JPH06253305A - テレビ会議システム - Google Patents

テレビ会議システム

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JPH06253305A
JPH06253305A JP5039115A JP3911593A JPH06253305A JP H06253305 A JPH06253305 A JP H06253305A JP 5039115 A JP5039115 A JP 5039115A JP 3911593 A JP3911593 A JP 3911593A JP H06253305 A JPH06253305 A JP H06253305A
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sound volume
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audio
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JP5039115A
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Hirotaka Kawano
野 博 孝 川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信音量が一定になるように自動調整する。 【構成】 自側の動画カメラの焦点合わせとアングルの
調整を行なう動画カメラ制御部4と、マイクから入力し
た音声を符号化する音声コーデック部9と、予め定めら
れた音量レベル設定値と音声コーデック部9から検出さ
れた音声の振幅とを比較して音量レベルの判定を行なう
音量レベル検知部19と、動画カメラ制御部4における
焦点距離情報から得られた送話者の位置および音量レベ
ル検知部19における比較結果に基づいて音量レベル設
定値を調整する音量レベル制御部20とを備える。 【効果】 各音声符号化方式に依存せず、かつ簡単な構
成で送信音量レベルを自動調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信時の音量レベルを
自動調整可能とするテレビ会議システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ会議システムは、従来の電
話機に用いられている音声によるコミュニケーション手
段に加え、ディスプレイ装置等を用いて文字や図形等の
視覚的な情報を相手側とリアルタイムに交換し得る手段
として開発されてきた。CCITTにおいても、オーデ
ィオビジュアル・サービス用のビデオ符号化方式および
多重化方式、通信手順が正式勧告化され、企業活動の広
域化およびデジタル通信網の普及に伴い、各社からCC
ITT勧告に準拠したTV会議システムや動画TV電話
などが開発されている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のテレビ会
議システムについて説明する。図3は従来のテレビ会議
システムの機能ブロック図である。図3において、1は
相手からの画像あるいは自画像を表示するモニタ、2は
モニタ1に画像の表示の切り替え制御などを行なう表示
制御部、3は動画を撮影するための動画カメラ、4は動
画カメラ3の焦点合わせやアングル調整を行なう動画カ
メラ制御部、5は静止画を読み取るスキャナ、6は動画
カメラ3およびスキャナ5で撮影した画像の符号化/復
号化を行なう画像コーデック部、7は音声入力用のマイ
ク、8は音声出力用のスピーカ、9は音声の符号化/復
号化を行なう音声コーデック部、10は動画カメラ3の
倍率やアングルの操作およびテレライティングなどを行
なうための座標入力部、11は座標入力部10からの座
標情報を処理するテレライティング制御部、12は電話
番号の入力、機能の選択を行なうためのキーボード、1
3は各部間のデータ入出力処理などの端末全体を制御す
る端末制御部、14は画像、音声、テレライティングデ
ータをCCITT勧告H.221(オーディオビジュア
ルテレサービスにおける64Kビット/s チャンネルの
フレーム構造)のフレームフォーマットで多重化し、ま
た相手から送られてきたフレームから画像、音声テレラ
イティングデータに分離する多重化/分離部、15はC
CITT勧告H.242(1920Kビット/s までの
デジタルチャンネルを使用したオーディオビジュアル端
末間の通信を設定する方式)に基づいた通信手順を実行
するBAS(Bitrate Allocation Signal )制御
部、16はISDN回線18に端末を接続するための回
線インタフェース、17は発着呼、切断等の呼の管理を
行なう呼制御処理部、18は伝送路としてのISDN回
線である。
【0004】以上のように構成された従来のテレビ会議
システムについて、以下その動作を説明する。キーボー
ド12から相手側端末の電話番号が設定され、発信キー
が押されると、端末制御部13は呼制御処理部17に通
知し、呼制御処理部17は回線インタフェース16を介
して相手側端末との間でBチャンネルの接続を行なう。
接続完了後、Bチャンネルを使ってBAS制御部15に
よりH.242に基づいたモード設定が行なわれ、デー
タ送受信が開始される。自側端末から相手側端末に対し
て動画の送信を行なう場合には、動画カメラ3により記
録された画像データを自側のモニタ1へ直接表示すると
ともに、画像コーデック部6で動画圧縮の規格であるC
CITT勧告H.261に従って圧縮を施す。スキャナ
5で読み込んだ静止画像も動画像と同様な処理を施し、
BAS制御部15のモードに従い、回線インタフェース
16を介してISDN回線18へ伝送され、相手側端末
へ送信する。相手側端末では、受信した圧縮符号化デー
タを画像コーデック部6で伸長および復号化を施し、画
像であれば表示制御部2を介してモニタ1に表示する。
音声を自側端末から相手側端末に対して送信する場合に
は、マイク7から入力された音量レベルのままの音声デ
ータに対し、音声コーデック部9でCCITT勧告G.
722またはG.728に従った符号化を行ない、IS
DN回線18を介して相手側端末へ送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のテレビ会議システムでは、送話音量が固定され
ているため、送話者のマイクに対する位置の変化と発声
音量の変化に対応できず、送話者がマイクに近い場合は
音量が大きすぎ、送話者がマイクから遠い場合は音量が
小さすぎるので、受話側で受話音量をボリューム等で加
減させるといった人為的な作業を必要とする問題点を有
していた。
【0006】本発明は、上記問題を解決し、送信音量が
一定になるように自動的に変更可能なテレビ会議システ
ムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、従来の構成に、音量レベル検知部と音量
レベル制御部とを加えたものである。音量レベル検知部
では、あらかじめ設定しておいた音量レベルをしきい値
とし、サンプリング毎に得られる音量レベル値から一定
時間内での音量レベルの最大値を求めてしきい値と比較
し、音量レベル制御部では、動画カメラ制御部における
焦点距離情報から得られる送話者の位置から推定される
音量レベルと、音量レベル検知部で実際に得られた比較
結果とに基づいて、送信する送話者の音声レベルを自動
調整するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記した構成により、動画カメラ制
御部から与えられる焦点距離情報から判明する送話者の
位置からその送話者の大体の音量レベルを推定し、マイ
クから入力される送話者の実際の音量レベルと予め定め
た設定値とを比較し、実際の音量レベルが設定値よりも
小さければ設定値を上げ、実際の音量レベルが設定値よ
りも大きければ設定値を下げることにより、送信する音
量レベルを一定に自動調整することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
テレビ会議システムの機能ブロック図であり、図3に示
す従来例の構成に音量レベル検知部19と音量レベル制
御部20とを追加したものである。すなわち図1におい
て、1は相手からの画像あるいは自画像を表示するモニ
タ、2はモニタ1に画像の表示の切り替え制御などを行
なう表示制御部、3は動画を撮影するための動画カメ
ラ、4は動画カメラ3の焦点合わせやアングル調整を行
なう動画カメラ制御部、5は静止画を読み取るスキャ
ナ、6は動画カメラ3およびスキャナ5で撮影した画像
の符号化/復号化を行なう画像コーデック部、7は音声
入力用のマイク、8は音声出力用のスピーカ、9は音声
の符号化/復号化を行なう音声コーデック部、10は動
画カメラ3の倍率やアングルの操作およびテレライティ
ングなどを行なうための座標入力部、11は座標入力部
10からの座標情報を処理するテレライティング制御
部、12は電話番号の入力、機能の選択を行なうための
キーボード、13は各部間のデータ入出力処理などの端
末全体を制御する端末制御部、14は画像、音声、テレ
ライティングデータをCCITT勧告H.221(オー
ディオビジュアルテレサービスにおける64Kビット/
s チャンネルのフレーム構造)のフレームフォーマット
で多重化し、また相手側端末から送られてきたフレーム
から画像、音声テレライティングデータに分離する多重
化/分離部、15はCCITT勧告H.242(192
0Kビット/s までのデジタルチャンネルを使用したオ
ーディオビジュアル端末間の通信を設定する方式)に基
づいた通信手順を実行するBAS(Bitrate Allocat
ionSignal )制御部、16はISDN回線18に端末
を接続するための回線インタフェース、17は発着呼、
切断等の呼の管理を行なう呼制御処理部、18は伝送路
としてのISDN回線である。19は音量レベル設定値
と音声コーデック部9から検知された音声の振幅を比較
して音量レベルの判定を行なう音量レベル検知部、20
は動画カメラ制御部4における焦点距離情報から得られ
る送話者の位置および音量レベル検知部19からの比較
結果によって、相対的に音声データ内の振幅部分のデー
タを加減させる音量レベル制御部である。
【0010】以上のように構成された本実施例のテレビ
会議システムについて、以下その動作を説明する。キー
ボード12から相手側端末の電話番号が設定され、発信
キーが押されると、端末制御部13は呼制御処理部17
に通知し、呼制御処理部17は回線インタフェース16
を介して相手側端末との間でBチャンネルの接続を行な
う。接続完了後、Bチャンネルを使ってBAS制御部1
5によりH.242に基づいたモード設定が行なわれ、
データ送受信が開始される。自側端末から相手側端末に
対して動画の送信を行なう場合には、動画カメラ3によ
り記録された画像データを自側のモニタ1へ直接表示す
るとともに、画像コーデック部6で動画圧縮の規格であ
るCCITT勧告H.261に従って符号化を施し、B
AS制御部15のモードに従い、回線インタフェース1
6を介してISDN回線18へ伝送し、相手側端末へ送
信する。相手側端末では、受信した圧縮符号化データを
画像コーデック部6で復号化を施す。スキャナ5で読み
込んだ静止画像も動画像と同様な処理を施し、画像であ
れば表示制御部2を介してモニタ1に表示する。
【0011】次に、音声を自側端末から相手側端末に対
して送信する場合について、図2に示す音量レベル推移
チャートを用いて説明する。まず、起動後において、動
画カメラ制御部4で得られる焦点距離情報から送話者の
位置を確認し、送話者の音量レベルを推定し、音量レベ
ル制御部20へ音量レベルの初期値を通知する(区間
A)。送話が開始されると音量レベル制御部20におい
てマイク7から入力した音声データの振幅部分のデータ
に修正を加えていく。すなわち、一定の間隔(tx )で
音量レベルのピークを音量レベル検知部19で検知し、
予め基準用として設定される音量レベルのピーク値と比
較し、実際に得られる音量レベルが小さいようであれ
ば、前に焦点距離情報から設定された音量レベル設定値
を引き上げ(区間B)、逆に実際に得られる音量レベル
が大きいようであれば、音量レベル制御部20での音量
レベル設定値を引き下げる(区間C)。次に、送話者の
位置が変化したことが動画カメラ制御部4から得られた
焦点距離情報から判明した場合、同様にして音量レベル
制御部20での音量レベル設定値の変更を行なう(区間
D)。
【0012】音量レベルに修正を加えられた後の音声デ
ータは、従来例と同様に音声コーデック部9で符号化を
行ない、多重/分離部14で多重化を施された後、動画
の場合と同様にISDN回線18を介して相手側端末へ
送信される。また、受信の場合には、相手側端末から受
信した音声符号化データを音声コーデック部9で復号化
し、スピーカ8へ出力する。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、予め定
められた音量レベル設定値と音声コーデック部から検出
された音声の振幅とを比較して音量レベルの判定を行な
う音量レベル検知部と、動画カメラ制御部における焦点
距離情報から得られる送話者の位置および音量レベル検
知部における比較結果に基づいて音量レベル設定値を調
整する音量レベル制御部とを備えているので、送話者の
音量の変化を確実に捕らえることができるとともに、ア
ナログ−デジタル変換後でデータ圧縮を行なう前に音量
レベルを調整するため、各音声符号化方式に依存せず、
かつ簡単な構成で送信音量レベルを自動調節することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテレビ会議システム
の機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例における音量レベルの推移を
示すタイムチャート。
【図3】従来のテレビ会議システムの機能ブロック図。
【符号の説明】
1 モニタ 2 表示制御部 3 動画カメラ 4 動画カメラ制御部 5 スキャナ 6 画像コーデック部 7 マイク 8 スピーカ 9 音声コーデック部 10 座標入力部 11 テレライティング制御部 12 キーボード 13 端末制御部 14 多重化/分離部 15 BAS制御部 16 回線インタフェース 17 呼制御処理部 18 ISDN回線 19 音量レベル検知部 20 音量レベル制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号と画像信号とを符号化し、通信
    回線を介して送信するテレビ会議システムにおいて、自
    側の動画カメラの焦点合わせとアングルの調整を行なう
    動画カメラ制御部と、マイクから入力した音声を符号化
    する音声コーデック部と、予め定められた音量レベル設
    定値と前記音声コーデック部から検出された音声の振幅
    とを比較して音量レベルの判定を行なう音量レベル検知
    部と、前記動画カメラ制御部における焦点距離情報から
    得られる送話者の位置および前記音量レベル検知部にお
    ける比較結果に基づいて前記音量レベル設定値を調整す
    る音量レベル制御部とを備えたテレビ会議システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565184B1 (ko) * 1998-12-08 2006-06-13 엘지전자 주식회사 단체화상회의시스템의음량제어회로
JP2011193392A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd ビデオ会議装置
US8462190B2 (en) 2007-07-11 2013-06-11 Hitachi, Ltd. Voice communication device, voice communication method, and voice communication program
JP2014052911A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Panasonic Corp 住宅セキュリティシステム

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