JPH05207452A - テレビ会議モジュール - Google Patents

テレビ会議モジュール

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JPH05207452A
JPH05207452A JP4014173A JP1417392A JPH05207452A JP H05207452 A JPH05207452 A JP H05207452A JP 4014173 A JP4014173 A JP 4014173A JP 1417392 A JP1417392 A JP 1417392A JP H05207452 A JPH05207452 A JP H05207452A
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signal
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JP4014173A
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Yoji Shibata
洋二 柴田
Hitoshi Matsushima
整 松島
Takehiko Yamada
武彦 山田
Kiyoshi Ishida
清 石田
Mitsuo Yoshida
充夫 吉田
Atsushi Ishibashi
厚 石橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスプレイ装置に接続することにより、テレ
ビ会議システムを実現することのできる小型で持ち運び
が容易な装置を提供する。 【構成】ディジタル通信路を介した送受を行う通信制御
部と、通信制御手段が送受する画像データと音声データ
についての多重分離を行う多重分離手段と、画像データ
の符号化復号化を行う画像コ−デックと、カメラと、音
声データの符号化復号化を行う音声コ−デックと、音声
のエコ−キャンセリング処理を行うエコ−キャンセラ
を、持ち運び可能なサイズの筐体内に収容することによ
り、テレビ会議モジュ−ルとして一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線で結ばれた遠
隔地間での、映像と音声を用いた会議を可能とするテレ
ビ会議システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ会議システムは、デイスプ
レイ装置、コーディック、カメラ、マイク、操作器等の
独立した機器を組み合わせることにより構成されてい
た。また、会議に必要とされる機能に応じて、書画撮影
装置や電子黒板や小型コンピュータを、さらに組み合わ
せることにより構成されていた。
【0003】一方、基本部分の機器器を1つのラックに
収め、移動可能とすることにより、テレビ会議専用の部
屋を必要としないテレビ会議システムもあった。
【0004】なお、本発明に関連する本出願人らによる
出願としては、特願平02ー23909号、特願平02
ー406984号、特願平03ー25987号、特願平
03ー25991号、特願平3ー17049号、特願平
3ー170425号、特願平3ー17046号、特願平
3ー17031号、特願平3ー34009号、特願平1
ー304613号、特願平3ー27086号等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】テレビ会議において
は、多人数が同時に画面を視認可能である必要があるた
め、ディスプレイは、ある程度の大きを有することが望
ましい。また、従来、情報量の大きな画像データを高速
に処理する必要のあるコーデックの小型化はあまり進ん
でおらず、大型のものがほとんどであった。
【0006】そのため、このような機器を組み合わせて
構成される従来のテレビ会議システムの規模は大きいも
のであり、通常、テレビ会議にはテレビ会議専用の部屋
が必要であった。また、テレビ会議システムの導入の負
担は重かった。また、テレビ会議を行う際には参加者
が、テレビ会議専用の部屋に移動しなければならず不便
であった。また、移動式のテレビ会議システムであって
も、その大きさ重量より、その移動には数人がかりで行
う必要があり、気軽に使用できるものではなかった。
【0007】ところで、現在、ディスプレイとしてはC
RTディスプレイ装置が最も一般的であり、主としてテ
レビジョン放送の受信画像の表示用として用いられてい
る。このようなディスプレイは、本来、汎用性ある装置
であって、接続された衛星放送受信機モジュールと共に
衛星放送受信システムを構成したり、接続されたビデオ
テープレコーダモジュールと共に記録画像の再生表示シ
ステムを構成したりすることができる。このため、各会
議室や家庭の居間等の人が集う場所には、ディスプレイ
が既に設置されている場合が多い。一方、テレビ会議シ
ステムに用いるディスプレイは、特殊なものである必要
はない。なお、1対1で、音声、映像を交換するテレビ
電話に関しても同様な事情がある。
【0008】そこで、本発明は、小型で持ち運びが容易
な単一の装置であって、既設のディスプレイに接続する
ことにより、テレビ会議システムもしくはテレビ電話シ
ステムを実現することのできるテレビ会議モジュールを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、画像データのディジタル通信路を介した送受
を行う通信制御部と、通信制御部が受信した画像データ
から画像信号を復号化して外部に出力し、入力する符号
化対象画像信号を画像データに符号化して前記通信制御
部に送る画像コーデックと、外部の映像を撮影可能であ
って、撮影によって得た画像信号を前記画像コーデック
に符号化対象画像信号として出力するカメラとが、単一
筐体内に収容されたモジュール型の装置であることを特
徴とするテレビ会議モジュールを提供する。
【0010】また、同様に、本発明は、多重化された画
像データと音声データのディジタル通信路を介した送受
を行う通信制御部と、通信制御部が送受する画像データ
と音声データについての多重分離を行う多重分離部と、
多重分離部が分離した画像データから画像信号を復号化
して、外部に接続されたディスプレイに出力し、入力す
る符号化対象画像信号を画像データに符号化して前記多
重分離部に送る画像コーデックと、外部の映像を撮影可
能であって、撮影によって得た画像信号を前記画像コー
デックに符号化対象画像信号として出力するカメラと、
多重分離部が分離した音声データから音声信号を復号化
して外部に接続されたスピーカに出力し、外部に接続さ
れたマイクロフォンから入力する符号化対象音声信号を
音声データに符号化する音声コーデックとが、単一筐体
内に収容されたモジュール型の装置であることを特徴と
するテレビ会議モジュールを提供する。
【0011】
【作用】本発明に係るテレビ会議モジュールは、小型で
持ち運びが容易なモジュール型の単一の装置であって、
通信制御部と、画像コーデックと、カメラとを内蔵して
いる。ここで、通信制御部は、画像データのディジタル
通信路を介した送受を行い、画像コーデックは、通信制
御部が受信した画像データから画像信号を復号化して外
部に出力し、入力する符号化対象画像信号を画像データ
に符号化して前記通信制御部に送り。カメラは、外部の
映像を撮影し、撮影によって得た画像信号を前記画像コ
ーデックに符号化対象画像信号として出力する。したが
い、利用者は、既設のディスプレイに接続するのみで、
デジタル通信路を介して互いの映像を交換することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るテレビ会議システムの一
実施例について説明する。
【0013】まず、図1に本実施例に係るテレビ会議シ
ステムの構成を示す。
【0014】図中、1はデジタル通信網に接続するテレ
ビ会議モジュ−ル、2は操作キ−ボ−ド、3はマイク、
4は書画撮影スタンド、5は電子黒板、6はビデオテ−
プレコ−ダ、7はディスプレイ、8はディスプレイを格
納するディスプレイラックである。なお、本実施例で
は、ディスプレイ7を、スピ−カを内蔵したCRTディ
スプレイ装置として説明する。
【0015】本テレビ会議システムはテレビ会議モジュ
−ル1と、テレビ会議モジュ−ル1に接続するディスプ
レイ7、テレビ会議モジュ−ル1に接続する操作キ−ボ
−ド2、操作キ−ボ−ドを介してテレビ会議モジュ−ル
1に接続するマイク3を基本構成とし、必要に応じて書
画撮影スタンド4、電子黒板5、ビデオテ−プレコ−ダ
6をテレビ会議モジュ−ル1に接続して、システムを拡
張する構成となっている。また、後述するように、必要
に応じて、外部カメラをファクシミリや小型コンピュ−
タをテレビ会議モジュ−ル1に接続できるようになって
いる。
【0016】図示するように、本実施例に係るテレビ会
議システムは、ボックス型のテレビ会議モジュ−ル1を
特徴とし、テレビ会議モジュ−ル1、操作キ−ボ−ド
2、マイク3を接続することにより、通常のディスプレ
イが設置されている会議室や、居間等でテレビ会議を行
えるようになっている。
【0017】テレビ会議モジュ−ル1は、カメラを内蔵
しており、また、ディスプレイ7を格納したラック8の
天板上、もしくは、直接ディスプレイ7上に載置可能な
大きさ、形状を有している。テレビ会議モジュ−ル1
は、内蔵したカメラで、ラック8の天板上もしくはディ
スプレイ7上から撮影した映像を、符号化し、接続する
デジタル通信網を介して、通信相手側に送信する。ま
た、デジタル通信網を介して受信した相手側の映像を復
号化にディスプレイ7に出力する。
【0018】まず、テレビ会議モジュ−ルについて説明
する。
【0019】図2に、本実施例に係るテレビ会議モジュ
−ル1の外観を示す。
【0020】図示するように、テレビ会議モジュ−ル
は、一般的なビデオテ−プレコ−ダや衛星放送チュ−ナ
等と同様な、ボックス型のモジュ−ルである。また、図
中、101はカメラ窓であって、カメラ窓の後方にはカ
メラが内蔵される。また、102はマイク3の感度を調
整するための、回転型ボリュ−ムである。背面には各種
端子が設けられている。
【0021】次に、図3に、テレビ会議モジュ−ルの正
面図a、側面図b、背面図cを示す。
【0022】背面図3cに示すように、テレビ会議モジ
ュ−ル1背面には、2つの映像信号入力端子816、8
25、2つの映像信号出力端子817、824、音声信
号入力端子819、音声信号出力端子818、823、
G3FAX用モジュラ−ジャック820、RS232C
コネクタ821、操作キ−ボ−ド用コネクタ822、電
源ケ−ブル接続用3極端子311、電源スイッチである
ところのシ−ソスイッチ312が設けられている。
【0023】また、4つのアジャスト機構付支持部32
0によって、それぞれ独立にボディと設置面の間隔を調
整することができるようにしている。これによりボディ
310そしてボディに内蔵されたカメラの傾きを調整す
ることができる。
【0024】なお、図4に、テレビ会議モジュ−ルの平
面図と底面図を示しておく。
【0025】次に、テレビ会議モジュ−ルの内部構成に
ついて説明する。
【0026】図5にテレビ会議モジュ−ルの内部構成を
示す。
【0027】図中、830はデジタル通信網に接続する
端子であり、本実施例では、デジタル通信網をISDN
とし、端子830を8pのモジュラジャックとする。ま
た、テレビ会議モジュ−ル1は、カメラ807、ビデオ
スイッチ806、ビデオアンプ808、画像コ−デック
805、マルチメディア多重分離・端末間信号制御部8
04、網インタフェ−ス・通信網制御部803、音声コ
−デック810、エコ−キャンセラ811、オ−ディオ
スイッチ813、オ−ディオアンプ812、FAXイン
タフェ−ス814、データインタフェ−ス815、制御
部802、電源801を有している。
【0028】また、外部入出力端子として、2つの映像
信号入力端子816、825、2つの映像信号出力端子
817、824、音声信号入力端子819、音声信号出
力端子818、823、G3FAX用モジュラ−ジャッ
ク820、RS232Cコネクタ821、操作キ−ボ−
ド用コネクタ822、電源ケ−ブル接続用3極端子31
1を有している。これらのコネクタ類および端子803
は、前述したようにテレビ会議モジュ−ル1の背面に配
置される。
【0029】さて、網インタフェ−ス・通信網制御部8
03は、ISDNにコネクタ830を介して接続し、通
信相手端末との通信チャネルの確立等の網との間の通信
制御や通信処理を行なう。マルチメディア多重分離・端
末間信号制御部804は、通信相手端末との間で各種制
御を行なう。また、マルチメディア多重分離・端末間信
号制御部804は、受信した通信フレ−ム内から、ビデ
オデ−タ、オ−ディオデ−タ、デ−タ、制御データ等の
データ種毎の分離や、各種データの送信通信フレ−ム内
への多重を行なう。ビデオデータは画像コ−デック80
5の網側のインタフェ−スデータであり、オ−ディオデ
ータは音声コ−デック810と網側のインタフェ−スデ
ータであり、デ−タはデータインタフェ−ス814やF
AXインタフェ−ス814とのインタフェ−スデータで
ある。また、制御データは制御部802との間で送受さ
れる。
【0030】マルチメディア多重分離・端末間信号制御
部804は、受信した通信フレ−ム内から分離したデ−
タを、あらかじめ送信相手端末と定めた規約に従い、G
3FAXデータ、コンピュ−タデータ、各種制御データ
等に分離し、これらを、FAXインタフェ−ス813や
データインタフェ−ス814を介し、G3FAX用モジ
ュラ−ジャック820やRS232Cコネクタ821に
送る。
【0031】また、逆に、G3FAX用モジュラ−ジャ
ック820やRS232Cコネクタ821から多重化し
て送信するデータを受け取る。
【0032】カメラ807は画像を取り込む。806
は、映像信号入力端子816よりの入力を、カメラ80
7よりの入力に代えて画像コ−デックに出力するビデオ
スイッチである。これにより、映像入力端子816、8
25には、書画撮影スタンド4と外部カメラをに接続可
能となっている。したがい、内蔵カメラ807に代え
て、会議参加者を撮影する外部カメラを設けるようにす
れば、テレビ会議モジュ−ル1ラック8内に収納して使
用することもできる。
【0033】画像コ−デック805は、入力した画像信
号を符号化し、マルチメディア多重分離・端末間信号制
御部804に送る。また、マルチメディア多重分離・端
末間信号制御部804が受信通信フレ−ムより分離した
ビデオデータを復号化し、ビデオアンプ808を介し
て、映像信号出力端子817、824に出力する。映像
信号出力端子824は、ディスプレイ7の外部映像入力
端子と接続し受信画像の表示を行う。映像信号出力端子
817とはビデオテ−プレコ−ダ6の外部映像入力端子
を接続し、必要に応じてテレビ会議の内容の記録を行え
るようにする。
【0034】音声入出力端子818、819、823に
は外部オ−ディオ機器のオ−ディオ入出力が接続可能と
なっている。オ−ディオスイッチ813は、G3FAX
用モジュラ−ジャック820に接続するG3ファックス
よりの入力と、音声入力インタフェ−ス819に接続さ
れる機器よりの入力と、コネクタ822に接続する操作
キ−ボ−ド2に接続するマイクよりの入力との内のいず
れかを、エコ−キャンセラ811を介して音声コ−デッ
ク810に接続するオ−ディオスイッチである。
【0035】音声コ−デック810は、入力した音声信
号を符号化し、マルチメディア多重分離・端末間信号制
御部804に送る。また、マルチメディア多重分離・端
末間信号制御部804が受信通信フレ−ムより分離した
オ−ディオデータを復号化し、エコ−キャンセラ81
1、オ−ディオアンプ812を介して、オ−ディオ出力
端子818、823に出力する。オ−ディオ出力端子8
18には、ビデオテ−プレコ−ダ6の外部音声入力端子
を接続し、オ−ディオ出力端子823にはディスプレイ
の外部音声入力端子を接続する。
【0036】エコ−キャンセラは、音声データよりの復
号音声信号とオ−ディオスイッチよりの音声信号との間
でエコ−キャンセリング処理を行い、通信中のハウリン
グの発生を防止する。なお、エコ−キャンセラ811に
代えて、オ−ディオアンプ812への出力と、オ−ディ
オスイッチ813よりの入力の、いずれか一方を選択的
に抑止するエコ−サプレッサを設けることにより、ハウ
リングを防止するようにしてもよい。
【0037】FAXインタフェ−ス814は、G3FA
Xモジュラ−ジャック820に接続されるアナログFA
XであるG3FAXから受け取った送信信号を、FAX
データをオ−ディオデータとして取り扱う場合は、音声
コ−デック810に送り、FAXデータをデータして取
り扱う場合は、送信信号をデジタル化して符号化し、マ
ルチメディア多重分離・端末間信号制御部804に送
る。また、これとは逆に、G3FAXへの受信データを
音声コ−デック810から受け取った場合は、そのまま
G3FAX用モジュラ−ジャック820へ送り、G3F
AXへの受信データをマルチメディア多重分離・端末間
信号制御部804より受け取った場合は、復号化してア
ナログ信号に変換して、G3FAX用モジュラ−ジャッ
ク820へ送る。
【0038】RS232Cコネクタ820は、RS23
2Cインタフェ−スで、コンピュ−タやワ−ドプロセッ
サや電子黒板を接続可能なコネクタである。RS232
Cコネクタは、データインタフェ−スを介して、制御部
802またはマルチメディア多重分離・端末間信号制御
部804に接続する。
【0039】制御部802は、操作キ−ボド4とシリア
ルデータ通信によりデータ通信を行う。また、制御部8
02は、マルチメディア多重分離・端末間信号制御部8
04より受け取ったデータや、操作キ−ボ−ド4より受
け取ったデータに基づいて、たとえば、後述するメニュ
−画面の表示制御等、テレビ会議モジュ−ルの各部の様
々な制御を行う。
【0040】ここで、表1にテレビ会議モジュ−ル1の
外部機器インタフェ−スをまとめておく。
【0041】
【表1】
【0042】さて、画像コ−デック805は、CCIT
T標準H.261に規定されているアルゴリズムに従っ
た画像の符号化復号化を行う。ところで、画像コ−デッ
クは、前記出願、特願平02−23909号、特願平0
3−25987号、特願平3−34009号、特願平1
−304613号、特願平3−27086号、特願平2
−406984号等記載の技術や、近年の高集積化技術
を用いて小型化を図ることができる。また、今後、ます
ます小型化されることが予想される。たとえば、本出願
人であるところの株式会社日立製作所が市販しているテ
レビ電話機HV−100等においては、約A5サイズの
基板2枚で画像コ−デックが実現されている。 図6
に、テレビ会議モジュ−ル1の内部構造を示す。
【0043】図示するように、テレビ会議モジュ−ルは
カメラ807と6枚の回路基板601〜606で構成さ
れている。
【0044】図中、310はボディ、320はアジャス
ト機構付支持部であって、ボディ内には6つの基板60
1〜606が図示するように取付けられている。
【0045】回路基板601、602は画像コ−デック
805を搭載した基板であって、その大きさを、それぞ
れ前記テレビ電話機HV−100と同じ、約A5サイズ
としてある。回路基板603はマルチメディア多重分離
・端末間信号制御部804、網インタフェ−ス・通信網
制御部803、音声コ−デック810、エコ−キャンセ
ラ811、FAXインタフェ−ス814、データインタ
フェ−ス815、制御部802。ビデオスイッチ80
6、ビデオアンプ808を搭載した基板である。回路基
板604はエコ−キャンセラ811とオ−ディオアンプ
812とオ−ディオスイッチ813を搭載した基板であ
る。回路基板605、606は電源801を搭載した基
板である。
【0046】このように、画像コ−デック805を約A
5サイズの基板2枚として構成することにより、テレビ
会議モジュラ1を、一般的な家庭用ビデオテ−プレコ−
ダ等と同程度のサイズのボックス型のモジュ−ルとして
実現することができる。本実施例では、回路基板60
1、602を168mm×184mm、回路基板603
を256mm×210mm、回路基板604を140m
m×260mm、回路基板605を156mm×116
mm、回路基板606を227mm×88mmとし、テ
レビ会議モジュ−ル1のボディ310のサイズを幅43
1mm、高さ82mm、奥行き300mmとした。
【0047】なお、エコ−キャンセラ811や音声コ−
デック810や網インタフェ−ス803等の回路は、市
販の専用LSIを使用することができるので、図示した
サイズの回路基板603、604、605、606で、
充分に本テレビ会議モジュ−ル1を構成することができ
る。
【0048】ところで、高さ150mm、幅500m
m、奥行き450mm以内の大きさであれば、図1に示
すように、テレビ会議モジュ−ル1をディスプレイラッ
ク8上もしくはディスプレイ上に載置して支障無く使用
できると共にラック内に収容することもできる考えられ
る。
【0049】次に、図7に、テレビ会議モジュ−ルの組
立のようすを示す。
【0050】図示するように、テレビ会議モジュ−ル1
の組立は、カメラ807、回路基板601〜606を組
み込んだボディベ−ス部710に、トップパネル71
1、フロントパネル712、バックパネル713、アジ
ャスト機構付支持部320を取付けることにより行われ
る。
【0051】次に、操作キ−ボ−ド2について説明す
る。
【0052】図8に操作キ−ボ−ドの外観を示す。図示
するように、本操作キ−ボ−ド2は、扇型の形状をして
おり、上面に各種キ−が配置され、背面にはマイク接続
用の端子群910が設けられている他、テレビ会議モジ
ュ−ル1と接続するためのケ−ブル用の端子が設けられ
ている。また、前面には内蔵マイク920が配置されて
いる。
【0053】本操作キ−ボ−ドの上面のキ−配置を図9
に、そのキ−が指定する機能の一覧を表2、表3に示
す。
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】代表的なキ−を説明すると、図中、901
はテレビ会議モジュ−ル1に内蔵されているスピ−カ1
04の音量を調節するボリュ−ム、902はカメラのズ
−ム機能を制御するキ−、903はテレビ会議モジュ−
ル1の通信機能を制御するためのテンキ−および機能キ
−でありISDN端末と同等のものである。但し、本実
施例では、テンキ−をアルファベットキ−と共用してい
る。904はテレビ会議モジュ−ル1のカメラに雲台を
備えた場合、これを制御するためのキ−である。また、
905は送信する画像の画質を切り換えるキ−、906
は送信映像として、テレビ会議モジュ−ル1内蔵のカメ
ラからの入力と、書画撮影スタンド等の外部カメラの入
力とを切り換えるキ−、907、908は送信データを
画像音声データから、テレビ会議モジュ−ル1に接続さ
れたFAXや、小型コンピュ−タよりの入力データに切
り換えるキ−である。その他、操作キ−ボ−ドの上面に
は電源投入を示すLED909等表示器が設けられてい
る。
【0057】ここで、図10には、操作キ−ボ−ド2の
正面図、平面図、底面図を示し、図11に操作キ−ボ−
ド2の側面図、背面図、断面図を示しておく。図11
中、910は外部マイク接続用の端子群である。
【0058】次に、図12に操作キ−ボ−ドの内部構成
を示す。
【0059】図12Aに示す用に、操作キ−ボ−ド2
は、テレビ会議モジュ−ルから供給される電源を各部に
分配するスイッチングレギュレ−タ1001、前記各種
キ−を構成するキ−スイッチ群、LED1003を有し
ている。また、テレビ会議モジュ−ルより供給されるデ
ータクロックを用いて、テレビ会議モジュ−ル1とシリ
アルデータ通信を行いつつ、各種キ−スイッチ1002
やLEDを制御するCPU1007を有し、内蔵マイク
920、外部マイクを接続するマイクジャック910、
内蔵マイク920よりの入力と外部マイクよりの入力を
ミキシングするマイクミキサ1005、テレビ会議モジ
ュ−ル1が音声信号出力端子8181、823より出力
する音声信号のレベルを調整するボリュ−ム901、マ
イクミキサ1005を有している。また、1006はテ
レビ会議モジュ−ル1と接続するケ−ブル1010用の
端子である。
【0060】また、図示するように、本操作キ−ボ−ド
2とテレビ会議モジュ−ル1との接続は1本にまとめら
れた復号ケ−ブル1010を用いて行っている。また、
マイクミキサ905よりの出力は、600オ−ムのトラ
ンスを介し、図12Bに示すようにケ−ブル1010内
に設けたシ−ルド線1011を用いてテレビ会議モジュ
−ル1に送っている。
【0061】次に、書画撮影スタンド4について説明す
る。
【0062】図13に、書画撮影スタンド4の外観を示
す。
【0063】おおまかにいって、書画撮影スタンド4
は、書画台1101、下方リンク1102、上方リンク
1103、カメラ1104から構成される。また、書画
台上撮影中心部にはLED1105が埋め込まれてお
り、また、書画台角にはカメラ制御用キ−1106が設
けられている。カメラ制御用キ−としてはカメラ110
4のズ−ム制御キ−(広角/望遠)、オ−トフォ−カス
機能のイネ−ブルキ−、マニュアルフォ−カス制御キ−
を設けている。
【0064】下方リンク1102は書画台1101に枢
着され、上方リンク1103は下方リンクに枢着され、
カメラ1104は上方リンクに枢着されており、カメラ
1104は、書画台上に設置された書画の撮影の他、書
画台の前方、後方をも撮影することができる。したが
い、先に示した図1のように、書画台後方に黒板を配置
し、書画撮影時以外は、この黒板に書かれた文字図形等
を撮影して送信することもできる。
【0065】書画台1101上に埋め込んだLEDは、
撮影する書画の位置決めを容易にするために設けたもの
ものである。すなわち、このように発光体を埋め込むこ
とにより、書画台上に撮影のために書類等を置いた場合
でも透過光により容易に撮影の中心点を把握することが
できるのである。ところで、LEDは、書画台上の、標
準的な大きさ(たとえばA4サイズやB5サイズ)の書
画の撮影領域の4角等に設けるようにしてもよい。この
ようにして設けたLEDの透過光により、標準サイズ以
上の大きさの書画の所望領域の把握、撮影が、書画台上
の前記4角にマ−クを付しておく従来の書画台に比べ容
易になる。
【0066】ここで、図14に、書画撮影スタンド4の
右側面図、背面図、平面図および底面図を示し、図15
に、書画撮影スタンド4の左側面図および背面図をしめ
しておく。
【0067】ところで、本実施例に係る書画撮影スタン
ドにおいては、図16に示すように、下方リンク110
2の長さlを、書画台の長さLを超えないように設定し
てあり、上方リンク1103の長さmを下方リンク長さ
lより短くなるように設定してある。また、下方リンク
1102の両腕の間の幅Nを、下方リンクの幅nより大
きくとってある。したがい、図17中の正面図、側面
図、平面図のそれぞれに示すように、下方リンク100
2を書画台1001の上に、上方リンク1003を下方
リンク1002の間に折たたむことができ、コンパクト
な状態で、持ち運びまたは収納することができる。
【0068】最後に、本テレビ会議システムのマンマシ
ンインタフェ−スについて説明する。 テレビ会議実施
中は、通常、ディスプレイ7上に受信した相手側の映像
が表示されるが、前述した操作キ−ボ−ドのモニタ/子
画面キ−が押されると、テレビ会議モジュ−ル1は、図
18に示すように、モニタ101左角に子画面を表示
し、自身のカメラで撮影した自画像を表示する。また、
この状態でモニタ/子画面キ−が押されると、モニタ全
面に自画像を表示し、もう1度モニタ/子画面が押され
ると通常状態に戻りモニタ全面に相手画像を表示する。
【0069】また、テレビ会議モジュ−ル1はディスプ
レイ7の表示を用いて操作のガイダンスや現状態の通知
を行う。
【0070】図19に、モニタを用いた操作ガイダンス
および状態通知のようすを示す。
【0071】図19aは、電源投入時の表示を示したも
のであり、ディスプレイ7の表示画面左上角に現在の時
刻を表示している。
【0072】そして、この状態で、操作キ−ボ−ド2の
発信/プリセットキ−が押されると、モニタ表示を図1
9bのように切り替え、ダイヤル入力を促すメッセ−ジ
を表示する。次にテレビ会議を行う相手の電話番号が、
操作キ−ボ−ドのテンキ−より入力されると、図19c
に示すように、この番号を順次表示する。次に、表示さ
れた電話番号を確認した利用者によって、再度、発信/
プリセットキ−が押されると、ISDNとの間にチャネ
ルを確立して入力された番号を送信し、図19dに示す
ように呼出し中である旨の表示を行う。そして、相手側
との通信が開始されたら、図19eに示すように開始時
よりの経過時間を表示する。
【0073】一方、非通信中に着信があった場合は、図
19fに示すように発信元の電話番号と着信があった旨
を表示する。
【0074】また、本実施例に係るテレビ会議モジュ−
ル1は、この他にも種々の機能をメニュ−形式で提供す
る。
【0075】図20に、ディスプレイ7に表示されるメ
ニュ−を示す。
【0076】電源投入時もしくは通信中、すなわち、図
19aもしくはeの表示状態で操作キ−のメニュ−キ−
が押されると、図20aのメインメニュ−を表示する。
【0077】図20a中、各図形は、提供する機能に対
応して設けたアイコンである。たとえば、1701は電
話帳機能を起動するアイコンであり、1702はテレビ
会議モジュ−ル1の通信モ−ドや表示モ−ド等の各種状
態を設定する機能を起動するアイコンであり、1703
はテレビ会議モジュ−ル1に内蔵されている時計の時刻
を調整する機能を起動するアイコンであり、1705は
過去の通信に関する情報(通信相手、電話番号、料金
等)をを操作する機能を起動するアイコンであり、17
06は図19で示した時刻表示を行うか否かを選択する
アイコンである。また、1704はメニュ−を終了する
アイコンである。各種アイコンは、操作キ−ボ−ドのテ
ンキ−中の1から6の配置に対応した配置で表示されて
おり、配置が対応しているテンキ−が押し下げられた場
合に、当該アイコンが提供する機能が起動される。
【0078】たとえば、テンキ−1の押し下げにより電
話帳機能が起動されると、ディスプレイ7には、図20
bに示すようなメニュ−が表示される。すなわち最上部
には当該メニュ−を起動したアイコンと同図形を表示
し、領域1711には既に登録されている通信相手氏名
とその電話番号が表示される。利用者はアイコン171
3もしくは1714を配置が対応するテンキ−を押し下
げることにより指定し、領域1711内の表示をスクロ
−ルし、情報を操作する通信相手を選択アイコン171
5を配置が対応するテンキ−を押し下げることにより指
定する。アイコン1716はメニュ−画面図20aに戻
るためのアイコンである。
【0079】さて、選択アイコン1715が指定される
と、図20cに示すメニュ−を表示する。最上部には当
該メニュ−を起動したアイコンと当該メニュ−の親メニ
ュ−で最上部に表示していたアイコンの図形を表示し、
領域1721には選択された通信相手について登録され
ている全情報を表示する。1722は領域1712に表
示されている通信相手への発信を指定するTELアイコ
ンである。当該アイコンに対応するテンキ−を押し下げ
られるとテレビ会議モジュ−ル1は、登録されている情
報に従い選択された通信相手に発呼し、各メニュ−処理
を終了し、図19dの表示に移行する。1724は登録
されている情報を変更等するためのアイコンであり、当
該アイコンにに対応するテンキ−を押し下げられると、
登録されている情報を変更等するための機能を表示し、
これに対応する新たなメニュ−を表示する。この新たな
メニュ−においても同様に、操作キ−ボ−ドの各キ−
に、必要な入力機能を割り当て、ユ−ザによる情報の入
力等を受付ける。すなわち、たとえば、所定の入力キ−
に応じて、入力文字の候補を順次切り換えるようにす
る。また、漢字への変換も所定の入力キ−の機能を拡張
することにより実現できる。
【0080】一方、図20aのメインメニュ−におい
て、登録アイコン1702が指定された場合は、図20
dに示すメニュ−を表示する。図20bに示すメニュ−
においては、領域1731にテレビ会議モジュ−ルの現
在の各種状態を表示する。ユ−ザは、図20bのメニュ
−の操作と同様な手順で、項目を指定し、変更アイコン
1732を指定することにより指定した項目の状態を、
あらかじめ登録しておいた他の候補に設定しなおすこと
ができる。
【0081】ところで、このような階層的なメニュ−処
理の最中に、テレビ会議モジュ−ルに着呼した場合は、
領域1733に着信の旨を表示するようにする。なお、
このようなメニュ−を用いた機能の、より詳細な情報は
本出願人らによる特許出願、特平3−25991号に記
載されており、当該既出願と同様に、テレビ会議モジュ
−ルにおいて実現することができる。
【0082】なお、本実施例においては、ディスプレイ
7をCRTを用いたディスプレイ装置として説明した
が、ディスプレイは、液晶ディスプレイ、プロゲクショ
ンディスプレイの他のディスプレイ装置であってもよ
い。また、本実施例では、テレビ会議モジュ−ル1をデ
ィスプレイ7もしくはディスプレイラック8上に載置す
る場合を主として説明したが、テレビ会議モジュ−ル1
内のカメラ807が利用者を撮影できる位置であれば、
テレビ会議モジュ−ル1をどこに置いて使用してもかま
わない。
【0083】なお、本実施例に係るテレビ会議モジュ−
ルは、本実施例に係るテレビ会議システムと同様にテレ
ビ電話システムを実現することができる。たとえば、ほ
とんどの家庭の居間に置かれているテレビジョンに、本
実施例に係るテレビ会議モジュ−ル1を接続すれば、テ
レビ電話システムが構成される。このような適用におい
ては、本実施例に係るテレビ会議モジュ−ルは、テレビ
電話モジュ−ルという名称で呼ばれるであろうが、実質
的に同一性のある装置である。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、小型で
持ち運びが容易な単一の装置であって、既設のディスプ
レイ装置に接続することにより、テレビ会議システムお
よびテレビ電話システムを実現することのできるテレビ
会議モジュ−ルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るテレビ会議システムの構
成と使用状況を示す説明図である。
【図2】テレビ会議モジュ−ルの構成を示す外観図であ
る。
【図3】テレビ会議モジュ−ルの正面、側面および背面
を表す図である。
【図4】テレビ会議モジュ−ルの底面、平面を表す図で
ある。第2の構成例に係
【図5】テレビ会議モジュ−ルの回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】テレビ会議モジュ−ルの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】テレビ会議モジュ−ルの組立のようすを示した
説明図である。
【図8】操作キ−ボ−ドの外観構成を示す説明図であ
る。
【図9】操作キ−ボ−ドのキ−配置を示す説明図であ
る。
【図10】操作キ−ボ−ドの正面、平面、底面を表す図
である。
【図11】操作キ−ボ−ドの側面、背面、断面を表す図
である。
【図12】操作キ−ボ−ドの回路構成を示すブロック図
である。
【図13】書画撮影スタンドの構成を示す外観図であ
る。
【図14】書画撮影スタンドの正面、右側面、平面、底
面を表す図である。
【図15】書画撮影スタンドの背面、左側面を表す図で
ある。
【図16】書画撮影スタンドの各部の大きさの関係を示
した説明図である。
【図17】書画撮影スタンドの収納時の形態における正
面、右側面、平面を示す図である。
【図18】ディスプレイの子画面表示のようすを示した
説明図である。
【図19】ディスプレイに表示するメッセ−ジを示した
説明図である。
【図20】テレビ会議モジュ−ルがディスプレイを介し
て提供するグラフィックユ−ザインタフェ−スを示した
説明図である。
【符号の説明】
1 テレビ会議モジュ−ル 2 操作キ−ボ−ド 3 マイク 4 書画撮影スタンド 5 電子黒板 6 ビデオテ−プレコ−ダ 7 ディスプレイ 8 ラック 805 画像コ−デック 810 音声コ−デック 807 カメラ 803 通信制御部 811 エコ−キャンセラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 清 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 吉田 充夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 石橋 厚 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データのディジタル通信路を介した送
    受を行う通信制御部と、通信制御部が受信した画像デー
    タから画像信号を復号化して外部に出力し、入力する符
    号化対象画像信号を画像データに符号化して前記通信制
    御部に送る画像コーデックと、外部の映像を撮影可能で
    あって、撮影によって得た画像信号を前記画像コーデッ
    クに符号化対象画像信号として出力するカメラとが、単
    一筐体内に収容されたモジュール型の装置であることを
    特徴とするテレビ会議モジュール。
  2. 【請求項2】多重化された画像データと音声データのデ
    ィジタル通信路を介した送受を行う通信制御部と、通信
    制御部が送受する画像データと音声データについての多
    重分離を行う多重分離部と、多重分離部が分離した画像
    データから画像信号を復号化して、外部に接続されたデ
    ィスプレイに出力し、入力する符号化対象画像信号を画
    像データに符号化して前記多重分離部に送る画像コーデ
    ックと、外部の映像を撮影可能であって、撮影によって
    得た画像信号を前記画像コーデックに符号化対象画像信
    号として出力するカメラと、多重分離部が分離した音声
    データから音声信号を復号化して外部に接続されたスピ
    ーカに出力し、外部に接続されたマイクロフォンから入
    力する符号化対象音声信号を音声データに符号化する音
    声コーデックとが、単一筐体内に収容されたモジュール
    型の装置であることを特徴とするテレビ会議モジュー
    ル。
  3. 【請求項3】請求項2記載のテレビ会議モジュールであ
    って、 前記符号化対象音声信号と復号化した音声信号との間
    で、発生したエコーをキャンセルするエコーキャンセ
    ラ、もしくは、前記復号化した音声信号の出力と前記符
    号化対象音声信号の入力の、いずれか一方を選択的に抑
    止するエコーサプレッサが、さらに前記単一筐体内に収
    容されていることを特徴とするテレビ会議モジュール。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のテレビ会議モジュ
    ールであって、 テレビ会議モジュールを操作するためのグラフィックユ
    ーザインタフェースを前記接続するディスプレイを用い
    て、提供する手段が、さらに前記単一筐体内に収容され
    ていることを特徴とするテレビ会議モジュール。
  5. 【請求項5】請求項1、2または3記載のテレビ会議モ
    ジュールであって、 前記デジタル通信路はISDNのベーシックインタフェ
    ースによって提供されるデジタル通信路であることを特
    徴とするテレビ会議モジュール。
  6. 【請求項6】画像データと音声データとデータと制御デ
    ータを格納可能な通信フレームのディジタル通信路を介
    した送受を行う通信制御部と、通信制御部が送受する通
    信フレームの、画像データと音声データとデータと制御
    データについての多重分離を行う多重分離部と、多重分
    離部が通信フレームから分離した画像データから画像信
    号を復号化して外部に出力し、入力する符号化対象画像
    信号を画像データに符号化して前記多重分離部に送る画
    像コーデックと、外部を撮影可能なカメラであって取り
    込んだ画像信号を前記画像コーデックに符号化対象画像
    信号として出力するカメラと、多重分離部が通信フレー
    ムから分離した音声データから音声信号を復号化して出
    力し、入力する符号化対象音声信号を音声データに符号
    化して前記多重分離部に送る音声コーデックと、前記符
    号化対象音声信号と前記出力する音声信号間で、発生し
    たエコーをキャンセルするエコーキャンセラとが、単一
    筐体内に収容されたモジュラ型の装置であり、かつ、前
    記多重分離部が分離したデータと制御データのうちの少
    なくとも一方の一部または全部を、外部に出力し、外部
    から入力したデータを前記多重分離部が多重するデータ
    もしくは制御データとして前記多重分離部に出力するた
    めのデータインタフェースを有することを特徴とするテ
    レビ会議モジュール。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    テレビ会議モジュールであって、 高さ150mm、幅500mm、奥行き450mm以内
    の大きさを有することを特徴とするテレビ会議モジュー
    ル。
  8. 【請求項8】テレビ会議モジュールと、スピーカと、デ
    ィスプレイ装置と、前記テレビ会議モジュールをリモー
    トコントロールする操作器と、前記テレビ会議モジュー
    ルに音声信号を符号化対象音声信号として出力するマイ
    クロフォンとを有し、 前記テレビ会議モジュールは、多重化された画像データ
    と音声データのディジタル通信路を介した送受を行う通
    信制御部と、通信制御部が送受する画像データと音声デ
    ータについての多重分離を行う多重分離部と、多重分離
    部が分離した画像データから画像信号を復号化して前記
    ディスプレイ装置に出力し、入力する符号化対象画像信
    号を画像データに符号化して前記多重分離部に送る画像
    コーデックと、テレビ会議モジュールの外部を撮影可能
    なカメラであって取り込んだ画像信号を符号化対象画像
    信号として出力するカメラと、多重分離部が分離した音
    声データから音声信号を復号化して前記スピーカに出力
    し、前記マイクロフォンから入力する符号化対象音声信
    号を音声データに符号化して前記多重分離部に送る音声
    コーデックとが、単一の筐体内に収容されたモジュール
    型の装置であることを特徴とするテレビ会議システム。
JP4014173A 1991-07-15 1992-01-29 テレビ会議モジュール Pending JPH05207452A (ja)

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DE69222479T DE69222479T2 (de) 1991-07-15 1992-07-14 Telekonferenzendstellengerät
EP97102250A EP0778704A3 (en) 1991-07-15 1992-07-14 Teleconference module
EP92111958A EP0523617B1 (en) 1991-07-15 1992-07-14 Teleconference terminal equipment
AU19639/92A AU645431B2 (en) 1991-07-15 1992-07-14 Teleconference terminal equipment
CA002073920A CA2073920C (en) 1991-07-15 1992-07-15 Teleconference terminal equipment and teleconference module
US07/913,489 US5477546A (en) 1991-07-15 1992-07-15 Teleconference terminal equipment and teleconference module
AU51827/93A AU661928B2 (en) 1991-07-15 1993-11-12 Teleconference system and teleconference module
US08/450,997 US5606554A (en) 1991-07-15 1995-05-25 Teleconference terminal equipment and teleconference module
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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