JPH10145852A - 携帯形の情報伝達装置 - Google Patents

携帯形の情報伝達装置

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JPH10145852A
JPH10145852A JP29527696A JP29527696A JPH10145852A JP H10145852 A JPH10145852 A JP H10145852A JP 29527696 A JP29527696 A JP 29527696A JP 29527696 A JP29527696 A JP 29527696A JP H10145852 A JPH10145852 A JP H10145852A
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勝也 中嶋
Yoshio Fujinuma
良夫 藤沼
Keiji Ito
恵司 伊藤
Toshimi Yanokura
敏巳 矢ノ倉
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IBARAKI PREF GOV KOUREISHIYA SHIEN KIKI KAIHATSU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Ibaraki Prefecture
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IBARAKI PREF GOV KOUREISHIYA SHIEN KIKI KAIHATSU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Ibaraki Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は,高齢者や身体障害者等の低下した能
力を補助・支援して,若者・健常者と変わりなく意思の
伝達ができるように携帯形の情報伝達装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】意思を伝達するための手段を複数具備し,
複数具備した意思伝達するための手段に実装された機能
を使用して相互に他の意思伝達信号に変換するCPUを具
備し,高齢者や身体障害者等の能力を補助・支援する処
理を通信機能部,表示部,画像入力部,音声処理部を具
備する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,高齢者や身体障害
者等意思伝達装置としての携帯形の情報伝達装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
(1)単に複数の意思伝達手段を持つ情報機器は,既に
存在する。たとえば, 市販されているテレビ電話や,新聞や雑誌で紹介され
ている動画の送受信機能を組み込んだ簡易携帯電話(PH
S)は,音声と動画の同時送受信によって意思の伝達を図
っており,筆談と会話が同時に可能な装置としては,
特願平−244644号「文字・図形即時対話装置」に
提案があり,通信機能を内臓した電子手帳は,文字に
よる通信以外に,FAXと画像による意思伝達を可能とし
ており,マルチメディア通信機能を持ったパーソナル
コンピュータでは,通信インターフェースを持つことに
より,音声,画像,文章などによる意思伝達を図ること
ができる。
【0003】(2)次に,単に視覚の補助を行うものお
よび機器としては,パーソナルコンピュータでは,ウ
ィンドウ表示の表示色や文字等の大きさが設定・変更す
る機能,またパーソナルコンピュータ用のソフトウェ
アとして,表示の一部を拡大する機能が存在する。
【0004】(3)さらに聴覚の補助を行うものおよび
機器としては,難聴者用に音量を大きくできる機能を
持った電話器や,また衝撃音抑制,マルチチャンネル
コンプレッション,スペクトル強調,子音強調などの技
術を適用した補聴器が,そして主としてテープレコー
ダ用であるが,音程を変えることなく,話速を遅くする
ことのできるLSIが開発され,市販されている。
【0005】
【発明が解決しようする課題】
(1)意思を伝達する手段 電話による意志伝達においても,対面している場合と同
じように複数の手段を同時に利用できることは,意思の
伝達を正確に行おうとする場合に重要である。
【0006】人間同士が対面して意志の伝達をしようと
する場合に,その内容が重要である場合や複雑な場合で
あるほど,会話以外の手段(文字,絵,図,写真など)
を用いる。一方,遠隔地間で意思の伝達を行う場合に
は,通常電話やファクシミリが用いられる。しかしこの
場合には,意思伝達の手段として会話やその他を同時に
用いることはできない。
【0007】現在,さまざまな意思伝達のための情報機
器が検討あるいは市販されているが,次のような問題が
ある。
【0008】テレビ電話の問題 テレビ電話では,会話と画像の2種類の意志伝達手段が
提供されているが,取り決めなどの確認を行う場合に
は,文字や文章による方法が有効である。しかしテレビ
電話で文字による意志伝達を行おうとする場合には,そ
の内容を一度紙に書き,カメラで写さなければならな
い。
【0009】筆談装置の問題 筆談装置(特願平4−244644号「文字・図形即時
対話装置」)では,会話と筆談による図形の2種類の意
志伝達手段が提供されており,意志を文字や図で伝達で
きるため,特に耳の不自由な人などの意志伝達手段とし
て優れている。しかし,カメラから取り込んだ画像伝送
機能がないため,相手の表情を見たり,周りの様子など
を見ての意志伝達ができない。
【0010】電子手帳の問題 電子手帳では,文字通信やFAXへの図形通信機能がある
が,通信の対象としているのは,電子手帳−電子手帳
間,電子手帳−コンピュータ間,電子手帳−FAX間など
の機器間の情報通信であり,会話による意志伝達は行え
ない。
【0011】パーソナルコンピュータの問題 パーソナルコンピュータでは,マルチメディア通信が実
現されている。しかし,パーソナルコンピュータは汎用
品であるため,通信インターフェース,画像入出力装
置,ソフトウェアなどの導入などを,前もって行わなけ
ればならない。また利用する際にもオペレーティングシ
ステムの起動やアプリケーションソフトの起動などを行
う必要があり,とても一般的な高齢者の意思伝達には適
用困難である。
【0012】(2)加齢による身体能力の低下と意思の
伝達 人間には,加齢とともにさまざまな身体的な能力の低下
が発生する。この中でも特に,高齢者が電話などで意志
伝達を行おうとする場合に障害になると思われるのは,
以下の点である。
【0013】聴覚の低下 ・最初に1000ヘルツ以上の高音域の聴力が低下する。こ
の低下は加齢とともに大きくなるとともに,中音域,低
音域にも広がり,全体的な聴力低下へと進行する。程度
が大きくなると難聴となる。
【0014】・音声のうちの子音には,比較的高い周波
数成分が多く含まれる。高音域の聴力が低下すると子音
が聞こえにくくなり,たとえば「たけしさん」という言
葉は,子音が欠落して「あえいあん」に近い聞こえ方に
なる。
【0015】視覚の低下 ・水晶体の濁りが発生し明るさが低下する。また色彩感
覚が低下し,コントラストが弱いものは見にくくなる。
さらに高齢者は白内障や緑内障が多く,全体として黄色
味を帯びた見え方になる。このため,はっきりしたもの
でないと文字などが見にくくなる。
【0016】・水晶体のコントロールが遅くなり,ぼや
けることが多くなる。また老眼も発生するため,細かい
文字などが見えにくくなる。
【0017】指先の運動能力 ・指先力が低下するため指先にふるえが発生する。また
指先の感覚が鈍くなる。これにより,電話のプッシュボ
タン等の細かな操作がしづらくなる。
【0018】記憶力の低下 ・会話の内容を忘れてしまうことが多くなる。したがっ
て,その場では理解できても,結果的にコミュニケーシ
ョンができなかったことになる。
【0019】その他 ・判断力は比較的高齢になっても維持されるが,判断を
行うまでに時間が必要になる。したがって,早口で話さ
れた内容については,理解しづらくなる。
【0020】これらの障害は,意志伝達においてさまざ
まな障害を引き起こす。視覚が低下した場合には文字や
図等が見えにくくなり,また聴覚が低下した場合には相
手の声がうまく聞き取れなくなる。これらによって,対
面している場合でも意思の伝達に障害が起こることにな
る。さらに,電話などの機器を利用する場合において
は,ディスプレイに表示された文字等がうまく見えな
い,音が聞き取りにくいなど,さらに大きな障害とな
る。また運動能力の低下などにより,指先の細かな動作
がしにくくなると,小型な電話機の操作ボタン等が操作
しづらいなどの障害も起こる。さらに,高齢になるにし
たがって記憶力の低下も起こる。会話中には理解できて
も記憶としてのこらないため,結果的に意志の伝達がう
まくいかないことになる。
【0021】また以上のような高齢者の身体能力の低下
には,次のような特徴がある。
【0022】身体障害者の障害は,ある特定の能力
(視覚障害者は視覚,聴覚障害者は聴覚,など)が極端
に低下している。一方高齢者の身体的な能力の衰えは,
特定なものだけが極端に衰えるのではなく,全体的に衰
える。
【0023】高齢者の身体能力の低下は,加齢ととも
に除々に進行し,また個人差も大きい。例えば高齢者で
は高音域の聴力が低下するといわれているが,聴力低下
といっても一定でないため,強調しすぎるとかえって聞
きづらくなる。視力についても,もともと近眼の人とそ
うでない人,色彩感覚の鈍い人とそうでない人などで
は,同じ補正とはならない。
【0024】これらの障害は,程度が大きいと難聴や白
内障など,医師による専門の治療が必要となるが,病気
と判断される以前でも徐々に症状が現れ,意志伝達時の
障害となる。本発明はこのような問題を解決することを
技術的課題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
(1)携帯可能な高齢者用意志伝達装置 複数の意志伝達手段と,意志伝達に障害となる身体能力
低下に対する総合的な補助手段,および補助手段に関す
るチューニング機能を,同時に備えた本発明の携帯可能
な高齢者用意志伝達装置を用いれば,屋内および屋外で
自分の身体的な能力低下にわずらわされずに意思伝達を
図ることができる。
【0026】(2)複数の意志伝達手段の実装 電話による意志伝達に関していえば,音声(会話)に加
えて,文字(文字列),筆談,画像などの意思伝達手段
を同時に携帯可能な機器に実装して提供する本発明の高
齢者用意思伝達装置は,実装された機能を相互に用い
て,単に電話による方法よりもはるかに正確な意志の伝
達を可能にする。
【0027】また,文字(文字列),筆談,画像などの
通信内容については,それぞれの表示を切り替えられる
とともに,重ね合わせて表示することも可能とすること
により,複数の情報について相互に関連づけを持たせた
り,ある部分を強調したりすることにより,意思伝達を
確実に行うことができる。
【0028】(3)高齢者の能力低下を補助する機能の
実装 本発明の意思伝達装置によれば,各種の能力低下を総合
的に補助する機能を実装しているため,高齢者や障害を
持つ身障者が大変使いやすい。
【0029】視覚 表示部に表示された文字や図に関して,表示文字の大き
さ,配色,コントラストなどを,利用者が認識しやすい
状態に表示することができる。
【0030】さらに音声処理部に音声合成機能を実装
し,文字による通信内容を音声に変換することができ
る。視覚の低下が進んだ場合でも,文字による通信内容
を音声によって補助することができる。
【0031】聴覚 入出力される音信号に対して,音量,音質,雑音抑制,
音声強調,話速変換などの機能を一種類以上実装し,利
用者が聞き取りやすい状態にすることができる。また音
声処理部に音声認識機能を実装し,会話の一部またはす
べての内容を文字として表示することができる。会話の
内容が文字によっても認識できるため,音声を十分に聞
き取りやすい状態にできない場合や聴覚の低下が進んだ
場合でも,会話による意志伝達を補助することができ
る。
【0032】指先の運動能力 接続または内蔵した電話機能の制御を,電話機能部分の
通常の操作ボタンと表示で行うのではなく,本装置の表
示部とタブレットを用いて行う。表示部では比較的大き
な入力表示が可能であるため,携帯電話などの小型なボ
タンを操作する必要がなく,指先に運動障害がある場合
でも容易に機器の操作を行うことができる。
【0033】また,音声認識機能を利用して音声による
装置の操作入力を可能とすることにより,指による入力
を行わなくても操作が可能である。
【0034】記憶力 本発明の意志伝達装置による通信内容の一部またはすべ
てを装置内のメモリに保存しておき,後でその内容を再
生することができる。これにより,忘却した通話内容を
確認できる。
【0035】またあらかじめ記憶している,または,通
話時に交換した相手の呼び出し番号や名前などの情報を
通話中の画面に表示することにより,通話相手の確認を
行うことができる。通話時に交換した相手の呼び出し番
号や名前などの情報は装置内に記憶され,電話帳として
も利用することができる。
【0036】(4)身体的能力低下を補助する機能のチ
ューニング 本発明の意思伝達装置に実装された視覚・聴覚の能力低
下を補助する機能には,利用者の能力低下の状態に合わ
せることのできるチューニング機能がある。このチュー
ニング機能を利用すれば,身体能力の低下の状態・個人
差・加齢による変化などによらず,本装置を利用者自身
のもっとも適していると感じる状態で使用することがで
きる。
【0037】チューニングは,本装置からの提示に対し
て応答するだけで,簡単に行うことができる。またチュ
ーニングされた内容は装置内部のメモリに記憶され,再
使用するときに自動的に再設定されるので,継続的な使
用者に対しては常に自分に適合した状態の補助機能が得
られる。
【0038】聴覚に関するチューニング結果は,利用者
に与えられる音に対して反映される。また視覚に関する
チューニング結果は,文字による通信内容や装置の操作
のための表示など,利用者に与えられる表示に対して反
映される。
【0039】本発明の技術的課題は,以下に示す具体的
な手段の提供によって解決される。
【0040】移動体通信網に接続して音声情報および文
字・画像・映像等の画像情報を送受する通信機能部,該
画像を表示する表示部,該表示部に画像を表示するため
に画像信号を入力する画像入力部,音声情報を処理する
音声処理部,これらの各部を制御して目的の機能を遂行
させる制御部を有する携帯形の情報伝達装置において,
意思を伝達するための手段を複数具備し,前記制御部
は,複数具備した意思伝達するための手段に実装された
機能を使用して他の意思伝達信号に変換し,高齢者や身
体障害者等の能力を補助・支援する処理を前記各部のい
ずれかまたは全部で実行させることを特徴とする携帯形
の情報伝達装置。
【0041】移動体通信網に接続して音声情報および文
字・画像・映像等の画像情報を送受する通信機能部,該
画像を表示する表示部,該表示部に画像を表示するため
に画像信号を入力する画像入力部,音声情報を処理する
音声処理部,これらの各部を制御して目的の機能を遂行
させる制御部を有する携帯形の情報伝達装置において,
意思を伝達するための手段を複数具備し,利用者の呼び
出し番号や名前などのあらかじめ予知可能な情報を設定
記憶メモリに保存し,該設定記憶メモリに保存した情報
を使用して相手方と情報交換する機能を有し,交換した
情報を通信メモリに記憶するともに表示部に表示するこ
とを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
【0042】移動体通信網に接続して音声情報および文
字・画像・映像等の画像情報を送受する通信機能部,該
画像を表示する表示部,該表示部に画像を表示するため
に画像信号を入力する画像入力部,音声情報を処理する
音声処理部,これらの各部を制御して目的の機能を遂行
させる制御部を有する携帯形の情報伝達装置において,
意思を伝達するための手段を複数具備し,前記表示部,
画像入力部,音声処理部の処理パラメータを,高齢者や
身体障害者等の能力低下の度合に整合(チューニング)
して高齢者や身体障害者等の能力を補助・支援する処理
を行うことを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
【0043】意思を伝達するための手段は,音声通信,
文字通信,筆談の通信,画像通信のいずれかであって三
つ以上使用されることを特徴とする。
【0044】定期的に利用者にメッセージを発生する自
動問い合わせ機能を有し,該問い合わせに特定の応答あ
るいは応答がない場合に,あらかじめ指定された連絡先
に電話する自動発信機能を有することを特徴とする。
【0045】チューニングしたときの状態は設定記憶メ
モリに保持され,次の利用のときに設定記憶メモリに記
憶された情報によりチューニングが行われることを特徴
とする。
【0046】高齢者や身体障害者等の能力を補助・支援
する処理には,聴覚,視覚,指先の運動能力,記憶力,
判断力のいずれかに対応する処理が含まれることを特徴
とする。
【0047】前記処理にはチューニング処理が含まれる
ことを特徴とする。
【0048】他の意思伝達信号への交換は,実装された
機能を相互に用いて行うことを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】
(1)本装置の実施例装置の構成を図1に示す。
【0050】本実施例装置は,通信機能部1,表示部2,
タブレット3,画像入力部4,外部入出力部5,制御部6,
音声処理部7からなる。
【0051】通信機能部1は,網接続機能8や通信機能9
などを持ち,電話網などによる本装置の通信を担う部分
である。音声とともに,他の意志伝達手段に必要なデー
タを同時に送受信する機能を持つ。通信回線としては,
有線電話網,無線電話網などを用いることができる。ま
た網接続機能は,本装置に内蔵することもできるし,外
部の電話装置などと有線または光等によって接続して代
行させることもできる。 表示部2は,操作に必要なメ
ニュー表示や操作ボタン表示を行う。操作入力は,タブ
レット3,または,本体に設けられたスイッチによって
行う。また,通信する内容の編集時の表示や,文字(文
字列),筆談,画像などの通信内容の表示を行う。
【0052】これらの表示に関しては,視覚が低下した
場合でも利用しやすいよう,文字の大きさ,配色,コン
トラストなどを利用者に適した状態に設定できる機能を
持つ。設定した内容は内部のメモリに記憶され,使用時
には記憶内容にしたがって再設定される。
【0053】タブレット3は,本装置の操作,通信する
内容の編集,筆談などの各入力操作を行う。
【0054】画像入力部4は,静止画や動画などの画像
入力機能を持つ。カメラ部分は小型のものを内蔵するこ
とができるが,外部ビデオカメラなどを利用することも
できる。
【0055】外部入出力部5は,外部機器を接続するた
めのインターフェースであり,この部分を介して,接続
された機器の制御などを遠隔地から行うことができる。
【0056】制御部6は,CPU10やデータ記憶用の各種の
メモリ(11〜14),およびプログラムメモリ15からな
り,プログラムメモリ15に内蔵したプログラムにより本
装置の全体の動作制御,通信制御,入出力制御を行う。
また,各種の設定や通信内容などの保存などを行う。
【0057】音声処理部7は,音声などの音信号の入出
力処理を行う。この部分に含まれる音調整機能部20で
は,低下した聴覚を補助するために,音量,音質,雑音
抑制,音声強調,話速変換など,音声を聞き取りやすく
する処理を行う。これらは利用者にあわせたチューニン
グが可能である。チューニングした内容は設定記憶メモ
リ14に格納され,使用時にはこの内容にしたがって再設
定される。また音声認識機能17を持つことにより,音声
入力による操作や,会話の一部また全部を文字に変換し
て表示部に表示することができる。さらに音声合成機能
16を持つことにより,文字(文字列)による通信内容を
音声に変換することや,本装置の使用法などの音声によ
るガイダンスを行うことができる。
【0058】(2)複数の意思伝達手段の同時提供 本実施例では,意志伝達手段による通信の内容は,文字
(文字列),筆談,画像などの手段ごとに通信メモリ11
に格納する。また,表示部2の一部などに表示内容を選
択する部分を設け,タブレット3から選択できるように
する。
【0059】選択された意思伝達手段は通信メモリ11か
ら表示部2へと転送する。これにより,選択された手段
は 表示部に重ねて表示することも,単独で表示するこ
とも可能になる。このような方法により,文字(文字
列)や画像の上に筆談による指示や強調が可能になり,
相互の意志伝達に有効な手段となる。
【0060】表示に際しては,表示部2を分割してそれ
ぞれに自分と相手の内容を表示する方法と,同一の領域
に自分と相手の内容を表示する方法とがある。後者の場
合には,表示色を変えるなどの方法により,自分と相手
との通信内容を見分けることができる。
【0061】(3)視覚補助機能のチューニング方法 本実施例の制御部6の,CPU10は,表示の大きさや線の太
さ,および色(配色)などについて,あらかじめ用意さ
れたチューニング用の表示パターンを表示部2に表示す
る。このときに利用者は,自分のもっとも適していると
判断した設定であることを,タブレット3などから入力
する。このときの状態は,設定記憶メモリ14に記憶され
る。本装置の利用を開始する際には,設定記憶メモリ14
に記憶された内容による表示を行い,利用するたびに設
定を繰り返す必要はない。
【0062】文字の大きさに関するチューニング方法を
図4に示す。たとえば「ごきげんいかがですか」という
文字列を,ゴシック体/文字色黒/背景色白/10ポイン
トの条件で,表示部2に表示する。適しているとする入
力がない場合には,さらに数ポイント表示文字を大きく
する。これを繰り返して利用者が適当と感じる文字の大
きさを決定する。または図5に示したように,同一の文
字列を複数の大きさで表示し,その中からもっとも適し
ていると思われるものを利用者が選択することによっ
て,文字の大きさを決定する。
【0063】次に,文字の背景色のチューニング方法を
図6に示す。文字色と背景色を黒/白,白/黒,赤/
黄,黄/緑などの組み合わせで一定時間ごとに切り替え
る。これを繰り返して,利用者が適当と感じる文字色と
背景色を決定する。または図7に示したように,上記で
選択された大きさの文字を文字色と背景色の各組み合わ
せで複数表示し,その中からもっとも適していると思わ
れるものを利用者が選択することによって文字色と背景
色を決定する。このチューニング作業によって得られた
利用者に適した設定により,以後の操作に必要な入力ボ
タンや文字(文字列)の表示などを行う。
【0064】(4)聴覚を利用した視覚の補助 視覚が低下した利用者の場合には,聴覚によって視覚を
補助することも有効である。
【0065】文字(文字列)で相手側から送られた通信
内容を,音声合成機能16を利用して音声に変換し,スピ
ーカ(イヤホン)22から出力する。これにより,通常は
視覚から入力される文字(文字列)情報を,聴覚によっ
ても入力できる。
【0066】またこの機能による音声出力については,
(5)聴覚補助のチューニングで示す聴覚補助機能の設定
内容を反映させ,利用者が聞き取りやすいようにする。
【0067】(5)聴覚補助のチューニング方法 調整信号発生機能部18から音信号を発生させる。この信
号は,実装された音調整機能部20を経由してスピーカ
(イヤホン)22から出力される。
【0068】CPU10は,チューニングする内容によって
調整信号発生機能部18から出力する信号を変化させ,ま
た音調整機能部20の各設定を変化させる。このときに利
用者は,自分がもっとも聞きやすいと判断したことをタ
ブレット3などから入力する。このときの状態は,設定
記憶メモリ14に保持される。
【0069】本装置の利用を開始する際には,設定記憶
メモリ14に記憶された内容による音の調整を行い,利用
するたびに設定を繰り返す必要はない。
【0070】音調整機能部20が図8で示すように,ロー
パスフィルタ,ハイパスフィルタ,およびそれぞれのゲ
イン調整で構成されている場合のチューニング例を示
す。まず,低音域の音(400Hz)を調整信号発生機能部1
8から音調整機能部20に出力する。同時に,音調整機能
部20内のローパスフィルタのゲインを徐々に大きくし,
利用者が適当な音量であると感じる点を入力する。次
に,低音域の音信号と高音域の音信号(2kHz)が0.5〜1
秒などの一定間隔で切り替わる音を,調整信号発生機能
部18から音調整機能部20に出力する。このときにハイパ
スフィルタのゲインを徐々に変化させながら,利用者が
低音と高音が同じ程度の音量として感じる点を入力す
る。これにより,ハイパスフィルタのゲインを決定す
る。高齢者では高音側の聴覚が低下することから,高音
側のゲイン調整が有効である。
【0071】聴覚補助機能のチューニング時に必要な表
示については,視覚補助機能のチューニング方法で示し
た視覚補助の設定を反映させ,利用者が認識しやすいよ
うにする。
【0072】(6)視覚を利用した聴覚の補助 聴覚が低下した場合には,視覚によって聴覚を補助する
ことも有効である。
【0073】音声で相手側から送られた伝達内容を,音
声認識機能部17を利用して文字(文字列)に変換し,表
示部2に表示する。これにより,通常は聴覚から入力さ
れる音声情報を,視覚によっても入力できる。またこの
ときの表示については,(3)視覚補助機能チューニング
方法で示した視覚補助の設定を反映させ,利用者が認識
しやすいようにする。
【0074】(7)運動能力の低下を補助する機能 電話番号の入力を本装置に対して行い,制御部6が通信
機能部1を制御し発呼を行う。
【0075】電話番号を入力する場合には,まず表示部
2にボタン表示を行う。このときの表示は,ボタンや表
示時文字の大きさや配色に対して(3)視覚補助機能のチ
ューニング方法で示した視覚補助の設定を反映させ,利
用者が認識しやすいようにする。
【0076】また入力には,タブレット3から入力する
方法と,音声認識機能17を利用して音声で指示する方法
がある。さらに番号入力操作を簡便にするために,電話
帳メモリ13に保存している電話帳リストを表示部2に表
示し,タブレット3か音声認識機能部17による音声入力
によって選択することもできる。この場合の表示に対し
ても,視覚補助の設定を反映させる。
【0077】(8)記憶力の低下を補助する機能 本装置に利用者の呼び出し番号や名前などのあらかじめ
予知可能な情報を設定記憶メモリ14などに保存してお
き,通信を開始するときにそれらの情報を相手側と交換
する。交換した内容は通信メモリ11に記憶されるととも
に表示部2に表示し,相手側が誰であるかを確認しなが
ら意志の伝達ができる。
【0078】通話中の意志伝達手段の内容は,一時的に
通信メモリ11に保存される。この内容を通話中または通
話終了時に,その一部または全部を,通信記録メモリ12
に転送し保存する。また会話などの音声情報は,会話中
に利用者が指定した期間,またはあらかじめ設定してお
いた期間,録音再生機能部19によって録音する。通信記
録メモリ12には,メモリ領域の大きさに応じて新しいも
のが保持される。
【0079】利用者の指示により,通信記録メモリ12に
記憶している通信内容の一覧を,表示部2に表示する。
一覧からの選択により,通信記録メモリ12に保存してい
た通信内容を表示部2へ表示し,録音再生機能部19から
音声再生を行う。
【0080】また,通信開始時に相手側と交換した情報
は電話帳メモリ13にも記憶する。この内容は,同じ相手
を再度呼び出す場合に電話帳として利用することができ
る。これにより,呼び出し番号等を記憶する必要がなく
なるとともに,電話帳を作成する手間も軽減される。
【0081】(9)意志伝達以外への応用 遠隔監視,
遠隔制御への応用 本装置に自動着信機能を持たせる。これは,通信機能部
1と制御部6によって実現する。また,接続時に利用者を
相互に確認するために,利用者自身を識別するための符
号等を設定記憶メモリ14に保持しておく。さらに,自動
着信を許可するか許可しないかを,利用者があらかじめ
設定できるようにし,自動着信を許可する場合には,自
動着信を許可する相手を識別するための相手の識別符号
等を記憶しておく。
【0082】自動着信時を許可している期間に着信があ
った場合には,まず識別符号等を通信によって相互に伝
送する。この内容によって自動着信を受け付ける相手で
あると確認できた場合には以降の処理を行い,そうでな
い場合には以降の処理を行わずに切断する。
【0083】送られてきた音声やその他の意思伝達手段
は,通常の使用と同様に双方で入出力される。また画像
入力を要求する信号を受けたときには,画像入力部4か
ら画像を取り込み,相手側に送信する。さらに,外部入
出力部5に入力されたデータはそのまま相手側に送信さ
れる。
【0084】このような方法により,遠隔地からの監視
や制御が可能になる。連絡の途絶えがちな高齢者に対し
て強制的に連絡をとる場合や,高齢者の健康データを定
期的に収集する場合などに利用できる。また,自動着信
を許可する相手の確認を符号等の交換によって自動的に
行うことにより,不特定の相手からの着信を受け付ける
ことがなく,利用者のプライバシー保護にも有効であ
る。
【0085】(10)意志伝達以外への応用 自動問い
合わせと自動発信 設定により,本装置が定期的に利用者にメッセージを発
生する(自動問い合わせ)。発生するメッセージは,
音,表示部2への表示,音声合成機能による音声など
や,それらの組み合わせなどである。このメッセージに
対して利用者が,ボタンやタブレット3などから特定の
応答をした場合や応答を行わない場合には,本装置が自
動的に,あらかじめ指定された連絡先に電話する(自動
発信)。連絡先は,電話帳メモリ13や設定記憶メモリ14
などに保存しておく。
【0086】たとえば,毎朝8時に信号音とともに「お
はようございます。今日はお元気ですか?」というメッ
セージと,「はい」「いいえ」の選択ボタンを表示部2
に表示する。「いいえ」を選択した場合や応答がない場
合には,登録された連絡先に自動発信し,名前と応答の
内容などを連絡する。
【0087】このような方法により,自動的かつ定期的
な利用者の状況連絡が可能になり,毎日の健康確認やホ
ームヘルパーの訪問計画などに利用できる。
【0088】
【発明の効果】高齢者が意志の伝達を十分に行えない
と,思いこみや考え違いの原因となり,対人関係にも悪
影響をもたらし,社会から孤立する原因にもなる。この
ような点から,高齢者が正確な意志の伝達ができること
は重要であり,社会とのつながりを維持することが,豊
かな生活を送るための基本の一つと考えられる。
【0089】本装置は,意志の伝達を確実に行うための
複数の有効な手段を提供するとともに,意思伝達を行う
際に障害となる,視覚・聴覚・運動能力・記憶力などの
意志伝達能力の低下を補助する機能を持つため,これら
の障害を緩和することができ,高齢者の正確な意思伝達
に対して有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に使用される意思伝達手段を説明するた
めの図である。
【図3】本発明に使用される補助機能を示す図である。
【図4】各種のチューニングの例を示すフローチャート
図である。
【図5】各種のチューニングの例を示すフローチャート
図である。
【図6】各種のチューニングの例を示すフローチャート
図である。
【図7】各種のチューニングの例を示すフローチャート
図である。
【図8】各種のチューニングの例を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1 通信機能部 2 表示部 3 タブレット部 4 画像入力部 5 外部入出力部 6 制御部 7 音声処理部 10 CPU 11 通信メモリ 12 通信記録メモリ 13 電話帳メモリ 14 設定記憶メモリ 15 プログラムメモリ 16 音声合成機能 17 音声認識機能 18 調整信号発生機能 19 録音再生機能
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 恵司 茨城県東茨城郡茨城町長岡3781−1 茨城 県高齢者支援機器開発技術研究組合内 (72)発明者 矢ノ倉 敏巳 茨城県東茨城郡茨城町長岡3781−1 茨城 県高齢者支援機器開発技術研究組合内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体通信網に接続して音声情報および文
    字・画像・映像等の画像情報を送受する通信機能部,該
    画像を表示する表示部,該表示部に画像を表示するため
    に画像信号を入力する画像入力部,音声情報を処理する
    音声処理部,これらの各部を制御して目的の機能を遂行
    させる制御部を有する携帯形の情報伝達装置において,
    意思を伝達するための手段を複数具備し,前記制御部
    は,複数具備した意思伝達するための手段に実装された
    機能を使用して他の意思伝達信号に変換し,高齢者や身
    体障害者等の能力を補助・支援する処理を前記各部のい
    ずれかまたは全部で実行させることを特徴とする携帯形
    の情報伝達装置。
  2. 【請求項2】移動体通信網に接続して音声情報および文
    字・画像・映像等の画像情報を送受する通信機能部,該
    画像を表示する表示部,該表示部に画像を表示するため
    に画像信号を入力する画像入力部,音声情報を処理する
    音声処理部,これらの各部を制御して目的の機能を遂行
    させる制御部を有する携帯形の情報伝達装置において,
    意思を伝達するための手段を複数具備し,利用者の呼び
    出し番号や名前などのあらかじめ予知可能な情報を設定
    記憶メモリに保存し,該設定記憶メモリに保存した情報
    を使用して相手方と情報交換する機能を有し,交換した
    情報を通信メモリに記憶するともに表示部に表示するこ
    とを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
  3. 【請求項3】移動体通信網に接続して音声情報および文
    字・画像・映像等の画像情報を送受する通信機能部,該
    画像を表示する表示部,該表示部に画像を表示するため
    に画像信号を入力する画像入力部,音声情報を処理する
    音声処理部,これらの各部を制御して目的の機能を遂行
    させる制御部を有する携帯形の情報伝達装置において,
    意思を伝達するための手段を複数具備し,前記表示部,
    画像入力部,音声処理部の処理パラメータを,高齢者や
    身体障害者等の能力低下の度合に整合(チューニング)
    して高齢者や身体障害者等の能力を補助・支援する処理
    を行うことを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて,意思
    を伝達するための手段は,音声通信,文字通信,筆談の
    通信,画像通信のいずれかであって,三つ以上使用され
    ることを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
  5. 【請求項5】請求項1から3のいずれかにおいて,定期
    的に利用者にメッセージを発生する自動問い合わせ機能
    を有し,該問い合わせに特定の応答あるい応答がない場
    合に,あらかじめ指定された連絡先に電話する自動発信
    機能を有することを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
  6. 【請求項6】請求項3において,チューニングしたとき
    の状態は設定記憶メモリに保持され,次の利用のときに
    設定記憶メモリに記憶された情報によりチューニングが
    行われることを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
  7. 【請求項7】請求項1または3において,高齢者や身体
    障害者等の能力を補助・支援する処理には,聴覚,視
    覚,指先の運動能力,記憶力,判断力のいずれかに対応
    する処理が含まれることを特徴とする携帯形の情報伝達
    装置。
  8. 【請求項8】請求項7において,前記処理にはチューニ
    ング処理が含まれることを特徴とする携帯形の情報伝達
    装置。
  9. 【請求項9】請求項1において,他の意思伝達信号への
    変換は,実装された機能を相互に用いて行うことを特徴
    とする携帯形の情報伝達装置。
  10. 【請求項10】移動体通信網に接続して音声情報および
    文字・画像・映像等の画像情報を送受する通信機能部,
    該画像を表示する表示部,該表示部に画像を表示するた
    めに画像信号を入力する画像入力部,音声情報を処理す
    る音声処理部,これらの各部を制御して目的の機能を遂
    行させる制御部を有する携帯形の情報伝達装置におい
    て,意思を伝達するための手段として,音声通信,文字
    通信,筆談の通信および画像通信からなる手段を含み,
    前記制御部は,これらの意思伝達するための手段に実装
    された機能を使用して相互に他の意思伝達信号に変換
    し,高齢者や身体障害者等の能力を補助・支援する処理
    を前記各部で実行させるものであり,利用者の呼び出し
    番号や名前などのあらかじめ予知可能な情報を保存する
    設定記憶メモリを有し,かつ該設定記憶メモリに保存さ
    れた情報が前記意思伝達するための手段に使用されるこ
    とを特徴とする携帯形の情報伝達装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000022807A3 (en) * 1998-10-12 2000-08-03 Samsung Electronics Co Ltd Image communication device and method for communication terminal
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