JPH05284492A - 画像通信端末装置 - Google Patents
画像通信端末装置Info
- Publication number
- JPH05284492A JPH05284492A JP4080590A JP8059092A JPH05284492A JP H05284492 A JPH05284492 A JP H05284492A JP 4080590 A JP4080590 A JP 4080590A JP 8059092 A JP8059092 A JP 8059092A JP H05284492 A JPH05284492 A JP H05284492A
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- JP
- Japan
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- camera
- document
- communication terminal
- monitor
- image
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 人物・書画兼用のカメラにより机上の文書を
映して打ち合わせを行なう際、文書の位置合わせが素早
く行なえる画像通信端末を提供することにある。 【構成】 人物・書画兼用の可動式カメラ１、モニタ受
像機２を備えた画像通信端末装置に、新たにカメラ位置
検出部９とモニタ２の画面上の表示範囲を示す枠を投影
する表示枠投影部１０を設け、机上の文書を映すために
カメラ１を下に向けると、文書面上に自動的に表示範囲
が投影され、モニタ画面を見ずに文書の位置合わせがで
きるので、表示したい場所に素早く位置合わせができ使
い勝手が向上する。
映して打ち合わせを行なう際、文書の位置合わせが素早
く行なえる画像通信端末を提供することにある。 【構成】 人物・書画兼用の可動式カメラ１、モニタ受
像機２を備えた画像通信端末装置に、新たにカメラ位置
検出部９とモニタ２の画面上の表示範囲を示す枠を投影
する表示枠投影部１０を設け、机上の文書を映すために
カメラ１を下に向けると、文書面上に自動的に表示範囲
が投影され、モニタ画面を見ずに文書の位置合わせがで
きるので、表示したい場所に素早く位置合わせができ使
い勝手が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は人物・書画兼用の可動式
カメラを備えた画像通信端末装置に関する。
カメラを備えた画像通信端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、画像符号化方式の国際標準化や、
ＩＳＤＮの普及による高速ディジタル伝送路の容易かつ
低ランニングコストでの利用実現にともない、カラー動
画テレビ電話などの画像通信端末装置が各社から発売さ
れ始めており、固定式カメラ以外に人物・書画兼用の可
動式カメラを備えたものである。
ＩＳＤＮの普及による高速ディジタル伝送路の容易かつ
低ランニングコストでの利用実現にともない、カラー動
画テレビ電話などの画像通信端末装置が各社から発売さ
れ始めており、固定式カメラ以外に人物・書画兼用の可
動式カメラを備えたものである。
【０００３】以下に従来の可動式カメラを備えた画像通
信端末装置について説明する。通常の通話時には、人物
・書画兼用ビデオカメラは正面に向けられており、カメ
ラを通して使用者の姿が取り込まれ、ハンドセットから
取り込まれた音声とともに多重化され、ＩＳＤＮ回線を
通して相手端末に送信される。そしてＩＳＤＮ回線から
受けとった相手からの映像と音声が多重化されたデータ
は映像と音声に分離され、音声はハンドセットから出力
され、映像はモニタ画面上に表示される。
信端末装置について説明する。通常の通話時には、人物
・書画兼用ビデオカメラは正面に向けられており、カメ
ラを通して使用者の姿が取り込まれ、ハンドセットから
取り込まれた音声とともに多重化され、ＩＳＤＮ回線を
通して相手端末に送信される。そしてＩＳＤＮ回線から
受けとった相手からの映像と音声が多重化されたデータ
は映像と音声に分離され、音声はハンドセットから出力
され、映像はモニタ画面上に表示される。
【０００４】このときモニタ画面には自局のカメラから
の映像と相手からの映像が同時に表示されるようになっ
ており、相手からの映像は画面全体（親画面）に、自局
のカメラからの映像は全画面の１／９程度の大きさ（子
画面）に表示される。
の映像と相手からの映像が同時に表示されるようになっ
ており、相手からの映像は画面全体（親画面）に、自局
のカメラからの映像は全画面の１／９程度の大きさ（子
画面）に表示される。
【０００５】また、机上の文書を映しての打ち合わせを
する際には、人物・書画兼用のカメラは下向きに動かさ
れ、カメラを通して文書が取り込まれ、ハンドセットか
ら取り込まれた音声と多重化され、ＩＳＤＮ回線を通し
て相手端末に送信される。
する際には、人物・書画兼用のカメラは下向きに動かさ
れ、カメラを通して文書が取り込まれ、ハンドセットか
ら取り込まれた音声と多重化され、ＩＳＤＮ回線を通し
て相手端末に送信される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、机上の文書を映して相手と打ち合わせを行
なう際、文書の全範囲を一度に映すことができないの
で、モニタ画面上に映しだされた映像を見ながら文書を
動かして必要な部分が映るように位置調整をしていた。
このため思ったように文書を動かすことができず文書の
位置調整に手間がかかるという問題点を有していた。
の構成では、机上の文書を映して相手と打ち合わせを行
なう際、文書の全範囲を一度に映すことができないの
で、モニタ画面上に映しだされた映像を見ながら文書を
動かして必要な部分が映るように位置調整をしていた。
このため思ったように文書を動かすことができず文書の
位置調整に手間がかかるという問題点を有していた。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、文書の位置合わせが素早く行なえる画像通信端末装
置を提供することを目的とする。
で、文書の位置合わせが素早く行なえる画像通信端末装
置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像通信端末装置は新たに人物・書画兼用
のカメラ位置検出機能と表示範囲を示す枠を投影する機
能を設けた構成を有している。
に、本発明の画像通信端末装置は新たに人物・書画兼用
のカメラ位置検出機能と表示範囲を示す枠を投影する機
能を設けた構成を有している。
【０００９】
【作用】本発明は上記した構成において、机上の文書を
映して打ち合わせをするために人物・書画兼用のカメラ
が下に向けられているのを検出すると、自動的に表示範
囲を示す枠が机上の文書上に投影されることとなる。
映して打ち合わせをするために人物・書画兼用のカメラ
が下に向けられているのを検出すると、自動的に表示範
囲を示す枠が机上の文書上に投影されることとなる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１１】図１，図２，図３に示すように、本実施例
の画像通信端末装置は、人物・書画兼用のカメラ１、相
手から送られてきた映像あるいはカメラ１からの映像を
表示するモニタ２、相手と通話するためのハンドセット
３、電話番号の入力、動作モードの選択を行なうための
操作キー部４、映像，音声の圧縮／伸長を行なうコーデ
ック部５、圧縮された映像と音声を多重化あるいは分離
する多重／分離部６、ＩＳＤＮに接続するための回線イ
ンタフェース部７、装置全体の動作を制御する端末制御
部８、カメラ１が正面に向けられているか下に向けられ
ているかを検出するカメラ位置検出部９、カメラ１が下
に向けられているときその表示範囲を示す枠を机上の文
書面上に投影する表示枠投影部１０、表示枠を示す際の
光源となる発光部１１、発光部１１からの光が机上の文
書面で像を結ぶようにする集光部１２、表示範囲にした
がって光が投影される場所を変えるためのミラー部１
３、表示枠の投影制御を行なう制御部１４、表示範囲を
示す表示枠投影光１５で構成されている。
の画像通信端末装置は、人物・書画兼用のカメラ１、相
手から送られてきた映像あるいはカメラ１からの映像を
表示するモニタ２、相手と通話するためのハンドセット
３、電話番号の入力、動作モードの選択を行なうための
操作キー部４、映像，音声の圧縮／伸長を行なうコーデ
ック部５、圧縮された映像と音声を多重化あるいは分離
する多重／分離部６、ＩＳＤＮに接続するための回線イ
ンタフェース部７、装置全体の動作を制御する端末制御
部８、カメラ１が正面に向けられているか下に向けられ
ているかを検出するカメラ位置検出部９、カメラ１が下
に向けられているときその表示範囲を示す枠を机上の文
書面上に投影する表示枠投影部１０、表示枠を示す際の
光源となる発光部１１、発光部１１からの光が机上の文
書面で像を結ぶようにする集光部１２、表示範囲にした
がって光が投影される場所を変えるためのミラー部１
３、表示枠の投影制御を行なう制御部１４、表示範囲を
示す表示枠投影光１５で構成されている。
【００１２】以上構成要素よりなる画像通信端末装置に
ついて、以下その構成要素の関係と動作を説明する。
ついて、以下その構成要素の関係と動作を説明する。
【００１３】まず、カメラ１が机上の図面を映すために
図３のように下に向けられるとカメラ位置検出部９がそ
れを検出し、モニタ２にカメラ１からの映像が表示され
るように表示を切り換えるとともに表示枠投影部１０に
通知する。それを受けた表示枠投影部１０では、制御部
１４がカメラ位置検出部９からのカメラの位置情報にも
とづき表示範囲及び焦点距離を算出し、投影光１５が机
上の文書面に像を結び、正しくモニタ２の画面上に表示
範囲を示すように発光部１１，集光部１２，ミラー部１
３を制御する。
図３のように下に向けられるとカメラ位置検出部９がそ
れを検出し、モニタ２にカメラ１からの映像が表示され
るように表示を切り換えるとともに表示枠投影部１０に
通知する。それを受けた表示枠投影部１０では、制御部
１４がカメラ位置検出部９からのカメラの位置情報にも
とづき表示範囲及び焦点距離を算出し、投影光１５が机
上の文書面に像を結び、正しくモニタ２の画面上に表示
範囲を示すように発光部１１，集光部１２，ミラー部１
３を制御する。
【００１４】また、カメラ部１が人物を映すために正面
に向けられるとカメラ位置検出部９がそれを検出し、モ
ニタ２には相手からの映像が表示されるように表示を切
り換えるとともに表示枠投影部１０に通知する。それを
受けた表示枠投影部１０では、制御部１４が発光部１１
を制御し、表示枠の投影を中止する。
に向けられるとカメラ位置検出部９がそれを検出し、モ
ニタ２には相手からの映像が表示されるように表示を切
り換えるとともに表示枠投影部１０に通知する。それを
受けた表示枠投影部１０では、制御部１４が発光部１１
を制御し、表示枠の投影を中止する。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、机上の文書を映して打ち合わせをするために
人物・書画兼用のカメラを下に向けると、文書面上に自
動的に表示範囲が投影され、モニタ画面を見ずに文書の
位置合わせができるので、表示したい場所に素早く位置
合わせができ使い勝手が向上する優れた画像通信端末装
置を実現できるものである。
によれば、机上の文書を映して打ち合わせをするために
人物・書画兼用のカメラを下に向けると、文書面上に自
動的に表示範囲が投影され、モニタ画面を見ずに文書の
位置合わせができるので、表示したい場所に素早く位置
合わせができ使い勝手が向上する優れた画像通信端末装
置を実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例の画像通信端末装置のブロッ
ク図
ク図
【図２】同画像通信端末装置の表示枠投影部内のブロッ
ク図
ク図
【図３】同画像通信端末装置の外観斜視図
１ カメラ ２ モニタ受像機 ７ 回線インタフェース部 ８ 端末制御部 ９ カメラ位置検出部 １０ 表示枠投影部
Claims (1)
- 【請求項１】 モニタ受像機と、人物・書画兼用の可動
式カメラを備え、カメラ位置検出機能と画像表示範囲を
示す枠を文書面上に投影する表示枠投影機能を備えた画
像通信端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4080590A JPH05284492A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 画像通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4080590A JPH05284492A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 画像通信端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05284492A true JPH05284492A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13722558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4080590A Pending JPH05284492A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 画像通信端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05284492A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005323310A (ja) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 視野共有装置、視野移動量入力装置、画像表示装置、撮影範囲投影方法、視野移動量入力装置の制御方法、画像表示装置の制御方法、視野共有装置のプログラム、視野移動量入力装置のプログラム及び画像表示装置のプログラム |
| WO2006011192A1 (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 会議システム |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP4080590A patent/JPH05284492A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005323310A (ja) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 視野共有装置、視野移動量入力装置、画像表示装置、撮影範囲投影方法、視野移動量入力装置の制御方法、画像表示装置の制御方法、視野共有装置のプログラム、視野移動量入力装置のプログラム及び画像表示装置のプログラム |
| WO2006011192A1 (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 会議システム |
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