下に、本実施例の作用効果を説明する。
まず、会議資料の送信時には、前述したプロファイルを
作成する際に、図2に示したものに加えて閲覧確認日時
を記入するための閲覧確認日時情報エリアとプロファイ
ルにリンクした閲覧者リストを作成する。ユーザは資料
名の入力と共に受信側での会議資料の閲覧対象者のパス
ワードと閲覧確認を行う日時を入力する。入力された閲
覧者のパスワードと閲覧確認日時はプロファイルに記入
され、CDS内のSUDとして送信される。受信側端末
では、プロファイルを磁気ディスク装置21に格納する
とともに、RAM11上にも常時置かれる。閲覧時の動
作は請求項5と同じである。発呼までの動作は請求項6
と同じである。発呼は図6に示したフローと同様の手順
で行われる。発呼側はCDCL内のSUDとして、閲覧
状況の通知であることと、電話番号、資料名、および閲
覧状況が記入された閲覧者リストを通知する。被呼側
(会議資料の送信側)では、磁気ディスク装置21から
プロファイルを読み出し、資料名と送信先電話番号から
会議資料を特定して、対応するプロファイルの閲覧者リ
ストに閲覧状況を記入し再度磁気ディスク装置21に格
納する。送信側ユーザはオペレーションによって閲覧状
況を随時確認することができる。なお、図31は、送信
元の閲覧確認送信動作を示すフローチャート、図32
は、送信先の会議資料閲覧動作を示すフローチャート、
図33は、送信先の閲覧確認起動動作を示すフローチャ
ート、図34は、電源断時の送信先の閲覧確認起動動作
を示すフローチャート、図35は、送信元の閲覧状況表
示動作を示すフローチャートである。
【0057】上述ように本実施例では、会議資料の送信
時に、閲覧対象者と、受信側からの閲覧確認のための発
呼の日時を予め設定することができ、自動的に閲覧確
認、並びに、送信側では閲覧対象者毎の結果を随時確認
することができるので、利用者の利便性を向上させるこ
とができる。次に、上述の図1の装置により構成される
遠隔会議システムが請求項8記載の発明に係る遠隔会議
システムである場合について説明する。
【0058】図1の装置が、請求項1、2、6または7
の実施例の遠隔会議システムの会議資料を送信する端末
である場合において、LCD/TP22が、メッセージ
表示手段を構成し、閲覧状況通知手段によって閲覧状況
が通知される際に、該閲覧状況に未閲覧があった場合、
閲覧を促すメッセージを表示する。以下、本実施例の作
用効果を説明する。
【0059】閲覧確認の動作が送信側、あるいは受信側
の日時情報によって起動される際に、未閲覧であった、
あるいは未閲覧者が残っていた場合には、受信側端末で
は例えば図8に示すようなメッセージ(請求項7の実施
例に適用した場合)を表示させてユーザに閲覧を促す。
このメッセージは、端末のデフォルト画面(電源投入後
のイニシャル画面)状態で表示され、文書閲覧が行われ
た際には再度未閲覧の有無を確認して、メッセージを更
新、あるいは消去する。このメッセージ情報は更新の度
に磁気ディスク21に格納され、電源断があった場合に
は、再度電源が投入された際に磁気ディスク装置21か
らこのメッセージ情報を読み出して再表示を行う。な
お、図36は、送信先の督促メッセージ表示動作を示す
フローチャート、図37は、電源断時の送信先の督促メ
ッセージ表示動作を示すフローチャートである。
【0060】上述のように本実施例では、閲覧確認が行
われた際に未閲覧であった場合に、自動的に利用者に閲
覧を促すので、利用者の利便性を向上させることができ
る。上記請求項1、2、4、5、6、7の各実施例にお
いては、会議資料の受信側でプロファイルを解析(デー
タを抽出)して、閲覧状況の通知を行っているが、受信
側で記憶されているプロファイルをそのまま送信して、
その解析を会議資料の送信側に委ねることもできる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、会議資料の配布者(送
信者)が、相手端末に送信した会議資料が閲覧対象者に
閲覧されたか否かを容易に確認することができるので、
利用者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔会議システムの一実施例の構
成を示すそのブロック図。
【図2】そのプロファイルデータを説明する図。
【図3】そのG4ファクシミリの伝送手順を示す図。
【図4】そのプロファイルデータの表示例を示す図。
【図5】その会議開始から終了までのフローを示す図。
【図6】その閲覧確認動作時のフローを示す図。
【図7】そのパスワードリストを説明する図。
【図8】その会議資料の閲覧を促すメッセージの表示例
を示す図。
【図9】請求項1記載の発明に係る遠隔会議システムの
一実施例における送信元の会議資料送信動作を示すフロ
ーチャート。
【図10】その送信先の会議資料閲覧動作を示すフロー
チャート。
【図11】その送信元の閲覧確認動作を示すフローチャ
ート。
【図12】請求項2記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における送信元の会議資料送信動作を示すフ
ローチャート。
【図13】その送信先の会議資料閲覧動作を示すフロー
チャート。
【図14】その送信元の閲覧確認動作を示すフローチャ
ート。
【図15】請求項3記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における送信元の閲覧確認日時入力動作(送
信時に指定した場合)を示すフローチャート。
【図16】その送信元の閲覧確認日時入力動作(送信後
に指定した場合)を示すフローチャート。
【図17】その送信元の閲覧確認起動動作を示すフロー
チャート。
【図18】その電源遮断時の送信元の閲覧確認起動動作
を示すフローチャート。
【図19】その送信元の閲覧状況表示動作を示すフロー
チャート。
【図20】請求項4記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における送信元の会議資料送信動作を示すフ
ローチャート。
【図21】その送信先の会議資料閲覧動作を示すフロー
チャート。
【図22】その送信元の閲覧状況表示動作を示すフロー
チャート。
【図23】請求項5記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における送信元の会議資料送信動作を示すフ
ローチャート。
【図24】その送信先の会議資料閲覧動作を示すフロー
チャート。
【図25】その送信元の閲覧状況表示手段を示すフロー
チャート。
【図26】請求項6記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における送信元の閲覧確認送信動作を示すフ
ローチャート。
【図27】その送信先の会議資料閲覧動作を示すフロー
チャート。
【図28】その送信先の閲覧確認起動動作を示すフロー
チャート。
【図29】その電源断時の送信先の閲覧確認起動動作を
示すフローチャート。
【図30】その送信元の閲覧状況表示動作を示すフロー
チャート。
【図31】請求項7記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における送信元の閲覧確認送信動作を示すフ
ローチャート。
【図32】その送信先の会議資料閲覧動作を示すフロー
チャート。
【図33】その送信先の閲覧確認起動動作を示すフロー
チャート。
【図34】その電源断時の送信先の閲覧確認起動動作を
示すフローチャート。
【図35】その送信元の閲覧状況表示動作を示すフロー
チャート。
【図36】請求項8記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における送信先の督促メッセージ表示動作を
示すフローチャート。
【図37】その電源断時の送信先の督促メッセージ表示
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 静止画会議装置の主装置 2 中央演算処理装置 3 DMA制御装置 4 静止画符号・復号化装置 5 音声符号・復号化装置 6 LAPB制御装置 7 LAPD制御装置 8 マルチメディア多重・分離装置 9 ISDNインターフェース装置 10 ROM 11 RAM 12 画像メモリ 13 LCDコントローラー 14 時計(RTC) 15 タイマー装置 16 オーディオI/F 17 タッチパネルI/F 18 スキャナーI/F 19 プリンタI/F 20 磁気ディスクI/F 21 磁気ディスク装置 22 LCD/TP 23 マイク 24 スピーカ 25 スキャナー 26 プリンタ 27 ISDN回線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信端末間で会議資料を送受信しな
    がら会議を進行する遠隔会議システムにおいて、 前記通信端末のうち会議資料を送信する端末が、 送信する会議資料の文書情報にプロファイルデータを付
    加するプロファイルデータ付加手段と、 送信した会議資料の文書情報が相手端末にて閲覧済状態
    にあるか未閲覧状態にあるかを確認する閲覧確認要求信
    号を、相手端末に出力する閲覧確認要求手段と、 会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する閲覧
    状況受信手段と、を有し、 前記通信端末のうち会議資料を受信する端末が、 会議資料を受信したとき、会議資料の文書情報に付加さ
    れたプロファイルデータを、該文書情報と対応させて記
    憶するプロファイルデータ記憶手段と、 受信した会議資料の文書情報を表示または出力すること
    が可能な文書表示/出力手段と、 該文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力した
    とき、該文書情報に対応するプロファイルデータに、該
    文書情報が閲覧済みである旨を記録する閲覧状況記録手
    段と、 閲覧確認要求信号を入力したとき、該閲覧確認要求信号
    を出力した相手端末に、閲覧済記録手段の記録内容に従
    って閲覧状況を通知する閲覧状況通知手段と、を有する
    ことを特徴とする遠隔会議システム。
  2. 【請求項2】複数の通信端末間で会議資料を送受信しな
    がら会議を進行する遠隔会議システムにおいて、 前記通信端末のうち会議資料を送信する端末が、 送信する会議資料の文書情報にプロファイルデータを付
    加するプロファイルデータ付加手段と、 送信した会議資料の文書情報が相手端末にて閲覧済状態
    にあるか未閲覧状態にあるかを確認する閲覧確認要求信
    号を、相手端末に出力する閲覧確認要求手段と、 会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する閲覧
    状況受信手段と、を有し、 前記通信端末のうち会議資料を受信する端末が、 会議資料を受信したとき、会議資料の文書情報に付加さ
    れたプロファイルデータを、該文書情報と対応させて記
    憶するプロファイルデータ記憶手段と、 パスワードを入力するパスワード入力手段と、 パスワード入力手段にパスワードが入力されたとき、受
    信した会議資料の文書情報を表示または出力する文書表
    示/出力手段と、 該文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力した
    とき、該文書情報に対応するプロファイルデータに、該
    文書情報が閲覧済みである旨およびパスワード入力手段
    に入力されたパスワードを記録する閲覧状況記録手段
    と、 閲覧確認要求信号を入力したとき、該閲覧確認要求信号
    を出力した相手端末に、閲覧済記録手段の記録内容に従
    って閲覧状況を通知する閲覧状況通知手段と、を有する
    ことを特徴とする遠隔会議システム。
  3. 【請求項3】前記閲覧確認要求手段が、予め設定された
    日時に閲覧確認要求信号を出力することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の遠隔会議システム。
  4. 【請求項4】複数の通信端末間で会議資料を送受信しな
    がら会議を進行する遠隔会議システムにおいて、 前記通信端末のうち会議資料を送信する端末が、 送信する会議資料の文書情報にプロファイルデータを付
    加するプロファイルデータ付加手段と、 会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する閲覧
    状況受信手段と、を有し、 前記通信端末のうち会議資料を受信する端末が、 会議資料を受信したとき、会議資料の文書情報に付加さ
    れたプロファイルデータを、該文書情報と対応させて記
    憶するプロファイルデータ記憶手段と、 受信した会議資料の文書情報を表示または出力すること
    が可能な文書表示/出力手段と、 該文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力した
    とき、該文書情報に対応するプロファイルデータに、該
    文書情報が閲覧済みである旨を記録する閲覧状況記録手
    段と、 閲覧状況記録手段が閲覧済である旨を記録したとき、所
    定の相手端末を発呼して、閲覧状況記録手段の記録内容
    に従って閲覧状況を通知する閲覧状況通知手段と、を有
    することを特徴とする遠隔会議システム。
  5. 【請求項5】複数の通信端末間で会議資料を送受信しな
    がら会議を進行する遠隔会議システムにおいて、 前記通信端末のうち会議資料を送信する端末が、 送信する会議資料の文書情報に閲覧対象者のパスワード
    リストを含むプロファイルデータを付加するプロファイ
    ルデータ付加手段と、 会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する閲覧
    状況受信手段と、を有し、 前記通信端末のうち会議資料を受信する端末が、 会議資料を受信したとき、会議資料の文書情報に付加さ
    れたプロファイルデータを、該文書情報と対応させて記
    憶するプロファイルデータ記憶手段と、 パスワードを入力するパスワード入力手段と、 上記プロファイルデータに含まれたパスワードリスト中
    のパスワードがパスワード入力手段に入力されたとき、
    受信した会議資料の文書情報を表示または出力する文書
    表示/出力手段と、 該文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力した
    場合、該文書情報に対応するプロファイルデータに、該
    文書情報がパスワード入力手段に入力されたパスワード
    毎に閲覧済みである旨を記録する閲覧状況記録手段と、 プロファイルデータを解析し、閲覧対象者のパスワード
    リストの全てのパスワードに対して閲覧済みになったこ
    とを認識したとき、所定の端末を発呼して閲覧状況を通
    知する閲覧状況通知手段と、を有することを特徴とする
    遠隔会議システム。
  6. 【請求項6】複数の通信端末間で会議資料を送受信しな
    がら会議を進行する遠隔会議システムにおいて、 前記通信端末のうち会議資料を送信する端末が、 送信する会議資料の文書情報にプロファイルデータを付
    加するプロファイルデータ付加手段と、 会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する閲覧
    状況受信手段と、を有し、 前記通信端末のうち会議資料を受信する端末が、 会議資料を受信したとき、会議資料の文書情報に付加さ
    れたプロファイルデータを、該文書情報と対応させて記
    憶するプロファイルデータ記憶手段と、 受信した会議資料の文書情報を表示または出力すること
    が可能な文書表示/出力手段と、 該文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力した
    とき、該文書情報に対応するプロファイルデータに、該
    文書情報が閲覧済みである旨を記録する閲覧状況記録手
    段と、 予め設定された日時に所定の端末を発呼し、該端末に閲
    覧状況記録手段の記録内容に従って閲覧状況を通知する
    閲覧状況通知手段と、を有することを特徴とする遠隔会
    議システム。
  7. 【請求項7】複数の通信端末間で会議資料を送受信しな
    がら会議を進行する遠隔会議システムにおいて、 前記通信端末のうち会議資料を送信する端末が、 送信する会議資料の文書情報に、所定の日時と閲覧対象
    者のパスワードリストとを含むプロファイルデータを付
    加するプロファイルデータ付加手段と、 会議資料の閲覧状況の通知を相手端末から受信する閲覧
    状況受信手段と、を有し、 前記通信端末のうち会議資料を受信する端末が、 会議資料を受信したとき、会議資料の文書情報に付加さ
    れたプロファイルデータを、該文書情報と対応させて記
    憶するプロファイルデータ記憶手段と、 パスワードを入力するパスワード入力手段と、 該パスワード入力手段に上記パスワードリスト中のパス
    ワードが入力されたとき、受信した会議資料の文書情報
    を表示または出力する文書表示/出力手段と、 該文書表示/出力手段が文書情報を表示または出力した
    場合、該文書情報に対応するプロファイルデータに、該
    文書情報がパスワード毎に閲覧済みである旨を記録する
    閲覧状況記録手段と、 プロファイルデータに含まれた前記所定の日時に、所定
    の端末を発呼し、該端末に閲覧状況記録手段の記録内容
    に従って閲覧状況を通知する閲覧状況通知手段と、を有
    することを特徴とする遠隔会議システム。
  8. 【請求項8】前記通信端末のうち会議資料を受信する端
    末が、 閲覧状況通知手段によって閲覧状況が通知される際に、
    該閲覧状況に未閲覧があった場合、閲覧を促すメッセー
    ジを表示するメッセージ表示手段を有することを特徴と
    する請求項1、2、6または7記載の遠隔会議システ
    ム。
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