JPH08228328A - テレビ会議通信端末装置 - Google Patents

テレビ会議通信端末装置

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JPH08228328A
JPH08228328A JP7153784A JP15378495A JPH08228328A JP H08228328 A JPH08228328 A JP H08228328A JP 7153784 A JP7153784 A JP 7153784A JP 15378495 A JP15378495 A JP 15378495A JP H08228328 A JPH08228328 A JP H08228328A
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Japan
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confidential
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JP7153784A
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Susumu Fujioka
進 藤岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 適切な留守番機能を実現できるテレビ会議通
信端末装置を提供することを目的としている。 【効果】 受信側のユーザが、親展モードで受信したい
相手端末と親展パスワードを設定することができるの
で、親展モードの留守録データを再生するときに、容易
に親展パスワードを得ることができ、留守番機能を有効
に活用することができる。また、親展モードで受信した
い相手端末を複数設定できるので、留守番機能をより有
効に活用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも音声情報と
動画情報をやりとりする通信機能を備えたテレビ会議通
信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、少なくとも音声情報と動画情報
をやりとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装
置やテレビ電話端末装置(以下、テレビ会議通信端末装
置と総称する)は、複数のユーザに共用されるため、例
えば、留守中に着呼があった場合、その発端末のユーザ
からのメッセージを録音(留守録)するような留守番機
能を備えると便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、テレビ会議通信端末装置に留守番機能を備えるに
は、次のような不都合を生じることが考えられる。
【0004】すなわち、1つのテレビ会議通信端末装置
が複数のユーザで共用されるため、特定ユーザに対して
残された留守録メッセージを他人が自由に再生できる
と、例えば、留守録メッセージの内容が秘密性のあるも
のであるときには、秘密の内容が他人に漏れるという不
都合を生じる。
【0005】このような不都合を解消するには、送信側
から親展パスワードを付加した状態で留守録メッセージ
を残すという方法が考えられる。しかしながら、この場
合、送信側のユーザが設定した親展パスワードを、受信
側のユーザが聞き出す必要を生じることがあり、非常に
面倒な事態となる。
【0006】また、特定ユーザに残された留守録メッセ
ージを、他人が消去してしまい、目的ユーザに留守録メ
ッセージが伝わらないという事態を生じるおそれもあ
る。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、適切な留守番機能を実現できるテレビ会議通
信端末装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも音
声情報と動画情報をやりとりする通信機能を備えたテレ
ビ会議通信端末装置において、相手端末の識別情報と親
展パスワードからなる留守番パラメータを記憶する留守
番パラメータ記憶手段と、留守番モード設定時、着呼検
出すると、そのときの相手端末が上記留守番パラメータ
記憶手段に記憶された留守番パラメータの識別情報の端
末に一致するときには、上記親展パスワードを関連付け
て、そのときに相手端末から受信した少なくとも音声情
報または動画情報を留守録データとして記憶するととも
に、そのときに相手端末が上記留守番パラメータ記憶手
段に記憶された識別情報の端末に一致しないときには、
そのときに相手端末から受信した少なくとも音声情報ま
たは動画情報を留守録データとして記憶する留守録デー
タ記憶手段を備えたものである。
【0009】また、少なくとも音声情報と動画情報をや
りとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置に
おいて、相手端末の識別情報と親展パスワードからなる
留守番パラメータを複数記憶する留守番パラメータ記憶
手段と、留守番モード設定時、着呼検出すると、そのと
きの相手端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶さ
れたいずれかの留守番パラメータの識別情報の端末に一
致するときには、その留守番パラメータの親展パスワー
ドを関連付けて、そのときに相手端末から受信した少な
くとも音声情報または動画情報を留守録データとして記
憶するとともに、そのときに相手端末が上記留守番パラ
メータ記憶手段に記憶された識別情報の端末に一致しな
いときには、そのときに相手端末から受信した少なくと
も音声情報または動画情報を留守録データとして記憶す
る留守録データ記憶手段を備えたものである。
【0010】また、少なくとも音声情報と動画情報をや
りとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置に
おいて、相手端末の識別情報と親展パスワードからなる
留守番パラメータを記憶する留守番パラメータ記憶手段
と、留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの
相手端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された
留守番パラメータの識別情報の端末に一致するときに
は、上記親展パスワードを関連付けて、そのときに相手
端末から受信した少なくとも音声情報または動画情報を
留守録データとして記憶するとともに、そのときに相手
端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された識別
情報の端末に一致しないときには、そのときに相手端末
から受信した少なくとも音声情報または動画情報を留守
録データとして記憶する留守録データ記憶手段と、留守
録再生が指定されると、そのときに上記留守録データ記
憶手段に記憶している留守録データに親展パスワードが
関連付けられているときには、親展パスワードを入力要
求し、入力された親展パスワードと、上記関連付けられ
た親展パスワードが一致したときにのみ上記留守録デー
タを再生するとともに、上記留守録データ記憶手段に記
憶している留守録データに親展パスワードが関連付けら
れていないときには、上記留守録データを再生する留守
録再生制御手段を備えたものである。
【0011】また、少なくとも音声情報と動画情報をや
りとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置に
おいて、相手端末の識別情報と親展パスワードからなる
留守番パラメータを複数記憶する留守番パラメータ記憶
手段と、留守番モード設定時、着呼検出すると、そのと
きの相手端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶さ
れたいずれかの留守番パラメータの識別情報の端末に一
致するときには、その留守番パラメータの親展パスワー
ドを関連付けて、そのときに相手端末から受信した少な
くとも音声情報または動画情報を留守録データとして記
憶するとともに、そのときに相手端末が上記留守番パラ
メータ記憶手段に記憶された識別情報の端末に一致しな
いときには、そのときに相手端末から受信した少なくと
も音声情報または動画情報を留守録データとして記憶す
る留守録データ記憶手段と、留守録再生が指定される
と、そのときに上記留守録データ記憶手段に記憶してい
る留守録データに親展パスワードが関連付けられている
ときには、親展パスワードを入力要求し、入力された親
展パスワードと、上記関連付けられた親展パスワードが
一致したときにのみ上記留守録データを再生するととも
に、上記留守録データ記憶手段に記憶している留守録デ
ータに親展パスワードが関連付けられていないときに
は、上記留守録データを再生する留守録再生制御手段を
備えたものである。
【0012】また、少なくとも音声情報と動画情報をや
りとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置に
おいて、相手端末の識別情報と親展パスワードからなる
留守番パラメータを記憶する留守番パラメータ記憶手段
と、留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの
相手端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された
留守番パラメータの識別情報の端末に一致するときに
は、上記親展パスワードを関連付けて、そのときに相手
端末から受信した少なくとも音声情報または動画情報を
留守録データとして記憶するとともに、そのときに相手
端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された識別
情報の端末に一致しないときには、そのときに相手端末
から受信した少なくとも音声情報または動画情報を留守
録データとして記憶する留守録データ記憶手段と、留守
録再生が指定されると上記留守録データ記憶手段に記憶
している留守録データの種別を通信毎に一覧表示すると
ともに、親展パスワードが関連付けられている留守録デ
ータの表示内容には、親展受信をあらわすマークを付加
する留守録データ一覧表示手段と、上記一覧表示から通
信項目が選択されると、そのときに選択された通信項目
に対応して上記留守録データ記憶手段に記憶している留
守録データに親展パスワードが関連付けられているとき
には、親展パスワードを入力要求し、入力された親展パ
スワードと、上記関連付けられた親展パスワードが一致
したときにのみ上記留守録データを再生するとともに、
そのときに選択された通信項目に対応して上記留守録デ
ータ記憶手段に記憶している留守録データに親展パスワ
ードが関連付けられていないときには、上記留守録デー
タを再生する留守録再生制御手段を備えたものである。
【0013】また、少なくとも音声情報と動画情報をや
りとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置に
おいて、相手端末の識別情報と親展パスワードからなる
留守番パラメータを複数記憶する留守番パラメータ記憶
手段と、留守番モード設定時、着呼検出すると、そのと
きの相手端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶さ
れたいずれかの留守番パラメータの識別情報の端末に一
致するときには、その留守番パラメータの親展パスワー
ドを関連付けて、そのときに相手端末から受信した少な
くとも音声情報または動画情報を留守録データとして記
憶するとともに、そのときに相手端末が上記留守番パラ
メータ記憶手段に記憶された識別情報の端末に一致しな
いときには、そのときに相手端末から受信した少なくと
も音声情報または動画情報を留守録データとして記憶す
る留守録データ記憶手段と、留守録再生が指定される
と、上記留守録データ記憶手段に記憶している留守録デ
ータの種別を通信毎に一覧表示するとともに、親展パス
ワードが関連付けられている留守録データの表示内容に
は、親展受信をあらわすマークを付加する留守録データ
一覧表示手段と、上記一覧表示から通信項目が選択され
ると、そのときに選択された通信項目に対応して上記留
守録データ記憶手段に記憶している留守録データに親展
パスワードが関連付けられているときには、親展パスワ
ードを入力要求し、入力された親展パスワードと、上記
関連付けられた親展パスワードが一致したときにのみ上
記留守録データを再生するとともに、そのときに選択さ
れた通信項目に対応して上記留守録データ記憶手段に記
憶している留守録データに親展パスワードが関連付けら
れていないときには、上記留守録データを再生する留守
録再生制御手段を備えたものである。
【0014】また、少なくとも音声情報と動画情報をや
りとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置に
おいて、親展パスワードを記憶する親展パスワード記憶
手段と、留守番モード設定時、着呼検出すると、上記親
展パスワードを関連付けて、そのときに相手端末から受
信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録デー
タとして記憶する留守録データ記憶手段を備えたもので
ある。
【0015】また、少なくとも音声情報と動画情報をや
りとりする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置に
おいて、親展パスワードを記憶する親展パスワード記憶
手段と、留守番モード設定時、着呼検出すると、上記親
展パスワードを関連付けて、そのときに相手端末から受
信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録デー
タとして記憶する留守録データ記憶手段と、留守録再生
が指定されると、親展パスワードを入力要求し、入力さ
れた親展パスワードと、上記関連付けられた親展パスワ
ードが一致したときにのみ上記留守録データを再生する
留守録再生制御手段を備えたものである。
【0016】
【作用】したがって、受信側のユーザが、親展モードで
受信したい相手端末に対して親展パスワードを設定する
ことができるので、親展モードの留守録データを再生す
るときに、容易に親展パスワードを得ることができ、留
守番機能を有効に活用することができる。また、親展モ
ードで受信したい相手端末を複数設定できるので、留守
番機能をより有効に活用することができる。
【0017】また、留守録データを再生するときには、
保存している留守録データの一覧表示から所望の通信項
目を選択することができるので、ユーザが必要な留守録
データのみを再生することができる。また、その表示す
る一覧表示項目に、親展モードで受信しているマークを
付加しているので、親展扱いの留守録データを明確に認
識できる。
【0018】また、全ての留守録データを親展扱いにす
るので、特定のユーザのみが留守番機能を使用すること
ができ、運用の態様に応じた留守番機能を設定すること
ができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例にかかるテレビ
会議通信端末装置を示している。このテレビ会議通信端
末装置は、ISDNの基本インタフェースを伝送路とし
て用いるものであり、音声情報の通信機能、動画情報の
通信機能、静止画情報の通信機能、ファクシミリ通信機
能、テレライティング機能、および、これらの通信機能
の多重化通信機能を備え、また、ISDNの基本インタ
フェースに接続し、2つの情報チャネル(Bチャネル)
を用いたデータ通信が可能である。
【0021】同図において、システム制御部1は、この
テレビ会議通信端末装置の各部の制御処理、テレビ会議
通信の上位レイヤの処理、このテレビ会議通信端末装置
が備えている各種のアプリケーションプログラムの実行
処理、および、ユーザからのヘルプ要求に対応したヘル
プ表示処理などの各種制御処理を実行するものであり、
ROM(リード・オンリ・メモリ)2は、システム制御
部1が実行する制御処理プログラムの一部や、制御処理
プログラムを実行するために必要な各種のデータなどを
記憶するものであり、RAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)3は、システム制御部1のワークエリアなどを構
成するものである。
【0022】時計回路4は、現在日時情報を出力するた
めのものであり、スキャナ5は、所定の解像度で原稿画
像を読取入力するためのものであり、プロッタ6は、所
定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、符
号化復号化部7は、スキャナ5が読み取って得た画信号
をグループ4ファクシミリ機能の符号化方式で符号化圧
縮するとともに、符号化された画情報を元の画信号に復
号化するためのものであり、画像処理部8は、画像デー
タの変倍処理や解像度変換処理などの各種画像処理を実
行するものであり、磁気ディスク装置9は、システムソ
フトウェア、複数のアプリケーションプログラム、およ
び、多数のユーザデータなどを記憶するためのものであ
る。
【0023】液晶表示装置10は、テレライティング通
信機能における表示装置として用いられるとともに、ユ
ーザがこのテレビ会議通信端末装置を操作するときの表
示部として用いられるものであり、LCD表示制御部1
1は、液晶表示装置10の表示内容を制御するためのも
のである。
【0024】タッチパネル装置12は、液晶表示装置1
0の表示画面に設けられて、タッチ操作された座標デー
タや、タッチ状態データなどを出力するものであり、タ
ッチパネル制御部13は、タッチパネル装置12の動作
を制御するものである。
【0025】音声入出力装置14は、通話のための音声
をマイク入力するとともにスピーカ出力するためのもの
であり、音声入出力装置14からマイク入力されたアナ
ログ音声信号は音声CODEC15に出力され、また、
音声入出力装置14からスピーカ出力するアナログ音声
信号は、音声CODEC15から出力されて音声入出力
装置14に加えられている。
【0026】音声CODEC15は、ISDNのBチャ
ネルを用いてアナログ音声信号を伝送するためのアナロ
グ信号/デジタルデータの信号変換処理を行なうための
ものである。また、音声制御部16は、音声入出力装置
14の動作を制御するためのものである。
【0027】ビデオカメラ装置17は、このテレビ会議
通信端末装置のユーザ側の映像を撮影するためのもので
あり、このビデオカメラ装置17から出力される動画信
号は、動画CODEC18の映像信号入力端に加えられ
るとともに、表示制御部19の動画信号入力端に加えら
れている。ビデオカメラ制御部20は、ビデオカメラ装
置17の撮影オン/オフ、ズームイン/ズームアウト、
および、パンなどの動作を制御するためのものである。
【0028】動画CODEC18は、ビデオカメラ装置
17から入力したアナログNTSC形式の動画信号を対
応するデジタルデータの動画データに変換し、その動画
データを所定のCIF形式の動画データに変換し、さら
に、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符号化
圧縮して動画情報を形成するとともに、符号化圧縮され
た状態の動画情報を元のCIF形式の動画データに変換
し、その動画データをNTSC形式の動画データに変換
し、その動画データをデジタル/アナログ変換してアナ
ログNTSC形式の動画信号に変換するものである。
【0029】書画カメラ装置21は、静止画像を撮影す
るためのものであり、この書画カメラ装置21から出力
されるアナログNTSC信号(静止画信号)は、静止画
CODEC22に加えられている。
【0030】静止画CODEC22は、書画カメラ装置
21から加えられる静止画信号を、アナログ/デジタル
変換した後、所定の符号化方式(例えば、JPEG方
式)で符号化圧縮するとともに、圧縮された状態の静止
画情報を元の静止画信号に復号化するものであり、書画
カメラ装置21から入力した静止画信号あるいは復号化
して得た静止画信号を表示制御部19の静止画信号入力
端に出力している。書画カメラ制御部23は、書画カメ
ラ装置21の撮影オン/オフやズームイン/ズームアウ
トなどの動作を制御するためのものである。
【0031】表示制御部19は、ビデオモニタ装置24
に表示する画面の表示内容を制御するものであり、シス
テム制御部1からの指令により、ビデオカメラ装置17
または動画CODEC18から入力する動画信号の表示
画面情報、および、静止画CODEC22から加えられ
る静止画信号の表示画面情報を形成し、それらの表示画
面情報を適宜に組み合わせた態様で、ビデオモニタ装置
24の表示画面を構成する。
【0032】ISDNインタフェース回路25は、IS
DNに接続するとともに、ISDNのレイヤ1の信号処
理機能およびDチャネルの信号と2つのBチャネルの信
号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネルの
信号はDチャネル伝送制御部26とやりとりし、また、
2つのBチャネルの信号は多重化/分離装置27とやり
とりしている。
【0033】Dチャネル伝送制御部26は、Dチャネル
のレイヤ2の信号処理機能、および、1つまたは2つの
Bチャネルを呼接続/解放するための呼制御処理機能を
備えたものである。
【0034】多重化/分離装置27は、Bチャネルを用
いてやりとりする音声、動画、および、汎用データ(静
止画データなどのその他のデータ)などの複数のメディ
アのデータを多重化し、TTC標準JT−H.221に
規定されているフレームデータを形成して回線側に送出
するとともに、受信したフレームデータに多重化されて
いる複数のメディアのデータを分離するものである。こ
の多重化/分離装置27は、音声データを音声CODE
C15との間でやりとりし、動画データを動画CODE
C18との間でやりとりし、また、汎用データをシステ
ム制御部1との間でやりとりしている。
【0035】また、キャラクタジェネレータ28は、液
晶表示装置10の表示画面等に図形文字を表示すると
き、その図形文字を構成するドット集合(フォント)の
データを発生するものである。
【0036】これらのシステム制御部1、ROM2、R
AM3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、符号化
復号化部7、画像処理部8、磁気ディスク装置9、LC
D表示制御部11、タッチパネル制御部13、音声CO
DEC15、音声制御部16、動画CODEC18、表
示制御部19、ビデオカメラ制御部20、書画カメラ制
御部23、Dチャネル伝送制御部26、多重化/分離装
置27、および、キャラクタジェネレータ28は、内部
バス29に接続されており、これらの各要素間のデータ
のやりとりは、主として、内部バス29を介して行われ
る。
【0037】図2は、図1に示したテレビ会議通信端末
装置の操作表示部の一例を示している。
【0038】この操作表示部30には、液晶表示装置1
0と、この液晶表示装置10の表示画面に付設されたタ
ッチパネル装置12が設けられている。また、タッチペ
ン31は、タッチパネル装置12の操作面を適宜にタッ
チ操作するためのものである。
【0039】また、液晶表示装置10の表示画面は、図
3に示すように、主として操作ガイダンス情報やテレラ
イティング描画画面などが表示される情報表示部DM
と、汎用的な操作内容をあらわす機能キー表示部DFに
分割されており、機能キー表示部DFの特定キーとし
て、ヘルプ画面を表示指令するためのヘルプキーDFa
が設定されている。
【0040】したがって、ユーザは、機能キー表示部D
FのヘルプキーDFaを、タッチペン31でタッチ操作
することで、そのときにテレビ会議通信端末装置が実行
しているアプリケーションの、その時点での実行状態に
対応したヘルプ画面を表示させることができる。
【0041】同様にして、ユーザは、機能キー表示部D
Fの適宜な表示項目(ソフトキー)を適当に操作するこ
とで、自分が所望するアプリケーションの実行や、機能
の選択などを行うことができる。
【0042】なお、この機能キー表示部DFの表示項目
は、このテレビ会議通信端末装置が実行しているアプリ
ケーションの種類や、アプリケーションの実行状態に応
じて、適宜な内容に更新されることもあり、それによ
り、ユーザの操作が便利になるようにされている。
【0043】さて、テレビ会議通信端末装置では、Bチ
ャネルにおいては、TTC標準JT−H.221で規定
されるマルチフレーム形式でデータをやりとりする。
【0044】図4に示すように、1つのマルチフレーム
MFLは、8個のサブマルチフレームSMF1〜SMF
8からなり、おのおののサブマルチフレームSMF1〜
SMF8は、それぞれ2つのフレームから構成されてい
る。すなわち、1つのマルチフレームMFLは、16個
のフレームFLM0〜FLM15からなる。
【0045】それぞれのフレームFLM0〜FLM15
は、図5に示すように、80オクテットのデータからな
り、それらのオクテットをビット順に配置したそれぞれ
のビット位置は、サブチャネルSCH1〜SCH8を構
成している。
【0046】また、第1オクテット〜第8オクテットの
第8ビットは、フレーム同期信号(Frame Ali
gnment Signal)FASを構成し、第9オ
クテット〜第16オクテットの第8ビットは、ビットレ
ート割当信号(Bit rate Allocation
Signal)BASを構成する。また、サブチャネ
ルSCH8の第17〜第24オクテットには、データを
暗号化するためのキー情報などをやりとりするための暗
号チャネルのデータがセットされることがある(オプシ
ョン)。
【0047】このようにして、フレーム同期信号FAS
は、1つのフレームFLM0〜FLM15に8ビット配
置されており、そのビット割り当ては、図7に示すよう
に、マルチフレームMFLを単位として構成されてい
る。
【0048】すなわち、偶数フレームFLM0,FLM
2,…,FLM14の第2オクテット〜第8オクテット
と、それに続く奇数フレームFLM1,FLM3,…,
FLM15の第2オクテットには、「0011011
1」なる8ビットのデータパターンからなる水平同期信
号が配置され、奇数フレームFLM1,FLM3,…,
FLM11の第1オクテットには、「001011」な
る6ビットのデータパターンからなる垂直同期信号が配
置されている。
【0049】この水平同期信号と垂直同期信号を検出す
ることにより、1つのマルチフレームMFLの同期を検
出することができる。
【0050】また、第0フレーム、第2フレーム、第4
フレーム、第6フレームおよび第8フレームの第1オク
テットのビットN1,N2,N3,N4,N5は、マル
チフレーム番号の表示に用いられる。このうち、ビット
N5は、マルチフレーム番号が使用されているか否かの
表示に用いられる。このように、マルチフレーム番号の
ために使用されるデータが4ビットなので、マルチフレ
ーム番号は0〜15までの値で降順に変化し、16マル
チフレーム毎に同じマルチフレーム番号があらわれる。
【0051】また、第10フレーム、第12フレーム、
および、第13フレームの第1オクテットのビットL
1,L2,L3は、現在使用されているBチャネルのう
ち、そのフレームを運んでいるBチャネルの接続された
順番をあらわすコネクション番号を表示するために用い
られる。また、第15フレームの第1オクテットのビッ
トRは、将来の勧告のために確保(予約)されており、
その値には0がセットされる。
【0052】また、第14フレームの第1オクテットの
ビットTEAは、データ端末装置の内部的な障害によ
り、データ伝送できない状態であることを表示するため
に用いられる。
【0053】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第3オクテットのビットAは、フレー
ム同期またはマルチフレーム同期が確立しているか、あ
るいは、同期はずれを生じているかを表示するために用
いられる。
【0054】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第5オクテット、第6オクテット、第
7オクテット、および、第8オクテットのビットC1,
C2,C3,C4は、連続した2つのフレーム(すなわ
ち、サブマルチフレーム)のデータエラー検出(すなわ
ち、伝送路品質検出)のために参照されるCRC(巡回
冗長検査)符号を表示するためのものであり、この奇数
フレームFLM1,FLM3,…,FM15の第4オク
テットのビットEは、受信側で伝送エラーを検出したこ
とを表示するために用いられる。
【0055】また、ビットレート割当信号BASは、図
8に示すように、偶数フレームFLM0,FLM2,
…,FLM14では、能力BASあるいはBASコマン
ドをあらわす8ビットデータが配置され、それに続く奇
数フレームFLM1,FLM3,…,FLM15の第2
オクテットには、直前のフレームで送出した能力BAS
あるいはBASコマンドの値を誤り訂正するための二重
誤り訂正符号が配置される。
【0056】また、マルチフレームMFLのデータの送
信は、フレーム番号順に行なわれ、おのおののフレーム
FLM0〜FLM15は、図9に示すように、第1オク
テットから第80オクテットのオクテット順序に送出さ
れ、それぞれのオクテットは、第1ビットが最初に送出
される。
【0057】すなわち、おのおののフレームFLM0〜
FLM15においては、第1オクテットの第1ビットが
最初に送出され、第80オクテットの第8ビットが最後
に送出される。
【0058】図10は、テレビ会議通信端末装置などの
オーディオビジュアル端末がBチャネルを用いてデータ
伝送するときに実行する伝送制御手順として適用するT
TC標準JT−H.242の一般的な手順例を示してい
る。なお、この場合、2つのBチャネルを用いて、端末
間で音声データ、汎用データ、および、動画データをや
りとりするときの伝送手順の一例を示している。
【0059】まず、発呼端末が宛先端末へ発呼してDチ
ャネル上で呼設定手順を行い、1つのBチャネル(以
下、第1チャネルという)を確保し(フェーズA)、そ
の設定した第1チャネル上でPCM音声データ(A則ま
たはμ則、64Kbps)をセットしたフレームデータ
をやりとりしながらフレーム同期を行ない(フレームモ
ード)、フレーム同期が確立すると、相互に能力BAS
データおよびコマンドBASデータをやりとりし(フェ
ーズB1−1)、そのときに使用する伝送モードを決定
して、2つ目のBチャネルを確保するための付加呼設定
要求を開始する(フェーズB1−2)。
【0060】そして、伝送モードをそのときに相互に交
換した内容から、原則として、互いに共通で最も機能の
高いモードを選択し(フェーズB1−3)、発呼端末か
らその選択した動作モードで着呼端末に受信機能を動作
させるよう端末の受信機能を指定するBASコマンドを
送信して、もしこの場合、発呼端末が送信したBASコ
マンドと異なるモードのBASコマンドを受信した場合
には、受信したBASコマンドを再度送信し、送信モー
ドを受信モードに一致させ、発呼端末と着呼端末の装置
機能に共通するパラメータを設定する(フェーズB
2)。これにより、第1チャネルでは、そのときに選択
した伝送モードに対応した、例えば、音声データ(16
Kbps)のデータ伝送、および、動画像データ(4
6.4Kbps)のデータ伝送が行われる(フェーズ
C)。
【0061】第1チャネルがフレームモードでデータ伝
送を開始すると、2つ目のBチャネル(以下、第2チャ
ネルという)についてDチャネル上で呼設定手順を行い
(フェーズCA)、第2チャネルが確立すると、第2チ
ャネルを使ってフレーム同期信号FASおよびビット割
当信号BASのみを含むフレームデータをやりとりして
フレーム同期およびマルチフレーム同期を確立し(フェ
ーズCB1−11)、次いで、第1チャネルと第2チャ
ネル間の同期を確立する(フェーズCB1−12)。
【0062】2つのBチャネルの同期が完了すると、発
呼端末側からBASコマンドを送出して伝送モードを設
定し(フェーズCB1−2)、その設定した内容に伝送
モードを切換え(フェーズCB1−3)、共通パラメー
タを設定する(フェーズCB2)。なお、送信したBA
Sコマンドと異なるモードのBASコマンドを受信した
場合には、受信したBASコマンドを再度送信し、送信
モードを受信モードに一致するよう伝送モードを切り換
え、共通パラメータを設定する。
【0063】このようにして、第2チャネルの初期化が
終了すると、それ以降は、第1チャネルでやりとりする
フレームデータ、および、第2チャネルでやりとりする
フレームデータが同期された状態で、2つのBチャネル
を用いて、例えば、音声データ、および、動画データ
が、それぞれ56Kbps、および、68.8Kbps
の伝送速度が割り当てられてデータ伝送される(図11
参照)。
【0064】このようなデータ伝送を終了するときに
は、まず、第2チャネルから切断する。このとき、第1
チャネルのみで行なう音声データ伝送のために、共通モ
ードを設定するための手順が行われて(フェーズCD
1)、第2チャネルはフレームモードのモード0Fへの
モード切換えが行われる(フェーズCD2)。このとき
には、第1チャネルと第2チャネルが非同期であり、か
つ、第2チャネルではフレーム同期信号FASとビット
割当信号BASのみの伝送状態で呼が保持されている状
態であり、Dチャネルの呼切断解放手順により第2チャ
ネルの呼を解放できる状態になっている。
【0065】また、第1チャネルでは、フェーズCD1
およびフェーズCD2の間、フレームモードで音声デー
タが56Kbpsの伝送速度で伝送されており、動画デ
ータの伝送は停止され、さらに、一方の端末のオペレー
タが通話終了する場合はモード0Fに切り換え(フェー
ズD2)、この後、Dチャネルの呼切断解放手順により
第1チャネルの呼を解放できる状態になっている。
【0066】これにより、第1チャネルおよび第2チャ
ネルについて、Dチャネル上で呼切断解放手順が実行さ
れて(フェーズE)、2つの端末間のオーディオビジュ
アル伝送が終了する。
【0066】このように、テレビ会議通信端末装置など
のオーディオビジュアル端末では、最初に1つのBチャ
ネル(第1チャネル)を確保してフレームモードを確立
した後に、この第1チャネルで音声データと動画データ
の伝送速度の割り当てを行なって過渡的なモードでデー
タ伝送を行ないつつ、同時に互いに2つ目のBチャネル
(第2チャネル)の設定が可能ならば、Dチャネルの呼
設定手順により第2チャネルを確保する。そして、過渡
的なモードで伝送している第1チャネルと、新たに確保
した第2チャネルをチャネル同期させ、そのチャネル同
期が確立した時点で、音声データと動画データの伝送速
度の割り当てを再設定し、増大したBチャネルの伝送容
量を活用して、より高品質な音声データおよび動画デー
タのやりとりを行なうようにしている。
【0067】また、データ伝送を終了するときには、い
ったん、第1チャネルと第2チャネルの両方を同期させ
た伝送路を使用していたモードから、第1チャネルだけ
を使用するモードへ変更する必要がある。そこで、ま
ず、音声データは56Kbpsの伝送速度のままで動画
データの伝送を停止して第1チャネルのみの伝送モード
に変更するとともに、第2チャネルは、第1チャネルと
の同期状態を停止するとともに、ユーザデータが空き伝
送状態になっているモード0Fに移行し、Dチャネルの
呼切断解放手順により呼を切断/解放する。また、第1
チャネルは、モード0Fへ変更した後、Dチャネルの呼
切断解放手順により、呼を切断/解放する。また、呼切
断解放手順で得た課金情報などは、チャネル毎に管理す
る。
【0068】また、このテレビ会議通信端末装置は、発
呼時の相手端末の指定を簡単にできるように、複数の相
手端末の電話番号を登録する電子電話帳機能を備えてい
る。この電子電話帳機能では、おのおのの登録された電
話番号について、図11に示すように、名称等の識別情
報を登録している。これらの電子電話帳機能への電話番
号の登録および識別情報の登録は、例えば、ユーザが電
子電話帳登録機能を用いて行う。
【0069】以上の構成で、ユーザが留守番モードを設
定するために、又は、留守番モードを解除するために、
留守番モード選択キーを操作すると、システム制御部1
は、図12に示したような処理を行う。
【0070】まず、そのときに留守番モードがセットさ
れているかどうかを調べ(判断101)、判断101の
結果がYESになるときには、留守番モードを解除して
(処理102)、この処理を終了する。
【0071】また、判断101の結果がNOになるとき
には、留守番パラメータを入力要求するガイダンスと、
所定項目の入力欄などからなる留守番パラメータ入力画
面を表示して(処理103)、ユーザに対して、留守番
パラメータを入力させる(処理104)。この処理は、
画面に表示されている「確定ボタン」をユーザが操作入
力するまで行う(判断105のNOループ)。
【0072】ここで、留守番パラメータは、親展モード
で留守録する相手端末の電話番号と、そのときに使用す
る親展パスワードからなり、ユーザは、複数の留守番パ
ラメータを入力することができる。また、ユーザは、こ
の留守番パラメータの入力を行わないこともできる。
【0073】ユーザの留守番パラメータの操作入力が終
了して、判断105の結果がYESになると、表示画面
を復帰して(処理106)、そのときに操作入力された
留守番パラメータをRAM3に保存し(処理107)、
留守番モードをセットして(処理108)、この処理を
終了する。
【0074】このようにして、ユーザが留守番モードを
設定すると、相手端末の電話番号と親展パスワードの組
からなる留守番パラメータの入力を要求し、1つ以上の
留守番パラメータを保存するので、ユーザが親展扱いに
したい留守録データを残す相手を容易に指定することが
できる。
【0075】また、留守番モードがセットされている状
態で、着呼検出すると、システム制御部1は、図13に
示したような処理を実行する。
【0076】まず、着呼検出すると(判断201の結果
がYES)、上述した呼設定手順およびTTC標準JT
−H.242の手順を行って、所定のテレビ会議通信を
開始する(処理202)。
【0077】そして、あらかじめ磁気ディスク装置9に
保存されている留守録応答メッセージ(音声情報および
動画情報からなる)を相手端末に送信し(処理20
3)、留守録データを保存するためのデータファイルを
磁気ディスク装置9に作成し(処理204)、所定のフ
ァイル管理情報を作成して保存する(処理205)。こ
こで、ファイル管理情報には、発端末の電話番号、着呼
時刻、および、受信するメディアの種別などからなる。
なお、メディアの種別は、その時点においてBチャネル
上で受信したBASコマンドで指定されたメディアの種
別により判定することができ、少なくとも音声情報が含
まれる。さらに、動画情報や汎用データ(例えば、ファ
クシミリデータやテレライティングデータ)などが含ま
れる場合もあり、かかる場合には、その動画情報や汎用
データも留守録データとして保存される。例えば、G.
722−モード2とH.261ビデオ・オンのBASコ
マンドを受信した場合は、蓄積される留守録データは、
音声データと動画データである。
【0078】次に、留守番パラメータが1つ以上保存さ
れているかどうかを調べる(判断206)。判断206
の結果がYESになるときには、保存されている留守番
パラメータに、そのときの発端末の電話番号が含まれて
いるかどうかを調べる(判断207)。なお、発端末の
電話番号は、呼設定メッセージSETUPなどに含まれ
ている。
【0079】いずれかの留守番パラメータに、発端末の
電話番号が登録されていて、判断208の結果がYES
になるときには、その発端末の電話番号が登録されてい
た留守番パラメータの親展パスワードを、ファイル管理
情報に追加保存する(処理209)。
【0080】そして、そのときに発端末から受信した音
声情報、動画情報、および、それ以外の情報(ある場
合)を、留守録データとして、磁気ディスク装置9に形
成したデータファイルに保存する(処理210)。ここ
で、留守録データのデータファイルの構成は、例えば、
音声情報と動画情報を別のファイルとして形成し、それ
らのファイルを何らかの関連づけの元に保存したり、1
つのファイルに音声情報と動画情報を混在させて保存す
るなど、適宜な方法を用いることができる。
【0081】このように、留守録データの保存を終了す
ると、このときの動作を終了し、所定の通信終了手順、
および、呼切断解放手順を実行して、一連の留守番モー
ド時の着呼動作を終了する。
【0082】また、そのときに留守番パラメータが保存
されていない場合で、判断206の結果がNOになると
き、および、発端末の電話番号がいずれの留守番パラメ
ータにも登録されていない場合で、判断208の結果が
NOになるときには、処理210に移行し、親展パスワ
ードを設定しない状態で留守録データを保存する。
【0083】このようにして、留守録データを保存して
いる状態では、システム制御部1は、留守録データを保
存している旨をあらわすガイダンスメッセージを表示す
るか、あるいは、その旨をあらわす特定のシンボルまた
はマーク等を表示して、ユーザに対して、留守録データ
を保存していることを通知する。
【0084】その状態で、ユーザが留守録再生を指定す
ると、システム制御部1は、図14および図15に示し
たような処理を実行する。
【0085】まず、ユーザが留守録再生を指定した場合
で、判断301の結果がYESになるときには、所定数
の通信分までについて、図16に示したような形式で
(図16では2通信分)、通信毎に分けて、連番の通信
番号と、そのときに選択した留守録データのファイル管
理情報の内容(の一部)、例えば、相手端末の電話番
号、受信日時、および、受信したメディアの種類を表示
する(処理302)。なお、ユーザの留守録再生の指定
の判定は、特定キー(例えば、留守録再生キー)が操作
された場合、あるいは、留守番モードが解除された場合
に、留守録再生が指定されたと判定することができる。
【0086】次いで、そのときに表示された通信分につ
いて、留守録データのファイル管理情報の相手端末の電
話番号が、電子電話帳に電話番号として登録されている
かどうかを調べ(処理303)、一致するものがある場
合には(判断304の結果がYES)、その電子電話帳
に登録されている識別情報の内容を、既に表示している
内容に追加表示する(処理305)。図16の場合で
は、「名称」の欄に表示する。
【0087】そして、まだ表示されていない通信分の留
守録データのファイル管理情報があるかどうかを調べ
(判断306)、判断306の結果がYESになるとき
には、次の所定数の通信分までの留守録データのファイ
ル管理情報を表示させる指示操作を行うための「NEX
T」キー(図示略)が操作されるかどうかを調べ(判断
307)、「NEXT」キーが操作されて判断307の
結果がYESになるときには、処理302に戻り、まだ
表示されていない留守録データのファイル管理情報を所
定数の通信分まで表示する。
【0088】留守録データのファイル管理情報を全ての
通信分について表示が完了した場合で、判断306の結
果がNOになるとき、あるいは、留守録データのファイ
ル管理情報の表示が完了していないが、ユーザが「NE
XT」キーを操作せずに、判断307の結果がNOにな
るときには、ユーザがいずれかの通信番号を選択するま
で待ち(判断308のNOループ)、判断308の結果
がYESになると、その通信番号が付された留守録デー
タのファイル管理情報に、親展パスワードが含まれてい
るかどうかを調べ(判断309)、判断309の結果が
YESになるときには、親展パスワードの入力要求画面
を表示して、ユーザに親展パスワードを入力させる(処
理310)。
【0089】そのときに入力された親展パスワードと、
保存している親展パスワードが一致すると(判断311
の結果がYES)、そのときに入力された通信番号に対
応した留守録データを再生する(処理312)。
【0090】1つの留守録データの再生を終了すると、
ユーザが次の操作を行える状態となり、現在表示されて
いる他の通信番号が入力された場合には(判断313の
結果がYES)、判断309に戻り、その新たに入力さ
れた留守録データのファイル管理情報に、親展パスワー
ドが含まれているかどうかを調べる。また、通信番号が
入力されない場合には(判断313の結果がNO)、ま
だ表示されていない通信分の留守録データのファイル管
理情報があるかどうかを調べ(判断314)、判断31
4の結果がYESになるときには、「NEXT」キーが
操作されるかどうかを調べ(判断315)、「NEX
T」キーが操作されて判断315の結果がYESになる
ときには、処理302に戻り、まだ表示されていない留
守録データのファイル管理情報を所定数の通信分まで表
示する。
【0091】また、留守録データのファイル管理情報を
全ての通信分について表示が完了した場合で、判断31
4の結果がNOになるとき、あるいは、ユーザが「NE
XT」キーを操作せずに、判断315の結果がNOにな
るときには、ユーザが留守録再生を終了操作するまで待
ち(判断316のNOループ)、判断316の結果がY
ESになると、この処理を終了する。
【0092】また、入力された通信番号の留守録データ
の管理ファイルに親展パスワードが含まれていない場合
で、判断309の結果がNOになるときには、処理31
2に移行して、留守録データを再生する。また、入力さ
れた親展パスワードと、保存している親展パスワードが
一致しない場合で、判断311の結果がNOになるとき
には、処理312を実行せず、その通信番号の留守録デ
ータを再生しない。
【0093】このようにして、留守録再生が指定される
と、そのときに保存している1つ以上の留守録データの
一覧表示を行い、再生する留守録データをユーザが任意
に選択できるようにしている。
【0094】また、ユーザが指定した留守録データに親
展パスワードが設定されているときには、ユーザに対し
て親展パスワードの入力を要求し、設定された親展パス
ワードが入力されたときに限って、その留守録データを
再生するので、親展扱いの留守録データを適切に処理で
きる。また、この場合、親展パスワードは、留守番モー
ドを設定したユーザ自身が設定したものであるため、親
展パスワードの管理が容易である。また、受信側で親展
パスワードを設定するので、送信側から親展パスワード
を指定するような特別な処理を、送信側の端末に必要と
しない。
【0095】なお、この場合、留守録データの消去は、
例えば、再生終了したものを無条件に消去する、再生終
了したときにユーザに消去するか否かを問い合わせ、消
去することが指定されると消去する、単独の留守録デー
タ消去モードを設け、その留守録データ消去モードが指
定されたときに消去する、などの処理を行うことができ
る。ただし、いずれも、親展扱いの留守録データを消去
する場合には、親展パスワードを入力して、入力された
親展パスワードと設定された親展パスワードが一致して
いることが確認されている状態で行う必要がある。しか
しながら、例えば、特定ユーザ(いわゆる、スーパーユ
ーザなどの管理者等)を設定しているとき、その特定ユ
ーザの操作であることが確認できた場合には、親展パス
ワードの照会をせずに無条件に消去することもできる。
【0096】図17および図18は、ユーザが留守録再
生を指定したときにシステム制御部1が実行する処理の
他の例を示している。
【0097】まず、ユーザが留守録再生を指定した場合
で、判断401の結果がYESになるときには、所定数
の通信分までについて、図19に示したような形式で
(図19では2通信分)、通信毎に分けて、連番の通信
番号と、そのときに選択した留守録データのファイル管
理情報の内容(の一部)、例えば、相手端末の電話番
号、受信日時、および、受信したメディアの種類を表示
する(処理402)。なお、ユーザの留守録再生の指定
の判定は、特定キー(例えば、留守録再生キー)が操作
された場合、あるいは、留守番モードが解除された場合
に、留守録再生が指定されたと判定することができる。
【0098】次いで、そのときに表示された通信分につ
いて、留守録データのファイル管理情報の相手端末の電
話番号が、電子電話帳に電話番号として登録されている
かどうかを調べ(処理403)、一致するものがある場
合には(判断404の結果がYES)、その電子電話帳
に登録されている識別情報の内容を、既に表示している
内容に追加表示する(処理405)。図19の場合で
は、「名称」の欄に表示する。また、その通信番号が付
された留守録データのファイル管理情報に、親展パスワ
ードが含まれているかどうかを調べ(判断406)、判
断406の結果がYESになるときには、その通信番号
の留守録データが親展扱いであることを表示するマーク
(図19の場合には「※」)を表示する(処理40
7)。
【0099】そして、まだ表示されていない通信分の留
守録データのファイル管理情報があるかどうかを調べ
(判断408)、判断408の結果がYESになるとき
には、次の所定数の通信分までの留守録データのファイ
ル管理情報を表示させる指示操作を行うための「NEX
T」キー(図示略)が操作されるかどうかを調べ(判断
409)、「NEXT」キーが操作されて判断409の
結果がYESになるときには、処理402に戻り、まだ
表示されていない留守録データのファイル管理情報を所
定数の通信分まで表示する。
【0100】留守録データのファイル管理情報を全ての
通信分について表示が完了した場合で、判断408の結
果がNOになるとき、あるいは、留守録データのファイ
ル管理情報の表示が完了していないが、ユーザが「NE
XT」キーを操作せずに、判断409の結果がNOにな
るときには、ユーザがいずれかの通信番号を選択するま
で待ち(判断410のNOループ)、判断410の結果
がYESになると、その通信番号が付された留守録デー
タのファイル管理情報に、親展パスワードが含まれてい
るかどうかを調べ(判断411)、判断411の結果が
YESになるときには、親展パスワードの入力要求画面
を表示して、ユーザに親展パスワードを入力させる(処
理412)。
【0101】そのときに入力された親展パスワードと、
保存している親展パスワードが一致すると(判断413
の結果がYES)、そのときに入力された通信番号に対
応した留守録データを再生する(処理414)。
【0102】1つの留守録データの再生を終了すると、
ユーザが次の操作を行える状態となり、現在表示されて
いる他の通信番号が入力された場合には(判断415の
結果がYES)、判断411に戻り、その新たに入力さ
れた留守録データのファイル管理情報に、親展パスワー
ドが含まれているかどうかを調べる。また、通信番号が
入力されない場合には(判断415の結果がNO)、ま
だ表示されていない通信分の留守録データのファイル管
理情報があるかどうかを調べ(判断416)、判断41
6の結果がYESになるときには、「NEXT」キーが
操作されるかどうかを調べ(判断417)、「NEX
T」キーが操作されて判断417の結果がYESになる
ときには、処理402に戻り、まだ表示されていない留
守録データのファイル管理情報を所定数の通信分まで表
示する。
【0103】また、留守録データのファイル管理情報を
全ての通信分について表示が完了した場合で、判断41
6の結果がNOになるとき、あるいは、ユーザが「NE
XT」キーを操作せずに、判断417の結果がNOにな
るときには、ユーザが留守録再生を終了操作するまで待
ち(判断418のNOループ)、判断418の結果がY
ESになると、この処理を終了する。
【0104】また、入力された通信番号の留守録データ
の管理ファイルに親展パスワードが含まれていない場合
で、判断411の結果がNOになるときには、処理41
4に移行して、留守録データを再生する。また、入力さ
れた親展パスワードと、保存している親展パスワードが
一致しない場合で、判断413の結果がNOになるとき
には、処理414を実行せず、その通信番号の留守録デ
ータを再生しない。
【0105】ところで、上述した実施例では、留守番モ
ードを設定したときに、相手端末の電話番号と親展パス
ワードからなる留守番パラメータを入力要求するように
して、おのおのの相手端末毎に親展扱いにするか否かを
設定できるようにしているが、留守録データを一括して
親展扱いに設定することもできる。
【0106】その場合には、ユーザが留守番モードを設
定したときに、親展パスワードのみからなる留守番パラ
メータを入力させるようにする。また、このとき、ユー
ザは、留守録データを親展扱いにする必要のない場合に
は、親展パスワードを入力しない。
【0107】この場合において、留守番モードが設定さ
れているときに、着呼検出すると、システム制御部1
は、図20に示した処理を実行する。
【0108】まず、着呼検出すると(判断501の結果
がYES)、上述した呼設定手順およびTTC標準JT
−H.242の手順を行って、所定のテレビ会議通信を
開始する(処理502)。
【0109】そして、あらかじめ磁気ディスク装置9に
保存されている留守録応答メッセージ(音声情報および
動画情報からなる)を相手端末に送信し(処理50
3)、留守録データを保存するためのデータファイルを
磁気ディスク装置9に作成し(処理504)、所定のフ
ァイル管理情報を作成して保存する(処理505)。こ
こで、ファイル管理情報には、発端末の電話番号、着呼
時刻、および、受信するメディアの種別などからなる。
なお、メディアの種別は、その時点においてBチャネル
上で受信したBASコマンドで指定されたメディアの種
別により判定することができ、少なくとも音声情報が含
まれる。さらに、動画情報や汎用データ(例えば、ファ
クシミリデータやテレライティングデータ)などが含ま
れる場合もあり、かかる場合には、その動画情報や汎用
データも留守録データとして保存される。例えば、G.
722−モード2とH.261ビデオ・オンのBASコ
マンドを受信した場合は、蓄積される留守録データは、
音声データと動画データである。
【0110】次に、留守番パラメータ(親展パスワー
ド)が記憶されているかどうかを調べる(判断50
6)。判断506の結果がYESになるときには、留守
番パラメータの親展パスワードを、ファイル管理情報に
追加保存する(処理507)。
【0111】そして、そのときに発端末から受信した音
声情報、動画情報、および、それ以外の情報(ある場
合)を、留守録データとして、磁気ディスク装置9に形
成したデータファイルに保存する(処理508)。ここ
で、留守録データのデータファイルの構成は、例えば、
音声情報と動画情報を別のファイルとして形成し、それ
らのファイルを何らかの関連づけの元に保存したり、1
つのファイルに音声情報と動画情報を混在させて保存す
るなど、適宜な方法を用いることができる。
【0112】このように、留守録データの保存を終了す
ると、このときの動作を終了し、所定の通信終了手順、
および、呼切断解放手順を実行して、一連の留守番モー
ド時の着呼動作を終了する。
【0113】なお、この場合にも、図14および図1
5、または、図17および図18の処理により、留守録
再生を行うことができる。
【0114】ところで、上述した実施例では、テレビ会
議通信端末装置に本発明を適用したが、それ以外のマル
チメディア端末装置(例えば、テレビ電話端末装置)に
ついても、本発明を同様にして適用することができる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信側のユーザが、親展モードで受信したい相手端末と
親展パスワードを設定することができるので、親展モー
ドの留守録データを再生するときに、容易に親展パスワ
ードを得ることができ、留守番機能を有効に活用するこ
とができる。また、親展モードで受信したい相手端末を
複数設定できるので、留守番機能をより有効に活用する
ことができるという効果を得る。
【0116】また、留守録データを再生するときには、
保存している留守録データの一覧表示から所望の項目を
選択することができるので、ユーザが必要な留守録デー
タのみを再生することができるという効果も得る。ま
た、その表示する一覧表示項目に、親展モードで受信し
ているマークを付加しているので、親展扱いの留守録デ
ータを明確に認識できるという効果も得る。
【0117】また、全ての留守録データを親展扱いにす
るので、特定のユーザのみが留守番機能を使用すること
ができ、運用の態様に応じた留守番機能を設定すること
ができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるテレビ会議通信端末
装置を示したブロック図。
【図2】図1の装置の操作表示部の一例を示した概略部
分斜視図。
【図3】表示画面の概略構成の一例を示した概略図。
【図4】マルチフレームのフレーム構成の一例を示す概
略図。
【図5】1つのフレームの信号構成の一例を示す概略
図。
【図6】フレーム同期信号の一例を示す概略図。
【図7】ビット割当信号の一例を示す概略図。
【図8】信号の送出順序を説明するための概略図。
【図9】TTC勧告JT−H.242の一般的な手順例
を示したタイムチャート。
【図10】2つのBチャネルを用いたデータ伝送におけ
る音声データ、および、動画データに対する伝送容量の
割り当ての一例を示した概略図。
【図11】電子電話帳の登録内容の一要素の一例を示し
た概略図。
【図12】留守番モード設定時の処理例を示したフロー
チャート。
【図13】留守番モードの着呼時の処理の一例を示した
フローチャート。
【図14】留守録再生時の処理の一例の一部を示したフ
ローチャート。
【図15】留守録再生時の処理の一例の他の部分を示し
たフローチャート。
【図16】留守録データの一覧表示の一例を示した概略
図。
【図17】留守録再生時の処理の他の例の一部を示した
フローチャート。
【図18】留守録再生時の処理の他の例の残りの部分を
示したフローチャート。
【図19】留守録データの一覧表示の一例を示した概略
図。
【図20】留守番モードの着呼時の処理の他の例を示し
たフローチャート。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 ROM(リード・オンリ・メモリ) 3 RAM(ランダム・アクセス・メモリ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 相手端末の識別情報と親展パスワードからなる留守番パ
    ラメータを記憶する留守番パラメータ記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの相手
    端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された留守
    番パラメータの識別情報の端末に一致するときには、上
    記親展パスワードを関連付けて、そのときに相手端末か
    ら受信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録
    データとして記憶するとともに、そのときに相手端末が
    上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された識別情報の
    端末に一致しないときには、そのときに相手端末から受
    信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録デー
    タとして記憶する留守録データ記憶手段を備えたことを
    特徴とするテレビ会議通信端末装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 相手端末の識別情報と親展パスワードからなる留守番パ
    ラメータを複数記憶する留守番パラメータ記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの相手
    端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶されたいず
    れかの留守番パラメータの識別情報の端末に一致すると
    きには、その留守番パラメータの親展パスワードを関連
    付けて、そのときに相手端末から受信した少なくとも音
    声情報または動画情報を留守録データとして記憶すると
    ともに、そのときに相手端末が上記留守番パラメータ記
    憶手段に記憶された識別情報の端末に一致しないときに
    は、そのときに相手端末から受信した少なくとも音声情
    報または動画情報を留守録データとして記憶する留守録
    データ記憶手段を備えたことを特徴とするテレビ会議通
    信端末装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 相手端末の識別情報と親展パスワードからなる留守番パ
    ラメータを記憶する留守番パラメータ記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの相手
    端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された留守
    番パラメータの識別情報の端末に一致するときには、上
    記親展パスワードを関連付けて、そのときに相手端末か
    ら受信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録
    データとして記憶するとともに、そのときに相手端末が
    上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された識別情報の
    端末に一致しないときには、そのときに相手端末から受
    信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録デー
    タとして記憶する留守録データ記憶手段と、 留守録再生が指定されると、そのときに上記留守録デー
    タ記憶手段に記憶している留守録データに親展パスワー
    ドが関連付けられているときには、親展パスワードを入
    力要求し、入力された親展パスワードと、上記関連付け
    られた親展パスワードが一致したときにのみ上記留守録
    データを再生するとともに、上記留守録データ記憶手段
    に記憶している留守録データに親展パスワードが関連付
    けられていないときには、上記留守録データを再生する
    留守録再生制御手段を備えたことを特徴とするテレビ会
    議通信端末装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 相手端末の識別情報と親展パスワードからなる留守番パ
    ラメータを複数記憶する留守番パラメータ記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの相手
    端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶されたいず
    れかの留守番パラメータの識別情報の端末に一致すると
    きには、その留守番パラメータの親展パスワードを関連
    付けて、そのときに相手端末から受信した少なくとも音
    声情報または動画情報を留守録データとして記憶すると
    ともに、そのときに相手端末が上記留守番パラメータ記
    憶手段に記憶された識別情報の端末に一致しないときに
    は、そのときに相手端末から受信した少なくとも音声情
    報または動画情報を留守録データとして記憶する留守録
    データ記憶手段と、 留守録再生が指定されると、そのときに上記留守録デー
    タ記憶手段に記憶している留守録データに親展パスワー
    ドが関連付けられているときには、親展パスワードを入
    力要求し、入力された親展パスワードと、上記関連付け
    られた親展パスワードが一致したときにのみ上記留守録
    データを再生するとともに、上記留守録データ記憶手段
    に記憶している留守録データに親展パスワードが関連付
    けられていないときには、上記留守録データを再生する
    留守録再生制御手段を備えたことを特徴とするテレビ会
    議通信端末装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 相手端末の識別情報と親展パスワードからなる留守番パ
    ラメータを記憶する留守番パラメータ記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの相手
    端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された留守
    番パラメータの識別情報の端末に一致するときには、上
    記親展パスワードを関連付けて、そのときに相手端末か
    ら受信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録
    データとして記憶するとともに、そのときに相手端末が
    上記留守番パラメータ記憶手段に記憶された識別情報の
    端末に一致しないときには、そのときに相手端末から受
    信した少なくとも音声情報または動画情報を留守録デー
    タとして記憶する留守録データ記憶手段と、 留守録再生が指定されると、上記留守録データ記憶手段
    に記憶している留守録データの種別を通信毎に一覧表示
    するとともに、親展パスワードが関連付けられている留
    守録データの表示内容には、親展受信をあらわすマーク
    を付加する留守録データ一覧表示手段と、 上記一覧表示から通信項目が選択されると、そのときに
    選択された通信項目に対応して上記留守録データ記憶手
    段に記憶している留守録データに親展パスワードが関連
    付けられているときには、親展パスワードを入力要求
    し、入力された親展パスワードと、上記関連付けられた
    親展パスワードが一致したときにのみ上記留守録データ
    を再生するとともに、そのときに選択された通信項目に
    対応して上記留守録データ記憶手段に記憶している留守
    録データに親展パスワードが関連付けられていないとき
    には、上記留守録データを再生する留守録再生制御手段
    を備えたことを特徴とするテレビ会議通信端末装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 相手端末の識別情報と親展パスワードからなる留守番パ
    ラメータを複数記憶する留守番パラメータ記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、そのときの相手
    端末が上記留守番パラメータ記憶手段に記憶されたいず
    れかの留守番パラメータの識別情報の端末に一致すると
    きには、その留守番パラメータの親展パスワードを関連
    付けて、そのときに相手端末から受信した少なくとも音
    声情報または動画情報を留守録データとして記憶すると
    ともに、そのときに相手端末が上記留守番パラメータ記
    憶手段に記憶された識別情報の端末に一致しないときに
    は、そのときに相手端末から受信した少なくとも音声情
    報または動画情報を留守録データとして記憶する留守録
    データ記憶手段と、 留守録再生が指定されると、上記留守録データ記憶手段
    に記憶している留守録データの種別を通信毎に一覧表示
    するとともに、親展パスワードが関連付けられている留
    守録データの表示内容には、親展受信をあらわすマーク
    を付加する留守録データ一覧表示手段と、 上記一覧表示から通信項目が選択されると、そのときに
    選択された通信項目に対応して上記留守録データ記憶手
    段に記憶している留守録データに親展パスワードが関連
    付けられているときには、親展パスワードを入力要求
    し、入力された親展パスワードと、上記関連付けられた
    親展パスワードが一致したときにのみ上記留守録データ
    を再生するとともに、そのときに選択された通信項目に
    対応して上記留守録データ記憶手段に記憶している留守
    録データに親展パスワードが関連付けられていないとき
    には、上記留守録データを再生する留守録再生制御手段
    を備えたことを特徴とするテレビ会議通信端末装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 親展パスワードを記憶する親展パスワード記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、上記親展パスワ
    ードを関連付けて、そのときに相手端末から受信した少
    なくとも音声情報または動画情報を留守録データとして
    記憶する留守録データ記憶手段を備えたことを特徴とす
    るテレビ会議通信端末装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも音声情報と動画情報をやりと
    りする通信機能を備えたテレビ会議通信端末装置におい
    て、 親展パスワードを記憶する親展パスワード記憶手段と、 留守番モード設定時、着呼検出すると、上記親展パスワ
    ードを関連付けて、そのときに相手端末から受信した少
    なくとも音声情報または動画情報を留守録データとして
    記憶する留守録データ記憶手段と、 留守録再生が指定されると、親展パスワードを入力要求
    し、入力された親展パスワードと、上記関連付けられた
    親展パスワードが一致したときにのみ上記留守録データ
    を再生する留守録再生制御手段を備えたことを特徴とす
    るテレビ会議通信端末装置。
JP7153784A 1994-12-19 1995-03-31 テレビ会議通信端末装置 Pending JPH08228328A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7153784A JPH08228328A (ja) 1994-12-19 1995-03-31 テレビ会議通信端末装置

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JP6-333835 1994-12-19
JP33383594 1994-12-19
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9053640B1 (en) 1993-12-02 2015-06-09 Adrea, LLC Interactive electronic book
US9099097B2 (en) 1999-06-25 2015-08-04 Adrea, LLC Electronic book with voice emulation features

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9053640B1 (en) 1993-12-02 2015-06-09 Adrea, LLC Interactive electronic book
US9099097B2 (en) 1999-06-25 2015-08-04 Adrea, LLC Electronic book with voice emulation features

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