JPH0998397A - テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 - Google Patents
テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法Info
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- JPH0998397A JPH0998397A JP7253152A JP25315295A JPH0998397A JP H0998397 A JPH0998397 A JP H0998397A JP 7253152 A JP7253152 A JP 7253152A JP 25315295 A JP25315295 A JP 25315295A JP H0998397 A JPH0998397 A JP H0998397A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回線状態が悪くなっても、通信が切断された
り、音声が聞き取りにくくなることがなく、また画質、
音声を最善の状態で通信することが可能なテレビ電話装
置およびテレビ電話通信方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 回線のノイズレベルを検知するノイズレベル
検知手段12と、ノイズレベル検知手段12により検知
したノイズレベルを予め設定したスレッショルドレベル
と比較して回線状態の良否を判定する比較判定手段13
と、比較判定手段13において回線状態が不良であると
判定したときには動画像通信を静止画像通信に切り替え
ると共に送出する音声レベルを増加させる画像・音声切
替手段14とを有する。
り、音声が聞き取りにくくなることがなく、また画質、
音声を最善の状態で通信することが可能なテレビ電話装
置およびテレビ電話通信方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 回線のノイズレベルを検知するノイズレベル
検知手段12と、ノイズレベル検知手段12により検知
したノイズレベルを予め設定したスレッショルドレベル
と比較して回線状態の良否を判定する比較判定手段13
と、比較判定手段13において回線状態が不良であると
判定したときには動画像通信を静止画像通信に切り替え
ると共に送出する音声レベルを増加させる画像・音声切
替手段14とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆のアナログ回線を
利用して映像、音声を多重伝送する機能を備えたテレビ
電話装置および公衆のアナログ回線を利用して映像、音
声を多重伝送するテレビ電話通信方法に関するものであ
る。
利用して映像、音声を多重伝送する機能を備えたテレビ
電話装置および公衆のアナログ回線を利用して映像、音
声を多重伝送するテレビ電話通信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ITU−T(国際電気通信連合通
信標準化セクタ)において、オーディオビジュアル用の
ビデオ符号化方式、静止画像符号化方式、多重化方式、
通信手順等が正式に勧告され、それに伴い各社から、I
TU−T勧告に準拠したテレビ会議等の画像通信端末装
置が発売されている。更に、今年(1995年)から来
年(1996年)にかけて、超低ビットレートのテレビ
電話装置に関する勧告化が進められ、それをにらんだ製
品の発売が各社から進められようとしている。
信標準化セクタ)において、オーディオビジュアル用の
ビデオ符号化方式、静止画像符号化方式、多重化方式、
通信手順等が正式に勧告され、それに伴い各社から、I
TU−T勧告に準拠したテレビ会議等の画像通信端末装
置が発売されている。更に、今年(1995年)から来
年(1996年)にかけて、超低ビットレートのテレビ
電話装置に関する勧告化が進められ、それをにらんだ製
品の発売が各社から進められようとしている。
【0003】以下に従来のテレビ電話装置について説明
する。図3は従来のテレビ電話装置を示すブロック図で
ある。図3において、1は音声を入力するマイクと音声
を出力するスピーカとを内蔵したハンドセット、2は撮
影用カメラ、3は相手から送られてきた映像や撮影用カ
メラ2で撮影した映像を表示する液晶表示素子などから
成るモニタ、4は電話番号を入力したり、機能を選択し
たりするためのキー操作部、5は音声データを圧縮、符
号化または伸長、復号化する音声制御手段、6は動画像
データを圧縮、符号化または伸長、復号化する動画像制
御手段、7は静止画像データを圧縮、符号化または伸
長、復号化する静止画像制御手段、8は相手端末との通
信手順を制御する通信制御手段、9は発着呼、切断等の
呼の管理を行う呼制御処理手段、10は規定したフレー
ムフォーマットで動画像データ、静止画像データ、音声
データを多重化し、また相手から送られてきたフレーム
信号から動画像データ、静止画像データ、音声データを
分離する多重/分離手段、11は公衆のアナログ回線網
21に端末を接続する回線インタフェース部、20は手
段5〜10および回線インタフェース部11から成るテ
レビ電話装置本体である。なお、ハンドセット1、撮影
用カメラ2、モニタ3およびキー操作部4はテレビ電話
装置本体20に一体化されている。
する。図3は従来のテレビ電話装置を示すブロック図で
ある。図3において、1は音声を入力するマイクと音声
を出力するスピーカとを内蔵したハンドセット、2は撮
影用カメラ、3は相手から送られてきた映像や撮影用カ
メラ2で撮影した映像を表示する液晶表示素子などから
成るモニタ、4は電話番号を入力したり、機能を選択し
たりするためのキー操作部、5は音声データを圧縮、符
号化または伸長、復号化する音声制御手段、6は動画像
データを圧縮、符号化または伸長、復号化する動画像制
御手段、7は静止画像データを圧縮、符号化または伸
長、復号化する静止画像制御手段、8は相手端末との通
信手順を制御する通信制御手段、9は発着呼、切断等の
呼の管理を行う呼制御処理手段、10は規定したフレー
ムフォーマットで動画像データ、静止画像データ、音声
データを多重化し、また相手から送られてきたフレーム
信号から動画像データ、静止画像データ、音声データを
分離する多重/分離手段、11は公衆のアナログ回線網
21に端末を接続する回線インタフェース部、20は手
段5〜10および回線インタフェース部11から成るテ
レビ電話装置本体である。なお、ハンドセット1、撮影
用カメラ2、モニタ3およびキー操作部4はテレビ電話
装置本体20に一体化されている。
【0004】以上のように構成された従来のテレビ電話
装置について、以下その動作を説明する。操作者がハン
ドセット1をとり、通常の電話をかけるようにキー操作
部4から相手端末の電話番号を入力すると、呼制御処理
手段9は、回線インタフェース部11を介し、公衆のア
ナログ回線網21で相手端末と接続する。相手端末との
接続が完了して、動画像データを相手端末に伝送する場
合の動作について説明する。まず、動画像制御手段6
は、撮影用カメラ2から取り込んだ動画像信号をA/D
コンバータ(図示せず)によりデジタル信号としての動
画像データに変換し、この動画像データを規定されたフ
レームフォーマットに変換し、圧縮し、符号化する。こ
の圧縮、符号化処理された動画像データは、キー操作部
4で送信要求キーが押下されると、動画像制御手段6か
ら多重/分離手段10へ出力される。また、音声制御手
段5は、ハンドセット1から入力された音声信号をA/
Dコンバータ(図示せず)によりデジタル信号としての
音声データに変換し、この音声データを規定されたフレ
ームフォーマットに変換し、圧縮、符号化する。この圧
縮、符号化処理された音声データは、同様にキー操作部
4で送信要求キーが押下されると、音声制御手段5から
多重/分離手段10へ出力される。多重/分離手段10
は、上記圧縮、符号化された動画像データおよび音声デ
ータを多重化し、回線インタフェース部11から公衆の
アナログ回線網21を介して、相手端末に伝送する。
装置について、以下その動作を説明する。操作者がハン
ドセット1をとり、通常の電話をかけるようにキー操作
部4から相手端末の電話番号を入力すると、呼制御処理
手段9は、回線インタフェース部11を介し、公衆のア
ナログ回線網21で相手端末と接続する。相手端末との
接続が完了して、動画像データを相手端末に伝送する場
合の動作について説明する。まず、動画像制御手段6
は、撮影用カメラ2から取り込んだ動画像信号をA/D
コンバータ(図示せず)によりデジタル信号としての動
画像データに変換し、この動画像データを規定されたフ
レームフォーマットに変換し、圧縮し、符号化する。こ
の圧縮、符号化処理された動画像データは、キー操作部
4で送信要求キーが押下されると、動画像制御手段6か
ら多重/分離手段10へ出力される。また、音声制御手
段5は、ハンドセット1から入力された音声信号をA/
Dコンバータ(図示せず)によりデジタル信号としての
音声データに変換し、この音声データを規定されたフレ
ームフォーマットに変換し、圧縮、符号化する。この圧
縮、符号化処理された音声データは、同様にキー操作部
4で送信要求キーが押下されると、音声制御手段5から
多重/分離手段10へ出力される。多重/分離手段10
は、上記圧縮、符号化された動画像データおよび音声デ
ータを多重化し、回線インタフェース部11から公衆の
アナログ回線網21を介して、相手端末に伝送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公衆の
アナログ回線には種々のノイズが混入し、上記の従来の
構成では、種々のノイズ妨害のために回線状態が悪くな
り、通信中の画像や音声が受け取れなくなったり、通信
が切断されたりするという問題点を有していた。このよ
うな場合には、回線状態が良くなるのを待って、同様の
手順で通信を再開しなければならなかった。
アナログ回線には種々のノイズが混入し、上記の従来の
構成では、種々のノイズ妨害のために回線状態が悪くな
り、通信中の画像や音声が受け取れなくなったり、通信
が切断されたりするという問題点を有していた。このよ
うな場合には、回線状態が良くなるのを待って、同様の
手順で通信を再開しなければならなかった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回線状態が悪くなっても、通信が切断されたり、音
声が聞き取りにくくなることがなく、また画質、音声を
最善の状態で通信することが可能なテレビ電話装置、お
よび回線状態が悪くなっても、通信が切断されたり、音
声が聞き取りにくくなることがなく、また画質、音声を
最善の状態で通信することが可能なテレビ電話通信方法
を提供することを目的とする。
で、回線状態が悪くなっても、通信が切断されたり、音
声が聞き取りにくくなることがなく、また画質、音声を
最善の状態で通信することが可能なテレビ電話装置、お
よび回線状態が悪くなっても、通信が切断されたり、音
声が聞き取りにくくなることがなく、また画質、音声を
最善の状態で通信することが可能なテレビ電話通信方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のテレビ電話装置は、回線のノ
イズレベルを検知するノイズレベル検知手段と、ノイズ
レベル検知手段により検知したノイズレベルを予め設定
したスレッショルドレベルと比較して回線状態の良否を
判定する比較判定手段と、比較判定手段において回線状
態が不良であると判定したときには動画像通信を静止画
像通信に切り替えると共に送出する音声レベルを増加さ
せる画像・音声切替手段とを有する構成を有している。
に本発明の請求項1記載のテレビ電話装置は、回線のノ
イズレベルを検知するノイズレベル検知手段と、ノイズ
レベル検知手段により検知したノイズレベルを予め設定
したスレッショルドレベルと比較して回線状態の良否を
判定する比較判定手段と、比較判定手段において回線状
態が不良であると判定したときには動画像通信を静止画
像通信に切り替えると共に送出する音声レベルを増加さ
せる画像・音声切替手段とを有する構成を有している。
【0008】請求項2記載のテレビ電話装置は、回線の
ノイズレベルを検知するノイズレベル検知手段と、検知
したノイズレベルに基づいて送出信号のレベルを自動的
に変化させる送出レベル可変手段とを有する構成を有し
ている。
ノイズレベルを検知するノイズレベル検知手段と、検知
したノイズレベルに基づいて送出信号のレベルを自動的
に変化させる送出レベル可変手段とを有する構成を有し
ている。
【0009】請求項3記載のテレビ電話通信方法は、回
線のノイズレベルを検知するノイズレベル検知ステップ
と、ノイズレベル検知ステップで検知したノイズレベル
を予め設定したスレッショルドレベルと比較して回線状
態の良否を判定する比較判定ステップと、比較判定ステ
ップにおいて回線状態が不良であると判定したときには
動画像通信を静止画像通信に切り替えると共に送出する
音声レベルを増加させる画像・音声切替ステップとを有
する構成を有している。
線のノイズレベルを検知するノイズレベル検知ステップ
と、ノイズレベル検知ステップで検知したノイズレベル
を予め設定したスレッショルドレベルと比較して回線状
態の良否を判定する比較判定ステップと、比較判定ステ
ップにおいて回線状態が不良であると判定したときには
動画像通信を静止画像通信に切り替えると共に送出する
音声レベルを増加させる画像・音声切替ステップとを有
する構成を有している。
【0010】請求項4記載のテレビ電話通信方法は、回
線のノイズレベルを検知するノイズレベル検知ステップ
と、検知したノイズレベルに基づいて送出信号のレベル
を自動的に変化させる送出レベル可変ステップとを有す
る構成を有している。
線のノイズレベルを検知するノイズレベル検知ステップ
と、検知したノイズレベルに基づいて送出信号のレベル
を自動的に変化させる送出レベル可変ステップとを有す
る構成を有している。
【0011】
【作用】この構成によって、回線状態が不良であると
き、動画像通信を静止画像通信に切り替えると共に送出
する音声レベルを増加させるようにしたので、回線状態
が低下しても、通信が切断されたり、音声が聞き取りに
くくなることはない。また、検知したノイズレベルに基
づいて送出信号のレベルを自動的に変化させるようにし
たので、画質、音声を最善の状態で通信することが可能
となる。
き、動画像通信を静止画像通信に切り替えると共に送出
する音声レベルを増加させるようにしたので、回線状態
が低下しても、通信が切断されたり、音声が聞き取りに
くくなることはない。また、検知したノイズレベルに基
づいて送出信号のレベルを自動的に変化させるようにし
たので、画質、音声を最善の状態で通信することが可能
となる。
【0012】
(実施例1)以下、本発明の一実施例に係るテレビ電話
装置について図を用いて説明する。図1は、本発明の第
1の実施例におけるテレビ電話装置を示すブロック図で
ある。図1において、1はハンドセット、2は撮影用カ
メラ、3はモニタ、4はキー操作部、5は音声制御手
段、6は動画像制御手段、7は静止画像制御手段、8は
通信制御手段、9は呼制御処理手段、10は多重/分離
手段、11は回線インタフェース部、21は公衆のアナ
ログ回線網であり、これらは図3と同様のものなので、
同一符号を付して説明は省略する。12は回線のノイズ
レベルを検知するノイズレベル検知手段、13はノイズ
レベル検知手段12で検知したノイズレベルを予め設定
したスレッショルドレベルと比較して、回線状態の良否
を判定する比較判定手段、14は比較判定手段13にお
いて回線状態が不良であると判定したときには動画像通
信を静止画像通信に切り替えると共に送出する音声レベ
ルを増加させる画像・音声切替手段、20Aは上述の各
手段および回線インタフェース部11から成るテレビ電
話装置本体である。
装置について図を用いて説明する。図1は、本発明の第
1の実施例におけるテレビ電話装置を示すブロック図で
ある。図1において、1はハンドセット、2は撮影用カ
メラ、3はモニタ、4はキー操作部、5は音声制御手
段、6は動画像制御手段、7は静止画像制御手段、8は
通信制御手段、9は呼制御処理手段、10は多重/分離
手段、11は回線インタフェース部、21は公衆のアナ
ログ回線網であり、これらは図3と同様のものなので、
同一符号を付して説明は省略する。12は回線のノイズ
レベルを検知するノイズレベル検知手段、13はノイズ
レベル検知手段12で検知したノイズレベルを予め設定
したスレッショルドレベルと比較して、回線状態の良否
を判定する比較判定手段、14は比較判定手段13にお
いて回線状態が不良であると判定したときには動画像通
信を静止画像通信に切り替えると共に送出する音声レベ
ルを増加させる画像・音声切替手段、20Aは上述の各
手段および回線インタフェース部11から成るテレビ電
話装置本体である。
【0013】以上のように構成されたテレビ電話装置に
ついて、以下その動作を説明する。操作者がハンドセッ
ト1をとり、通常の電話をかけるようにキー操作部4か
ら相手端末の電話番号を入力すると、呼制御処理手段9
は、回線インタフェース部11を介し、公衆のアナログ
回線網21で相手端末と接続する。ここで、ノイズレベ
ル検知手段12により回線のノイズレベルを検知する
(ノイズレベル検知ステップ)。比較判定手段13は、
ノイズレベル検知手段12で検知したノイズレベルを予
め設定したスレッショルドレベルと比較し、比較結果に
基づいて回線状態の良否を判定する(比較判定ステッ
プ)。画像・音声切替手段14は、回線状態が不良であ
れば、動画像通信を静止画像通信に切り替えると共に、
音声制御手段5から出力される音声データのレベルを増
加させる(画像・音声切替ステップ)。
ついて、以下その動作を説明する。操作者がハンドセッ
ト1をとり、通常の電話をかけるようにキー操作部4か
ら相手端末の電話番号を入力すると、呼制御処理手段9
は、回線インタフェース部11を介し、公衆のアナログ
回線網21で相手端末と接続する。ここで、ノイズレベ
ル検知手段12により回線のノイズレベルを検知する
(ノイズレベル検知ステップ)。比較判定手段13は、
ノイズレベル検知手段12で検知したノイズレベルを予
め設定したスレッショルドレベルと比較し、比較結果に
基づいて回線状態の良否を判定する(比較判定ステッ
プ)。画像・音声切替手段14は、回線状態が不良であ
れば、動画像通信を静止画像通信に切り替えると共に、
音声制御手段5から出力される音声データのレベルを増
加させる(画像・音声切替ステップ)。
【0014】上記動作以外の動作は従来の動作と同様で
ある。すなわち、撮影用カメラ2から取り込んだ動画像
信号はA/Dコンバータ(図示せず)によりデジタル信
号としての動画像データに変換され、この動画像データ
は規定されたフレームフォーマットに変換され、圧縮さ
れ、符号化される。この圧縮、符号化処理された動画像
データは動画像制御手段6から多重/分離手段10へ出
力される。また、ハンドセット1から入力された音声信
号はA/Dコンバータ(図示せず)によりデジタル信号
としての音声データに変換され、この音声データは規定
されたフレームフォーマットに変換され、圧縮、符号化
される。この圧縮、符号化処理された音声データは音声
制御手段5から多重/分離手段10へ出力される。多重
/分離手段10は、上記圧縮、符号化された動画像デー
タおよび音声データを多重化し、回線インタフェース部
11から公衆のアナログ回線網21を介して、相手端末
に伝送する。
ある。すなわち、撮影用カメラ2から取り込んだ動画像
信号はA/Dコンバータ(図示せず)によりデジタル信
号としての動画像データに変換され、この動画像データ
は規定されたフレームフォーマットに変換され、圧縮さ
れ、符号化される。この圧縮、符号化処理された動画像
データは動画像制御手段6から多重/分離手段10へ出
力される。また、ハンドセット1から入力された音声信
号はA/Dコンバータ(図示せず)によりデジタル信号
としての音声データに変換され、この音声データは規定
されたフレームフォーマットに変換され、圧縮、符号化
される。この圧縮、符号化処理された音声データは音声
制御手段5から多重/分離手段10へ出力される。多重
/分離手段10は、上記圧縮、符号化された動画像デー
タおよび音声データを多重化し、回線インタフェース部
11から公衆のアナログ回線網21を介して、相手端末
に伝送する。
【0015】以上のように本実施例によれば、ノイズレ
ベル検知手段12により検知されたノイズレベルに基づ
いて比較判定手段13が回線状態の良否を判定し、不良
と判定したときには、画像・音声切替手段14が動画像
通信を静止画像通信に切り替えると共に送出する音声レ
ベルを増加させるようにしたので、回線状態が悪くなっ
ても、通信が切断されたり、音声が聞き取りにくくなる
ことはない。
ベル検知手段12により検知されたノイズレベルに基づ
いて比較判定手段13が回線状態の良否を判定し、不良
と判定したときには、画像・音声切替手段14が動画像
通信を静止画像通信に切り替えると共に送出する音声レ
ベルを増加させるようにしたので、回線状態が悪くなっ
ても、通信が切断されたり、音声が聞き取りにくくなる
ことはない。
【0016】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
に係るテレビ電話装置について図を用いて説明する。図
2は本発明の第2の実施例におけるテレビ電話装置を示
すブロック図である。図2において、1はハンドセッ
ト、2は撮影用カメラ、3はモニタ、4はキー操作部、
5は音声制御手段、6は動画像制御手段、7は静止画像
制御手段、8は通信制御手段、9は呼制御処理手段、1
0は多重/分離手段、11は回線インタフェース部、1
2はノイズレベル検知手段、21は公衆のアナログ回線
網であり、これらは図1と同様のものなので、同一符号
を付して説明は省略する。15は送出する信号のレベル
を回線状態に応じて変化させる送出レベル可変手段、2
0Bは手段5〜10、12、15および回線インタフェ
ース部11から成るテレビ電話装置本体である。
に係るテレビ電話装置について図を用いて説明する。図
2は本発明の第2の実施例におけるテレビ電話装置を示
すブロック図である。図2において、1はハンドセッ
ト、2は撮影用カメラ、3はモニタ、4はキー操作部、
5は音声制御手段、6は動画像制御手段、7は静止画像
制御手段、8は通信制御手段、9は呼制御処理手段、1
0は多重/分離手段、11は回線インタフェース部、1
2はノイズレベル検知手段、21は公衆のアナログ回線
網であり、これらは図1と同様のものなので、同一符号
を付して説明は省略する。15は送出する信号のレベル
を回線状態に応じて変化させる送出レベル可変手段、2
0Bは手段5〜10、12、15および回線インタフェ
ース部11から成るテレビ電話装置本体である。
【0017】以上のように構成されたテレビ電話装置に
ついて、以下その動作を説明する。実施例1の場合と同
様、相手端末との接続を行う。また同様に、回線のノイ
ズレベルをノイズレベル検知手段12で検知する(ノイ
ズレベル検知ステップ)。送出レベル可変手段15は、
ノイズレベル検知手段12で検知したノイズレベルに基
づいて、回線状態に応じて、送出する信号のレベルを定
め(送出レベル可変ステップ)、ノイズレベルよりも十
分に高い送信レベルで信号を相手端末へ送出する。送信
レベルは例えば、十分な高信頼性と送信速度とが得られ
るようなレベルとする。上記動作以外の動作は従来の動
作と同様であり、これについては実施例1でも説明して
いるので、ここでは説明を省略する。
ついて、以下その動作を説明する。実施例1の場合と同
様、相手端末との接続を行う。また同様に、回線のノイ
ズレベルをノイズレベル検知手段12で検知する(ノイ
ズレベル検知ステップ)。送出レベル可変手段15は、
ノイズレベル検知手段12で検知したノイズレベルに基
づいて、回線状態に応じて、送出する信号のレベルを定
め(送出レベル可変ステップ)、ノイズレベルよりも十
分に高い送信レベルで信号を相手端末へ送出する。送信
レベルは例えば、十分な高信頼性と送信速度とが得られ
るようなレベルとする。上記動作以外の動作は従来の動
作と同様であり、これについては実施例1でも説明して
いるので、ここでは説明を省略する。
【0018】以上のように本実施例によれば、ノイズレ
ベル検知手段12により検知されたノイズレベルに基づ
いて、送出レベル可変手段15が送出信号のレベルを自
動的に変化させるようにしたので、画質、音声を最善の
状態、例えば十分な高信頼性と送信速度で通信すること
が可能となる。
ベル検知手段12により検知されたノイズレベルに基づ
いて、送出レベル可変手段15が送出信号のレベルを自
動的に変化させるようにしたので、画質、音声を最善の
状態、例えば十分な高信頼性と送信速度で通信すること
が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、回線のノイズレ
ベルを検知するノイズレベル検知手段と、ノイズレベル
検知手段により検知したノイズレベルを予め設定したス
レッショルドレベルと比較して回線状態の良否を判定す
る比較判定手段と、比較判定手段において回線状態が不
良であると判定したときには動画像通信を静止画像通信
に切り替えると共に送出する音声レベルを増加させる画
像・音声切替手段とを有することにより、回線状態が悪
くなっても通信を持続できると共にレベルアップにより
音声を明瞭化することができるので、回線状態が悪化し
た場合に通信が切断されたり、音声が聞き取りにくくな
ることのないテレビ電話装置を実現することができる。
ベルを検知するノイズレベル検知手段と、ノイズレベル
検知手段により検知したノイズレベルを予め設定したス
レッショルドレベルと比較して回線状態の良否を判定す
る比較判定手段と、比較判定手段において回線状態が不
良であると判定したときには動画像通信を静止画像通信
に切り替えると共に送出する音声レベルを増加させる画
像・音声切替手段とを有することにより、回線状態が悪
くなっても通信を持続できると共にレベルアップにより
音声を明瞭化することができるので、回線状態が悪化し
た場合に通信が切断されたり、音声が聞き取りにくくな
ることのないテレビ電話装置を実現することができる。
【0020】また、回線のノイズレベルを検知するノイ
ズレベル検知手段と、検知したノイズレベルに基づいて
送出信号のレベルを自動的に変化させる送出レベル可変
手段とを有することにより、画質、音声を最善の状態、
例えば十分な高信頼性と送信速度で通信することが可能
なテレビ電話装置を実現することができる。
ズレベル検知手段と、検知したノイズレベルに基づいて
送出信号のレベルを自動的に変化させる送出レベル可変
手段とを有することにより、画質、音声を最善の状態、
例えば十分な高信頼性と送信速度で通信することが可能
なテレビ電話装置を実現することができる。
【0021】さらに、回線のノイズレベルを検知するノ
イズレベル検知ステップと、ノイズレベル検知ステップ
で検知したノイズレベルを予め設定したスレッショルド
レベルと比較して回線状態の良否を判定する比較判定ス
テップと、比較判定ステップにおいて回線状態が不良で
あると判定したときには動画像通信を静止画像通信に切
り替えると共に送出する音声レベルを増加させる画像・
音声切替ステップとを有することにより、回線状態が悪
くなっても通信を持続できると共にレベルアップにより
音声を明瞭化することができるので、回線状態が悪化し
た場合に通信が切断されたり、音声が聞き取りにくくな
ることのないテレビ電話通信方法を実現することができ
る。
イズレベル検知ステップと、ノイズレベル検知ステップ
で検知したノイズレベルを予め設定したスレッショルド
レベルと比較して回線状態の良否を判定する比較判定ス
テップと、比較判定ステップにおいて回線状態が不良で
あると判定したときには動画像通信を静止画像通信に切
り替えると共に送出する音声レベルを増加させる画像・
音声切替ステップとを有することにより、回線状態が悪
くなっても通信を持続できると共にレベルアップにより
音声を明瞭化することができるので、回線状態が悪化し
た場合に通信が切断されたり、音声が聞き取りにくくな
ることのないテレビ電話通信方法を実現することができ
る。
【0022】さらに、回線のノイズレベルを検知するノ
イズレベル検知ステップと、検知したノイズレベルに基
づいて送出信号のレベルを自動的に変化させる送出レベ
ル可変ステップとを有することにより、画質、音声を最
善の状態、例えば十分な高信頼性と送信速度で通信する
ことが可能なテレビ電話通信方法を実現することができ
る。
イズレベル検知ステップと、検知したノイズレベルに基
づいて送出信号のレベルを自動的に変化させる送出レベ
ル可変ステップとを有することにより、画質、音声を最
善の状態、例えば十分な高信頼性と送信速度で通信する
ことが可能なテレビ電話通信方法を実現することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例におけるテレビ電話装置
のブロック図
のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるテレビ電話装置
のブロック図
のブロック図
【図3】従来のテレビ電話装置を示すブロック図
1 ハンドセット 2 撮影用カメラ 3 モニタ 4 キー操作部 5 音声制御手段 6 動画像制御手段 7 静止画像制御手段 8 通信制御手段 9 呼制御処理手段 10 多重/分離手段 11 回線インタフェース部 12 ノイズレベル検知手段 13 比較判定手段 14 画像・音声切替手段 15 送出レベル可変手段 20A、20B テレビ電話装置本体 21 公衆のアナログ回線網
Claims (4)
- 【請求項1】回線のノイズレベルを検知するノイズレベ
ル検知手段と、前記ノイズレベル検知手段により検知し
たノイズレベルを予め設定したスレッショルドレベルと
比較して回線状態の良否を判定する比較判定手段と、前
記比較判定手段において回線状態が不良であると判定し
たときには動画像通信を静止画像通信に切り替えると共
に送出する音声レベルを増加させる画像・音声切替手段
とを有することを特徴とするテレビ電話装置。 - 【請求項2】回線のノイズレベルを検知するノイズレベ
ル検知手段と、前記検知したノイズレベルに基づいて送
出信号のレベルを自動的に変化させる送出レベル可変手
段とを有することを特徴とするテレビ電話装置。 - 【請求項3】回線のノイズレベルを検知するノイズレベ
ル検知ステップと、前記ノイズレベル検知ステップで検
知したノイズレベルを予め設定したスレッショルドレベ
ルと比較して回線状態の良否を判定する比較判定ステッ
プと、前記比較判定ステップにおいて回線状態が不良で
あると判定したときには動画像通信を静止画像通信に切
り替えると共に送出する音声レベルを増加させる画像・
音声切替ステップとを有することを特徴とするテレビ電
話通信方法。 - 【請求項4】回線のノイズレベルを検知するノイズレベ
ル検知ステップと、前記検知したノイズレベルに基づい
て送出信号のレベルを自動的に変化させる送出レベル可
変ステップとを有することを特徴とするテレビ電話通信
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253152A JPH0998397A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253152A JPH0998397A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998397A true JPH0998397A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17247254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7253152A Pending JPH0998397A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | テレビ電話装置およびテレビ電話通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0998397A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001275095A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Sony Corp | 通信方法、通信サービス装置、通信端末装置および通信システム |
JP2005260800A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Fujitsu Ltd | 会議支援プログラム |
US7460478B2 (en) | 2003-06-24 | 2008-12-02 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for selectively transmitting image of mobile communication terminal |
WO2009090967A1 (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-23 | Nec Corporation | 通信端末、表示画像制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7253152A patent/JPH0998397A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001275095A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Sony Corp | 通信方法、通信サービス装置、通信端末装置および通信システム |
US7460478B2 (en) | 2003-06-24 | 2008-12-02 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for selectively transmitting image of mobile communication terminal |
JP2005260800A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Fujitsu Ltd | 会議支援プログラム |
WO2009090967A1 (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-23 | Nec Corporation | 通信端末、表示画像制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
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