JP3138378B2 - テレビ電話機能内蔵テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビ電話機能内蔵テレビジョン受像機

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JP3138378B2
JP3138378B2 JP05326715A JP32671593A JP3138378B2 JP 3138378 B2 JP3138378 B2 JP 3138378B2 JP 05326715 A JP05326715 A JP 05326715A JP 32671593 A JP32671593 A JP 32671593A JP 3138378 B2 JP3138378 B2 JP 3138378B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来、関連性が有りな
がらも別々の装置として扱われていたテレビ電話機、F
AX、テレビジョン受像機という、画像、音声、通信、
放送に関する機能を一体型にして、各メディア間での信
号の変換機能を付加することにより、操作性や機能、設
置スペース等を改善した家庭向けのテレビ電話FAX内
蔵テレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ電話は、画像付きの電話と
しての位置付けが強く、図5のように小型の液晶ディス
プレイとカメラを電話機に追加した構成になっている。
従って、テレビ電話にテレビ放送の受像機としての機能
を組み込んだ装置、あるいはテレビ受像機にテレビ電話
の機能を持たせた装置は存在していない。
【0003】また、上述の構成で問題となる相手との視
線一致の対策として、カメラとディスプレイ部を同一筐
体に互いに直交するように収納し、ハーフミラー等を用
いてカメラの光軸をディスプレイの中心付近に固定する
ことにより実現する提案もされている。
【0004】一方、FAXは2値化式のものが一般家庭
にも普及しはじめ、又、業務ではISDN回線の普及に
より、高速で鮮明なフルカラー画像が得られるようにな
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテレビ電話の構成では、テレビ電話を使うためにい
ちいち電話のあるところまで足を運ばなければならず、
コードレス化が当たり前のようになった現在、非常に不
便なイメージがある。
【0006】例えば、テレビ放送を見ていて電話がかか
って来た場合、その場面を見逃したくないが、急拠VT
Rをセットする時間も許されず、その場を立って電話に
出ざるを得ないというのが我々の電話に対する一般的な
認識であり、こんな時にコードレス電話でない不便さを
実感することになる。
【0007】かといって、テレビ電話をコードレスにし
た場合、送りたい画像をどのようにして撮像するか、カ
メラをどこにどのように設置するか等の大きな問題が発
生する。
【0008】結局、ハンドセットのみをコードレス化し
たところで、カメラがそのハンドセットを持っている人
物を撮像することができなければ、電話にディスプレイ
とカメラが付いている必要性がない。
【0009】従って、従来の構成でコードレス化した
「コードレステレビ電話」で、自分の姿を相手に送ると
いう用途には無理が生じ、VTRやムービーで撮った映
像、写真や書面等を送受する用途が主体となり、液晶デ
ィスプレイ等の小型のディスプレイしか持たないテレビ
電話では、画面サイズや解像度に不満がもたれる。
【0010】そうなると、VTR等の映像データはもっ
と大画面のディスプレイで、かつテレビ電話の前などで
なく、相手と話しながらリビングで大勢で見るとか、高
精細画像を書類のやり取り等に使うといった“通話がで
きる画像伝送装置”的な位置付けとなり、“小型ディス
プレイ”と“コードレス”と“テレビ電話”という3つ
の要素が一体になる必要性は少なくなる。
【0011】また、相手との視線一致のための図6に示
したような従来の構成では、どうしても装置が大かがり
となってしまい、従来の一般的なテレビ電話の筐体には
組み込みにくいといった問題がある。さらに、相手画像
が子画面等、画面の一部に表示されるようなシステムで
は、図6のようにディスプレイの中心付近に光軸の固定
されたカメラでは、結局、視線が一致しないといった問
題も有る。
【0012】一方、FAXでは必ずしも送られて来た画
像情報が、プリントアウトして保存しておかなければな
らないものばかりではなく、見て認識するだけで十分な
場合も多い。特に、FAXとテレビ電話は、画像情報を
やり取りするという点では全く同じにもかかわらず、全
く別の装置として認識されているため、相互に画像デー
タを交換することができない。即ち、せっかくテレビ電
話を買ったが、相手が持っていないので使えないといっ
た不具合が生じ、これは、コストパフォーマンスや利用
頻度が考慮される家庭向け機器には、普及の大きな妨げ
となる。
【0013】本発明は、これらの問題点を改善する1つ
の方法を提案することを目的としたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の発明は、上記課題
を解決するために、テレビ電話において以下の手段を講
じている。
【0015】即ち、テレビ放送を受像するためのチュー
ナを備え、非通話時には通常のテレビ受像機として機能
することを第1の特徴とし、テレビ電話の着呼があった
時点に、テレビ放送を視聴していた場合には画面の一部
に、又テレビ放送を視聴していない全画面に、着呼が入
ったことを知らせるテキスト等の表示を行う手段と、そ
れと同時に、テレビ放送を視聴していた場合には、テレ
ビのスピーカからテレビの音量を設定値以下に下げ、テ
レビ放送を視聴していない場合は設定値の音量で呼び出
し音を出す手段と、通話時には、2画面表示以上のマル
チ画面表示を行い、テレビ放送を中断することなく視聴
できるようにする手段と、通話時のマルチ画面表示で相
手画像が子画面に表示された際に、相手画像との視線一
致を行うために、カメラの位置を制御する手段と、通話
時間、通話料金、月の累積通話料金、相手の電話番号等
の各種情報を、マルチ画面の1つに表示する手段と、テ
レビのリモコンに電話機能のキー、及び自分の音声を拾
うためのマイクを付け、電話の操作及び通話をリモコン
によりすべて行える手段を備えてなるものである。
【0016】更に、上述した構成に加えて、内蔵のカメ
ラ又は、他の外部入力装置等より入力された送信画像
を、送信バツファメモリに記憶した後、FAX信号に変
換して相手に送信する手段と、受信したFAX信号を、
テレビ電話の信号に変換した後、受信画像メモリに記憶
し、テレビ画面に表示する手段と、FAXより読み込ん
だ画像情報を、テレビ電話の信号に変換して相手に送信
する手段と、受信したテレビ電話の画像をFAX信号に
変換して、FAXのプリンタより出力する手段と、リモ
コンにイメージスキャナを備え、これより取り込んだ画
像をテレビ本体に伝送し、テレビ電話又はFAX信号と
して相手に送信する手段を備えてなるものである。
【0017】
【作用】本願の発明によれば、テレビ放送を見ている時
に電話が入っても、リモコン操作のみでテレビから離れ
ることなく、その場で電話を取ることができる。その際
に、テレビ放送は親画面に、相手画像は子画面に表示さ
れるようにしておくことにより、テレビ放送を中断する
ことなく、かつテレビの音量を自動的に下げることによ
り、通話に支障を来す事なく、テレビ受像機及びテレビ
電話における機能を、1つの装置で両立することができ
る。
【0018】さらに、カメラの位置制御機構により、相
手画像が子画面に表示されても、視線一致を実現するこ
とができる。
【0019】また、テレビ受像機にテレビ電話機能を組
み込んだことにより、視線一致のための機構による装置
の大型化に対する違和感もなくなる。
【0020】また、本願の発明によれば、文書等の細か
い文字の判別を要する原稿は、FAXで読み取ったり、
リモコン部に内蔵されたイメージスキャナで読み取った
りすることができるため、原稿をカメラの前にかざした
り、原稿をテレビ本体に付いたFAXの読み取り部まで
入れに行ったり、カメラに書面撮像用のアームなどの可
動機構を設ける必要がない。
【0021】また、テレビ電話信号とFAX信号との変
換回路により、テレビ電話対テレビ電話、あるいはFA
X対FAXでなくても画像データのやり取りができるた
め、画像データの効率的な通信が可能となる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例を、図1乃至図4に基づい
て詳細に説明する。まず、本願のテレビ電話機能内蔵テ
レビ受像機の一実施例について説明する。
【0023】本実施例におけるテレビ電話機能内蔵テレ
ビ受像機は、図1及び図2に示すように、撮像用カメラ
1、入力切換えSW2、入力映像信号処理部3、テレビ
チューナ部4、A/Dコンバータ5、テレビ画像メモリ
6、システム制御回路7、コーデック8、画像メモリ制
御回路9、送信画像バッファメモリ10、受信画像バッ
ファメモリ11、表示制御回路12、D/Aコンバータ
13、出力映像信号処理部14、ディスプレイ15、回
線制御部16、音声処理部17、音声受信部19、リモ
コン操作部20、リモコン受信部21、スピーカ22、
ハーフミラー23、水平方向レール24、水平方向駆動
モータ25、垂直レール26、垂直方向駆動モータ27
より構成されている。
【0024】このシステムでは、大きく分けてテレビ放
送視聴時か非視聴時かの状態と、テレビ電話の発着呼の
状態との組み合わせにより、システム制御の方法が異な
るので、以下、各々の場合に応じて説明する。
【0025】テレビ放送視聴時(テレビ電源オン状態)
に、テレビ電話がかかって来た場合において、テレビ放
送の映像は、テレビチューナ4で受信した後、入力切換
えSW2を通り、入力映像信号処理部3でY/C分離、
フィルタリング等の処理をし、A/Dコンバータ5でデ
ィジタル化し、テレビ画像メモリ6に書き込まれる。こ
れと並行して表示制御回路12が、テレビ画像メモリ6
よりデータを読みだし、D/Aコンバータ13でアナロ
グ信号に変換して、出力映像信号処理部14で映像信号
に組み立てられてディスプレイ15によって表示され
る。視聴者は、この画像をハーフミラー23を通して見
ているわけである。
【0026】この状態での、テレビチャンネルの切換え
や音量の調節等の操作は、通常のテレビの操作と何ら変
わらない。リモコン20のボタン操作により、リモコン
信号がテレビ本体のリモコン受信部21で受信され、シ
ステム制御回路7がその命令を判別して、テレビチュー
ナ4や音声処理部17を制御して、チャンネルを切換え
たり音量を変えたりする。
【0027】さて、この状態でテレビ電話の着呼がある
と、まず回線制御部16よりシステム制御回路17に着
呼が入ったことを知らせる一方、音声処理部17を制御
して、テレビ放送の音量を設定値まで下げるとともに、
呼び出し音をスピーカ22より出す。また、システム制
御回路7は、直ちに表示制御回路12に着呼メッセージ
出力のコマンドを送る。
【0028】表示制御回路12は、これにより内部のテ
キストメモリより該当するメッセージデータを読みだ
し、テレビ画像メモリ6から読みだした画像データに畳
重して出力する。メッセージの表示方法は、図4に示す
ように、画面の上部、下部、子画面(ウィンドウ)など
があるが、ソフトウェアの変更によりどのようにも可能
であることは言うまでもない。
【0029】以上により、テレビを見ていたために、電
話の呼び出し音が聞こえなかったとか、呼び出し音を切
っていたために、電話の着信に気が付かなかったといっ
た問題が解消される。
【0030】次に、操作者(視聴者)がリモコン操作部
20のオンフックボタンを押すと、リモコン信号がテレ
ビ本体のリモコン受信部21で受信され、システム制御
回路7がその命令を回線制御部16と表示制御部12に
送る。回線制御部16は、回線を接続するとともに、音
声処理部17を制御して呼び出し音を停止し、以降、受
信された相手の音声をスピーカ22に出力する。また、
表示制御部12は着呼メッセージの出力停止を行うと共
に、以降、受信された相手画像を子画面(ウィンドウ)
に表示する。
【0031】相手画像は、回線制御部16で音声データ
と分離されてシステム制御回路7を経てコーデック8に
送られ、ここで画像のビットデータに複号化されて、メ
モリ制御回路9により受信バッファメモリ11に書き込
まれる。これを、表示制御回路12が間引き読みだしを
行い、テレビ画像メモリより読みだした画像データに挿
入して、D/Aコンバータ13に出力することにより、
子画面表示される。
【0032】このとき、親画面には今まで見ていたテレ
ビ放送が表示されており、音声も電話の音量より小さい
音で聞こえている。従って、テレビ放送を見ながらで
も、テレビ電話の通話が可能となる。
【0033】このように、相手画像よりもテレビ放送の
映像を優先したい場合は、メインの画面(親)にそれを
表示し、ウィンドウ(子画面)内に相手画像を表示する
が、逆の場合は、リモコン操作部20のボタン操作によ
り、親/子画面の入れ替えを任意に行うことができる。
これは、表示制御回路12において、テレビ画像メモリ
6を間引き読みだしして、受信バッファメモリ11より
読みだした画像データに挿入してD/Aコンバータ13
に出力することにより実現できる。
【0034】ところで、相手画像を子画面に表示した場
合には、通常ディスプレイの中心付近にカメラの光軸を
固定した視線一致型テレビ電話では、視線の一致を行う
ことが難しい。そこで、このシステムでは撮像用カメラ
1を水平方向レール24上に、水平方向駆動モータ25
とともに取り付け、垂直方向レール26と垂直方向駆動
モータ27を組み合わせ画面上の任意の位置に、撮像用
カメラ1の光軸を移動できる機構を備えている。
【0035】例えば、画面右下に相手画像が子画面表示
された場合には、システム制御回路7が水平方向駆動モ
ータ25と垂直方向駆動モータ27を制御し、撮像用カ
メラ1の光軸を子画面内に移動することにより、子画面
での視線一致ができる。
【0036】一方、自分の音声はリモコン操作部20に
内蔵されたマイクにより収音され、コードレス電話と同
じ方法でリモコン信号とは別に、テレビ本体に送られ
る。テレビ本体では、音声受信部19がこの電波を受け
取り、音声処理部17で符号化等の処理をした後、回線
制御部16により、システム制御回路7より送られて来
た送信画像データとともに、回線へ出力される。
【0037】ここで、送信画像は、撮像用カメラ1より
入力した画像が入力切換えSW2、入力映像信号処理部
3を経て、A/Dコンバータ5でディジタル化され、メ
モリ制御回路9によって送信バッファメモリ10に書き
込まれる。操作者はリモコン操作部20のボタンによ
り、システム制御回路7にコマンドを送ることにより、
表示制御回路12によって、テレビ放送の画像や相手画
像の場合と同様に、子画面又は親画面に表示して任意に
モニターできる。
【0038】これと並行して、送信バッファメモリ10
の画像データはメモリ制御回路6により読み出されコー
デック8に送られて圧縮・符号化され、システム制御回
路7を経て、回線制御回路16に送られる。
【0039】また、テレビ放送非視聴時(テレビ電源オ
フ状態)に、テレビ電話がかかって来た場合において
は、この状態でテレビ電話の着呼があると、まず回線制
御部16よりシステム制御回路7に着呼が入ったことを
知らせることによりシステム制御回路7がシステムの電
源を立ち上げる。
【0040】次に、音声処理部17を制御して呼び出し
音をスピーカ22より出すとともに表示制御回路12に
着呼メッセージ出力のコマンドを送る。表示制御回路1
2は、これにより内部のテキストメモリより該当するメ
ッセージデータを読みだし、画面全体、あるいは一部に
表示する。
【0041】リモコン操作部20のオンフックボタンを
押すことにより、回線制御部16により回線が接続され
るとともに、システム制御回路7が音声処理部17及び
表示制御回路12を制御して、呼び出し音及び呼び出し
メッセージの出力を停止する。通話が開始されると、相
手画像は親画面に表示され、子画面には撮像用カメラ1
により撮像された自分の画像がモニター表示される。
【0042】親画面と子画面の入れ替えは、上述したテ
レビ放送視聴時にテレビ通話がかかって来た場合と同様
の操作で任意に行え、その際のカメラ位置の制御も同様
に行われる。また、以降の操作についても、テレビ放送
視聴時にテレビ通話がかかって来た場合と同様であるの
で説明を省略する。
【0043】さらに、テレビ放送視聴時(テレビ電源オ
ン状態)に、テレビ電話をかける場合においては、親画
面にテレビ放送が表示されており、ここで、リモコン操
作部20のオンフックボタンを押すと、表示制御回路1
2により画面の一部に、発信電話番号の入力蘭が表示さ
れる。操作者は、リモコン操作部20のテンキーを使っ
て、電話番号を入力する。
【0044】すると、システム制御回路7が回線制御部
16に発呼命令を出力し、回線制御部16が発呼を行う
とともに、音声処理部17により呼び出し音がスピーカ
22から出力される。このとき、テレビ放送の音量はテ
レビ放送視聴時にテレビ電話がかかって来た場合と同様
に設定値まで下げられる。それと並行して、表示制御回
路12により画面には発信番号とともに、「呼び出し
中」といったメッセージが表示される。
【0045】次に、発呼が成功すると回線制御部16に
より回線が接続され、システム制御回路7が音声処理部
17及び表示制御回路12を制御して、呼び出し音及び
呼び出しメッセージの出力を停止する。そして、親画面
にはテレビ放送が、子画面には相手画像が表示され、通
話が開始される。
【0046】以降の操作及び機能は、上述したテレビ放
送視聴時にテレビ電話がかかって来た場合と同様なの
で、説明は省略する。
【0047】そしてまた、テレビ放送非視聴時(テレビ
電源オフ状態)に、テレビ電話をかける場合において
は、リモコン操作部20のオンフックボタンを押すこと
により、システムの電源が立ち上がり、表示制御回路1
2により画面の一部に、発信電話番号の入力蘭が表示さ
れる。操作者は、リモコン操作部20のテンキーを使っ
て、電話番号を入力する。
【0048】すると、システム制御回路7が回線制御部
16に発呼命令を出力し、回線制御部16が発呼を行う
とともに、音声処理部17により呼び出し音がスピーカ
22から出力される。されと並行して、表示制御回路1
2により画面には発信番号とともに、「呼び出し中」と
いったメッセージが表示される。
【0049】次に、発呼が成功すると回線が接続され、
システム制御回路7が音声処理部17及び表示制御回路
12を制御して、呼び出し音及び呼び出しメッセージの
出力を停止する。そして、親画面には相手画像が、子画
面には自分のモニター画像が表示され、通話が開始され
る。
【0050】以降の操作及び機能は、上述したテレビ放
送視聴時にテレビ電話がかかって来た場合と同様なの
で、説明は省略する。
【0051】以上、テレビ電話以外の画像の入力ソース
としてテレビ放送を上げて説明したが、このかわりにV
TR等の外部入力画像の表示ができることは言うまでも
ない。さらに、それらの画像を表示するだけでなく、送
信画像として送信バッファメモリ10に取り込み、相手
に送信することもできる構成である。
【0052】次に、本願のテレビ電話FAX機能内蔵テ
レビ受像機の他の実施例について説明する。
【0053】本実施例におけるテレビ電話FAX機能内
蔵テレビ受像機は、図2及び図3に示すように、撮像用
カメラ1、入力切換えSW2、入力映像信号処理部3、
テレビチューナ部4、A/Dコンバータ5、テレビ画像
メモリ6、システム制御回路7、コーデック8、画像メ
モリ制御回路9、送信画像バッファメモリ10、受信画
像バッファメモリ11、表示制御回路12、D/Aコン
バータ13、出力映像信号処理部14、ディスプレイ1
5、回線制御部16、音声処理部17、音声受信部1
9、リモコン操作部20、リモコン受信部21、スピー
カ22、ハーフミラー23、水平方向レール24、水平
方向駆動モータ25、垂直方向レール26、垂直方向駆
動モータ27、モデム28、FAX部29より構成され
ている。
【0054】本実施例では、5つの機能を実現する手段
を備えているので、以下各々の場合について説明する。
【0055】内蔵カメラや外部装置により入力された送
信画像を、FAX信号に変換して相手に送信する場合に
おいては、まず、撮像用カメラ1、或は外部入力端子に
接続された機器、又はテレビチューナ4で受信したテレ
ビ放送画像などを、入力切換えSW2及び入力映像信号
処理部3で切換え、A/Dコンバータ5でデイジタル化
した後、メモリ制御回路9によって送信バッファメモリ
10に書き込む。この画像データは、リモコン操作部2
0の操作により、必要に応じて親画面又は子画面に表示
したり、FAX部29のプリンタにより出力することが
できる。
【0056】ここで、回線がアナログの場合は、この画
像データはメモリ制御回路9によって読み出され、シス
テム制御回路7によりモデム28へ送られる。ここでデ
ータはアナログ回線FAX信号に変換され、回線制御部
16より相手に送信される。また、デイジタル回線の場
合は、メモリ制御回路9により読み出されたデータは、
コーデック8に送られ、圧縮・符号化処理され、システ
ム制御回路7によってデイジタルFAX信号に変換さ
れ、モデム28をパスして回線制御部16より相手に送
信される。
【0057】また、受信したFAX信号を、テレビ画面
に表示するとき、回線制御部16において、アナログ回
線FAX信号が受信された場合は、システム制御回路7
により、受信データがモデム28でデイジタルデータに
変換され、又デイジタルFAX信号が受信された場合に
は、コーデック8により伸長・符号化されたのち、メモ
リ制御回路9によって受信バッファメモリ10に書き込
まれる。書き込まれた受信画像は、リモコン操作部20
の操作により、必要に応じて親画面又は子画面に表示し
たり、FAX部29のプリンタにより出力することがで
きる。
【0058】そして、FAXより読み込んだ画像を、テ
レビ電話信号に変換して送信する場合において、FAX
部29の読み取り部から読み取ったデータを、システム
制御回路7がメモリ制御回路9に送り、それにより送信
バッファメモリ10に書き込まれる。書き込まれた画像
データは、リモコン操作部20の操作により、必要に応
じて親画面又は子画面に表示する一方、再びメモリ制御
回路9により読み出され、コーデック8に送られて圧縮
・複号化されて、システム制御回路7によってモデム2
8に順次送られる。
【0059】回線がアナログの場合は、モデム28によ
りアナログFAX信号に変換され、デイジタル回線の場
合は、モデム28をパスして、回線制御部16より相手
に送信される。
【0060】次に、受信したテレビ電話信号をFAX信
号に変換して、プリンタに出力するときは、回線制御部
16において、アナログ回線テレビ電話信号が受信され
た場合は、システム制御回路7により、受信データがモ
デム28でデイジタルデータに変換され、又デイジタル
FAX信号が受信された場合には、モデム28をパスし
てコーデック8により伸長・複号化されたのち、メモリ
制御回路9によって受信バッファメモリ10に書き込ま
れる。
【0061】書き込まれたテレビ電話受信画像は、リモ
コン操作部20の操作により、必要に応じて親画面又は
子画面に表示できるとともに、FAX部29のプリンタ
により出力できる。
【0062】さらに、リモコン内蔵のスキャナで取り込
んだ画像を、FAX信号またはテレビ電話信号に変換し
て送信する場合においては、リモコン操作部20に内蔵
されたイメージスキャナによりスキャンされた画像デー
タは、リモコン信号と同様の方法で順次テレビ本体のリ
モコン受信部に送信される。次に、システム制御回路7
により、メモリ制御回路9にデータが送られ、送信画像
バッファメモリ10に書き込まれる。
【0063】ここで、もしアナログFAX信号として送
信したい場合は、以降、送信画像をFAX信号に変換し
て送信する場合と同様の手順により実現できる。また、
テレビ電話信号として送信した場合は、以降、TV電話
信号に変換して送信する場合と同様の手順により実現で
きる。
【0064】以上により、FAXとテレビ電話間での画
像情報の変換(やりとり)が自由に可能となる他、テレ
ビのリモコンに内蔵されたスキャナにより、テレビ電話
での通話の途中で、テレビ本体のFAX原稿読み取り口
に原稿を入れに行く必要がなく、手元で原稿を入力する
ことができる。これは、テレビ電話とFAXとリモコン
及びリモコンスキャナを備えたゆえに実現できる機能で
ある。
【0065】
【発明の効果】本願の発明は、テレビ放送を受像するた
めのチューナを備え、非通話時には通常のテレビ受像機
として機能することを第1の特徴とし、テレビ電話の着
呼があった時点に、テレビ放送を視聴していた場合には
画面の一部に、又テレビ放送を視聴していない場合は全
画面に、着呼が入ったことを知らせるテキスト等の表示
を行う手段と、それと同時に、テレビ放送を視聴してい
た場合には、テレビのスピーカからテレビ音量を設定値
以下に下げ、テレビ放送を視聴していない場合は設定値
の音量で呼び出し音を出す手段と、通話時には、2画面
表示以上のマルチ画面表示を行い、テレビ放送を中断す
ることなく視聴できるようにする手段と、通話時のマル
チ画面表示で相手画像が子画面に表示された際に、相手
画像との視線一致を行うために、カメラの位置を制御す
る手段と、通話時間、通話料金、月の累積通話料金、相
手の電話番号等の各種情報を、マルチ画面の1つに表示
する手段と、テレビのリモコンに電話機能のキー、及び
自分の音声を拾うためのマイクを付け、電話の操作及び
通話をリモコンによりすべて行える手段を備えた構成で
ある。
【0066】それゆえに、テレビ電話におけるカメラの
取り付け場所や視線一致の問題、及びテレビ放送視聴時
などに電話を取り逃がしてしまうという問題、電話に出
るたびにテレビ画面から離れてしまうために、見たい場
面を見逃してしまう、といった問題などが解消できると
共に、リモコン部にすべての機能を持たせたことによ
り、テレビを見る感覚でテレビ電話の利用ができ、使い
易さ、使い勝手といったヒューマンインターフェイスの
点からも一般家庭に受け入れられ易くなるといった効果
を奏する。
【0067】また、本願の発明は、上記の構成に加え
て、内蔵のカメラ又は、他の外部入力装置等より入力さ
れた送信画像を、送信バッファメモリに記憶した後、F
AX信号に変換して相手に送信する手段と、受信したF
AX信号を、テレビ電話の信号に変換した後、受信画像
メモリに記憶し、テレビ画面に表示する手段と、FAX
より読み込んだ画像情報を、テレビ電話の信号に変換し
て相手に送信する手段と、受信したテレビ電話の画像を
FAX信号に変換して、FAXのプリンタより出力する
手段と、リモコンにイメージスキャナを備え、これより
取り込んだ画像をテレビ本体に伝送し、テレビ電話又は
FAX信号として相手に送信する手段を備えた構成であ
る。
【0068】それゆえに、上記効果に加えて、通話の途
中での書類等の文書のやり取りがより確実にかつ手間を
かけずに行えると共に、テレビ電話対FAXのような異
端末同士でも通信が可能であるため、導入時の問題が少
ないといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に関する一実施例を説明する
ための、概略ブロック図である。
【図2】本発明の請求項1に関する一実施例を説明する
ための、概略透視説明図である。
【図3】本発明の請求項2に関する一実施例を説明する
ための、概略ブロック図である。
【図4】本発明の着信メッセージの表示例を示す説明図
である。
【図5】従来の一般的なテレビ電話装置を示した概略斜
視説明図である。
【図6】従来の視線一致機構を説明する概略透視説明図
である。
【符号の説明】
1 撮像用カメラ 2 入力切換えスイッチ 3 入力映像信号処理部 4 テレビチューナ部 5 A/Dコンバータ 6 テレビ画像メモリ 7 システム制御回路 8 コーデック 9 画像メモリ制御回路 10 送信画像バッファメモリ 11 受信画像バッファメモリ 12 表示制御回路 13 D/Aコンバータ 14 出力映像信号処理部 15 ディスプレイ 16 回線制御部 17 音声処理部 19 音声受信部 20 リモコン操作部 21 リモコン受信部 22 スピーカ 23 ハーフミラー 24 水平方向レール 25 水平方向駆動モータ 26 垂直方向レール 27 垂直方向駆動モータ 28 モデム 29 FAX部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−41083(JP,A) 特開 平2−146885(JP,A) 特開 昭61−260783(JP,A) 特開 平3−108981(JP,A) 特開 昭64−78059(JP,A) 特開 平4−33483(JP,A) 特開 平4−373297(JP,A) 特開 昭49−11011(JP,A) 特開 平4−363956(JP,A) 特開 平4−78258(JP,A) 実開 平4−4473(JP,U) 実開 平4−102342(JP,U) 実開 平1−143548(JP,U) 実開 平1−143545(JP,U) 実開 平1−151354(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 - 7/15 H04N 5/00 H04N 5/445 H04Q 9/00 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像用カメラ、ハーフミラー、ディスプ
    レイ部から構成される送受信画像の視線一致機能を有す
    るテレビ電話において、装置本体に、 FAX信号を送受信するFAX部を内蔵し、 テレビ放送を受像するためのチューナを備え、 非通話時には通常のテレビジョン受像機として機能する
    とともに、テレビ電話の着呼があった時に、テレビジョ
    ン放送を視聴していた場合には画面の一部に、又テレビ
    ジョン放送を視聴していない場合は全画面に、着呼が入
    ったことを知らせる表示を行う着呼表示手段と、 それと同時に、テレビジョン放送を視聴していた場合に
    は、スピーカからのテレビジョン放送の音量を設定値ま
    で下げるとともに呼び出し音を出力し、テレビジョン放
    送を視聴していない場合は設定値の音量で呼び出し音を
    出力する音量制御手段と、 テレビ電話通話時には、2画面表示以上のマルチ画面表
    示を行い、テレビジョン放送を中断する事なく視聴でき
    るようにする画面表示手段と、 テレビ通話時のマルチ画面表示で相手画像が子画面に表
    示された際に、相手画像との視線一致を行うためにカメ
    ラの位置を制御する位置制御手段と、 通話時間、通話料金、月の累積通話料金、相手の電話番
    号等の各種情報を、マルチ画面の1つに表示する情報表
    示手段と、 内蔵のカメラ又は、他の外部入力装置等により入力され
    た画像情報を送信バッファメモリに記憶した後、FAX
    信号に変換して相手に送信する送信手段と、 受信したFAX信号を、テレビ電話の信号に変換した
    後、受信画像メモリに記憶し、テレビ画面に表示するF
    AX表示手段と、 前記FAX部より読み込んだ画像情報を、テレビ電話の
    信号に変換して相手に送信する手段と、 受信したテレビ電話の画像をFAX信号に変換して、前
    記FAX部のプリンタより出力するプリンタ出力手段
    と、を備え、 リモートコントロール装置に 電話機能のキー、及び自分の音声を拾うためのマイク
    、 テレビ電話の操作及び通話をリモートコントロールによ
    りすべて行える操作手段と イメージスキャナと、を備え 前記リモートコントロール装置に備えられたイメージス
    キャナ より取り込んだ画像を装置本体に伝送し、該装置
    本体では、前記送信手段により該画像をテレビ電話又は
    FAX信号として送信することを特徴とするテレビ電話
    機能内蔵テレビジョン受像機。
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