JPH05207449A - ディスクトップ型テレビ会議端末 - Google Patents

ディスクトップ型テレビ会議端末

Info

Publication number
JPH05207449A
JPH05207449A JP4011196A JP1119692A JPH05207449A JP H05207449 A JPH05207449 A JP H05207449A JP 4011196 A JP4011196 A JP 4011196A JP 1119692 A JP1119692 A JP 1119692A JP H05207449 A JPH05207449 A JP H05207449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
video conference
data
camera
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4011196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Shibata
洋二 柴田
Hitoshi Matsushima
整 松島
Hiroshi Yoshikawa
宏 吉川
Mitsuo Yoshida
充夫 吉田
Toru Ebihara
徹 海老原
Jun Furuya
純 古谷
Yukinobu Maruyama
幸伸 丸山
Takehiko Yamada
武彦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4011196A priority Critical patent/JPH05207449A/ja
Priority to AU19642/92A priority patent/AU645914B2/en
Priority to EP92111959A priority patent/EP0523618B1/en
Priority to EP96117619A priority patent/EP0765083A1/en
Priority to DE69222580T priority patent/DE69222580T2/de
Priority to EP97100197A priority patent/EP0773686B1/en
Priority to DE69230298T priority patent/DE69230298T2/de
Priority to CA002277661A priority patent/CA2277661C/en
Priority to US07/913,402 priority patent/US5790178A/en
Priority to CA002073921A priority patent/CA2073921C/en
Publication of JPH05207449A publication Critical patent/JPH05207449A/ja
Priority to AU52043/93A priority patent/AU661929B2/en
Priority to AU52042/93A priority patent/AU661211B2/en
Priority to US08/509,591 priority patent/US5689300A/en
Priority to US08/782,495 priority patent/US5777663A/en
Priority to US08/997,810 priority patent/US6249309B1/en
Priority to US09/559,357 priority patent/US6285391B1/en
Priority to US09/933,806 priority patent/US20020018114A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】小型で持ち運びが容易なテレビ会議端末を提供
する。 【構成】ディジタル通信路を介した送受を行う通信制御
部と、通信制御手段が送受する画像データと音声データ
についての多重分離を行う多重分離手段と、画像データ
の符号化復号化を行う画像コ−デックと、広角レンズを
備えたカメラと、画像を表示するディスプレイと、音声
データの符号化復号化を行う音声コ−デックと、音声を
出力するスピ−カと、音声のエコ−キャンセリング処理
を行うエコ−キャンセラを、机上もしくは卓上に載置可
能なサイズに一体化して、テレビ会議端末1を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線で結ばれた遠
隔地間での、映像と音声を用いた会議を可能とするテレ
ビ会議システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ会議システムは、デイスプ
レイ装置、コ−ディック、カメラ、マイク、操作器等の
独立した機器を組み合わせることにより構成されてい
た。また、会議に必要とされる機能に応じて、書画撮影
装置や電子黒板や小型コンピュ−タを、さらに組み合わ
せることにより構成されていた。
【0003】また、このような独立した機器を組み合わ
せて構成される従来のテレビ会議システムの規模は大き
いものであったため、通常、テレビ会議にはテレビ会議
専用の部屋が必要であった。一方、基本部分の機器器を
1つのラックに収め、移動可能とすることにより、テレ
ビ会議専用の部屋を必要としないテレビ会議システムも
あった。
【0004】なお、本発明に関連する本出願人らによる
出願としては、特願平02−23909号、特願平02
−406984号、特願平03−25987号、特願平
03−25991号、特願平3−17049号、特願平
3−170425号、特願平3−17046号、特願平
3−17031号、特願平3−34009号、特願平1
−304613号、特願平3−27086号等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のテ
レビ会議システムは、テレビ会議専用の部屋を設けなけ
ればならず、テレビ会議システムの導入の負担は重かっ
た。また、テレビ会議を行う際には参加者が、テレビ会
議専用の部屋に移動しなければならず不便であった。
【0006】一方、移動式のテレビ会議システムであっ
ても、その大きさ重量より、その移動には数人がかりで
行う必要があり、気軽に使用できるものではなかった。
【0007】このような事情により、近年、より簡易に
気軽にテレビ会議を行いたいという要請が高まってき
た。
【0008】そこで、本発明は、小型で持ち運びが容易
なディスクトップ型のテレビ会議システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、デジタル通信路を介して、複数人の映像と音
声をリアルタイムに交換するテレビ会議を実現するテレ
ビ会議端末であって、多重化された画像データと音声デ
ータのディジタル通信路を介した送受を行う通信制御部
と、通信制御部が送受する画像データと音声データにつ
いての多重分離を行う多重分離部と、多重分離部が分離
した画像データから画像信号を復号化して出力し、入力
する符号化対象画像信号を画像データに符号化して前記
多重分離部に送る画像コ−デックと、広角レンズを備え
たカメラであって取り込んだ画像信号を前記画像コ−デ
ックに符号化対象画像信号として出力するカメラと、画
像コ−デックが復号化した画像信号の示す画像を表示す
るディスプレイと、多重分離部が分離した音声データか
ら音声信号を復号化して出力し、入力する符号化対象音
声信号を音声データに符号化して前記多重分離部に送る
音声コ−デックと、前記音声コ−デックが復号化した音
声信号より音声を出力するスピ−カとが、机上もしくは
卓上に載置可能なサイズに一体化された装置であること
を特徴とするディスクトップ型テレビ会議端末を提供す
る。
【0010】また、前記符号化対象音声信号とスピ−カ
に出力する音声信号との間で、発生したエコ−をキャン
セルするエコ−キャンセラ、もしくは、前記スピ−カの
出力と前記符号化対象音声信号の入力の、いずれか一方
を選択的に抑止するエコ−サプレッサを、さらに一体と
して備えたことを特徴とするディスクトップ型テレビ会
議端末、もしくは、前記スピ−カの出力と前記符号化対
象画像信号の入力の、いずれか一方を選択的に抑止する
エコ−サプレッサを、さらに一体として備えるようにし
てもよい。
【0011】
【作用】本発明に係るテレビ会議端末によれば、通信制
御部は多重化された画像データと音声データのディジタ
ル通信路を介した送受を行う。多重分離部は、通信制御
部が送受する画像データと音声データについての多重分
離を行う。画像コ−デックは、多重分離部が分離した画
像データから画像信号を復号化して出力し、入力する符
号化対象画像信号を画像データに符号化して前記多重分
離部に送る。カメラは、広角レンズを備え、取り込んだ
画像信号を前記画像コ−デックに符号化対象画像信号と
して出力する。ディスプレイは、画像コ−デックが復号
化した画像信号の示す画像を表示する。音声コ−デック
は、多重分離部が分離した音声データから音声信号を復
号化して出力し、入力する符号化対象音声信号を音声デ
ータに符号化して前記多重分離部に送る。スピ−カは、
前記音声コ−デックが復号化した音声信号より音声を出
力する。また、エコ−キャンセラは、前記符号化対象音
声信号とスピ−カに出力する音声信号との間で、発生し
たエコ−をキャンセルする。
【0012】したがい、机上もしくは卓上に載置可能な
サイズに一体化された装置である本テレビ会議システム
のよっても、複数人の映像を同時に撮影、装置すること
ができ、また、通信中のハウリングを起こすこともな
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るディスクトップ型テレビ
会議システムの一実施例について説明する。
【0014】まず、図1に本実施例に係るテレビ会議シ
ステムの構成を示す。
【0015】図中、1はデジタル通信網に接続するテレ
ビ会議端末、2は操作キ−ボ−ド、3はマイク、4は書
画撮影スタンド、5は電子黒板、6はビデオテ−プレコ
−ダである。
【0016】本テレビ会議システムはテレビ会議端末1
と、テレビ会議端末1に接続する操作キ−ボ−ド2、操
作キ−ボ−ドを介してテレビ会議端末1に接続するマイ
ク3を基本構成とし、必要に応じて書画撮影スタンド
4、電子黒板5、ビデオテ−プレコ−ダ6をテレビ会議
端末1に接続して、システムに付加する構成となってい
る。また、後述するように、必要に応じて、ファクシミ
リや小型コンピュ−タをテレビ会議端末に接続できるよ
うになっている。
【0017】図示するように、本実施例に係るテレビ会
議システムは、ディスクトップ型のテレビ会議端末1を
特徴とし、テレビ会議端末1、操作キ−ボ−ド2、マイ
ク3を持ち込めば、通常の会議室もしくは会議机のみで
テレビ会議を行えるようになっている。
【0018】まず、テレビ会議端末について説明する。
【0019】図2に、本実施例に係るテレビ会議端末1
の外観を示す。図中、100は本体、101は11イン
チのブラウン管を用いたモニタ、102はカメラ窓、1
03はリンガスピ−カ、110はベ−ス部である。ま
た、図中には表れていないが、本体左側にはスピ−カ窓
が設けられており、背面には各種端子が設けられてい
る。カメラ窓の後方にはカメラが内蔵される。
【0020】次に、図3に、テレビ会議端末をの側面図
A、と図2中A1−A2で切断した断面図Bを示す。た
だし、本体100内部の機構は省略して示している。
【0021】図3に示したように、本体100とベ−ス
110はチルト機構およびスイベル機構121によって
連結されており、本体100はベ−スに対して、垂直方
向および水平方向に一定角度回転可能になっている。す
なわち、本体100は、軸122を中心に水平方向に一
定角度回転可能であると共に、長溝123に沿って垂直
方向に一定角度回転可能となっている。なお、130は
各種入出力端子が設けられている端子エリアである。
【0022】また、本実施例においては、カメラに57
°の広角レンズを取付けている。このように、カメラの
レンズに広角レンズを用いることにより、近距離にいる
利用者であっても、複数人同時に撮影することができ
る。したがい、たとえば、会議机についた複数の会議参
加者は、会議机上の一端に本テレビ会議端末を置くのみ
でテレビ会議を行うことができる。なお、本実施例にお
いては、数名の会議参加者は、標準的には、テレビ会議
端末から約1.5m離れた位置で、11インチのモニタ
を有する本テレビ会議端末を利用するものと想定し、当
該位置で水平方向に1.5m幅撮影可能なように広角レ
ンズを57°のものとした。しかし、広角レンズは、モ
ニタの大きさやテレビ会議端末の利用状況に応じて、適
当な角度のものとしてよい。ただし、60°前後の角度
のものが一般的には望ましいものと考えられる。
【0023】ところで、前記操作キ−ボ−ド2は会議の
円滑な運用のため等より、テレビ会議端末とは分離して
設けることが望ましいが、テレビ会議端末の一体として
設けるようにしてもよい。
【0024】図4に、一例として、操作キ−ボ−ド2を
一体として設けたテレビ会議端末の外観を示す。
【0025】図示するように、本例では、操作キ−ボ−
ド2を、本体100とベ−ス110の間で、ベ−ス11
0に取付けている。また、図5Aに示すように、操作キ
−ボ−ド2は、回動機能125によりベ−スに取付けら
れており、不使用時には図5Bに示すように、本体10
0の下に収納可能となっている。また、このように、操
作キ−ボ−ドを回動可能とすることにより、使用の際に
各会議参加者が操作し易いようにしている。
【0026】ところで、以上に示したテレビ会議端末で
は、カメラをブラウン管の横に配置しているが、カメラ
をブラウン管の上部に配置するようにしてもよい。
【0027】図6に、一例として、カメラをブラウン管
101の上部に配置したテレビ会議端末の外観を示す。
【0028】図中、102がカメラ窓であり、この後側
にカメラが内蔵される。130はテレビ会議端末を持ち
運びし易いように取付けた、引き出し式の取っ手であ
る。また、本例ではスピ−カ104をテレビ会議端末の
前面に配置した。また、本例では、本体100とベ−ス
110を回動機構により連結し、テレビ会議端末の水平
方向向きを自由に変えられるようにしている。なお、本
例では、操作キ−ボ−ド2をワイヤレスリモ−トでテレ
ビ会議端末を操作可能なものとしている。
【0029】次に、図7に、カメラをブラウン管101
の上部に配置したテレビ会議端末の他の例を示す。
【0030】図示するように、本例では、ブラウン管1
01に比べ、カメラ窓102の後方に配置されるカメラ
の奥行き方向長さが短いことを利用して、テレビ会議端
末のカメラ窓後方部を短くし、短くした個所に持ち運び
用取っ手131を設けたものである。
【0031】以下、テレビ会議端末の内部構成について
説明する。
【0032】図8にテレビ会議端末の内部構成を示す。
【0033】図中、803はデジタル通信網に接続する
端子であり、本実施例では、デジタル通信網をISDN
とし、端子803を8pのモジュラジャックとする。ま
た、テレビ会議端末1は、カメラ807、モニタ10
1、スピ−カ104、ビデオスイッチ806、ビデオア
ンプ808、画像コ−デック805、マルチメディア多
重分離・端末間信号制御部804、網インタフェ−ス・
通信網制御部803、音声コ−デック810、エコ−キ
ャンセラ811、オ−ディオスイッチ813、オ−ディ
オアンプ812、FAXインタフェ−ス814、データ
インタフェ−ス815、制御部802、電源801を有
している。
【0034】また、外部入出力端子として、映像入出力
インタフェ−ス816、817、音声入出力インタフェ
−ス818、819、G3FAX用モジュラ−ジャック
820、RS232Cコネクタ821、操作キ−ボ−ド
用コネクタ822を有している。これらのコネクタ類お
よび端子803は、テレビ会議端末(図2参照)の背面
に配置される。
【0035】さて、網インタフェ−ス・通信網制御部8
03は、ISDNにコネクタ830を介して接続し、通
信相手端末との通信チャネルの確立等の網との間の通信
制御や通信処理を行なう。マルチメディア多重分離・端
末間信号制御部804は、通信相手端末との間で各種制
御を行なう。また、マルチメディア多重分離・端末間信
号制御部804は、受信した通信フレ−ム内から、ビデ
オデ−タ、オ−ディオデ−タ、デ−タ、制御データ等の
データ種毎の分離や、各種データの送信通信フレ−ム内
への多重を行なう。ビデオデータは画像コ−デック80
5の網側のインタフェ−スデータであり、オ−ディオデ
ータは音声コ−デック810と網側のインタフェ−スデ
ータであり、デ−タはデータインタフェ−ス814やF
AXインタフェ−ス814とのインタフェ−スデータで
ある。また、制御データは制御部802との間で送受さ
れる。
【0036】マルチメディア多重分離・端末間信号制御
部804は、受信した通信フレ−ム内から分離したデ−
タを、あらかじめ送信相手端末と定めた規約に従い、G
3FAXデータ、コンピュ−タデータ、各種制御データ
等に分離し、これらを、FAXインタフェ−ス813や
データインタフェ−ス814を介し、G3FAX用モジ
ュラ−ジャック820やRS232Cコネクタ821に
送る。
【0037】また、逆に、G3FAX用モジュラ−ジャ
ック820やRS232Cコネクタ821から多重化し
て送信するデータを受け取る。
【0038】カメラ807は画像を取り込み、モニタ1
01は画像を表示出力する。806は、映像入力インタ
フェ−ス816よりの入力を、カメラ807よりの入力
に代えて画像コ−デックに出力するビデオスイッチであ
る。これにより、映像入力インタフェ−ス816には、
書画撮影スタンド4や外部カメラと画像コ−デックが接
続可能となっている。
【0039】画像コ−デックは、入力した画像信号を符
号化し、マルチメディア多重分離・端末間信号制御部8
04に送る。また、マルチメディア多重分離・端末間信
号制御部804が受信通信フレ−ムより分離したビデオ
データを復号化し、ビデオアンプ808を介して、モニ
タ101および映像出力インタフェ−ス817に出力す
る。したがい、映像出力インタフェ−ス817に、ビデ
オテ−プレコ−ダ6を接続し、テレビ会議の内容を記録
しておくことができる。また、外部モニタを接続するこ
とも可能である。
【0040】音声入出力インタフェ−ス818、819
には外部オ−ディオ機器のオ−ディオ入出力が接続可能
となっている。オ−ディオスイッチ813は、FAXイ
ンタフェ−ス814に接続するG3ファックスよりの入
力と、音声入力インタフェ−ス819に接続される機器
よりの入力と、コネクタ822に接続する操作キ−ボ−
ド2に接続するマイクよりの入力との内のいずれかを、
エコ−キャンセラ811を介して音声コ−デック810
に接続するオ−ディオスイッチである。
【0041】音声コ−デック810は、入力した音声信
号を符号化し、マルチメディア多重分離・端末間信号制
御部804に送る。また、マルチメディア多重分離・端
末間信号制御部804が受信通信フレ−ムより分離した
オ−ディオデータを復号化し、エコ−キャンセラ81
1、オ−ディオアンプ812を介して、スピ−カ104
およびオ−ディオ出力インタフェ−ス818に出力す
る。オ−ディオ出力インタフェ−ス818には、ビデオ
テ−プレコ−ダ6の音声入力端子等を接続する。エコ−
キャンセラは、音声データよりの復号音声信号とオ−デ
ィオスイッチよりの音声信号との間でエコ−キャンセリ
ング処理を行い、通信中のハウリングの発生を防止す
る。なお、エコ−キャンセラ811に代えて、オ−ディ
オアンプ812への出力と、オ−ディオスイッチ813
よりの入力の、いずれか一方を選択的に抑止するエコ−
サプレッサを設けることにより、ハウリングを防止する
ようにしてもよい。
【0042】FAXインタフェ−ス814は、G3FA
Xモジュラ−ジャック820に接続されるアナログFA
XであるG3FAXから受け取った送信信号を、FAX
データをオ−ディオデータとして取り扱う場合は、音声
コ−デック810に送り、FAXデータをデータして取
り扱う場合は、送信信号をデジタル化して符号化し、マ
ルチメディア多重分離・端末間信号制御部804に送
る。また、これとは逆に、G3FAXへの受信データを
音声コ−デック810から受け取った場合は、そのまま
G3FAX用モジュラ−ジャック820へ送り、G3F
AXへの受信データをマルチメディア多重分離・端末間
信号制御部804より受け取った場合は、復号化してア
ナログ信号に変換して、G3FAX用モジュラ−ジャッ
ク820へ送る。
【0043】RS232Cコネクタ820は、RS23
2Cインタフェ−スで、コンピュ−タやワ−ドプロセッ
サや電子黒板を接続可能なコネクタである。RS232
Cコネクタは、データインタフェ−スを介して、制御部
802またはマルチメディア多重分離・端末間信号制御
部804に接続する。
【0044】制御部802は、操作キ−ボド4とシリア
ルデータ通信によりデータ通信を行う。また、制御部8
02は、マルチメディア多重分離・端末間信号制御部8
04より受け取ったデータや、操作キ−ボド4より受け
取ったデータに基づいて、たとえば、後述するメニュ−
画面の表示制御等、テレビ会議端末の各部の様々な制御
を行う。
【0045】さて、画像コ−ディック805は、CCI
TT標準H.261に規定されているアルゴリズムに従
った画像の符号化復号化を行う。ところで、画像コ−デ
ィックは、前記出願、特願平02−23909号、特願
平03−25987号、特願平3−34009号、特願
平1−304613号、特願平3−27086号、特願
平2−406984号等記載の技術や、近年の高集積化
技術を用いて小型化を図ることができる。また、今後、
ますます小型化されることが予想される。たとえば、本
出願人であるところの株式会社日立製作所が市販してい
るテレビ電話機HV−100等においては、A5サイズ
の基板2枚で画像コ−ディックが実現されている。
【0046】したがい、11インチのブラウン管に対し
図2、図3に示すサイズで、充分に本テレビ会議端末を
実現することができる。また、図2、図3に示すサイズ
は、机上への設置や持ち運びに適したサイズである。
【0047】次に、操作キ−ボ−ド2について説明す
る。
【0048】図9に操作キ−ボ−ドの外観を示す。図示
するように、本操作キ−ボ−ド2は、扇型の形状をして
おり、上面に各種キ−が配置され、背面にはマイク接続
用の端子群910が設けられている他、テレビ会議端末
1と接続するためのケ−ブル用の端子が設けられてい
る。また、前面には内蔵マイク920が配置されてい
る。
【0049】本操作キ−ボ−ドの上面に設けられている
キ−と、そのキ−が指定する機能の一覧を表1、表2に
示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】代表的なキ−を説明すると、図中、901
はテレビ会議端末1に内蔵されているスピ−カ104の
音量を調節するボリュ−ム、902はカメラのズ−ム機
能を制御するキ−、903はテレビ会議端末1の通信機
能を制御するためのテンキ−および機能キ−でありIS
DN端末と同等のものである。但し、本実施例では、テ
ンキ−をアルファベットキ−と共用している。904は
テレビ会議端末1のカメラに雲台を備えた場合、これを
制御するためのキ−である。また、905は送信する画
像の画質を切り換えるキ−、906は送信映像として、
テレビ会議端末1内蔵のカメラからの入力と、書画撮影
スタンド等の外部カメラの入力とを切り換えるキ−、9
07、908は送信データを画像音声データから、テレ
ビ会議端末1に接続されたFAXや、小型コンピュ−タ
よりの入力データに切り換えるキ−である。その他、操
作キ−ボ−ドの上面には電源投入を示すLED909等
表示器が設けられている。
【0053】図10に操作キ−ボ−ドの内部構成を示
す。
【0054】図10Aに示す用に、操作キ−ボ−ド2
は、テレビ会議端末から供給される電源を各部に分配す
るスイッチングレギュレ−タ1001、前記各種キ−を
構成するキ−スイッチ群、LED1003を有してい
る。また、テレビ会議端末より供給されるデータクロッ
クを用いて、テレビ会議端末1とシリアルデータ通信を
行いつつ、各種キ−スイッチ1002やLEDを制御す
るCPU1007を有し、内蔵マイク920、外部マイ
クを接続するマイクジャック910、内蔵マイク920
よりの入力と外部マイクよりの入力をミキシングするマ
イクミキサ1005、テレビ会議端末のスピ−カの音量
を調整するボリュ−ム901、マイクミキサ1005を
有している。また、1006はテレビ会議端末と接続す
るケ−ブル1010用の端子である。
【0055】図示するように、本操作キ−ボ−ド2とテ
レビ会議端末1との接続は1本にまとめられた復号ケ−
ブル1010を用いて行っている。また、マイクミキサ
905よりの出力は、600オ−ムのトランスを介し、
図10Bに示すようにケ−ブル1010内に設けたシ−
ルド線1011を用いてテレビ会議端末1に送ってい
る。
【0056】次に書画撮影スタンド4について説明す
る。
【0057】図11に、書画撮影スタンド4の外観を示
す。
【0058】おおまかにいって、書画撮影スタンド4
は、書画台1101、下方リンク1102、上方リンク
1103、カメラ1104から構成される。また、書画
台上撮影中心部にはLED1105が埋め込まれてお
り、また、書画台角にはカメラ制御用キ−1106が設
けられている。カメラ制御用キ−としてはカメラ110
4のズ−ム制御キ−(広角/望遠)、オ−トフォ−カス
機能のイネ−ブルキ−、マニュアルフォ−カス制御キ−
を設けている。
【0059】下方リンク1102は書画台1101に枢
着され、上方リンク1103は下方リンクに枢着され、
カメラ1104は上方リンクに枢着されており、カメラ
1104は、書画台上に設置された書画の撮影の他、書
画台の前方、後方をも撮影することができる。したが
い、先に示した図1のように、書画台後方に黒板を配置
し、書画撮影時以外は、この黒板に書かれた文字図形等
を撮影して送信することもできる。
【0060】書画台1101上に埋め込んだLEDは、
撮影する書画の位置決めを容易にするために設けたもの
ものである。すなわち、このように発光体を埋め込むこ
とにより、書画台上に撮影のために書類等を置いた場合
でも透過光により容易に撮影の中心点を把握することが
できるのである。ところで、LEDは、書画台上の、標
準的な大きさ(たとえばA4サイズやB5サイズ)の書
画の撮影領域の4角等に設けるようにしてもよい。この
ようにして設けたLEDの透過光により、標準サイズ以
上の大きさの書画の所望領域の把握、撮影が、書画台上
の前記4角にマ−クを付しておく従来の書画台に比べ容
易になる。
【0061】ここで、図12に、書画撮影スタンド4の
側面図と背面図を示す。
【0062】図中、下方リンク1102の長さlは、書
画台の長さLを超えないように設定してあり、上方リン
ク1103の長さmは下方リンク長さlより短くなるよ
うに設定してある。また、下方リンク1102の両腕の
間の幅Nは、下方リンクの幅nより大きくとってある。
したがい、図25中の正面図、側面図、平面図に示すよ
うに、下方リンク1002を書画台1001の上に、上
方リンク1003を下方リンク1002の間に折たたむ
ことができ、コンパクトな状態で、持ち運びまたは収納
することができる。
【0063】ところで、書画撮影スタンド4は、図13
に示すように構成してもよい。
【0064】図13Aは持ち運びまたは収納時の状態、
図13B、Cは、上方リンク1002が下方リンク10
02に体して回転するようすを示している。1301は
回転止めのストッパである。
【0065】また、書画撮影スタンド4は、図14に示
すように、より簡易に構成してもよい。
【0066】図14に示した例では、、書画台1001
とカメラ1004と1つのリンクで書画スタンドを構成
した。リンク1401はスライド機構により伸縮可能と
なっており、カメラ1401はリンク1401に自在に
回転可能なよう接続されている。
【0067】最後に、本テレビ会議システムのマンマシ
ンインタフェ−スについて説明する。 テレビ会議実施
中は、通常、モニタ上101上に受信した相手側の映像
が表示されるが、前述した操作キ−ボ−ドのモニタ/子
画面キ−が押されると、テレビ会議端末1は、図15に
示すように、モニタ101左角に子画面を表示し、自身
のカメラで撮影した自画像を表示する。また、この状態
でモニタ/子画面キ−が押されると、モニタ全面に自画
像を表示し、もう1度モニタ/子画面が押されると通常
状態に戻りモニタ全面に相手画像を表示する。
【0068】また、テレビ会議端末1はモニタを用いて
操作のガイダンスや現状態の通知を行う。
【0069】図16に、モニタを用いた操作ガイダンス
および状態通知のようすを示す。
【0070】図16aは、電源投入時のモニタ表示を示
したものであり、モニタ左上角に現在の時刻を表示して
いる。
【0071】そして、この状態で、操作キ−ボ−ド2の
発信/プリセットキ−が押されると、モニタ表示を図1
6bのように切り替え、ダイヤル入力を促すメッセ−ジ
を表示する。次にテレビ会議を行う相手の電話番号が、
操作キ−ボドのテンキ−より入力されると、図16cに
示すように、この番号を順次表示する。次に、表示され
た電話番号を確認した利用者によって、再度、発信/プ
リセットキ−が押されると、ISDNとの間にチャネル
を確立して入力された番号を送信し、図16dに示すよ
うに呼出し中である旨の表示を行う。そして、相手側と
の通信が開始されたら、図16eに示すように開始時よ
りの経過時間のみを表示する。
【0072】一方、非通信中に着信があった場合は、図
16fに示すように発信元の電話番号と着信があった旨
を表示する。
【0073】また、本実施例に係るテレビ会議端末は、
この他にも種々の機能をメニュ−形式で提供する。
【0074】図17に、モニタに表示されるメニュ−を
示す。
【0075】電源投入時もしくは通信中、すなわち、図
16aもしくはeの表示状態で操作キ−のメニュ−キ−
が押されると、図17aのメインメニュ−を表示する。
【0076】図17a中、各図形は、提供する機能に対
応して設けたアイコンである。たとえば、1701は電
話帳機能を起動するアイコンであり、1702はテレビ
会議端末の通信モ−ドや表示モ−ド等の各種状態を設定
する機能を起動するアイコンであり、1703はテレビ
会議端末に内蔵されている時計の時刻を調整する機能を
起動するアイコンであり、1705は過去の通信に関す
る情報(通信相手、電話番号、料金等)をを操作する機
能を起動するアイコンであり、1706は図16で示し
た時刻表示を行うか否かを選択するアイコンである。ま
た、1704はメニュ−を終了するアイコンである。各
種アイコンは、操作キ−ボ−ドのテンキ−中の1から6
の配置に対応した配置で表示されており、配置が対応し
ているテンキ−が押し下げられた場合に、当該アイコン
が提供する機能が起動される。
【0077】たとえば、テンキ−1の押し下げにより電
話帳機能が起動されると、モニタには、図17bに示す
ようなメニュ−が表示される。すなわち最上部には当該
メニュ−を起動したアイコンと同図形を表示し、領域1
711には既に登録されている通信相手氏名とその電話
番号が表示される。利用者はアイコン1713もしくは
1714を配置が対応するテンキ−を押し下げることに
より指定し、領域1711内の表示をスクロ−ルし、情
報を操作する通信相手を選択アイコン1715を配置が
対応するテンキ−を押し下げることにより指定する。ア
イコン1716はメニュ−画面図17aに戻るためのア
イコンである。
【0078】さて、選択アイコン1715が指定される
と、図17cに示すメニュ−を表示する。最上部には当
該メニュ−を起動したアイコンと当該メニュ−の親メニ
ュ−で最上部に表示していたアイコンの図形を表示し、
領域1721には選択された通信相手について登録され
ている全情報を表示する。1722は領域1712に表
示されている通信相手への発信を指定するTELアイコ
ンである。当該アイコンに対応するテンキ−を押し下げ
られるとテレビ会議端末1は、登録されている情報に従
い選択された通信相手に発呼し、各メニュ−処理を終了
し、図16dの表示に移行する。1724は登録されて
いる情報を変更等するためのアイコンであり、当該アイ
コンにに対応するテンキ−を押し下げられると、登録さ
れている情報を変更等するための機能を表示し、これに
対応する新たなメニュ−を表示する。この新たなメニュ
−においても同様に、操作キ−ボ−ドの各キ−に、必要
な入力機能を割り当て、ユ−ザによる情報の入力等を受
付ける。すなわち、たとえば、所定の入力キ−に応じ
て、入力文字の候補を順次切り換えるようにする。ま
た、漢字への変換も所定の入力キ−の機能を拡張するこ
とにより実現できる。
【0079】一方、図17aのメインメニュ−におい
て、登録アイコン1702が指定された場合は、図17
dに示すメニュ−を表示する。図17bに示すメニュ−
においては、領域1731にテレビ会議端末の現在の各
種状態を表示する。ユ−ザは、図17bのメニュ−の操
作と同様な手順で、項目を指定し、変更アイコン173
2を指定することにより指定した項目の状態を、あらか
じめ登録しておいた他の候補に設定しなおすことができ
る。
【0080】ところで、このような階層的なメニュ−処
理の最中に、テレビ会議端末に着呼した場合は、領域1
733に着信の旨を表示するようにする。なお、このよ
うなメニュ−を用いた機能の、より詳細な情報は本出願
人らによる特許出願、特平3−25991号に記載され
ており、当該既出願と同様に、テレビ会議端末において
実現することができる。
【0081】さて、ここで、参考として、図2に示した
テレビ会議端末1および図9に示した操作キ−ボ−ド2
および図10に示した書画撮影スタンド4についての六
面図等を図19から図25に示しておく。
【0082】図18にはテレビ会議端末1の正面図、背
面図、平面図および底面図を示す。図中、130には、
端子群816〜822、830が設けられている。図1
9にはテレビ会議端末1の両側面図を示す。図中104
はスピ−カの位置を示している。
【0083】図20には操作キ−ボ−ド2の斜視図を示
した。図中920は内蔵スピ−カの位置を示している。
また、図21には、正面図、平面図、底面図を示し、図
22には側面図、背面図、断面図を示した。図22中、
910は外部マイク接続用の端子群である。
【0084】次に、図23には、書画撮影スタンド4の
正面図、右側面図、平面図、底面図を示した。また、図
24には、背面図と左側面図を示した。
【0085】図25は、書画撮影スタンドの、収納時の
正面図、右側面図、および平面図を示した。図示するよ
うに、各部が折り込まれ、コンパクトな形態となってい
る。
【0086】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、小型で
持ち運びが容易なディスクトップ型のテレビ会議システ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るテレビ会議システムの構
成と使用状況を示す説明図である。
【図2】第1の構成例に係るテレビ会議端末の構成を示
す外観図である。
【図3】第1の構成例に係るテレビ会議端末の断面図で
ある。
【図4】第2の構成例に係るテレビ会議端末の構成を示
す外観図である。
【図5】第2の構成例に係るテレビ会議端末の断面図で
ある。
【図6】第3の構成例に係るテレビ会議端末の構成を示
す外観図である。
【図7】第4の構成例に係るテレビ会議端末の構成を示
す外観図である。
【図8】テレビ会議端末の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図9】操作キ−ボ−ドの外観構成を示す説明図であ
る。
【図10】操作キ−ボ−ドの内部構成を示すブロック図
である。
【図11】第1の構成例に係る書画撮影スタンドの構成
を示す外観図である。
【図12】第1の構成例に係る書画撮影スタンドの背面
図および側面図である。
【図13】第2の構成例に係る書画撮影スタンドの構成
を示す外観図である。
【図14】第3の構成例に係る書画撮影スタンドの構成
を示す外観図である。
【図15】テレビ会議端末の子画面表示のようすを示し
た説明図である。
【図16】テレビ会議端末がモニタ画面に表示するメッ
セ−ジを示した説明図である。
【図17】テレビ会議端末が提供するグラフィックユ−
ザインタフェ−スを示した説明図である。
【図18】テレビ会議端末の正面図、背面図、平面図お
よび底面図である。
【図19】テレビ会議端末の側面図である。
【図20】操作キ−ボ−ドの斜視図である。
【図21】操作キ−ボ−ドの正面図、平面図、底面図で
ある。
【図22】操作キ−ボ−ドの側面図、背面図、断面図で
ある。
【図23】書画撮影スタンドの正面図、右側面図、平面
図、底面図である。
【図24】書画撮影スタンドの背面図と左側面図であ
る。
【図25】書画撮影スタンドの、収納時の正面図、右側
面図、平面図である。
【符号の説明】
1 テレビ会議端末 2 操作キ−ボ−ド 3 マイク 4 書画撮影スタンド 5 電子黒板 6 ビデオテ−プレコ−ダ 101 ディスプレイ 805 画像コ−デック 810 音声コ−デック 807 カメラ 803 通信制御部 811 エコ−キャンセラ
フロントページの続き (72)発明者 吉田 充夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 海老原 徹 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 古谷 純 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 丸山 幸伸 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 山田 武彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル通信路を介して、複数人の映像と
    音声をリアルタイムに交換するテレビ会議を実現するテ
    レビ会議端末であって、 多重化された画像データと音声データのディジタル通信
    路を介した送受を行う通信制御部と、通信制御部が送受
    する画像データと音声データについての多重分離を行う
    多重分離部と、多重分離部が分離した画像データから画
    像信号を復号化して出力し、入力する符号化対象画像信
    号を画像データに符号化して前記多重分離部に送る画像
    コ−デックと、広角レンズを備えたカメラであって取り
    込んだ画像信号を前記画像コ−デックに符号化対象画像
    信号として出力するカメラと、画像コ−デックが復号化
    した画像信号の示す画像を表示するディスプレイと、多
    重分離部が分離した音声データから音声信号を復号化し
    て出力し、入力する符号化対象音声信号を音声データに
    符号化して前記多重分離部に送る音声コ−デックと、前
    記音声コ−デックが復号化した音声信号より音声を出力
    するスピ−カとが、机上もしくは卓上に載置可能なサイ
    ズに一体化された装置であることを特徴とするディスク
    トップ型テレビ会議端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテレビ会議端末であって、 前記符号化対象音声信号とスピ−カに出力する音声信号
    との間で、発生したエコ−をキャンセルするエコ−キャ
    ンセラ、もしくは、前記スピ−カの出力と前記符号化対
    象音声信号の入力の、いずれか一方を選択的に抑止する
    エコ−サプレッサを、さらに一体として備えたことを特
    徴とするディスクトップ型テレビ会議端末。
  3. 【請求項3】少なくともカメラとディスプレイを収容し
    た本体部と、本体部を支持するベ−ス部と、複数のキ−
    スイッチを有する操作部とを有し、 前記本体部は、前記ベ−ス部に対して一定角度、垂直お
    よび水平方向について回転可能なように、チルト/スイ
    ベル機構を介して前記ベ−ス部に上部に連結され、前記
    操作部は、前記チルト/スイベル機構の下方において、
    前記ベ−ス部に対して水平方向に回動可能に前記ベ−ス
    部に枢着されていることを特徴とする映像情報機器。
  4. 【請求項4】書画を載置する載置面を有する書画台と、
    書画台の載置面を撮影するカメラと、前記書画台とカメ
    ラとを連結して、カメラを支持するリンクとを有し、 前記書画台の前記載置面の、前記カメラによって撮影さ
    れる領域の中心もしくは角の位置に、発光体が埋め込ま
    れていることを特徴とする書画撮影スタンド。
  5. 【請求項5】書画を載置する載置面を有する書画台と、
    書画台の載置面を撮影するカメラと、前記書画台とカメ
    ラとを連結して、カメラを支持するリンクとを有し、 前記カメラは書画台の載置面を、載置面と垂直な方向か
    ら撮影する位置から、載置面と平行する方向を撮影可能
    な位置まで回動可能に前記リンクに連結されていること
    を特徴とする書画撮影スタンド。
  6. 【請求項6】書画を載置する載置面を有する書画台と、
    書画台に枢着された下方リンクと、下方リンクに枢着さ
    れた上方リンクと、上方リンクに枢着されたカメラとを
    有し、 書画台の載置面の上方の位置に前記カメラを支
    持する位置まで、前記下方リンクは前記書画台に対し、
    前記上方リンクは前記下方リンクに対して回動可能であ
    って、前記カメラは書画台の載置面の上方に支持された
    位置で、書画台の載置面を、載置面と垂直な方向から撮
    影可能な角度に、上方リンクに対して回動可能であっ
    て、 かつ、下方リンクおよび上方リンクの形状を、前記下方
    リンクが、前記書画台の前記載置面上に重なる位置ま
    で、前記書画台に対して回動可能であって、前記下方リ
    ンクが前記載置面上に重なった状態において、前記上方
    リンクが、前記下方リンクに回転面と垂直な方向につい
    て重なる位置まで、前記下方リンクに対して回動可能で
    あって、前記下方リンクが前記書画台に重なり前記上方
    リンクが前記下方リンクに重なった状態において、前記
    カメラが、前記上方リンクに回転面と垂直な方向につい
    て重なる位置まで、前記上方リンクに対して回動可能で
    ある形状としたことを特徴とする書画撮影スタンド。
  7. 【請求項7】テレビ会議端末と、前記テレビ端末をリモ
    −トコントロ−ルする操作器と、前記テレビ会議端末に
    撮影した画像信号を第1送信候補画像信号として出力す
    る請求項5記載の書画撮影スタンドと、前記テレビ会議
    端末に音声信号を符号化対象音声信号として出力するマ
    イクロフォンと、書画撮影スタンドのカメラが撮影可能
    な前記載置面と平行する方向に、書画撮影スタンド方向
    を向けて配置された黒板とを有し、 前記テレビ会議端末は、多重化された画像データと音声
    データのディジタル通信路を介した送受を行う通信制御
    部と、通信制御部が送受する画像データと音声データに
    ついての多重分離を行う多重分離部と、多重分離部が分
    離した画像データから画像信号を復号化して出力し、入
    力する符号化対象画像信号を画像データに符号化して前
    記多重分離部に送る画像コ−デックと、広角レンズを備
    えたカメラであって取り込んだ画像信号を第2送信候補
    画像信号として出力するカメラと、画像コ−デックが復
    号化した画像信号の示す画像を表示するディスプレイ
    と、書画撮影スタンドから入力する第1送信候補画像信
    号とカメラが出力する第2送信候補画像信号の、いずれ
    か一方を選択的に符号化対象画像信号として出力する送
    信画像選択器と、多重分離部が分離した音声データから
    音声信号を復号化して出力し、入力する符号化対象音声
    信号を音声データに符号化して前記多重分離部に送る音
    声コ−デックと、前記音声コ−デックが復号化した音声
    信号より音声を出力するスピ−カとが、机上もしくは卓
    上に載置可能なサイズに一体化された装置であることを
    特徴とするディスクトップ型テレビ会議端末。
  8. 【請求項8】請求項1または2記載のテレビ会議端末で
    あって、 前記ディスプレイを用いて、テレビ会議端末を操作する
    ためのグラフィックユ−ザインタフェ−スを提供する手
    段をさらに一体として備えたことを特徴とするテレビ会
    議端末。
  9. 【請求項9】請求項3記載の映像情報機器であって、 多重化された画像データと音声データのディジタル通信
    路を介した送受を行う通信制御部と、通信制御部が送受
    する画像データと音声データについての多重分離を行う
    多重分離部と、多重分離部が分離した画像データから画
    像信号を復号化して出力し、入力する符号化対象画像信
    号を画像データに符号化して前記多重分離部に送る画像
    コ−デックと、多重分離部が分離した音声データから音
    声信号を復号化して出力し、入力する符号化対象音声信
    号を音声データに符号化して前記多重分離部に送る音声
    コ−デックと前記音声コ−デックが復号化した音声信号
    より音声を出力するスピ−カとを内蔵し、かつ、前記カ
    メラは、広角レンズを備え、取り込んだ画像信号を前記
    画像コ−デックに符号化対象画像信号として出力し、前
    記ディスプレイは、前記画像コ−デックが復号化した画
    像信号の示す画像を表示すことを特徴とする映像情報機
    器、特に、ディスクトップ型テレビ会議端末。
  10. 【請求項10】請求項1または2記載のテレビ会議端末
    であって、 前記デジタル通信路はISDNのベ−シックインタフェ
    −スによって提供されるデジタル通信路であることを特
    徴とするテレビ会議端末。
  11. 【請求項11】デジタル通信路を介して、複数人の映像
    と音声をリアルタイムに交換するテレビ会議を実現する
    テレビ会議端末であって、 画像データと音声データとデータと制御データを格納可
    能な通信フレ−ムのディジタル通信路を介した送受を行
    う通信制御部と、通信制御部が送受する通信フレ−ム
    の、画像データと音声データとデータと制御データにつ
    いての多重分離を行う多重分離部と、多重分離部が通信
    フレ−ムから分離した画像データから画像信号を復号化
    して出力し、入力する符号化対象画像信号を画像データ
    に符号化して前記多重分離部に送る画像コ−デックと、
    広角レンズを備えたカメラであって取り込んだ画像信号
    を前記画像コ−デックに符号化対象画像信号として出力
    するカメラと、画像コ−デックが復号化した画像信号の
    示す画像を表示するディスプレイと、多重分離部が通信
    フレ−ムから分離した音声データから音声信号を復号化
    して出力し、入力する符号化対象音声信号を音声データ
    に符号化して前記多重分離部に送る音声コ−デックと、
    前記音声コ−デックが復号化した音声信号より音声を出
    力するスピ−カと、前記符号化対象音声信号と前記スピ
    −カに出力する音声信号間で、発生したエコ−をキャン
    セルするエコ−キャンセラとをが、机上もしくは卓上に
    載置可能なサイズに一体化された装置であり、かつ、前
    記多重分離部が分離したデータと制御データのうちの少
    なくとも一方の一部または全部を、外部に出力し、外部
    から入力したデータを前記多重分離部が多重するデータ
    もしくは制御データとして前記多重分離部に出力するた
    めのデータインタフェ−スを有することを特徴とするテ
    レビ会議端末。
JP4011196A 1991-02-20 1992-01-24 ディスクトップ型テレビ会議端末 Pending JPH05207449A (ja)

Priority Applications (17)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4011196A JPH05207449A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 ディスクトップ型テレビ会議端末
AU19642/92A AU645914B2 (en) 1991-07-15 1992-07-14 Picture codec and teleconference terminal equipment
EP92111959A EP0523618B1 (en) 1991-07-15 1992-07-14 Picture codec and teleconference terminal equipment
EP96117619A EP0765083A1 (en) 1991-07-15 1992-07-14 Teleconference terminal equipment
DE69222580T DE69222580T2 (de) 1991-07-15 1992-07-14 Bildkoder-Dekoder und Telekonferenzendstellengerät
EP97100197A EP0773686B1 (en) 1991-07-15 1992-07-14 Equipment for a teleconference
DE69230298T DE69230298T2 (de) 1991-07-15 1992-07-14 Telekonferenzgerät
CA002073921A CA2073921C (en) 1991-07-15 1992-07-15 Picture codec and teleconference terminal equipment
US07/913,402 US5790178A (en) 1991-07-15 1992-07-15 Picture codec for teleconference equipment, which forms and displays picture-in-frame including at least two of received motion picture, a received still picture and a self motion picture in an optional combination
CA002277661A CA2277661C (en) 1991-07-15 1992-07-15 Picture codec and teleconference terminal equipment
AU52043/93A AU661929B2 (en) 1991-07-15 1993-11-29 Document photographing stand
AU52042/93A AU661211B2 (en) 1991-07-15 1993-11-29 Teleconference terminal equipment
US08/509,591 US5689300A (en) 1991-07-15 1995-07-31 Picture codec and teleconference terminal equipment
US08/782,495 US5777663A (en) 1991-02-20 1997-01-10 Picture codec and teleconference terminal equipment
US08/997,810 US6249309B1 (en) 1991-07-15 1997-12-24 Picture codec and teleconference terminal equipment
US09/559,357 US6285391B1 (en) 1991-07-15 2000-04-27 Picture codec and teleconference terminal equipment
US09/933,806 US20020018114A1 (en) 1991-07-15 2001-08-22 Picture codec and teleconference terminal equipment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4011196A JPH05207449A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 ディスクトップ型テレビ会議端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05207449A true JPH05207449A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11771297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4011196A Pending JPH05207449A (ja) 1991-02-20 1992-01-24 ディスクトップ型テレビ会議端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05207449A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5585839A (en) * 1993-04-28 1996-12-17 Hitachi Ltd. Audio and video telecommunication system with remote monitoring function and remote device control function
JPH1023382A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 双方向通信システム
JP2007053725A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Compal Electronics Inc 出力画像を調整する方法及び装置
CN112738449A (zh) * 2020-12-30 2021-04-30 广州市森锐科技股份有限公司 一种视频会议终端的主壳体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5585839A (en) * 1993-04-28 1996-12-17 Hitachi Ltd. Audio and video telecommunication system with remote monitoring function and remote device control function
JPH1023382A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 双方向通信システム
JP2007053725A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Compal Electronics Inc 出力画像を調整する方法及び装置
CN112738449A (zh) * 2020-12-30 2021-04-30 广州市森锐科技股份有限公司 一种视频会议终端的主壳体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU661928B2 (en) Teleconference system and teleconference module
US5689300A (en) Picture codec and teleconference terminal equipment
JP4203246B2 (ja) 携帯通信装置
JPH11112954A (ja) テレビ電話機およびテレビ電話通信方法
JPWO2006046681A1 (ja) 携帯電話装置
JP2007201727A (ja) テレビ電話機能付き携帯電話機
JP2003023612A (ja) 画像通信端末装置
JP3279581B2 (ja) 一体型テレビ電話装置
JPH05207449A (ja) ディスクトップ型テレビ会議端末
JPH05207452A (ja) テレビ会議モジュール
JP3140866B2 (ja) テレビ会議システム
JPH06141314A (ja) 会議卓
JP2004248127A (ja) テレビ会議システム
JP2806546B2 (ja) テレビ電話端末装置
JP2005311619A (ja) 通信システム
JPH05284492A (ja) 画像通信端末装置
JPH06141313A (ja) テレビ会議電話台
JP4189819B2 (ja) 通信システムおよびボタン電話システム
JPH02192369A (ja) テレビ電話端末装置
JPH05268688A (ja) テレビ会議用マイクロホン
JPH02192382A (ja) テレビ電話端末装置
JPH06141141A (ja) 画像入力装置
JPH08181959A (ja) 画像通信端末装置
JPH0468891A (ja) テレビ電話装置
JPH11289525A (ja) 携帯型無線テレビ会議システムおよびそれを用いたテレビ会議方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040303

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9