JP2003101664A - コールセンターシステム - Google Patents

コールセンターシステム

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JP2003101664A
JP2003101664A JP2001290336A JP2001290336A JP2003101664A JP 2003101664 A JP2003101664 A JP 2003101664A JP 2001290336 A JP2001290336 A JP 2001290336A JP 2001290336 A JP2001290336 A JP 2001290336A JP 2003101664 A JP2003101664 A JP 2003101664A
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Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Katsuhiko Kimura
克彦 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クライアント宅に設置される端末装置の受話音
量の調整をクライアントに負担を掛けることなく、オペ
レータ装置側で遠隔調整することができるコールセンタ
ーシステムを提供することにある。 【解決手段】オペレータ装置3のTV電話部3Bはクラ
イアント宅の端末装置1と通話路が確立されると、当該
クライアントの端末装置1の受話音量レベルの制御情報
をローカルネットワークNTを通じてデータベースより
取り込み、端末装置1へ送信し、端末装置1は、制御情
報が受信されると、CPU部19がその制御情報を復号
解読してモニタ装置5に音量調整の制御信号を送り、モ
ニタ装置5のスピーカ22より再生される受話音量がク
ライアントに最適な音量レベルとなるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者とオペレー
タとの間でコミュニケーションを交わすことで、高齢者
の悩み事などの相談や緊急事態発生時の通報受け付けを
行うコールセンターを構築する際に用いるコールセンタ
ーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢者社会となり、また核家族化
が進み、子供たちとは独立して生活を送る高齢者等が増
加してきている。
【0003】これら高齢者を対象として、日常生活の相
談や緊急発生時の通報の受け付け等のサービスを提供す
ることを業とするコールセンターが設立されてきてい
る。
【0004】このコールセンターを運営するために、予
め契約を結んだクライアントである高齢者に貸与若しく
は販売し、当該クライアント宅に設置される端末装置1
と、コールセンターXに設置され、クライアント宅の端
末装置1に対して公衆電話網2と交換装置4とを介して
接続される複数のオペレータ装置3とで構成されるコー
ルセンターシステムが導入されている。
【0005】ここでクライアント宅の端末装置1にはマ
イクやスピーカからなる通話手段と、モニタ装置と、撮
像カメラたるTVカメラとが設けられ、公衆電話網2を
介してコールセンターX側のオペレータ装置3との間通
話路が確立されると、TVカメラで捉えたクライアント
の姿(顔〕等の画像データを公衆電話網2を通じてオペ
レータ装置3側に送って、オペレータ装置3側に設けら
れるモニタ装置でその映像を表示させるとともにオペレ
ータ装置3側の通話手段との間で音声通話が行えるよう
になっている。
【0006】オペレータ装置3には、マイクやスピーカ
からなる通話手段と、オペレータの顔や姿を捉えるTV
カメラと、クライアントに伝えたい情報を絵、文字の画
像データを生成する画像データ生成手段とを備え、公衆
電話網2を介して端末装置1との間で通話路が確立する
と、画像データ生成手段で生成した画像データや、TV
カメラで撮像して得られた映像のデータを公衆電話網2
を通じて端末装置2へ送信して、端末装置1側のモニタ
装置にオペレータの姿や顔の映像を表示したり、文字や
絵によるメッセージを表示させることができ、また通話
手段によって端末装置1の通話手段との間で音声通話が
行えるようになっている。
【0007】交換装置4は、外部からコールセンターX
の加入者電話回線の代表(大代表)電話番号に対する着
信が有った場合、同時に電話局から発信電話番号通知サ
ービスによって送られくる発信電話番号と予めデータベ
ースDBに登録されている各クライアント宅の電話番号
とを照合して一致するものがあるか否かをチェックする
機能と、登録されていない場合には相手にその旨を音声
によって通知して回線遮断を行い、登録されている場合
には、現在通話中でないオペレータ装置3を検索して当
該オペレータ装置3と着信中の端末装置1との間の通話
路を内線8を介して形成する交換機能と、当該オペレー
タ装置3にクライアントの個人情報を含めた登録情報を
ローカルネットワーク(LAN)NTを通じて提供する
サーバー機能とを備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クライアン
ト宅に設置される端末装置1の受話音量は従来クライア
ントである高齢者自身が調整していた。また端末装置1
のTVカメラのフォーカス調整などもモニタする相手
側、この場合オペレータからの指示などによってクライ
アントが調整を行っていたが、機械に慣れない高齢者に
とって調整操作が難しく、また面倒であって、高齢者に
サービスを提供するためのシステムとしては不都合と言
わざるを得なかった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、請求項1の発明の目的とするところはクライアント
宅に設置される端末装置の受話音量の調整をクライアン
トに負担を掛けることなく、オペレータ装置側で遠隔調
整することができるコールセンターシステムを提供する
ことにある。
【0010】また請求項2の発明の目的とするところ
は、請求項1の発明の目的に加えて文字や絵などによる
メッセージを端末装置のモニタ装置で表示させる際に、
クライアントに適した大きさや色、輝度によって表示さ
せることができるコールセンターシステムを提供するこ
とにある。
【0011】更に請求項3の発明の目的とするところ
は、請求項1又は2の発明の目的に加えて、端末装置側
のTVカメラのフォーカスをオペレータ装置側で調整し
て最適な状態の映像をオペレータ装置側のモニタ装置で
表示させることができるコールセンターシステムを提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、各クライアント宅に設置さ
れ、通話手段を少なくとも備えた端末装置と、公衆電話
網を介して上記端末装置に接続され、上記端末装置の通
話手段との間で通話を行うための通話手段を少なくとも
備えたコールセンター側の1乃至複数のオペレータ装置
とから少なくとも構成されるコールセンターシステムに
おいて、上記各端末装置に、上記オペレータ装置からの
制御情報により通話手段の受話音量レベルを少なくとも
調整する手段を備え、上記コールセンター側に予め上記
各端末装置の通話手段の最適な受話音量レベルの情報を
登録している記憶手段を設け、上記オペレータ装置に、
上記端末装置との通話路確立時に当該端末装置の通話手
段の最適な受話音量レベルの情報を上記記憶手段から読
み出して該受話音量レベルに対応する上記制御情報を生
成するとともに当該端末装置へ上記公衆電話網を介して
送信させる手段を備え、たことを特徴とするコールセン
ターシステム。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、各端末装置に、上記公衆電話網を介して上記オペ
レータ装置側から送られてくる文字や絵を含む画像を表
示するモニタ装置を備え、上記記憶手段に、上記各端末
装置のモニタ装置に映し出す文字や絵の大きさや、色、
輝度の最適な設定情報を上記各端末装置毎に登録し、上
記オペレータ装置に、上記端末装置との通話路確立時に
当該端末装置に対応した上記設定情報を上記記憶手段か
ら読み出して当該設定情報に基づいて大きさ、色、輝度
が少なくとも設定された文字や絵の画像データを当該端
末装置へ上記公衆電話網を介して送信させる手段とを備
えていることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記各端末装置に、撮像カメラを備えると
ともに、該撮像カメラで撮像された映像のデータを上記
公衆電話網を介して通話路を確立している上記オペレー
タ装置へ送信する手段を備え、上記オペレータ装置に、
上記端末装置側から送られてくる映像を表示するモニタ
装置と、当該端末装置側の撮像カメラのフォーカス調整
を遠隔操作するための手段と、該手段の操作により生成
される制御情報を当該端末装置へ上記公衆電話網を介し
て送信させる手段とを備えていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0016】図1(a)はコールーセンターXと契約関
係を持つクライアント宅に設置される端末装置1の構成
を示しており、この端末装置1は、回線閉結等の制御を
行う回線制御部10と、多重化フォーマットによりフォ
ーマットされた音声信号/映像信号の変調/復調を行う
為のモデム11と、アナログの公衆電話網2上での音
声、動画像、データ通信の端末に関するITU−T勧告
のH.324に基づいて形成されたH.324制御部1
2と、このH.324制御部12により伸張復号化され
た音声データをアナログの音声信号に変換してモニタ装
置5の内蔵アンプの音声入力端子に出力するための音声
出力制御部13と、H.324制御部12により伸張復
号化された映像データからモニタ装置5の映像(ビデ
オ)入力端子に出力するためのコンポジットの映像信号
を生成する画像出力制御部14と、マイク15を通じて
入力する音声信号を所定の音声データに変換してH.3
24制御部12へ渡すための音声入力部16と、TVカ
メラ17で撮像して得られ映像の信号を所定の映像デー
タに変換してH.324制御部12へ渡すための画像入
力部18と、相手先を呼び出すためのダイヤル発呼のた
めの操作部20の操作によってPB信号を回線制御部1
を通じて公衆電話網2上に送出させるPB信号送出部2
1と、端末装置1全体の信号処理と制御処理とを行うた
めのCPU部19とで構成され、H.324制御部12
では、後述するオペレータ装置3から多重化フォーマッ
トで送られてきた圧縮符号化された音声データ及び映像
(画像)データを分離して伸張復号化し、音声出力制御
部13及び画像出力制御部14へ出力する機能と、音声
入力部16から入力される音声データ及び画像入力部1
0から入力される映像データを圧縮符号化して多重化フ
ォーマットによりモデム11を通じて送出させる機能を
有するものである。ITU−T勧告のH.324につい
ての詳細な説明は省略する。
【0017】この端末装置1は、同じ構成のテレビ電話
機能を備えたオペレータ装置3をダイヤル発呼で呼び出
すか、相手側からの呼び出し時に、モデム11のネゴシ
エーションの完了後、モニタ装置5のスピーカ22を受
話器とし、マイク15を送話器とした通話手段による音
声通話と、モニタ装置5の映像による確認とが同時的に
行えるテレビ電話として機能し、相手側がオンフック操
作或いはこちら側の操作部20でオンフック操作時に回
線が遮断され、通常の待機状態に戻るようになってい
る。
【0018】ここで端末装置1のモニタ装置5にはスピ
ーカ22の音量を調整するための電子ボリュームを有
し、CPU部19からの制御信号若しくは付設され手動
操作釦(図示せず)の操作に基づいた内部制御信号によ
り音量を可変できるようなっており、また設定された受
話音量データはCPU部19に取り込まれるようになっ
ている。一方音声入力部16にはAGC機能16aを備
え、クライアントが大きな声で喋っても、或いは小さな
声で喋っても適正なレベルに自動調整して、オペレータ
装置3側で再生される受話音の音量を適正に保つことが
できるようなっている。、またTVカメラ17には、C
PU部19からの制御信号によって制御されフォーカス
を調整するモータ駆動のフォーカス調整手段を備えてい
る。
【0019】一方コールセンターXに設置される交換装
置4は、従来例の場合と同様に、外部からコールセンタ
ーXに対する着信が有った場合、電話局から発信電話番
号通知サービスによって送られくる発信電話番号が予め
データベースDBに登録されているクライアントの電話
番号か否かをチェックする機能と、登録されていない場
合には相手にその旨を音声によって通知して回線遮断を
行い、登録されている場合には、現在通話中でないオペ
レータ装置3を検索して当該オペレータ装置3と着信中
の端末装置1との間の通話路を内線8を介して確立する
交換機能と、当該オペレータ装置3との間で通話路を確
立した端末装置1に対応するクライアントの個人情報を
含む登録情報をローカルネットワークNTを通じてオペ
レータ装置3に提供するサーバー機能とを備えている。
【0020】また本実施形態のオペレータ装置3は、図
1(b)に示すようにローカルネットワークNTに対応
するネットワーク端末部3Aと、TV電話部3Bとから
構成されている。
【0021】ネットワーク端末部3Aは、交換装置4の
サーバ機能により提供されるクライアントの個人情報の
閲覧ができ、クライアントとのコミュニケーションを交
わすための情報を得ることができ、ネットワーク端末部
3Aの情報を表示させるモニタ装置6は、PIP機能付
きのモニタ装置であって、テレビ電話部3Bからのコン
ポジットの映像信号による映像を画面上に形成されるウ
インドウ内に表示させることができるようなっている。
【0022】またTV電話部3Bは、回線閉結等の制御
を行う回線制御部30と、多重化フォーマットによりフ
ォーマットされた音声信号/映像信号の変調/復調を行
う為のモデム31と、アナログの公衆電話網2上での音
声、動画像、データ通信の端末に関するITU−T勧告
のH.324に基づいて形成されたH.324制御部3
2と、このH.324制御部12により伸張復号化され
た音声データをアナログの音声信号に変換してスピーカ
33で再生させる音声出力制御機能及びマイク34を通
じて入力する音声信号を所定の音声データに変換して
H.324制御部32へ渡すための音声入力機能を備え
た音声入出力制御部35と、H.324制御部32によ
り伸張復号化された映像データをモニタ装置5の映像
(ビデオ)入力端子に出力するためのコンポジットの映
像信号を生成する画像出力制御部36と、TVカメラ3
7で撮像した映像信号や後述する文字や絵の画像データ
信号を取り込んで、画像データ信号と映像信号とを合成
して所定の映像データに変換し、H.324制御部32
へ渡すための画像入力部38と、ネットワーク端末部3
Aとの間のデータ授受及びTV電話装置3B全体の信号
/制御処理を行うための機能、クライアント側に文字や
絵によるメッセージを送るための画像データ生成機能等
を有するCPU部39と、ネットワーク端末部3Aのキ
ーボード7の操作による操作データに基づいてCPU部
39の制御の下でPB信号を回線制御部1を通じて公衆
電話網2上に送出させるPB信号送出部40とで構成さ
れ、回線制御部30は内線8と交換装置4とを介して外
部の公衆電話網3と接続されるようになっている。
【0023】而して、本実施形態のシステムでは、クラ
イアント宅に端末装置1を設置する際に、クライアント
立ち会いの上で、端末装置1からコールセンターX側の
何れかのオペレータ装置3を交換装置4を通じて呼び出
し、クライアントとオペレータとの間で実際の通話を行
ってもらい、そのときにクライアントが所望する最適な
受話音量レベルとなるように設置工事人の手によってモ
ニタ装置5の電子ボリュームを手動調整する。この調整
情報はCPU部19に取り込まれてオペレータ装置3側
へ送られ、このオペレータ装置3側に送られた調整情報
は、TV電話部3BのCPU部39からネットワーク端
末部3Aに渡され、更にローカルネットワークNTを通
じて交換装置4に付設される記憶手段たるデータベース
DBの当該クライアントに割り当ている情報格納エリア
に受話音量の制御情報として登録される。
【0024】このようにして登録された受話音量レベル
の制御情報は、後日クライアント宅の端末装置1からの
呼び出しやオペレータ装置3側からクライアント宅の端
末装置1の呼び出しがあって通話路が確立された際にオ
ペレータ装置3から自動的に当該クライアント宅の端末
装置1に送られ、端末装置1での受話音量レベルがクラ
イアントにとって最適なレベルとなるようにCPU部1
9からモニタ装置5に電子ボリュームの制御信号が送ら
れて、電子ボリュームが制御されるのである。
【0025】また上記の設置時には、文字や絵等の画像
表示情報をオペレータ装置3側から画像表示要素である
文字や絵の大きさ、色、輝度を順次変えて送信させ、端
末装置1側のモニタ装置17では文字、絵を表示させ、
この表示される文字、絵を見ながらクライアントにとっ
て見易い最適な文字や絵の大きさ、色、輝度を選択して
貰い、その選択された内容を最適な表示設定情報として
オペレータ装置3側の操作によりネットワーク端末部3
Aを通じて上記データベースDBの当該クライアントに
対応する上記情報格納エリアに登録する処理も行う。
【0026】登録された表示設定情報は、後日クライア
ント宅の端末装置1へオペレータ装置3から文字や、絵
によるメッセージを送る際の文字、絵の大きさ、色、輝
度の設定に用いられる。
【0027】而して上記設置時の登録処理が既に終了し
ているクライアント宅の端末装置1からコールセンター
Xの代表電話番号に対する発呼があると、電話局の交換
機はコールセンターXの交換装置4を呼び出すととも
に、発信電話番号通知サービスによる発信電話番号デー
タを送る。
【0028】交換装置4では着信があって、発信電話番
号データが送られてくると、当該電話番号とデータベー
スDBの登録されているクライアントの電話番号とを照
合して、一致するものがあると現在通話中でないオペレ
ータ装置3を検索し、当該オペレータ装置3を着信中の
加入者回線に内線8を通じて接続してクライアント側の
端末装置1との間で通話路を確立する。
【0029】この場合交換装置4からの呼び出しに呼応
してオペレータ装置3のTV電話部3Bの回線制御部3
0は回線閉結して上記通話路を保持する。通話路が確立
されると、当該オペレータ装置3のネットワーク端末部
3Aには交換装置4のサーバー機能により、データベー
スDBから読み出された当該クライアントの個人情報を
含む登録情報がローカルネットワークNTを通じて送ら
れくる。
【0030】この送られてきた情報はモニタ装置6に表
示される。同時に当該クライアントの端末装置1の受話
音量レベルの制御情報がTV電話部3BのCPU部39
に取り込まれ、CPU部39は制御情報を所定の信号に
変換してモデム31、回線制御部30、内線8及び交換
装置4を通じて端末装置1へ送信する。
【0031】端末装置1では、回線制御部10,モデム
11を通じて制御情報が受信されると、CPU部19が
その制御情報を復号解読してモニタ装置5に音量調整の
制御信号を送り、モニタ装置5のスピーカ22より再生
される受話音量がクライアントに最適な音量レベルとな
るように制御する。
【0032】この後オペレータと、クライアントとの間
では一般のTV電話と同様に夫々のTVカメラ17,が
捉えた顔や姿をモニタ装置5或いはモニタ装置6に映し
出される映像を見ながら音声通話によるコミュニケーシ
ョンを図ることができることになる。
【0033】このとき、オペレータは、モニタ装置6に
映し出されるクライアントの映像がぼやけているような
場合、端末装置1のTVカメラ17のフォーカスを遠隔
操作によって調整することもできる。
【0034】つまり、ネットワーク端末部3A側でフォ
ーカス調整機能のプログラムを実行し、フォーカス調整
機能のプログラム実行によって表示されるモニタ装置6
の操作画面より、マウス或いはキーボード3Dの操作に
より調整操作を行う。この場合モニタ装置6はそのPI
P機能により画面上のウィンドウに表示されているクラ
イアントの映像を見ながら調整操作を行う。この場合の
調整操作による制御情報はリアルタイムにTV電話部3
BのCPU部39に取り込まれて、H.324制御部3
2に所定のデータ形式で送られ、H.324制御部32
により符号圧縮化され、モデム31、回線制御部30を
通じて当該クライアントの端末装置1へ送信される。
【0035】受信された制御情報は端末装置1では回線
制御部10、モデム11を通じてH.324制御部3に
送られて伸張復号されてCPU部19に取り込まれ、C
PU部19はこの制御情報に基づいてTVカメラ17の
フォーカス調整手段の制御信号を生成して、TVカメラ
17に送り、フォーカスを調整制御する。
【0036】このようにしてクライアントの姿や顔を確
実に捉えた映像をモニタ装置6で表示させることがで
き、そのためオペレータはクライアントの状態を視認で
き、例えば顔色等から健康状態を知ることができる。
【0037】また所定のメッセージを文字や絵によって
端末装置1に送る場合には、オペレータは、キーボード
7を操作してネットワーク端末部3Aに搭載されている
プログラムされている絵・文字作成・編集機能を起動
し、モニタ装置6に映し出される作成/編集画面上でキ
ーボードやマウスの操作によりメッセージを作成する。
この作成時にメッセージを送りたいクライアントに対応
した文字、絵の大きさや、色、輝度の登録情報を参照し
て画像データ作成を行い、TV電話部3BのCPU部3
9に送る。これによってCPU部39は所定の画像信号
に変換生成し、画像入力部38に出力する。画像入力部
38はTVカメラ37側からの映像信号と画像信号とを
スーパーインポーズ形式で合成してコンポジットの映像
信号を作りH.324制御部32に出力する。これによ
りTVカメラ37の捉えた映像とともに文字や絵のメッ
セージがクライアントの視力などに最適な大きさ、色、
輝度に設定されて端末装置1のモニタ装置5で表示され
ることになる。
【0038】このように端末装置1の設置時に登録され
た情報に基づいてクライアントに適した受話音量レベル
や、モニタ装置5で表示させるメッセージの文字や絵の
大きさ、色、輝度などをクライアントを煩わすことな
く、設定することができるのである。
【0039】またオペレータ側で端末装置1のTVカメ
ラ17のフォーカスを遠隔操作することができ、そのた
めVカメラ17からクライアントが離れたり或いは近づ
いても最適な映像をモニタ装置6に映し出させることが
でき、オペレータはモニタ装置6の映像を通じてクライ
アントの顔色や状態を確実に視認できる。
【0040】尚端末装置1での受話音量レベルをオペレ
ータ装置3側の制御情報に基づいて設定する機能だけで
よい場合には、上記実施形態のようにTV電話機能を備
えていないシステムにも適用できる。また上記実施形態
では音声通話において、受話音量レベルをオペレータ装
置3側からの制御情報に基づいて設定するようにしてい
るが、端末装置1の音声入力の感度レベルをAGC機能
に代わって、オペレータ装置3側から制御するようにし
ても良い。この場合、TVカメラ17のフォーカス調整
と同様にオペレータによる遠隔操作で調整するようにす
る。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は、各クライアント宅に
設置され、通話手段を少なくとも備えた端末装置と、公
衆電話網を介して上記端末装置に接続され、上記端末装
置の通話手段との間で通話を行うための通話手段を少な
くとも備えたコールセンター側の1乃至複数のオペレー
タ装置とから少なくとも構成されるコールセンターシス
テムにおいて、上記各端末装置に、上記オペレータ装置
からの制御情報により通話手段の受話音量レベルを少な
くとも調整する手段を備え、上記コールセンター側に予
め上記各端末装置の通話手段の最適な受話音量レベルの
情報を登録している記憶手段を設け、上記オペレータ装
置に、上記端末装置との通話路確立時に当該端末装置の
通話手段の最適な受話音量レベルの情報を上記記憶手段
から読み出して該受話音量レベルに対応する上記制御情
報を生成するとともに当該端末装置へ上記公衆電話網を
介して送信させる手段を備えたので、クライアント宅に
設置される端末装置の受話音量の調整を高齢者であるク
ライアントに負担を掛けることなく、オペレータ装置側
で遠隔調整することができ、そのためコールセンターの
提供するサービスの利便性を損ねることがないという効
果がある。
【0042】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記各端末装置に、上記公衆電話網を介して上記オ
ペレータ装置側から送られてくる文字や絵を含む画像を
表示するモニタ装置を備え、上記記憶手段に、上記各端
末装置のモニタ装置に映し出す文字や絵の大きさや、
色、輝度の最適な設定情報を上記各端末装置毎に登録
し、上記オペレータ装置に、上記端末装置との通話路確
立時に当該端末装置に対応した上記設定情報を上記記憶
手段から読み出して当該設定情報に基づいて大きさ、
色、輝度が少なくとも設定された文字や絵の画像データ
を当該端末装置へ上記公衆電話網を介して送信させる手
段とを備えているので、請求項1の発明の効果に加え
て、文字や絵などによるメッセージを端末装置のモニタ
装置で映し出す際に、クライアントに適した大きさや
色、輝度によって表示させることができ、高齢者で、視
力低下の恐れのあるクライアントにとって見やすい状態
でメッセージ伝達が行えるという効果がある。
【0043】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記各端末装置に、撮像カメラを備えるとと
もに、該撮像カメラで撮像された映像のデータを上記公
衆電話網を介して通話路を確立している上記オペレータ
装置へ送信する手段を備え、上記オペレータ装置に、上
記端末装置側から送られてくる映像を表示するモニタ装
置と、当該端末装置側の撮像カメラのフォーカス調整を
遠隔操作するための手段と、該手段の操作により生成さ
れる制御情報を当該端末装置へ上記公衆電話網を介して
送信させる手段とを備えているので、端末装置側のTV
カメラのフォーカスをオペレータ装置側で調整して最適
な状態の映像をオペレータ装置側のモニタ装置で映し出
させることができ、オペレータがクライアントの健康状
態等の状態を視認でき、特にクライアント側での操作が
不要であるため、クライアントに負担をかけないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態の端末装置の回路
構成図である。 (b)は同上のクライアント装置の回路構成図である。
【図2】コールセンターシステムの全体概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 端末装置 2 公衆電話網 3 オペレータ装置 3A ネットワーク端末部 3B TV電話部 5、6 モニタ装置 8 内線 19、39 CPU部 23 スピーカ NT ローカルネットワーク
フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AA11 AB01 5K024 CC10 5K101 KK04 KK11 KK19 MM07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各クライアント宅に設置され、通話手段を
    少なくとも備えた端末装置と、公衆電話網を介して上記
    端末装置に接続され、上記端末装置の通話手段との間で
    通話を行うための通話手段を少なくとも備えたコールセ
    ンター側の1乃至複数のオペレータ装置とから少なくと
    も構成されるコールセンターシステムにおいて、 上記各端末装置に、上記オペレータ装置からの制御情報
    により通話手段の受話音量レベルを少なくとも調整する
    手段を備え、 上記コールセンター側に予め上記各端末装置の通話手段
    の最適な受話音量レベルの情報を登録している記憶手段
    を設け、 上記オペレータ装置に、上記端末装置との通話路確立時
    に当該端末装置の通話手段の最適な受話音量レベルの情
    報を上記記憶手段から読み出して該受話音量レベルに対
    応する上記制御情報を生成するとともに当該端末装置へ
    上記公衆電話網を介して送信させる手段を備え、たこと
    を特徴とするコールセンターシステム。
  2. 【請求項2】各端末装置に、上記公衆電話網を介して上
    記オペレータ装置側から送られてくる文字や絵を含む画
    像を表示するモニタ装置を備え、 上記記憶手段に、上記各端末装置のモニタ装置に映し出
    す文字や絵の大きさや、色、輝度の最適な設定情報を上
    記各端末装置毎に登録し、 上記オペレータ装置に、上記端末装置との通話路確立時
    に当該端末装置に対応した上記設定情報を上記記憶手段
    から読み出して当該設定情報に基づいて大きさ、色、輝
    度が少なくとも設定された文字や絵の画像データを当該
    端末装置へ上記公衆電話網を介して送信させる手段とを
    備えていることを特徴とする請求項1記載のコールセン
    ターシステム。
  3. 【請求項3】上記各端末装置に、撮像カメラを備えると
    ともに、該撮像カメラで撮像された映像のデータを上記
    公衆電話網を介して通話路を確立している上記オペレー
    タ装置へ送信する手段を備え、 上記オペレータ装置に、上記端末装置側から送られてく
    る映像を表示するモニタ装置と、当該端末装置側の撮像
    カメラのフォーカス調整を遠隔操作するための手段と、
    該手段の操作により生成される制御情報を当該端末装置
    へ上記公衆電話網を介して送信させる手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のコールセンタ
    ーシステム。
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