JPH06141316A - テレビ会議装置 - Google Patents

テレビ会議装置

Info

Publication number
JPH06141316A
JPH06141316A JP4286465A JP28646592A JPH06141316A JP H06141316 A JPH06141316 A JP H06141316A JP 4286465 A JP4286465 A JP 4286465A JP 28646592 A JP28646592 A JP 28646592A JP H06141316 A JPH06141316 A JP H06141316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
camera
video conference
document
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4286465A
Other languages
English (en)
Inventor
Noimaisutaa Arekisandaa
ノイマイスター アレキサンダー
Mitsuo Yoshida
充夫 吉田
Yoji Shibata
洋二 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4286465A priority Critical patent/JPH06141316A/ja
Publication of JPH06141316A publication Critical patent/JPH06141316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ会議開催前の準備の手間を削減する。 【構成】 円形テーブル90とモニター30と人物カメ
ラ10とスピーカ50とマイク76とこれらを制御する
コントローラ70とを備えている。モニター30及び人
物カメラ10は、テーブル90の周辺部にこのテーブル
90の中央側を向くよう設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラやモニター等を
備え、遠隔地との会議を実現するテレビ会議装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ会議装置としては、図19
に示すようなものがある。このテレビ会議装置は、モニ
ター1とカメラ2とが一体になっている部分3と、これ
をコントロールするコントローラ4と、書類等の画像を
取る書画カメラ5等とが、それぞれ別体で構成されてい
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、テレビ会議を開始する場合、テレビ
会議に適当なテーブル6,6,…の設置、モニター1や
コントローラ4や書画カメラ5の設置、これらの接続等
をしなけらばならない。また、モニター1をテーブル6
に設置する際に、人の配置を考慮してモニター1を設置
しなければならない。すなわち、従来のテレビ会議装置
では、テレビ会議の開催前の準備に非常に手間がかかる
という問題点がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、テレビ会議開催前の準備の手間を
削減することができるテレビ会議装置及びこれを備えて
いるテレビ会議設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のテレビ会議装置は、テーブルとモニターとカメラとス
ピーカとマイクとこれらを制御するコントローラとを備
え、前記テーブルの周辺部に該テーブルの中央側を向く
よう前記モニター及び前記カメラが設けられ、前記テー
ブル内に、相手先との通信制御を行う通信制御部と、少
なくとも前記カメラでとらえた画像データを符号化する
画像データ符号化部と、相手先からの画像データを復号
化する画像データ復号化部と、少なくとも前記マイクで
とらえた音声データを符号化する音声データ符号化部
と、相手先からの音声データを復号化する音声データ復
号化部と、前記画像データ符号化部及び音声データ符号
化部からの信号を多重化して前記通信制御部に出力する
多重化部と、前記通信制御部からの信号を分離して前記
画像データ復号化部及び音声データ復号化部に出力する
分離部とが、内蔵されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】ここで、テレビ会議装置には、前記モニタ
ー及び前記カメラが前記テーブルの上面より上に位置す
る会議可能状態と、該モニター及び該カメラが該テーブ
ルの上面より下に位置する収納状態とに該モニター及び
該カメラを上下移動させる昇降機構を備えていることが
好ましい。
【0007】
【作用】本発明に係るテレビ会議装置では、モニターや
カメラ等が予めテーブルの所定位置に設けられているの
で、これらの設置やこれら相互の接続等の手間を省くこ
とができる。また、モニター等を収納できるものでは、
会議未開催時にモニターの上面もテーブル面として使用
でき、テーブルとしての利用性を高めることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るテレビ会議装置の各種実
施例について図面を用いて説明する。まず、テレビ会議
装置の第1の実施例について、図1〜図13を用いて説
明する。本実施例のテレビ会議装置は、図1及び図6に
示すように、人物を撮影する人物カメラ10と、書類等
を撮影する書画カメラ20と、相手先からの画像を写し
出すモニター30と、モニター30等を上下動させる昇
降機構40と、スピーカー50と、ファックス60と、
これらをコントロールするためのコントロールパネル7
0と、これらを実際に制御する制御回路部80と、これ
らが搭載される円形テーブル90とを有して構成されて
いる。
【0009】本実施例のテレビ会議装置は、一方の側の
定員として、3名を想定したもので、円形テーブル90
の径は、約140cmである。円形テーブル90は、図2
及び図6に示すように、円形を成すテーブル主盤91
と、中央部に位置してコントロールパネル70とファッ
クス60とが設けられているパネル収納部92と、モニ
ター30や昇降機構40や制御回路部80等が収納され
るモニター収納部96とで構成されている。モニター収
納部96は、この円形テーブル90の脚としての機能も
兼ねており、そのフレームはしっかりと作られている。
この円形テーブル90には、モニター30等がテーブル
90の周辺部に中央側を向くように設けられている。
【0010】モニター30の回りには、図1及び図3に
示すように、人物カメラ10と書画カメラ20とスピー
カー50とが配されており、これらは、図6に示すよう
に、すべてモニター支持フレーム31に取付けられてい
る。これらは、側部、上部及び後部がモニターカバー3
3で覆われている。モニター30は、その光軸が斜め上
方、具体的には、水平面に対して10°上方を向くよ
う、モニター支持フレーム31に取付けられている。ま
た、人物カメラ10は、このカメラ10と対向する位置
に座る人物の視線レベルとその光軸とがほぼ一致するよ
う、モニター支持フレーム31に取付けられている。こ
の人物カメラ10は、視野角度72°のものを用いてい
る。モニターカバー33で覆われている部分は、モニタ
ー30の下端部がテーブル主盤91よりも上方に位置す
ることになる会議可能状態と、モニターカバー33の上
面34がテーブル主盤91と同一レベルとなりテーブル
の一部を形成する収納状態とに、変位可能に昇降機構4
0に設けられている。昇降機構40は、モニター支持フ
レーム31の一部を形成するスライドレール32と係合
する固定側レール41と、昇降用モータ42と、このモ
ータ42の回転軸に設けられているプーリ43と、ワイ
ヤ44とを有して構成されている。ワイヤ44は、その
一端がプーリ43に取付けられ、他端が固定側レール4
1の上部に設けられているローラ45を介してスライド
レール32の下端部に取付けられている。書画カメラ2
0は、図1及び図9に示すように、書画カメラ20の前
端部がモニター30の前面とほぼ同一位置になる収納状
態と、前方に突出してテーブル主盤91上に置かれた書
類等を撮影することができる書画撮像可能状態とに変位
可能に、書画カメラ前後動機構21に取付けられてい
る。この前後動機構21は、前後動用モータ22と、例
えば、ラックとピニオン等で構成されている。なお、モ
ニター30は、図9に示すように、ピクチャーチューブ
35とピクチャーチューブ駆動回路36とで構成されて
いる。また、モニター30は、図3に示すように、画面
の縦横比が9:16となるピクチャーチューブ35を使
用している。
【0011】コントロールパネル70は、図7に示すよ
うに、モニター30等、各種機器を制御する機器コント
ロール部71と、回線コントロール部75とを有してい
る。機器コントロール部71のキーとしては、モニター
30等の上下動を指示するリフトアップキー71a、ダ
ウンキー71b、ファックスを指示するファックスキー
71c、コピーを指示するコピーキー71d、人物カメ
ラ10からの画像のみを起動させる人物カメラキー71
e、人物カメラ10及び書画カメラ20を起動させる
(人物+書画)カメラキー71f、書画カメラ20のみ
を起動させる書画カメラキー71g、自身をモニター3
0に投影させるセルフモニターキー71h、カメラ1
0,20による撮影倍率を調整するズームキー71i等
を有している。また、機器コントロール部71には、本
装置の使用者を特定するためのIDカードリーダー72
等も有している。なお、IDカードリーダー72は、ユ
ーザが会議の機密性を重要視する場合に設ければよいも
ので、必ずしも必要ではない。
【0012】また、回線コントロール部75のキーとし
ては、テンキー75a、ラインオープンキー75b、電
話帳や動作モードの登録、設定、確認等を行うためのメ
ニューキー75c等を有している。さらに、回線コント
ロール部75には、内蔵マイク76と、外部マイク端子
77,77,77とが設けられている。テンキー部分
は、図8に示すように、通常、テンキーカバー78に覆
われており、使用する際に、このテンキーカバー78を
取り外してから使用することになる。コントロールパネ
ル70には、以上に説明したキーや内蔵マイク76等の
他に、図9に示すように、キー制御MPU79が設けら
れている。
【0013】ファックス60は、図7及び図8に示すよ
うに、パネル収納部92の内部で、テンキー75aの下
部に該当する位置に設けられている。パネル収納部92
の上面には、原稿挿入口93、原稿排出口94、ファッ
クス排出口95が設けられている。なお、このファック
ス60は、コピーとしての機能も有している。
【0014】制御回路部80は、図9に示すように、入
力映像を切り替えるビデオスイッチ81aと、ビデオア
ンプ81bと、ビデオ信号の符号化復合化処理を行う画
像CODEC(Coder(符号器)とDecoder
(復号器)とを合わせたもの)81cと、入力音声を切
り替えるオーディオスイッチ82aと、オーディオアン
プ82bと、エコーキャンセラー82cと、音声信号の
符号化復号化処理を行う音声CODEC82dと、ファ
ックスインターフェース83と、コンピュータやワード
プロセッサや電子黒板等との接続のためのデータインタ
ーフェース84aと、受信した通信フレーム内から、ビ
デオデータ、オーディオデータ、ファックスデータ、制
御データ等の分離や、各種データの送信通信フレーム内
への多重化を行うマルチメディア多重・分離部85と、
網インターフェース86と、主制御部87と、モータ制
御部88と、これらや各種モータ等に電力を供給する電
源回路89とを有している。また、外部入出力端子とし
て、外部映像入力端子81d、外部映像出力端子81
e、外部音声出力端子82f、外部音声入力端子82
g、データ(RS−232C)端子84b、ISDN端子8
6a、AC電源コネクタ89a等が設けられている。こ
れらの外部入出力端子は、モニター30の背面側に設け
られている。
【0015】網インターフェース86は、ISDNにIS
DN端子86aを介して接続されており、通信相手端末と
の通信チャンネルの確立等の網との間の通信制御や通信
処理を行う。
【0016】ビデオスイッチ81aは、人物カメラ1
0、書画カメラ20、外部映像入力端子81dと接続さ
れており、これらから入力するビデオ信号のうち、コン
トロールパネル70からの指示に従って、いずれかを画
像CODEC81cに出力するものである。画像COD
EC81cは、ビデオスイッチ81aから入力したビデ
オ信号を符号化してマルチメディア多重分離部85に送
る。また、画像CODEC81cは、マルチメディア多
重分離部85が分離したビデオ信号を復号化し、ビデオ
アンプ81bを介して、モニター30や外部映像出力端
子81eに出力する。したがって、外部映像出力端子8
1eに、ビデオテープレコーダを接続すれば、会議内容
を録画することもできる。また、外部映像出力端子81
eに、他のモニターを接続すれば、他の場所で会議内容
を見ることともできる。
【0017】オーディオスイッチ82bは、内蔵マイク
76、外部マイク端子77,77,77、外部音声入力
端子82gと接続されており、これらから入力する音声
信号のうち、コントロールパネル70からの指示に従っ
て、エコーキャンセラー82cを介していずれかを音声
CODEC82dに出力するものである。音声CODE
C82dは、エコーキャンセラー82cから入力した音
声信号を符号化してマルチメディア多重分離部85に出
力する。また、音声CODEC82dは、マルチメディ
ア多重分離部85が受信送信フレームより分離した音声
データを復号化して、エコーキャンセラー82c、オー
ディオアンプ82aを介して、スピーカー50又は外部
音声出力端子82fに出力する。なお、エコーキャンセ
ラー82cは、音声CODEC82dからの信号とオー
ディオスイッチ82bからの信号との間におけるエコー
キャンセリング処理を行い、通信中ハウリングを防止す
るものである。音声CODEC82d内には、リップシ
ンク機能が設けられている。一般的に、北米やヨーロッ
パでは、相手の眼や表情を見ながら会話する習慣があ
る。このため、相手の口の動きと音声とが同期していな
ければ、非常に奇異に感じられてしまう。そこで、この
リップシンク機能(相手方の口の動きと音声とを同期さ
せる機能)を搭載して、音声と画像とがズレてしまうこ
とを防止している。音声と画像とのズレは、画像COD
EC81cの処理時間と音声CODEC82dの処理時
間との差によって生じる。すなわち、画像CODEC8
1cの処理時間の方が音声CODEC82dの処理時間
よりも長いために生じる。そこで、音声CODEC82
dに、画像CODEC81cの遅延処理時間相当の遅延
補償回路(リップシンク回路)82eを設けて、音声と
画像とを同期させている。
【0018】ファックスインターフェース83には、図
示されていないがファックスデータを符号化及び復号化
するファックスCODECと、ファックスデータをファ
ックスCODECを介さずに音声CODEC82eに出
力させるかファックスCODECを介してマルチメディ
ア多重分離部85に出力させるかを振り分けるスイッチ
とが設けられている。このファックスインターフェース
83は、ファックスデータを音声信号として扱う場合、
ファックスデータを音声CODEC82dへ送り、ファ
ックスデータをそのままファックスデータとして扱う場
合、このファックスデータを符号化してからマルチマル
チメディア多重分離部85へ送る。
【0019】主制御部87は、コントロールパネル70
からの指示に従って、又は自身に内蔵されているプログ
ラムに従って、各種スイッチ81a,82a、各種イン
ターフェース83,84a,86、CODEC81c,
82d、マルチメディア多重分離部85、モータ制御部
88を制御する。なお、主制御部87には、コントロー
ルパネル70からの発呼信号及び網インターフェース8
6からの着呼信号により、昇降用モータ42を駆動させ
るようモータ制御部88に対して指示するプログラムも
内蔵されている。
【0020】なお、主制御回路部80の各回路は、CC
ITT標準に準拠した処理を行うよう構成されている。
具体的には、主制御回路部80の全体はCCITT標準
のH.320に、網インターフェース86はI.430
に、マルチメディア多重分離部85はH.221、一部
がH.242に、主制御部87はH.230、H.242
に、画像CODEC81cはH.261に、音声COD
EC82dはG.711、G.722、G.728に準拠
している。
【0021】次に、本実施例のテレビ会議装置の動作等
について説明する。テレビ会議を開催していない間は、
図10に示すように、モニター30等は、円形テーブル
90のモニター収納部96内に収納されており、モニタ
ーカバー33の上面34がテーブル主盤91と同一レベ
ルになっている。したがって、このテーブル90全体を
通常のテーブルとして使用することができる。
【0022】テレビ会議を開催する際は、まず、図5に
示すように、テレビ会議装置の回りに遮蔽パネル10
0,100を配置する。この遮蔽パネル100は、湾曲
した3枚のパネル101,102,103を有して構成
されている。遮蔽パネル100は、収納時には3枚のパ
ネル101,102,103相互が重なった状態で収納
されており、使用の際に各パネル101,102,10
3をスライドさせ広げて使用する。この遮蔽パネル10
0は、図5及び図12に示すように、会議内容が会議参
加者以外に漏れないようにするものである。さらに、モ
ニター30の背面側の遮蔽パネル100は、モニター3
0背面からの光を防いでモニター30を見易くしてい
る。また、モニター30に対向する遮蔽パネル100
は、人物カメラ100がとらえる人物の背景となってい
る。
【0023】次に、IDカードリーダー72にIDカー
ドを挿入した後、コントロールパネル70のリフトアッ
プキー71aを押して、モニター30等を上昇させ、図
1に示すような会議可能状態にする。続いて、テンキー
75aを操作して相手先の電話番号を入力し、相手先の
回線と接続する。ところで、モニター30等は、発呼信
号がコントロールパネル70から主制御部87に入力し
た場合、又は着呼信号が網インターフェース86から入
力した場合にも、主制御部87からモータ制御部88に
対して、昇降用モータ駆動指令信号が出力されて、上昇
する。なお、着呼信号によりモニター30等が上昇する
場合は、受信側のモニター30が突然上昇することにな
り、テーブル90を使用している際(会議未開催中)に
混乱をきたすことになるので、これを回避すべく、モニ
ター30等の上昇を事前に知らせるブザー等を設けるこ
とが好ましい。
【0024】次に、カメラ10等を起動させると、会議
が開催できるようになる。会議の開催中、参加者はモニ
ター30を見ることになるが、モニター30の光軸は斜
め上方を向いているので、図12に示すように、視線を
やや下げた状態でモニター30を見ることができる。一
般に、先生(モニター側)と生徒との関係のように、視
線が斜め上方を向くような場合は、非常に堅苦しい打合
せになるが、本実施例によれば、視線をやや下げた状態
でモニター30を見ることになり、リラックスした状態
で打合せすることができる。
【0025】また、モニター30は、図13(a)に示
すように、画面の縦横比が9:16であるから、画面い
っぱいに相手先の3人を写し出すことができる。すなわ
ち、画面が横方向に長いために、横方向に並んだ多くの
人物を大きく写し出すことができる。また、モニター3
0の画面内には、図13(b)に示すように、自身の画
像や、書画カメラ20でとらえた書類等も同時に写し出
すことができる。
【0026】書類等の内容を相手先に見せたい場合に
は、コントロールパネル70の(人物+書画)カメラキ
ー71f又は書画カメラキー71gを押す。すると、書
画カメラ前後動用モータ22が駆動し、図4に示すよう
に、書画カメラ20が前方に突出し、書類等を撮像でき
るようになる。
【0027】また、ある書類等をコピー又はファックス
したい場合には、書類を円形テーブル90のほぼ中央に
ある原稿挿入口93に入れ、コピーキー71d又はファ
ックスキー71cを押す。
【0028】本装置を操作するコントロールパネル70
は、テーブル90が円形で、且つその中央に設けられて
いるため、会議参加者のだれもがこれを操作することが
できる。また、テーブル90が円形であることは、本装
置の小型化にも寄与している。すなわち、例えば、図1
1(b)に示すように、円形テーブル90に沿って参加
者の三人が並ぶと、テーブルの横幅(ここでは、横幅は
人物カメラの光軸に対して垂直な方向の幅とする。)が
140cm、テーブルの奥行き(ここでは、奥行きは人
物カメラの光軸と平行な方向の幅とする。)も約140
cmで済む。これに対して、図11(a)に示すよう
に、参加者の三人が横方向に直線的に並んでしまうと、
テーブルの横幅も奥行きも大きくなってしまう。具体的
には、横幅が195cm、奥行きが165cmになる。
【0029】なお、このように、テーブルが円形である
ために、いろいろなメリットがあるが、これは本発明を
限定するものではなく、例えば、図14に示すように、
人物カメラ10の光軸に対して垂直方向に長い楕円形の
テーブル90aであっても、図15に示すように、人物
カメラ10の光軸方向に長い矩形状のテーブル90bで
あっても、図16に示すように、正方形のテーブル90
cであってもよい。
【0030】次に、本発明に係るテレビ会議装置の他の
実施例について、図17及び図18を用いて説明する。
本実施例は、人物カメラ10,10を2個設けたもので
ある。このように、人物カメラ10を複数設けることに
より、広視野を確保でき、大人数の会議にも対応するこ
とができる。但し、この場合、複数のカメラ10,10
でとらえた画像を合成する回路が必要になる。また、本
実施例では、図17に示すように、装置の移動を考慮し
て、テーブル90の下部に車輪111,111を設けて
いる。
【0031】なお、以上の各種実施例では、基本的にモ
ニター30等が昇降するものであるが、昇降機能を省
き、モニター30等が会議可能状態で固定されているも
のであってもよい。但し、この場合、装置の軽量化及び
製造コストの低減を図ることができるものの、会議未開
催時のテーブルの利用性が低下することは言うまでもな
い。また、モニター30と共に黒板(電子黒板であって
もよい。)を設けて、モニター30が収納状態の際に
は、黒板を使用できるようにして、モニター30が使用
可能状態の際には、黒板が収納されてしまうようにして
もよい。また、モニター30等の昇降機構は、前記実施
例のように電気的に駆動するものでなくとも、油圧シリ
ンダ等を用い、油圧で駆動するものであっても、手動ハ
ンドルを設け、手動で駆動するものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、テーブルの所定位置に
カメラやモニター等が予め据付られているので、これら
の設置やこれら相互の接続等の手間を省くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例のテレビ会議装置の
全体斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例のテレビ会議装置の
上面図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例のテレビ会議装置の
正面図である。
【図4】本発明に係る第1の実施例のテレビ会議装置の
側面図である。
【図5】本発明に係る第1の実施例のテレビ会議設備の
全体斜視図である。
【図6】図1におけるVI−VI線断面図である。
【図7】本発明に係る第1の実施例のコントロールパネ
ルの上面図である。
【図8】本発明に係る第1の実施例のコントロールパネ
ルの断面図である。
【図9】本発明に係る第1の実施例のテレビ会議装置の
回路ブロック図である。
【図10】本発明に係る第1の実施例の収納状態時にお
けるテレビ会議装置の全体斜視図である。
【図11】本発明に係る第1の実施例のテーブル形状の
有効性を説明するための説明図である。
【図12】本発明に係る第1の実施例のテレビ会議設備
の側面図である。
【図13】本発明に係る第1の実施例のモニターの表示
画面例を示す説明図である。
【図14】本発明に係る第2の実施例のテレビ会議装置
の全体斜視図である。
【図15】本発明に係る第3の実施例のテレビ会議装置
の全体斜視図である。
【図16】本発明に係る第4の実施例のテレビ会議装置
の全体斜視図である。
【図17】本発明に係る第5の実施例のテレビ会議装置
の正面図である。
【図18】本発明に係る第5の実施例のテレビ会議装置
の上面図である。
【図19】従来のテレビ会議装置の斜視図である。
【符号の説明】
10…人物カメラ、20…書画カメラ、21…書画カメ
ラ前後動機構、22…書画カメラ前後動用モータ、30
…モニター、33…モニターカバー、35…ピクチャー
チューブ、40…モニター昇降機構、42…モニター昇
降用モータ、50…スピーカー、60…ファックス、7
0…コントロールパネル、76…内蔵マイク、80…制
御回路部、81a…ビデオスイッチ、81b…ビデオア
ンプ、81c…画像CODEC、82a…オーディオア
ンプ、82b…オーディオスイッチ、82c…エコーキ
ャンセラー、82d…音声CODEC、83…ファック
スインターフェース、84a…データインターフェー
ス、85…マルチメディア多重・分離部、86…網イン
ターフェース、87…主制御部、88…モータ制御部、
89…電源回路、90,90a,90b,90c…テー
ブル、91…テーブル主盤、92…パネル収納部、96
…モニター収納部、100…遮蔽パネル、111…車
輪。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルとモニターとカメラとスピーカと
    マイクとこれらを制御するコントローラとを備え、 前記テーブルの周辺部に該テーブルの中央側を向くよう
    前記モニター及び前記カメラが設けられ、 前記テーブル内に、相手先との通信制御を行う通信制御
    部と、少なくとも前記カメラでとらえた画像データを符
    号化する画像データ符号化部と、相手先からの画像デー
    タを復号化する画像データ復号化部と、少なくとも前記
    マイクでとらえた音声データを符号化する音声データ符
    号化部と、相手先からの音声データを復号化する音声デ
    ータ復号化部と、前記画像データ符号化部及び音声デー
    タ符号化部からの信号を多重化して前記通信制御部に出
    力する多重化部と、前記通信制御部からの信号を分離し
    て前記画像データ復号化部及び音声データ復号化部に出
    力する分離部とが、内蔵されていることを特徴とするテ
    レビ会議装置。
  2. 【請求項2】前記カメラとして、会議参加者を主に撮像
    する人物カメラと書類を主に撮像する書画カメラとを備
    えていることを特徴とする請求項1記載のテレビ会議装
    置。
  3. 【請求項3】前記書画カメラは、前記モニターの周辺近
    傍に設けられ、 前記書画カメラが前記モニター周辺近傍に収まっている
    収納状態と、該書画カメラの少なくともレンズが前記テ
    ーブルの中央部側へ突出する撮像可能状態と該書画カメ
    ラを変位させる書画カメラ変位機構を備えていることを
    特徴とする請求項2記載のテレビ会議装置。
  4. 【請求項4】前記モニター及び前記カメラが前記テーブ
    ルの上面より上に位置する会議可能状態と、該モニター
    及び該カメラが該テーブルの上面より下に位置する収納
    状態とに該モニター及び該カメラを変位させるモニター
    変位機構を備えていることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載のテレビ会議装置。
  5. 【請求項5】前記コントローラからの発呼信号及び前記
    通信制御部からの着呼信号に基づいて、前記モニター変
    位機構を動作させる制御部を備えていることを特徴とす
    る請求項4記載のテレビ会議装置。
  6. 【請求項6】前記テーブルに、ファックス及びファック
    スデータを符号化及び復号化するファックスデータ符号
    ・復号化部が内蔵されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載のテレビ会議装置。
  7. 【請求項7】前記テーブルに、コピー及び該コピーデー
    タを符号化及び復号化するコピーデータ符号・復号化部
    が内蔵されていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5又は6記載のテレビ会議装置。
  8. 【請求項8】前記テーブルは、円形であることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のテレビ
    会議装置。
  9. 【請求項9】前記コントローラは、前記テーブルのほぼ
    中央部に設けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7又は8記載のテレビ会議装置。
  10. 【請求項10】前記モニタは、画面の縦横比が9:16
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8又は9記載のテレビ会議装置。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10記載のテレビ会議装置と、 前記テレビ会議装置の周辺に配置する遮蔽パネルとを備
    えていることを特徴とするテレビ会議設備。
JP4286465A 1992-10-23 1992-10-23 テレビ会議装置 Pending JPH06141316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4286465A JPH06141316A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 テレビ会議装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4286465A JPH06141316A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 テレビ会議装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06141316A true JPH06141316A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17704748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4286465A Pending JPH06141316A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 テレビ会議装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06141316A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6812956B2 (en) * 2001-12-21 2004-11-02 Applied Minds, Inc. Method and apparatus for selection of signals in a teleconference
US7093810B2 (en) 1999-06-11 2006-08-22 Brunswick Bowling & Billiards Corporation Table-mounted bowling scoring unit
US8879721B2 (en) 2006-03-01 2014-11-04 Sony Corporation Audio communication system
EP4124012A1 (en) * 2021-07-19 2023-01-25 Ipevo, Inc. Camera devices and systems for video conferences

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7093810B2 (en) 1999-06-11 2006-08-22 Brunswick Bowling & Billiards Corporation Table-mounted bowling scoring unit
US6812956B2 (en) * 2001-12-21 2004-11-02 Applied Minds, Inc. Method and apparatus for selection of signals in a teleconference
US8879721B2 (en) 2006-03-01 2014-11-04 Sony Corporation Audio communication system
EP4124012A1 (en) * 2021-07-19 2023-01-25 Ipevo, Inc. Camera devices and systems for video conferences

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU661928B2 (en) Teleconference system and teleconference module
CA2073921C (en) Picture codec and teleconference terminal equipment
US5550754A (en) Teleconferencing camcorder
US5541639A (en) Video conference system automatically started at reserved time
JPH11112954A (ja) テレビ電話機およびテレビ電話通信方法
TW496088B (en) Picture-phone device providing means for guiding operator's line of sight to specific direction therein
JPH0564188A (ja) テレビ会議装置
JPH06141316A (ja) テレビ会議装置
JPH05207452A (ja) テレビ会議モジュール
JPH0646413A (ja) コードレステレビ電話機
US6909452B1 (en) Remote video telephone system
KR20000031666A (ko) 화상 전화기의 프라이버시 보호장치
JP2806546B2 (ja) テレビ電話端末装置
WO2004077829A1 (en) Video conference system for mobile communication
JPH05207449A (ja) ディスクトップ型テレビ会議端末
JP3202575B2 (ja) テレビ電話装置
JPH06141314A (ja) 会議卓
JPH08331533A (ja) 公衆テレビ電話装置
KR100289437B1 (ko) 화상 전화기의 클로즈업 제어장치와 방법
JP3372045B2 (ja) テレビジョン電話装置
JPH0522720A (ja) 画像コ−デツクおよびavミ−テイング端末
JPH05284492A (ja) 画像通信端末装置
JPH06141313A (ja) テレビ会議電話台
JPH0522719A (ja) Avミ−テイング端末
JP2714246B2 (ja) テレビ通話装置