JPH06197336A - テレビ電話 - Google Patents
テレビ電話Info
- Publication number
- JPH06197336A JPH06197336A JP43A JP35843292A JPH06197336A JP H06197336 A JPH06197336 A JP H06197336A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35843292 A JP35843292 A JP 35843292A JP H06197336 A JPH06197336 A JP H06197336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- videophone
- remote control
- camera
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被写体の移動にあわせて相手方カメラをリモ
ートコントロールできるテレビ電話を提供する。 【構成】 テレビ電話は、画像を撮影するカメラ16
と、画像を表示するディスプレイ17とを有し、自画像
データを圧縮して音声データと共に送信し、かつ圧縮さ
れた相手方画像データを相手方音声データと共に受信し
て前記ディスプレイ17に表示することができる。ま
た、このテレビ電話は、リモートコントロール信号の送
受信が可能になっており、リモートコントロール信号に
応じて前記カメラ16の姿勢、焦点等を駆動装置39で
駆動できる。このテレビ電話は、前記カメラ16からの
画像データを間引いて送出できる画像処理手段を画像処
理部34に設けており、かつ前記リモートコントロール
信号を受信したときに、画像処理部34の画像処理手段
に切り換える画像切換手段を設けている。
ートコントロールできるテレビ電話を提供する。 【構成】 テレビ電話は、画像を撮影するカメラ16
と、画像を表示するディスプレイ17とを有し、自画像
データを圧縮して音声データと共に送信し、かつ圧縮さ
れた相手方画像データを相手方音声データと共に受信し
て前記ディスプレイ17に表示することができる。ま
た、このテレビ電話は、リモートコントロール信号の送
受信が可能になっており、リモートコントロール信号に
応じて前記カメラ16の姿勢、焦点等を駆動装置39で
駆動できる。このテレビ電話は、前記カメラ16からの
画像データを間引いて送出できる画像処理手段を画像処
理部34に設けており、かつ前記リモートコントロール
信号を受信したときに、画像処理部34の画像処理手段
に切り換える画像切換手段を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ電話に係り、詳細
には通信先相手方のテレビカメラをリモートコントロー
ルするテレビ電話に関する。
には通信先相手方のテレビカメラをリモートコントロー
ルするテレビ電話に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテレビ電話は、周知のとおり、
音声のみの通信を行う従来の電話に加えて、通話者の自
画像や資料等の画像をも併せて通信できるようにしたも
のであり、ISDN(サービス総合ディジタル通信網)
の普及に伴って種々の形式のものが開発されてきてい
る。このようなテレビ電話は、音声及び映像の送信系回
路と、同音声及び映像の受信系回路とから構成されてい
る。その送信系回路は、ハンドセットから入力した音声
を符号化すると共に、CCD(Charge coupled device
)等を備えたカメラで撮像した話者の画像を圧縮符号
化し、両者をISDN通信制御部を介してISDN回線
から送信するようになっている。一方、前記受信系回路
は、相手側話者からISDN回線を介して送信されてく
る符号化された音声と画像を受信し、かつ受信された信
号を復号化してハンドセットから音声を出力すると共
に、復号化された画像をディスプレイに出力するように
なっている。
音声のみの通信を行う従来の電話に加えて、通話者の自
画像や資料等の画像をも併せて通信できるようにしたも
のであり、ISDN(サービス総合ディジタル通信網)
の普及に伴って種々の形式のものが開発されてきてい
る。このようなテレビ電話は、音声及び映像の送信系回
路と、同音声及び映像の受信系回路とから構成されてい
る。その送信系回路は、ハンドセットから入力した音声
を符号化すると共に、CCD(Charge coupled device
)等を備えたカメラで撮像した話者の画像を圧縮符号
化し、両者をISDN通信制御部を介してISDN回線
から送信するようになっている。一方、前記受信系回路
は、相手側話者からISDN回線を介して送信されてく
る符号化された音声と画像を受信し、かつ受信された信
号を復号化してハンドセットから音声を出力すると共
に、復号化された画像をディスプレイに出力するように
なっている。
【0003】このようなテレビ電話において、通話時に
被制御側である相手側のテレビカメラの向き、アップダ
ウン、及び焦点等をリモートコントロールできるものが
提案されている(例えば、特開昭63−304783号
公報、特開平3−28999号)。このような従来のテ
レビ電話では、カメラの向き、アップダウン、焦点等を
駆動できる駆動装置が設けられており、制御側である自
分側のテレビ電話から通信先相手側のテレビ電話の駆動
装置等に指令を与えることにより、通信相手先のテレビ
カメラの向き等を制御することができるようになってい
る。
被制御側である相手側のテレビカメラの向き、アップダ
ウン、及び焦点等をリモートコントロールできるものが
提案されている(例えば、特開昭63−304783号
公報、特開平3−28999号)。このような従来のテ
レビ電話では、カメラの向き、アップダウン、焦点等を
駆動できる駆動装置が設けられており、制御側である自
分側のテレビ電話から通信先相手側のテレビ電話の駆動
装置等に指令を与えることにより、通信相手先のテレビ
カメラの向き等を制御することができるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は、従来のテレビ
電話において、リモートコントロールされた相手側のカ
メラ位置と、制御側(自分側)のディスプレイに表示さ
れる映像との関係を表したものである。この図6では、
横軸に時間を、縦軸にカメラ、被写体、ディスプレイ上
の画像の関係を、それぞれ示している。いま、通話中、
画質重視モードになっている場合に、被制御側の被写体
900は図6(b)に示すように時刻t1 ,t2 ,…,
t5 ,…の間、所定位置にいるものとする。この場合、
制御側では、図6(a)に示すように被制御側テレビ電
話のカメラ910を時刻t1 ,t2 ,…,t5 と制御側
のテレビ電話からリモートコントロールすることとな
る。しかし、制御側のディスプレイ上には、図6(c)
に示すように、時刻t2 において時刻t1 の画像921
が、時刻t4 において時刻t3 の画像923が表示され
ることになる。すなわち、ディスプレイ上には、現時点
における被写体900の状態ではなく、所定時間前に撮
影された画像が表示されることとなる。このように前記
従来のテレビ電話にあっては、通話時に、相手側のテレ
ビ電話から送られてくる画像が画質重視モードになって
いる場合には、1枚の画像が送られてくるのに数秒の時
間がかかるため、相手側テレビ電話のカメラをリモート
コントロールしても、カメラの位置ずれが発生してしま
っていた。従って、被写体900が移動するような場合
に、次の画像が表示されるまでの間に被写体がカメラの
撮像範囲からはずれてしまい、その移動にあわせて相手
側テレビ電話のカメラをリモートコントロール出来ない
場合があった。
電話において、リモートコントロールされた相手側のカ
メラ位置と、制御側(自分側)のディスプレイに表示さ
れる映像との関係を表したものである。この図6では、
横軸に時間を、縦軸にカメラ、被写体、ディスプレイ上
の画像の関係を、それぞれ示している。いま、通話中、
画質重視モードになっている場合に、被制御側の被写体
900は図6(b)に示すように時刻t1 ,t2 ,…,
t5 ,…の間、所定位置にいるものとする。この場合、
制御側では、図6(a)に示すように被制御側テレビ電
話のカメラ910を時刻t1 ,t2 ,…,t5 と制御側
のテレビ電話からリモートコントロールすることとな
る。しかし、制御側のディスプレイ上には、図6(c)
に示すように、時刻t2 において時刻t1 の画像921
が、時刻t4 において時刻t3 の画像923が表示され
ることになる。すなわち、ディスプレイ上には、現時点
における被写体900の状態ではなく、所定時間前に撮
影された画像が表示されることとなる。このように前記
従来のテレビ電話にあっては、通話時に、相手側のテレ
ビ電話から送られてくる画像が画質重視モードになって
いる場合には、1枚の画像が送られてくるのに数秒の時
間がかかるため、相手側テレビ電話のカメラをリモート
コントロールしても、カメラの位置ずれが発生してしま
っていた。従って、被写体900が移動するような場合
に、次の画像が表示されるまでの間に被写体がカメラの
撮像範囲からはずれてしまい、その移動にあわせて相手
側テレビ電話のカメラをリモートコントロール出来ない
場合があった。
【0006】そこで、本発明は、このような課題を解決
し、被写体の移動にあわせて相手側カメラをリモートコ
ントロールすることが可能なテレビ電話を提供すること
を目的とする。
し、被写体の移動にあわせて相手側カメラをリモートコ
ントロールすることが可能なテレビ電話を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、画像を撮影するカメラと、画像を表示するディスプ
レイとを有し、自画像データを圧縮して音声データと共
に送信し、かつ圧縮された相手方画像データを相手方音
声データと共に受信して前記ディスプレイに表示するテ
レビ電話において、取込解像度を変更して取り込んだ画
像データを送信する画像処理手段と、リモートコントロ
ール信号を受信する受信手段と、この受信手段で受信し
たリモートコントロール信号に応じて前記カメラの姿
勢、焦点等を駆動する制御手段と、前記受信手段で受信
したリモートコントロール信号に応じて前記画像処理手
段に切り換える画像切換手段とを具備させて、前記目的
を達成する。また、前記画像切換手段は、リモートコン
トロール信号を受信したときに、画像処理手段を動作さ
せると共に、リモートコントロール可能に準備が整った
ときにリモートコントロール可信号を送出できるように
構成してある。
は、画像を撮影するカメラと、画像を表示するディスプ
レイとを有し、自画像データを圧縮して音声データと共
に送信し、かつ圧縮された相手方画像データを相手方音
声データと共に受信して前記ディスプレイに表示するテ
レビ電話において、取込解像度を変更して取り込んだ画
像データを送信する画像処理手段と、リモートコントロ
ール信号を受信する受信手段と、この受信手段で受信し
たリモートコントロール信号に応じて前記カメラの姿
勢、焦点等を駆動する制御手段と、前記受信手段で受信
したリモートコントロール信号に応じて前記画像処理手
段に切り換える画像切換手段とを具備させて、前記目的
を達成する。また、前記画像切換手段は、リモートコン
トロール信号を受信したときに、画像処理手段を動作さ
せると共に、リモートコントロール可能に準備が整った
ときにリモートコントロール可信号を送出できるように
構成してある。
【0008】
【作用】上記発明では、カメラからの画像データを間引
いて送出できる画像処理手段及び画像切換手段をテレビ
電話に設けており、かつリモートコントロール信号を受
信すると、画像切換手段によって画像送信系を前記画像
処理手段に切り換えることができる。これにより、通信
相手先のテレビ電話から通信元のテレビ電話へ送出され
る画像の単位時間当たりの枚数が増加することになる。
したがって、送信元のテレビ電話には、単位時間当たり
に送出されてくる画像の枚数が多いから、被写体が移動
等しても、通信相手先のテレビ電話のカメラの向き、ア
ップダウン等の姿勢や焦点等をリモートコントロールさ
せて、被写体を通信元のテレビ電話のディスプレイ上に
常に表示させておくことが可能になる。
いて送出できる画像処理手段及び画像切換手段をテレビ
電話に設けており、かつリモートコントロール信号を受
信すると、画像切換手段によって画像送信系を前記画像
処理手段に切り換えることができる。これにより、通信
相手先のテレビ電話から通信元のテレビ電話へ送出され
る画像の単位時間当たりの枚数が増加することになる。
したがって、送信元のテレビ電話には、単位時間当たり
に送出されてくる画像の枚数が多いから、被写体が移動
等しても、通信相手先のテレビ電話のカメラの向き、ア
ップダウン等の姿勢や焦点等をリモートコントロールさ
せて、被写体を通信元のテレビ電話のディスプレイ上に
常に表示させておくことが可能になる。
【0009】
【実施例】以下本発明のテレビ電話における好適な実施
例について、図1から図5を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例のテレビ電話によるシステム構成を表
したものである。この図1において、テレビ電話1a
は、通信回線3に接続されている。このテレビ電話1a
は、相手先を呼出して例えば相手先のテレビ電話1bが
オフフックされると、通信回線3、ISDN回線網5及
び通信回線7を介して相手先テレビ電話1bに接続され
ることになる。なお、テレビ電話1bも、テレビ電話1
aと同様な構成要素を備えており、かつ同様の処理が可
能になっている。
例について、図1から図5を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例のテレビ電話によるシステム構成を表
したものである。この図1において、テレビ電話1a
は、通信回線3に接続されている。このテレビ電話1a
は、相手先を呼出して例えば相手先のテレビ電話1bが
オフフックされると、通信回線3、ISDN回線網5及
び通信回線7を介して相手先テレビ電話1bに接続され
ることになる。なお、テレビ電話1bも、テレビ電話1
aと同様な構成要素を備えており、かつ同様の処理が可
能になっている。
【0010】次に、テレビ電話1aの構造を詳細に説明
する。テレビ電話1aは、基体部11を備えており、こ
の基体部11の左側にはハンドセット12が配置され、
右側にはディスプレイ支持部13が配置されている。ハ
ンドセット12は、通話を行うためのもので、図示しな
いマイクとスピーカーを備えている。基体部11の上面
には、スピーカー14及び各種操作キー15が配置され
ている。操作キー15としては、スピーカー14の音量
を調整するスピーカー音量つまみ151、ハンドセット
12の音量を調整するハンドセット音量つまみ152、
電話機能に伴う各種機能キー153、ダイヤルするため
のテンキー154、テレビ機能に伴う録画キー155、
プライバシーキー156、各種モード設定等のメニュー
を表示させるメニュー画面キー157等の各種操作キー
15が配置されている。
する。テレビ電話1aは、基体部11を備えており、こ
の基体部11の左側にはハンドセット12が配置され、
右側にはディスプレイ支持部13が配置されている。ハ
ンドセット12は、通話を行うためのもので、図示しな
いマイクとスピーカーを備えている。基体部11の上面
には、スピーカー14及び各種操作キー15が配置され
ている。操作キー15としては、スピーカー14の音量
を調整するスピーカー音量つまみ151、ハンドセット
12の音量を調整するハンドセット音量つまみ152、
電話機能に伴う各種機能キー153、ダイヤルするため
のテンキー154、テレビ機能に伴う録画キー155、
プライバシーキー156、各種モード設定等のメニュー
を表示させるメニュー画面キー157等の各種操作キー
15が配置されている。
【0011】ディスプレイ支持部13の上部正面側に
は、例えばCCDで構成されたカメラ16が配置されて
おり、話者を撮影するようになっている。また、ディス
プレイ支持部13のハンドセット12側側面には、画像
を表示するディスプレイ17が取り付けられている。こ
のディスプレイ17には、通話相手側のテレビ電話から
送信される相手の画像が表示されると共に、操作キー1
5の操作によって指定される各種モードに応じて、メニ
ュー画面を表示し、また、カメラ16で撮影されて通話
相手側に送信されている画像を相手側の画像と合成して
表示し、さらに、所定のメッセージ文やアイコン(絵文
字)を単独に若しくは画像と合成して表示する等の種々
の表示が行われるようになっている。
は、例えばCCDで構成されたカメラ16が配置されて
おり、話者を撮影するようになっている。また、ディス
プレイ支持部13のハンドセット12側側面には、画像
を表示するディスプレイ17が取り付けられている。こ
のディスプレイ17には、通話相手側のテレビ電話から
送信される相手の画像が表示されると共に、操作キー1
5の操作によって指定される各種モードに応じて、メニ
ュー画面を表示し、また、カメラ16で撮影されて通話
相手側に送信されている画像を相手側の画像と合成して
表示し、さらに、所定のメッセージ文やアイコン(絵文
字)を単独に若しくは画像と合成して表示する等の種々
の表示が行われるようになっている。
【0012】基体部11の後部側面には、図示しないV
TR(後述する図2ではVTR26)を接続するための
VTR接続端子(図2ではVTR接続端子25a〜25
d)と、マウス22を接続するソケットとが配置されて
いる。上述した接続端子25に接続されたVTR26
と、テレビ電話1aに取り付けられたカメラ16とを切
り換えるカメラ切換キー18は、ディスプレイ支持部1
3の右側面に配設されている。さらに、基体部11の後
部側面には、通信回線3を接続する接続端子も備えてい
る。また、ディスプレイ支持部13の右側面には、カメ
ラ16で撮影される部屋の明るさなどに応じて絞り等の
撮影条件を切り換える撮影条件切換キー19、ディスプ
レイ17に表示される画像の色(RGB)を調整するた
めの色調整用つまみ20、及びキャップ21が、それぞ
れ所定の位置に配置されている。キャップ21は、ディ
スプレイ17をディスプレイ支持部13に固定するため
のネジ(図示しない)をカバーするためのものである。
なお、ディスプレイ17は、このキャップ21の中心を
軸として縦の上下方向に回動自在に、スプリングによる
ディスプレイ支持部13方向への付勢力によって取り付
けられている。なお、テレビ電話1aにはマウス22が
接続されている。
TR(後述する図2ではVTR26)を接続するための
VTR接続端子(図2ではVTR接続端子25a〜25
d)と、マウス22を接続するソケットとが配置されて
いる。上述した接続端子25に接続されたVTR26
と、テレビ電話1aに取り付けられたカメラ16とを切
り換えるカメラ切換キー18は、ディスプレイ支持部1
3の右側面に配設されている。さらに、基体部11の後
部側面には、通信回線3を接続する接続端子も備えてい
る。また、ディスプレイ支持部13の右側面には、カメ
ラ16で撮影される部屋の明るさなどに応じて絞り等の
撮影条件を切り換える撮影条件切換キー19、ディスプ
レイ17に表示される画像の色(RGB)を調整するた
めの色調整用つまみ20、及びキャップ21が、それぞ
れ所定の位置に配置されている。キャップ21は、ディ
スプレイ17をディスプレイ支持部13に固定するため
のネジ(図示しない)をカバーするためのものである。
なお、ディスプレイ17は、このキャップ21の中心を
軸として縦の上下方向に回動自在に、スプリングによる
ディスプレイ支持部13方向への付勢力によって取り付
けられている。なお、テレビ電話1aにはマウス22が
接続されている。
【0013】図2は、上記テレビ電話の概略構成を表示
したものである。図2に示すように、テレビ電話1a
は、中央処理部31を備えている。この中央処理部31
は、各種制御を行う周知のCPU(central processing
unit )311、通信及びリモートコントロール機能を
実現するための各種プログラムやデータが格納されたR
OM(リード・オンリ・メモリ)や各種データを格納す
るワーキングメモリとしてのRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)で構成されるメモリ312を備えている。
このRAMには、例えば、機能キー153、テンキー1
54の操作で設定される、例えば、指定した発信者以外
の着信を制限する着信制限モードで着信可能な相手の電
話番号や、短縮ダイヤル、及び、待機中、発信中、着信
中、通信中等の状態を示す各種フラグなどの各種データ
が格納されるようになっている。また、中央処理部31
は、通信インターフェースとしてのチップセット31
3、操作キー15の各種キーから入力される指示信号を
コントロールするキーコントローラ314を備えてい
る。なお、マウス22は、ソケットSを介して操作キー
15の回路に接続されており、位置情報を操作キー1
5、キーコントローラ314を介してCPU311に与
えることができるようになっている。
したものである。図2に示すように、テレビ電話1a
は、中央処理部31を備えている。この中央処理部31
は、各種制御を行う周知のCPU(central processing
unit )311、通信及びリモートコントロール機能を
実現するための各種プログラムやデータが格納されたR
OM(リード・オンリ・メモリ)や各種データを格納す
るワーキングメモリとしてのRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)で構成されるメモリ312を備えている。
このRAMには、例えば、機能キー153、テンキー1
54の操作で設定される、例えば、指定した発信者以外
の着信を制限する着信制限モードで着信可能な相手の電
話番号や、短縮ダイヤル、及び、待機中、発信中、着信
中、通信中等の状態を示す各種フラグなどの各種データ
が格納されるようになっている。また、中央処理部31
は、通信インターフェースとしてのチップセット31
3、操作キー15の各種キーから入力される指示信号を
コントロールするキーコントローラ314を備えてい
る。なお、マウス22は、ソケットSを介して操作キー
15の回路に接続されており、位置情報を操作キー1
5、キーコントローラ314を介してCPU311に与
えることができるようになっている。
【0014】この中央処理部31には、データバス等の
バスライン(ISAバス)32を介して、通信制御部3
3、及び、画像処理部34が接続されている。また、こ
のISAバス32を介して、パーソナルコンピュータ、
CAD(computer aided design )、DTP(デスク・
トップ・パブリッシング)等の各種情報処理装置に接続
が可能なようになっている。通信制御部33は、ISD
N接続端子331を備えており、ISDN回線と接続さ
れている。この通信制御部33は、通信制御信号、音声
データ、画像データ等のデータの送信及び受信を制御す
るようになっている。画像処理部34は、通信制御部3
3を介して通話相手のテレビ電話から送信される圧縮済
の画像データを再生する画像再生部341、及び、カメ
ラ16やVTR26から供給される画像データを通信制
御部33で送信するために圧縮処理する画像圧縮部34
2を備えている。
バスライン(ISAバス)32を介して、通信制御部3
3、及び、画像処理部34が接続されている。また、こ
のISAバス32を介して、パーソナルコンピュータ、
CAD(computer aided design )、DTP(デスク・
トップ・パブリッシング)等の各種情報処理装置に接続
が可能なようになっている。通信制御部33は、ISD
N接続端子331を備えており、ISDN回線と接続さ
れている。この通信制御部33は、通信制御信号、音声
データ、画像データ等のデータの送信及び受信を制御す
るようになっている。画像処理部34は、通信制御部3
3を介して通話相手のテレビ電話から送信される圧縮済
の画像データを再生する画像再生部341、及び、カメ
ラ16やVTR26から供給される画像データを通信制
御部33で送信するために圧縮処理する画像圧縮部34
2を備えている。
【0015】テレビ電話1aは、さらに画像処理部34
と接続されたD/A(ディジタル/アナログ)変換部3
6と、このD/A変換部36に接続された画像合成部3
7と、この画像合成部37と通信制御部33とに接続さ
れたオーディオコントロール部38とを備えている。オ
ーディオコントロール部38には、ハンドセット12、
スピーカー14、VTR接続端子25の音声入出力端子
25a、25c及びチップセット313が接続させてい
る。このオーディオコントロール部38は、オーディオ
切替え、保留音、DTMF(dual tone multiplex freq
uency )、スピーカー14やハンドセット12の音量調
整を行うようになっている。
と接続されたD/A(ディジタル/アナログ)変換部3
6と、このD/A変換部36に接続された画像合成部3
7と、この画像合成部37と通信制御部33とに接続さ
れたオーディオコントロール部38とを備えている。オ
ーディオコントロール部38には、ハンドセット12、
スピーカー14、VTR接続端子25の音声入出力端子
25a、25c及びチップセット313が接続させてい
る。このオーディオコントロール部38は、オーディオ
切替え、保留音、DTMF(dual tone multiplex freq
uency )、スピーカー14やハンドセット12の音量調
整を行うようになっている。
【0016】D/A変換部36は、画像処理部34の画
像再生部341で再生された画像データをディジタル信
号からアナログのビデオ信号(NTSC;national tel
evision system committee)に変換するD/A部36
1、および、画像合成部37から供給されるアナログの
ビデオ信号をディジタルの画像データに変換するA/D
部362を備えている。A/D部362で変換されたデ
ィジタルの画像データは画像処理部34の画像圧縮部3
42に供給されるようになっている。
像再生部341で再生された画像データをディジタル信
号からアナログのビデオ信号(NTSC;national tel
evision system committee)に変換するD/A部36
1、および、画像合成部37から供給されるアナログの
ビデオ信号をディジタルの画像データに変換するA/D
部362を備えている。A/D部362で変換されたデ
ィジタルの画像データは画像処理部34の画像圧縮部3
42に供給されるようになっている。
【0015】画像合成部37は、アンプ(AMP)37
1、ピクチャー・イン・ピクチャー部372、AMP3
73、および切換スイッチ部374を備えており、VT
R接続端子25の映像入出力端子25b、25dおよび
ディスプレイ17と接続されている。AMP371は、
カメラ16で撮影されたアナログのビデオ信号又は、V
TR接続端子25bを介してVTR26から供給される
アナログのビデオ信号を増幅するようになっている。両
ビデオ信号の選択は、図1におけるカメラ切換キー18
の切換操作による切換スイッチ部374の接続状態によ
り決定される。このAMP371で増幅されたアナログ
のビデオ信号は、通常A/D部362に供給され、操作
キー15によって画像合成機能が操作指定された場合に
A/D部362とピクチャー・イン・ピクチャー部37
2の双方に供給される。
1、ピクチャー・イン・ピクチャー部372、AMP3
73、および切換スイッチ部374を備えており、VT
R接続端子25の映像入出力端子25b、25dおよび
ディスプレイ17と接続されている。AMP371は、
カメラ16で撮影されたアナログのビデオ信号又は、V
TR接続端子25bを介してVTR26から供給される
アナログのビデオ信号を増幅するようになっている。両
ビデオ信号の選択は、図1におけるカメラ切換キー18
の切換操作による切換スイッチ部374の接続状態によ
り決定される。このAMP371で増幅されたアナログ
のビデオ信号は、通常A/D部362に供給され、操作
キー15によって画像合成機能が操作指定された場合に
A/D部362とピクチャー・イン・ピクチャー部37
2の双方に供給される。
【0016】ピクチャー・イン・ピクチャー部372
は、D/A部361から供給される画像データをAMP
373に供給する。また、操作キー15によって画像合
成機能が操作指定された場合に、D/A部361から供
給されるビデオ信号(通話相手側のテレビ電話から送信
される画像の信号)と、AMP371から供給されるビ
デオ信号(カメラ16で撮影される自画像またはVTR
26から供給される映像の信号)とを、操作キー15の
指定状態に応じて合成し、合成後のビデオ信号をAMP
373に供給する。AMP373は供給されたNTSC
信号を増幅してディスプレイ17に供給する。ディスプ
レイ17は供給されたビデオ信号をカラー表示する。
は、D/A部361から供給される画像データをAMP
373に供給する。また、操作キー15によって画像合
成機能が操作指定された場合に、D/A部361から供
給されるビデオ信号(通話相手側のテレビ電話から送信
される画像の信号)と、AMP371から供給されるビ
デオ信号(カメラ16で撮影される自画像またはVTR
26から供給される映像の信号)とを、操作キー15の
指定状態に応じて合成し、合成後のビデオ信号をAMP
373に供給する。AMP373は供給されたNTSC
信号を増幅してディスプレイ17に供給する。ディスプ
レイ17は供給されたビデオ信号をカラー表示する。
【0017】また、テレビ電話1aは、カメラ16を駆
動制御する駆動装置39を備えている。この駆動装置3
9は、中央処理部31のチップセット313に接続され
ており、相手先から送られてきたリモートコントロール
信号を基にカメラ16の向き、アップダウン、焦点等を
制御できるようになっている。なお、本実施例における
テレビ電話1b側のカメラ16は、テレビ電話装置本体
に配置されたものに限られず、例えば、カメラ16とし
て、例えば銀行における監視用カメラをカメラ16とし
て使用してもよい。
動制御する駆動装置39を備えている。この駆動装置3
9は、中央処理部31のチップセット313に接続され
ており、相手先から送られてきたリモートコントロール
信号を基にカメラ16の向き、アップダウン、焦点等を
制御できるようになっている。なお、本実施例における
テレビ電話1b側のカメラ16は、テレビ電話装置本体
に配置されたものに限られず、例えば、カメラ16とし
て、例えば銀行における監視用カメラをカメラ16とし
て使用してもよい。
【0018】図3は、本発明のテレビ電話の実施例を示
すブロック図である。図3において、画像処理部34の
画像圧縮部342には、通常の画像処理を行う第一画像
処理手段342aと、第二画像処理手段342bが設け
られている。第二画像処理手段342bでは、取込解像
度の変更、すなわち原画像を間引いて画像処理するよう
になっている。また、画像圧縮部342には、第一画像
処理手段342aまたは第二画像処理手段342bのい
ずれかを選択するスイッチ342cが設けられている。
これらの具体的な動作としては、中央処理部31からの
指令で設定パラメータ記憶部に格納されているパラメー
タを可変することにより行われ、この動作によって第一
画像処理手段342aまたは第二画像処理手段342b
をスイッチ342cで選択したのと同様の作用をするこ
とになる。
すブロック図である。図3において、画像処理部34の
画像圧縮部342には、通常の画像処理を行う第一画像
処理手段342aと、第二画像処理手段342bが設け
られている。第二画像処理手段342bでは、取込解像
度の変更、すなわち原画像を間引いて画像処理するよう
になっている。また、画像圧縮部342には、第一画像
処理手段342aまたは第二画像処理手段342bのい
ずれかを選択するスイッチ342cが設けられている。
これらの具体的な動作としては、中央処理部31からの
指令で設定パラメータ記憶部に格納されているパラメー
タを可変することにより行われ、この動作によって第一
画像処理手段342aまたは第二画像処理手段342b
をスイッチ342cで選択したのと同様の作用をするこ
とになる。
【0019】また、第二画像処理手段342bは、これ
が選択されると、カメラ16から写した映像の画質を落
とす処理をする。すなわち、画像処理部34の画像圧縮
部342のブロックメモリに格納されている原画データ
を、画像圧縮部342のパラメータ記憶部に設定されて
いるパラメータに応じて、1ラインおきにデータを取り
込むラインスキップ、指定されたピクセルおきにデータ
を取り込むピクセルスキップの一方または双方を組み合
わせることによって映像の質を落とするようになってい
る。このように画質を落とすと、送信するデータが少な
くなり、1画面当たりの送信時間が短くなる。更に、画
像切換手段311aは、CPU311がプログラムを処
理することにより実現される。この画像切換手段311
aは、リモートコントロール指令を受信すると、上記パ
ラメータを変更することにより、実質的に第二画像処理
手段342aを動作させると共に、スイッチ342cを
第二画像処理手段342a側に切り換えさせている。
が選択されると、カメラ16から写した映像の画質を落
とす処理をする。すなわち、画像処理部34の画像圧縮
部342のブロックメモリに格納されている原画データ
を、画像圧縮部342のパラメータ記憶部に設定されて
いるパラメータに応じて、1ラインおきにデータを取り
込むラインスキップ、指定されたピクセルおきにデータ
を取り込むピクセルスキップの一方または双方を組み合
わせることによって映像の質を落とするようになってい
る。このように画質を落とすと、送信するデータが少な
くなり、1画面当たりの送信時間が短くなる。更に、画
像切換手段311aは、CPU311がプログラムを処
理することにより実現される。この画像切換手段311
aは、リモートコントロール指令を受信すると、上記パ
ラメータを変更することにより、実質的に第二画像処理
手段342aを動作させると共に、スイッチ342cを
第二画像処理手段342a側に切り換えさせている。
【0020】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。まず、通信処理中における画像デー
タの送受信動作について、図2を参照しながら簡単に説
明する。カメラ16で撮影された自画像または、VTR
26から供給される映像のビデオ信号は、AMP391
で増幅された後、D/A変換部37に供給される。ここ
で、アナログのビデオ信号はA/D部372でディジタ
ルの画像データに変換された後、画像合成部36を単に
通過して画像処理部34に供給される。
について説明する。まず、通信処理中における画像デー
タの送受信動作について、図2を参照しながら簡単に説
明する。カメラ16で撮影された自画像または、VTR
26から供給される映像のビデオ信号は、AMP391
で増幅された後、D/A変換部37に供給される。ここ
で、アナログのビデオ信号はA/D部372でディジタ
ルの画像データに変換された後、画像合成部36を単に
通過して画像処理部34に供給される。
【0021】画像処理部34に供給された画像データ
は、画像圧縮部342において、動き補償フレーム間予
測、DCT等による画像圧縮が行われる。圧縮された画
像データは、画像圧縮部342にて、さらにハフマン符
号化されて順次画像圧縮部342内のバッファメモリに
格納される。このバッファメモリに格納された画像デー
タは、ISAバス32を介して中央処理部31に取り込
まれ、さらにISAバス32を介して通信制御部33か
らISDN回線に送信される。送信された画像データ
は、通話相手側のテレビ電話で再生されディスプレイ1
7に表示される。
は、画像圧縮部342において、動き補償フレーム間予
測、DCT等による画像圧縮が行われる。圧縮された画
像データは、画像圧縮部342にて、さらにハフマン符
号化されて順次画像圧縮部342内のバッファメモリに
格納される。このバッファメモリに格納された画像デー
タは、ISAバス32を介して中央処理部31に取り込
まれ、さらにISAバス32を介して通信制御部33か
らISDN回線に送信される。送信された画像データ
は、通話相手側のテレビ電話で再生されディスプレイ1
7に表示される。
【0022】一方、通信制御部33で受信した相手側テ
レビ電話からの画像データは、ISAバス32を介して
中央処理部31に供給される。この画像データは、相手
側テレビ電話で圧縮処理がされているので、画像圧縮部
342で圧縮したのと逆の方法によって再生するために
順次画像再生部341に供給される。画像再生部341
に供給された画像データは、ハフマン復号の復号化した
後、フレーム単位で画像再生部341内のメモリに格納
される。このメモリに格納されたデータはIDCT等に
よって再生された後に、D/A変換部37に供給され
る。
レビ電話からの画像データは、ISAバス32を介して
中央処理部31に供給される。この画像データは、相手
側テレビ電話で圧縮処理がされているので、画像圧縮部
342で圧縮したのと逆の方法によって再生するために
順次画像再生部341に供給される。画像再生部341
に供給された画像データは、ハフマン復号の復号化した
後、フレーム単位で画像再生部341内のメモリに格納
される。このメモリに格納されたデータはIDCT等に
よって再生された後に、D/A変換部37に供給され
る。
【0023】D/A変換部37に供給されたディジタル
の画像データはD/A部371でアナログのビデオ信号
に変換され、画像合成部373のピクチャー・インピク
チャー部372およびAMP373を介してディスプレ
イ17に供給されて、ディスプレイ17上に表示され
る。このテレビ電話は、以上のように動作して画像デー
タの通信を行っている。
の画像データはD/A部371でアナログのビデオ信号
に変換され、画像合成部373のピクチャー・インピク
チャー部372およびAMP373を介してディスプレ
イ17に供給されて、ディスプレイ17上に表示され
る。このテレビ電話は、以上のように動作して画像デー
タの通信を行っている。
【0024】次に、リモートコントロール動作について
説明する。図4は、リモートコントロール動作を含む通
信中処理のフローチャートを示したものであり、図4
(a)が通信中にテレビ電話1a側で処理されるフロー
チャート、図4(b)が通信中にテレビ電話1b側で処
理されるフローチャートである。いま、テレビ電話1a
が、通信回線3、ISDN回線網5及び通信回線7を介
してテレビ電話1bに接続されていて通信中である場合
について説明する。テレビ電話1a側では、リモートコ
ントロールに設定されていず(図4(a)のステップ1
00;N)、かつリモートコントロール指令信号を受信
していないので(ステップ101;N)、通常の通信の
処理が実行されている(ステップ102)。同様に、テ
レビ電話1b側でも、リモートコントロールに設定され
ていず(図4(b)のステップ200;N)、かつリモ
ートコントロール指令信号を受信していないので(ステ
ップS201;N)、通常の通信の処理が実行されてい
る(ステップ202)。
説明する。図4は、リモートコントロール動作を含む通
信中処理のフローチャートを示したものであり、図4
(a)が通信中にテレビ電話1a側で処理されるフロー
チャート、図4(b)が通信中にテレビ電話1b側で処
理されるフローチャートである。いま、テレビ電話1a
が、通信回線3、ISDN回線網5及び通信回線7を介
してテレビ電話1bに接続されていて通信中である場合
について説明する。テレビ電話1a側では、リモートコ
ントロールに設定されていず(図4(a)のステップ1
00;N)、かつリモートコントロール指令信号を受信
していないので(ステップ101;N)、通常の通信の
処理が実行されている(ステップ102)。同様に、テ
レビ電話1b側でも、リモートコントロールに設定され
ていず(図4(b)のステップ200;N)、かつリモ
ートコントロール指令信号を受信していないので(ステ
ップS201;N)、通常の通信の処理が実行されてい
る(ステップ202)。
【0025】ここで、テレビ電話1a側で機能キー等を
押下してリモートコントロール処理が選択されたとす
る。すると、テレビ電話1a側では、リモートコントロ
ールに設定されたことが判断され(図4のステップS1
00;Y)、テレビ電話1aのCPU311は、ISA
バス32、通信制御部33を介してリモートコントロー
ル指令を通信回線3に送出する(ステップ103)。こ
のリモートコントロール指令は、通信回線3、ISDN
回線網5、通信回線7を介してテレビ電話1bで受信さ
れる。テレビ電話1bでは、リモートコントロール指令
を受信すると(ステップ201;Y)、テレビ電話1b
のCPUの制御下に画像モードをスピード重視のモード
に切り換える(ステップ208)。
押下してリモートコントロール処理が選択されたとす
る。すると、テレビ電話1a側では、リモートコントロ
ールに設定されたことが判断され(図4のステップS1
00;Y)、テレビ電話1aのCPU311は、ISA
バス32、通信制御部33を介してリモートコントロー
ル指令を通信回線3に送出する(ステップ103)。こ
のリモートコントロール指令は、通信回線3、ISDN
回線網5、通信回線7を介してテレビ電話1bで受信さ
れる。テレビ電話1bでは、リモートコントロール指令
を受信すると(ステップ201;Y)、テレビ電話1b
のCPUの制御下に画像モードをスピード重視のモード
に切り換える(ステップ208)。
【0026】テレビ電話1bは、スピード重視モードに
切り換わると、カメラから写した映像の画質を落とす処
理を行う。この画質変換処理は、テレビ電話1bの画像
処理部の画像圧縮部において実行される。ここで、画像
圧縮部のブロックメモリに格納されている原画データ
は、例えば640ドット×240ラインからなる153
600ピクセルで構成されてる。この原画データを画像
圧縮部のパラメータ記憶部に設定されているパラメータ
に応じて、所定ピクセルの取込解像度を変更し、また、
各種フィルタ設定地の変更等により、映像の質を落とす
る。このように画質を落とすと送信するデータが少なく
なり、単位時間あたり多数の画像を送出できる。
切り換わると、カメラから写した映像の画質を落とす処
理を行う。この画質変換処理は、テレビ電話1bの画像
処理部の画像圧縮部において実行される。ここで、画像
圧縮部のブロックメモリに格納されている原画データ
は、例えば640ドット×240ラインからなる153
600ピクセルで構成されてる。この原画データを画像
圧縮部のパラメータ記憶部に設定されているパラメータ
に応じて、所定ピクセルの取込解像度を変更し、また、
各種フィルタ設定地の変更等により、映像の質を落とす
る。このように画質を落とすと送信するデータが少なく
なり、単位時間あたり多数の画像を送出できる。
【0027】このような状態にテレビ電話1bが設定さ
れると、テレビ電話1bからテレビ電話1aに対してリ
モートコントロール受付可能の処理が信号が送られる
(ステップ208)。これにより、テレビ電話1a側で
は、リモートコントロール可能の表示等がディスプレイ
17になされるので、例えば操作キー15あるいはマウ
ス22等を使用してテレビ電話1a側ではカメラを移動
させる指令を出力する(ステップ104)。その後、テ
レビ電話1a側では、通信処理を行い(ステップ10
5)、リモートコントロールが解除されないかぎり(ス
テップ106;N)、リモートコントロール処理を実行
している(ステップ104〜106)。
れると、テレビ電話1bからテレビ電話1aに対してリ
モートコントロール受付可能の処理が信号が送られる
(ステップ208)。これにより、テレビ電話1a側で
は、リモートコントロール可能の表示等がディスプレイ
17になされるので、例えば操作キー15あるいはマウ
ス22等を使用してテレビ電話1a側ではカメラを移動
させる指令を出力する(ステップ104)。その後、テ
レビ電話1a側では、通信処理を行い(ステップ10
5)、リモートコントロールが解除されないかぎり(ス
テップ106;N)、リモートコントロール処理を実行
している(ステップ104〜106)。
【0028】すると、テレビ電話1b側では、テレビ電
話1aからのリモートコントロール信号により、駆動装
置が動作してカメラを移動させることになる(ステップ
209)。その後、スピード重視モードで映像を送る処
理を実行し(ステップ210)、リモートコントロール
解除を受信しない限り(ステップ211;N)、上記リ
モートコントロール処理を実行する(ステップ209〜
211)。
話1aからのリモートコントロール信号により、駆動装
置が動作してカメラを移動させることになる(ステップ
209)。その後、スピード重視モードで映像を送る処
理を実行し(ステップ210)、リモートコントロール
解除を受信しない限り(ステップ211;N)、上記リ
モートコントロール処理を実行する(ステップ209〜
211)。
【0029】したがって、通信相手先のテレビ電話1b
のカメラ910の前の所定位置にいる被写体900(図
5(b))に対して、テレビ電話1bのカメラ910を
図5(a)に示すように時刻t1 ,t2 ,…,t5 にお
いて移動させることができることになる(ステップ20
9〜211)。これは、テレビ電話1b側がスピード重
視モードに設定されており、映像の画質を落として短時
間で1画面を送れるようにしてあるためである。すなわ
ち、テレビ電話1a側のディスプレイ17の上に、図5
(c)に示すように時刻t1 において時刻t1 の画像9
21が,時刻t2 において時刻t2 の画像922が,…
…,時刻t5 において時刻t5 の画像925がそれぞれ
表示され、カメラ910と撮影箇所との位置ずれが比較
的小さくなるからである。従って、被写体900が移動
するような場合であっても、その移動状況をディスプレ
イ17で確認しながらマウス22等でテレビ電話1bの
カメラ910をリモートコントロールすることが可能に
なる。
のカメラ910の前の所定位置にいる被写体900(図
5(b))に対して、テレビ電話1bのカメラ910を
図5(a)に示すように時刻t1 ,t2 ,…,t5 にお
いて移動させることができることになる(ステップ20
9〜211)。これは、テレビ電話1b側がスピード重
視モードに設定されており、映像の画質を落として短時
間で1画面を送れるようにしてあるためである。すなわ
ち、テレビ電話1a側のディスプレイ17の上に、図5
(c)に示すように時刻t1 において時刻t1 の画像9
21が,時刻t2 において時刻t2 の画像922が,…
…,時刻t5 において時刻t5 の画像925がそれぞれ
表示され、カメラ910と撮影箇所との位置ずれが比較
的小さくなるからである。従って、被写体900が移動
するような場合であっても、その移動状況をディスプレ
イ17で確認しながらマウス22等でテレビ電話1bの
カメラ910をリモートコントロールすることが可能に
なる。
【0030】また、テレビ電話1bのリモートコントロ
ールを解除するために、テレビ電話1a側の機能キー等
によってリモートコントロール解除が選択されたとす
る。するとテレビ電話1aでは、リモートコントロール
解除が選択されたことをCPU311で判別し(図4
(a)のステップ106;Y)、テレビ電話1bに対し
て、リモートコントロール解除の信号を出力する(ステ
ップ107)。テレビ電話1aでは、その後、通常の通
信処理(ステップ102)に移行する。一方、テレビ電
話1bでは、リモートコントロール解除信号を受信する
と(ステップ211;Y)、リモートコントロールモー
ド(スピード重視モード)を解除した後、通常の通信処
理(ステップ202)に移行する。
ールを解除するために、テレビ電話1a側の機能キー等
によってリモートコントロール解除が選択されたとす
る。するとテレビ電話1aでは、リモートコントロール
解除が選択されたことをCPU311で判別し(図4
(a)のステップ106;Y)、テレビ電話1bに対し
て、リモートコントロール解除の信号を出力する(ステ
ップ107)。テレビ電話1aでは、その後、通常の通
信処理(ステップ102)に移行する。一方、テレビ電
話1bでは、リモートコントロール解除信号を受信する
と(ステップ211;Y)、リモートコントロールモー
ド(スピード重視モード)を解除した後、通常の通信処
理(ステップ202)に移行する。
【0031】以上説明した実施例によれば、テレビ電話
1aからテレビ電話1bをスピード重視モードに設定し
ているので、テレビ電話1bから送られてくる画像が1
秒間に数枚リアルタイムに送られてくるため、位置ずれ
等の問題がなくなり、移動する被写体900に合わせて
テレビ電話1bのカメラをリモートコントロールするこ
とができる。
1aからテレビ電話1bをスピード重視モードに設定し
ているので、テレビ電話1bから送られてくる画像が1
秒間に数枚リアルタイムに送られてくるため、位置ずれ
等の問題がなくなり、移動する被写体900に合わせて
テレビ電話1bのカメラをリモートコントロールするこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信元のテレビ電話から通信相手先のテレビ電話のカメラ
をリモートコントロールしようとしたときに、通信相手
先のテレビ電話をスピード重視モードに設定できるよう
にして、通信相手先テレビ電話から送られてくる画像の
単位時間当たり送出速度を高めたので、通信相手先テレ
ビ電話のカメラのリモートコントロールの自由度が高ま
る効果がある。
信元のテレビ電話から通信相手先のテレビ電話のカメラ
をリモートコントロールしようとしたときに、通信相手
先のテレビ電話をスピード重視モードに設定できるよう
にして、通信相手先テレビ電話から送られてくる画像の
単位時間当たり送出速度を高めたので、通信相手先テレ
ビ電話のカメラのリモートコントロールの自由度が高ま
る効果がある。
【図1】本発明のテレビ電話の外観構成図である。
【図2】同上、テレビ電話の回路構成図である。
【図3】同上、テレビ電話の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】同上、テレビ電話のリモートコントロール処理
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図5】同上、テレビ電話のリモートコントロール時の
カメラ、被写体、ディスプレイ上の画像の関係を示す説
明図である。
カメラ、被写体、ディスプレイ上の画像の関係を示す説
明図である。
【図6】従来のテレビ電話のリモートコントロール時の
カメラ、被写体、ディスプレイ上の画像の関係を示す説
明図である。
カメラ、被写体、ディスプレイ上の画像の関係を示す説
明図である。
1a テレビ電話 1b テレビ電話 11 基体部 12 ハンドセット 13 ディスプレイ支持部 14 スピーカー 15 操作キー 16 カメラ 17 ディスプレイ 18 カメラ切換キー 31 中央処理部 311 CPU 312 メモリ 32 ISAバス 33 通信制御部 34 画像処理部 35 画像合成制御部 36 画像合成部 37 D/A変換部 38 オーディオコントロール部 39 駆動装置
Claims (2)
- 【請求項1】 画像を撮影するカメラと、画像を表示す
るディスプレイとを有し、自画像データを圧縮して音声
データと共に送信し、かつ圧縮された相手方画像データ
を相手方音声データと共に受信して前記ディスプレイに
表示するテレビ電話において、 取込解像度を変更して取り込んだ画像データを送信する
画像処理手段と、 リモートコントロール信号を受信する受信手段と、 この受信手段で受信したリモートコントロール信号に応
じて前記カメラの姿勢、焦点等を駆動する制御手段と、 前記受信手段で受信したリモートコントロール信号に応
じて前記画像処理手段に切り換える画像切換手段とを具
備することを特徴とするテレビ電話。 - 【請求項2】 画像切換手段は、リモートコントロール
信号を受信したときに、画像処理手段を動作させると共
に、リモートコントロール可能に設定されたときに、リ
モートコントロール可信号を送出できるように構成した
ことを特徴とする請求項1記載のテレビ電話。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06197336A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | テレビ電話 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06197336A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | テレビ電話 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06197336A true JPH06197336A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18459275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP43A Pending JPH06197336A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | テレビ電話 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06197336A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1051674A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Canon Inc | 通信方法及び装置及びブラウザ |
US6646677B2 (en) | 1996-10-25 | 2003-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing control method and apparatus, image transmission control method, apparatus, and system, and storage means storing program that implements the method |
JP2004112829A (ja) * | 2003-11-28 | 2004-04-08 | Canon Inc | カメラ制御装置及び制御方法 |
US7113971B1 (en) | 1996-08-05 | 2006-09-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication method and apparatus, server and client on network, and program codes realizing communication thereof |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP43A patent/JPH06197336A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1051674A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Canon Inc | 通信方法及び装置及びブラウザ |
US7113971B1 (en) | 1996-08-05 | 2006-09-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication method and apparatus, server and client on network, and program codes realizing communication thereof |
US8015242B2 (en) | 1996-08-05 | 2011-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication method and apparatus, server and client on network, and program codes realizing communication thereof |
US6646677B2 (en) | 1996-10-25 | 2003-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing control method and apparatus, image transmission control method, apparatus, and system, and storage means storing program that implements the method |
JP2004112829A (ja) * | 2003-11-28 | 2004-04-08 | Canon Inc | カメラ制御装置及び制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU645431B2 (en) | Teleconference terminal equipment | |
KR100465289B1 (ko) | 휴대용 단말기의 소화면 표시장치 및 방법 | |
US6215515B1 (en) | Videocommunicating device with an on-screen telephone keypad user-interface method and arrangement | |
KR100575924B1 (ko) | 카메라를 구비하는 장치의 영상 촬영 방법 | |
US20040204144A1 (en) | Device and method for transmitting display data in a mobile communication terminal with camera | |
KR100663430B1 (ko) | 휴대용 단말기의 줌화면 표시장치 및 방법 | |
JP2001136303A (ja) | 電話番号送信装置およびその制御方法 | |
JPH06197336A (ja) | テレビ電話 | |
JP3138378B2 (ja) | テレビ電話機能内蔵テレビジョン受像機 | |
JPH06113297A (ja) | テレビ電話のモニタ装置 | |
JPH06197335A (ja) | テレビ電話 | |
JPH0646413A (ja) | コードレステレビ電話機 | |
JP2003134484A (ja) | テレビ電話装置 | |
JP4440079B2 (ja) | 通信端末 | |
JPH0686314A (ja) | ホワイトバランス補正装置 | |
JPH05328341A (ja) | テレビ電話 | |
KR100678059B1 (ko) | 거울기능을 가지는 휴대용 복합 통신단말기 및 그 구현방법 | |
JPH0670315A (ja) | テレビ電話 | |
JPH0638201A (ja) | テレビ電話装置 | |
JPH05207452A (ja) | テレビ会議モジュール | |
JPH0686274A (ja) | テレビ電話 | |
JP2007006085A (ja) | 無線携帯端末、並びに、それを用いた撮像方法および通信方法 | |
JP2006101327A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JPH0690447A (ja) | テレビ電話のモニタ装置 | |
JPH05300506A (ja) | 画像音声通信端末装置 |