JP2000152203A - ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置 - Google Patents

ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置

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JP2000152203A
JP2000152203A JP10321586A JP32158698A JP2000152203A JP 2000152203 A JP2000152203 A JP 2000152203A JP 10321586 A JP10321586 A JP 10321586A JP 32158698 A JP32158698 A JP 32158698A JP 2000152203 A JP2000152203 A JP 2000152203A
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JP
Japan
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video
telephone
board
operator
control circuit
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JP10321586A
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English (en)
Inventor
Masashi Shimoyama
雅士 下山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客側から接客側へ接続した後で、通信手段
を介在することなく接続を一旦保留にしたり、別の接客
側に転送したりすることなどを実現することができる。 【解決手段】 映像音声応答ボード20は、電話網8か
ら入来する映像を伴う電話信号を受信し、この受信され
た映像を伴う電話信号に基づいて応答し、内線電話接続
ボード21は、この受信された映像を伴う電話信号をオ
ペレータに接続するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ対応コンピ
ュータ・テレフォニー装置に係り、詳しくは、電話網か
らの入来電話の処理を行うビデオ対応コンピュータ・テ
レフォニー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、接客システムについては、例えば
特開平9−163031号公報で報告されたものがあ
る。以下、具体的に図面を用いて説明する。図10は従
来の接客システムの構成を示す概略図である。図10に
おいて、100a、100bは端末装置、112は通信
回線、114a、114bは表示装置、116a、11
6bはタッチパネル、118aはテレビカメラ、120
a、122aは表示装置114aの画面の領域、120
b、122bは表示装置114bの画面の領域である。
【0003】この従来の接客システムについて説明す
る。接客員と顧客は、端末装置100a、100bの内
部の会話装置によって、互いに会話することができる。
テレビカメラ118aは、端末装置100aの前にいる
接客員を撮影するほか、接客員側において商品及びその
他の関連情報を撮影し、その画像信号を通信回線112
を介して顧客側の端末装置100bに送る。
【0004】表示装置114a、114bには、テレビ
カメラ118aによって撮影された画像が、領域120
a、120bに表示される。また、表示装置114a、
114bの領域122a、122bには、端末装置10
0a内部の記憶手段に登録されている情報を表示するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
接客システムでは、顧客側と接客側の端末装置100
a、100bが通信手段によって直接接続されているた
めに、顧客側から接客側へ接続した後で、通信手段の介
在なしに接続を一旦保留にすることや別の接客側に転送
することなどができないという課題があった。
【0006】そこで、本発明は上記のような課題を解決
するためになされたもので、顧客側から接客側へ接続し
た後で、通信手段の介在なしに接続を一旦保留にするこ
とや別の接客側に転送することなどを実現することがで
きるビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
プロセッサが実装されたCPUボードと、CPUボード
が接続されたシステムバスと、システムバスに接続され
たメモリボードと、I/Oバスへのブリッジを行うシス
テムブリッジボードと、I/O制御ボードと、I/O制
御ボードが接続されたI/Oバスと、I/O制御ボード
に接続されたディスクユニットと、各構成要素のボード
とディスクユニットに電源を供給する電源ユニットと、
システムの管理を行うシステム管理ボードとを有するビ
デオ対応コンピュータ・テレフォニー装置において、電
話網から入来する映像を伴う電話信号を受信する電話信
号受信手段と、受信された映像を伴う電話信号に基づい
て応答する電話信号応答手段と、受信された映像を伴う
電話信号をオペレータに接続する電話信号接続手段とを
有することを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置において、
電話網から入来する映像を認識する映像認識手段と、受
信された映像を伴う電話信号をオペレータに接続する
際、認識された映像の内容に基づいてオペレータに自動
接続する電話信号自動接続手段とを有することをを特徴
とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1に記載の
ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置において、
オペレータの音声を認識する音声認識手段と、オペレー
タの音声を認識した場合、発信者に送信する映像に音声
認識結果を合成する音声認識結果合成手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1乃至2に
記載のビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置にお
いて、電話網から入来する映像に含まれる手話を認識す
る手話認識手段と、映像を伴う電話信号をオペレータに
接続する際、認識された手話認識結果を映像に合成する
手話認識結果合成手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至2、
4に記載のビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置
において、文字列から音声を合成する第1の音声合成手
段と、電話網から入来する映像に含まれる手話を認識す
る手話認識手段と、電話信号をオペレータに接続する
際、手話認識手段により認識された手話認識結果から第
1の音声合成手段により音声合成を行い、この合成され
た音声を入来した電話信号の音声に合成する第2の音声
合成手段とを有することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1のビデ
オ対応コンピュータ・テレフォニー装置のシステム構成
を示す図である。図1において、1はビデオ対応コンピ
ュータ・テレフォニー装置、2、3は端末、4、6はテ
レビ電話、5はアナログ電話、7はLAN、8は電話網
である。19はLAN7を介して端末2、3と接続され
るビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1のLA
Nボード、20は映像音声応答ボードで、電話網8から
の入来電話信号を受信して応答し、21は内線電話接続
ボードで、電話信号を有線電話に接続する。
【0013】図2は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の構成を示すブロック図である。図
2において、11、12はCPUボード、13はメモリ
ボード、14はバスブリッジボード、15はI/O制御
ボード、16はシステムバスで、CPUボード11、1
2、メモリボード13、バスブリッジボード14はシス
テムバス16を介してデータ転送を行う。17はI/O
バスで、バスブリッジボード14、I/O制御ボード1
5とLANボード19が接続される。18はSCSIバ
スで、ディスク装置23〜26が接続される。22はC
TIバスで、入来電話信号を内線電話接続ボード21を
介してオペレータに転送する。
【0014】図3は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の映像音声応答ボードの構成を示す
ブロック図である。図3において、31は回線制御回
路、32はCTIバス制御回路、33は電話制御回路、
34は映像処理回路、35は音声処理回路、36はメモ
リ、37はバス・ブリッジ、38はCPU、39はメモ
リ、40はローカルバス制御回路である。
【0015】41はCTIコネクタで、CTIバス制御
回路32に接続される。42は映像音声バスで、電話制
御回路33、映像処理回路34、音声処理回路35、メ
モリ36、バスブリッジ37は映像音声バス42を介し
てデータ転送を行う。43はローカルバスで、バスブリ
ッジ37、CPU38、メモリ39、ローカルバス制御
回路40はローカルバス43を介してデータ転送を行
う。44はI/Oバスで、ローカルバス制御回路40が
接続される。
【0016】図4は図1に示す端末の構成を示すブロッ
ク図である。図4において、51はCPUボード、52
はメモリボード、53はバスブリッジボードである。5
4はI/O制御ボード、55はI/O制御ボード54に
接続され、かつOSが格納されたディスク装置、56は
LAN7に接続されたLANボードである。
【0017】ここで、電話網8よりビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置1に入来した映像を伴う電話信
号をテレビ電話6を備えるオペレータに接続する場合に
ついて説明する。電話網8に接続されたテレビ電話4よ
り発信者がコンピュータ・テレフォニー装置1に電話を
かけると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置
1の映像音声応答ボード20が映像を伴う電話信号を受
信する。
【0018】映像音声応答ボード20のデバイスドライ
バは、この映像を伴う電話信号を映像音声応答ボード2
0の回線制御回路31、CTIバス制御回路32を介し
て電話制御回路33で処理する。この時、回線制御回路
31は、発信者電話番号サービスで得られる発信者の番
号をバッファリングする。電話制御回路33は映像を伴
う電話信号である場合には、その映像と音声の分離を行
う。
【0019】映像信号は、映像処理回路34にて復号化
された後、メモリ36に蓄積される。音声信号は、その
ままメモリ36に蓄積される。次に、電話制御回路33
は、CTIバス制御回路32、CTIコネクタ41、C
TIバス22を介して、内線電話接続ボード21に対し
て、入来電話信号をオペレータ#2のテレビ電話6に接
続するように指示する。
【0020】ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装
置1の音声応答ボード20が映像を伴う電話信号の受信
を行った時点からオペレータ#2のテレビ電話6に接続
するまでの映像は、映像処理回路34にて復号化された
後、メモリ36に蓄積され続ける。次いで、オペレータ
#2のテレビ電話6に接続された時点で、メモリ36の
映像を映像処理回路34にて再度符号化し、メモリ36
の音声とともに、電話制御回路33、CTIバス制御回
路32、CTIコネクタ41、CTIバス22、内線電
話接続ボード21を介して、オペレータ#2のテレビ電
話6に転送する。
【0021】また、同時に、発信者の電話番号から発信
者を特定するために、ディスク装置24内の発信者電話
番号に該当する顧客データを検索する。システムは、こ
の顧客データをLANボード19、LAN7、オペレー
タ#2の端末3のLANボード56経由で端末3の画面
上に表示する。この時点で、発信者とオペレータ#2は
テレビ電話4、6を介して会話を開始するが、オペレー
タ#2は発信者の顧客データを見ながら発信者と対応す
ることができる。この対応で更新されたデータは、ディ
スク装置24内の顧客データに格納される。
【0022】さらに、発信者の要求に応じて、オペレー
タ#2は、静止画像、動画像を流すこともできる。この
静止画像、動画像は、例えば商品の説明をする資料、ビ
デオガイダンスなどである。具体的には、静止画像、動
画像はJPEG、MPEGなどの圧縮された形式で、デ
ィスク装置26内に格納されている。システムは、この
静止画像、動画像をディスク装置26内から取り出し、
映像音声応答ボード20に転送する。
【0023】映像音声応答ボード20のデバイスドライ
バは、ローカルバス制御回路40、CTIバス制御回路
32、電話制御回路33を介して静止画像、動画像を一
旦メモリ36に格納した後、映像処理回路34、音声処
理回路35にてテレビ電話の映像フォーマット、音声フ
ォーマットに変換し、電話制御回路33、CTIバス制
御回路32、回線制御回路31を介して発信者に送信す
る。
【0024】電話網8よりビデオ対応コンピュータ・テ
レフォニー装置1に映像を伴う電話信号が入来した時
に、テレビ電話6を備えるオペレータが対応できない
時、発信者に前もって準備した映像を伴うメッセージを
送信した後、発信者から映像を伴うメッセージを受け取
る場合について説明する。
【0025】電話網8に接続されたテレビ電話4より発
信者がビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に
電話をかけると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニ
ー装置1の映像音声応答ボード20が映像を伴う電話信
号を受信する。映像音声応答ボード20のデバイスドラ
イバは、この電話信号を映像音声応答ボード20の回線
制御回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制
御回路33で処理する。この時、回線制御回路31は、
発信者電話番号サービスで得られる発信者の番号をバッ
ファリングする。
【0026】電話制御回路33は映像を伴う電話信号で
ある場合には、映像と音声の分離を行う。映像信号は、
映像処理回路34にて復号化された後、メモリ36に蓄
積される。音声信号は、そのままメモリ36に蓄積され
る。システムは、ディスク装置25内のオペレータ状態
テーブルを検索して、オペレータのログイン、ログオフ
を確認する。この場合は、当該オペレータはログオフ状
態のため、次に、ディスク装置25内のオペレータ顧客
データを検索して、当該の発信者に対応する映像を伴う
メッセージの有無を確認する。
【0027】なお、オペレータは、席を離れる時と席に
戻った時に端末3にて、ログイン、ログオフを行い、シ
ステムはこの情報をLAN7経由で受け取り、ディスク
装置25内のオペレータ状態テーブルを適宜更新する。
また、オペレータは、端末3にて、登録されている顧客
対応の映像を伴うメッセージを適宜作成し、ディスク装
置25内のオペレータ顧客データに格納する。
【0028】ディスク装置25内のオペレータ顧客デー
タを検索して、当該発信者に対するメッセージがない場
合には、「申し訳ありません。オペレータは只今席をは
ずしております。メッセージがございましたらお話くだ
さい。」等の映像を伴うメッセージを発信者に対して送
信するとともに、発信者の映像を伴うメッセージを映像
音声メッセージ・ボックスに保存する。具体的には、映
像音声応答ボード20のデバイス・ドライバはシステム
からの当該メッセージを受信し、それを電話網8へ送信
するために映像音声応答ボード20に転送する。
【0029】次に、映像音声応答ボード20の電話制御
回路33は当該メッセージをCTIバス制御回路32、
回線制御回路31を介して発信者に送信する。また、発
信者の映像を伴うメッセージを映像音声応答ボード20
が受信し、回線制御回路31、CTIバス制御回路3
2、ローカルバス制御回路40を介し、システムに引き
渡す。システムは、当該の映像を伴うメッセージをディ
スク装置25内の映像音声メッセージ・ボックスに格納
する。
【0030】当該発信者に対するメッセージがある場合
には、「申し訳ありません。オペレータ#2は只今席を
はずしておりますが、あなた様宛のメッセージがござい
ますのでご覧ください。」等の映像を伴うメッセージを
発信者に対して送信する。具体的には、映像音声応答ボ
ード20のデバイス・ドライバはシステムからの当該メ
ッセージを受信し、それを電話網8へ送信するために映
像音声応答ボード20に転送する。
【0031】次に、映像音声応答ボード20は、当該メ
ッセージをローカルバス制御回路40、CTIバス制御
回路32、電話制御回路33をを介して、一旦メモリ3
6に格納し、映像処理回路34、音声処理回路35にて
テレビ電話の映像フォーマット、音声フォーマットに変
換し、電話制御回路33、CTIバス制御回路32、回
線制御回路31を介して発信者に送信する。
【0032】さらに、発信者からの映像を伴うメッセー
ジを残す場合には、「オペレータ#2にメッセージがご
ざいましたらお話ください。」等のメッセージを発信者
に対して送信するとともに、発信者のメッセージを音声
メッセージ・ボックスに保存する。具体的には、映像音
声応答ボード20のデバイス・ドライバはシステムから
の当該メッセージを受信し、それを電話網8へ送信する
ために映像音声応答ボード20に転送する。
【0033】次に、映像音声応答ボード20は、当該メ
ッセージをローカルバス制御回路40、CTIバス制御
回路32、電話制御回路33を介して、一旦メモリ36
に格納し、映像処理回路34、音声処理回路35にてテ
レビ電話の映像フォーマット、音声フォーマットに変換
し、電話制御回路33、CTIバス制御回路32、回線
制御回路31を介して発信者に送信する。発信者の映像
を伴うメッセージは、映像音声応答ボード20の回線制
御回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制御
回路33で処理する。
【0034】電話制御回路33は映像を伴う電話信号で
ある場合には、映像と音声の分離を行う。映像信号は、
映像処理回路34にて復号化された後、メモリ36に蓄
積される。音声信号は、そのままメモリ36に蓄積され
る。システムは、発信者の映像を伴うメッセージを映像
音声応答ボード20から受け取り、ディスク装置25内
の映像音声メッセージ・ボックスに格納する。
【0035】電話網8よりビデオ対応コンピュータ・テ
レフォニー装置1に映像を伴う電話信号が入来した時
に、テレビ電話6を備えるオペレータが対応できない時
に、発信者がアナログ電話を備えるオペレータの対応を
希望する場合について説明する。
【0036】電話網8に接続されたテレビ電話4より発
信者がビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に
電話をかけると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニ
ー装置1の映像音声応答ボード20が映像を伴う電話信
号を受信する。映像音声応答ボード20のデバイスドラ
イバは、この電話信号を映像音声応答ボード20の回線
制御回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制
御回路33で処理する。
【0037】回線制御回路31は、発信者電話番号サー
ビスで得られる発信者の番号をバッファリングする。電
話制御回路33は映像を伴う電話信号である場合には、
映像と音声の分離を行う。映像信号は、映像処理回路3
4にて復号化された後、メモリ36に蓄積される。音声
信号は、そのままメモリ36に蓄積される。システム
は、ディスク装置25内のオペレータ状態テーブルを検
索し、オペレータのログイン、ログオフを確認する。こ
の場合は、当該オペレータはログオフ状態のため、次
に、ディスク装置25内のオペレータ顧客データを検索
し、当該の発信者に対応する映像を伴うメッセージの有
無を確認する。
【0038】オペレータが対応できない時、「申し訳あ
りません。オペレータは只今席をはずしております。ア
ナログ電話での対応を希望される場合には、プッシュボ
タンの###を押してください。」等の映像を伴うメッ
セージを発信者に対して送信する。具体的には、映像音
声応答ボード20のデバイス・ドライバは、システムか
らの当該メッセージを受信し、それを電話網8へ送信す
るために映像音声応答ボード20に転送する。
【0039】次に、映像音声応答ボード20は、当該メ
ッセージをローカルバス制御回路40、CTIバス制御
回路32、電話制御回路33をを介して、一旦メモリ3
6に格納し、映像処理回路34、音声処理回路35にて
テレビ電話の映像フォーマット、音声フォーマットに変
換し、電話制御回路33、CTIバス制御回路32、回
線制御回路31を介して発信者に送信する。同時に、映
像音声応答ボード20のデバイスドライバは、プッシュ
ボタンの###押下によるダイヤルトーン信号を映像音
声応答ボード20の回線制御回路31、CTIバス制御
回路32を介して電話制御回路33で処理する。
【0040】発信者がアナログ電話での対応を希望する
場合には、映像音声応答ボード20のデバイス・ドライ
バは、CTIバス制御回路32、CTIコネクタ41、
CTIバス22を介して、内線電話接続ボード21に対
して、入来電話信号をオペレータ#1のアナログ電話5
に接続するように指示する。
【0041】このように、本実施の形態では、電話網8
よりビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入
来した映像を伴う電話信号を、テレビ電話6を備えるオ
ペレータに接続する時に、テレビ電話6を備えるオペレ
ータが対応できない時、発信者に前もって準備した映像
を伴うメッセージを送信した後、発信者から映像を伴う
メッセージを受け取ることができる。
【0042】なお、上記実施の形態1では、電話網8よ
りビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入来
した電話信号をテレビ電話6を備えるオペレータに接続
を行うように構成する場合を説明したが、オペレータの
端末3にテレビ電話機能を持たせて構成するようにして
もよい。
【0043】実施の形態2.以下に、本発明の実施の形
態2を図面を参照して説明する。図5は本発明に係る実
施の形態2のビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装
置のシステム構成を示す図である。図5において、1は
ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置、2、3、
9は端末、4、6、10はテレビ電話、5はアナログ電
話、7はLAN、8は電話網である。19はLAN7を
介して端末2、3と接続されるビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置1のLANボード、20は映像音声
応答ボードで、電話網8からの入来電話信号を受信して
応答し、21は内線電話接続ボードで、電話信号を有線
電話に接続する。
【0044】図6は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の構成を示すブロック図である。図
6において、11、12はCPUボード、13はメモリ
ボード、14はバスブリッジボード、15はI/O制御
ボード、16はシステムバスで、CPUボード11、1
2、メモリボード13、バスブリッジボード14はシス
テムバス16を介してデータ転送を行う。17はI/O
バスで、バスブリッジボード14、I/O制御ボード1
5とLANボード19が接続される。18はSCSIバ
スで、ディスク装置23〜26が接続される。22はC
TIバスで、入来電話信号を内線電話接続ボード21を
介してオペレータに転送する。27は映像認識ボード
で、映像を伴う電話信号の映像を認識する。
【0045】図3は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の映像音声応答ボードの構成を示す
ブロック図である。図3において、31は回線制御回
路、32はCTIバス制御回路、33は電話制御回路、
34は映像処理回路、35は音声処理回路、36はメモ
リ、37はバス・ブリッジ、38はCPU、39はメモ
リ、40はローカルバス制御回路である。
【0046】41はCTIコネクタで、CTIバス制御
回路32に接続される。42は映像音声バスで、電話制
御回路33、映像処理回路34、音声処理回路35、メ
モリ36、バスブリッジ37は映像音声バス42を介し
てデータ転送を行う。43はローカルバスで、バスブリ
ッジ37、CPU38、メモリ39、ローカルバス制御
回路40はローカルバス43を介してデータ転送を行
う。44はI/Oバスで、ローカルバス制御回路40が
接続される。
【0047】図4は図1に示す端末の構成を示すブロッ
ク図である。図4において、51はCPUボード、52
はメモリボード、53はバスブリッジボードである。5
4はI/O制御ボード、55はI/O制御ボード54に
接続され、かつOSが格納されたディスク装置、56は
LAN7に接続されたLANボードである。
【0048】ここで、電話網8よりビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置1に入来した映像を伴う電話信
号の映像を認識し、発信者が手話を使って会話を試みて
いる時に、手話のできるオペレータに接続する場合につ
いて説明する。
【0049】電話網8に接続されたテレビ電話4より発
信者がビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に
電話をかけると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニ
ー装置1の映像音声応答ボード20が映像を伴う電話信
号を受信する。映像音声応答ボード20のデバイスドラ
イバは、この電話信号を映像音声応答ボード20の回線
制御回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制
御回路33で処理する。
【0050】回線制御回路31は、発信者電話番号サー
ビスで得られる発信者の番号をバッファリングする。電
話制御回路33は映像を伴う電話信号である場合には、
映像と音声の分離を行う。映像信号は、映像処理回路3
4にて復号化された後、メモリ36に蓄積される。音声
信号は、そのままメモリ36に蓄積される。システム
は、メモリ36に蓄積した映像信号を、電話制御回路3
3、CTIバス制御回路32、ローカルバス制御回路4
0、I/Oバス17を介して映像認識ボード27に転送
する。
【0051】映像認識ボード27は、映像のフレーム間
の動きのある部分を解析し、手話が使われていることを
認識した場合に、システムに通知する。システムは、
「手話が可能なオペレータにおつなぎしますので、しば
らくお待ちください。」等の映像を伴うメッセージを発
信者に対して送信する。具体的には、映像音声応答ボー
ド20のデバイス・ドライバはシステムから当該メッセ
ージを受信し、それを電話網8へ送信するために映像音
声応答ボード20に転送する。
【0052】次に、映像音声応答ボード20の電話制御
回路33は当該メッセージをCTIバス制御回路32、
回線制御回路31を介して発信者に送信する。さらに、
電話制御回路33は、CTIバス制御回路32、CTI
コネクタ41、CTIバス22を介して、内線電話接続
ボード21に対して、入来電話信号をオペレータ#3の
テレビ電話10に接続するように指示する。
【0053】ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装
置1の音声応答ボード20が映像を伴う電話信号の受信
を行った時点からオペレータ#3のテレビ電話10に接
続するまでの映像は、映像処理回路34にて復号化され
た後、メモリ36に蓄積され続け、オペレータ#3のテ
レビ電話10に接続された時点で、メモリ36の映像を
映像処理回路34にて再度符号化し、メモリ36の音声
とともに、電話制御回路33、CTIバス制御回路3
2、CTIコネクタ41、CTIバス22、内線電話接
続ボード21を介して、オペレータ#3のテレビ電話1
0に転送する。
【0054】また、同時に、発信者の電話番号から発信
者を特定するために、情報をディスク装置24内の顧客
データを検索する。システムは、この顧客データをLA
Nボード19、LAN7、オペレータ#3の端末9のL
ANボード56経由で端末9の画面上に表示する。この
時点で、発信者とオペレータ#3はテレビ電話10を介
して会話を開始するが、オペレータ#3は顧客データを
見ながら発信者と対応することができる。この対応で更
新されたデータはディスク装置24内の顧客データに格
納される。
【0055】電話網8よりビデオ対応コンピュータ・テ
レフォニー装置1に入来した映像を伴う電話信号の映像
を認識し、発信者が手話を使って会話を試みている時
に、手話のできるオペレータが対応できない時、発信者
に前もって準備した映像を伴うメッセージを送信した
後、発信者から映像を伴うメッセージを受け取る場合に
ついて説明する。
【0056】電話網8に接続されたテレビ電話4より発
信者がビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に
電話をかけると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニ
ー装置1の映像音声応答ボード20が映像を伴う電話信
号を受信する。映像音声応答ボード20のデバイスドラ
イバは、この電話信号を映像音声応答ボード20の回線
制御回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制
御回路33で処理する。
【0057】回線制御回路31は、発信者電話番号サー
ビスで得られる発信者の番号をバッファリングする。電
話制御回路33は映像を伴う電話信号である場合には、
映像と音声の分離を行う。映像信号は、映像処理回路3
4にて復号化された後、メモリ36に蓄積される。音声
信号は、そのままメモリ36に蓄積される。システム
は、メモリ36に蓄積した映像信号を、電話制御回路3
3、CTIバス制御回路32、ローカルバス制御回路4
0、I/Oバス17を介して映像認識ボード27に転送
する。
【0058】映像認識ボード27は、映像のフレーム間
の動きのある部分を解析し、手話が使われていることを
認識した場合に、システムに通知する。システムは、デ
ィスク装置25内のオペレータ状態テーブルを検索し、
当該オペレータのログイン、ログオフを確認する。この
場合は、当該オペレータはログオフ状態のため、次に、
ディスク装置25内のオペレータ顧客データを検索し、
当該の発信者に対応する映像を伴うメッセージの有無を
確認する。
【0059】なお、オペレータは、席を離れる時と席に
戻った時に端末にて、ログイン、ログオフを行い、シス
テムはこの情報をLAN7経由で受け取り、ディスク装
置25内のオペレータ状態テーブルを適宜更新する。ま
た、オペレータは、端末9にて、登録されている顧客対
応の映像を伴うメッセージを適宜作成し、ディスク装置
25内のオペレータ顧客データに格納する。
【0060】当該発信者に対するメッセージがない場合
には、「申し訳ありません。手話が可能なオペレータは
只今席をはずしております。メッセージがございました
らお話ください。」等の映像を伴うメッセージを発信者
に対して送信する。この場合の映像を伴うメッセージ
は、前もって準備された上記内容の静止画像、手話を使
った録画メッセージ、手話を使ったアニメーションであ
る。これに引き続き、発信者の映像を伴うメッセージを
映像音声メッセージ・ボックスに保存する。
【0061】具体的には、映像音声応答ボード20のデ
バイス・ドライバはシステムからの当該メッセージを受
信し、それを電話網8へ送信するために映像音声応答ボ
ード20に転送する。次に、映像音声応答ボード20の
電話制御33は当該メッセージをCTIバス制御回路3
2、回線制御回路31を介して発信者に送信する。ま
た、発信者の映像を伴うメッセージを映像音声応答ボー
ド20が受信し、回線制御回路31、CTIバス制御回
路32、ローカルバス制御回路40を介し、システムに
引き渡す。システムは、当該の映像を伴うメッセージを
ディスク装置25内の映像音声メッセージ・ボックスに
格納する。
【0062】当該発信者に対するメッセージがある場合
には、「申し訳ありません。手話が可能なオペレータは
只今席をはずしておりますが、あなた様宛のメッセージ
がございますのでご覧ください。」等の映像を伴うメッ
セージを発信者に対して送信する。この場合の映像を伴
うメッセージは、前もって準備された上記内容の静止画
像、手話を使った録画メッセージ、手話を使ったアニメ
ーションである。
【0063】具体的には、映像音声応答ボード20のデ
バイス・ドライバはシステムからの当該メッセージを受
信し、それを電話網8へ送信するために映像音声応答ボ
ード20に転送する。次に、映像音声応答ボード20
は、当該メッセージをローカルバス制御回路40、CT
Iバス制御回路32、電話制御回路33をを介して、一
旦メモリ36に格納し、映像処理回路34、音声処理回
路35にてテレビ電話の映像フォーマット、音声フォー
マットに変換し、電話制御回路33、CTIバス制御回
路32、回線制御回路31を介して発信者に送信する。
【0064】さらに、発信者が映像を伴うメッセージを
残す場合には、「オペレータ#2にメッセージがござい
ましたらお話ください。」等のメッセージを発信者に送
信する。この場合の映像を伴うメッセージは、前もって
準備された上記内容の静止画、手話を使った録画メッセ
ージ、手話を使ったアニメーションである。さらに、発
信者のメッセージを映像音声メッセージ・ボックスに保
存する。具体的には、映像音声応答ボード20のデバイ
ス・ドライバはシステムからの当該メッセージを受信
し、それを電話網8へ送信するために映像音声応答ボー
ド20に転送する。
【0065】次に、映像音声応答ボード20は、当該メ
ッセージをローカルバス制御回路40、CTIバス制御
回路32、電話制御回路33をを介して、一旦メモリ3
6に格納し、映像処理回路34、音声処理回路35にて
テレビ電話の映像フォーマット、音声フォーマットに変
換し、電話制御回路33、CTIバス制御回路32、回
線制御回路31を介して発信者に送信する。発信者の映
像を伴うメッセージは、映像音声応答ボード20の回線
制御回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制
御回路33で処理する。
【0066】電話制御回路33は映像を伴う電話信号で
ある場合には、映像と音声の分離を行う。映像信号は、
映像処理回路34にて復号化された後、メモリ36に蓄
積される。音声信号は、そのままメモリ36に蓄積され
る。システムは、発信者の映像を伴うメッセージを映像
音声応答ボード20から受け取り、ディスク装置25内
の映像音声メッセージ・ボックスに格納する。
【0067】このように、本実施の形態では、電話網8
よりビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入
来した映像を伴う電話信号の映像を認識し、発信者が手
話を使って会話を試みている時に、手話のできるオペレ
ータに接続する時、手話のできるオペレータが対応でき
ない場合、発信者に前もって準備した映像を伴うメッセ
ージを送信した後、発信者から映像を伴うメッセージを
受け取ることができる。
【0068】なお、上記実施の形態2では、電話網8よ
りビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入来
した電話信号をテレビ電話6、10を備えるオペレータ
に接続を行うように構成する場合を説明したが、オペレ
ータの端末3、9にテレビ電話機能を持たせて構成する
ようにしてもよい。
【0069】実施の形態3.以下に、本発明の実施の形
態3を図面を参照して説明する。本実施の形態は、図1
に示す実施の形態1のビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置のシステム構成と同様であるので、図1を用
いて説明する。図1において、1はビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置、2、3は端末、4、6はテレ
ビ電話、5はアナログ電話、7はLAN、8は電話網で
ある。19はLAN7を介して端末2、3と接続される
ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1のLAN
ボード、20は映像音声応答ボードで、電話網8からの
入来電話信号を受信して応答し、21は内線電話接続ボ
ードで、電話信号を有線電話に接続する。
【0070】図7は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の構成を示すブロック図である。図
7において、11、12はCPUボード、13はメモリ
ボード、14はバスブリッジボード、15はI/O制御
ボード、16はシステムバスで、CPUボード11、1
2、メモリボード13、バスブリッジボード14はシス
テムバス16を介してデータ転送を行う。17はI/O
バスで、バスブリッジボード14、I/O制御ボード1
5とLANボード19が接続される。18はSCSIバ
スで、ディスク装置23〜26が接続される。22はC
TIバスで、入来電話信号を内線電話接続ボード21を
介してオペレータに転送する。28は音声認識ボード
で、オペレータの電話信号の音声を認識する。
【0071】図3は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の映像音声応答ボードの構成を示す
ブロック図である。図3において、31は回線制御回
路、32はCTIバス制御回路、33は電話制御回路、
34は映像処理回路、35は音声処理回路、36はメモ
リ、37はバス・ブリッジ、38はCPU、39はメモ
リ、40はローカルバス制御回路である。
【0072】41はCTIコネクタで、CTIバス制御
回路32に接続される。42は映像音声バスで、電話制
御回路33、映像処理回路34、音声処理回路35、メ
モリ36、バスブリッジ37は映像音声バス42を介し
てデータ転送を行う。43はローカルバスで、バスブリ
ッジ37、CPU38、メモリ39、ローカルバス制御
回路40はローカルバス43を介してデータ転送を行
う。44はI/Oバスで、ローカルバス制御回路40が
接続される。
【0073】図4は図1に示す端末の構成を示すブロッ
ク図である。図4において、51はCPUボード、52
はメモリボード、53はバスブリッジボードである。5
4はI/O制御ボード、55はI/O制御ボード54に
接続され、かつOSが格納されたディスク装置、56は
LAN7に接続されたLANボードである。
【0074】ここで、電話網8よりビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置1に入来した映像を伴う電話信
号をテレビ電話6を備えるオペレータに接続し、オペレ
ータの音声を音声認識し、音声認識結果を映像に合成し
て発信者に送信する場合について説明する。
【0075】電話網8に接続されたテレビ電話4より発
信者がコンピュータ・テレフォニー装置1に電話をかけ
ると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1の
音声応答ボード20が映像を伴う電話信号を受信する。
映像音声応答ボード20のデバイスドライバは、この映
像を伴う電話信号を映像音声応答ボード20の回線制御
回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制御回
路33で処理する。
【0076】回線制御回路31は、発信者電話番号サー
ビスで得られる発信者の番号をバッファリングする。電
話制御回路33は映像を伴う電話信号である場合には、
映像と音声の分離を行う。映像信号は、映像処理回路3
4にて復号化された後、メモリ36に蓄積される。音声
信号は、そのままメモリ36に蓄積される。次に、電話
制御回路33は、CTIバス制御回路32、CTIコネ
クタ41、CTIバス22を介して、内線電話接続ボー
ド21に対して、入来電話信号をオペレータ#2のテレ
ビ電話6に接続するように指示する。
【0077】ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装
置1の音声応答ボード20が映像を伴う電話信号を受信
を行った時点からオペレータ#2のテレビ電話6に接続
するまでの映像は、映像処理回路34にて復号化された
後、メモリ36に蓄積され続け、オペレータ#2のテレ
ビ電話6に接続された時点で、メモリ36の映像を映像
処理回路34にて再度符号化し、メモリ36の音声とと
もに、電話制御回路33、CTIバス制御回路32、C
TIコネクタ41、CTIバス22、内線電話接続ボー
ド21を介して、オペレータ#2のテレビ電話6に転送
する。
【0078】また、同時に、発信者の電話番号から発信
者を特定するために、情報をディスク装置24内の顧客
データを検索する。システムは、この顧客データをLA
Nボード19、LAN7、オペレータ#2の端末3のL
ANボード56経由で端末3の画面上に表示する。この
時点で、発信者とオペレータ#2はテレビ電話6を介し
て会話を開始するが、オペレータ#2の映像を伴う電話
信号は、内線接続ボード21、I/Oバス17を介して
映像音声応答ボード20に転送され、ローカルバス制御
回路40、CTIバス制御回路32を介して電話制御回
路33で処理される。
【0079】電話制御回路33は映像を伴う電話信号で
ある場合には、映像と音声の分離を行う。映像信号は、
映像処理回路34にて復号化された後、メモリ36に蓄
積される。音声信号は、音声処理回路34にて復号化さ
れた後、メモリ36に蓄積される。システムは、メモリ
36に格納された音声を、電話制御回路33、CTIバ
ス制御回路32、ローカルバス制御回路40、I/Oバ
ス17を介して、音声認識ボード28に転送する。
【0080】音声認識ボード28は、音声を認識し、映
像音声応答ボード20に文字列として戻す。映像音声応
答ボード20のデバイスドライバは、音声認識結果(文
字列)をメモリ36に格納されたオペレータ#2の映像
と合成する。さらに、映像処理回路34、音声処理回路
35にてテレビ電話の映像フォーマット、音声フォーマ
ットに変換し、電話制御回路33、CTIバス制御回路
32、回線制御回路31を介して発信者に送信する。
【0081】このように、本実施の形態では、電話網8
よりビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入
来した映像を伴う電話信号をテレビ電話6を備えるオペ
レータに接続し、オペレータの音声を音声認識し、音声
認識結果を映像に合成して発信者に送信することができ
る。
【0082】なお、上記実施の形態3では、電話網8よ
りビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入来
した電話信号をテレビ電話6を備えるオペレータに接続
を行うように構成する場合を説明したが、オペレータの
端末3にテレビ電話機能を持たせて構成するようにして
もよい。
【0083】実施の形態4.以下に、本発明の実施の形
態4を図面を参照して説明する。本実施の形態は、図1
に示す実施の形態1のビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置のシステム構成と同様であるので、図1を用
いて説明する。図1において、1はビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置、2、3は端末、4、6はテレ
ビ電話、5はアナログ電話、7はLAN、8は電話網で
ある。19はLAN7を介して端末2、3と接続される
ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1のLAN
ボード、20は映像音声応答ボードで、電話網8からの
入来電話信号を受信して応答し、21は内線電話接続ボ
ードで、電話信号を有線電話に接続する。
【0084】図8は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の構成を示すブロック図である。図
8において、11、12はCPUボード、13はメモリ
ボード、14はバスブリッジボード、15はI/O制御
ボード、16はシステムバスで、CPUボード11、1
2、メモリボード13、バスブリッジボード14はシス
テムバス16を介してデータ転送を行う。
【0085】17はI/Oバスで、バスブリッジボード
14、I/O制御ボード15とLANボード19が接続
される。18はSCSIバスで、ディスク装置23〜2
6が接続される。22はCTIバスで、入来電話信号を
内線電話接続ボード21を介してオペレータに転送す
る。28は音声認識ボードで、オペレータの電話信号の
音声を認識し、29は手話認識ボードで、発信者の手話
を認識する。
【0086】図3は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の映像音声応答ボードの構成を示す
ブロック図である。図3において、31は回線制御回
路、32はCTIバス制御回路、33は電話制御回路、
34は映像処理回路、35は音声処理回路、36はメモ
リ、37はバス・ブリッジ、38はCPU、39はメモ
リ、40はローカルバス制御回路である。
【0087】41はCTIコネクタで、CTIバス制御
回路32に接続される。42は映像音声バスで、電話制
御回路33、映像処理回路34、音声処理回路35、メ
モリ36、バスブリッジ37は映像音声バス42を介し
てデータ転送を行う。43はローカルバスで、バスブリ
ッジ37、CPU38、メモリ39、ローカルバス制御
回路40はローカルバス43を介してデータ転送を行
う。44はI/Oバスで、ローカルバス制御回路40が
接続される。
【0088】図4は図1に示す端末の構成を示すブロッ
ク図である。図4において、51はCPUボード、52
はメモリボード、53はバスブリッジボードである。5
4はI/O制御ボード、55はI/O制御ボード54に
接続され、かつOSが格納されたディスク装置、56は
LAN7に接続されたLANボードである。
【0089】ここで、電話網8よりビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置1に入来した映像を伴う電話信
号の映像に含まれる手話を認識し、手話の認識結果(文
字列)をオペレータに送信する映像に合成し、オペレー
タの音声を音声認識し、音声認識結果(文字列)を映像
に合成して発信者に送信する場合について説明する。
【0090】電話網8に接続されたテレビ電話4より発
信者がビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に
電話をかけると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニ
ー装置1の映像音声応答ボード20が映像を伴う電話信
号を受信する。映像音声応答ボード20のデバイスドラ
イバは、この電話信号を映像音声応答ボード20の回線
制御回路31、CTIバス制御回路32を介して電話制
御回路33で処理する。
【0091】回線制御回路31は、発信者電話番号サー
ビスで得られる発信者の番号をバッファリングする。電
話制御回路33は映像を伴う電話信号である場合には、
映像と音声の分離を行う。映像信号は、映像処理回路3
4にて復号化された後、メモリ36に蓄積される。音声
信号は、そのままメモリ36に蓄積される。システム
は、メモリ36に蓄積した映像信号を、電話制御回路3
3、CTIバス制御32、ローカルバス制御40、I/
Oバス17を介して手話認識ボード29に転送する。
【0092】手話認識ボード29は、映像に含まれる手
話を認識し、認識結果(文字列)を映像音声応答ボード
20に転送する。映像音声応答ボード20のデバイスド
ライバは、認識結果(文字列)を、メモリ36に蓄積さ
れた映像信号に合成する。デバイスドライバは、CTI
バス制御回路32、CTIコネクタ41、CTIバス2
2を介して、内線電話接続ボード21に対して、入来電
話信号をオペレータ#2のテレビ電話6に接続するよう
に指示する。
【0093】ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装
置1の音声応答ボード20が映像を伴う電話信号を受信
を行った時点からオペレータ#2のテレビ電話6に接続
するまでの映像は、映像処理回路34にて復号化された
後、メモリ36に蓄積され、さらに手話の認識結果(文
字列)が合成され、オペレータ#2のテレビ電話6に接
続された時点で、メモリ36の映像を映像処理回路34
にて再度符号化し、メモリ36の音声とともに、電話制
御回路33、CTIバス制御回路32、CTIコネクタ
41、CTIバス22、内線電話接続ボード21を介し
て、オペレータ#2のテレビ電話6に転送する。
【0094】また、同時に、発信者の電話番号から発信
者を特定するために、情報をディスク装置24内の顧客
データを検索する。システムは、この顧客データをLA
Nボード19、LAN7、オペレータ#2の端末3のL
ANボード56経由で端末3の画面上に表示する。この
時点で、発信者とオペレータ#2はテレビ電話6を介し
て会話を開始するが、オペレータ#2の映像を伴う電話
信号は、内線接続ボード21、I/Oバス17を介して
映像音声応答ボード20に転送され、ローカルバス制御
回路40、CTIバス制御回路32を介して電話制御回
路33で処理される。
【0095】電話制御回路33は、オペレータ#2から
の映像を伴う電話信号の映像と音声の分離を行う。映像
信号は、映像処理回路34にて復号化された後、メモリ
36に蓄積される。音声信号は、音声処理回路34にて
復号化された後、メモリ36に蓄積される。システム
は、メモリ36に格納された音声を、電話制御回路3
3、CTIバス制御回路32、ローカルバス制御回路4
0、I/Oバス17を介して、音声認識ボード28に転
送する。
【0096】音声認識ボード28は、音声を認識し、映
像音声応答ボード20に文字列として戻す。映像音声応
答ボード20のデバイスドライバは、音声認識結果(文
字列)をメモリ36に格納されたオペレータ#2の映像
と合成する。さらに、映像処理回路34、音声処理回路
35にてテレビ電話の映像フォーマット、音声フォーマ
ットに変換し、電話制御回路33、CTIバス制御回路
32、回線制御回路31を介して発信者に送信する。
【0097】発信者の手話は、オペレータ#2のテレビ
電話6の画面上に映し出されるとともに、テレビ電話6
の画面の下側に手話の認識結果(文字列)が字幕のよう
にスーパーインポーズされる。オペレータ#2は、この
手話の認識結果(文字列)を見ながら発信者に対応す
る。発信者のテレビ電話の画面の下側にはオペレータ#
2の音声の音声認識結果(文字列)が字幕のようにスー
パーインポーズされる。
【0098】このように、本実施の形態4では、電話網
8よりビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に
入来した映像を伴う電話信号の映像に含まれる手話を認
識し、手話の認識結果(文字列)をオペレータに送信す
る映像に合成し、オペレータの音声を音声認識し、音声
認識結果(文字列)を映像に合成して発信者に送信する
ことができる。
【0099】なお、上記実施の形態4では、電話網8よ
りビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入来
した電話信号をテレビ電話6を備えるオペレータに接続
を行うように構成する場合を説明したが、オペレータの
端末3にテレビ電話機能を持たせて構成するようにして
もよい。
【0100】また、上記実施の形態4では、発信者の手
話の認識結果(文字列)をオペレータのテレビ電話6の
画面の下側に字幕のようにスーパーインポーズされるよ
うに構成したが、発信者の手話認識結果(文字列)をオ
ペレータの端末3の画面に表示するように構成してもよ
い。
【0101】実施の形態5.以下に、本発明の実施の形
態5を図面を参照して説明する。本実施の形態は、図1
に示す実施の形態1のビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置のシステム構成と同様であるので、図1を用
いて説明する。図1において、1はビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置、2、3は端末、4、6はテレ
ビ電話、5はアナログ電話、7はLAN、8は電話網で
ある。19はLAN7を介して端末2、3と接続される
ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1のLAN
ボード、20は映像音声応答ボードで、電話網8からの
入来電話信号を受信して応答し、21は内線電話接続ボ
ードで、電話信号を有線電話に接続する。
【0102】図9は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の構成を示すブロック図である。図
9において、11、12はCPUボード、13はメモリ
ボード、14はバスブリッジボード、15はI/O制御
ボード、16はシステムバスで、CPUボード11、1
2、メモリボード13、バスブリッジボード14はシス
テムバス16を介してデータ転送を行う。
【0103】17はI/Oバスで、バスブリッジボード
14、I/O制御ボード15とLANボード19が接続
される。18はSCSIバスで、ディスク装置23〜2
6が接続される。22はCTIバスで、入来電話信号を
内線電話接続ボード21を介してオペレータに転送す
る。28は音声認識ボードで、オペレータの電話信号の
音声を認識し、29は手話認識ボードで、発信者の手話
を認識する。30は音声合成ボードで、文字列を音声に
変換する。
【0104】図3は図1に示すビデオ対応コンピュータ
・テレフォニー装置の映像音声応答ボードの構成を示す
ブロック図である。図3において、31は回線制御回
路、32はCTIバス制御回路、33は電話制御回路、
34は映像処理回路、35は音声処理回路、36はメモ
リ、37はバス・ブリッジ、38はCPU、39はメモ
リ、40はローカルバス制御回路である。
【0105】41はCTIコネクタで、CTIバス制御
回路32に接続される。42は映像音声バスで、電話制
御回路33、映像処理回路34、音声処理回路35、メ
モリ36、バスブリッジ37は映像音声バス42を介し
てデータ転送を行う。43はローカルバスで、バスブリ
ッジ37、CPU38、メモリ39、ローカルバス制御
回路40はローカルバス43を介してデータ転送を行
う。44はI/Oバスで、ローカルバス制御回路40が
接続される。
【0106】図4は図1に示す端末の構成を示すブロッ
ク図である。図4において、51はCPUボード、52
はメモリボード、53はバスブリッジボードである。5
4はI/O制御ボード、55はI/O制御ボード54に
接続され、かつOSが格納されたディスク装置、56は
LAN7に接続されたLANボードである。
【0107】ここで、電話網8よりビデオ対応コンピュ
ータ・テレフォニー装置1に入来した映像を伴う電話信
号の映像に含まれる手話を認識して手話の認識結果(文
字列)をオペレータに送信する映像に合成するととも
に、、手話の認識結果(文字列)を音声合成してオペレ
ータに送信する音声に合成し、オペレータの音声を音声
認識して音声認識結果(文字列)を映像に合成して発信
者に送信する場合について説明する。
【0108】電話網8に接続されたテレビ電話4より発
信者がビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に
電話をかけると、ビデオ対応コンピュータ・テレフォニ
ー装置1の映像音声応答ボード20が映像を伴う電話信
号を受信する。映像音声応答ボード20のデバイスドラ
イバは、この電話信号を映像音声応答ボード20の回線
制御回路31と、CTIバス制御回路32を介して電話
制御回路33で処理する。回線制御回路31は、発信者
電話番号サービスで得られる発信者の番号をバッファリ
ングする。
【0109】電話制御回路33は映像を伴う電話信号で
ある場合には、映像と音声の分離を行う。映像信号は、
映像処理回路34にて復号化された後、メモリ36に蓄
積される。音声信号は、音声処理回路35にて復号化さ
れた後、メモリ36に蓄積される。システムは、メモリ
36に蓄積した映像信号を、電話制御回路33、CTI
バス制御32、ローカルバス制御40、I/Oバス17
を介して手話認識ボード29に転送する。手話認識ボー
ド29は、映像に含まれる手話を認識し、認識結果(文
字列)を映像音声応答ボード20に転送する。
【0110】映像音声応答ボード20のデバイスドライ
バは、認識結果(文字列)を、メモリ36に蓄積された
映像信号に合成する。次に、デバイスドライバは、認識
結果(文字列)を電話制御回路33、CTIバス制御3
2、ローカルバス制御40、I/Oバス17を介して音
声合成ボード29に転送する。音声合成ボード29は、
認識結果(文字列)を音声信号に変換し、映像音声応答
ボード20に転送する。映像音声応答ボード20のデバ
イスドライバは、受信した音声信号を、メモリ36に蓄
積された音声信号に合成する。
【0111】デバイスドライバは、CTIバス制御回路
32、CTIコネクタ41、CTIバス22を介して、
内線電話接続ボード21に対して、入来電話信号をオペ
レータ#2のテレビ電話6に接続するように指示する。
ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1の音声応
答ボード20が映像を伴う電話信号を受信を行った時点
からオペレータ#2のテレビ電話6に接続するまでの映
像と音声は、映像処理回路34または音声処理回路35
にて復号化された後、メモリ36に蓄積され、手話の認
識結果(文字列)が映像に合成され、手話の認識結果
(文字列)を音声合成したものが音声に合成される。そ
の後、オペレータ#2のテレビ電話6に接続された時点
で、メモリ36映像と音声は映像処理回路34または音
声処理回路35にて再度符号化し、電話制御回路33、
CTIバス制御回路32、CTIコネクタ41、CTI
バス22、内線電話接続ボード21を介して、オペレー
タ#2のテレビ電話6に転送する。
【0112】また、同時に、発信者の電話番号から発信
者を特定するために、情報をディスク装置24内の顧客
データを検索する。システムは、この顧客データをLA
Nボード19、LAN7、オペレータ#2の端末3のL
ANボード56経由で端末3の画面上に表示する。この
時点で、発信者とオペレータ#2はテレビ電話4、6を
介して会話を開始するが、オペレータ#2の映像を伴う
電話信号は、内線接続ボード21、I/Oバス17を介
して映像音声応答ボード20に転送され、ローカルバス
制御回路40、CTIバス制御回路32を介して電話制
御回路33で処理される。
【0113】電話制御回路33は、オペレータ#2から
の映像を伴う電話信号の映像と音声の分離を行う。映像
信号は、映像処理回路34にて復号化された後、メモリ
36に蓄積される。音声信号は、音声処理回路35にて
復号化された後、メモリ36に蓄積される。システム
は、メモリ36に格納された音声を、電話制御回路3
3、CTIバス制御回路32、ローカルバス制御回路4
0、I/Oバス17を介して、音声認識ボード28に転
送する。
【0114】音声認識ボード28は、音声を認識し、映
像音声応答ボード20に文字列として戻す。映像音声応
答ボード20のデバイスドライバは、音声認識結果(文
字列)をメモリ36に格納されたオペレータ#2の映像
と合成する。さらに、映像処理回路34、音声処理回路
35にてテレビ電話の映像フォーマット、音声フォーマ
ットに変換し、電話制御回路33、CTIバス制御回路
32、回線制御回路31を介して発信者に送信する。
【0115】発信者の手話は、オペレータ#2のテレビ
電話6の画面上に映し出されるとともに、テレビ電話6
の画面の下側に手話の認識結果(文字列)が字幕のよう
にスーパーインポーズされるとともに、手話の認識結果
が音声合成されてテレビ電話6から音声で聞くことがで
きる。オペレータ#2は、この手話の認識結果(文字
列)を見ながら、合成された音声を聞きながら、発信者
に対応する。発信者のテレビ電話4の画面の下側にはオ
ペレータ#2の音声の音声認識結果(文字列)が字幕の
ようにスーパーインポーズされる。
【0116】このように、本実施の形態では、電話網8
よりビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入
来した映像を伴う電話信号の映像に含まれる発信者の手
話を認識して、手話の認識結果(文字列)をオペレータ
に送信する映像に合成するとともに、手話の認識結果
(文字列)を音声合成してオペレータに送信する音声に
合成し、オペレータの音声を音声認識して音声認識結果
(文字列)を映像に合成して発信者に送信することがで
きる。
【0117】なお、上記実施の形態5では、電話網8よ
りビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置1に入来
した電話信号をテレビ電話6を備えるオペレータに接続
を行うように構成する場合を説明したが、オペレータの
端末6にテレビ電話機能を持たせて構成するようにして
もよい。
【0118】また、上記実施の形態5では、発信者の手
話の認識結果(文字列)をオペレータのテレビ電話6の
画面の下側に字幕のようにスーパーインポーズされるよ
うに構成したが、発信者の手話認識結果(文字列)をオ
ペレータの端末3の画面に表示するように構成してもよ
い。
【0119】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電話網か
ら入来する映像を伴う電話信号を受信する電話信号受信
手段と、受信された映像を伴う電話信号に基づいて応答
する電話信号応答手段と、受信された映像を伴う電話信
号をオペレータに接続する電話信号接続手段とを有する
ように構成することにより、発信者とオペレータが映像
と音声を使って会話することができるという効果があ
る。
【0120】請求項2記載の発明によれば、電話網から
入来する映像を認識する映像認識手段と、受信された映
像を伴う電話信号をオペレータに接続する際、認識され
た映像の内容に基づいてオペレータに自動接続する電話
信号自動接続手段とを有するように構成することによ
り、映像の内容によってオペレータに自動接続すること
ができるという効果がある。
【0121】請求項3記載の発明によれば、オペレータ
の音声を認識する音声認識手段と、オペレータの音声を
認識した場合、発信者に送信する映像に音声認識結果を
合成する音声認識結果合成手段とを有するように構成す
ることにより、オペレータの音声を認識した場合、発信
者に送信する映像に音声認識結果を合成することができ
るという効果がある。
【0122】請求項4記載の発明によれば、電話網から
入来する映像に含まれる手話を認識する手話認識手段
と、映像を伴う電話信号をオペレータに接続する際、認
識された手話認識結果を映像に合成する手話認識結果合
成手段とを有するようにこうせいすることにより、映像
を伴う電話信号をオペレータに接続する際、手話認識結
果を映像に合成することができるという効果がある。
【0123】請求項5記載の発明によれば、文字列から
音声を合成する第1の音声合成手段と、電話網から入来
する映像に含まれる手話を認識する手話認識手段と、電
話信号をオペレータに接続する際、手話認識手段により
認識された手話認識結果から第1の音声合成手段により
音声合成を行い、この合成された音声を入来した電話信
号の音声に合成する第2の音声合成手段とを有するよう
に構成することにより、電話信号をオペレータに接続す
る際、手話認識結果から音声合成を行い、合成された音
声を入来した電話信号の音声に合成することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1のビデオ対応コン
ピュータ・テレフォニー装置のシステム構成を示す図で
ある。
【図2】 図1に示すビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示すビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置の映像音声応答ボードの構成を示すブロック
図である。
【図4】 図1に示す端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 本発明に係る実施の形態2のビデオ対応コン
ピュータ・テレフォニー装置のシステム構成を示す図で
ある。
【図6】 図1に示すビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 図1に示すビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 図1に示すビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 図1に示すビデオ対応コンピュータ・テレフ
ォニー装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 従来の特開平9−163031号公報に示
された接客システムの構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装置、2、
3 端末、4、6 電話、7 LAN、8 電話網、1
1、12 CPUボード、13 メモリボード、14
バスブリッジボード、15 I/O制御ボード、16
システムバス、17 I/Oバス、18 SCSIバ
ス、19 LANボード、20 映像音声応答ボード、
21 内線電話接続ボード、22 CTIバス、23〜
26 ディスクユニット、27 映像認識ボード、28
音声認識ボード、29 手話認識ボード、31 回線
制御回路、32 CTIバス制御回路、33 電話制御
回路、34 映像処理回路、35 音声処理回路、36
メモリ、37 バスブリッジ、38 CPU、39
メモリ、40 ローカルバス制御回路、51 CPUボ
ード、52 メモリボード、53 I/Oブリッジ、5
4 I/O制御ボード、55 ディスク装置、56 L
ANボード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサが実装されたCPUボード
    と、CPUボードが接続されたシステムバスと、システ
    ムバスに接続されたメモリボードと、I/Oバスへのブ
    リッジを行うシステムブリッジボードと、I/O制御ボ
    ードと、I/O制御ボードが接続されたI/Oバスと、
    I/O制御ボードに接続されたディスクユニットと、各
    構成要素のボードとディスクユニットに電源を供給する
    電源ユニットと、システムの管理を行うシステム管理ボ
    ードとを有するビデオ対応コンピュータ・テレフォニー
    装置において、 電話網から入来する映像を伴う電話信号を受信する電話
    信号受信手段と、受信された映像を伴う電話信号に基づ
    いて応答する電話信号応答手段と、受信された映像を伴
    う電話信号をオペレータに接続する電話信号接続手段と
    を有することを特徴とするビデオ対応コンピュータ・テ
    レフォニー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオ対応コンピュー
    タ・テレフォニー装置において、電話網から入来する映
    像を認識する映像認識手段と、受信された映像を伴う電
    話信号をオペレータに接続する際、認識された映像の内
    容に基づいてオペレータに自動接続する電話信号自動接
    続手段とを有することをを特徴とするビデオ対応コンピ
    ュータ・テレフォニー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のビデオ対応コンピュー
    タ・テレフォニー装置において、オペレータの音声を認
    識する音声認識手段と、オペレータの音声を認識した場
    合、発信者に送信する映像に音声認識結果を合成する音
    声認識結果合成手段とを有することを特徴とするビデオ
    対応コンピュータ・テレフォニー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至2に記載のビデオ対応コン
    ピュータ・テレフォニー装置において、電話網から入来
    する映像に含まれる手話を認識する手話認識手段と、映
    像を伴う電話信号をオペレータに接続する際、認識され
    た手話認識結果を映像に合成する手話認識結果合成手段
    とを有することを特徴とするビデオ対応コンピュータ・
    テレフォニー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至2、4に記載のビデオ対応
    コンピュータ・テレフォニー装置において、文字列から
    音声を合成する第1の音声合成手段と、電話網から入来
    する映像に含まれる手話を認識する手話認識手段と、電
    話信号をオペレータに接続する際、手話認識手段により
    認識された手話認識結果から第1の音声合成手段により
    音声合成を行い、この合成された音声を入来した電話信
    号の音声に合成する第2の音声合成手段とを有すること
    を特徴とするビデオ対応コンピュータ・テレフォニー装
    置。
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