JP3140866B2 - テレビ会議システム - Google Patents

テレビ会議システム

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JP3140866B2
JP3140866B2 JP04297104A JP29710492A JP3140866B2 JP 3140866 B2 JP3140866 B2 JP 3140866B2 JP 04297104 A JP04297104 A JP 04297104A JP 29710492 A JP29710492 A JP 29710492A JP 3140866 B2 JP3140866 B2 JP 3140866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ会議システム、特
に音声、動画、静止画を扱う多地点テレビ会議システム
やAGC端末装置等のオーディオビジュアル端末からな
るテレビ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル公衆通信網の発達によ
り、テレビ会議システムは急速に普及することが予測さ
れており、また、テレビ会議システムの標準化(CCI
TT勧告のH.320等)によってテレビ会議システム
の異機種間接続が可能となった。このような背景によ
り、これまでほとんど企業内の定地間通信等のようにロ
ーカルに行われていたテレビ会議が、電話と同様に公衆
網を介してグローバルに行われ始めている。そして、こ
れに伴うテレビ会議の利用形態としては、初対面の相手
や初対面のグループ間でのテレビ会議の利用が今後ます
ます予想されている。
【0003】そこで、従来のテレビ会議システムは、会
議出席者が一同に会する実際の会議とは異なり、初対面
の会議出席者同士が自己紹介する名刺交換に相当するア
プリケーションがなく、会議出席者達は、例えば動画像
や音声通信を介して自己紹介を行っていた。また、従来
のテレビ会議システムにおいては、音声情報の交信手段
として主に以下の手段を採用している。すなわち、単
に音声情報の合成、分配を行ったり、音声レベルを検
知して自動的にトークン制御を行ったり、コンダクタ
を定め、コンダクタによるスイッチの切り替えによって
トークン制御を行ったりしていた。具体的にの手段で
は、主に2地点間のテレビ会議システムにおいて用いら
れ、1端末に複数の音声入力装置が接続されている場合
には、音声を合成して相手端末へ送信する。および
の手段では、2地点間あるいは多地点間のテレビ会議シ
ステムにおいて用いられ、多地点テレビ会議システムで
スター接続されているシステムにおいてはMCU(Mu
ltipoint Control Unit)内で制
御が行われる。
【0004】この種の従来例としては、例えば特開平2
−302159号公報記載のものがある。さらに、従来
のテレビ会議システムにおいては、動画情報の交信手段
として主に以下の手段を採用している。すなわち、単
に自端末の画像を相手端末へ送信したり(2地点間の場
合)、音声トークンの切り替えに併せて自動的にトー
クン制御を行ったり、コンダクタを定め、コンダクタ
によって選択された画像の合成、分配を行ったりしてい
た。この動画の場合には、動画入力装置の構図や焦点距
離の調整が必要であるが、これはコンダクタによる調整
や各端末単位で調整が行われている。具体的に上記の
手段では、自端末や相手端末に表示する動作情報は、自
端末のコンソール、あるいは相手端末のコンソールによ
って制御され、その動画入力装置を選択したり、動画入
力装置の構図、焦点距離の調整等を行っていた。また、
従来のの手段では、の場合と同様に、コンダクタが
端末番号、動画入力装置番号の入力、動画入力装置の調
整を行っていた。
【0005】この種の従来例としては、例えば特開平3
−3587号公報記載のものがある。また、従来のテレ
ビ会議システムにおいては、会議資料の指定は主に資料
番号で行われ、コンダクタ(コンダクタを設定しない場
合は利用者)がコンソールから資料番号を入力すること
によって、会議資料を表示装置上に表示、あるいはプリ
ンタから出力を行っていた。
【0006】この種の従来例としては、例えば特公平2
−30624号公報記載のものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテレビ会議システムにあっては、テレビ会議
システムを用いない通常の会議における、名刺交換に相
当するアプリケーションがなく、利用者は動画像や音声
通信を介して自己紹介をする手段しかなく、お互いを十
分に認識した上で会議に臨めないので、会議運営に支障
をきたすという問題があった。
【0008】また、従来のの手段では、1端末に接続
された複数の音声入力、あるいは複数端末からの音声入
力を切り替えるために、コンダクタが端末番号、あるい
は音声入力装置番号を入力して、音声入力を切り替えて
いた。したがって、コンダクタはある発言者にトークン
を与えるためには、その発言者の使用している端末や最
も近傍に設置されている音声入力装置を認識しておく必
要があり、特に多人数、初対面の相手との会議開催時に
は多大な負荷がかかり、また会議の運営に支障をきたす
という問題があった。
【0009】さらに、通常のテレビ会議の開催中には、
発言者の容姿をクローズアップして表示させたいという
要望が多く、そのため、コンソールを操作している利用
者は発言者が代わる度に動画入力装置の切り替えや動画
入力装置の構図、あるいは焦点距離の調整等を強いられ
ており、特に多人数、初対面の相手との会議開催時には
多大な負荷がかかるうえ、会議の運営に支障をきたすと
いう問題があった。
【0010】また、従来の会議資料の指定は、主に資料
番号で行われ、コンダクタ(コンダクタを設定しない場
合は利用者)がコンソールから資料番号を入力すること
によって、会議資料を表示装置上に表示、あるいはプリ
ンタから出力を行っていた。このため、どの資料を誰が
作成、あるいは登録したのかは、コンダクタ(利用者)
が認識していなければならず、コンダクタ(利用者)に
負荷がかかり、また会議の運営に支障をきたすという問
題があった。
【0011】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、会議開催中に会議出席者の個人情報を表
示すると共に、一度入力した個人情報を保持して他の会
議開催時に利用したり、音声トークン、動画表示、会議
資料の切り替え、あるいはその調整を個人情報を指定し
て行うことにより、利用者の操作上の負担を軽減し、か
つこれらの各利用者を明示することによって、会議運営
を円滑かつ効率的に行うテレビ会議システムを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信回線を介して2地点間あるいは多地点間で音声デー
タ、動画データまたは静止画データ等を交信して会議を
行うテレビ会議システムにおいて、会議参加者の個人情
報を読み込む個人情報読込手段と、読み込まれた個人情
報を記憶する個人情報記憶手段と、該記憶された個人情
報を独立したチャネルデータとして相手会議端末に送信
する個人情報送信手段と、相手会議端末に送信された個
人情報を会議参加者の画像データが表示されている画面
上に表示する個人情報表示手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のテ
レビ会議システムにおいて、入力した自端末での会議参
加者の個人情報を会議終了後も保持する個人情報保持手
段と、新たな会議開催時に、前記保持されている個人情
報の一覧を表示する個人情報一覧表示手段と、該個人情
報の利用者が表示された一覧を見て選択指定を行って個
人情報を再利用する個人情報呼出手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のテ
レビ会議システムにおいて、前記個人情報記憶手段は、
個人情報を記憶する際に、会議参加端末や音声入力装置
の位置情報と対応して記憶し、表示装置上に表示されて
いる個人情報を指定することにより、当該指定された個
人情報に対応する会議参加端末からの音声入力、あるい
は音声入力装置からの音声入力に切り替える音声入力切
替手段を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載のテ
レビ会議システムにおいて、前記個人情報記憶手段は、
個人情報を記憶する際に、会議参加端末や動画像入力装
置の構図情報と対応させて記憶し、表示装置上に表示さ
れている個人情報を指定することにより、当該指定され
た個人情報に対応する会議参加端末からの動画像入力の
切り替えや動画像入力装置の構図制御等を行う動画像制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載のテ
レビ会議システムにおいて、前記個人情報記憶手段は、
個人情報を記憶する際に、会議資料と対応して記憶し、
表示装置上に表示されている個人情報を指定することに
より、当該指定された個人情報に対応する会議資料を表
示する会議資料表示手段を備えたことを特徴とする。請
求項6記載の発明は、請求項3〜5記載のいずれかのテ
レビ会議システムにおいて、指定された個人情報に対し
て、指定されたことを明示する表示を表示装置上に表示
する個人情報指定明示手段を備えたことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、会議開催前に予め会
議参加者の個人情報を個人情報読込手段で読み込んで、
個人情報記憶手段に記憶し、該記憶された個人情報を個
人情報送信手段で相手会議端末に送信し、該送信された
個人情報を相手会議端末の個人情報表示手段によって会
議開催中に画面上に表示するようにしたため、会議運営
が円滑かつ効率的に行われる。
【0018】請求項2記載の発明では、請求項1で入力
した自端末での会議参加者の個人情報を個人情報保持手
段で会議終了後も保持し、新たな会議開催時に、個人情
報一覧表示手段により保持されている個人情報の一覧を
表示して、利用者はその個人情報の一覧を見ながら個人
情報呼出手段により選択指定できるようにしたため、一
度入力した個人情報を別の会議開催時にも利用でき、利
用者のシステム操作上の負担が軽減される。
【0019】請求項3記載の発明では、請求項1の個人
情報記憶手段で個人情報を記憶する際に、会議参加端末
や音声入力装置の位置情報と対応して記憶するように
し、表示装置上に表示されている個人情報を指定する
と、音声入力切替手段がその指定された個人情報に対応
する会議参加端末からの音声入力、あるいは音声入力装
置からの音声入力に自動的に切り替えるようにしたた
め、会議運営に関わる利用者の負担が軽減される。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項1の個人
情報記憶手段で個人情報を記憶する際に、会議参加端末
や動画像入力装置の構図情報と対応させて記憶するよう
にし、表示装置上に表示されている個人情報を指定する
と、動画像制御手段がその指定された個人情報に対応す
る会議参加端末からの動画像入力の切り替えや動画像入
力装置の構図制御等を行うようにしたため、会議運営に
関わる利用者の負担が軽減される。
【0021】請求項5記載の発明では、請求項1の個人
情報記憶手段で個人情報を記憶する際に、会議資料と対
応して記憶するようにし、表示装置上に表示されている
個人情報を指定すると、会議資料表示手段がその指定さ
れた個人情報に対応する会議資料を表示するようにした
ため、会議運営に関る利用者の負担が軽減される。請求
項6記載の発明では、請求項3〜5記載のように、会議
運営中における音声トークン保持者、表示装置上の動画
像に映し出されている利用者、あるいは表示装置上に表
示されている会議資料の作成、登録を行った利用者を、
個人情報指定明示手段により表示装置上に表示するよう
にしたため、会議運営が円滑かつ効率的に行われる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、2地点間で接続されたテレビ会議
システムを例にとって説明する。まず、構成を説明す
る。図1は本発明に係るテレビ会議システムの一実施例
の全体構成を示す概略図である。図において、1,51
はISDN回線を介して接続されているテレビ会議シス
テムの主装置、2,52は主装置を制御するためのコン
ソール、3,53は主に動画を表示するために用いられ
るモニターテレビ、4,54はモニターテレビに内臓さ
れているスピーカ、5,55は会議資料等の静止画を読
み込むために接続されたスキャナ、6,56は静止画情
報を出力するために接続されたプリンタ、7は静止画を
表示するために接続された液晶プロジェクタで、8は液
晶プロジェクタ7で静止画を投影するスクリーン、57
は同じく静止画を表示するために接続されたLCD(液
晶表示装置)、9,10,59は動画を入力するための
ビデオカメラ、11,12,61は主装置からの制御信
号によって動作するビデオカメラの構図を調整するため
の台座、13,14,15,63,64は音声を入力す
るためのマイクロフォンである。また、16〜21,6
6〜69はテレビ会議に参加している利用者である。そ
して、上記主装置1,51同士は、音声データ、動画デ
ータ、静止画データ等を互いに交信して遠隔会議を行う
ISDN(Integrated Services
Didital Network)網などのネットワー
ク70を介して接続されている。
【0023】図2は図1のA側の会議端末の主装置の構
成例を示すブロック図である。図において、1は主装
置、22は主装置1全体を管理、制御するシステム制御
部(SCU)、23はISDN網とのインターフェイス
を行うネットワークインターフェイス部(INCU)、
24は本システムで使用される各メディア(音声,動
画,静止画,データ)ごとの信号をISDN伝送路上に
多重・分離するためのマルチメディア多重・分離部(M
PX/DMPX)、25は音声を符号化、復号化、ある
いはエコーキャンセルの処理を行う音声符号・復号化
部、26はカラー動画像の高能率符号化・復号化を行う
動画符号・復号化部、27は静止画データを符号化、復
号化する静止画符号・復号化部、28は複数の音声入力
を選択して音声符号・復号化部25へ接続する音声入力
切り替えスイッチ、29は同様に複数の動画入力を選択
して動画符号・復号化部26へ接続する動画入力切り替
えスイッチ、30は動画像を一旦蓄積するための動画用
画像メモリ、31は同様に静止画像を一旦蓄積するため
の静止画用画像メモリ、32,33,34は各マイクロ
フォン13,14,15からの音声信号を入力し、増
幅、アナログ、デジタル変換を行うマイクインターフェ
イス、35は復号化された音声信号をデジタル・アナロ
グ変換、増幅を行い、スピーカ4へ出力するスピーカイ
ンターフェイス、36,37は各ビデオカメラからの動
画信号を入力し、デコード及びアナログ/デジタル変換
を行い動画用画像メモリ30へ書き出し、また、システ
ム制御部22からの制御により焦点距離の可変等の制御
信号をビデオカメラ9,10に出力するビデオカメライ
ンターフェイス、38は動画用画像メモリ30から動画
データを読み出し、デジタル・アナログ変換、エンコー
ドを行ってモニターテレビ3へ出力するモニターテレビ
インターフェイス、39は静止画用画像メモリ31から
静止画データを読み出し、液晶プロジェクタ7へ出力す
る液晶プロジェクタインターフェイス、40はシステム
制御部22からの制御に従って、各種制御信号をスキャ
ナ5に出力し、また、スキャナ5から読み込まれた静止
画データを静止画用画像メモリ31へ書き込むスキャナ
ーインターフェイス、41はシステム制御部22からの
制御に従って各種制御信号をプリンタ6に出力し、ま
た、静止画用画像メモリ31から静止画データを読み出
してプリンタ6へ出力するプリンタインターフェイス、
42,43はシステム制御部22からの制御に従って、
各ビデオカメラの台座に上下左右の動作を行わせる制御
信号を出力する台座制御インターフェイス、44はコン
ソール2からのキー入力データをシステム制御部22へ
通知し、また、システム制御部22による制御に従って
コンソール2上に表示する表示データをコンソール2へ
出力するコンソールインターフェイス、45は入力ある
いは受信した静止画情報、システムの管理情報等を記憶
する磁気ディスク、46は主装置の接続されているIS
DN回線である。
【0024】本実施例のテレビ会議システムは、上記の
ように構成されている。以下、その動作について説明す
る。まず、テレビ会議を起動する前に回線の接続を行う
必要がある。これはLAPDを通じて行う通常の発呼
(あるいは着呼)手順に従う。図3は2地点間のテレビ
会議システムの発呼側と着呼側間の通信プロトコルを説
明するシーケンスチャートであり、図10はテレビ会議
システムの起動と終了の手順を示すフローチャートであ
る。
【0025】そこで、図3及び図10に示すように、こ
こでは発端末側から着端末側へ発呼動作が行われて(ス
テップ100)、回線が接続される。図1の発呼側端末
(A側)のユーザーは、まず、コンソール2を操作し、
相手端末のISDN番号を入力して、その後発呼を指示
する。コンソール2の操作は、図2に示すように、コン
ソールインターフェイス44を介してシステム制御部2
2へ通知される。そして、システム制御部22は、ネッ
トワークインターフェイス部23を制御してISDN網
46へ発呼(SETUP)する。これを図3で見ると、
SETUP(呼設定メッセージ)は、伝達能力(BC)
を非制限デジタル、下位レイヤ整合性(LLC)をH.
221、高位レイヤ整合性(HLC)を会議として送出
する。
【0026】相手端末がSETUPを解析し、通信可能
性が承認されると、相手端末はCONN(応答)を返し
(ステップ101)、呼が確立される(ステップ10
2)。ここで、下位レイヤ整合性においてH.221と
は、図2におけるマルチメディア多重・分離部24でC
CITT勧告のH.221が実行されていることを示し
ている。このようにして呼が確立されると、システム制
御部22はマルチメディア多重・分離部24を制御し
て、図3に示すように、マルチフレーム同期信号の送出
を行い、マルチフレーム同期を確立する(ステップ10
3)。
【0027】さらに、システム制御部22は、CCIT
T勧告のH.242に従ってマルチメディア多重・分離
部23を制御して能力通知を行い(ステップ104)、
交信モードを確立する(ステップ105)。これは、
H.221上のBAS信号上で行い、共通能力で必要な
チャネルの設定や、ビットレートの割り当てを行う。本
実施例では、音声チャネル、動画チャネル、デー
タ(静止画)チャネルの3つのチャネルがアサイン(割
り当て)される。そして、交信モードが確定すると、各
チャネルは各々独立したBチャネルデータとして取り扱
うことが可能となり(ステップ106)、各チャネルに
必要なプロトコルが作成され、会議システムとしての動
作が開始される(ステップ107)。
【0028】会議が開始されると、図1に示す利用者1
6,66(コンソールを操作する利用者)は、各々コン
ソール2,52を操作して、相手側に送信する音声デー
タを入力するマイクを選択する。そこで、図1および図
2に示すA側の主装置1を例にとると、コンソール2か
らの入力は、コンソールインターフェイス44を介して
システム制御部22へ通知され、システム制御部22は
音声入力切り替えスイッチ28を制御して指定されたマ
イク入力のパスを音声符号・復号化部25へ接続する。
指定されたマイクからの音声入力は、マイクインターフ
ェイス32,33,34の何れかによって、増幅され、
アナログデータからデジタルデータに変換されて、音声
入力切り替えスイッチ28を介して音声符号・復号化部
25へ入力される。音声符号・復号化部25では、入力
された音声データに相手端末から受信し、復号化し、ス
ピーカインターフェイス35に出力した音声データとの
間でエコーキャンセルの処理を行った後、CCITT勧
告のG.722に従った符号化を行い、前述した音声チ
ャネルに送信する。
【0029】逆に、相手端末から受信した音声データ
は、音声チャネルから音声符号・復号化部25へ入力さ
れて、音声符号・復号化部25ではG.722に従って
復号化が行われ、スピーカインターフェイス35へ出力
する。スピーカインターフェイス35では、入力された
信号をデジタル・アナログ変換を行った後、増幅し、ス
ピーカ4へ出力する。
【0030】また、利用者16は音声の場合と同様にコ
ンソール2を操作して、相手側に送信する動画データを
入力するビデオカメラを選択する。コンソール2からの
入力は、コンソールインターフェイス44を介してシス
テム制御部22へ通知され、システム制御部22は動画
入力切り替えスイッチ29を制御し、指定されたビデオ
カメラ入力のパスを動画符号・復号化部26へ接続す
る。
【0031】なお、図1に示すB側端末においては、動
画入力が1系統のみであるので、上記操作は不要であ
る。このビデオカメラからの動画入力は、ビデオカメラ
インターフェイス36,37によってデコード(NTS
C信号のY/C分離)を行って、アナログ/デジタル変
換を行い、動画用画像メモリ30へ書き出される。動画
用画像メモリ30へ一旦蓄積されたデータは、動画入力
切り替えスイッチ29を介して選択されたビデオカメラ
からの動画データのみが動画符号・復号化部26へ入力
される。動画符号・復号化部26では、CCITT勧告
のH.261に従ったフォーマットに変換後、符号化を
行い、前述した動画チャネルに送信する。
【0032】逆に、相手端末から受信した動画データ
は、動画チャネルから動画符号・復号化部26へ入力さ
れ、動画符号・復号化部26ではH.261に従って復
号化を行い、フォーマットを変換した後に動画用画像メ
モリ30へ書き出される。動画用画像メモリ30へ一旦
蓄積されたデータは、モニターテレビインターフェイス
38によって読み出され、デジタル/アナログ変換さ
れ、エンコード後にモニターテレビへ出力されるが、こ
のときシステム制御部22からの制御により、動画像の
合成(スーパーインポーズやピクチャーインピクチャー
等)の切り替え処理(送信している自端末動画像データ
の表示への切り替え処理)を行うことが可能である。
【0033】ビデオカメラの焦点距離、構図を調整する
際には、利用者はコンソール2上に用意された調整用キ
ーの入力を行う。コンソールからの入力は、コンソール
インターフェイス44を介してシステム制御部22へ通
知される。このシステム制御部22はビデオカメライン
ターフェイス36もしくは37へは焦点距離調整のため
の制御信号送信の制御や台座制御インターフェイス42
もしくは43へは構図調整のための制御信号送信の制御
を行う。なお、焦点位置の調整(フォーカシング)はビ
デオカメラ単体の機能として行われる。
【0034】会議資料の送信には、会議開催前にあらか
じめ送信しておくケースと、会議開催中に送信するケー
スとが考えられるが、ここでは会議開催中に送信する場
合の動作について説明する。そこで、利用者は送信した
い会議資料をスキャナ5にセットした後、コンソール2
から会議資料を識別するためのID番号と読み込み指示
を入力する。コンソールインターフェイス44は、入力
データをシステム制御部22へ通知し、システム制御部
22は読み込み指示に従ってスキャナインターフェイス
40を制御してスキャナ5から静止画情報を入力する。
入力された静止画情報は、スキャナインターフェイス4
0を介して静止画用画像メモリ31へ転送される。
【0035】続いて、システム制御部22は静止画符号
・復号化部27を制御して符号化を行うが、このとき、
先に入力されたID番号を会議資料の属性情報として付
加するように制御する。静止画符号・復号化部27は、
静止画用画像メモリ31から静止画データを読み込み、
符号化を行った後、ID番号を付加して前述したデータ
チャネルへ送信する。
【0036】逆に、会議資料を受信した場合は、静止画
符号・復号化部27は、データチャネルからの静止画情
報からID番号を抽出し、システム制御部22へ通知し
て復号化を行った後、静止画用画像メモリ31へ書き出
す。システム制御部22は受け取ったID番号に基づい
て、そのID番号によって管理されるファイルを磁気デ
ィスク装置45に生成し、静止画用画像メモリ31から
データを読み出してファイルへ格納する。
【0037】静止画情報を表示する際には、利用者はコ
ンソール2からID番号と表示指示を入力する。コンソ
ールインターフェイス44は入力データをシステム制御
部22へ通知し、システム制御部22は表示指示に従っ
て、ID番号から磁気ディスク装置45に蓄積されてい
るファイルを特定して読み出し、静止画用画像メモリ3
1へ書き込まれる。続いて、システム制御部22は液晶
プロジェクタインターフェイス39を制御し、静止画用
画像メモリ31のデータを読み込ませて液晶プロジェク
タ7へ送信する。
【0038】会議終了後は(ステップ108)、Bチャ
ネルプロトコルが切断され(ステップ109)、呼が切
断される(ステップ110)。次に、各請求項毎の発明
に係るテレビ会議システムの動作を説明する。図4は請
求項1記載の発明の一実施例に係るモニターテレビの表
示画面を示す図で、(a)はA側の自端末画像の表示画
面、(b)はA側の表示位置の選択画面、(c)はA側
のモニターテレビで見る会議中の表示画面、(d)はB
側の自端末画像の表示画面、(e)はB側の表示位置の
選択画面、(f)はB側のモニターテレビで見る会議中
の表示画面であり、図11は請求項1記載の発明に係る
個人情報入力時の動作を示すフローチャートであり、図
12は請求項1記載の発明に係る個人情報受信時の動作
を示すフローチャートであり、図13は請求項1記載の
発明に係る個人情報表示時の動作を示すフローチャート
である。
【0039】まず、請求項1記載の実施例に係るテレビ
会議システムにおいては、会議開催時に予め会議参加者
の個人情報が入力される。この入力手段としては様々な
形態が考えられるが、ここでは名刺(静止画情報)を個
人情報として入力する場合の例について説明する。ま
ず、図1及び図11に示すように、利用者は名刺スキャ
ナ5にセットし、コンソール2から個人情報の入力を指
示する(ステップ200)。コンソール2からの入力
は、図2に示すように、コンソールインターフェース4
4を介してシステム制御部22へ通知され、システム制
御部22が前述のようにしてモニタテレビインターフェ
ース38を制御して、図4(a)に示すように、自端末
の動画像データを表示する(B側端末の場合は、図4
(d)のように表示される)。
【0040】そして、システム制御部22は、スキャナ
インターフェース40を制御してスキャナ5から静止画
情報を入力する(ステップ201)。入力された静止画
情報は、スキャナインターフェース40を介して、静止
画用画像メモリ31へ書き込まれる(ステップ20
2)。続いて、システム制御部22は、動画用画像メモ
リ30へ表示位置を指定するためのガイドとなる画情報
を作成し(ステップ203)、モニターテレビインター
フェース38を制御して作成した画像をモニターテレビ
3に表示し(ステップ204、図4(b)参照)、利用
者へ表示位置の入力を促進する(B側端末の場合は、図
4(e)のように表示される)。A側端末の利用者は、
この画面を見ながらコンソール2から表示位置の指定を
入力すると(ステップ205)、システム制御部22
は、静止画符号・復号化部27を制御して符号化を行う
が、このとき入力された表示位置情報を個人情報の付加
情報として付加するように制御する(ステップ20
6)。静止画符号・復号化部27は、静止画用画像メモ
リ31から静止画データを読み込んで符号化を行った後
(ステップ207)、表示位置情報を付加して前述した
データチャネルへ送信する(ステップ208)。なお、
上記ステップ201でスキャナ5が準備できていない場
合は、コンソール2へエラー表示がなされる(ステップ
209)。
【0041】逆に、A側端末においてB側端末からの個
人情報を受信した場合は(ステップ300)、静止画符
号・復号化部27ではデータチャネルからの静止画情報
から表示位置情報を抽出し、システム制御部22へ通知
して、復号化を行った後(ステップ301)、静止画用
画像メモリ31へ記憶させる(ステップ302)。シス
テム制御部22は、静止画用画像メモリ31に記憶され
た個人情報の画像メモリ上のアドレスと通知された表示
位置を対応させて記憶する(ステップ303)。以上の
ような動作を繰り返し行って、会議参加者全員の個人情
報を送受信する。
【0042】そして、個人情報の送受信完了後、個人情
報の表示指示がある場合は(ステップ400)、システ
ム制御部22が静止画用画像メモリ31から順次受信し
たか、あるいは自端末において入力された個人情報を読
み出して、動画用画像メモリ30上の表示位置に対応す
るアドレスへ転送する(ステップ401)。モニターテ
レビインターフェース38は、動画像の合成等の処理を
行った後、モニターテレビ3へデータを送信して、A側
端末の場合は図4(c)、B側端末の場合は図4(f)
のように表示される(ステップ402)。このようにし
て、全情報が表示されるまで上記動作が繰り返される
(ステップ403)。
【0043】上記したように、請求項1記載の実施例で
は、会議開催前に予め会議参加者の個人情報を会議端末
間で送受信し、会議開催中にその個人情報を呼び出して
モニターテレビ画面上の所定位置に表示するようにし
た。このため、会議参加者は、実際の会議と同様に他の
会議参加者の名刺交換に相当する個人情報を容易に得る
ことができ、会議運営を円滑かつ効率的に行うことがで
きる。
【0044】次に、請求項2記載の発明のテレビ会議シ
ステムにおける動作について説明する。図5は請求項2
記載の発明の一実施例に係るモニターテレビの画面表示
例を示す図で、(a)は登録されている利用者の個人情
報の表示画面、(b)は表示位置の選択画面であり、図
14は請求項2記載の発明に係る個人情報入力時の動作
を示すフローチャートである。
【0045】請求項2記載のテレビ会議システムにおい
ては、図1のコンソール2から個人情報の入力指示がな
された場合には(ステップ500)、まず、システム制
御部22が磁気ディスク装置45に格納されている1個
人情報を読み出す。ここで、読み出される個人情報と
は、以下の手順で記憶されたものである。つまり、上記
した請求項1記載の実施例において、システム制御部2
2が静止画符号・復号化部27を制御して個人情報を符
号化する際に、この符号化されたデータを読み込んで、
磁気ディスク装置45に予め用意されている個人情報格
納用ディレクトリの下に書き込んだものである。
【0046】システム制御部22は、以上の手順で記憶
されていた個人情報を順次読み出して、静止画符号・復
号化部27へ入力する(ステップ501)。静止画符号
・復号化部27では、入力されたデータの復号化を行っ
て、静止画用画像メモリ31へ書き込む(ステップ50
2)。システム制御部22は、静止画用画像メモリ31
へ書き込まれたデータを動画用画像メモリ30へ順次転
送し(ステップ503)、動画用画像メモリへ選択番号
を書き込んで(ステップ504)、モニターテレビ3上
へ合成表示する。この表示画面例を示したのが図5
(a)である。
【0047】そして、磁気ディスク装置45内に未表示
データがある場合は、上記動作が繰り返され(ステップ
505)、全てのデータが表示されると、登録データの
情報選択番号の入力を待つ。利用者は、図5(a)のよ
うに画面表示された個人情報の一覧の中から、有効であ
る情報(今回の会議に参加している利用者の個人情報)
を検索し、有った場合はコンソール2へ表示されている
情報の番号及び図5(b)の表示位置の選択画面により
今回の表示位置を入力する(ステップ506)。
【0048】システム制御部22は、静止画符号・復号
化部27を制御し、入力された情報番号が有効な番号で
あれば、その情報番号に対応する個人情報を請求1と
同様の動作(図11のステップ203〜208)である
図14のステップ508〜513にて送信する。また、
ステップ507で有効な情報番号でない場合は、個人情
報が入力されていないので、請求項1と同様の動作(図
11のステップ201〜209)である図14のステッ
プ513〜522にて個人情報を入力して送信する。そ
の際、ステップ521では、符号化された個人情報を磁
気ディスクへ格納しておき、次の再利用に備えるように
したものである。
【0049】次に、請求項3記載のテレビ会議システム
における動作について、図1の利用者16をコンダクタ
とした場合を例にとって説明する。図6は請求項3記載
の発明の一実施例に係るモニターテレビの画面表示例を
示す図であり、図15は請求項3記載の発明に係る個人
情報入力時の動作を示すフローチャートであり、図16
は請求項3記載の発明に係る個人情報受信時の動作を示
すフローチャートであり、図17は請求項3記載の発明
に係る個人情報指定時の動作を示すフローチャートであ
り、図18は請求項3記載の発明に係る個人情報表示時
の動作を示すフローチャートであり、図19は請求項3
記載の発明に係るマイク番号受信時の動作を示すフロー
チャートである。
【0050】請求項3記載のテレビ会議システムにおい
ても、請求項1の場合とほぼ同様の動作(図11のステ
ップ200〜209)によって、個人情報の入力が行わ
れる(図15のステップ600〜610)。ここで特徴
的な点は、個人情報入力時に、表示位置番号入力(ステ
ップ605)と共に、マイク番号入力(ステップ60
6)が行われることである。すなわち、各利用者の最も
近傍に位置する(各利用者の使用する)マイク13,1
4,15の番号を表示位置の入力と同様の手段により入
力される。
【0051】例えば、図1に示すA側の端末において
は、利用者16,19がマイク13のマイク番号を入力
する。次に、入力されたマイク番号は、請求項1の場合
とほぼ同様の動作(図12のステップ300〜303)
によって、表示位置情報と同様に個人情報の付加情報と
して、相手端末へ送信される(図16のステップ700
〜703)。
【0052】以上のようにして、個人情報の送受が完了
すると、図6に示したようなモニターテレビ3の表示に
よって会議が進行されるが、請求項3記載のテレビ会議
システムにおいては、表示される個人情報に対して適当
な番号を割り振って、合わせて表示する。また、図6で
は子画面を設定して全会議参加者の個人情報が表示され
ている表示例を示したが、子画面が設定されていない場
合にも固定エリアに個人情報のみの表示を行うようにす
ることもできる。これは、請求項3記載のテレビ会議シ
ステムにおいては、常に会議参加者全員の個人情報を表
示させておいて、任意の会議参加者を指定できるように
するためである。
【0053】次に、コンダクタとなる利用者16は、表
示された個人情報番号によって音声トークンの切り替え
を行う。例えば、B側端末の会議利用者に対してトーク
ンを与える場合には、「3番」を入力する(ステップ8
00)。すなわち、コンソール2からの入力は、システ
ム制御部22へ通知され、システム制御部22は、入力
された番号から個人情報を特定する(ステップ801、
802)。
【0054】そして、指定された番号がB側端末(相手
端末)であった場合は、その個人情報に対応したマイク
番号をマルチメディア多重・分離部24のデータチャネ
ルを介して送信する(ステップ803)。そのB側端末
では、図19のフローに示すように、マイク番号を受信
すると(ステップ1000)、受信したマイク番号に従
って音声入力切り替えを行う(ステップ1001)。
【0055】また、指定された番号がA側端末(自端
末)であった場合は(ステップ802)、システム制御
部22は自端末内の音声入力切り替えスイッチ28を制
御して音声入力を切り替え(ステップ805)、B側端
末へのマイク番号の送信は行わないようにする。この場
合、B側端末の音声入力切り替えスイッチ28は前の状
態を保持し、また、A側では受信したB側からの音声信
号は音声符号・復号化部25で破棄してスピーカ4への
出力は行わないようにする(ステップ806)。また、
個人情報の表示動作は、請求項1の場合とほぼ同様の動
作(図13のステップ400〜403)によって表示さ
れる(図18のステップ900〜904)。
【0056】次に、請求項4記載のテレビ会議システム
における動作について、同じくA側端末の利用者16を
コンダクタとした場合を例にとって説明する。図7は請
求項4記載の発明の一実施例に係るモニターテレビの画
面表示例を示す図で、(a)は自端末画像の表示画面、
(b)はカメラ構図の登録画面、(c)は表示位置の選
択画面であり、図8は請求項4記載の発明の一実施例に
係るモニターテレビの画面表示例を示す図で、(a)は
会議中の表示画面、(b)は個人情報指定後の表示画面
であり、図20は請求項4記載の発明に係る個人情報入
力時の動作を示すフローチャートであり、図21は請求
項4記載の発明に係る個人情報受信時の動作を示すフロ
ーチャートであり、図22は請求項4記載の発明に係る
個人情報表示時の動作を示すフローチャートであり、図
23は請求項4記載の発明に係る個人情報指定時の動作
を示すフローチャートであり、24は請求項4記載の
発明に係るカメラ制御情報受信時の動作を示すフローチ
ャートである。
【0057】請求項4記載のテレビ会議システムにおい
ても、請求項1の場合(図11のフロー)と同様の動作
にて個人情報が入力されるが(図20のフロー)、ここ
での特徴は、各利用者をクローズアップした時のビデオ
カメラの番号、構図、焦点距離の登録を予め行うように
したものである。そこで、A側端末において利用者20
を登録する場合を例にとって説明する。
【0058】まず、図1に示すコンソール2を操作する
利用者16は、コンソール2を操作してビデオカメラの
入力をビデオカメラ9に設定する。さらに、利用者16
はコンソール2を操作して、ビデオカメラ9の焦点距離
や台座11の角度(構図)を調整して、利用者20のク
ローズアップ画像がモニターテレビ3上へ表示されるよ
うにする。そこで、請求項1の場合と同様にして個人情
報の登録を指示すると(ステップ1100)、システム
制御部22はその時選択されているビデオカメラ番号
(ここでは9)、ビデオカメラの焦点距離、および選択
されたビデオカメラの構図制御を行っている台座11の
角度情報を記憶し(ステップ1101)、表示位置情報
と同様に個人情報の付加情報として、相手端末へ送信す
る(ステップ1103〜1110)。
【0059】図7は登録時のモニターテレビ画面の様子
を示す図である。図7において、図7(b)から図7
(c)への切り替わり時にビデオカメラの焦点距離、構
図が全体表示へと切り替わっているが、各ビデオカメラ
における全体表示時の焦点距離、構図は各ビデオカメラ
毎にあらかじめ設定されている。個人情報の受信端末側
では、請求項1の場合(図12のフロー)と同様の動作
にて個人情報が受信されるが(図21のフロー)、ここ
では個人情報入力時に入力された表示位置番号、カメラ
番号、焦点距離、台座角度等が個人情報として静止画用
画像メモリに書き込まれる(ステップ1200〜120
3)。
【0060】以上のようにして、個人情報の送受が完了
すると、通常は図8(a)に示すような画面表示(全体
表示時は請求項1の図13と同様の図22の動作フロー
に従って表示)によって会議が進行される。そして、請
求項4記載のテレビ会議システムにおいては、図8
(a)に示すように、個人情報に対して適当な番号が割
り振られ、合わせて表示される。また、個人情報とは別
に全体表示を行うためのシンボルにも適当な番号を割り
振って表示させる。
【0061】次に、コンダクタとなる利用者16が表示
された番号を入力することによって動画像の切り替えが
行われる。例えば、利用者67のクローズアップ画面を
得たい場合は、コンダクタである利用者16は、図8
(a)のモニターテレビ3の画面を見ながらコンソール
2を使って「3番」を入力する(ステップ1400)。
コンソール2からの選択番号入力は、システム制御部2
2へ通知され、システム制御部22は、入力された番号
から個人情報を特定し(ステップ1401、140
2)、その個人情報に対応したビデオカメラ番号(B側
ではビデオカメラ59のみである)、焦点距離,台座角
度を送信する(ステップ1403)。
【0062】選択された個人情報がB側端末である場合
は、図24に示すように、受信した情報に従って(ステ
ップ1500)動画入力の切り替えを行って(ステップ
1501)、ビデオカメラ59の焦点距離調整(ステッ
プ1501)や台座61の角度調整(ステップ150
3)などを制御し受信動画データを無効化した後(ステ
ップ1504)、モニターテレビ53に表示する(ステ
ップ1505)。
【0063】指定された番号がA側であった場合には、
システム制御部22は、自端末内の動画入力切り替えス
イッチ29で動画入力を切り換え(ステップ140
6)、ビデオカメラインターフェース30,37で焦点
距離調整を行い(ステップ1407)、台座制御インタ
ーフェース42,43を制御して台座角度調整を行って
(ステップ1408)、B側へのビデオカメラ番号、焦
点距離、台座角度の情報の送信は行わない(ステップ1
409)。この場合、B側端末でのビデオカメラの焦点
距離、台座角度は前の状態を保持し、また、A側端末で
はB側端末から受信した動画情報は、動画符号・復号化
部26で破棄し、モニターテレビ3へは自端末が送信し
ている動画を表示するようにする(ステップ141
0)。
【0064】図23に示すステップ1411〜1414
は、自端末あるいは相手端末の個人情報を指定した場合
の個人情報を表示する際の動作フローであり、請求項1
の図13のステップ401〜403のフローとほぼ同様
であるが、ステップ1412において動画用画像メモリ
へ選択番号の書き込みが行われる。次に、請求項5記載
のテレビ会議システムにおける動作について、利用者1
6をコンダクタとした場合を例にとって説明する。
【0065】図25は請求項5記載の発明に係る個人情
報入力時の動作を示すフローチャートであり、図26は
請求項5記載の発明に係る個人情報受信時の動作を示す
フローチャートであり、図27は請求項5記載の発明に
係る個人情報表示時の動作を示すフローチャートであ
り、図28は請求項5記載の発明に係る個人情報指定時
の動作を示すフローチャートであり、図29は請求項5
記載の発明に係る会議資料ID番号受信時の動作を示す
フローチャートである。
【0066】請求項5記載のテレビ会議システムにおい
ても、請求項1の場合の図11と同様に図25に従って
個人情報の入力が行われる。このとき、あらかじめ送信
されている会議資料のID番号を表示位置の入力と同様
の手段によって入力される(ステップ1601)。そし
て、入力されたID番号は、資料設定のある有効なID
番号か否かが判断され(ステップ1607)、有効なI
D番号の場合は表示位置番号にID番号が付加され(ス
テップ1608〜1610)、ID番号が有効でない場
合は表示位置番号のみが(ステップ1612〜161
4)、図11のステップ206〜208と同様にして個
人情報の付加情報として相手端末へ送信される。
【0067】以上のようにして個人情報の送受が完了す
ると、図6に示すような画像表示によって会議が進行さ
れるが、請求項5記載のテレビ会議システムにおいて
は、表示される個人情報に対して適当な番号を割り振っ
て、合わせて表示するようにする。また、図6では子画
面を設定して全会議参加者の個人情報が表示されている
表示例を示したが、子画面が設定されていない場合に
は、固定エリアに個人情報のみを表示することもでき
る。これは、請求項5記載のテレビ会議システムにおい
ては、常に会議参加者全員の個人情報を表示させてお
き、任意の会議参加者を指定できるようにするためであ
る。
【0068】コンダクタとなるA側端末の利用者16
は、表示された個人情報番号によって会議資料の切り替
えを行う。例えば、B側端末の利用者67に対応した会
議資料を表示させる場合には、「3番」を入力する(ス
テップ1900)。コンソール2からの入力は、システ
ム制御部22へ通知され、システム制御部22は入力さ
れた番号から個人情報を特定し(ステップ1901)、
ID番号の登録が有る場合は(ステップ1902)、そ
の個人情報に対応した会議資料のID番号をマルチメデ
ィア多重・分離部24のデータチャネルを介して送信す
る(1903)。
【0069】B側端末では、受信したID番号に従って
図27に示すフロー動作により静止画表示装置(LC
D)57へ該当する会議資料を表示する。また、A側端
末においても同様に、入力されたID番号に従って液晶
プロジェクタ7へ該当する会議資料が表示される。さら
に、指定された個人情報がA側端末であった場合にも同
様の動作となる。指定された個人情報に対応する会議資
料が登録されていない場合には、システム制御部22
は、そのことをコンソール2上へ表示し(ステップ19
08)、入力された個人情報番号を破棄する。
【0070】また、図9は上記した請求項1〜5記載の
発明に係る実施例でシステム制御部22で管理される個
人情報の参照テーブル例を示した図である。次に、請求
項6記載のテレビ会議システムにおける動作について、
ここでは請求項5記載のテレビ会議システムに適用した
場合を例にとって説明する。図30は請求項6記載の発
明にかかる個人情報指定時の動作を示すフローチャート
である。
【0071】上記した請求項5では、個人情報を指定す
ることで会議資料の指定行っていたが、請求項6の場
合は、システム制御部22が入力された個人情報番号か
ら個人情報の特定を行って(ステップ2100)、その
個人情報の表示されている表示位置に対応する動画用画
像メモリ30のアドレスへマーカー情報を書き込んで
(ステップ2101)、モニターテレビ3上へマーカー
を表示する(ステップ2102)。この表示によって利
用者は現在、液晶プロジェクタ7へ表示されている会議
資料がどの利用者に対応しているものかを知ることがで
きるようになり、会議運営が円滑かつ効率的に行うこと
ができる。
【0072】なお、本実施例では2地点間のテレビ会議
システムを一例として説明したが、多地点間のテレビ会
議システムの場合には、会議資料、個人情報の送信にお
いて、さらに会議端末を識別するための属性情報が必要
となる。また、スター接続された多地点間のテレビ会議
システムの場合、その会議端末を識別する識別子は、上
記したMCUによって割り当てが行われ、MCU自身が
管理を司ることになる。
【0073】また、上記実施例では、名刺を個人情報と
してスキャナから読み込む例を示したが、個人情報の入
力手段として、コンソール2からのキー入力、主装置に
接続したPC上で作成して転送するなどの様々な手段を
考えることが可能である。さらに、本実施例では個人情
報の表示をモニターテレビ3上などへ表示する例を示し
たが、個人情報の表示手段としては、静止画表示装置上
への表示あるいはコンソール2上への表示を行うことも
考えられる。
【0074】また、例えば、LCDとタッチパネルとが
一体になっているようなコンソール2の場合には(静止
画表示をも合わせて行うことのできる、いわゆるAGC
端末の場合にも)、個人情報をアイコン化してLCD上
へ表示して、個人情報の指定はタッチパネルのボンディ
ングによって行うように構成することも考えられる。と
ころで、上記した請求項6記載のテレビ会議システムに
おいて、請求項4の機能を有するシステムに請求項6の
機能を適用した場合、本実施例では個人情報をモニター
テレビ3上へ表示する例を示したため要用性が薄いが、
前述したような個人情報を静止画表示装置、あるいはコ
ンソール上へ表示させるような構成では有用となる。
【0075】また、本実施例では個人情報番号を各端末
側で任意に定めているため、指定した側での表示しか行
うことができないが、各端末間で共通な個人情報の識別
子を与えたり、あるいは各端末での管理番号をあらかじ
め送受するようにすれば、全端末上での表示が可能とな
る。さらに、請求項3または4において、本実施例では
2地点間のテレビ会議システムでの実施例を示したが、
2地点間のテレビ会議の場合には、本実施例のようにコ
ンダクタを1人に定めず、各端末側において各々コンソ
ールを操作する利用者がローカルなコンダクタとなっ
て、マイクの切り替えや動画の切り替え動作を行うよう
にするようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、会議開催
前に予め会議参加者の個人情報を読み込んで記憶し、そ
の記憶された個人情報を相手会議端末に送信して、会議
開催中に相手会議端末の表示画面へ表示するようにした
ので、会議運営が円滑かつ効率的に行うことができる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、請求項1で
入力した自端末での会議参加者の個人情報を会議終了後
も保持し、新たな会議開催時に個人情報の一覧を表示し
て、その一覧を見ながら利用する個人情報を選択指定で
きるようにしたので、一度入力した個人情報を別の会議
開催時にも利用でき、利用者のシステム操作上の負担を
軽減することができる。
【0078】請求項3記載の発明によれば、請求項1で
個人情報を記憶する際に、会議参加端末や音声入力装置
の位置情報と対応して記憶し、表示装置上に表示されて
いる個人情報の指定により、指定された個人情報に対応
する会議参加端末からの音声入力、あるいは音声入力装
置からの音声入力に自動的に切り替えるようにしたの
で、会議運営に関わる利用者の負担を軽減することがで
きる。
【0079】請求項4記載の発明によれば、請求項1で
個人情報を記憶する際に、会議参加端末や動画像入力装
置の構図情報と対応させて記憶し、表示装置上に表示さ
れている個人情報の指定により、指定された個人情報に
対応する会議参加端末からの動画像入力の切り替えや動
画像入力装置の構図制御等を行うようにしたので、会議
運営に関わる利用者の負担を軽減することができる。
【0080】請求項5記載の発明によれば、請求項1で
個人情報を記憶する際に、会議資料と対応して記憶し、
表示装置上に表示されている個人情報の指定により、指
定された個人情報に対応する会議資料を表示するように
したので、会議運営に関る利用者の負担を軽減すること
ができる。請求項6記載の発明によれば、請求項3〜5
記載のように、会議運営中における音声トークン保持
者、表示装置上の動画像に映し出されている利用者、あ
るいは表示装置上に表示されている会議資料の作成、登
録を行った利用者を、個人情報指定明示手段により表示
装置上に表示するようにしたので、会議運営が円滑かつ
効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビ会議システムの一実施例の
全体構成を示す概略図である。
【図2】図1のA側の会議端末の主装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図3】2地点間のテレビ会議システムの発呼側と着呼
側間の通信プロトコルを説明するシーケンスチャートで
ある。
【図4】請求項1記載の発明の一実施例に係るモニター
テレビの画面表示例を示す図で、(a)はA側の自端末
画像の表示画面、(b)はA側の表示位置の選択画面、
(c)はA側のモニターテレビで見る会議中の表示画
面、(d)はB側の自端末画像の表示画面、(e)はB
側の表示位置の選択画面、(f)はB側のモニターテレ
ビで見る会議中の表示画面である。
【図5】請求項2記載の発明の一実施例に係るモニター
テレビの画面表示例を示す図で、(a)は登録されてい
る利用者の表示画面、(b)は表示位置の選択画面であ
る。
【図6】請求項3記載の発明の一実施例に係るモニター
テレビの画面表示例を示す図である。
【図7】請求項4記載の発明の一実施例に係るモニター
テレビの画面表示例を示す図で、(a)は自端末画像の
表示画面、(b)はカメラ構図の登録画面、(c)は表
示位置の選択画面である。
【図8】請求項4記載の発明の一実施例に係るモニター
テレビの画面表示例を示す図で、(a)は会議中の表示
画面、(b)は個人情報指定後の表示画面である。
【図9】請求項1〜5記載の発明に係る実施例を実施し
た場合のシステム制御部で管理される個人情報の参照テ
ーブル例である。
【図10】テレビ会議システムの起動と終了の手順を示
すフローチャートである。
【図11】請求項1記載の発明に係る個人情報入力時の
動作を示すフローチャートである。
【図12】請求項1記載の発明に係る個人情報受信時の
動作を示すフローチャートである。
【図13】請求項1記載の発明に係る個人情報表示時の
動作を示すフローチャートである。
【図14】請求項2記載の発明に係る個人情報入力時の
動作を示すフローチャートである。
【図15】請求項3記載の発明に係る個人情報入力時の
動作を示すフローチャートである。
【図16】請求項3記載の発明に係る個人情報受信時の
動作を示すフローチャートである。
【図17】請求項3記載の発明に係る個人情報指定時の
動作を示すフローチャートである。
【図18】請求項3記載の発明に係る個人情報表示時の
動作を示すフローチャートである。
【図19】請求項3記載の発明に係るマイク番号受信時
の動作を示すフローチャートである。
【図20】請求項4記載の発明に係る個人情報入力時の
動作を示すフローチャートである。
【図21】請求項4記載の発明に係る個人情報受信時の
動作を示すフローチャートである。
【図22】請求項4記載の発明に係る個人情報表示時の
動作を示すフローチャートである。
【図23】請求項4記載の発明に係る個人情報指定時の
動作を示すフローチャートである。
【図24】請求項4記載の発明に係るカメラ制御情報受
信時の動作を示すフローチャートである。
【図25】請求項5記載の発明に係る個人情報入力時の
動作を示すフローチャートである。
【図26】請求項5記載の発明に係る個人情報受信時の
動作を示すフローチャートである。
【図27】請求項5記載の発明に係る個人情報表示時の
動作を示すフローチャートである。
【図28】請求項5記載の発明に係る個人情報指定時の
動作を示すフローチャートである。
【図29】請求項5記載の発明に係る会議資料ID番号
受信時の動作を示すフローチャートである。
【図30】請求項6記載の発明に係る個人情報指定時の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主装置 2 コンソール 3 モニターテレビ 4 スピーカ 5 スキャナ 6 プリンタ 7 液晶プロジェクタ 9,10 ビデオカメラ 13〜15 マイクロフォン 16〜21 利用者 22 システム制御部 23 ネットワークインターフェース部 24 マルチメディア多重・分離部 25 音声符号・復号化部 26 動画符号・復号化部 27 静止画符号・復号化部 28 音声入力切り替えスイッチ 29 動画入力切り替えスイッチ 30 動画用画像メモリ 31 静止画用画像メモリ 45 磁気ディスク装置 70 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/56 H04N 7/15

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して2地点間あるいは多地点
    間で音声データ、動画データまたは静止画データ等を交
    信して会議を行うテレビ会議システムにおいて、 会議参加者の個人情報を読み込む個人情報読込手段と、 読み込まれた個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、 該記憶された個人情報を独立したチャネルデータとして
    相手会議端末に送信する個人情報送信手段と、 相手会議端末に送信された個人情報を会議参加者の画像
    データが表示されている画面上に表示する個人情報表示
    手段と、 を備えたことを特徴とするテレビ会議システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテレビ会議システムにおい
    て、 入力した自端末での会議参加者の個人情報を会議終了後
    も保持する個人情報保持手段と、 新たな会議開催時に、前記保持されている個人情報の一
    覧を表示する個人情報一覧表示手段と、 該個人情報の利用者が表示された一覧を見て選択指定を
    行って個人情報を再利用する個人情報呼出手段と、 を備えたことを特徴とするテレビ会議システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のテレビ会議システムにおい
    て、 前記個人情報記憶手段は、 個人情報を記憶する際に、会議参加端末や音声入力装置
    の位置情報と対応して記憶し、 表示装置上に表示されている個人情報を指定することに
    より、当該指定された個人情報に対応する会議参加端末
    からの音声入力、あるいは音声入力装置からの音声入力
    に切り替える音声入力切替手段を備えたことを特徴とす
    るテレビ会議システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のテレビ会議システムにおい
    て、 前記個人情報記憶手段は、 個人情報を記憶する際に、会議参加端末や動画像入力装
    置の構図情報と対応させて記憶し、 表示装置上に表示されている個人情報を指定することに
    より、当該指定された個人情報に対応する会議参加端末
    からの動画像入力の切り替えや動画像入力装置の構図制
    御等を行う動画像制御手段を備えたことを特徴とするテ
    レビ会議システム。
  5. 【請求項5】請求項1記載のテレビ会議システムにおい
    て、 前記個人情報記憶手段は、 個人情報を記憶する際に、会議資料と対応して記憶し、 表示装置上に表示されている個人情報を指定することに
    より、当該指定された個人情報に対応する会議資料を表
    示する会議資料表示手段を備えたことを特徴とするテレ
    ビ会議システム。
  6. 【請求項6】請求項3〜5記載のいずれかのテレビ会議
    システムにおいて、 指定された個人情報に対して、指定されたことを明示す
    る表示を表示装置上に表示する個人情報指定明示手段を
    備えたことを特徴とするテレビ会議システム。
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